JP4312547B2 - 中間転写装置の画像濃度検知装置 - Google Patents
中間転写装置の画像濃度検知装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4312547B2 JP4312547B2 JP2003303515A JP2003303515A JP4312547B2 JP 4312547 B2 JP4312547 B2 JP 4312547B2 JP 2003303515 A JP2003303515 A JP 2003303515A JP 2003303515 A JP2003303515 A JP 2003303515A JP 4312547 B2 JP4312547 B2 JP 4312547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- shutter
- transfer device
- intermediate transfer
- image carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
そして、上記のような画像形成装置において、中間転写ベルトに転写されるトナー像形成条件の最適化を図るため、ジョブ終了時やジョブ開始前の記録媒体非通紙時に、濃度を変更した複数の濃度検知パターンを中間転写ベルト上に形成してそれらの画像濃度を検知する画像濃度検知装置を有するものも公知であり、さらに、このような中間転写装置の画像濃度検知装置を有する画像形成装置において、飛散トナー等の微粉が画像濃度検知装置の検知面に付着することを防止する汚れ防止用のシャッタ装置を設けたものも知られている。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で画像検知装置の汚れを防止する中間転写装置の画像濃度検知装置を提供することを目的とする。
上記記録媒体転写装置は、一端の支点を中心として揺動可能な直線状の支持体の長手方向の中間部に該支持体によって上記第2の像担持体から離接可能に支持され、且つ該第2の像担持体に圧接する方向に付勢されており、
上記シャッタ装置は、開口部を有し、上記第2の像担持体と上記画像濃度検知装置との間に移動可能に設けられたシャッタを備え、そのシャッタの移動方向の一端部を上記支持体の上記支点と反対側の端部に設けた突起に係合させ、他端部と固定部との間に圧縮ばねを係着し、その圧縮ばねによる上記シャッタの付勢力は上記記録媒体転写装置を上記第2の像担持体へ圧接させる上記支持体の付勢力より弱く設定され、
上記支持体が上記記録媒体転写装置を上記第2の像担持体に圧接している状態では、上記支持体は上記突起によって上記圧縮ばねの付勢力に抗して上記シャッタを押圧し、上記画像濃度検知装置の検知面がそのシャッタに覆われて、飛散するトナー等の微粉が上記検知面に付着することを防止し、
上記支持体が上記記録媒体転写装置を上記第2の像担持体から離間させるように揺動すると、上記シャッタが上記圧縮ばねの付勢力によって移動して、上記開口部を介して上記画像濃度検知装置が上記第2の像担持体に転写された画像濃度検知パターンの濃度を検知可能になるようにしたことを特徴とする。
そして、上記の装置において、上記シャッタ装置は、その開閉作動により上記画像濃度検知装置へ付着した飛散トナー等の微粉を除去可能なクリーニング部材を有するのがよく、そのクリーニング部材は着脱可能であるのが好ましい。また、上記の装置において、上記クリーニング部材は弾性体からなるようにしてもよく、毛ブラシ状に構成されていても差し支えない。
図1はこの発明を実施した実施例1を模式的に示す構成図である。図示しないスキャナ等からの画像情報に応じて例えばイエロー,シアン,マゼンタ,ブラックの4つのトナー像を形成する第1の像担持体であるドラム状の感光体1Y,1C,1M,1K(以下、特定しない場合は単に「感光体1」という)が、それぞれ図で時計方向に回転可能に並設してあり、感光体1の外周部には転写後表面に残留するトナーをかき落とすクリーニング装置2、感光体1の表面を帯電させる帯電装置3、それぞれ扱うトナーの色が異なる現象装置4が配設されている。感光体1は直径が30〜100mm程度のアルミニウムの円筒表面に、光導電性物質である有機半導体の層を設けたものであり、それぞれの感光体1Y,1C,1M,1Kの図で上部のみが第2の像担持体であるループ状の中間転写ベルト5の表面5aに接している。この中間転写ベルト5はそれぞれ反時計方向に回転するローラ6,7間に張架されて矢印A方向に回動し、その裏面5b側には1次転写装置8がそれぞれの感光体1Y,1C,1M,1Kと中間転写ベルト5とのニップ部近傍に配設されている。中間転写ベルト5は、基部の厚みが50〜600mmの樹脂フィルムあるいはゴムを基体にした無端状ベルトからなり、感光体1からトナーを転写可能にする抵抗値を備えており、その表面5a側には、中間転写ベルト5より記録媒体に転写した後に中間転写ベルト表面に残留する不要のトナーを拭い去るクリーニング装置9が設けてある。
この実施例1では、図1に示したシャッタ15の移動方向の両端部に立上り部15b,15cを形成し、一端部の立上り部15bを、記録媒体転写装置11を支持する支持体13の支点12と反対側の端部(図で上端部)に突設した突起13aに係合し得るようにすると共に、他端部の立上り部15cと固定立上り部16との間に圧縮ばね17を係着してシャッタ15を矢印C方向に付勢し、これらによりシャッタ装置を形成している。なお、圧縮ばね17によるシャッタ15の付勢力は記録媒体転写装置11を中間転写ベルト5へ圧接させる支持体13の付勢力より弱く設定してあり、常態では記録媒体転写装置11は中間転写ベルト5への圧接状態を保っている。
このような構成で、記録媒体転写装置11が中間転写ベルト5に圧接している図示の記録媒体転写可能状態では、支持体13の突起13aが圧縮ばね17の付勢力に抗してシャッタ15を図で左方に押圧し、画像濃度検知装置14の検知面14aはシャッタ15に覆われて飛散トナーや雰囲気中に浮遊する塵埃等の微粉が検知面14aへ付着することを防止している。また、ジョブ終了時やジョブ開始前の記録媒体非給送時に画像濃度の異なる複数の濃度検知パターンを中間転写ベルト5上に形成して画像濃度調整を行うために、濃度検知パターンが中間転写ベルト5へ転写された際には、記録媒体転写装置11を支持する支持体13をその付勢力に抗して矢示Bで示す時計方向へ搖動させ、記録媒体転写装置11を中間転写ベルト5から離間させる。これにより、濃度検知パターンは記録媒体転写装置11に触れることが防止され、同時に、シャッタ15は圧縮ばね17の弾力性により支持体13の突起13aに追従して図で右方へ移動し、シャッタ15の開口部15aを介して画像濃度検知装置14が中間転写ベルト5に転写された画像濃度検知パターンを検知して画像濃度を調整することが可能になる。
