JP2006261887A - 画像処理回路、画像処理方法、電気光学装置 - Google Patents

画像処理回路、画像処理方法、電気光学装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 拡大倍率の、水平拡大率と垂直拡大率の倍率が増しても、拡大回路における補間器の数を従来にも増して削減することのできる画像処理回路を提供する。
【解決手段】 空のクロック処理を行なわせるためのダミー画素を入力画像の水平方向に付加して、水平方向の画素数N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成する。また水平補間器が変更入力画像の水平方向のラインの各画素間の水平拡大倍率の拡大処理を水平方向に行ない、当該水平方向に拡大処理された各ライン間の画素の垂直拡大倍率の拡大処理を垂直補間器が垂直方向に行なう。また待機管理処理部はダミー画素の水平方向の画素分の処理待機によって、垂直補間器が入力画像の1つについての出力を終了するまで、次の入力画像の水平補間器への入力を待機する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力画像の拡大処理を行なう画像処理回路、画像処理方法、電気光学装置に関する。
従来より入力画像を拡大処理する画像処理装置では、拡大回路において、まず垂直補間を行う補間器が入力画像の垂直拡大処理(垂直方向の画素の間の補間画素の座標を算出する処理)を行い、また水平補間を行う補間器が入力画像の水平拡大処理(水平方向の画素の間の補間画素の座標を算出する処理)を行うか、またはその逆の順序で水平拡大処理と垂直拡大処理を行なって、拡大後の出力画像を出力している。このような画像処理装置においては、予め水平拡大処理を行なう補間器と、垂直拡大処理を行なう補間器を拡大回路に備える必要がある。また、拡大倍率は複数の水平方向と垂直方向の倍率の組合せがあるので、多くの組合せに対応させようとした場合、拡大回路に備えるべき補間器の数が増大してしまう。
例えば、図12に示すような水平方向3倍:垂直方向4倍の拡大処理を行なう拡大回路においては、水平拡大処理を行なう補間器が3つ、また垂直拡大処理を行なう補間器がそれぞれの水平拡大処理を行なう補間器からの各出力先に4つずつ必要となり、合計15個必要となる。また図13に示すような水平方向4倍:垂直方向3倍の拡大処理を行なう拡大回路においては、水平拡大処理を行なう補間器が4つ、また垂直拡大処理を行なう補間器がそれぞれの水平拡大処理を行なう補間器からの各出力先に3つずつ必要となり、合計15個必要となる。また、水平拡大率K(K≧1)、垂直拡大率L(L≧1)とし、垂直方向の拡大→垂直方向の拡大の順序で拡大処理する拡大回路においては、図14の表に示すように、必要な補間器数が異なる。そして、図14で示す拡大倍率(水平2倍×垂直5倍、水平5倍×垂直2倍、水平3倍×垂直4倍、水平4倍×垂直3倍)の組合せに全て対応できるような拡大回路(拡大順序は垂直補間処理→水平補間処理)では、図15で示すように、合計24個の補間器が必要となってしまう。なお、入力画像を拡大する関連技術として特許文献1、特許文献2が公開されている。
特開2003−283815号公報 特開2001−197348号公報
しかしながら、上述の技術では、水平拡大率Kと垂直拡大率Lが多くなるにつれて、補間器の数が多くなり、その分回路規模が増大してしまうという問題が発生する。
そこでこの発明は、入力画像の拡大処理において、拡大倍率の、水平拡大率と垂直拡大率の倍率が増しても、拡大回路における補間器の数を従来にも増して削減することのできる画像処理回路、画像処理方法、電気光学装置を提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたもので、入力画像の拡大処理により出力画像を生成する指示を受付ける拡大指示受付部と、空のクロック処理を行なわせるためのダミー画素を前記入力画像の水平方向に付加して変更入力画像を生成する変更入力画像生成部と、前記変更入力画像の水平方向の各画素間の前記水平拡大倍率の拡大処理を水平方向に行なう水平補間器処理部と、前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なう垂直補間器処理部と、前記ダミー画素の水平方向の画素分の処理待機によって、前記垂直補間器処理部が前記入力画像の1つについての出力を終了するまで、次の入力画像の前記水平補間器処理部への入力を待機する待機管理処理部と、を備えることを特徴とする画像処理回路である。
これにより、ダミー画素を入力画像に付加することによって、少ない水平補間器処理部と垂直補間器処理部によって拡大処理を行なう場合の、タイミングを調整することができる。またタイミングを調整するダミー画素の挿入によって、少ない補間器により拡大回路を構成することができるので、回路規模の縮小を図ることができる。
また本発明は、前記指示が、水平方向の画素数がn、垂直方向の画素数がmの前記入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により、水平方向の画素数がN、垂直方向の画素数がMの前記出力画像を生成する指示であり、前記変更入力画像生成部において、水平方向の画素数N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成することを特徴とする。
