JP3661739B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を用いた複写機あるいはレーザプリンタ等の画像形成装置に係り、特に、感光体ドラム上に形成された未定着トナー像を中間転写体を介して記録媒体上に転写する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置には、感光体ドラム等の像担持体の表面に形成された未定着トナー像をベルト状の中間転写体へ一次転写し、この未定着トナー像を中間転写体から記録媒体上へ二次転写する方式のものと、感光体ドラム上に形成された未定着トナー像を記録媒体上へ直接転写する方式のものとが知られている。
【0003】
ここで、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)の各色に対応した現像器を備え、各色の未定着トナー像を重ね合わせてフルカラー画像を形成する場合、中間転写体を備えていない画像形成装置では、記録媒体に対して各色の未定着トナー像を直接多重転写していた。
【0004】
これに対して、中間転写体を備えた画像形成装置では、例えば特公昭49−209号公報または特開昭62−206567号公報等に記載されるように、感光体ドラムの一回転毎に形成した各色の未定着トナー像を中間転写体上で重ね合わせ、この合成像を記録媒体上へ一括して二次転写するように構成されている。
【0005】
二次転写部では、転写ロールなどの接触型の転写手段が中間転写体に当接されており、用紙は当接部に挟み込まれる。この時、転写ロールにはトナーと逆極性の転写バイアス電圧が印加され、中間転写体上のトナー像が用紙に一次転写される。
【0006】
ところが、このような構成の画像形成装置では、用紙のサイズよりも大きいトナー像が中間転写体上に形成されていると、転写ロールの表面にトナー像が直接接触してしまい、当該接触部分のトナーが転写バイアス電圧のために転写ロールの表面に付着してしまう。そして、転写ロールの表面に付着したトナーは用紙の裏面に付着されるので用紙の裏面が汚れるという問題があった。
【0007】
このような問題点を解決するために、例えば特開平5−313525号公報あるいは特開平6−118805号公報等では、二次転写ロールの表面をクリーニングブレードで清掃する技術が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した特開平5−313525号では、二次転写ロールに対してクリーニングブレードが常時圧接されていたために、クリーニングブレードが変形しやすいという問題があった。また、上記した従来技術では、二次転写ロールを中間転写体へ圧接する際に二次転写ロールの回転負荷が中間転写体の回転を妨げることのないよう、二次転写ロールは予め回転されて中間転写体へ圧接される。したがって、クリーニングブレードが二次転写ロールに対して常時圧接されていると、クリーニングブレードの摩耗劣化が著しいという問題があった。
【0009】
また、上記した特開平6−118805号公報では、クリーニングブレードの寿命を伸ばすために、二次転写ロールが中間転写体から離間されると、これと同時にクリーニングブレードも二次転写ロールから離間されるが、このような従来技術では、クリーニングブレードによって掻き落とされて飛散した浮遊トナーがクリーニングブレードと二次転写ロールとの間隙部を下方から上方へ舞い上がって装置内部を汚染してしまうという問題があった。
【0010】
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決し、機内汚染を防止しながらクリーニングブレードの変形や早期劣化を防止可能な画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
中間転写体に対して離接駆動される転写ロールと、前記転写ロールの表面を清掃する接触型クリーナと、前記接触型クリーナを転写ロールに対して離接駆動する駆動手段と、前記転写ロールが中間転写体に当接されて回転すると、その表面が接触型クリーナによって清掃されるように前記駆動手段を制御する制御手段とを設け、前記駆動手段は、圧接状態にある接触型クリーナを転写ロールから離間させる際、前記接触型クリーナを、その圧接状態は解除されるが転写ロールとの間には飛散トナーが通過し得る間隙が形成されない距離だけ離間方向へ退避させることを特徴とする。
【0012】
