JP4779389B2 - 画像処理回路、画像処理方法、電気光学装置 - Google Patents

画像処理回路、画像処理方法、電気光学装置 Download PDF

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Description

本発明は、入力画像の拡大処理を行なう画像処理回路、画像処理方法、電気光学装置に関する。
従来より入力画像を拡大処理する画像処理装置では、拡大回路において、まず垂直補間を行う補間器が入力画像の垂直拡大処理(垂直方向の画素の間の補間画素の座標を算出する処理)を行い、また水平補間を行う補間器が入力画像の水平拡大処理(水平方向の画素の間の補間画素の座標を算出する処理)を行うか、またはその逆の順序で水平拡大処理と垂直拡大処理を行なって、拡大後の出力画像を出力している。このような画像処理装置においては、予め水平拡大処理を行なう補間器と、垂直拡大処理を行なう補間器を拡大回路に備える必要がある。また、拡大倍率は複数の水平方向と垂直方向の倍率の組合せがあるので、多くの組合せに対応させようとした場合、拡大回路に備えるべき補間器の数が増大してしまう。
例えば、図11に示すような水平方向3倍:垂直方向4倍の拡大処理を行なう拡大回路においては、水平拡大処理を行なう補間器が3つ、また垂直拡大処理を行なう補間器がそれぞれの水平拡大処理を行なう補間器からの各出力先に4つずつ必要となり、合計15個必要となる。また図12に示すような水平方向4倍:垂直方向3倍の拡大処理を行なう拡大回路においては、水平拡大処理を行なう補間器が4つ、また垂直拡大処理を行なう補間器がそれぞれの水平拡大処理を行なう補間器からの各出力先に3つずつ必要となり、合計15個必要となる。また、水平拡大率K、垂直拡大率Lとし、垂直方向の拡大→垂直方向の拡大の順序で拡大処理する拡大回路においては、図13(拡大倍率の組合せに応じて必要な補間器数を表す図)の表に示すように、必要な補間器数が異なる。そして、図13で示す拡大倍率(水平2倍×垂直5倍、水平5倍×垂直2倍、水平3倍×垂直4倍、水平4倍×垂直3倍)の組合せに全て対応できるような拡大回路(拡大順序は垂直補間処理→水平補間処理)では、図14(従来の拡大回路における補間器数を示す図)で示すように、合計24個の補間器が必要となってしまう。なお、入力画像を拡大する関連技術として特許文献1、特許文献2が公開されている。
特開2003−283815号公報 特開2001−197348号公報
しかしながら、上述の技術では、水平拡大率Kと垂直拡大率Lの組合せが多くなると、その分補間器の数が多く必要となるので、回路規模が増大してしまうという問題が発生する。
そこでこの発明は、入力画像の拡大処理において、拡大倍率の、水平拡大率と垂直拡大率の組合せが増しても、拡大回路における補間器の数を制限することのできる画像処理回路、画像処理方法、電気光学装置を提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたもので、入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理する画像処理回路であって、前記入力画像の水平方向の各2画素の間の拡大処理と、前記入力画像の垂直方向の各2画素の間の拡大処理と、のいずれかを切り替えて行う複数の補間器処理部と、前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とに基づいて、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序、または垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序のいずれかを決定する拡大順序決定処理部と、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う場合の拡大順序に必要となる前記補間器処理部の総数または、垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう場合の拡大順序に必要となる前記補間器処理部の総数のいずれかを、補間器処理部数算出式により算出する補間器処理部総数算出処理部と、前記決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向の拡大処理のいずれかの拡大倍率の数の前記補間器処理部を、当該決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間器処理部と決定し、前記補間器処理部総数までの前記決定した補間器処理部以外の他の前記補間器処理部を前記拡大順序において次に前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間器処理部と決定する、利用補間器処理部数決定処理部と、を備えることを特徴とする画像処理回路である。
本発明によれば、補間器が水平方向の拡大処理と垂直方向の拡大処理を切り替えて行なうことができる構成となっているので、指定に応じた補間器の水平拡大または垂直拡大の処理の変更が可能となり、これにより水平方向と垂直方向の各拡大倍率の複数の組合せを行なう画像処理装置において、回路規模の増大を抑制することができる。また、拡大順序を計算して、利用する補間器の数が最小となるような処理をするので、拡大処理に利用される補間器の数を抑制することができ、これにより消費電力が軽減されるという効果も得られる。
また本発明は、前記水平方向の前記拡大処理のみを行う、決められた最低の水平方向の前記拡大倍率数の水平補間器処理部と、前記垂直方向の前記拡大処理のみを行う、決められた最低の垂直方向の前記拡大倍率数の水平補間器処理部と、を備え、前記利用補間器処理部数決定処理部は、前記水平方向の拡大処理を行なう補間器処理部として、前記水平補間器処理部を優先して利用すると決定し、また前記垂直方向の拡大処理を行なう補間器処理部として、前記垂直補間器処理部を優先して利用すると決定することを特徴とする。