また本発明は、前記指示が、水平方向の画素数がn、垂直方向の画素数がmの前記入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により、水平方向の画素数がN、垂直方向の画素数がMの前記出力画像を生成する指示であり、前記変更入力画像生成部において、水平方向の画素数n+N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成し、前記水平補間器処理部及び前記垂直補間器処理部は、水平/垂直補間器処理部であり、前記水平/垂直補間器処理部は、前記変更入力画像が入力された際に、当該変更入力画像の水平方向の各画素間の前記水平拡大倍率の水平方向への拡大処理の後、前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の垂直方向の拡大処理を切り替えて行なうことを特徴とする。
これにより、ダミー画素を入力画像に付加することによって、少ない水平/垂直補間器処理部によって拡大処理を行なう場合の、タイミングを調整することができる。またタイミングを調整するダミー画素の挿入によって、少ない補間器により回路を構成することができるので、回路規模の縮小を図ることができる。なお本発明は一つの補間器が水平拡大処理と垂直拡大処理を行なうような構成となるので、この点においてもさらなる回路規模の縮小を図ることができる。
また本発明は、前記水平方向に拡大処理された画素のデータを記憶し、当該水平方向に拡大処理された画素のデータを垂直方向に拡大処理するために出力する記憶部を備えることを特徴とする
また本発明は、入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により出力画像を生成する指示を受付ける拡大指示受付部と、前記入力画像の水平方向の画素のそれぞれについてK回繰り返して水平方向の拡大処理を行なう水平補間器処理部と、前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なう垂直補間器処理部と、を備えることを特徴とする
これにより一つの水平補間器によって、複数の補間器の処理を行なうような構成にしたので、さらなる回路規模の縮小を図ることができる。
また本発明は、前記垂直補間器処理部が、前記水平方向に拡大処理された画素のそれぞれについてL回繰り返して垂直方向の拡大処理を行なうことを特徴とする。
また本発明は、前記水平方向に拡大処理された画素のデータを記憶し、前記垂直補完処理部に出力する記憶部を備えることを特徴とする。
また本発明は、入力画像の拡大処理により出力画像を生成する画像処理方法において、空のクロック処理を行なわせるためのダミー画素を前記入力画像の水平方向に付加して、変更入力画像を生成し、前記変更入力画像の水平方向の各画素間の前記水平拡大倍率の拡大処理を水平方向に行ない、前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行ない、前記ダミー画素の水平方向の画素分の処理待機によって、前記垂直補間処理された前記入力画像の1つについての出力を終了するまで、次の入力画像の入力を待機することを特徴とする画像処理方法である。
また本発明は、前記画像処理における拡大処理においては、水平方向の画素数がn、垂直方向の画素数がmの前記入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により、水平方向の画素数がN、垂直方向の画素数がMの前記出力画像を生成し、前記変更入力画像を生成する際に、水平方向の画素数N、垂直方向の画素数mの前記変更入力画像を生成することを特徴とする。
また本発明は、前記画像処理における拡大処理においては、水平方向の画素数がn、垂直方向の画素数がmの前記入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により、水平方向の画素数がN、垂直方向の画素数がMの前記出力画像を生成し、前記変更入力画像を生成する際に、水平方向の画素数n+N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成し、水平/垂直補間器処理部において、前記変更入力画像の水平方向の各画素間の前記水平拡大倍率の水平方向への拡大処理の後、前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の垂直方向の拡大処理を切り替えて行うことを特徴とする。
また本発明は、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により出力画像を生成し、前記入力画像の水平方向の画素のそれぞれについてK回繰り返して水平方向の拡大処理を行ない、前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なうことを特徴とする画像処理方法である。
また本発明は、前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なう際に、前記水平方向に拡大処理された画素のそれぞれについてL回繰り返して垂直方向の拡大処理を行なうことを特徴とする。
また本発明は、前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なう際に、前記水平方向に拡大処理された画素のそれぞれについてL回繰り返して垂直方向の拡大処理を行なうことを特徴とする。
