JP6406120B2 - 抑制判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、機器における電力消費の抑制を要請する抑制情報を外部から受信し、抑制情報に基づいて機器における電力消費の抑制制御に対する許可をユーザに打診する抑制判定装置に関する。
近年、省エネルギーや地球温暖化防止等の観点から、電力消費を効率的に行うためのエネルギーマネジメントシステム(例えば、HEMS(Home Energy Management System))が注目されている。このようなエネルギーマネジメントシステムにおいて、電力会社側から電力消費の抑制が必要な抑制期間を指定する抑制情報を受信し、その抑制情報に基づいて機器の電力使用を抑制するものが提案されている(下記特許文献1参照)。
下記特許文献1に記載の技術では、抑制情報を受信すると、電力抑制に関する情報をユーザに通知したり、抑制情報に基づいて機器を省エネ状態に移行させたりすることで、電力抑制を実行している。機器を省エネ状態に移行させる場合には、利用者の意思を確認すべきものと、利用者の意思を確認しなくてもよいものとを区分するためのリストを参照するものとしている。
特開2014−124067号公報
ところで、上記リストの作成方法については上記特許文献1には特段の言及はない。もし、ユーザがリストの設定を最初からしなければいけないものとすると、ユーザが機器毎にリスト掲載可否を判断しなければならず、ユーザに過大な負担をかけるものになる。一方、リストが予め設定されているものだとすると、利用者の意思を確認せずに省エネ状態に移行させてもよいとされている機器だとしても、利用者によっては意思確認をして欲しい場合もあり、その意図が反映されるものとはならない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザに過大な負担をかけずにユーザの意図を反映させ、ユーザが使用する機器に対する電力抑制制御が可能な抑制判定装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る抑制判定装置は、機器(64,65,66,67,68)における電力消費の抑制を要請する抑制情報を外部から受信し、抑制情報に基づいて実行される機器における電力消費の抑制制御に対する許可をユーザに打診する抑制判定装置(61)であって、機器を、ユーザの指示によらず自律的に動作を実行可能な自動制御機器(64,65,66)か、ユーザからの指示に応じて動作を実行する非自動制御機器(67,68)か、に区分する区分判断を実行する対象判断部(611a)と、機器に対して抑制制御を実行するにあたって、ユーザに許可を打診する必要がある打診要状態にあるか、ユーザに許可を打診する必要がない打診不要状態にあるか、の判断である打診判断を実行し、その判断結果を出力する許可確認判断部(611b)と、を備え、許可確認判断部は、区分判断の結果に基づいて打診判断を実行するものであって、自動制御機器に対する打診判断の実行にあたって、自動制御機器に対するユーザの操作状況を判断材料に加え、抑制制御の実行がユーザの使用感に影響を与えると判断した場合に打診要状態であると判断する
本発明によれば、抑制制御の対象となる機器を、ユーザの指示によらず自律的に動作を実行可能な自動制御機器か、ユーザからの指示に応じて動作を実行する非自動制御機器かに区分し、その区分に基づいて打診不要状態か打診要状態かを判断しているので、機器の制御状況を勘案しつつユーザの意図を反映させた抑制制御が可能になる。
ユーザの指示によらず自律的に動作を実行可能な自動制御機器であっても、その自律的な動作以外の動作を実行させるため、ユーザが操作を行うことがある。自動制御機器に対して一律に打診不要状態であると判断すると、このような使用状況に対して的確に対応することができない。そこでこの好ましい態様では、抑制制御の実行がユーザの使用感に影響を与えると判断した場合に打診要状態であると判断することで、ユーザの意図を的確に反映させることができる。
本発明によれば、ユーザに過大な負担をかけずにユーザの意図を反映させ、ユーザが使用する機器に対する電力抑制制御が可能な抑制判定装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るコントローラを適用したエネルギーマネジメントシステムを説明するためのブロック図である。 図2は、図1に示されるコントローラの機能的な構成要素を説明するためのブロック図である。 図3は、図1に示されるコントローラの動作を示すフローチャートである。 図4は、図2に示される情報格納部に格納されている情報を説明するための図である。 図5は、図2に示される情報格納部に格納されている情報を説明するための図である。 図6は、図2に示される情報格納部に格納されている情報に基づいて表示される提案画面の一例である。 図7は、図2に示される情報格納部に格納されている情報に基づいて表示される提案画面の他の例である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係るコントローラ61(抑制判定装置)を含むエネルギーマネジメントシステムは、電力会社2と、管理サーバ4と、需要家6と、を備えている。図1では、情報のやり取りを破線で示し、電力のやり取りを実線で示している。
電力会社2は、電力会社サーバ21と、商用電源22と、を備えている。
電力会社サーバ21は、ネットワークNWに繋がっている。ネットワークNWには、電力会社サーバ21に加えて、管理サーバ4及びコントローラ61が繋がっている。電力会社サーバ21、管理サーバ4、及びコントローラ61はネットワークNWを通して相互に情報通信可能なように構成されている。
商用電源22は、各需要家6に電力を供給するものである。
電力会社サーバ21は、電力不足と判断された場合など、所定の条件を満たした場合に、需要家6が使用する機器における電力消費の抑制を要請する抑制情報を送信する。抑制情報は、機器を省エネ状態や電源オフ状態といった電力消費抑制状態に移行させる情報を含むものである。抑制情報は、電力消費抑制状態に移行させる開始時刻や終了時刻を含んでいる。本実施形態の場合、この送信された抑制情報は管理サーバ4が受信する。
管理サーバ4は、各需要家6が消費する電力を管理するサーバである。管理サーバ4は、各需要家が備えるコントローラ61を管理対象としている。管理サーバ4は、コントローラ61に抑制情報を送信する。管理サーバ4は、コントローラ61から各需要家6の消費電力を取得することもできる。管理サーバ4は、消費電力の情報を電力不足の判断材料として電力会社サーバ21に送信することもできる。
需要家6は、電力会社2から電力の供給を受け、このエネルギーマネジメントシステムを利用するものである。本実施形態の場合、複数の需要家6がこのエネルギーマネジメントシステムを利用しているものとし、各需要家6が備える機器構成は同一であるものとして説明する。
需要家6は、コントローラ61と、携帯端末62と、分電盤63と、蓄電池64と、車両充電器65と、給湯器66と、エアコン67と、IH調理器68と、太陽光発電装置69と、を備えている。蓄電池64、車両充電器65、給湯器66、エアコン67、及びIH調理器68は、本願発明の「機器」の一例である。
コントローラ61は、ネットワークNWを介して、管理サーバ4と通信可能に構成されている。コントローラ61は、無線又は有線を介して、分電盤63、蓄電池64、車両充電器65、給湯器66、エアコン67、IH調理器68、及び太陽光発電装置69と通信可能なように接続されている。コントローラ61は、無線を介して、携帯端末62と通信可能に接続されている。
コントローラ61は、外部に設置された管理サーバ4から抑制情報を受信すると、蓄電池64、車両充電器65、給湯器66、エアコン67、及びIH調理器68の中から、抑制情報に基づいて電力消費抑制状態に移行させる機器を選択する。コントローラ61は、電力消費抑制状態に移行させる機器を選択すると、ユーザに許可を得るべき機器か、ユーザに許可を得なくてもよい機器かを選別する。コントローラ61は、ユーザに許可を得るべき機器について、ユーザが使用する携帯端末62に許可確認情報を送信する。コントローラ61は、この許可確認情報への返信を待って対象となる機器を電力消費抑制状態に移行させる。コントローラ61は、ユーザに許可を得なくてもよい機器については、抑制情報に基づいて電力消費抑制状態に移行させる。
携帯端末62は、需要家6に所属するユーザによって所持されている情報処理端末である。この携帯端末62は、ユーザに対する情報の表示とユーザからの操作入力の受け付けを行うためのインターフェイスを有している。
分電盤63は、蓄電池64、車両充電器65、給湯器66、エアコン67、及びIH調理器68に電力を供給することができるように構成されている。分電盤63は、商用電源22及び太陽光発電装置69から供給される電力を、蓄電池64、車両充電器65、給湯器66、エアコン67、及びIH調理器68に分配している。商用電源22及び太陽光発電装置69のどちらから供給される電力を分配するかは、コントローラ61からの指示情報に基づいている。分電盤63は、蓄電池64から供給される電力を、車両充電器65、給湯器66、エアコン67、及びIH調理器68に分配することも可能である。
蓄電池64は、電力の供給を受けると充電され、必要に応じて放電可能な二次電池である。蓄電池64は、分電盤63を介して商用電源22及び太陽光発電装置69から供給される電力を電気エネルギーとして蓄える。本実施形態における蓄電池64は、供給される電力や自身の充電状態に基づいて自律的に充電されるように構成されている。従って、蓄電池64は、ユーザの指示によらず自律的に動作を実行可能な自動制御機器である。
車両充電器65は、停車中の電気自動車(不図示)に対し電力を供給し、電気エネルギーとして蓄えさせるものである。車両充電器65は、ケーブル及びアダプタ(不図示)を有している。アダプタは、電気自動車に設けられているインレットに接続される。車両充電器65は、アダプタがインレットに接続されていると、電気自動車に搭載されている二次電池に充電することができる。本実施形態における車両充電器65は、アダプタがインレットに接続され、夜間等の電気料金が安い時間帯に、自律的に電気自動車に設けられた二次電池を充電するように構成されている。従って、車両充電器65は、ユーザの指示によらず自律的に動作を実行可能な自動制御機器である。
給湯器66は、主に夜間の電力を利用して、市水を加熱して湯を沸かすことができるものである。給湯器66は、沸かした湯を貯湯タンク(不図示)に貯留させる。給湯器66は、ユーザによるバルブの操作等に応じて貯湯タンクに貯留した湯を供給する。本実施形態における給湯器66は、夜間の電力を利用して湯を沸かしているので、ユーザの指示によらず自律的に動作を実行可能な自動制御機器である。
エアコン67は、ユーザの設定した温度や湿度の条件に応じて、需要家6の居室内の空調を行う装置である。本実施形態のエアコン67は、ユーザが設定した条件に応じて空調を行うものであって、空調制御の開始や終了もユーザの指示に基づくものである。従って、エアコン67は、ユーザからの指示に応じて動作を実行する非自動制御機器である。
IH調理器68は、内部に配置されるコイルに電圧を印加し電流を発生させることで、金属製の調理器具を自己発熱させる加熱器具である。本実施形態のIH調理器68は、ユーザの操作に基づいて電圧の印加を実行するものである。従って、IH調理器68は、ユーザからの指示に応じて動作を実行する非自動制御機器である。
太陽光発電装置69は、屋上のように太陽光が当たる位置に設置されている。太陽光発電装置69は、太陽光のエネルギーを直接電力に変換することにより発電を行うものである。
本実施形態のコントローラ61は、抑制情報に基づいて実行される機器における電力消費の抑制制御に対する許可をユーザに打診するものである。コントローラ61は、この打診判断にあたって、自動制御機器か非自動制御機器かの情報を反映させると共に、ユーザの使用状況も反映させている。
図2を参照しながら、コントローラ61の機能について説明を加える。コントローラ61は、ハードウェア的な構成要素としては、CPUといった情報処理装置、ROMやRAMといった情報記憶装置、インターフェイス等を備えている。図2に示されるように、コントローラ61は、機能的な構成要素として、制御部611と、情報格納部612と、を備えている。制御部611は、対象判断部611aと、許可確認判断部611bと、を備えている。
対象判断部611aは、機器(蓄電池64、車両充電器65、給湯器66、エアコン67、IH調理器68)を、ユーザの指示によらず自律的に動作を実行可能な自動制御機器(蓄電池64、車両充電器65、給湯器66)か、ユーザからの指示に応じて動作を実行する非自動制御機器(エアコン67、IH調理器68)か、に区分する区分判断を実行する部分である。
許可確認判断部611bは、機器に対して、抑制制御を実行するにあたって、ユーザに許可を打診する必要がある打診要状態にあるか、ユーザに許可を打診する必要がない打診不要状態にあるか、の判断である打診判断を実行し、その判断結果を出力する部分である。許可確認判断部611bは、対象判断部611aの区分判断の結果に基づいて打診判断を実行する。
対象判断部611a及び許可確認判断部611bは、区分判断及び打診判断にあたって、情報格納部612に格納されている情報を用いる。情報格納部612には、機器(蓄電池64、車両充電器65、給湯器66、エアコン67、IH調理器68)が、自動制御機器(蓄電池64、車両充電器65、給湯器66)か、非自動制御機器(エアコン67、IH調理器68)かを区分する情報が格納されている(図4参照)。
許可確認判断部611bは、非自動制御機器については、打診要状態であると判断する。非自動制御機器は、ユーザからの指示に応じて動作を実行するものであるので、抑制情報が送信されたとしても、ユーザの意思を無視して抑制制御を実行するのは好ましくない。そこで本実施形態では、非自動制御機器については、打診要状態であると判断し、その情報を情報格納部612に格納している(図5参照)。
許可確認判断部611bは、自動制御機器については、打診要状態か打診不要状態であるかの打診判断の実行にあたって、自動制御機器に対するユーザの操作状況を判断材料に加えている。許可確認判断部611bは、抑制制御の実行がユーザの使用感に影響を与えると判断した場合には、打診要状態であると判断している(図5参照)。抑制制御の実行がユーザの使用感に影響を与えるとは、ユーザが自動制御機器に対して操作を行う可能性がある場合である。自動制御機器は本来自律的に動作を実行するものであるところ、ユーザがある程度操作を行っているのであれば、ユーザが所定のタイミングで操作を行う可能性がある。その場合に、何らの予告も無く抑制制御を実行してしまうと、ユーザは自己の意思とは関係のない動作を自動制御機器が実行したと感じ、使用感に影響を及ぼすことになる。本実施形態では、自動制御機器に対して所定の期間内及びタイミングでユーザが操作を行った場合に、抑制制御の実行がユーザの使用感に影響を与えるものと判断している。
続いて、対象判断部611a及び許可確認判断部611bの動作について、図3を参照しながら説明する。
ステップS01では、対象判断部611aが、全ての機器について、打診判断の実行が完了しているか(情報格納部612に格納されている情報が図5の状態になっているか)否かを判断する。対象判断部611aは、打診判断の実行が完了していると判断した場合には処理を終了する。対象判断部611aは、打診判断の実行が完了していないと判断した場合にはステップS02の処理に進む。
ステップS02では、対象判断部611aが、打診判断の実行が完了していない機器を選択する。ステップS02に続くステップS03では、対象判断部611aが、打診判断の実行が完了していない機器について自動制御機器か非自動制御機器か、に区分する区分判断を実行する。対象判断部611aは、区分判断の結果を許可確認判断部611bに出力する。
ステップS03の結果、非自動制御機器であると区分された機器については、ステップS06の処理に進む。ステップS06では、許可確認判断部611bが非自動制御機器に対して許可確認をするように、打診要状態に設定する。
ステップS04の結果、自動制御機器であると区分された機器については、ステップS04の処理に進む。ステップS04では、許可確認判断部611bが非自動制御機器に対して許可確認条件を満たすか否かを判断する。許可確認条件を満たしていれば、ステップS06の処理に進み、許可確認をするように、打診要状態に設定する。許可確認条件を満たしていなければ、ステップS05の処理に進み、許可確認をしないように、打診不要状態に設定する。ステップS05及びステップS06の処理が終了すると、ステップS01の処理に戻る。
ステップS04の許可確認条件判断においては、ユーザの自動制御機器に対する操作状況を考慮している。蓄電池64、車両充電器65、及び給湯器66といった自動制御機器であっても、ユーザからの指示に応じて動作を実行している場合もある。その場合には、自動制御機器であっても非自動制御機器と同様に、抑制情報が送信されたとしても、ユーザの意思を無視して抑制制御を実行するのは好ましくない場合があるためである。
例えば、車両充電器65については、夜間等の電気料金が安い時間帯に、自律的に電気自動車に設けられた二次電池を充電するように構成されているため、自動制御機器に区分されている。しかしながら、例えば電気自動車の充電状態が低下し、ユーザが手動操作で充電を行いたい場合もある。このようなユーザの手動操作が行われた場合には、ステップS04の判断において、車両充電器65については打診要状態であると判断する(図5参照)。ユーザが手動操作で充電を行っている場合に、抑制制御が意図せず介入すると、ユーザが本来意図する充電を行うことができず、ユーザの使用感に影響を与えるためである。
ステップS04の判断にあたっては、例えば車両充電器65に対するユーザの手動操作が、1回のみではなく何回か行われたことで、打診要状態であると判断することもできる。ユーザの手動操作が誤操作である可能性もあり、何回か(例えば3回)の手動操作が所定期間内(例えば1週間以内)に行われたことを条件とすることで、誤操作の情報を排除することができる。
図3を参照しながら説明した手順によって、図5に示される情報が設定されると、コントローラ61は、その旨の情報を携帯端末62に送信する。図6に示されるように、携帯端末62の表示部621は、抑制確認通知の要否設定を表示する。ユーザは、この情報を確認すると、表示部621に表示される「OK」をクリックする。
許可確認判断部611bは、ステップS04における自動制御機器に対する打診判断の実行にあたって、自動制御機器の使用時間帯を示す時間帯情報、ユーザが自動制御機器を操作できる場所にいるかを示す存在情報、及び前記自動制御機器の設置場所における天候を示す天候情報、の少なくとも一つの情報を含む環境情報を判断材料に加えることができる。ユーザが機器を操作する可能性を示す条件を加え、抑制制御の実行がユーザの使用感に影響を与えると判断した場合に打診要状態であると判断することができる。
時間帯情報とは、自動制御機器に対する打診判断の実行にあたって、自動制御機器の使用時間帯を示す情報である。この時間帯情報の具体例としては、朝、昼、夜といった時間帯ごとに、ユーザが自動制御機器を使用する可能性があるか否かという情報が挙げられる。ユーザが使用する可能性が高い時間帯は打診要をデフォルトとし、ユーザが使用する可能性が低い時間帯は打診不要をデフォルトとすることができる。
存在情報とは、ユーザが自動制御機器を操作できる場所にいるかを示す情報である。この存在情報の具体例としては、ユーザが在宅であるか宅外であるかという情報が挙げられる。ユーザが在宅であれば打診要をデフォルトとし、ユーザが宅外であれば打診不要をデフォルトとすることができる。
天候情報とは、自動制御機器の設置場所における天候を示す情報である。自動制御機器をユーザが使用する可能性が高いか低いかは、天候に左右される場合もあるためである。この天候情報の具体例としては、設置場所における天候が晴又は雨のときに、ユーザが自動制御機器を使用する可能性が高いか否かという情報が挙げられる。天候が雨であれば打診要をデフォルトとし、天候が晴であれば打診不要をデフォルトとすることができる。
コントローラ61は、図6を参照しながら説明した情報に代えて、図7に示される詳細情報が表示部621に表示されるように、携帯端末62に情報送信することができる。図7に示される詳細情報は、上述した時間帯情報、存在情報、天候情報で設定されたデフォルトの情報を示すものである。許可確認判断部611bは、ステップS04において、このデフォルト情報に、ユーザの手動操作の情報を加味して、打診要か打診不要かを設定することができる。例えば、図7に示される例では、車両充電器65は、朝の時間帯に打診要となっているが、一定期間内においてユーザの手動操作が朝の時間帯に行われないのであれば、打診不要とすることができる。
図6に示された標準表示とするか、図7に示された詳細表示とするかは、ユーザの設定によって切り替えてもよく、コントローラ61側で自動的に切り替えてもよい。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
例えば、上記実施形態では、本発明に係る抑制判定装置がコントローラ61である場合を説明したが、管理サーバ4や携帯端末62であってもよい。
61:コントローラ(抑制判定装置)
64:蓄電池(機器)
65:車両充電器(機器)
66:給湯器(機器)
67:エアコン(機器)
68:IH調理器(機器)
611a:対象判断部
611b:許可確認判断部

Claims (2)

  1. 機器(64,65,66,67,68)における電力消費の抑制を要請する抑制情報を外部から受信し、前記抑制情報に基づいて実行される前記機器における電力消費の抑制制御に対する許可をユーザに打診する抑制判定装置(61)であって、
    前記機器を、前記ユーザの指示によらず自律的に動作を実行可能な自動制御機器(64,65,66)か、前記ユーザからの指示に応じて動作を実行する非自動制御機器(67,68)か、に区分する区分判断を実行する対象判断部(611a)と、
    前記機器に対して前記抑制制御を実行するにあたって、前記ユーザに許可を打診する必要がある打診要状態にあるか、前記ユーザに許可を打診する必要がない打診不要状態にあるか、の判断である打診判断を実行し、その判断結果を出力する許可確認判断部(611b)と、を備え、
    前記許可確認判断部は、前記区分判断の結果に基づいて前記打診判断を実行するものであって、前記自動制御機器に対する前記打診判断の実行にあたって、前記自動制御機器に対する前記ユーザの操作状況を判断材料に加え、前記抑制制御の実行が前記ユーザの使用感に影響を与えると判断した場合に前記打診要状態であると判断する、ことを特徴とする抑制判定装置。
  2. 前記許可確認判断部は、前記自動制御機器に対する前記打診判断の実行にあたって、前記自動制御機器の使用時間帯を示す時間帯情報、前記ユーザが前記自動制御機器を操作できる場所にいるかを示す存在情報、及び前記自動制御機器の設置場所における天候を示す天候情報、の少なくとも一つの情報を含む環境情報を判断材料に加え、前記抑制制御の実行が前記ユーザの使用感に影響を与えると判断した場合に前記打診要状態であると判断する、ことを特徴とする請求項1に記載の抑制判定装置。
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