JP2003132347A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003132347A
JP2003132347A JP2001328958A JP2001328958A JP2003132347A JP 2003132347 A JP2003132347 A JP 2003132347A JP 2001328958 A JP2001328958 A JP 2001328958A JP 2001328958 A JP2001328958 A JP 2001328958A JP 2003132347 A JP2003132347 A JP 2003132347A
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JP2001328958A
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Yushiro Yamashita
祐司郎 山下
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/005General purpose rendering architectures

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】性能の低下、コスト増を招くことなく、容量の
増大を図れ、ひいては処理能力の向上を図れる画像処理
装置を提供する。 【解決手段】同一半導体チップに画像データを記憶する
内蔵メモリ147とロジック回路とを混載し、かつ、外
付けメモリ15を増設し、外付けメモリ15のメモリエ
リアを複数のブロックに分割してブロック毎に所定のデ
ータを格納させ、内蔵メモリ147のメモリエリアは、
外付けメモリの分割ブロックと同じ容量のブロックに分
割し、メモリI/F回路144は、内蔵メモリに格納さ
れているあるデータが不要になって置換命令が発せられ
ると、内蔵メモリに格納されているデータのうち不要と
なったデータを外付けメモリの所定のブロックに格納さ
れている次に必要とするデータと置換させ、内蔵メモリ
147に新たに格納された必要となったデータをアクセ
スする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラフィックス描
画画像処理装置に関し、特にDRAM(Dynamic Random
Access Memory)等のリフレッシュが必要なメモリとロジ
ック回路を混載させ、さらに外付けのメモリをメモリを
設けた場合における内蔵メモリと外付けメモリのアクセ
ス技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々のCAD(Computer Aided Design)
システムや、アミューズメント装置などにおいて、コン
ピュータグラフィックスがしばしば用いられている。特
に、近年の画像処理技術の進展に伴い、3次元コンピュ
ータグラフィックスを用いたシステムが急速に普及して
いる。このような3次元コンピュータグラフィックスで
は、各画素(ピクセル)に対応する色を決定するとき
に、各画素の色の値を計算し、この計算した色の値を、
当該画素に対応するディスプレイバッファ(フレームバ
ッファ)のアドレスに書き込むレンダリング(Renderin
g) 処理を行う。
【0003】レンダリング処理の手法の一つに、ポリゴ
ン(Polygon)レンダリングがある。この手法では、立体
モデルを三角形の単位図形(ポリゴン)の組み合わせと
して表現しておき、このポリゴンを単位として描画を行
うことで、表示画面の色を決定する。
【0004】ポリゴンレンダリングでは、物理座標系に
おける三角形の各頂点についての、座標(x,y,z)
と、色データ(R,G,B)と、張り合わせのイメージ
パターンを示すテクスチャデータの同次座標(s,t)
および同次項qの値とを入力とし、これらの値を三角形
の内部で補間する処理が行われる。ここで、同次項q
は、実際のテクスチャバッファのUV座標系における座
標、すなわち、テクスチャ座標データ(u,v)は、同
次座標(s,t)を同次項qで除算した「s/q」およ
び「t/q」に、それぞれテクスチャサイズUSIZE
およびVSIZEを乗じたものとなる。
【0005】図12は、3次元コンピュータグラフィッ
クスシステムの基本的な概念を示すシステム構成図であ
る。
【0006】この3次元コンピュータグラフィックスシ
ステムにおいては、グラフィックス描画等のデータは、
メインプロセッサ1のメインメモリ2、あるいは外部か
らのグラフィックスデータを受けるI/Oインタフェー
ス回路3からメインバス4を介してレンダリングプロセ
ッサ5a、フレームバッファメモリ5bを有するレンダ
リング回路5に与えられる。
【0007】レンダリングプロセッサ5aには、表示す
るためのデータを保持することを目的とするフレームバ
ッファ5bと、描画する図形要素(たとえば三角形)の
表面に張り付けるテクスチャデータを保持しているテク
スチャメモリ6が結合されている。そして、レンダリン
グプロセッサ5aによって、図形要素毎に表面にテクス
チャを張り付けた図形要素を、フレームバッファ5bに
描画するという処理が行われる。
【0008】フレームバッファ5bとテクスチャメモリ
6は、一般的にDRAMにより構成される。そして、図
12のシステムにおいては、フレームバッファ5bとテ
クスチャメモリ6は、物理的に別々のメモリシステムと
して構成されている。
【0009】ところが、グラフィックス描画画像処理装
置においては、画像データのメモリへの書き込みや読み
出し、画面表示のための読み出しなどメモリへのアクセ
スは頻繁に行われる。また、描画性能を出すためにはメ
モリのバス幅を広くとることが必要となる。そのため、
グラフィックス描画画像処理装置とメモリは別々に配置
されていたものが配線数の増加により物理的に不可能と
なり、DRAMとロジック回路を同一チップ内に混載さ
せるようになった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、グラ
フィックス描画画像処理装置においては、LSI内部に
メモリを収めることにより、バス幅の確保は容易になっ
た。ところが、性能をあげるために内蔵DRAMの大容
量化を行う必要があるが、チップの大きさの制約等から
現実的には大容量化は困難である。この場合、メモリ容
量の不足から頻繁に外部からの、メモリに書き換えとい
ったアクセスが起こり、これが性能に大きく影響する。
【0011】大容量化を図るために、外付けのメモリを
再度接続することも考えられるが、単純に増設するだけ
では、処理速度やレイテンシ(反応速度)が遅くなると
いう不利益がある。
【0012】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、性能の低下、コスト増を招くこ
となく、容量の増大を図れ、ひいては処理能力の向上を
図れる画像処理装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る画像処理装置は、少なく
