JP4775117B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
このような問題に対し、上記特許文献1には、センサの検知面に開閉可能なシャッタ装置を設け、必要時にのみシャッタを開放することで、センサの検知面に対するトナー等の付着を抑制する技術が記載されている。また、この特許文献1には、シャッタに毛ブラシ等を設け、シャッタの開閉動作に連動してセンサの検知面を清掃する技術も記載されている。
なお、このような問題は、上述した中間転写ベルトを備えた画像形成装置に限られるものではなく、各画像形成ユニットに用紙を搬送する搬送ベルトを対向配置し、この搬送ベルト上に画質調整用トナー像を形成するタイプの画像形成装置においても、同様に生じ得るものである。また、このような問題は、フルカラー画像形成装置に限られるものではなく、モノクロ画像形成装置においても同様に生じ得るものである。
また、他の目的は、例えば使用を開始したときやユニットを交換したときなどにおいて、搬送体上の画像を検知するためのセンサに付着した異物を取り除くことのできる画像形成装置を提供することにある。
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置を示す概略構成図である。
図1に示す画像形成装置10は、本体10a内に4つの色のプロセスカートリッジ(画像形成ユニット、ドラムカートリッジ)11a、11b、11c、11dを縦方向に順に配列した所謂タンデム型である。また、プロセスカートリッジ11a〜11dの各々の対応した箇所に、用紙Pが略垂直下方から上方に搬送される搬送路12が配置されている。そして、最下段(最上流)のプロセスカートリッジ11aの更に下方(上流側)には、搬送路12を搬送されてトナー像が順に転写される用紙Pを収容するための給紙カセット13が配設されている。なお、給紙カセット13に収容される用紙Pの大きさに起因して給紙カセット13の一部が本体10aの奥側(リヤ側、イン側)に突出するように構成され、用紙Pが小さいサイズであれば、本体10aから突出しない。
なお、本実施の形態では、各プロセスカートリッジ11a〜11d、露光装置15、各転写ローラ19等によって画像形成部が構成されている。
図1および図2に示すように、画像形成装置10の本体10aには、下端に設けた回動支点Jを中心に回動可能なフロントカバー25が配設されている。このフロントカバー25は、閉じた状態では本体10aと共に外部カバーとして機能する。すなわち、フロントカバー25は、給紙カセット13よりも上側でかつ画像形成装置10の手前側の側壁部を構成する。
ここで、濃度センサ60の表面には透明のプラスチック等からなる保護部材61が設けられ、レンズ60B等、濃度センサ60内の部品を保護している。そして、保護部材61の前面(下側)にシャッタ部68が配設されている。このため、シャッタ部68を図中水平方向に移動させることで開口部70の位置を移動させ、LED照射部60Aからの光路を必要に応じて遮断可能としている。
また、リンク部材66の一端側(以下、自由端側66Aという)には、図示しない孔部が形成されており、シャッタ部68の他端側に、対面して形成された一対の支持板54の間に配置され、この孔部に該支持板54に固定されたピン55が挿通し、リンク部材66とシャッタ部68とを回動可能に連結している。
その結果、該基部64B、基部66Bを中心に、リンク部材64、66の自由端側64A、66Aは円弧状に揺動可能となっており、円弧状の軌跡を描くようにシャッタ部68を揺動させることができる。
また、シャッタ部68の内面には、センサ清掃部材としてのフェルト72が貼着されており、開口部70の位置と濃度センサ60の保護部材61の位置とがずれた状態で、図7(C)に示すように、フェルト72と濃度センサ60の保護部材61の位置が一致するようになっている(以下、レンズ面保護位置という)。
一方、ソレノイド74をOFFにすると、プランジャ74Aがフリーとなる。すると、コイルスプリング78の復元力により、図7(B)、(A)に示すように、ソレノイド本体74Bからプランジャ74Aが引き出され、シャッタ部68は円弧状に揺動する。
そして、図7(A)に示すように、プランジャ74Aが完全に引き出された状態でシャッタ部68が位置決めされる。このとき、シャッタ部68がレンズ面露出位置に配置される。
なお、この例ではソレノイド74がOFFの状態でプランジャ74Aがフリーとなるようにしたが、ソレノイド74がOFFの状態でプランジャ74Aがソレノイド本体74Bから突出する構成であれば、コイルスプリング78は必ずしも必要ではない。
これらのうち、ハウジング41は搬送ベルト16との対向部に開口を有している。搬送体清掃部材およびブレード部材として機能するクリーニングブレード42は、例えばウレタンゴム等にて構成されており、搬送ベルト16の移動方向に直交する方向に延設される。そして、ブラケット43は、その一端側がハウジング41に固定されており、他端側がクリーニングブレード42を固定している。ブラケット43は、クリーニングブレード42の自由端側が搬送ベルト16の移動方向に対向する方向に圧接されるようにクリーニングブレード42を固定している。
また、搬送ベルト16に転移付着したトナー等の異物は、ベルトクリーナ27によって除去される。
図9は、制御部100の制御ブロックを示している。なお、制御部100は、この画像形成装置10全体の動作を制御しているが、ここでは、シャッタ機構62の動作制御に関わるブロックのみを示している。制御部100のCPU101は、ROM102に記憶されたプログラムに従い、RAM103との間で適宜データのやりとりを行いながら処理を実行する。また、この制御部100には、入出力インタフェース104を介して、搬送ユニット30に設けられた履歴メモリ35から搬送ユニット30の履歴情報や、濃度センサ60(具体的にはフォトダイオード60C)からの濃度検出信号が入力される。また、制御部100は、入出力インタフェース104を介して、搬送ユニット30のシャッタ機構62に設けられたソレノイド74や、画像形成装置10の上部に設けられたUI110に制御信号を出力する。