これにより、最低限の補間器については水平方向の拡大処理専用、または垂直方向の拡大処理専用の補間器とするので、その補間器については片方のみの拡大処理専用の回路構成とすればよい。従って、さらに、回路規模の増大を抑制することができる。
また本発明は、上述の画像処理回路において、前記拡大順序決定処理部は、前記指定された拡大倍率から水平拡大倍率と垂直拡大倍率とを読み取り比較し、水平拡大倍率が大きければ水平方向の拡大処理を最初に行い次に垂直方向の拡大処理を行なうと決定し、また垂直拡大倍率が大きければ垂直方向の拡大処理を最初に行い次に水平方向の拡大処理を行なうと決定することを特徴とする。
また本発明は、入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理する画像処理回路であって、前記入力画像の水平方向の各2画素の間の拡大処理と、前記入力画像の垂直方向の各2画素の間の拡大処理と、のいずれかを行う補間処理部と、前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とに基づいて、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序、または垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序のいずれかを決定する拡大順序決定処理部とを備え、前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とを読み取り比較し、前記水平拡大倍率が大きければ水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序に決定し、前記垂直拡大倍率が大きければ垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序に決定することを特徴とする画像処理回路である。
また本発明は、入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理し、指示に応じて前記入力画像の水平方向の各2画素の間の拡大処理と、前記入力画像の垂直方向の各2画素の間の拡大処理とのいずれかを切り替えて処理する複数の補間処理部とを備える画像処理装置における画像処理方法であって、前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とに基づいて、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序、または垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序のいずれかを決定し、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う場合の拡大順序に必要となる前記補間処理部の総数または、垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう場合の拡大順序に必要となる前記補間処理部の総数のいずれかを、補間処理部数算出式により算出し、前記決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向の拡大処理のいずれかの拡大倍率の数の前記補間処理部を、当該決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間処理部と決定し、前記補間処理部総数までの前記決定した補間処理部以外の他の前記補間処理部を前記拡大順序において次に前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間処理部と決定することを特徴とする画像処理方法である。
また本発明は、入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理する画像処理装置における画像処理方法であって、前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とを読み取り比較し、前記水平拡大倍率が大きければ水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序に決定し、前記垂直拡大倍率が大きければ垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序に決定することを特徴とする画像処理方法である。
また本発明は、入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理する画像処理装置を備えた電気光学装置であって、前記入力画像の水平方向の各2画素の間の拡大処理と、前記入力画像の垂直方向の各2画素の間の拡大処理と、のいずれかを切り替えて行う複数の補間処理部と、前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とに基づいて、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序、または垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序のいずれかを決定する拡大順序決定処理部と、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う場合の拡大順序に必要となる前記補間処理部の総数または、垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう場合の拡大順序に必要となる前記補間処理部の総数のいずれかを、補間処理部数算出式により算出する補間処理部総数算出処理部と、前記決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向の拡大処理のいずれかの拡大倍率の数の前記補間処理部を、当該決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間処理部と決定し、前記補間処理部総数までの前記決定した補間処理部以外の他の前記補間処理部を前記拡大順序において次に前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間処理部と決定する、利用補間処理部数決定処理部と、前記補間器処理部によって垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理された出力画像を表示する表示処理部と、を備えることを特徴とする電気光学装置である。