上記した構成によれば、転写ロールと清掃用ブレードとの間には、浮遊トナーを通過させてしまうような間隙が形成されないので、清掃用ブレードによって掻き落とされた浮遊トナーによる機内汚染を防止できる。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図1は、本発明を適用したフルカラープリンタの主要部の構成を示した図である。本実施形態のカラープリンタは、感光体ドラム1上に形成された未定着トナー像を中間転写体2へ一次転写し、この未定着トナー像を改めて中間転写体2から搬送路7上の記録用紙へ二次転写するよう構成されている。
【0014】
前記感光体ドラム1および中間転写体2の回転制御ならびに一次転写および二次転写時の制御を含めて、当該カラープリンタの動作はプリンタコントローラ30によって制御される。
【0015】
感光体ドラム1は矢印A方向へ一定速度で回転駆動され、帯電器17で表面を一様に帯電された後、レーザ装置16により露光されて静電潜像が形成される。この静電潜像は回転式の多色現像器5によって現像される。多色現像器5は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の各色に対応した4つの現像器5a〜5dを備え、感光体ドラム1上に形成された静電潜像がイエローの画情報に対応したものであれば、この静電潜像はイエロー(Y)のトナーを内包する現像器5aで現像され、感光体ドラム1上にはイエローのトナー像が形成される。
【0016】
感光体ドラム1に形成された未定着トナー像は、複数のロールに張架されて矢線B方向へ回動するベルト状の中間転写体2の表面に、感光体ドラム1と中間転写体2とが接する一次転写位置で中間転写体2の表面に転写される。この一次転写位置では、中間転写体2の裏面側に一次転写ロール9が配設されており、一次転写ロール9にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加することで、感光体ドラム1上の未定着トナー像は中間転写体2に静電吸引されて転写される。
【0017】
中間転写体2は、アクリル系、塩化ビニル系、ポリエステル系ないしはポリカーボネートあるいはポリイミド等の各種の樹脂またはゴムにカーボンブラック等の帯電防止剤を配合させた、0.05〜0.15mm厚の半導電性フィルムであり、その体積抵抗率は106 〜1014Ω・cm、表面抵抗率は106 〜1014Ω/口である。
【0018】
単色画像を形成する場合、中間転写体2に一次転写された未定着トナー像は直ちに記録用紙に二次転写されるが、複数色のトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する場合には、感光体ドラム1上へのトナー像の形成および当該トナー像の中間転写体2への一次転写が色数分だけ繰り返される。
【0019】
本実施形態のように、4色のトナー像を重ね合わせてフルカラー画像を形成する場合、感光体ドラム1上には、その一回転毎にイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各未定着トナー像が形成され、これらの未定着トナー像は、その都度、中間転写体ベルト2に一次転写される。
【0020】
中間転写体2は、最初に一次転写されたイエローの未定着トナー像を保持したまま感光体ドラム1と同一周期で回動するので、中間転写体2上には、一回転毎にマゼンタ、シアンおよびブラックの未定着トナー像がイエローの未定着トナー像に重ねて転写される。
【0021】
このようにして中間転写体2に一次転写された未定着トナー像は、その回動に伴って搬送路7に面した二次転写位置ヘ搬送される。二次転写位置では、二次転写ロール8が中間転写体2に接しており、フィードロール13によって所定のタイミングで用紙トレイ14から搬出された用紙3は、レジストロール12を経て二次転写ロール8と中間転写体ベルト2との間に挟み込まれる。前記二次転写ロール8は、ウレタンあるいはシリコン発泡ゴムにカーボンブラックを分散させて形成した導電性ロールの表面を半導電性の薄層フィルムで被覆して構成され、薄層フィルムは厚さが10〜200μmであり、体積抵抗値は105 〜1011Ω・cmに調整されている。
【0022】