また本発明は、入力画像の拡大処理により出力画像を生成する指示を受付ける拡大指示受付部と、空のクロック処理を行なわせるためのダミー画素を前記入力画像の水平方向に付加して、変更入力画像を生成する変更入力画像生成部と、前記変更入力画像の水平方向の各画素間の前記水平拡大倍率の拡大処理を水平方向に行なう水平補間器処理部と、前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なう垂直補間器処理部と、前記ダミー画素の水平方向の画素分の処理待機によって、前記垂直補間器処理部が前記入力画像の1つについての出力を終了するまで、次の入力画像の前記水平補間器処理部への入力を待機する待機管理処理部と、を備えることを特徴とする電気光学装置である。
また本発明は、前記指示は、水平方向の画素数がn、垂直方向の画素数がmの前記入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により、水平方向の画素数がN、垂直方向の画素数がMの前記出力画像を生成する指示であり、前記変更入力画像生成部において、水平方向の画素数N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成することを特徴とする。
また本発明は、前記変更入力画像生成部において水平方向の画素数n+N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成し、前記水平補間器処理部及び前記垂直補間器処理部は、水平/垂直補間器処理部であり、前記水平/垂直補間器処理部は、前記変更入力画像が入力された際に、当該変更入力画像の水平方向の各画素間の前記水平拡大倍率の水平方向への拡大処理の後、前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の垂直方向の拡大処理を切り替えて行なうことを特徴とする電気光学装置である。
また本発明は、入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により、出力画像を生成する指示を受付ける拡大指示受付部と、前記入力画像の水平方向の画素それぞれについてK回繰り返して水平方向の拡大処理を行なう水平補間器処理部と、前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なう垂直補間器処理部と、を備えることを特徴とする電気光学装置である。
また本発明は、前記垂直補間器処理部は、前記水平方向に拡大処理された画素それぞれについてL回繰り返して垂直方向の拡大処理を行なうを備えることを特徴とする電気光学装置である。
以下、本発明の一実施形態による画像処理装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は画像処理装置である。そして、画像処理装置1において、符号11は入力画像や拡大倍率の指定を受付けるI/F(インターフェース)である。また12は空のクロック処理を行なわせるためのダミー画素を入力画像の水平方向に付加して変更入力画像を生成する処理や、拡大処理部15へ拡大処理の為の指示の処理を行なう制御部である。また13はRAM(Random Access Memory)やROM(read Only Memory)などのメモリである。また14はHDDなどの磁気記録媒体である。また15は入力画像の拡大処理を行なう拡大処理装置である。
<第1の実施形態>
図2は第1の実施形態による拡大処理部の構成概要を示す図である。
この図が示すように第1の実施形態による拡大処理部15は、4つの水平補間器151と、2つのラインメモリ152a,152bと、4つの垂直補間器153を備えている。そして水平補間器151は、画像の水平拡大処理(水平方向の2画素の間の補間画素の座標を算出する処理)を行い、垂直補間器153は垂直拡大処理(垂直方向の2画素の間の補間画素の座標を算出する処理)を行なう。またラインメモリ152a、152bには、入力された画像の水平方向の画素の1ライン分のデータが順次書込まれる(実線矢印によりラインメモリ152aに書込まれた後に、点線矢印によりラインメモリ152bに書込まれる)。図1に示した拡大処理部15は、水平拡大倍率K=4倍、垂直拡大倍率L=4倍の場合を示している。なお、水平拡大倍率K=4倍、垂直拡大倍率L=4倍の場合はそれぞれの補間器が4つずつあるが、拡大倍率が小数点で表される場合には、小数点以下については切り上げた数がKまたはLとなる。例えば、拡大倍率が3.5倍の場合は、KまたはLが4となり、4.5倍のときは5となる。
図3は補間器における処理概要を示す図である。
この図において(a)では水平補間器151の処理を示している。水平補間器151は2つの入力画素の入力に対して各水平補間器が1つずつ出力画素の座標を算出する。そして4つの水平補間器151によって前記2つの入力画素の間の4つの補間画素それぞれの座標が出力される。図3(a)においては、水平補間器151が4つ設けられているので水平方向の拡大率は4倍となる。そして画像の水平方向の1ライン目(ライン0)が水平拡大処理の後ラインメモリ152aに記録され、また次の2ライン目(ライン1)が水平拡大処理の後ラインメモリ152Bに記録される。これら1ライン目と2ライン目の間の各画素の垂直拡大処理が垂直補間器153によって終了すると、152aに書込まれていた1ライン目のデータが削除され、水平補間器151によって拡大処理された3ライン目(ライン2)の各画素が書込まれる。このようにして順次ラインメモリには画像の水平方向の各ラインの画素が書込まれる。また(b)では垂直補間器153の処理を示している。垂直補間器153はラインメモリ152a、152bからそれぞれ1つずつの画素の入力を受け、その2つの画素の間の補間画素の座標を算出する。そして、4つの垂直補間器153によって水平方向の2ラインの間における垂直方向の4つの補間画素が出力される。これにより出力画像が生成される。
図4は第1の実施形態による画像拡大処理の概要を示す図である。
次に図3を用いて第1の実施形態による画像出力装置の処理フローを説明する。
まず制御部12(拡大指示受付部)はI/F11から入力画像(水平方向の画素数がn、垂直方向の画素数がm)の水平拡大倍率K=4倍、垂直拡大倍率L=4倍の拡大指示を受付ける。すると、制御部12は、空のクロック処理を行なわせるためのダミー画素(水平方向N−n、垂直方向mの画像を示す画素)を入力画像の水平方向に付加して、水平方向の画素数N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成する(ステップS1)。そして制御部12は変更入力画像の水平方向のラインの各画素を拡大処理部15に出力して拡大処理の指示を行なう。ここでダミー画素であるか否かは、例えば画素の情報のどこかにダミー画素である旨のフラグを格納するような方法である。
拡大処理部15においては、各水平補間器151が変更入力画像の水平方向の1ライン目の画素について水平拡大処理を行なう(ステップS2)。そして、ラインメモリ152aへ書き込む(ステップS3)。次に、各水平補間器151が変更入力画像の水平方向の2ライン目の画素について水平拡大処理を行なう(ステップS4)。そして、拡大処理したデータをラインメモリ152bへ書き込む(ステップS5)。ここで、水平補間器151が2ライン目の1番目の画素と2番目の画素の間の拡大処理において補間画像の座標を算出し、ラインメモリ152bに書込んだ次のタイミングから、垂直補間器153が1ライン目と2ライン目の間の画素の垂直拡大処理を開始する(ステップS6)。この時、制御部12は2ライン目の最初の画素の水平補間器151による拡大処理からダミー画素を付加する前の基の入力画像の最後の画素の拡大処理までのタイミングと、ダミー画素分のクロック数のタイミングをカウントすることにより、2つのラインメモリ152a、152bに書込まれた1ライン目と2ライン目の画素の垂直拡大処理の終了を検出する。つまりダミー画素を付加することによって、垂直拡大処理の終了までタイミングを待機させて(待機管理処理部の処理)、次の入力画像にダミー画素を付加した変更入力画像のラインを拡大処理部15へ送出することができる。なお各補間器における拡大処理はダミー画素データに関しては行なわれず、また補間器に変更入力画像データ(ダミー画素データ)を入力しても良く、また元の入力画像データのみを入力しても良い。
そして、垂直拡大処理の終了を検出すると、制御部12は変更入力画像の3ライン目の水平拡大処理の指示を拡大処理部15に行なう(ステップS7)。この時、制御部12は、ラインメモリ152aに記録されている1ライン目の画像のデータの削除を拡大処理部15に通知する。そして1ライン目が削除された後、ラインメモリ152aへ3ライン目の水平拡大処理された画素のデータが書込まれる(ステップS8)。そして、2ライン目と3ライン目の画素の垂直拡大処理が垂直補間器153で行なわれる(ステップS9)。また4ライン目はラインメモリ152bに書込まれる。そして、上記の処理を繰り返すことにより、出力画像が生成されて出力される。
これにより、従来の水平と垂直の拡大倍率が4×4の拡大処理を行なう画像処理装置1において、補間器の数が8つとなり、拡大処理部自体の規模を削減できるという効果が得られる。またダミー画素を入力画像に付加することによって、少ない補間器によって上述の拡大処理を行なう際のタイミングを調整することができる。
<第2の実施形態>
図5は第2の実施形態による拡大処理部の構成概要を示す図である。
この図が示すように第2の実施形態による拡大処理部15は、4つの水平/垂直補間器154と、2つのラインメモリ152a,152bと、を備えている。そして水平/垂直補間器154は、画像の水平拡大処理と、垂直拡大処理を切り替えて行なう。またラインメモリ152a、152bには、入力された画像の水平方向の画素の1ライン分のデータが書込まれる。なお図5に示した拡大処理部15は、水平拡大倍率K=4倍、垂直拡大倍率L=4倍の場合を示している。
図6は第2の実施形態による画像拡大処理の概要を示す図である。
次に図6を用いて第2の実施形態による画像出力装置の処理フローを説明する。
まず制御部12はI/F11から入力画像(水平方向の画素数がn、垂直方向の画素数がm)の水平拡大倍率K=4倍、垂直拡大倍率L=4倍の拡大指示を受付ける。すると、制御部12は、空のクロック処理を行なわせるためのダミー画素(水平方向N、垂直方向mの画像を示す画素)を入力画像の水平方向に付加して、水平方向の画素数n+N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成する(ステップS10)。そして制御部12は変更入力画像の水平方向のラインの各画素を拡大処理部15に出力して拡大処理の指示を行なう。
拡大処理部15においては、各水平/垂直補間器154が変更入力画像の水平方向の1ライン目(ライン0)の画素について水平拡大処理を行なう(ステップS11)。そして、ラインメモリ152aへ書き込む(ステップS12)。次に、各水平/垂直補間器154が変更入力画像の水平方向の2ライン目(ライン1)の画素について水平拡大処理を行なう(ステップS13)。そして、拡大処理したデータをラインメモリ152bへ書き込む(ステップS14)。ここで、水平/垂直補間器154が2ライン目のn−1番目の画素とn番目の画素の間の拡大処理において補間画像の座標を算出し、ラインメモリ152bに記録した次のタイミングから、水平/垂直補間器154がラインメモリ152a、152bにそれぞれ記録された1ライン目と2ライン目の間の画素の垂直拡大処理を開始する(ステップS15)。この時、制御部12は2ライン目のダミー画素分のクロック数のタイミングをカウントすることにより、2つのラインメモリ152a、152bに書込まれた1ライン目と2ライン目の画素の垂直拡大処理の終了を検出する。つまりダミー画素を付加することによって、垂直拡大処理の終了までタイミングをずらして、次の入力画像にダミー画素を付加した変更入力画像のラインを拡大処理部15へ送出することができる。
