JP6157743B2 - 制御装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置、制御方法及びプログラムに関する。
住宅等に電力を供給するための電力線には、ブレーカが配設されていることが多い。このブレーカは、電力線を介して供給される電力が一定の容量を超えると、電力の供給を遮断する。これにより、過剰な電力の供給が防がれる。
ブレーカによって電力の供給が遮断されると、電力により稼働する電気機器の多くが稼働を停止してしまい、不便である。そこで、電気機器によって消費される電力の総量を、一定の容量を超えないように抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に記載の電力制御装置は、未起動の電気機器が同時に起動するための起動電力を求め、ブレーカの容量から起動電力を除いた消費可能電力を設定する。そして、この電力制御システムは、設定した消費可能電力を限度に電気機器の消費電力を調整する。
特開2011−078223号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、電気機器の各々が、小電力で起動してから電力制御装置と通信し、電力制御装置は、電気機器からの通信を受けて消費電力を調整し、調整が完了したら電気機器に動作を許可する。このため、ユーザが機器を起動してからその機器が動作するまでのタイムラグが生じるおそれがある。しかしながら、例えば調理機器が即座に動作しないと調理に支障をきたすと考えられるため、タイムラグの発生は好ましくない。したがって、調理機器に代表される特定機器を使用する際の利便性に向上の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、複数の機器の総消費電力を抑制しつつ、特定機器を使用する際の利便性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の制御装置は、複数の機器の総消費電力に関する基準値を設定する基準値設定部と、複数の機器に含まれる特定機器の消費電力の上限値を、特定機器の状態に関わらず取得する上限値取得部と、複数の機器のうち特定機器とは異なる被制御機器を制御して、被制御機器の消費電力を、基準値から上限値を減じて得た第1の差から被制御機器に配分された値以下に制限する制御部と、を備える。
本発明によれば、被制御機器の消費電力の上限値は、基準値から特定機器の消費電力の上限値を減じて得た値から配分される。すなわち、特定機器の消費電力の上限値に相当する電力が使用可能な状態で確保されるように、被制御機器の消費電力が制限される。したがって、複数の機器の総消費電力を抑制しつつ、特定機器の利便性を向上させることができる。
実施の形態1に係る制御システムの構成を示す図である。 制御装置のハードウェアの構成を示す図である。 制御装置によって調整された上限値の推移の一例を示す図である。 制御装置の機能的な構成を示す図である。 制御処理を示すフロー図である。 上限値設定処理を示すフロー図である。 状態判定処理を示すフロー図である。 基準値と総消費電力の値との関係を示す図である。 被制御機器及び特定機器に配分する消費電力の値について説明するための図である。 特定機器の上限値設定処理を示すフロー図である。 被制御機器の上限値設定処理を示すフロー図である。 実施の形態2に係る電気機器に配分する消費電力の値について説明するための図である。 実施の形態3に係る電気機器に配分する消費電力の値について説明するための図である。 実施の形態4に係る制御装置の機能的な構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
実施の形態1.
図1には、実施の形態1に係る制御システム100の構成が示されている。制御システム100は、ブレーカ41が落ちることを防ぎつつ、特定機器31が稼働するための電力を極力確保するHEMS(Home Energy Management System)である。制御システム100は、図1に示されるように、特定機器31及び被制御機器32を制御する制御装置10、住宅H1における総消費電力を計測する計測装置20、住宅H1に設置された特定機器31及び被制御機器32、並びに、制御装置10によって制御されない電気機器33を有している。
なお、図1には、特定機器31、被制御機器32、及び電気機器33の各々が1つずつ示されている。しかしながら、特定機器31、被制御機器32、及び電気機器33の各々は、複数であってもよい。また、複数の機器を1つの特定機器31として扱ってもよいし、複数の機器を1つの被制御機器32として扱ってもよい。さらに、複数の機器を1つの電気機器33として扱ってもよい。1つの電気機器33として扱われる複数の機器には、制御装置10と計測装置20とが含まれていてもよい。
計測装置20、特定機器31及び被制御機器32はいずれも、宅内ネットワークNWを介して制御装置10に接続されている。宅内ネットワークNWは、例えば、ECHONET Lite等の通信プロトコルに従って通信するためのLAN(Local Area Network)である。制御装置10、計測装置20、特定機器31及び被制御機器32の各々は、この通信プロトコルに従って信号を送受信することにより、宅内ネットワークNWを介して互いに通信する。
制御装置10は、特定機器31及び被制御機器32を制御して、特定機器31及び被制御機器32の各々によって消費される電力の上限値を調整するコンピュータである。図2には、制御装置10のハードウェアの構成が示されている。図2に示されるように、制御装置10は、プロセッサ11、主記憶部12、補助記憶部13、通信部14、入力部15、及び出力部16を有している。主記憶部12、補助記憶部13、通信部14、入力部15、及び出力部16はいずれも、内部バス17を介してプロセッサ11に接続されている。
プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)等から構成される。プロセッサ11は、補助記憶部13に記憶されるプログラムP1を実行することにより、後述の処理を実行する。プロセッサ11によって実行される処理には、特定機器31及び被制御機器32の消費電力の上限値を調整することが含まれる。なお、消費電力の上限値は、実質的に、最大限消費することが可能な電力の値を意味する。消費電力の上限値が設定されても、その上限値に相当する電力が実際に消費されるとは限らない。ただし、上限値を超えて電力を消費することは制限される。