二次転写位置では、二次転写ロール8と対向する位置にバックアップロール4が配設されている。前記バックアップロール4は、発泡ゴム製の絶縁ロールの表面をカーボンブラックが分散させた半導電性の薄層チューブで被覆して構成され、その表面抵抗率は107 〜1011Ω/口に調整されている。バックアップロール4には、これと接触して回動する金属製導電ロール10が配設されている。金属製導電ロール10にトナーの帯電極性と同極性の電圧を印加すると、中間転写体2に担持されていた4色分の未定着トナー像が記録媒体に静電転写される。
【0023】
4色分の未定着トナー像が転写された記録媒体は除電器6によって除電された後、定着装置11まで搬送されてヒートロール21と加圧ロール22との間に挟み込まれ、ヒートロール21の発生する熱によって記録媒体に定着される。一方、未定着トナー像を二次転写し終えた中間転写体2はクリーナ15によって表面の残留トナーを除去される。二次転写ロール8の表面は、清掃用ブレード18によって清掃される。
【0024】
図2、3は、前記二次転写部およびその周辺の構成を模式的に表現した図であり、図2は、二次転写を実行するために転写ロール8が中間転写体2に当接されている状態を表し、図3は、二次転写時以外に転写ロール8が中間転写体2から離間されている状態を表している。
【0025】
前記清掃用ブレード18は、支点52において揺動自在に軸支された清掃アーム53の一端に、二次転写ロール8と対向するように取り付けられている。清掃アーム53の他端には、当該他端を偏心カム57に押圧付勢するバネ56の一端が連結されている。
【0026】
転写ロール8は、前記支点52において前記清掃アーム53と共に揺動自在に軸支された転写ロールアーム63の一端に取り付けられている。転写ロールアーム63の他端には、当該他端を偏心カム67に押圧付勢するバネ66の一端が連結されている。偏心カム67は前記偏心カム57と共に駆動軸68に軸支され、図示しない駆動手段によって回動される。
【0027】
転写ロール8の表面には、転写ロール8の軸方向に延長されたシール部材44の平面部が弾性的に当接されている。当該シール部材44は、転写ロール8が中間転写体に対して当接位置あるいは離間位置のいずれにあるかにかかわらず常に転写ロール8の表面に接触できるよう、合成樹脂あるいは金属板等の弾性部材によって構成されている。
【0028】
このような構成において、二次転写時には、各偏心カム57、67が図2に示した位置まで回動されるので、転写ロール8はバネ66のバネ力によって中間転写体2へ当接され、清掃用ブレード18はバネ56のバネ力によって二次転写ロール8に比較的強く当接される。この結果、中間転写体2上のトナー像80が記録用紙3の表面に二次転写されると共に、二次転写ロール8に転写された汚染トナー81は清掃用ブレード18によって除去される。
【0029】
一方、二次転写が終了すると、各偏心カム57、67が図3に示した位置まで回動され、各アーム53、63の他端が上方へ持ち上げられるので、転写ロール8は中間転写体2から離間され、清掃用ブレード18は二次転写ロール8から離間される方向へ退避される。
【0030】
ここで、図5に示したように、清掃用ブレード18と二次転写ロール8とが完全に離間されて両者の間に大きな間隙が形成されてしまうと、清掃用ブレード18によって掻き落とされて飛散した浮遊トナー83が前記間隙部において下方から上方へ舞い上がり、転写ロール8や中間転写体2の表面を汚染してしまう。
【0031】
そこで、本実施形態では清掃用ブレード18を二次転写ロール8から退避させる際に、図3に示したように、当該退避によって清掃用ブレード18の二次転写ロール8に対する圧接は解除されるが、清掃用ブレード18と転写ロール8との間には飛散トナーが通過できるような間隙が形成されないように、その退避距離を制限するようにしている。
【0032】
この際、退避された接触用ブレード18と転写ロール8とは、図示したように接触状態を保っていても良いし、あるいは両者の間に飛散トナーが通過し得ない間隙が形成されるように離間しても良い。
【0033】
このように、本実施形態によれば、転写ロール8が中間転写体2から離間されているときでも、転写ロール8と清掃用ブレード18との間には、浮遊トナーを通過させてしまうような間隙が形成されない。また、転写ロール8の清掃用ブレード18が当接されない側には、シール部材44が常に当接されているので、浮遊トナー83による機内汚染が完全に防止される。
【0034】
さらに、転写ロール8が中間転写体2から離間されているときは、清掃用ブレード18の転写ロール8に対する押圧力が弱いか、実質的にゼロとなるので、清掃用ブレード18の変形も防止される。