そして、垂直拡大処理の終了を検出すると、制御部12は変更入力画像の3ライン目(ライン2)の水平拡大処理の指示を拡大処理部15に行なう(ステップS16)。この時、制御部12は、ラインメモリ152aに記録されている1ライン目の画像のデータの削除を拡大処理部15に通知する。そして1ライン目が削除された後、ラインメモリ152aへ3ライン目の水平拡大処理された画素のデータがラインメモリ152aに書込まれる(ステップS17)。そして、2ライン目と3ライン目の垂直拡大処理が水平/垂直補間器154で行なわれる(ステップS18)。また4ライン目(ライン3)はラインメモリ152bに書込まれる。そして、以降、上記処理を繰り返すことにより、出力画像が生成されて出力される。
これにより、従来の水平と垂直の拡大倍率が4×4の拡大処理を行なう画像処理装置1において、補間器の数が4つとなり、拡大処理部自体の規模を削減できるという効果が得られる。またダミー画素を入力画像に付加することによって、少ない補間器によって上述の拡大処理を行なう際のタイミングを調整することができる。
<第3の実施形態>
図7は第3の実施形態による拡大処理部の処理フローを示す第1の図である。
第3の実施形態は、第1の実施形態や第2の実施形態において入力画像に付加したダミー画素として該入力画像の次のフレームの入力画像を適用する場合の処理について示している。
ダミー画素において、次のフレームの入力画像を用いる事により、単にダミー画素を付加しただけの第1、第2の実施形態に比べて、より有用な処理が行なえるようになる。図7においては、シーン検出に利用される際の例を示している。上記第1、第2の実施形態の処理の中で、制御部12は変更入力画像の生成の際のダミー画素の付加の際に、例えば入力画像がフレーム0の画像である場合ダミー画素として次の処理フレームであるフレーム1を付加する。なおフレーム1だけの付加だけではダミー画素の全体の付加に足りない場合には第1、第2実施形態と同様のダミー画素を追加して付加する。そしてこの変更入力画像を拡大処理部15に入力させる前に、シーン検出処理部(制御部12においてシーン検出してもよい)などに入力する。シーン検出処理部においては、フレーム0とフレーム1の各画素の輝度の平均を比較して、所定の閾値以上、平均輝度の値が離れている場合にはシーンが変更されたと検出し、その検出を他の処理に利用する。このようにダミー画素が単なるダミーでなく、他の処理に利用できるようなダミー画素にすることで、シーン検出などの他の処理を行なうことができるようになる。なおシーン検出に関する技術が特開2004−282376、特開2004−282377で公開されている。
<第4の実施形態>
図8は第4の実施形態による拡大処理部の構成概要を示す図である。
この図が示すように第4の実施形態による拡大処理部15は、1つの水平補間器151と、4つの垂直補間器153と、2つのラインメモリ152a,152bと、を備えている。ここで、本実施形態による水平補間器151は、制御部12からの制御により、入力画像の水平方向の画素のラインそれぞれについて、K(=水平拡大倍率の数)回繰り返して水平方向の拡大処理を行なう。より詳細には、水平方向の拡大倍率が4倍であった場合、入力画像の1ライン目の各画素が1番目〜n番目まであるとすると、1番目からn番目の各2画素間の水平拡大処理を行い(1回目)、次にn番目から1番目の各2画素間の水平拡大処理を1回目とは逆方向に行い(2回目)、次に1番目からn番目の各2画素間の水平拡大処理を1回目と同じ方向で行い(3回目)、次にn番目から1番目の各2画素間の水平拡大処理を2回目と同じ方向(3回目と逆方向)で行う(4回目)。これにより、1つのラインについて4回のそれぞれ拡大処理を行うことで、1ラインにおける各2画素間の異なる補間画素の座標の算出を4回行って、2つの入力画素の間を補間する4つの出力画素を算出し、ラインメモリ152aへ書き込む。そして他の実施形態と同様に、入力画像の1ライン目の画素がラインメモリ152aへ、また2ライン目の画素がラインメモリ152bへ書込まれた後、実施形態1の垂直補間器153の処理と同様に垂直拡大処理が行なわれて出力画像が出力される。
図9は第4の実施形態における拡大処理の処理概要を示す図である。
この図においては入力画像の画素を白丸、補間器により算出した画素を黒丸で示している。そしてこの図が示すように、入力画像のラインの1番目の画素(画素0)と2番目の画素(画素1)との間の4つの補間画素については、1回目〜4回目の水平拡大処理で水平補間器151によりそれぞれ算出される。また、図9の(c)に各画素(画素の番号として0〜7を付している)の水平拡大処理の順番が表されている。また(d)には、それぞれの回の水平拡大処理において算出された補間画素の出力画像における番号を表示している。そして、このような処理により、1つの水平補間器151によって、4つの水平補間器151の代わりの処理をすることができ、さらに拡大処理部自体の規模を削減できるという効果が得られる。
図10は第5の実施形態による拡大処理部の構成概要を示す図である。