図3には、プロセッサ11によって調整された上限値の推移が模式的に示されている。
図3中の線L3は、電気機器33によって消費されることが想定される電力の推移を示す。線L3と横軸との距離に相当する差A3は、電気機器33によって消費されることが想定される電力の値を示す。線L2は、差A3と、被制御機器32の消費電力の上限値との総和の推移を示す。ある時刻における線L2と線L3との距離に相当する差A2は、その時刻における被制御機器32の消費電力の上限値を示す。
線L1は、差A3,A2と、特定機器31の消費電力の上限値との総和の推移を示す。ある時刻における線L1と線L2との距離に相当する差A1は、その時刻における特定機器31の消費電力の上限値を示す。線L11は、差A3,A2と、特定機器31の実際の消費電力の値との総和の推移を示す。ある時刻における線L11と線L2との距離に相当する差A11は、その時刻における特定機器31の実際の消費電力の値を示す。
縦軸上に示される「基準値」は、ブレーカ41を保護するための容量を意味し、ブレーカ容量以下の値として設定される。また、値W1は、基準値から、特定機器31の定格電力を減じて得た差に相当する。特定機器31の定格電力は、制御装置10によって上限値が設定されていない状態で、特定機器31が消費しうる最大の電力値(上限値)を意味する。
図3からわかるように、上限値が調整されると、差A1,A2,A3の総和は、基準値を超えないように制限される。また、差A2,A3の総和は、値W1を超えないように極力制限される。すなわち、差A1は、おおむね特定機器31の定格電力に等しい値に設定される。ただし、被制御機器32を稼働させるために、ある程度の電力が必要な時間(13時30分〜16時30分)では、差A1が、特定機器31の定格電力より小さい値に設定される。
図2に戻り、主記憶部12は、例えばRAM(Random Access Memory)等から構成される。主記憶部12は、補助記憶部13からプログラムP1をロードする。そして、主記憶部12は、プロセッサ11の作業領域として用いられる。
補助記憶部13は、ハードディスク又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含んで構成される。補助記憶部13は、プログラムP1の他に、プロセッサ11の処理に用いられる種々のデータを記憶する。補助記憶部13に記憶されるデータには、後述の処理に用いられるフラグF1が含まれる。補助記憶部13は、プロセッサ11の指示に従って、プロセッサ11によって利用されるデータをプロセッサ11に供給し、プロセッサ11から供給されたデータを記憶する。
通信部14は、宅内ネットワークNWを介して通信するための通信インタフェース等から構成される。通信部14は、宅内ネットワークNWを介して信号を受信して、この信号に含まれるデータをプロセッサ11へ出力する。また、通信部14は、プロセッサ11から出力されたデータを含む信号を、宅内ネットワークNWを介して、例えば計測装置20、特定機器31又は被制御機器32へ送信する。
入力部15は、例えば入力キー及び静電容量方式のポインティングデバイス等から構成される。入力部15は、ユーザU1によって入力された情報を取得して、取得した情報をプロセッサ11に通知する。入力部15は、例えば、プロセッサ11の処理に用いられるパラメータの値を入力するために用いられる。
出力部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)及びスピーカ等から構成される。出力部16は、プロセッサ11の指示に従って、種々の情報をユーザU1に対して提示する。本実施の形態に係る出力部16は、入力部15を構成するポインティングデバイスと一体的に形成されることで、タッチスクリーンを構成する。
制御装置10は、以上の構成を有することで、種々の機能を発揮する。図4には、制御装置10の機能的な構成が示されている。図4に示されるように、制御装置10は、各種データを記憶する記憶部101、住宅H1内における総消費電力の値を取得する消費電力取得部102、特定機器31及び被制御機器32の状態を示す状態信号を受信する状態受信部103、消費電力の上限値を設定するためのデータを取得するデータ取得部104、基準値を設定する基準値設定部105、消費電力の上限値を設定する上限値設定部106、特定機器31及び被制御機器32を制御する制御部107、並びに、上限値が設定されたことをユーザU1に通知する通知部108を有している。
記憶部101は、消費電力取得部102によって取得された総消費電力の値と、状態受信部103によって受信された状態信号により示される特定機器31及び被制御機器32の状態と、データ取得部104によって取得された各種データとを記憶する。記憶部101は、主として補助記憶部13によって実現される。
消費電力取得部102は、計測装置20によって計測された住宅H1内における総消費電力の値を、計測装置20に対してくり返し要求することにより取得する。この要求は、例えば30秒間の周期で定期的になされる。消費電力取得部102は、主としてプロセッサ11及び通信部14の協働によって実現される。
状態受信部103は、特定機器31及び被制御機器32の各々の状態を示す状態信号を、特定機器31及び被制御機器32の各々に対してくり返し要求することにより受信する。この要求は、例えば30秒間の周期で定期的になされる。状態受信部103は、主としてプロセッサ11及び通信部14の協働によって実現される。
特定機器31及び被制御機器32の状態には、例えば、電源が投入されて稼働している稼働状態(ON)が含まれる。状態には、さらに細分化された運転モード等が含まれていてもよい。なお、特定機器31及び被制御機器32の状態には、電源が切断されていることを示す停止状態(OFF)も含まれるが、電源が切断されている特定機器31及び被制御機器32は、状態受信部103からの要求に対して応答することができないため、状態受信部103は、停止状態を示す状態信号を受信することはない。