【0035】
図4は、中間転写体2に対する転写ロール8の相対位置と、転写ロール8に対する清掃用ブレード18の相対位置との関係を、前記偏心カム57、67の回転角度θごとに表したタイミングチャートである。なお、縦軸のマイナス値は、転写ロール8が中間転写体に対して、あるいは清掃用ブレード18が転写ロール8に対して、それぞれ喰い込んでいる状態を示している。
【0036】
本実施形態では、二次転写が終了して偏心カムが回動し始めると、角度θ1 において、中間転写体2に対する転写ロール8の離間動作が開始する。角度θ2 において、転写ロール8が中間転写体2から離れ始めると、角度θ3 では、転写ロール8に対する清掃用ブレード18の退避動作が開始される。角度θ4 では、中間転写体2に対する転写ロール8の離間動作が完了し、角度θ5 では、転写ロール8に対する清掃用ブレード18の退避動作が完了する。
【0037】
一方、二次転写を実行するために偏心カムが回動し始めると、初めに角度θ6 において、転写ロール8に対する清掃用ブレード18の当接動作が開始されると共に、転写ロール8が中間転写体2に対して回転負荷とならぬよう、予め転写ロール8が回転駆動される。転写ロール8の回転速度は、その周速が中間転写体2の周速と略一致するように制御される。
【0038】
その後、角度θ7 において、中間転写体2に対する転写ロール8の当接動作が開始し、角度θ8 において、転写ロール8に対する清掃用ブレード18の当接動作が完了した後、角度θ9 では、転写ロール8が中間転写体2に当接され始め、角度θ10において当接動作が完了して二次転写が開始される。
【0039】
このように、本実施形態では、転写ロール8を中間転写体2へ当接する前に転写ロール8を回転させておくと共に、予め清掃用ブレード18を転写ロール2に当接させておき、清掃用ブレード18が既に回転負荷として作用している転写ロール2を中間転写体2に当接するようにしたので、清掃用ブレード18が当接されることによって生じる回転負荷が中間転写体2に回転変動を生じさせてしまうことが防止される。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果が達成される。
(1) 転写ロールが中間転写体から離間されているときでも、転写ロールと清掃用ブレードとの間には、浮遊トナーを通過させてしまうような間隙が形成されないので、浮遊トナーによる機内汚染を防止できる。
(2) 転写ロールが中間転写体から離間されているときは、清掃用ブレードの転写ロールに対する押圧力が弱いか、実質的にゼロとなるので、清掃用ブレードの変形を防止できると共に、その摩耗が低減されて寿命を延ばすことができる。
(3) 転写ロールを、中間転写体へ当接する前から回転させておくと共に、予め清掃用ブレードを転写ロールに当接させておき、清掃用ブレードが既に回転負荷として作用している転写ロールを中間転写体に当接するので、清掃用ブレードが中間転写体に回転変動を生じさせてしまうことが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したフルカラープリンタの主要部の構成を示した図である。
【図2】 二次転写部の二次転写時における状態を示した図である。
【図3】 二次転写部の二次転写時以外における状態を示した図である。
【図4】 中間転写体に対する転写ロールの相対位置と、転写ロールに対する清掃用ブレードの相対位置との関係を示したタイミングチャートである。
【図5】 本発明が対象とする技術課題を説明するための図である。
【符号の説明】
1…感光体ドラム、2…中間転写体、4…バックアップロール、5…多色現像器、6…除電器、7…、搬送路、8…二次転写ロール、9…一次転写ロール、11…定着装置
Claims (6)
- 像担持体の表面で現像された未定着トナー像を中間転写体へ一次転写した後、改めて中間転写体から記録媒体上へ二次転写する画像形成装置において、
前記中間転写体に対して離接駆動される転写ロールと、
前記転写ロールの表面を清掃する接触型クリーナと、
前記接触型クリーナの転写ロールに対する圧接状態を制御する駆動手段と、
前記転写ロールが中間転写体から離間されているときは、前記接触型クリーナの転写ロールに対するに圧接状態が弱められるように前記駆動手段を制御する制御手段とを具備し、
前記制御手段は、転写ロールが中間転写体から離間された後で接触型クリーナが、前記圧接状態が弱められる方向へ退避されるように前記駆動手段を制御し、