第5の実施形態は、第4の実施形態の処理に加え、垂直補間器153の垂直拡大処理においても、第4の処理における水平補間器151の水平拡大処理と同様の処理を行なう方法である。
この図が示すように第5の実施形態による拡大処理部15は、1つの水平補間器151と、1つの垂直補間器153と、2つのラインメモリ152a,152bと、を備えている。
ここで、第5の実施形態による補間器151は、第4の実施形態同様に、制御部12からの制御により、入力画像の水平方向の画素のラインそれぞれについて、K(=水平拡大倍率の数)回繰り返して水平方向の拡大処理を行なう。つまり、水平方向の拡大倍率が4倍であった場合、入力画像の1ライン目の各画素が1番目〜n番目まであるとすると、1番目からn番目の各2画素間の水平拡大処理を行い(1回目)、次にn番目から1番目の各2画素間の水平拡大処理を1回目とは逆方向に行い(2回目)、次に1番目からn番目の各2画素間の水平拡大処理を1回目と同じ方向で行い(3回目)、次にn番目から1番目の各2画素間の水平拡大処理を2回目と同じ方向(3回目と逆方向)で行う(4回目)。これにより、1つのラインについて4回のそれぞれ拡大処理を行うことで、1ラインにおける各2画素間の異なる補間画素の座標の算出を4回行って、2つの入力画素の間を補間する4つの出力画素を算出し、ラインメモリ152aへ書き込む。
また垂直補間器153は、制御部12からの制御により、ラインメモリ152aとラインメモリ152bに書込まれた画素のラインそれぞれについて、水平補間器151の処理と同様に、垂直方向にL(=垂直拡大倍率の数)回繰り返して垂直方向の拡大処理を行なう。そして垂直拡大処理が行なわれて出力画像が出力される。これにより、垂直補間器153についても、1つの垂直補間器153によって、4つの垂直補間器153の代わりの処理をすることができ、さらに拡大処理部自体の規模を削減できるという効果が得られる。
図11は、画像処理装置を用いた電気光学装置の構成例を示す図である。
図10において、電気光学装置は、画像処理装置1と、この画像処理装置1により表示制御されるパネル100と、電圧形成回路600とを有している。そして、画像処理装置1は、プログラムされたMPUと、このMPUのワーキングメモリとなるシステムメモリ と、システムメモリと同一のアドレス空間に表示データを格納するVRAMと、画像,データ及び音声情報等を記憶する補助記憶装置と、パネル100に必要な走査スタート信号等を生成するタイミング信号発生回路と、VRAMから読み出した表示データを制御部 (制御回路)へ転送するDMAと、拡大処理部(拡大回路)とXドライバとの間に設けられた複数画素を同時に書き込めるフレームメモリであるVRAMとを有している。なお、パネル100自体が複数画素同時書込み可能である場合等はVRAMは不要である。
次にパネル100には、複数のデータ線212が列(Y)方向に延在して形成される一方、複数の走査線312が行(X)方向に延在して形成されるとともに、データ線212と走査線312との各交差に対応して画素116が形成されている。ここで、各画素116は、液晶容量118と、TFD(Thin Film Diode:薄膜ダイオード)220との直列接続からなる。なお、本実施形態にあっては、説明の便宜上、走査線312の総数を160本とし、データ線212の総数を120本として、160行×120列のマトリクス型表示装置として説明するが、本発明をこれに限定する趣旨ではない。
次に、Yドライバ350は、一般には走査線駆動回路と呼ばれるものであり、走査信号Y1、Y2、Y3、…、Y160を、それぞれ1行目、2行目、3行目、…、160行目の走査線312に供給するものである。詳細には、Yドライバ350は、160本の走査線312を後述するように1本ずつ選択して、選択した走査線312には選択電圧を、他の走査線312には非選択電圧を、それぞれ供給するものである。
また、Xドライバ250は、一般にはデータ線駆動回路と呼ばれるものであり、Yドライバ350により選択された走査線312に位置する画素116に対し、データ信号X1、X2、X3、…、X120を、表示内容に応じてそれぞれ対応するデータ線212を介して供給するものである。
ここで、制御部(制御回路)は、Xドライバ250に対して、水平走査を規定するための各種制御信号やクロック信号などを供給する一方、Yドライバ350に対して、垂直走査を規定するための各種制御信号やクロック信号などを供給するものである。さらに、制御部(制御回路)は、入力画像データDpを拡大処理部(拡大回路)に出力する。次に、拡大処理部(拡大回路)は、入力画像データDpを、拡大画像データDpixに拡大処理するものである。続いて、電圧形成回路600は、パネル100に用いられる電圧±VSと電圧±VD/2とをそれぞれ生成するものである。ここで、電圧±VSは、走査信号における選択電圧として用いられる。また、電圧±VD/2は、走査信号における非選択電圧と、データ信号におけるデータ電圧とで兼用される構成となっている。
このような電気光学装置においては、画像処理装置1で拡大処理された画像がVRAMに格納されて液晶表示装置に表示される。なお電気光学装置としては液晶表示装置の他に、例えば、エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、電気泳動表示装置、電子放出素子を用いた表示装置などがある。
なお、上述の画像処理装置が、内部にコンピュータシステムを有しており、上述した処理の過程が、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われるようにしてもよい。例えばプログラムを用いて、上述の水平補間部及び垂直補間部又は上述の水平/垂直補間部の機能を備えたCPUにより、上述の各実施形態に対応する拡大処理を行っても良い。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