また本発明は、入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理し、指示に応じて前記入力画像の水平方向の各2画素の間の拡大処理と、前記入力画像の垂直方向の各2画素の間の拡大処理とのいずれかを切り替えて処理する複数の補間処理部とを備える画像処理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とに基づいて、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序、または垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序のいずれかを決定する処理と、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う場合の拡大順序に必要となる前記補間処理部の総数または、垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう場合の拡大順序に必要となる前記補間処理部の総数のいずれかを、補間処理部数算出式により算出する処理と、前記決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向の拡大処理のいずれかの拡大倍率の数の前記補間処理部を、当該決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間処理部と決定し、前記補間処理部総数までの前記決定した補間処理部以外の他の前記補間処理部を前記拡大順序において次に前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間処理部と決定する処理と、をコンピュータに実行させるプログラムである。
また本発明は、入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理する画像処理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とを読み取り比較し、前記水平拡大倍率が大きければ水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序に決定し、前記垂直拡大倍率が大きければ垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序に決定する処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
以下、本発明の一実施形態による画像処理装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は画像処理装置である。そして、画像処理装置1において、符号11は入力画像や拡大倍率の指定を受付けるI/F(インターフェース)である。また12は入力画像の拡大処理において水平拡大処理(水平方向への入力画像の拡大)と垂直拡大処理(垂直方向への入力画像の拡大)のどちらを先にやるかの拡大順序の決定や拡大回路における補間器の決定を行う制御部である。また13はRAM(Random Access Memory)やROM(read Only Memory)などのメモリである。また14はHDDなどの磁気記録媒体である。また15は入力画像の拡大処理を行なう拡大処理装置である。
図2は拡大処理部の構成概要を示す図である。
この図が示すように拡大処理部15は複数の補間器151(1,2,・・・H個)と、ラインメモリ152(1,2,・・・・T個)が備えられている。補間器151は、画像の水平拡大処理または垂直拡大処理のいずれか指定された処理を行なう。そして、拡大処理部15は入力画像と、作動させる補間器151の情報と、当該補間器151が水平拡大処理または垂直拡大処理のどちらを行うかを指定する情報とを受付け、これにより、それぞれの補間器151において、水平拡大処理または垂直拡大処理を行い、入力画像の拡大処理を行なう。本実施形態においては入力画像の水平方向をn、垂直方向をmとする。また拡大処理後の出力画像の水平方向をN、垂直方向をMとする。
図3は拡大処理部の詳細構成を示す図である。
この図が示すように、補間器は1,2,・・・H個備えている。そして、それぞれの補間器151は他の補間器151と相互に、またラインメモリ152と接続されている。ここで補間器151の数Hは、拡大処理部15で処理できる拡大倍率に応じて決められる数である。例えば、拡大倍率が水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lであるとすると、KとLとを比較し、Kが大きければH=K+K×Lで算出できる数の補間器151が備えられ、またLが大きければH=L+L×Kで算出できる数の補間器151がそなえられる。またK=Lであれば、どちらの算出式でもよい。なお、拡大倍率が小数点で表される場合には、小数点以下については切り上げた数をKまたはLとして算出する。例えば、拡大倍率が3.5倍の場合は、KまたはLが4となり、4.5倍のときは5として計算される。また上述したように、補間器151は、指定に応じて水平拡大処理と垂直拡大処理を切り替えて処理するが、所定の数の補間器151については、水平拡大処理または垂直拡大処理のいずれかのみを専用に行う補間器151であってもよい。この所定の数とは、水平拡大処理のみを行なう補間器151である場合には、予め決められた最低の水平方向の拡大倍率の数、垂直拡大処理のみを行なう補間器151である場合には、予め決められた最低の垂直方向の拡大倍率の数である。
図4は制御部における拡大順序決定処理と利用補間器数決定処理のフローを示す図である。
図4より、まず、制御部12は、I/F11に入力された入力画像と拡大倍率(水平拡大倍率と垂直拡大倍率)の情報を受付ける(ステップS1)。すると制御部12は、拡大倍率から水平拡大倍率Kと垂直拡大倍率Lを読み取り、KとLの数を比較する(ステップS2)。ここで制御部12は拡大順序について、Kが大きければ水平方向の拡大処理を最初に行い次に垂直方向の拡大処理を行なうと決定し、またLが大きければ垂直方向の拡大処理を最初に行い次に水平方向の拡大処理を行なうと決定する(ステップS3)。
次に、制御部13は、ステップS3において水平方向の拡大処理を最初に行い次に垂直方向の拡大処理を行なう拡大順序と決定した場合、K+K×Lにより、拡大処理に必要な補間器151の数Xを算出する。または制御部13は、ステップS3において垂直方向の拡大処理を最初に行い次に水平方向の拡大処理を行なう拡大順序と決定した場合、L+L×Kにより、拡大処理に必要な補間器151の数Xを算出する(ステップS4)。なおステップS2、ステップS3においてはKとLの数を比較し、数の少ない拡大倍率の拡大処理を先行して行なっているが、ステップS4を行なうことにより、拡大処理に必要な補間器151の少ない数を算出した拡大順序から水平方向または垂直方向のいずれかの拡大処理が最初に行なわれるかを決定するようにしても良い。
次に、制御部13は、ステップS3において水平方向の拡大処理を最初に行い次に垂直方向の拡大処理を行なう拡大順序と決定した場合、最初に拡大処理を行なう水平方向の拡大倍率の数K個の補間器151を水平方向の拡大処理を行なうために必要な補間器151と決定し、またX−Kの数の補間器151(つまり、水平方向の拡大倍率の数K個以外の、補間器総数Xに達するまでの他の補間器151)を垂直方向の拡大処理を行なう補間器151と決定する。また制御部13は、ステップS3において垂直方向の拡大処理を最初に行い次に水平方向の拡大処理を行なう拡大順序と決定した場合、最初に拡大処理を行なう垂直方向の拡大倍率の数L個の補間器151を垂直方向の拡大処理を行なうために必要な補間器151と決定し、またX−Lの数の補間器151(つまり、垂直方向の拡大倍率の数L個以外の、補間器総数Xに達するまでの他の補間器)を水平方向の拡大処理を行なう補間器151と決定する(ステップS5)。
そして制御部13は、ステップS3で決定した拡大順序の情報と、水平方向の拡大処理を行なう補間器151の数と、垂直方向の拡大処理を行なう補間器151の数とを拡大処理部15に通知する(ステップS6)。次に、拡大処理部15は、制御部13から通知を受けた、拡大順序と、水平方向の拡大処理を行なう補間器151の数と、垂直方向の拡大処理を行なう補間器151の数とに基づいて、指定された数の各補間器151を利用して拡大処理を行なう。ここで、制御部13は、拡大処理部15の備える補間器151の全てが、水平方向の拡大処理または垂直方向の拡大処理のいずれかを切り替えることができる補間器151である場合には、決定した拡大順序の拡大方向(水平または垂直)の順に、前記決定した数の補間器151それぞれに、垂直方向の拡大または水平方向の拡大を行うよう指示する。
なお、拡大処理部15が補間器151について、水平方向の拡大倍率の数の水平拡大専用の補間器151(水平方向の拡大処理のみを専用に行う補間器151)と、垂直方向の拡大倍率の数の垂直拡大専用の補間器151(垂直方向の拡大処理のみを行う補間器151)とを備えている場合、制御部13は、それらの補間器151を優先的に利用すると決定し、水平拡大または垂直拡大の処理を前記水平拡大専用または垂直拡大専用の補間器151それぞれに指示するよう拡大処理部15に通知する。このとき、水平拡大専用の補間器151や垂直拡大専用の補間器151だけでは、制御部12から指定された数の補間器に達しない場合には、水平方向の拡大処理または垂直方向の拡大処理のいずれかを切り替えることができる補間器151に水平拡大または垂直拡大の処理のいずれかを行なうよう指示する。なお、拡大処理とは、入力画像の隣り合う画素の間に新たな画素を補間して挿入することにより、拡大倍率分の入力画像の拡大を行なう処理のことを言い、例えばバイリニア補間やバイキュービック補間などが従来より用いられている。バイリリニア補間では、補間器151が水平方向の拡大処理を行なう場合には、水平方向の隣り合う画素の間に新たな画素を補完して挿入する処理(複数の挿入する画素の座標の算出)を行い、また補間器151が垂直方向の拡大処理を行なう場合には、垂直方向の隣り合う画素の間に新たな画素を補間して挿入する処理(複数の挿入する画素の座標の算出)を行う。
図5は水平方向→垂直方向の拡大順序の場合の補間器間の回路構成を示す図である。
この図が示すように、水平拡大処理→垂直拡大処理の拡大順序で拡大処理を行なう場合には、拡大処理部15は、まず水平方向の拡大処理を通知した補間器151を用いて画素の水平補間を行い、次に垂直方向の拡大処理を通知した補間器151を用いて画素の垂直補間を行う。また水平拡大処理を行なう補間器151と垂直拡大処理を行なう補間器151の間にラインメモリ152を設け、最初に水平拡大処理を行なった水平方向の入力画像の1ラインをラインメモリ152に蓄積しておき、当該蓄積したラインの各画素と、次に水平拡大処理を行った水平方向の入力画像の1ラインの各画素と、の間の垂直拡大処理が垂直拡大処理を行なう補間器151により行われる。
図6は垂直方向→水平方向の拡大順序の場合の補間器間の回路構成を示す図である。