前記圧接状態が弱められた場合でも接触型クリーナと転写ロールとの接触状態が保たれることを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体の表面で現像された未定着トナー像を中間転写体へ一次転写した後、改めて中間転写体から記録媒体上へ二次転写する画像形成装置において、
前記中間転写体に対して離接駆動される転写ロールと、
前記転写ロールの表面を清掃する接触型クリーナと、
前記接触型クリーナの転写ロールに対する圧接状態を制御する駆動手段と、
前記転写ロールが中間転写体から離間されているときは、前記接触型クリーナの転写ロールに対するに圧接状態が弱められるように前記駆動手段を制御する制御手段とを具備し、
前記制御手段は、転写ロールが中間転写体へ圧接される前から接触型クリーナが転写ロールに圧接され、かつ転写ロールが中間転写体から離間された後で接触型クリーナが、前記圧接状態が弱められる方向へ退避されるように前記駆動手段を制御し、
前記圧接状態が弱められた場合でも接触型クリーナと転写ロールとの接触状態が保たれることを特徴とする画像形成装置。 - 前記転写ロールを、中間転写体へ圧接される前から回転させる駆動手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 像担持体の表面で現像された未定着トナー像を中間転写体へ一次転写した後、改めて中間転写体から記録媒体上へ二次転写する画像形成装置において、
前記中間転写体に対して離接駆動される転写ロールと、
前記転写ロールの表面に前記二次転写位置の下流で、当該転写ロールの前記中間転写体への離接にかかわらず弾性的に接触するシール部材と、
前記転写ロールの表面を前記シール部材との接触位置の下流で清掃する接触型クリーナと、
前記接触型クリーナの転写ロールに対する圧接状態を制御する駆動手段と、
前記転写ロールが中間転写体から離間されているときは、前記接触型クリーナの転写ロールに対するに圧接状態が弱められるように前記駆動手段を制御する制御手段とを具備し、
前記圧接状態が弱められた場合でも接触型クリーナと転写ロールとの接触状態が保たれることを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体の表面で現像された未定着トナー像を中間転写体へ一次転写した後、改めて中間転写体から記録媒体上へ二次転写する画像形成装置において、
前記中間転写体に対して離接駆動される転写ロールと、
前記転写ロールの表面に前記二次転写位置の下流で、当該転写ロールの前記中間転写体 への離接にかかわらず弾性的に接触するシール部材と、
前記転写ロールの表面を前記シール部材との接触位置の下流で清掃する接触型クリーナと、
前記接触型クリーナの転写ロールに対する圧接状態を制御する駆動手段と、
前記転写ロールが中間転写体から離間されているときは、前記接触型クリーナの転写ロールに対するに圧接状態が弱められるように前記駆動手段を制御する制御手段とを具備し、
前記制御手段は、転写ロールが中間転写体へ圧接される前から接触型クリーナが転写ロールに圧接されるように前記駆動手段を制御し、
前記圧接状態が弱められた場合でも接触型クリーナと転写ロールとの接触状態が保たれることを特徴とする画像形成装置。 - 前記シール部材は板状体であり、前記転写ロールに表面部で接することを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
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JP34386997A JP3661739B2 (ja) | 1997-11-29 | 1997-11-29 | 画像形成装置 |
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JPH11161050A JPH11161050A (ja) | 1999-06-18 |
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JP34386997A Expired - Fee Related JP3661739B2 (ja) | 1997-11-29 | 1997-11-29 | 画像形成装置 |
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