画像処理装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態による拡大処理部の構成概要を示す図である。 補間器における処理概要を示す図である。 第1の実施形態による画像拡大処理の概要を示す図である。 第2の実施形態による拡大処理部の構成概要を示す図である。 第2の実施形態による画像拡大処理の概要を示す図である。 第3の実施形態による拡大処理部の処理フローを示す第1の図である。 第4の実施形態による拡大処理部の構成概要を示す図である。 第4の実施形態における拡大処理の処理概要を示す図である。 第5の実施形態による拡大処理部の構成概要を示す図である。 画像処理装置を用いた電気光学装置の構成例を示す図である。 水平方向3倍:垂直方向4倍の拡大処理を行う拡大回路を示す図である。 水平方向4倍:垂直方向3倍の拡大処理を行う拡大回路を示す図である。 拡大倍率の組合せに応じて必要な補間器数を表す図である。 従来の拡大回路における補間器数を示す図である。
符号の説明
1・・・画像処理装置、11・・・I/F、12・・・制御部、13・・・メモリ、14・・・磁気記録媒体、15・・・拡大処理部、151・・・水平補間器、152a,152b・・・ラインメモリ、153・・・垂直補間器、154・・・水平/垂直補間器

Claims (17)

  1. 入力画像の拡大処理により出力画像を生成する指示を受付ける拡大指示受付部と、
    空のクロック処理を行なわせるためのダミー画素を前記入力画像の水平方向に付加して変更入力画像を生成する変更入力画像生成部と、
    前記変更入力画像の水平方向の各画素間の前記水平拡大倍率の拡大処理を水平方向に行なう水平補間器処理部と、
    前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なう垂直補間器処理部と、
    前記ダミー画素の水平方向の画素分の処理待機によって、前記垂直補間器処理部が前記入力画像の1つについての出力を終了するまで、次の入力画像の前記水平補間器処理部への入力を待機する待機管理処理部と、
    を備えることを特徴とする画像処理回路。
  2. 前記指示は、水平方向の画素数がn、垂直方向の画素数がmの前記入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により、水平方向の画素数がN、垂直方向の画素数がMの前記出力画像を生成する指示であり、
    前記変更入力画像生成部において、水平方向の画素数N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理回路。
  3. 前記指示は、水平方向の画素数がn、垂直方向の画素数がmの前記入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により、水平方向の画素数がN、垂直方向の画素数がMの前記出力画像を生成する指示であり、
    前記変更入力画像生成部において、水平方向の画素数n+N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成し、
    前記水平補間器処理部及び前記垂直補間器処理部は、水平/垂直補間器処理部であり、
    前記水平/垂直補間器処理部は、前記変更入力画像が入力された際に、当該変更入力画像の水平方向の各画素間の前記水平拡大倍率の水平方向への拡大処理の後、前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の垂直方向の拡大処理を切り替えて行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理回路。
  4. 前記水平方向に拡大処理された画素のデータを記憶し、当該水平方向に拡大処理された画素のデータを垂直方向に拡大処理するために出力する記憶部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理回路。
  5. 入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により出力画像を生成する指示を受付ける拡大指示受付部と、
    前記入力画像の水平方向の画素のそれぞれについてK回繰り返して水平方向の拡大処理を行なう水平補間器処理部と、
    前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なう垂直補間器処理部と、
    を備えることを特徴とする画像処理回路。
  6. 前記垂直補間器処理部は、前記水平方向に拡大処理された画素のそれぞれについてL回繰り返して垂直方向の拡大処理を行なう
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理回路。
  7. 前記水平方向に拡大処理された画素のデータを記憶し、前記垂直補完処理部に出力する記憶部を備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像処理回路。
  8. 入力画像の拡大処理により出力画像を生成する画像処理方法において、
    空のクロック処理を行なわせるためのダミー画素を前記入力画像の水平方向に付加して、変更入力画像を生成し、