とも画像データを記憶する内蔵メモリと、画像に関する
データを記憶する外付けメモリと、上記内蔵メモリと一
つの半導体チップ内に混載され、上記内蔵メモリおよび
/または外付けメモリの記憶データに記憶データに基づ
いて、画像データに所定の処理を行うロジック回路と、
上記内蔵メモリ、外付けメモリと上記ロジック回路間の
データのアクセス制御を行うメモリインタフェース回路
とを有する。
【0014】本発明の第2の観点に係る画像処理装置
は、単位図形の頂点について、3次元座標(x,y,
z)、R(赤),G(緑),B(青)データ、テクスチ
ャの同次座標(s,t)および同次項qを含むポリゴン
レンダリングデータを受けてレンダリング処理を行う画
像処理装置であって、表示デ−タと少なくとも一つの図
形要素が必要とするテクスチャデ−タを記憶する内蔵メ
モリと、前記単位図形の頂点のポリゴンレンダリングデ
ータを補間して、前記単位図形内に位置する画素の補間
データを生成する補間データ生成回路と、前記補間デー
タに含まれるテクスチャの同次座標(s,t)を同次項
qで除算して「s/q」および「t/q」を生成し、前
記「s/q」および「t/q」に応じたテクスチャアド
レスを用いて、前記記憶回路からテクスチャデータを読
み出し、表示データの図形要素の表面へのテクスチャデ
ータの張り付け処理を行うテクスチャ処理回路とを少な
くとも備え、上記内蔵メモリと一つの半導体チップ内に
混載されたロジック回路と、少なくともテクスチャ処理
に関するデータを記憶する外付けメモリと、上記内蔵メ
モリ、外付けメモリと上記ロジック回路間のデータのア
クセス制御を行うメモリインタフェース回路とを有す
る。
【0015】また、本発明では、上記内蔵メモリには、
アクセス頻度の高いデータが格納され、上記メモリイン
タフェース回路は、上記外付けメモリの記憶データに優
先して上記内蔵メモリの記憶データをアクセスして、上
記ロジック回路に供給する。
【0016】また、本発明では、上記外付けメモリの容
量は内蔵メモリの容量より大きく、上記外付けメモリの
メモリエリアが複数のブロックに分割されて、ブロック
毎に所定のデータが格納され、上記内蔵メモリのメモリ
エリアは、上記外付けメモリの分割ブロックと同じ容量
のブロックに分割され、上記メモリインタフェース回路
は、内蔵メモリに各分割ブロックに格納されているデー
タをアクセスして上記ロジック回路に供給し、さらに、
置換命令を受けて、内蔵メモリに格納されているデータ
のうち不要となったデータを、上記外付けメモリの所定
のブロックに格納されている次に必要とするデータと置
換する。
【0017】本発明によれば、たとえば内蔵メモリには
アクセス頻度の高い画像の関するデータが記憶され、外
付けメモリには、アクセス頻度の低いデータが記憶され
る。したがって、通常の画像処理において、メモリイン
タフェース回路により内蔵メモリが頻繁にアクセスさ
れ、必要に応じて外付けメモリがアクセスされる。その
結果、外付けメモリを設け、容量を大幅に増大させるこ
とができることはもとより、内蔵メモリの処理速度、反
応速度の速い利点を十分に発揮することができる。
【0018】また、本発明によれば、外付けメモリの容
量は内蔵メモリの容量より大きく設定される。そして、
外付けメモリのメモリエリアが複数のブロックに分割さ
れて、ブロック毎に所定のデータが格納される。同様
に、内蔵メモリのメモリエリアは、外付けメモリの分割
ブロックと同じ容量のブロックに分割される。そして、
内蔵メモリに格納されているあるデータが不要になっ
て、メモリインタフェース回路に対して置換命令が発せ
られると、内蔵メモリに格納されているデータのうち不
要となったデータが、外付けメモリの所定のブロックに
格納されている次に必要とするデータと置換される。そ
して、内蔵メモリに新たに格納された必要となったデー
タがメモリインタフェース回路によりアクセスされてロ
ジック回路に供給される。その結果、外付けメモリを設
け、容量を大幅に増大させることができることはもとよ
り、内蔵メモリの処理速度、反応速度の速い利点を十分
に発揮することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本実施形態においては、パ
ーソナルコンピュータなどに適用される、任意の3次元
物体モデルに対する所望の3次元画像をCRT(Cathode
Ray Tube)などのディスプレイ上に高速に表示する3次
元コンピュータグラフィックスシステムについて説明す
る。
【0020】図1は、本発明に係る画像処理装置として
の3次元コンピュータグラフィックスシステム10のシ
ステム構成図である。
【0021】3次元コンピュータグラフィックスシステ
ム10は、立体モデルを単位図形である三角形(ポリゴ
ン)の組み合わせとして表現し、このポリゴンを描画す
ることで表示画面の各ピクセルの色を決定し、ディスプ
レイに表示するポリゴンレンダリング処理を行うシステ
ムである。また、3次元コンピュータグラフィックスシ
ステム10では、平面上の位置を表現する(x,y)座
標の他に、奥行きを表すz座標を用いて3次元物体を表
し、この(x,y,z)の3つの座標で3次元空間の任
意の一点を特定する。
【0022】図1に示すように、3次元コンピュータグ
ラフィックスシステム10は、メインプロセッサ11、
メインメモリ12、I/Oインタフェース回路13、レ
ンダリング回路14、および外付けメモリ15を有して
いる。そして、メインプロセッサ11、メインメモリ1
2、I/Oインタフェース回路13、およびレンダリン
グ回路14がメインバス16を介して接続されている。
以下、各構成要素の機能について説明する。
【0023】メインプロセッサ11は、たとえば、アプ
リケーションの進行状況などに応じて、メインメモリ1
2から必要なグラフィックデータを読み出し、このグラ
フィックデータに対してクリッピング(Clipping)処理、
ライティング(Lighting)処理などのジオメトリ(Geometr
y)処理などを行い、ポリゴンレンダリングデータを生成
する。メインプロセッサ11は、ポリゴンレンダリング
データS11を、メインバス16を介してレンダリング
回路14に出力する。
【0024】I/Oインタフェース回路13は、必要に
応じて、外部から動きの制御情報またはポリゴンレンダ
リングデータ等を入力し、これをメインバス16を介し
てレンダリング回路14に出力する。
【0025】ポリゴンレンダリングデータは、ポリゴン
の各3頂点の(x,y,z,R,G,B,s,t,q)
のデータを含んでいる。ここで、(x,y,z)データ
は、ポリンゴの頂点の3次元座標を示し、(R,G,
B)データは、それぞれ当該3次元座標における赤、
緑、青の輝度値を示している。(s,t,q)データの
うち、(s,t)は、対応するテクスチャの同次座標を
示しており、qは同次項を示している。ここで、「s/
q」および「t/q」に、それぞれテクスチャサイズU
SIZEおよびVSIZEを乗じてテクスチャ座標デー
タ(u,v)が得られる。テクスチャバッファに記憶さ
れたテクスチャデータへのアクセスは、テクスチャ座標
データ(u,v)を用いて行われる。すなわち、ポリゴ
ンレンダリングデータは、三角形の各頂点の物理座標値
と、それぞれの頂点の色とテクスチャデータである。
【0026】以下、ロジック回路とDRAMとを混載
し、さらに外付けメモリ15をアクセスするレンダリン
グ回路14について詳細に説明する。
【0027】図1に示すように、レンダリング回路14
は、DDA(Digital DifferentialAnalyzer) セットア
ップ回路141、トライアングルDDA回路142、テ
クスチャエンジン回路143、リフレッシュ回路として
の機能を含むメモリインタフェース(I/F)回路14
4、CRTコントロール回路145、RAMDAC回路
146、DRAM147およびSRAM(Static RAM)1
48を有する。本実施形態におけるレンダリング回路1
4は、一つの半導体チップ内にロジック回路と少なくと
も表示データとテクスチャデータとを記憶するDRAM
147とが混載されている。
【0028】本実施形態では、まずDRAM147の構
成、並びに、DRAM147および外付けメモリ15の
アクセス制御を含むメモリI/F回路144の機能につ
いて説明する。そしてその後、DDAセットアップ回路
141、トライアングルDDA回路142、テクスチャ
エンジン回路143、CRTコントロール回路145、
およびRAMDAC回路146の機能について順を追っ
て説明する。
【0029】DRAM147 DRAM147は、テクスチャバッファ147a、ディ
スプレイバッファ147b、zバッファ147cおよび
テクスチャCLUT(Color Look Up Table) バッファ1
47dとして機能する。
【0030】また、DRAM147は、同一機能を有す
る複数(4個あるいは8個等)のモジュールに分割され
ている。
【0031】本実施形態においては、DRAM147
は、たとえば図2に示すように、4つのDRAMモジュ
ール1471〜1474に分割されている。DRAMモ
ジュール1471〜1474の各々は、たとえば512
のページアドレス(行アドレス)を有する。メモリI/
F回路144には、各DRAMモジュール1471〜1
474に対応したメモリコントローラ1441〜144
4、並びにこれらメモリコントローラ1441にデータ
を分配するディストリビュータ1445が設けられてい
る。そして、メモリI/F回路144は、各DRAMモ
ジュール1471〜1474に対して、図2に示すよう
に、ピクセルデータを、表示領域において隣接した部分
は、異なるDRAMモジュールとなるように配置する。
これにより、三角形のような平面を描画する場合には面
で同時に処理できることになるため、それぞれのDRA
Mモジュールの動作確率は非常に高くなっている。
【0032】また、DRAM147には、より多くのテ
クスチャデ−タを格納するために、インデックスカラ−
におけるインデックスと、そのためのカラ−ルックアッ
プテ−ブル値が、テクスチャCLUTバッファ147d
に格納されている。インデックスおよびカラ−ルックア
ップテ−ブル値は、テクスチャ処理に使われる。すなわ
ち、通常はR,G,Bそれぞれ8ビットの合計24ビッ
トでテクスチャ要素を表現するが、それではデ−タ量が
膨らむため、あらかじめ選んでおいたたとえば256色
等の中から一つの色を選んで、そのデ−タをテクスチャ
処理に使う。このことで256色であればそれぞれのテ
クスチャ要素は8ビットで表現できることになる。イン
デックスから実際のカラ−への変換テ−ブルは必要にな
るが、テクスチャの解像度が高くなるほど、よりコンパ
クトなテクスチャデ−タとすることが可能となる。これ
により、テクスチャデ−タの圧縮が可能となり、内蔵D
RAM147の効率良い利用が可能となる。
【0033】さらにDRAM147には、描画と同時並
行的に隠れ面処理を行うため、描画しようとしている物
体の奥行き情報が格納されている。なお、表示データと
奥行きデータおよびテクスチャデータの格納方法として
は、メモリブロックの先頭から連続して表示データが格
納され、次に奥行きデータが格納され、残りの空いた領
域に、テクスチャの種類毎に連続したアドレス空間でテ
クスチャデータが格納される。これにより、テクスチャ
データを効率よく格納できることになる。
【0034】また、描画処理においては、最終的にはピ
クセルの一つ一つのアクセスにまで集約されてくること
になる。したがって、ピクセル一つ一つの処理が同時並
行処理されることにより、描画性能は並行処理の数だけ
増加できることが理想である。そのために、本3次元コ
ンピュータグラフィックスシステムにおけるメモリシス
テムを構成するメモリI/F回路144においても、同
時並行処理が行える構成がとられている。
【0035】メモリI/F回路144 メモリI/F回路144は、テクスチャエンジン回路1
43から入力したピクセルデータS143に対応するz
データと、zバッファ147cに記憶されているzデー
タとの比較を行い、入力したピクセルデータS143に
よって描画される画像が、前回、ディスプレイバッファ
147bに書き込まれた画像より、手前(視点側)に位
置するか否かを判断し、手前に位置する場合には、画像
データS143に対応するzデータでzバッファ147
cに記憶されたzデータを更新する。また、メモリI/
F回路144は、(R,G,B)データをディスプレイ
バッファ147bに書き込む(打ち込む)。
【0036】なお、メモリI/F回路144によるDR
AM147に対してのアクセスは、16ピクセルについ
て同時に行われる。
【0037】また、メモリI/F回路144は、内蔵D
RAM147へのアクセスと並行して外付けメモリ15
へのアクセスを行う。
【0038】たとえばDRAMからなる外付けメモリ1
5は、内蔵DRAM147の補間的なメモリとして用い
られ、たとえばテクスチャデータ等が格納される。メモ
リI/F回路144は、外付けメモリ15と内蔵DRA
M147とを、たとえば以下に示す2通りの使い分けを
行うことが可能である。
【0039】第1は、図3に示すように、内蔵メモリ
(DRAM)147にメモリエリア1MA1を割り当
て、単純に内蔵メモリ147のメモリエリアMA1を越
えるメモリ空間(アドレス)に外付けメモリ15にメモ
リエリアMA2として割り当てる方法である。この場
合、内蔵メモリ147の速度、反応速度を利点を生か
し、たとえば頻繁にアクセスを要するデータに関しては
内蔵メモリ147のメモリエリアMA1に格納し、アク
セス頻度の小さい(さほどアクセスを要さない)データ
に関しては、外付けメモリ15のメモリエリアMA2に
格納する。メモリI/F回路144は、外付けメモリ1
5の記憶データに優先して内蔵メモリ147の記憶デー
タをアクセスする。
【0040】第2は、図4および図5に示すように、外
付けメモリ15と内蔵メモリ147のエリアをフレキシ
ブルに入れ替えて使用する方法である。
【0041】チップサイズの制約等から外付けメモリ1
5の方が内蔵メモリ147より遙に大きな容量を持つこ
とができる。そこで、第2の方法では、外付けメモリ1
5を幾つかのブロックに分け、そのブロックと同じ容量
分のブロック分けを内蔵メモリについても同様に行い、
それらの置換をメインプロセッサ11からの命令により
フレキシブルに行えるような機能をメモリI/F回路1
44に持たせることにより、より効率的なメモリシステ
ムの運用を行う。
【0042】たとえば、内蔵メモリ147のアドレス空
間とそこに格納されるデータを、図4(A)に示すよう
に仮定する。具体的には、内蔵メモリ147をエリア
「01」〜エリア「04」の4つのブロックに分割し、
エリア「01」にデータ「0A」が格納され、エリア
「02」にデータ「0B」が格納され、エリア「03」
にデータ「0C」が格納され、エリア「04」にデータ
「0D」が格納されているものと仮定する。そして、外
付けメモリ15のアドレス空間とそこに格納されるデー
タを、図4(B)に示すように仮定する。具体的には、
外付けメモリ15をエリア「11」〜エリア「18」の
8つのブロックに分割し、エリア「11」にデータ「1
A」が格納され、エリア「12」にデータ「1B」が格
納され、エリア「13」にデータ「1C」が格納され、
エリア「14」にデータ「1D」が格納され、エリア
「15」にデータ「1E」が格納され、エリア「16」
にデータ「1F」が格納され、エリア「17」にデータ
「1G」が格納され、エリア「18」にデータ「1H」
が格納されているものと仮定する。
【0043】ここで、システム動作時に、レンダリング
回路14において、内蔵メモリ147のエリア「01」
〜「04」に格納されているデータ「0A」,「0
B」,「0C」,「0D」がレンダリング処理に用いら
れるが、次に、処理の流れとしてデータ「1E」が必要
となる場合を説明する。この場合、エリア「01」〜
「04」の中から不要となったデータ、たとえばデータ
「0B」を格納するエリア「02」に対して、外付けメ
モリ15のエリア「15」からデータ「1E」を読み出
して転送する旨の指示をメインプロセッサ11からメモ
リI/F回路144に発する。メモリI/F回路144
は、直ちにデータ転送を行いデータ「1E」の必要に備
える。このときの内蔵メモリ147および外付けメモリ
15の内容は、図5(A)および(B)に示すようにな
っている。すなわち、内蔵メモリ147のエリア「0
2」にはデータ「0B」に代えて「1E」が格納され、
この内蔵メモリ147のエリア「02」がアクセスさ
れ、データ「1E」が必要な処理に供される。
【0044】DDAセットアップ回路141 DDAセットアップ回路141は、後段のトライアング
ルDDA回路142において物理座標系上の三角形の各
頂点の値を線形補間して、三角形の内部の各ピクセル
(画素)の色と深さ情報を求めるに先立ち、ポリゴンレ
ンダリングデータS11が示す(z,R,G,B,s,
t,q)データについて、三角形の辺と水平方向の差分
などを求めるセットアップ演算を行う。このセットアッ
プ演算は、具体的には、開始点の値と終点の値、開始点
と終点との距離を用いて、単位長さ移動した場合におけ
る、求めようとしている値の変分を算出する。DDAセ
ットアップ回路141は、算出した変分データS141
をトライアングルDDA回路142に出力する。
【0045】DDAセットアップ回路141の機能につ
いて図6に関連付けてさらに説明する。上述したよう
に、DDAセットアップ回路141の主な処理は、前段
のジオメトリ処理を経て物理座標にまで落ちてきた各頂
点における各種情報(色、テクスチャ座標)の与えられ
た三頂点により構成される三角形内部で変分を求めて、
後段の線形補間処理の基礎デ−タを算出することであ
る。なお、三角形の各頂点データは、たとえばx,y座
標が16ビット、z座標が24ビット、RGBカラー値
が各12ビット(=8+4)、s,t,qテクスチャ座
標は各32ビット浮動少数値(IEEEフォーマット)
で構成される。
【0046】三角形の描画は水平ラインの描画に集約さ
れるが、そのために水平ラインの描画開始点における最
初の値を求める必要がある。この水平ラインの描画にお
いては、一つの三角形の中でその描画方向は一定にす
る。たとえば左から右へ描画する場合は、左側の辺にお
けるY方向変位に対するXおよび上記各種の変分を算出
しておいて、それを用いて頂点から次の水平ラインに移
った場合の最も左の点のx座標と、上記各種情報の値を
求める(辺上の点はY,X両方向に変化するのでY方向
の傾きのみでは計算できない。)。右側の辺に関しては
終点の位置がわかればよいので、Y方向変位に対するx
の変分のみを調べておけばよい。水平ラインの描画に関
しては、水平方向の傾きは同一三角形内では均一なの
で、上記各種情報の傾きを算出しておく。与えられた三
角形をY方向にソートして最上位の点をAとする。次に
残りの2頂点のX方向の位置を比較して右側の点をBと
する。こうすることで、処理の場合分け等が2通り程度
にできる。
【0047】トライアングルDDA回路142 トライアングルDDA回路142は、DDAセットアッ
プ回路141から入力した変分データS141を用い
て、三角形内部の各ピクセルにおける線形補間された
(z,R,G,B,s,t,q)データを算出する。ト
ライアングルDDA回路11は、各ピクセルの(x,
y)データと、当該(x,y)座標における(z,R,
G,B,s,t,q)データとを、DDAデータ(補間
データ)S142としてテクスチャエンジン回路143
に出力する。たとえば、トライアングルDDA回路14
2は、並行して処理を行う矩形内に位置する8(=2×
4)ピクセル(画素)分のDDAデータS142をテク
スチャエンジン回路143に出力する。
【0048】トライアングルDDA回路142の機能に
ついて図7に関連付けてさらに説明する。上述したよう
に、DDAセットアップ回路141により、三角形の各
辺と水平方向における先出の各種情報の傾き情報が準備
され、この情報を受けたトライアングルDDA回路14
2の基本的処理は、三角形の辺上の各種情報の補間処理
による水平ラインの初期値の算出と、水平ライン上での
各種情報の補間処理である。ここで最も注意しなければ
ならないことは、補間結果の算出は、ピクセル中心にお
ける値を算出する必要があるということである。その理
由は、算出する値がピクセル中心からはずれたところを
求めていては、静止画の場合はさほど気にならないが、
動画にした場合には、画像の揺らぎが目立つようになる
からである。
【0049】最初の水平ライン(当然ピクセル中心を結
んだライン)の一番左側における各種情報は、辺上の傾
きに頂点からその最初の水平ラインまでの距離をかけて
やることで求めることができる。次のラインにおける開
始位置での各種情報は、辺上の傾きを足してゆくことで
算出できる。水平ラインにおける最初のピクセルでの値
は、ラインの開始位置における値に、最初のピクセルま
での距離と水平方向の傾きをかけた値を足すことで算出
できる。水平ラインにおける次のピクセルにおける値
は、最初のピクセルの値に対してつぎつぎに水平方向の
傾きを足し込んでゆけば算出できる。
【0050】次に、頂点のソートについて図8に関連付
けて説明する。頂点をあらかじめソートしておくこと
で、以降の処理の場合分けを最大限に減らし、かつ、補
間処理においてもできるだけ一つの三角形の内部におい
ては、矛盾が生じにくくすることができる。ソートのや
り方としては、まずすべての与えられた頂点をY方向に
ソートして、最上位の点と最下位の点を決めそれぞれA
点、C点とする。残りの点はB点とする。このようにす
ることで、Y方向に最も長く伸びた辺が辺ACとなり、
最初に辺ACと辺ABを用いてその二つの辺で挟まれた
領域の補間処理を行い、次に辺ACはそのままで、辺A
Bに変えて辺BCと辺ACで挟まれた領域の補間を行う
という処理になる。また、Y方向のピクセル座標格子上
への補正に関しても、辺ACと辺BCについて行ってお
けばよいこともわかる。このようにして、ソート後の処
理に場合分けが不必要になることで、データを単純に流
すだけの処理で可能となりバグも発生しにくくなるし、
構造もシンプルになる。また、一つの三角形の中で補間
処理の方向が辺BC上を開始点として一定にできるた
め、水平方向の補間(Span)の方向が一定となり、演算誤
差があったとしても辺BCから他の辺に向かって誤差が
蓄積されるかたちとなり、その蓄積の方向が一定となる
ため、隣接する辺同士での誤差は目立たなくなる。
【0051】次に、水平方向の傾き算出について図9に
関連付けて説明する。三角形内における各種変数(x,
z,R,G,B,s,t,q)の(x,y)に対する傾
き(変数分)は、線形補間であることから一定となる。
したがって、水平方向の傾き、すなわち、各水平ライン
(Span)上での傾きはどのSpanにおいても、一定となるの
で、各Spanの処理に先立ってその傾きを求めておくこと
になる。三角形の与えられた頂点をY方向にソートした
結果、辺ACが最も長く伸びた辺と再定義されているの
で、頂点Bを水平方向に伸ばしたラインと辺ACの交点
が必ず存在するのでその点をDとする。後は単純に点B
と点Dの間の変分を求めるようなことを行えば、水平方
向すなわちx方向の傾きを求めることができる。
【0052】具体的には、D点でのxおよびz座標は次
式のようになる。
【0053】
【数1】xd ={(yd −ya )/(yc −ya )}・
(xc −xa ) zd ={(yd −ya )/(yc −ya )}・(zc
a
【0054】これに基づいて、変数zのx方向の傾きを
求めると、次のようになる。
【0055】
【数2】 Δz/Δx=(zd −zb )/(xd −xb ) =〔{(yd −ya )/(yc −ya )}・(zc −za )−zb 〕 /〔{(yd −ya )/(yc −ya )}・(xc −xa )−xb 〕 ={zb (yc −ya )−(zc −za )(yc −ya )} /{xb (yc −ya )−(zc −za )(yc −ya )}
【0056】次に、頂点データの補間手順の一例につい
て、図10および図11に関連付けて説明する。頂点の
ソート、水平方向の傾き算出、各辺上での傾きの算出処
理を経て、それらの結果を使って補間処理を行う。B点
の位置によって、Spanでの処理の向きは2通りに別れ
る。これは、一つの三角形の内部での補間における各Sp
an同士での誤差の蓄積方向を、一定にすることで、でき
るだけ不具合が発生しないようにするために、Y方向に
最も長く伸びた辺を常に始点として、処理するようにし
ようとしているからである。B点がA点と同じ高さにあ
った場合には、前半の処理はスキップされることにな
る。よって、場合分けというよりは、スキップが可能な
機構を設けておくだけで処理としてはすっきりしたもの
とできる。複数のSpanを同時処理することで、処理能力
をあげようとした場合には、Y方向における傾きを求め
たくなるが、頂点のソートからやり直す必要があること
になる。しかしながら、補間処理の前処理だけでことが
済むために、全体としての処理系は簡単にできる。
【0057】具体的には、B点がA点と同じ高さでない
場合には、AC,ABのY方向補正(画素(ピクセル)
格子上の値算出)を行い(ST1,ST2)、AC辺上
の補間およびAB辺上の補間を行う(ST3)。そし
て、AC水平方向の補正およびAC辺からAB辺方向の
水平ライン(Span)上を補間する(ST4)。以上のステ
ップST3,ST4の処理をAB辺の端点まで行う(S
T5)。AB辺の端点までステップST2〜ST4の処
理が終了した場合、あるいはステップST1においてB
点がA点が同じ高さであると判別した場合には、BCの
Y方向補正(画素格子上の値算出)を行い(ST6)、
AC辺上の補間およびBC辺上の補間を行う(ST
7)。そして、AC水平方向の補正およびAC辺からB
C辺方向の水平ライン(Span)上を補間する(ST8)。
以上のステップST7,ST8の処理をBC辺の端点ま
で行う(ST9)。
【0058】テクスチャエンジン回路143 テクスチャエンジン回路143は、「s/q」および
「t/q」の算出処理、テクスチャ座標データ(u,
v)の算出処理、テクスチャバッファ147aからの
(R,G,B)データの読み出し処理等を順にパイプラ
イン方式で行う。なお、テクスチャエンジン回路143
は、たとえば所定の矩形内に位置する8ピクセルについ
ての処理を同時に並行して行う。
【0059】テクスチャエンジン回路143は、DDA
データS142が示す(s,t,q)データについて、
sデータをqデータで除算する演算と、tデータをqデ
ータで除算する演算とを行う。テクスチャエンジン回路
143には、たとえば図示しない除算回路が8個設けら
れており、8ピクセルについての除算「s/q」および
「t/q」が同時に行われる。
【0060】また、テクスチャエンジン回路143は、
除算結果である「s/q」および「t/q」に、それぞ
れテクスチャサイズUSIZEおよびVSIZEを乗じ
て、テクスチャ座標データ(u,v)を生成する。ま
た、テクスチャエンジン回路143は、メモリI/F回
路144を介して、SRAM148あるいはDRAM1
47に、生成したテクスチャ座標データ(u,v)を含
む読み出し要求を出力し、メモリI/F回路144を介
して、SRAM148あるいはテクスチャバッファ14
7aに記憶されているテクスチャデータを読み出すこと
で、(s,t)データに対応したテクスチャアドレスに
記憶された(R,G,B)データS148を得る。ここ
で、SRAM148には、テクスチャバッファ147a
に格納されているテクスチャデータが記憶される。テク
スチャエンジン回路143は、読み出した(R,G,
B)データS148の(R,G,B)データと、前段の
トライアングルDDA回路142からのDDAデータS
142に含まれる(R,G,B)データとを、それぞれ
かけあわせるなどして、ピクセルデータS143を生成
する。テクスチャエンジン回路143は、このピクセル
データS143をメモリI/F回路144に出力する。
【0061】なお、テクスチャバッファ147aには、
MIPMAP(複数解像度テクスチャ)などの複数の縮
小率に対応したテクスチャデータが記憶されている。こ
こで、何れの縮小率のテクスチャデータを用いるかは、
所定のアルゴリズムを用いて、前記三角形単位で決定さ
れる。
【0062】テクスチャエンジン回路143は、フルカ
ラー方式の場合には、テクスチャバッファ147aから
読み出した(R,G,B)データを直接用いる。一方、
テクスチャエンジン回路143は、インデックスカラー
方式の場合には、あらかじめ作成したカラールックアッ
プテーブル(CLUT)をテクスチャCLUTバッファ
147dから読み出して、内蔵するSRAMに転送およ
び記憶し、このカラールックアップテーブルを用いて、
テクスチャバッファ147aから読み出したカラーイン
デックスに対応する(R,G,B)データを得る。
【0063】CRTコントロール回路145 CRTコントロール回路145は、与えられた水平およ
び垂直同期信号に同期して、図示しないCRTに表示す
るアドレスを発生し、ディスプレイバッファ147bか
ら表示データを読み出す要求をメモリI/F回路144
に出力する。この要求に応じて、メモリI/F回路14
4は、ディスプレイバッファ147bから一定の固まり
で表示データを読み出す。CRTコントローラ回路14
5は、ディスプレイバッファ147bから読み出した表
示データを記憶するFIFO(First In First Out)回路
を内蔵し、一定の時間間隔で、RAMDAC回路146
に、RGBのインデックス値を出力する。
【0064】RAMDAC回路146 RAMDAC回路146は、各インデックス値に対応す
るR,G,Bデータを記憶しており、CRTコントロー
ラ回路145から入力したRGBのインデックス値に対
応するデジタル形式のR,G,Bデータを、図示しない
D/Aコンバータ(Digital/Analog Converter)に転送
し、アナログ形式のR,G,Bデータを生成する。RA
MDAC回路146は、この生成されたR,G,Bデー
タを図示しないCRTに出力する。
【0065】次に、図1の3次元コンピュータグラフィ
ックスシステムの全体の動作を説明する。3次元コンピ
ュータグラフィックスシステム10においては、グラフ
ィックス描画等のデータは、メインプロセッサ11のメ
インメモリ12、あるいは外部からのグラフィックスデ
ータを受けるI/Oインタフェース回路13からメイン
バス16を介してレンダリング回路14に与えられる。
なお、必要に応じて、グラフィックス描画等のデータ
は、メインプロセッサ11等において、座標変換、クリ
ップ処理、ライティング処理等のジオメトリ処理が行わ
れる。ジオメトリ処理が終わったグラフィックスデータ
は、三角形の各3頂点の頂点座標x,y,z、輝度値
R,G,B、描画しようとしているピクセルと対応する
テクスチャ座標s,t,qとからなるポリゴンレンダリ
ングデータS11となる。
【0066】このポリゴンレンダリングデータS11
は、レンダリング回路14のDDAセットアップ回路1
41に入力される。DDAセットアップ回路141にお
いては、ポリゴンレンダリングデータS11に基づい
て、三角形の辺と水平方向の差分などを示す変分データ
S141が生成される。具体的には、開始点の値と終点
の値、並びに、その間の距離を用いて、単位長さ移動し
た場合における、求めようとしている値の変化分である
変分が算出され、変分データS141としてトライアン
グルDDA回路142に出力される。
【0067】トライアングルDDA回路142において
は、変分データS141を用いて、、三角形内部の各ピ
クセルにおける線形補間された(z,R,G,B,s,
t,q)データが算出される。そして、この算出された
(z,R,G,B,s,t,q)データと、三角形の各
頂点の(x,y)データとが、DDAデータS142と
して、トライアングルDDA回路142からテクスチャ
エンジン回路143に出力される。
【0068】テクスチャエンジン回路143において
は、DDAデータS142が示す(s,t,q)データ
について、sデータをqデータで除算する演算と、tデ
ータをqデータで除算する演算とが行われる。そして、
除算結果「s/q」および「t/q」に、それぞれテク
スチャサイズUSIZEおよびVSIZEが乗算され、
テクスチャ座標データ(u,v)が生成される。
【0069】次に、テクスチャエンジン回路143から
メモリI/F回路144を介して、テクスチャエンジン
回路143からSRAM148に、生成されたテクスチ
ャ座標データ(u,v)を含む読み出し要求が出力さ
れ、メモリI/F回路144を介して、SRAM148
に記憶された(R,G,B)データS148が読み出さ
れる。次に、テクスチャエンジン回路143において、
読み出した(R,G,B)データS148の(R,G,
B)データと、前段のトライアングルDDA回路142
からのDDAデータS142に含まれる(R,G,B)
データとが、かけあわされ、ピクセルデータS143と
して生成される。このピクセルデータS143は、テク
スチャエンジン回路143からメモリI/F回路144
に出力される。
【0070】フルカラーの場合には、テクスチャバッフ
ァ147aからのデータ(R,G,B)を直接用いれば
よいが、インデックスカラーの場合には、あらかじめ作
成しておいたカラーインデックステーブル(Color Inde
x Table )のデータが、テクスチャCLUT(Color Lo
ok Up Table)バッファ147dより、SRAM等で構成
される一時保管バッファへ転送され、この一時保管バッ
ファのCLUTを用いてカラーインデックスから実際の
R,G,Bカラーが得られる。なお、CULTがSRA
Mで構成された場合は、カラーインデックスをSRAM
のアドレスに入力すると、その出力には実際のR,G,
Bカラーが出てくるといった使い方となる。
【0071】そして、メモリI/F回路144におい
て、テクスチャエンジン回路143から入力したピクセ
ルデータS143に対応するzデータと、zバッファ1
47cに記憶されているzデータとの比較が行われ、入
力したピクセルデータS12によって描画される画像
が、前回、ディスプレイバッファ21に書き込まれた画
像より、手前(視点側)に位置するか否かが判断され
る。判断の結果、手前に位置する場合には、画像データ
S143に対応するzデータでzバッファ147cに記
憶されたzデータが更新される。
【0072】次に、メモリI/F回路144において、
(R,G,B)データがディスプレイバッファ147b
に書き込まれる。
【0073】メモリI/F回路144においては、今か
ら描画しようとしているピクセルにおけるテクスチャア
ドレスに対応したテクスチャを格納しているメモリブロ
ックがそのテクスチャアドレスにより算出され、そのメ
モリブロックにのみ読み出し要求が出され、テクスチャ
データが読み出される。この場合、該当するテクスチャ
データを保持していないメモリブロックにおいては、テ
クスチャ読み出しのためのアクセスが行われないため、
描画により多くのアクセス時間を提供することが可能と
なっている。
【0074】描画においても同様に、今から描画しよう
としているピクセルアドレスに対応するピクセルデータ
を格納しているメモリブロックに対して、該当アドレス
からピクセルデータがモディファイ書き込み(Modify Wr
ite)を行うために読み出され、モディファイ後、同じア
ドレスへ書き戻される。
【0075】隠れ面処理を行う場合には、やはり同じよ
うに今から描画しようとしているピクセルアドレスに対
応する奥行きデータを格納しているメモリブロックに対
して、該当アドレスから奥行きデータがモディファイ書