データ取得部104は、特定機器31及び被制御機器32との通信により、特定機器31及び被制御機器32の各々の定格電力の値と、特定機器31及び被制御機器32に設定可能な上限値の範囲とを取得する。上限値の範囲は、最小及び最大の上限値を含む複数の上限値により規定されていてもよいし、最小及び最大の上限値を用いて連続的な範囲として規定されていてもよい。データ取得部104は、一度取得した定格電力の値及び上限値の範囲を、記憶部101に格納しておいて、格納後は記憶部101から取得してもよい。
また、データ取得部104は、ブレーカ41の容量と、基準値を設定するためのブレーカ保護抑制率の値とを、ユーザU1から取得する。データ取得部104は、一度取得したブレーカ41の容量及びブレーカ保護抑制率を、記憶部101に格納しておいて、格納後は記憶部101から取得してもよい。なお、ブレーカ保護抑制率の値は、ブレーカ41の容量と基準値との比率を意味する。ブレーカ保護抑制率は、工場出荷時に予め記憶部101に格納されていてもよい。データ取得部104は、主としてプロセッサ11、通信部14及び入力部15の協働によって実現される。
基準値設定部105は、データ取得部104によって取得されたブレーカ容量及びブレーカ保護抑制率に基づいて、基準値を設定する。そして、基準値設定部105は、設定した基準値を記憶部101に格納する。基準値設定部105は、主としてプロセッサ11によって実現される。
上限値設定部106は、記憶部101に記憶されたデータと、消費電力取得部102によって取得された総消費電力の値と、状態受信部103によって受信された状態信号により示される状態と、データ取得部104によって取得された特定機器31の定格電力の値と、基準値設定部105によって設定された基準値とに基づいて、特定機器31及び被制御機器32の消費電力の上限値を設定する。上限値設定部106は、主としてプロセッサ11によって実現される。
制御部107は、特定機器31及び被制御機器32の消費電力が、上限値設定部106によって設定された上限値を超えないように、特定機器31及び被制御機器32を制御する。制御部107は、主としてプロセッサ11及び通信部14の協働により実現される。
通知部108は、上限値設定部106によって特定機器31及び被制御機器32の消費電力の上限値が設定されると、特定機器31及び被制御機器32の消費電力の上限値が設定された旨をユーザU1に通知する。通知部108は、主としてプロセッサ11及び出力部16の協働により実現される。
図1に戻り、計測装置20は、商用電源40からの電力を住宅H1に給電するための電力線42に取り付けられた変流器(CT、Current Transformer)21を用いて、住宅H1における総消費電力を計測する装置である。本実施の形態では、計測装置20によって計測される総消費電力は、特定機器31、被制御機器32及び電気機器33によって消費される電力の総和に等しい。そして、計測装置20は、制御装置10からの要求に応答することにより、計測した総消費電力の値を制御装置10に通知する。
特定機器31は、例えば、発熱部を有し、定格電力が比較的大きい調理機器である。本実施の形態に係る特定機器31は、IH(Induction Heating)調理器である。ただし、特定機器31は、電子レンジ又は炊飯器であってもよい。また、特定機器31は、調理機器に限らず、例えばコンプレッサーを有する空調機器、ヒートポンプを有する電気給湯器、ヘアドライヤー、衣類乾燥機であってもよい。
本実施の形態に係る特定機器31の定格電力は、例えば5.8kWである。特定機器31は、ユーザU1によって火力が最大に設定されると、定格電力で稼働を開始する。ただし、特定機器31は、消費電力の上限値を指定するための制御コマンドを制御装置10から受信すると、指定された上限値を超えないように稼働する。例えば、特定機器31は、制御装置10によって4.0kWの上限値が指定されると、ユーザU1によって火力が最大に設定されても、4.0kWの電力のみを消費して稼働する。なお、特定機器31に指定可能な上限値の範囲は、例えば1.0kW以上5.0kW以下である。特定機器31に対して5.0kW(定格電力)の上限値が指定された場合には、実質的に、5.0kW未満の上限値の設定が解除されることとなる。
また、特定機器31は、制御装置10からの要求に応答して、現在の消費電力の値と、現在の状態とを制御装置10に通知する。
被制御機器32は、制御装置10からの制御コマンドにより消費電力の上限値を設定可能な機器である。本実施の形態では、被制御機器32の消費電力の上限値は、特定機器31に電力を融通するために設定されるため、被制御機器32は、例えば発熱部又はコンプレッサーを有し、定格電力が大きく、比較的大きい電力を融通可能な機器であることが好ましい。本実施の形態に係る被制御機器32は、空調機器である。ただし、定格電力が比較的小さい場合であっても、複数の被制御機器32を用いれば、特定機器31に電力を融通することが可能である。
本実施の形態に係る被制御機器32の定格電力は、例えば4.0kWである。被制御機器32は、制御装置10から送信された制御コマンドによって、10段階のパワーセーブレベルのうちのいずれかが指定されると、指定されたパワーセーブレベルで稼働を開始する。例えば、指定されたパワーセーブレベルをnとすると、被制御機器32は、消費電力の上限値を(4.0−n×0.3)kWとして稼働する。すなわち、被制御機器32は、パワーセーブレベル「1」が指定されると、消費電力の上限値を3.7kWとして稼働する。また、被制御機器32は、最大のパワーセーブレベル「10」が設定されると、消費電力の上限値を1.0kWとして稼働する。なお、パワーセーブレベル「0」の指定は、上限値の設定の解除を意味する。
また、被制御機器32は、制御装置10からの要求に応答して、現在の消費電力の値と、状態とを制御装置10に通知する。
なお、ユーザU1にとっての必要性に応じて、特定機器31と被制御機器32を交換してもよい。例えば、ユーザU1は、特定機器31として空調機器を指定し、被制御機器32としてIH調理器を指定してもよい。
電気機器33は、住宅H1に設置されて、電力を消費して稼働する装置である。電気機器33は、例えば、宅内ネットワークNWに接続されていない照明機器である。
なお、特定機器31、被制御機器32及び電気機器33は、同種の機器であってもよい。例えば、特定機器31は、リビングルームの空調機器であって、被制御機器32は、寝室の空調機器であって、電気機器33は、他の部屋の空調機器であってもよい。
続いて、制御装置10によって実行される一連の制御処理について、図5〜10を用いて詳細に説明する。この制御処理は、制御装置10の電源が投入されることにより開始する。
図5に示されるように、制御処理が開始すると、消費電力取得部102は、消費電力の値を取得する(ステップS1)。具体的には、消費電力取得部102は、特定機器31、被制御機器32及び電気機器33の総消費電力の値を計測装置20に対して要求することにより取得する。
次に、状態受信部103は、状態信号を受信する(ステップS2)。具体的には、状態受信部103は、特定機器31及び被制御機器32の各々に対して状態信号の送信を要求することにより、特定機器31及び被制御機器32の各々から状態信号を受信する。これにより、特定機器31及び被制御機器32の各々が稼働中であれば、特定機器31及び被制御機器32の各々が稼働状態であることが制御装置10に通知される。
次に、データ取得部104は、各種データを取得する(ステップS3)。
具体的には、データ取得部104は、特定機器31及び被制御機器32の定格電力と、特定機器31及び被制御機器32に設定可能な消費電力の上限値の範囲を、特定機器31及び被制御機器32との通信により取得する。これにより、データ取得部104は、例えば、「5.8kW」という定格電力の値と、「1.0kW以上5.8kW未満」という範囲とを、稼働中の特定機器31から取得する。また、データ取得部104は、例えば、「4.0kW」という定格電力の値と、上限値の範囲として「1.0kW、1.3kW、・・・、3.7kW」という値の集合とを、稼働中の被制御機器32から取得する。
また、データ取得部104は、記憶部101に格納されているブレーカ容量及びブレーカ保護抑制率を取得する。ただし、記憶部101にブレーカ容量又はブレーカ保護抑制率が格納されていないときには、データ取得部104は、ユーザU1に対して入力を促すことによりブレーカ容量又はブレーカ保護抑制率を取得する。これにより、データ取得部104は、例えば、「10kW」というブレーカ容量と、「0.9」というブレーカ保護抑制率とを取得する。
次に、基準値設定部105は、基準値を設定する(ステップS4)。具体的には、基準値設定部105は、ブレーカ容量にブレーカ保護抑制率を乗じることで基準値を算出する。例えば、基準値設定部105は、「10kW」というブレーカ容量と、「0.9」というブレーカ保護抑制率とを乗じることで算出した「9.0kW」という値を基準値として設定する。
次に、上限値設定部106は、上限値設定処理を実行する(ステップS5)。この上限値設定処理について、図6を用いて詳細に説明する。
図6に示されるように、上限値設定処理が開始すると、上限値設定部106は、状態判定処理を実行する(ステップS501)。この状態判定処理について、図7を用いて詳細に説明する。
図7に示されるように、状態判定処理が開始すると、上限値設定部106は、特定機器31及び被制御機器32の状態を判定する(ステップS61)。例えば、上限値設定部106は、状態受信部103による要求に対して、特定機器31からの応答が得られたときに、特定機器31の状態が稼働状態(ON)であると判定する。また、上限値設定部106は、状態受信部103による要求に対して、特定機器31からの応答が得られないまま一定時間が経過したときに(タイムオーバー)、特定機器31の状態が停止状態(OFF)であると判定する。
また、上限値設定部106は、稼働状態(ON)であると判定されていた特定機器31について、停止状態(OFF)であると新しく判定したときに、特定機器31の状態が停止状態(OFF)へ変化したと判定する。また、上限値設定部106は、停止状態(OFF)であると判定されていた特定機器31について、稼働状態(ON)であると新しく判定したときに、特定機器31の状態が稼働状態(ON)へ変化したと判定する。
さらに、上限値設定部106は、特定機器31についての状態の判定と同様にして、被制御機器32について状態を判定する。これにより、上限値設定部106は、被制御機器32が稼働状態(ON)にあるか停止状態(OFF)にあるかを判定する。また、上限値設定部106は、被制御機器32の状態が停止状態(OFF)又は稼働状態(ON)へ変化したことを判定する。
次に、上限値設定部106は、フラグF1の値が「1」であるか否かを判定する(ステップS62)。フラグF1の値が「1」ではないと判定した場合(ステップS62;No)、上限値設定部106による処理は、上限値設定処理へ戻る。
一方、フラグF1の値が「1」であると判定した場合(ステップS62;Yes)、上限値設定部106は、特定機器31と被制御機器32とのいずれかの機器の状態が停止状態へ変化したか否かを判定する(ステップS63)。
いずれかの機器の状態も停止状態へ変化していないと判定した場合(ステップS63;No)、上限値設定部106による処理は、上限値設定処理へ戻る。
一方、いずれかの機器の状態が停止状態へ変化したと判定した場合(ステップS63;Yes)、上限値設定部106は、特定機器31及び被制御機器32に対する上限値の設定を解除する(ステップS64)。例えば、上限値設定部106は、特定機器31の消費電力の上限値を定格電力(5.8kW)に設定し、被制御機器32の消費電力の上限値を定格電力(4.0kW)に設定する。その後、上限値設定部106による処理は、上限値設定処理へ戻る。
図6に戻り、状態判定処理(ステップS501)の終了後に、上限値設定部106は、総消費電力の値が基準値より大きいか否かを判定する(ステップS502)。図8には、総消費電力の値が基準値より大きい場合(A)と、総消費電力の値が基準値より大きくない場合(B)とが示されている。
総消費電力の値が基準値より大きいと判定した場合(ステップS502;Yes)、上限値設定部106は、フラグF1に「1」という値を代入する(ステップS503)。その後、上限値設定部106は、ステップS510へ処理を移行する。
一方、総消費電力の値が基準値より大きくないと判定した場合(ステップS502;No)、上限値設定部106は、被制御機器32に配分する消費電力の値と、電気機器33に配分する消費電力の値とを算出する(ステップS504)。