    前記変更入力画像の水平方向の各画素間の前記水平拡大倍率の拡大処理を水平方向に行ない、
    前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行ない、
    前記ダミー画素の水平方向の画素分の処理待機によって、前記垂直補間処理された前記入力画像の1つについての出力を終了するまで、次の入力画像の入力を待機する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記画像処理における拡大処理においては、水平方向の画素数がn、垂直方向の画素数がmの前記入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により、水平方向の画素数がN、垂直方向の画素数がMの前記出力画像を生成し、
    前記変更入力画像を生成する際に、水平方向の画素数N、垂直方向の画素数mの前記変更入力画像を生成することを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記画像処理における拡大処理においては、水平方向の画素数がn、垂直方向の画素数がmの前記入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により、水平方向の画素数がN、垂直方向の画素数がMの前記出力画像を生成し、
    前記変更入力画像を生成する際に、水平方向の画素数n+N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成し、
    水平/垂直補間器処理部において、前記変更入力画像の水平方向の各画素間の前記水平拡大倍率の水平方向への拡大処理の後、前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の垂直方向の拡大処理を切り替えて行う
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  11. 水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により出力画像を生成し、
    前記入力画像の水平方向の画素のそれぞれについてK回繰り返して水平方向の拡大処理を行ない、
    前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なう
    ことを特徴とする画像処理方法。
  12. 前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なう際に、前記水平方向に拡大処理された画素のそれぞれについてL回繰り返して垂直方向の拡大処理を行なう
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
  13. 入力画像の拡大処理により出力画像を生成する指示を受付ける拡大指示受付部と、
    空のクロック処理を行なわせるためのダミー画素を前記入力画像の水平方向に付加して、変更入力画像を生成する変更入力画像生成部と、
    前記変更入力画像の水平方向の各画素間の前記水平拡大倍率の拡大処理を水平方向に行なう水平補間器処理部と、
    前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なう垂直補間器処理部と、
    前記ダミー画素の水平方向の画素分の処理待機によって、前記垂直補間器処理部が前記入力画像の1つについての出力を終了するまで、次の入力画像の前記水平補間器処理部への入力を待機する待機管理処理部と、
    を備えることを特徴とする電気光学装置。
  14. 前記指示は、水平方向の画素数がn、垂直方向の画素数がmの前記入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により、水平方向の画素数がN、垂直方向の画素数がMの前記出力画像を生成する指示であり、
    前記変更入力画像生成部において、水平方向の画素数N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成することを特徴とする請求項13に記載の電気光学装置。
  15. 前記変更入力画像生成部において水平方向の画素数n+N、垂直方向の画素数mの変更入力画像を生成し、
    前記水平補間器処理部及び前記垂直補間器処理部は、水平/垂直補間器処理部であり、
    前記水平/垂直補間器処理部は、前記変更入力画像が入力された際に、当該変更入力画像の水平方向の各画素間の前記水平拡大倍率の水平方向への拡大処理の後、前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の垂直方向の拡大処理を切り替えて行なう
    ことを特徴とする電気光学装置。
  16. 入力画像について、水平拡大倍率K、垂直拡大倍率Lの拡大処理により、出力画像を生成する指示を受付ける拡大指示受付部と、
    前記入力画像の水平方向の画素それぞれについてK回繰り返して水平方向の拡大処理を行なう水平補間器処理部と、
    前記水平方向に拡大処理された画素の前記垂直拡大倍率の拡大処理を垂直方向に行なう垂直補間器処理部と、
    を備えることを特徴とする電気光学装置。
  17. 前記垂直補間器処理部は、前記水平方向に拡大処理された画素それぞれについてL回繰り返して垂直方向の拡大処理を行なう
    を備えることを特徴とする電気光学装置。
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