き込み(Modify Write)を行うために読み出され、必要な
らばモディファイ後、同じアドレスへ書き戻される。
【0076】このようなメモリI/F回路144に基づ
くDRAM147および外付けメモリ15とのデータの
やり取りにおいては、それまでの処理が複数並行処理さ
れる。これにより、描画性能を向上させることができ
る。特に、トライアングルDDA回路142とテクスチ
ャエンジン143の部分を並列実行形式で、同じ回路に
設ける(空間並列)か、または、パイプラインを細かく
挿入する(時間並列)ことで、部分的に動作周波数を増
加させるという手段により、複数ピクセルの同時算出が
行われる。
【0077】メモリI/F回路144に基づくDRAM
147および外付けメモリ15とのデータのやり取りに
おいては、たとえば、内蔵DRAM147に格納されて
いるあるデータが不要になって、メモリI/F回路14
4に対して置換命令がメインプロセッサ11から発せら
れると、内蔵DRAM147に格納されているデータの
うち不要となったデータが、外付けメモリ15の所定の
ブロックに格納されている次に必要とするデータと置換
される。そして、内蔵DRAM147に新たに格納され
た必要となったデータがメモリI/F回路144により
アクセスされる。
【0078】また、ピクセルデータは、メモリI/F回
路144の制御のもと、表示領域において隣接した部分
は、異なるDRAMモジュールとなるように配置され
る。これにより、三角形のような平面を描画する場合に
は面で同時に処理される。このため、それぞれのDRA
Mモジュールの動作確率は非常に高い。
【0079】そして、図示しないCRTに画像を表示す
る場合には、CRTコントロール回路145において、
与えられた水平垂直同期周波数に同期して、表示アドレ
スが発生され、メモリI/F回路144へ表示データ転
送の要求が出される。メモリI/F回路144では、そ
の要求に従い、一定のまとまった固まりで、表示データ
がCRTコントロール回路145に転送される。CRT
コントロール回路145では、図示しないディスプレイ
用FIFO(First In First Out)等にその表示データが
貯えられ、一定の間隔でRAMDAC146へRGBの
インデックス値が転送される。
【0080】RAMDAC146においては、RAM内
部にRGBのインデックスに対するRGB値が記憶され
ていて、インデックス値に対するRGB値が図示しない
D/Aコンバータへ転送される。そして、D/Aコンバ
ータでアナログ信号に変換されたRGB信号がCRTへ
転送される。
【0081】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、同一半導体チップに画像データを記憶するDRAM
とロジック回路とを混載し、かつ、外付けメモリ15を
増設し、外付けメモリ15の容量は内蔵メモリ147の
容量より大きく設定し、外付けメモリ15のメモリエリ
アを複数のブロックに分割してブロック毎に所定のデー
タを格納させ、内蔵メモリ147のメモリエリアは、外
付けメモリの分割ブロックと同じ容量のブロックに分割
し、メモリI/F回路144は、内蔵メモリに格納され
ているあるデータが不要になって、置換命令が発せられ
ると、内蔵メモリに格納されているデータのうち不要と
なったデータを外付けメモリの所定のブロックに格納さ
れている次に必要とするデータと置換させ、内蔵メモリ
147に新たに格納された必要となったデータをメモリ
I/F回路144によりアクセスするようにしたので、
容量を大幅に増大させることができることはもとより、
内蔵メモリの処理速度、反応速度の速い利点を十分に発
揮することができる。すなわち、内蔵メモリ147と外
付けメモリ15の長所を併せ持つことから、システムを
効率良く運用することができ、システムに見合う最適な
容量の外付けメモリを用いることにより、低コストで処
理能力の高い3次元グラフィックスシステムを構築する
ことができる。
【0082】さらに、半導体チップ内部に内蔵されたD
RAM147に、表示デ−タと少なくとも一つの図形要
素が必要とするテクスチャデ−タを記憶させた構成を有
することから、表示領域以外の部分にテクスチャデ−タ
を格納できることになり、内蔵DRAMの有効利用が可
能となり、高速処理動作、並びに低消費電力化を並立さ
せるようにした画像処理装置が実現可能となる。そし
て、単一メモリシステムを実現でき、すべてが内蔵され
たメモリの中だけで処理ができる。その結果、ア−キテ
クチャとしても大きなパラダイムシフトとなる。また、
メモリの有効利用ができることで、内部に持っているD
RAMのみでの処理が可能となり、内部にあるがゆえの
メモリと描画システムの間の大きなバンド幅が、十分に
活用可能となる。また、DRAMにおいても特殊な処理
を組み込むことが可能となる。
【0083】さらに、表示アドレス空間において、隣接
するアドレスにおける表示要素が、それぞれ異なるDR
AMのブロックになるように配置するので、さらにビッ
ト線の有効利用が可能となり、グラフィックス描画にお
けるような、比較的固まった表示領域へのアクセスが多
い場合には、それぞれのモジュ−ルが同時に処理できる
確率が増加し、描画性能の向上が可能となる。
【0084】また、より多くのテクスチャデ−タを格納
するために、インデックスカラ−におけるインデックス
と、そのためのカラ−ルックアップテ−ブル値を内蔵D
RAM147内部に格納するので、テクスチャデ−タの
圧縮が可能となり、内蔵DRAMの効率良い利用が可能
となる。
【0085】また、描画しようとしている物体の奥行き
情報を、内蔵のDRAMに格納するので、描画と同時並
行的に隠れ面処理を行うことが可能となる。描画を行っ
て、通常はそれを表示しようとするわけだが、ユニファ
イドメモリとして、テクスチャデ−タと表示デ−タを同
一のメモリシステムに同居させることができることか
ら、直接表示に使わずに、描画デ−タをテクスチャデ−
タとして使ってしまうということも可能となる。このよ
うなことは、必要なときに必要なテクスチャデ−タを、
描画によって作成する場合に有効となり、これもテクス
チャデ−タを膨らませないための効果的な機能となる。
【0086】また、チップ内部にDRAMを内蔵するこ
とで、その高速なインタ−フェ−ス部分がチップの内部
だけで完結することになるため、大きな付加容量のI/
Oバッファであるとか、チップ間配線容量をドライブす
る必要がなくなり、消費電力は内蔵しない場合に比較し
て小さくなる。よって、さまざまな技術を使って、一つ
のチップの中だけですべてができるような仕組みは、今
後の携帯情報端末等の身近なデジタル機器のためには、
必要不可欠な技術要素となっている。
【0087】なお、本発明は上述した実施形態には限定
されない。また、上述した図1に示す3次元コンピュー
タグラフィックスシステム10では、SRAM148を
用いる構成を例示したが、SRAM148を設けない構
成にしてもよい。
【0088】さらに、図1に示す3次元コンピュータグ
ラフィックスシステム10では、ポリゴンレンダリング
データを生成するジオメトリ処理を、メインプロセッサ
11で行う場合を例示したが、レンダリング回路14で