具体的には、上限値設定部106は、基準値から特定機器31の定格電力を減じることで、基準値と定格電力との差を算出する。例えば、「9.0kW」の基準値から「5.8kW」の定格電力を引くことで、「3.2kW」という差が算出される。この差は、図3中の値W1に相当する。そして、上限値設定部106は、この値W1を、被制御機器32に対応する値と、電気機器33に対応する値とに配分する。例えば、上限値設定部106は、図9中の(C)に示されるように、「3.2kW」の値W1を、被制御機器32に対応する「1.6kW」の値W2と、電気機器33に対応する「1.6kW」の値W3とに等分する。なお、値W2と値W3との比率は、ユーザU1が設定可能であってもよい。
次に、上限値設定部106は、被制御機器32に配分する消費電力の値が、稼働中の被制御機器32の消費電力の最小上限値より大きいか否かを判定する(ステップS505)。最小上限値は、設定可能な上限値の範囲のうち最小の値を意味する。図9には、被制御機器32に配分する値W2が、稼働中の被制御機器32の最小上限値より大きい場合(D)と、稼働中の被制御機器32の最小上限値より大きくない場合(E)とが示されている。上述した例では、被制御機器32に配分する値は、「1.6kW」であって、被制御機器32の最小上限値である「1.0kW」より大きい(図9中の(D))。ただし、稼働中の被制御機器32が2台になると、これら2台の被制御機器32に設定可能な最小の上限値は「2.0kW」となる(図9中の(E))。なお、稼働中の被制御機器32が存在しないときには、最小上限値を「0kW」とすればよい。
被制御機器32に配分する消費電力の値が、稼働中の被制御機器32の消費電力の最小上限値より大きいと判定した場合(ステップS505;Yes)、上限値設定部106は、被制御機器32に設定すべき抑制率を算出する(ステップS506)。この抑制率は、被制御機器32の消費電力の上限値が、被制御機器32に配分された消費電力の値以下におさまるように、パワーセーブレベルを決定するための割合である。この抑制率は、図9中の(D)に示されるD1,D2を用いて、D1/D2という演算により算出される。
その後、上限値設定部106は、フラグF1に「2」を代入する(ステップS507)。そして、上限値設定部106は、ステップS510へ処理を移行する。
一方、被制御機器32に配分する消費電力の値が、稼働中の被制御機器32の消費電力の最小上限値より大きくないと判定した場合(ステップS505;No)、上限値設定部106は、特定機器31の削減電力を算出する(ステップS508)。この削減電力は、総消費電力が極力、基準値以下となるように、特定機器31の消費電力の上限値を決定するための電力である。この削減電力は、図9中の(E)に示されるE1に相当する。すなわち、削減電力の値は、被制御機器32の消費電力の最小上限値から値W2を引いた値である。
その後、上限値設定部106は、フラグF1に「3」を代入する(ステップS509)。
次に、上限値設定部106は、特定機器31の上限値設定処理を実行する(ステップS510)。この特定機器31の上限値設定処理について、図10を用いて詳細に説明する。
図10に示されるように、特定機器31の上限値設定処理が開始すると、上限値設定部106は、フラグF1の値を判定する(ステップS70)。
フラグF1の値が「1」であると判定した場合(ステップS70;1)、上限値設定部106は、特定機器31の上限値を、最小上限値に設定する(ステップS71)。例えば、上限値設定部106は、特定機器31の消費電力の上限値を「1.0kW」に設定する。その後、上限値設定部106による処理は、上限値設定処理へ戻る。
フラグF1の値が「2」であると判定した場合(ステップS70;2)、上限値設定部106は、特定機器31の上限値を定格電力に設定する(ステップS72)。なお、この設定は、定格電力より小さい上限値の設定の解除に実質的に等しい。その後、上限値設定部106による処理は、上限値設定処理へ戻る。
フラグF1の値が「3」であると判定した場合(ステップS70;3)、上限値設定部106は、特定機器31の上限値を、定格電力から削減電力を除いた値に設定する(ステップS73)。すなわち、上限値設定部106は、図9中の(E)に示されるように、基準値から被制御機器32の最小上限値を減じて得た差を、特定機器31と電気機器33との各々に対応する値に配分する。これにより、総消費電力の値は、基準値以下となるように極力抑えられる。その後、上限値設定部106による処理は、上限値設定処理へ戻る。
図6に戻り、特定機器31の上限値設定処理(ステップS510)の終了後に、上限値設定部106は、被制御機器32の上限値設定処理を実行する(ステップS511)。この被制御機器32の上限値設定処理について、図11を用いて詳細に説明する。
図11に示されるように、被制御機器32の上限値設定処理が開始すると、上限値設定部106は、フラグF1の値を判定する(ステップS80)。
フラグF1の値が「1」であると判定した場合(ステップS80;1)、上限値設定部106は、被制御機器32の消費電力の上限値を、最小上限値に設定する(ステップS81)。例えば、上限値設定部106は、被制御機器32の消費電力の上限値を「1.0kW」に設定する。その後、上限値設定部106による処理は、上限値設定処理へ戻る。
フラグF1の値が「2」であると判定した場合(ステップS80;2)、上限値設定部106は、ステップS506で算出した抑制率に基づいて、被制御機器32のパワーセーブレベルを設定する(ステップS82)。これにより、被制御機器32の消費電力の上限値は、実質的に、被制御機器32に配分された消費電力の値に設定される。詳細には、この上限値が、被制御機器32に配分された消費電力の値を超えない限りにおいて最大となるように、パワーセーブレベルが設定される。その後、上限値設定部106による処理は、上限値設定処理へ戻る。
フラグF1の値が「3」であると判定した場合(ステップS80;3)、上限値設定部106は、被制御機器32の消費電力の上限値を、最小上限値に設定する(ステップS83)。これにより、図9中の(E)に示されるように、総消費電力の値は、基準値以下となるように極力抑えられる。その後、上限値設定部106による処理は、上限値設定処理へ戻る。