この図が示すように、垂直拡大処理→水平拡大処理の拡大順序で拡大処理を行なう場合には、拡大処理部15では、まず垂直方向の拡大処理の指示された補間器151が画素の水平補間を行い、次に水平方向の拡大処理の指示された補間器151が画素の水平補間を行う。また垂直拡大処理を行なう補間器151と水平拡大処理を行なう補間器151の間にラインメモリを設け、最初に入力された入力画像の水平方向の1ラインをラインメモリに蓄積しておき、当該蓄積したラインの各画素と、次に入力された入力画像の水平方向の1ラインの各画素との間の垂直拡大処理を行なった後、水平方向の2ラインの各画素の間の水平拡大処理を、水平方向の拡大処理を指示された補間器151が行なう。
図7は補間器における拡大処理の概要を示す図である。
この図において(a)では垂直拡大処理を行なう4つの補間器151の処理を示している。垂直拡大処理を行なう4つの各補間器151は2つの垂直方向の入力画素の入力に対して各垂直拡大処理を行なう補間器151が1つずつ異なる出力画素の座標を算出する。そして4つの補間器151によって前記2つの入力画素の間の4つの補間画素それぞれの座標が出力される。そしてその出力がラインメモリに書込まれる。また(b)では水平拡大処理を行なう補間器151の処理を示している。水平拡大処理を行なう補間器151はラインメモリから水平方向の2画素の入力を受付けて、その2つの画素の間の補間画素の座標を算出する。そして、4つの水平拡大処理を行なう補間器153によって水平方向の4ラインについて、垂直方向の各画素の間の4つの補間画素が出力される。これにより出力画像が生成される。
図8は、水平拡大→垂直拡大の場合のラインメモリの構成を示す図である。
この図が示すように、ラインメモリは、水平拡大処理の拡大倍率の最大値がTである場合にはT個のラインメモリを備えることとなる。そして水平拡大倍率Kが最大値Tであるとき、水平拡大処理を行なうT個の補間器151それぞれから出力された補間結果が、T個のラインメモリそれぞれに同時にメモリ書込み制御部によって書込まれていき、またメモリ読出し制御部がT個のラインメモリからデータをそれぞれ読み出して同時に垂直拡大処理を行なう補間器151のそれぞれに同時に送出する。
図9は、水平方向の拡大倍率の指示がその拡大倍率の最大値Tよりも小さい場合のラインメモリの処理概要を示す図である。
この図が示すように、最大の水平拡大率Tが5倍であるとき、ラインメモリは5個備えられる。ここで5個のラインメモリをM1〜M5とする。そして入力画像の拡大について指示された水平拡大率が3倍であるとすると、水平方向の拡大処理(水平補間)を行なう補間器151が3つ指定され、そして、水平拡大処理において3つの補間器151それぞれが補間を行ない、ラインメモリM1,M2,M3と順番に書込んでいく。また次に水平拡大処理において3つの補間器151それぞれが補間を行い、ラインメモリM4,M5,M1と順番に書込んでいく。またその後の垂直拡大処理を行なう1番目の補間器151は、1番目の水平拡大処理を行なう補間器151が出力した画素を2つずつ読み込んで、垂直拡大処理を行なう。また垂直拡大処理を行なう2番目の補間器151は、2番目の水平拡大処理を行なう補間器151が出力した画素を2つずつ読み込んで、垂直拡大処理を行なう。同様に垂直拡大処理を行なう3番目の補間器151は、3番目の水平拡大処理を行なう補間器151が出力した画素を2つずつ読み込んで、垂直拡大処理を行なう。
図10は、画像処理装置を用いた電気光学装置の構成例を示す図である。
図10において、電気光学装置は、画像処理装置1と、この画像処理装置1により表示制御されるパネル100と、電圧形成回路600とを有している。そして、画像処理装置1は、プログラムされたMPUと、このMPUのワーキングメモリとなるシステムメモリ と、システムメモリと同一のアドレス空間に表示データを格納するVRAMと、画像,データ及び音声情報等を記憶する補助記憶装置と、パネル100に必要な走査スタート信号等を生成するタイミング信号発生回路と、VRAMから読み出した表示データを制御部 (制御回路)へ転送するDMAと、拡大処理部(拡大回路)とXドライバとの間に設けられた複数画素を同時に書き込めるフレームメモリであるVRAMとを有している。なお、パネル100自体が複数画素同時書込み可能である場合等はVRAMは不要である。
次にパネル100には、複数のデータ線212が列(Y)方向に延在して形成される一方、複数の走査線312が行(X)方向に延在して形成されるとともに、データ線212と走査線312との各交差に対応して画素116が形成されている。ここで、各画素116は、液晶容量118と、TFD(Thin Film Diode:薄膜ダイオード)220との直列接続からなる。なお、本実施形態にあっては、説明の便宜上、走査線312の総数を160本とし、データ線212の総数を120本として、160行×120列のマトリクス型表示装置として説明するが、本発明をこれに限定する趣旨ではない。
次に、Yドライバ350は、一般には走査線駆動回路と呼ばれるものであり、走査信号Y1、Y2、Y3、…、Y160を、それぞれ1行目、2行目、3行目、…、160行目の走査線312に供給するものである。詳細には、Yドライバ350は、160本の走査線312を後述するように1本ずつ選択して、選択した走査線312には選択電圧を、他の走査線312には非選択電圧を、それぞれ供給するものである。
また、Xドライバ250は、一般にはデータ線駆動回路と呼ばれるものであり、Yドライバ350により選択された走査線312に位置する画素116に対し、データ信号X1、X2、X3、…、X120を、表示内容に応じてそれぞれ対応するデータ線212を介して供給するものである。