図2はこの発明の実施例2の中間転写装置を模式的に示す構成図である。
この実施例2では、画像濃度検知装置14の検知面14aを保護するシャッタ15の上面にクリーニング部材18を例えば両面テープ等により着脱可能に貼着したものであり、その他の構成は図1に示した実施例1と同様であるので、図1に対応する部分には同一の符号を付して示し、その説明は省略する。なお、クリーニング部材は弾性部材であってもよく、毛ブラシ状のものであってもよい。
このような構成によれば、万一、雰囲気中を浮遊するトナー等の微粉がシャッタ15との僅かな間隙を通って画像濃度検知装置14の検知面14aに付着した場合でも、シャッタ15が矢示C方向に移動することによりクリーニング部材15が検知面14aを払拭してクリーニングするため、常に中間転写ベルト5へ形成された濃度検知パターンを良好な状態で検知することが可能になる。
さらに、クリーニング部材15をマジックテープや離脱可能な接着剤等でシャッタ15に着脱可能とすれば、クリーニング部材15の交換を容易に行うことができる。また、クリーニング部材15を弾性を有する樹脂材等からなる弾性部材や毛ブラシ状にすることにより、クリーニング部材15の検知面14aへの接触を一層確実にすることができ、画像濃度検知装置14のクリーニング性能をさらに向上させることが可能になる。
Claims (5)
- 画像情報に応じたトナー像を第1の像担持体に形成するトナー像形成装置と、前記第1の像担持体に形成されたトナー像を第2の像担持体に転写する中間転写装置と、前記第2の像担持体に転写された画像を記録媒体に一括転写可能で前記第2の像担持体から離接可能な記録媒体転写装置と、前記第2の像担持体に転写された画像濃度検知パターンの濃度を検知する画像濃度検知装置と、該画像濃度検知装置へ飛散するトナー等の微粉の付着を防止するシャッタ装置とを有する画像形成装置における中間転写装置の画像濃度検知装置であって、
前記記録媒体転写装置は、一端の支点を中心として揺動可能な直線状の支持体の長手方向の中間部に該支持体によって前記第2の像担持体から離接可能に支持され、且つ該第2の像担持体に圧接する方向に付勢されており、
前記シャッタ装置は、開口部を有し、前記第2の像担持体と前記画像濃度検知装置との間に移動可能に設けられたシャッタを備え、該シャッタの移動方向の一端部を前記支持体の前記支点と反対側の端部に設けた突起に係合させ、他端部と固定部との間に圧縮ばねを係着し、該圧縮ばねによる前記シャッタの付勢力は前記記録媒体転写装置を前記第2の像担持体へ圧接させる前記支持体の付勢力より弱く設定され、
前記支持体が前記記録媒体転写装置を前記第2の像担持体に圧接している状態では、前記支持体は前記突起によって前記圧縮ばねの付勢力に抗して前記シャッタを押圧し、前記画像濃度検知装置の検知面が該シャッタに覆われて、飛散するトナー等の微粉が前記検知面に付着することを防止し、
前記支持体が前記記録媒体転写装置を前記第2の像担持体から離間させるように揺動すると、前記シャッタが前記圧縮ばねの付勢力によって移動して、前記開口部を介して前記画像濃度検知装置が前記第2の像担持体に転写された画像濃度検知パターンの濃度を検知可能になるようにしたことを特徴とする中間転写装置の画像濃度検知装置。 - 前記シャッタ装置は、その開閉作動により前記画像濃度検知装置へ付着した飛散トナー等の微粉を除去可能なクリーニング部材を有することを特徴とする請求項1記載の中間転写装置の画像濃度検知装置。
- 前記クリーニング部材は着脱可能であることを特徴とする請求項2記載の中間転写装置の画像濃度検知装置。
- 前記クリーニング部材は弾性体からなることを特徴とする請求項2又は3記載の中間転写装置の画像濃度検知装置。
- 前記クリーニング部材は毛ブラシ状に構成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の中間転写装置の画像濃度検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003303515A JP4312547B2 (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | 中間転写装置の画像濃度検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003303515A JP4312547B2 (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | 中間転写装置の画像濃度検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005070676A JP2005070676A (ja) | 2005-03-17 |
JP4312547B2 true JP4312547B2 (ja) | 2009-08-12 |
Family
ID=34407488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003303515A Expired - Fee Related JP4312547B2 (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | 中間転写装置の画像濃度検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4312547B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4534832B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2010-09-01 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置及び転写装置 |