図6に戻り、被制御機器32の上限値設定処理(ステップS511)の終了後に、通知部108は、特定機器31及び被制御機器32の消費電力の上限値を設定した旨をユーザU1に対して通知する(ステップS512)。詳細には、通知部108は、設定した上限値をタッチスクリーンの画面上に表示する。また、通知部108は、上限値が設定される前における特定機器31及び被制御機器32の状態をユーザU1に対して通知してもよい。これにより、ユーザU1は、上限値が設定されて特定機器31と被制御機器32との稼働能力が制限された原因を把握することができる。その後、制御装置10による処理は、制御処理へ戻る。
図5に戻り、上限値設定処理(ステップS5)の終了後に、制御部107は、特定機器31及び被制御機器32に制御コマンドを送信する(ステップS6)。具体的には、制御部107は、上限値設定処理において設定された上限値を含む制御コマンドを生成して送信することにより、特定機器31及び被制御機器32に対して消費電力の上限値を指定する。これにより、制御装置10は、特定機器31及び被制御機器32の消費電力が、設定された上限値を超えることがないように、特定機器31及び被制御機器32を制御することとなる。
その後、制御装置10は、ステップS1以降の処理をくり返す。これにより、ステップS1〜S6の処理が、例えば30秒毎に実行される。
以上説明したように、本実施の形態に係る上限値設定部106は、図9中の(D)に示されるように、基準値から特定機器31の消費電力の定格電力を減じて得た値W1から、被制御機器32の消費電力を配分して上限値を設定する。すなわち、特定機器31の定格電力に相当する電力が使用可能な状態で確保されるように、被制御機器32の消費電力が制限される。これにより、ユーザU1は、おおむね、特定機器31を最大火力で即座に使用することができる。したがって、特定機器31、被制御機器32及び電気機器33の総消費電力を抑制しつつ、特定機器31の利便性を向上させることができる。
また、上限値設定部106は、図9中の(E)に示されるように、被制御機器32に配分する消費電力の値W2が、被制御機器32の消費電力の最小上限値より大きくない場合には、上限値設定部106は、被制御機器32の消費電力の上限値を最小上限値に設定するとともに、総消費電力の値が基準値以下となるように、特定機器31に消費電力を配分して上限値を設定する。これにより、ブレーカ41が極力保護される。
また、上限値設定部106は、図9に示されるように、電気機器33に消費電力を配分する。本実施の形態に係る電気機器33の消費電力は、計測装置20によって計測されない。また、電気機器33の消費電力は、ユーザU1による電気機器33の使用状況に応じて大きく変動する。しかしながら、電気機器33に適当な大きさの消費電力を配分することで、特定機器31、被制御機器32及び電気機器33を効率よく使用しつつ、ブレーカ41が落ちることを極力回避することができると考えられる。
また、上限値設定部106は、総消費電力の値が基準値を超えているときには、フラグF1を「1」に設定して、特定機器31及び被制御機器32の双方の消費電力の上限値を最小上限値に設定した。これにより、総消費電力が基準値を超える場合においてブレーカ41が落ちることを極力防ぐことができる。
また、フラグF1の値が「1」である場合において、特定機器31及び被制御機器32のいずれかの状態が停止状態へ変化したときに、上限値設定部106は、最小上限値の設定を解除した。これにより、ユーザU1は、いずれかの機器を停止させるだけで、複数の機器に対する最小上限値の設定を容易に解除することができる。
実施の形態2.
続いて、実施の形態2について、上述の実施の形態1との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。
本実施の形態に係る上限値設定部106は、電気機器33によって実際に消費されている電力の値を算出する点で、実施の形態1に係るものと異なっている。
本実施の形態において、消費電力取得部102は、特定機器31及び被制御機器32と通信することにより、特定機器31及び被制御機器32の各々の消費電力の計測値をくり返し取得する。例えば、消費電力取得部102は、30秒間の周期で定期的に計測値を取得する。
上限値設定部106は、電気機器33に配分する消費電力の値を算出する際に(図6中のステップS504)、図12中の(G)、(H)に示されるように、総消費電力の値から、特定機器31及び被制御機器32の消費電力の計測値を減じることで、電気機器33の実際の消費電力の値を算出する。そして、上限値設定部106は、電気機器33の消費電力の算出値を、電気機器33に配分する消費電力の値W3として用いる。上限値設定部106は、値W1から値W3を減じることで、被制御機器32に配分する消費電力の値W2を算出する。
以上説明したように、本実施の形態において、電気機器33に配分される消費電力は、30秒間毎に更新される計測値に基づいて算出される。これにより、電気機器33に対して適切な消費電力を配分することができる。
実施の形態3.
続いて、実施の形態3について、上述の実施の形態2との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態2と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。
本実施の形態に係る上限値設定部106は、被制御機器32の消費電力の計測値を用いない点で、実施の形態2に係るものと異なっている。
本実施の形態において、被制御機器32は、その消費電力を計測する機能を有していない。このため、消費電力取得部102は、特定機器31と通信することにより、特定機器31の消費電力の計測値を取得するが、被制御機器32の消費電力の計測値を取得しない。
上限値設定部106は、図13中の(L),(M)に示されるように、総消費電力の値から特定機器31の消費電力の計測値を減じて得た値に、予め規定された比率を乗じることで、被制御機器32の消費電力の推定値と、電気機器33の消費電力の推定値とを算出する。そして、上限値設定部106は、電気機器33の消費電力の推定値を、電気機器33に配分する消費電力の値W3として用いる。
以上説明したように、本実施の形態に係る上限値設定部106は、被制御機器32の消費電力の計測値が不明であっても、総消費電力の値と特定機器31の消費電力の計測値に基づいて、被制御機器32及び電気機器33に配分する消費電力の値を算出する。これにより、30秒間毎に更新される計測値に基づいて、被制御機器32及び電気機器33に対して消費電力を配分することができる。
実施の形態4.
続いて、実施の形態4について、上述の実施の形態1との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。
本実施の形態に係る基準値設定部105は、状況に応じて基準値を変更する点で、実施の形態1に係るものと異なっている。
図14には、本実施の形態に係る制御装置10の機能的な構成が示されている。図14に示されるように、記憶部101は、使用時間データD1、推移データD2、及び起動電力データD3を記憶している。
使用時間データD1は、特定機器31が使用される時間を示すデータであって、例えば「0時0分以降、11時0分まで」という情報である。使用時間データD1は、ユーザU1によって入力されたデータであってもよいし、過去の特定機器31の状態の推移に基づいて、状態受信部103によって作成されてもよい。
推移データD2は、総消費電力の値の推移を示すデータである。記憶部101は、消費電力取得部102から通知された総消費電力の値を、この値が取得された時刻と関連付けて蓄積することにより、推移データD2を記憶する。
起動電力データD3は、特定機器31及び被制御機器32が起動時に消費する電力の値を示すデータである。機器が起動時に消費する電力は、機器が停止状態から稼働状態へ遷移する際に消費する電力を意味し、稼働状態にある機器の消費電力とは必ずしも一致しない。起動電力データD3は、ユーザU1によって入力されたデータであってもよいし、特定機器31及び被制御機器32との通信により制御装置10によって取得されるデータであってもよい。
また、制御装置10は、図14に示されるように、状態監視部109を有している。状態監視部109は、特定機器31と被制御機器32との少なくとも一方の状態を監視する。例えば、本実施の形態に係る状態監視部109は、特定機器31の状態を監視する。
本実施の形態に係る基準値設定部105は、状態監視部109によって監視されている特定機器31の状態が停止状態であるときに、起動電力データD3を参照する。そして、基準値設定部105は、起動電力データD3により示される特定機器31の起動電力が閾値より大きいときには、基準値を一定のマージンだけ小さくする。これにより、特定機器31が起動したときにおける大電力の一時的な消費に備えて、被制御機器32の消費電力の上限値が厳しく設定される。
また、基準値設定部105は、推移データD2を参照して、推移データD2により示される総消費電力の推移に応じて基準値を設定する。例えば、基準値設定部105は、過去30日間における総消費電力の推移を平均することで、1日間における平均的な推移を得る。そして、基準値設定部105は、総消費電力の平均値が小さい時間における基準値を、総消費電力の平均値が大きい時間における基準値より大きい値に設定する。これにより、総消費電力が平均的に大きい時間では、特定機器31及び被制御機器32の稼働が厳しく制限される。
また、本実施の形態に係る上限値設定部106は、使用時間データD1を参照して、特定機器31が使用される時間に限って、特定機器31及び被制御機器32の消費電力の上限値を設定する。すなわち、上限値設定部106は、現在時刻が、使用時間データD1により示される時間に属していないときには、上限値を設定しない。これにより、特定機器31が使用されないにも関わらず、被制御機器の消費電力の上限値が設定されることを回避することができる。
なお、現在時刻が使用時間データD1により示される時間に属していないときには、上限値設定部106は、特定機器31のために使用可能な状態で確保される電力を、定格電力より小さくしてもよい。すなわち、図2中の値W1を、特定機器31の定格電力より小さい値を基準値から減じて得る値としてもよい。これにより、特定機器31が使用されない間は、被制御機器32の消費電力の制限をある程度緩和することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態によって限定されるものではない。
例えば、基準値設定部105は、ブレーカ保護抑制率に代えて、ブレーカ容量からブレーカ保護マージンを減じることで得た基準値を設定してもよい。また、基準値設定部105は、ブレーカ41の容量に関わらず、ユーザU1によって制御装置10に直接入力された値を基準値として設定してもよい。すなわち、基準値は、特定機器31、被制御機器32及び電気機器33の総消費電力に関する基準値であればよい。
また、上限値設定部106は、基準値から特定機器31の定格電力を減じて得た値W1を配分したが、これには限定されない。例えば、特定機器31の稼働状態に「弱」「中」「強」の3種類があり、ユーザU1が自主的に「強」を使用しない場合には、特定機器31の消費電力の上限値は、制御装置10によって設定されていないときであっても実質的に「中」に対応する値となる。この場合に、ユーザU1が「中」に対応する値を制御装置10に入力し、制御装置10は、入力された値を基準値から減じて得た値W1を配分してもよい。すなわち、基準値と値W1との差は、必ずしも特定機器31の定格電力と対応しなくてもよい。
また、図6中のステップS505にて、上限値設定部106は、被制御機器32に配分する値が、被制御機器32の最小上限値より大きいか否かを判定したが、これには限定されない。例えば、被制御機器32の消費電力が最小上限値(1.0kW)に設定されることがユーザU1にとって不都合となる場合がある。この場合に、上限値設定部106は、ステップS505において、被制御機器32に配分する値が閾値より大きいか否かを判定してもよい。この閾値は、例えば、ユーザU1によって制御装置10に直接入力された値である。
上記実施の形態に係る制御装置10の機能は、専用のハードウェアによっても、また、通常のコンピュータシステムによっても実現することができる。
例えば、補助記憶部13に記憶されているプログラムP1を、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムP1をコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する装置を構成することができる。
また、プログラムP1をインターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するようにしてもよい。
また、通信ネットワークを介してプログラムP1を転送しながら起動実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
さらに、プログラムP1の全部又は一部をサーバ装置上で実行させ、その処理に関する情報をコンピュータが通信ネットワークを介して送受信しながらプログラムP1を実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
なお、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロード等してもよい。