制御部100は、まず、画像形成装置10に装着される搬送ユニット30が新品であるか否かを判断する(ステップ101)。これを具体的に説明すると、制御部100は、搬送ユニット30に設けられた履歴メモリ35からこの搬送ユニット30の使用履歴を取得し、使用履歴が空(なし)であった場合に、搬送ユニット30が新品であると判断する。なお、搬送ユニット30の使用履歴が空である場合としては、例えば画像形成装置10自体が新品である場合(本体10aおよび搬送ユニット30が新品の場合)、および、画像形成装置10で使用する搬送ユニット30を交換した場合(本体10aは新品ではないが搬送ユニット30は新品の場合)が挙げられる。
初期清掃モードでは、まず、制御部100が濃度センサ60にて測定された搬送ベルト16の基準反射光量電圧Vrefを検出する(ステップ201)。すなわち、搬送ベルト16の素面(トナーを保持していない状態)に対し、LED照射部60Aを用いて光を照射し、その反射光をフォトダイオード60Cにて受光し、受光量に応じて得られる電圧を上記基準反射光量電圧Vrefとして取得する。なお、取得された基準反射光量電圧VrefはRAM103に一時的に格納される。
通常清掃モードでは、まず、制御部100が画質調整用トナー像の形成指示があったか否かを判断する(ステップ301)。ここで、画質調整用トナー像の形成指示がない場合は、そのまま処理を終了する。一方、画質調整用トナー像の形成指示があった場合、制御部100は、シャッタ機構62に制御信号を出力して、搬送ベルト16上に転写された画質調整用トナー像が濃度センサ60との対向部に到達するまでの間に、濃度センサ60(具体的には保護部材61)の清掃をL回実行させる(ステップ302)。なお、このときの清掃回数L(第1の回数)としては、例えば1〜3回の範囲より適宜選択することができる。すなわち、通常清掃モード(第1のモード)では、初期清掃モード(第2のモード)よりも濃度センサ60の清掃回数が少なく設定される。
図13は、シャッタ機構62による濃度センサ60(保護部材61)の清掃回数と、清掃前後の濃度センサ60(フォトダイオード60C)の受光光量比との関係を示すグラフ図である。なお、縦軸は、基準反射光量電圧Vrefと反射光量電圧Voutとの比であるVout/Vrefを意味している。同図より、清掃回数を10回以上に設定することで、清掃前後の受光光量比が0.8以上まで回復することが理解される。また、清掃回数を増やしていったとしてもに、受光光量比の回復度合いが徐々に低下していくことも理解される。ここで清掃回数を増やすということは、ソレノイド74の動作回数を増やすことを意味するが、ソレノイド74を動作させるためには所定の電流が必要になり、また、その分清掃に要する時間も増加する。そこで、本実施の形態では、受光光量比が0.8〜0.9の範囲まで回復する10〜20回を清掃回数Nとして定めた。
また、本実施の形態では、画質調整用トナー像の転写が行われる搬送ベルト16を例に説明を行ったが、これに限られるものではなく、通常のトナー像の転写も行われる中間転写ベルトや、あるいはトナー像の形成が行われる感光体ドラム14そのものを対象としてもよい。
Claims (7)
- 画像を保持して搬送する搬送体と、
前記搬送体に保持された画像を読み取るセンサと、
前記搬送体を清掃する搬送体清掃部材と、
前記センサを清掃するセンサ清掃部材と、
前記搬送体上の画像を前記センサにて読み取る前に、前記センサ清掃部材にて当該センサを第1の回数清掃させ、新品の状態で装着された前記搬送体清掃部材が当該搬送体に対し初めての清掃を開始する際に、当該センサ清掃部材にて当該センサを当該第1の回数よりも多い第2の回数清掃させる制御部とを含む画像形成装置。 - 前記搬送体清掃部材は前記搬送体に圧接配置されるブレード部材からなり、
前記ブレード部材には当該ブレード部材と前記搬送体とを潤滑させる潤滑剤を付着させたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記センサは、前記センサ清掃部材から見て前記搬送体の移動方向上流側且つ上方に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記搬送体に画像を形成する画像形成部と、
前記センサによる画像の読み取り結果に基づいて前記画像形成部における画像形成条件を設定する設定部と
をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。 - 本体と、
画像を保持して搬送する搬送体を具備し、前記本体に対して着脱自在に設けられる搬送ユニットと、
前記搬送ユニットに設けられ、前記搬送体に保持された画像を読み取るセンサと、
前記搬送ユニットに設けられ、前記搬送体を清掃する搬送体清掃部材と、
前記搬送ユニットに設けられ、前記センサを清掃するセンサ清掃部材と、
前記搬送ユニットの使用履歴を記憶する記憶部と、
前記記憶部から読み出した前記搬送ユニットの前記使用履歴に基づき、当該搬送ユニットの当該使用履歴があった場合は、前記センサ清掃部材にて前記センサを第1の回数清掃させる第1のモードにて動作を制御し、当該搬送ユニットの当該使用履歴がなかった場合は、当該センサ清掃部材にて当該センサを当該第1の回数よりも多い第2の回数清掃させる第2のモードにて動作を制御する制御部と
を含む画像形成装置。 - 前記制御部は、前記第2のモードにおいて前記センサ清掃部材による前記センサの清掃を複数回に分けて行わせることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記第2のモードにおいて前記センサ清掃部材による前記センサの清掃を前記第2の回数行わせた後当該センサによる検知を行わせ、当該センサによる検知結果に基づいてさらに当該センサ清掃部材による当該センサの清掃を続行させるか否かを判断することを特徴とする請求項5または6記載の画像形成装置。
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