行う構成にしてもよい。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
性能の低下、コスト増を招くことなく、容量の増大を図
れ、ひいては処理能力の向上を図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る3次元コンピュータグラフィック
スシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るデータ格納方法を説明するための
図である。
【図3】外付けメモリと内蔵メモリの第1の使用方法を
説明するための図である。
【図4】外付けメモリと内蔵メモリの第2の使用方法を
説明するための図である。
【図5】外付けメモリと内蔵メモリの第2の使用方法を
説明するための図である。
【図6】本発明に係るDDAセットアップ回路の機能を
説明するための図である。
【図7】本発明に係るトライアングルDDA回路の機能
を説明するための図である。
【図8】本発明に係るトライアングルDDA回路の頂点
のソート処理を説明するための図である。
【図9】本発明に係るトライアングルDDA回路の水平
方向の傾き算出処理を説明するための図である。
【図10】本発明に係るトライアングルDDA回路の頂
点データの補間手順を説明するための図である。
【図11】本発明に係るトライアングルDDA回路の頂
点データの補間手順を説明するためのフローチャートで
ある。
【図12】3次元コンピュータグラフィックスシステム
の基本的な概念を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
10…3次元コンピュータグラフィックスシステム、1
1…メインプロセッサ、12…メインメモリ、13…I
/Oインタフェース回路、14…レンダリング回路、1
41…DDAセットアップ回路、142…トライアング
ルDDA回路、143…テクスチャエンジン回路、14
4…メモリI/F回路、144a…リフレッシュ用モー
ドレジスタ、145…CRTコントローラ回路、146
…RAMDAC回路、147…DRAM、1471〜1
478…DRAMモジュール、147a…テクスチャバ
ッファ、147b…ディスプレイバッファ、147c…
zバッファ、147d…テクスチャCLUTバッファ、
148…SRAM、200…ロジック部、1441〜1
444…メモリコントローラ、1445…ディストリビ
ュータ、1471〜1474…DRAMモジュール、1
5…外付けメモリ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも画像データを記憶する内蔵メ
    モリと、 画像に関するデータを記憶する外付けメモリと、 上記内蔵メモリと一つの半導体チップ内に混載され、上
    記内蔵メモリおよび/または外付けメモリの記憶データ
    に記憶データに基づいて、画像データに所定の処理を行
    うロジック回路と、 上記内蔵メモリ、外付けメモリと上記ロジック回路間の
    データのアクセス制御を行うメモリインタフェース回路
    とを有する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記内蔵メモリには、アクセス頻度の高
    いデータが格納され、 上記メモリインタフェース回路は、上記外付けメモリの
    記憶データに優先して上記内蔵メモリの記憶データをア
    クセスして、上記ロジック回路に供給する請求項1記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記外付けメモリの容量は内蔵メモリの
    容量より大きく、 上記外付けメモリのメモリエリアが複数のブロックに分
    割されて、ブロック毎に所定のデータが格納され、 上記内蔵メモリのメモリエリアは、上記外付けメモリの
    分割ブロックと同じ容量のブロックに分割され、 上記メモリインタフェース回路は、内蔵メモリに各分割
    ブロックに格納されているデータをアクセスして上記ロ
    ジック回路に供給し、さらに、置換命令を受けて、内蔵
    メモリに格納されているデータのうち不要となったデー
    タを、上記外付けメモリの所定のブロックに格納されて
    いる次に必要とするデータと置換する請求項1記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 単位図形の頂点について、3次元座標
    (x,y,z)、R(赤),G(緑),B(青)デー
    タ、テクスチャの同次座標(s,t)および同次項qを
    含むポリゴンレンダリングデータを受けてレンダリング
    処理を行う画像処理装置であって、 表示デ−タと少なくとも一つの図形要素が必要とするテ
    クスチャデ−タを記憶する内蔵メモリと、 前記単位図形の頂点のポリゴンレンダリングデータを補
    間して、前記単位図形内に位置する画素の補間データを
    生成する補間データ生成回路と、前記補間データに含ま
    れるテクスチャの同次座標(s,t)を同次項qで除算
    して「s/q」および「t/q」を生成し、前記「s/
    q」および「t/q」に応じたテクスチャアドレスを用
    いて、前記記憶回路からテクスチャデータを読み出し、
    表示データの図形要素の表面へのテクスチャデータの張
    り付け処理を行うテクスチャ処理回路とを少なくとも備
    え、上記内蔵メモリと一つの半導体チップ内に混載され
    たロジック回路と、 少なくともテクスチャ処理に関するデータを記憶する外
    付けメモリと、上記内蔵メモリ、外付けメモリと上記ロ
    ジック回路間のデータのアクセス制御を行うメモリイン
    タフェース回路とを有する画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記内蔵メモリには、アクセス頻度の高
    いデータが格納され、 上記メモリインタフェース回路は、上記外付けメモリの
    記憶データに優先して上記内蔵メモリの記憶データをア
    クセスして、上記ロジック回路に供給する請求項4記載
    の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記外付けメモリの容量は内蔵メモリの
    容量より大きく、 上記外付けメモリのメモリエリアが複数のブロックに分
    割されて、ブロック毎に所定のデータが格納され、 上記内蔵メモリのメモリエリアは、上記外付けメモリの
    分割ブロックと同じ容量のブロックに分割され、 上記メモリインタフェース回路は、内蔵メモリに各分割
    ブロックに格納されているデータをアクセスして上記ロ
    ジック回路に供給し、さらに、置換命令を受けて、内蔵
    メモリに格納されているデータのうち不要となったデー
    タを、上記外付けメモリの所定のブロックに格納されて
    いる次に必要とするデータと置換する請求項4記載の画
    像処理装置。
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