また、制御装置10の機能を実現する手段は、ソフトウェアに限られず、その一部又は全部を専用のハードウェア(回路等)によって実現してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
100 制御システム、 10 制御装置、 11 プロセッサ、 12 主記憶部、 13 補助記憶部、 14 通信部、 15 入力部、 16 出力部、 17 内部バス、 101 記憶部、 102 消費電力取得部、 103 状態受信部、 104 データ取得部、 105 基準値設定部、 106 上限値設定部、 107 制御部、 108 通知部、 109 状態監視部、 20 計測装置、 21 変流器、 31 特定機器、 32 被制御機器、 33 電気機器、 40 商用電源、 41 ブレーカ、 42 電力線、 D1 使用時間データ、 D2 推移データ、 D3 起動電力データ、 F1 フラグ、 H1 住宅、 L1,L2,L3,L11 線、 NW 宅内ネットワーク、 P1 プログラム、 U1 ユーザ。

Claims (13)

  1. 複数の機器の総消費電力に関する基準値を設定する基準値設定部と、
    前記複数の機器に含まれる特定機器の消費電力の上限値を、前記特定機器の状態に関わらず取得する上限値取得部と、
    前記複数の機器のうち前記特定機器とは異なる被制御機器を制御して、前記被制御機器の消費電力を、前記基準値から前記上限値を減じて得た第1の差から前記被制御機器に配分された値以下に制限する制御部と、を備える制御装置。
  2. 前記制御部は、前記被制御機器に配分された値が閾値より大きい場合に、前記被制御機器の消費電力を前記被制御機器に配分された値以下に制限し、前記被制御機器に配分された値が前記閾値より小さい場合に、前記被制御機器の消費電力を前記閾値以下に制限するとともに、前記特定機器を制御して、前記特定機器の消費電力を、前記基準値から前記閾値を減じて得た第2の差から前記特定機器に配分された値以下に制限する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記複数の機器は、前記特定機器と、前記被制御機器と、他の機器とから構成され、
    前記制御部は、前記被制御機器の消費電力を、前記第1の差のすべてから前記被制御機器と前記他の機器との各々に配分された値のうち前記被制御機器に配分された値以下に制限する、請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記特定機器が使用される時間を示す使用時間データを記憶する使用時間記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、現在時刻が、前記使用時間データにより示される時間に属していないときに、前記被制御機器の消費電力を制限しない、請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記特定機器が使用される時間を示す使用時間データを記憶する使用時間記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、現在時刻が、前記使用時間データにより示される時間に属していないときに、前記被制御機器の消費電力を前記基準値から前記上限値より小さい値を減じて得た第3の差から前記被制御機器に配分された値以下に制限する、請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記複数の機器の総消費電力を計測する計測装置から前記計測された総消費電力の値を取得する電力取得部をさらに備え、
    前記制御部は、前記電力取得部によって取得された総消費電力の値が前記基準値を上回ると、前記特定機器と前記被制御機器との各々の消費電力を、予め規定された範囲内の最小の値以下に制限する、請求項1から5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記特定機器と前記被制御機器との状態を示す信号をくり返し受信する状態受信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記特定機器と前記被制御機器との各々の消費電力を前記最小の値以下に制限した場合に、前記状態受信部によって受信される信号により示される前記特定機器と前記被制御機器とのいずれかの状態が停止状態へ変化したときに、前記特定機器と前記被制御機器とに対する消費電力の制限を解除する請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記基準値設定部は、前記複数の機器に電力を供給する電力線に配設されたブレーカの容量以下の値を前記基準値として設定する請求項1から7のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 前記複数の機器の総消費電力を計測する計測装置から前記計測された総消費電力の値を取得して、総消費電力の推移を示す推移データを記憶する推移記憶部をさらに備え、
    前記基準値設定部は、前記推移データにより示される総消費電力の推移に応じて前記基準値を設定する請求項1から8のいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 前記特定機器と前記被制御機器との少なくとも一方の状態を監視する状態監視部と、
    前記状態監視部によって状態が監視されている機器が起動時に消費する電力の値を示す起動電力データを記憶する起動電力記憶部と、をさらに備え、
    前記基準値設定部は、前記状態監視部によって監視されている状態が停止状態である機器についての前記起動電力データにより示される電力の値に応じて前記基準値を設定する請求項1から9のいずれか一項に記載の制御装置。
  11. 前記制御部によって前記被制御機器の消費電力が制限されると、前記被制御機器の消費電力が制限された旨をユーザに通知する通知部をさらに備える請求項1から10のいずれか一項に記載の制御装置。
  12. 基準値設定部が、複数の機器の総消費電力に関する基準値を設定し、
    上限値取得部が、前記複数の機器に含まれる特定機器の消費電力の上限値を、前記特定機器の状態に関わらず取得し
    制御部が、前記複数の機器のうち前記特定機器とは異なる被制御機器を制御して、前記被制御機器の消費電力を、前記基準値から前記上限値を減じて得た差から前記被制御機器に配分された値以下に制限する制御方法。
  13. コンピュータを、
    複数の機器の総消費電力に関する基準値を設定する基準値設定手段、
    前記複数の機器に含まれる特定機器の消費電力の上限値を、前記特定機器の状態に関わらず取得する上限値取得手段、
    前記複数の機器のうち前記特定機器とは異なる被制御機器を制御して、前記被制御機器の消費電力を、前記基準値から前記上限値を減じて得た差から前記被制御機器に配分された値以下に制限する制御手段、として機能させるためのプログラム。
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