ここで、制御部(制御回路)は、Xドライバ250に対して、水平走査を規定するための各種制御信号やクロック信号などを供給する一方、Yドライバ350に対して、垂直走査を規定するための各種制御信号やクロック信号などを供給するものである。さらに、制御部(制御回路)は、入力画像データDpを拡大処理部(拡大回路)に出力する。次に、拡大処理部(拡大回路)は、入力画像データDpを、拡大画像データDpixに拡大処理するものである。続いて、電圧形成回路600は、パネル100に用いられる電圧±VSと電圧±VD/2とをそれぞれ生成するものである。ここで、電圧±VSは、走査信号における選択電圧として用いられる。また、電圧±VD/2は、走査信号における非選択電圧と、データ信号におけるデータ電圧とで兼用される構成となっている。
このような電気光学装置においては、画像処理装置1で拡大処理された画像がVRAMに格納されて液晶表示装置に表示される。なお電気光学装置としては液晶表示装置の他に、例えば、エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、電気泳動表示装置、電子放出素子を用いた表示装置などがある。
以上、本実施形態による画像処理装置について説明したが、複数の補間器それぞれを水平方向と垂直方向の拡大処理を切り替えて、利用することができるので、水平方向と垂直方向の各拡大倍率の複数の組合せを行なう画像処理装置において、回路規模の増大を抑制することができる。
また、最低限の補間器については水平方向の拡大処理専用、または垂直方向の拡大処理専用の補間器とすれば、その補間器については片方のみの拡大処理専用の回路構成とすればよいので、さらに、回路規模の増大を抑制することができる。
また、本実施形態においては回路を用いて処理を行なっているが、垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と水平方向について指定を受付けた拡大倍率とを読み取り比較し、水平拡大倍率が大きければ水平方向の拡大処理を最初に行い垂直方向の拡大処理を次に行う拡大順序に決定し、垂直拡大倍率が大きければ垂直方向の拡大処理を最初に行い水平方向の拡大処理を次に行なう拡大順序に決定する処理を行なう為のプログラムを用いて、CPUにより拡大処理を行っても良い。この場合、最小の拡大処理回数で拡大処理できるようになるので、処理速度を早くすることができる。
なお、上述の画像処理装置が、内部にコンピュータシステムを有しており、上述した処理の過程が、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われるようにしてもよい。例えばプログラムを用いて、上述の補間処理部の機能を備えたCPUにより、上述の各実施形態に対応する拡大処理を行っても良い。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
本発明の一実施形態の画像処理装置の構成を示すブロック図である。 拡大処理部の構成概要を示す図である。 拡大処理部の詳細構成を示す図である。 拡大順序決定処理と利用補間器数決定処理のフローを示す図である。 水平→垂直方向の拡大順序の場合の補間器間の回路構成を示す図である。 垂直→水平方向の拡大順序の場合の補間器間の回路構成を示す図である。 補間器における拡大処理の概要を示す図である。 水平拡大→垂直拡大の場合のラインメモリの構成を示す図である。 ラインメモリの処理概要を示す図である。 画像処理装置を用いた電気光学装置の構成例を示す図である。 水平方向3倍:垂直方向4倍の拡大処理を行う拡大回路を示す図である。 水平方向4倍:垂直方向3倍の拡大処理を行う拡大回路を示す図である。 拡大倍率の組合せに応じて必要な補間器数を表す図である。 従来の拡大回路における補間器数を示す図である。
符号の説明
1・・・画像処理装置、11・・・I/F、12・・・制御部、13・・・メモリ、14・・・磁気記録媒体、15・・・拡大処理部

Claims (9)

  1. 入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理する画像処理回路であって、
    前記入力画像の水平方向の各2画素の間の拡大処理と、前記入力画像の垂直方向の各2画素の間の拡大処理と、のいずれかを切り替えて行う複数の補間器処理部と、
    前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とに基づいて、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序、または垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序のいずれかを決定する拡大順序決定処理部と、
    水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う場合の拡大順序に必要となる前記補間器処理部の総数または、垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう場合の拡大順序に必要となる前記補間器処理部の総数のいずれかを、補間器処理部数算出式により算出する補間器処理部総数算出処理部と、
    前記決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向の拡大処理のいずれかの拡大倍率の数の前記補間器処理部を、当該決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間器処理部と決定し、前記補間器処理部総数までの前記決定した補間器処理部以外の他の前記補間器処理部を前記拡大順序において次に前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間器処理部と決定する、利用補間器処理部数決定処理部と、
    を備えることを特徴とする画像処理回路。
  2. 入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理する画像処理回路であって、
    前記入力画像の水平方向の各2画素の間の拡大処理と、前記入力画像の垂直方向の各2画素の間の拡大処理と、のいずれかを切り替えて行う複数の補間器処理部と、
    前記水平方向の前記拡大処理のみを行う、決められた最低の水平方向の前記拡大倍率数の水平補間器処理部と、
    前記垂直方向の前記拡大処理のみを行う、決められた最低の垂直方向の前記拡大倍率数の垂直補間器処理部と、
    前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とに基づいて、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序、または垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序のいずれかを決定する拡大順序決定処理部と、
    水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う場合の拡大順序に必要となる前記補間器処理部、前記水平補間器処理部及び前記垂直補間器処理部の総数または、垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう場合の拡大順序に必要となる前記補間器処理部、前記水平補間器処理部及び前記垂直補間器処理部の総数のいずれかを、補間器処理部数算出式により算出する補間器処理部総数算出処理部と、
    水平方向の前記拡大処理においては、水平方向の拡大倍率の数に達するまで前記水平補間器処理部を優先しながら前記水平補間器処理部を割り当て、不足分を前記補間器処理部が水平方向の前記拡大処理を行うように決定し、垂直方向の前記拡大処理においては、垂直方向の拡大倍率の数に達するまで前記垂直補間器処理部を優先しながら前記垂直補間器処理部を割り当て、不足分を前記補間器処理部が垂直方向の前記拡大処理を行うように決定する、利用補間器処理部数決定処理部と、
    を備えることを特徴とする画像処理回路。
  3. 前記拡大順序決定処理部は、前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とを比較し、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率が大きければ水平方向の拡大処理を最初に行い次に垂直方向の拡大処理を行なうと決定し、また前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率が大きければ垂直方向の拡大処理を最初に行い次に水平方向の拡大処理を行なうと決定する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理回路。
  4. 入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理する画像処理回路であって、
    前記入力画像の水平方向の各2画素の間の拡大処理と、前記入力画像の垂直方向の各2画素の間の拡大処理と、のいずれかを切り替えて行う複数の補間処理部と、
    前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とに基づいて、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序、または垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序のいずれかを決定する拡大順序決定処理部とを備え、
    前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とを読み取り比較し、前記水平拡大倍率が大きければ水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序に決定し、前記垂直拡大倍率が大きければ垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序に決定する
    ことを特徴とする画像処理回路。
  5. 入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理し、指示に応じて前記入力画像の水平方向の各2画素の間の拡大処理と、前記入力画像の垂直方向の各2画素の間の拡大処理とのいずれかを切り替えて処理する複数の補間処理部とを備える画像処理装置における画像処理方法であって、
    前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とに基づいて、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序、または垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序のいずれかを決定し、
    水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う場合の拡大順序に必要となる前記補間処理部の総数または、垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう場合の拡大順序に必要となる前記補間処理部の総数のいずれかを、補間処理部数算出式により算出し、
    前記決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向の拡大処理のいずれかの拡大倍率の数の前記補間処理部を、当該決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間処理部と決定し、前記補間処理部総数までの前記決定した補間処理部以外の他の前記補間処理部を前記拡大順序において次に前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間処理部と決定する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  6. 入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理する画像処理装置における画像処理方法であって、
    前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とを読み取り比較し、前記水平拡大倍率が大きければ水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序に決定し、前記垂直拡大倍率が大きければ垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序に決定する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  7. 入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理する画像処理装置を備えた電気光学装置であって、
    前記入力画像の水平方向の各2画素の間の拡大処理と、前記入力画像の垂直方向の各2画素の間の拡大処理と、のいずれかを切り替えて行う複数の補間処理部と、
    前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とに基づいて、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序、または垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序のいずれかを決定する拡大順序決定処理部と、
    水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う場合の拡大順序に必要となる前記補間処理部の総数または、垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう場合の拡大順序に必要となる前記補間処理部の総数のいずれかを、補間処理部数算出式により算出する補間処理部総数算出処理部と、
    前記決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向の拡大処理のいずれかの拡大倍率の数の前記補間処理部を、当該決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間処理部と決定し、前記補間処理部総数までの前記決定した補間処理部以外の他の前記補間処理部を前記拡大順序において次に前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間処理部と決定する、利用補間処理部数決定処理部と、
    前記補間器処理部によって垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理された出力画像を表示する表示処理部と、
    を備えることを特徴とする電気光学装置。
  8. 入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理し、指示に応じて前記入力画像の水平方向の各2画素の間の拡大処理と、前記入力画像の垂直方向の各2画素の間の拡大処理とのいずれかを切り替えて処理する複数の補間処理部とを備える画像処理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と、前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とに基づいて、水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序、または垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序のいずれかを決定する処理と、
    水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う場合の拡大順序に必要となる前記補間処理部の総数または、垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう場合の拡大順序に必要となる前記補間処理部の総数のいずれかを、補間処理部数算出式により算出する処理と、
    前記決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向の拡大処理のいずれかの拡大倍率の数の前記補間処理部を、当該決定した拡大順序において最初に行う前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間処理部と決定し、前記補間処理部総数までの前記決定した補間処理部以外の他の前記補間処理部を前記拡大順序において次に前記水平方向または前記垂直方向のいずれかの拡大処理を行う補間処理部と決定する処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 入力画像の垂直方向と水平方向の指定された拡大倍率により前記入力画像を拡大処理する画像処理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記垂直方向について指定を受付けた拡大倍率と前記水平方向について指定を受付けた拡大倍率とを読み取り比較し、前記水平拡大倍率が大きければ水平方向の前記拡大処理を最初に行い垂直方向の前記拡大処理を次に行う拡大順序に決定し、前記垂直拡大倍率が大きければ垂直方向の前記拡大処理を最初に行い水平方向の前記拡大処理を次に行なう拡大順序に決定する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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