JP4775117B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2011-09-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP5049670B2 (ja) | 2007-06-27 | 2012-10-17 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP4503066B2 (ja) * | 2007-12-17 | 2010-07-14 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP4479791B2 (ja) | 2007-12-27 | 2010-06-09 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP5100443B2 (ja) * | 2008-02-27 | 2012-12-19 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP4560571B2 (ja) * | 2008-07-15 | 2010-10-13 | シャープ株式会社 | 転写ベルト清掃機能付き画像形成装置 |
KR101818207B1 (ko) * | 2011-07-22 | 2018-01-12 | 에스프린팅솔루션 주식회사 | 화상형성장치 |
JP5991643B2 (ja) | 2012-06-05 | 2016-09-14 | 株式会社リコー | 位置決め機構及び画像形成装置 |
JP6052591B2 (ja) | 2012-06-05 | 2016-12-27 | 株式会社リコー | 接離機構及び画像形成装置 |
JP6107083B2 (ja) * | 2012-06-28 | 2017-04-05 | セイコーエプソン株式会社 | 清掃部材、及び、液体噴射装置 |
JP2014044348A (ja) | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Ricoh Co Ltd | 光学センサおよび画像形成装置 |
-
2003
- 2003-08-27 JP JP2003303515A patent/JP4312547B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005070676A (ja) | 2005-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4312547B2 (ja) | 中間転写装置の画像濃度検知装置 | |
JP2003216001A (ja) | ベルト装置、画像形成装置、着脱ユニット、及び無端ベルトの張架方法 | |
JP4829638B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010176004A (ja) | 画像形成装置 | |
US8750734B2 (en) | Transfer device and image forming apparatus including same | |
JP5558911B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4852299B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9014588B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP7471945B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4190006B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004325657A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011180352A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4474981B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007264477A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3637949B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3000520B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2005300848A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2021192078A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JPH11311907A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004354527A (ja) | クリーニング装置 | |
JP2004317994A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4612854B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3661739B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008129404A (ja) | クリーニング装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP2007271944A (ja) | 回転ブラシ装置、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置並びに回転ブラシ装置の停止方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051017 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081028 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090105 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090512 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090513 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140522 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |