JPH02230173A - トナー濃度制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は電子写真複写機におけるトナー濃度制御装置
に関する。

従来の技術 このトナー濃度制御装置を具える複写装置は、従来のも
のと共通のものであり、これを第１，２図を参照してそ
の要部及び作用について説明するとつぎのとおりである
。

１は帯電チャージャ、２は感光体ドラム、３は現像ユニ
ット、４は転写チャージャ、５は分離チャージャ、、６
は搬送ベルト、７はクリーニングユニット、８はイレー
サ、９はトナー濃度検知用センサをそれぞれ示す。

このように複写装置において、第２図に示すプラテンガ
ラス１５の上に載置した原稿１２を光源１０で矢印ａ方
向に走査し、原稿１２からの反射光をミラー　レンズ等
の光学系により、予め帯電チャージャ１によって高電圧
が帯電され、前記走査と同期して矢印ｂ方向にに回転す
る感光体ドラム２に導いてそこに潜像を形成する． モしてつぎの工程で現像ユニット３により潜像をトナー
で現像し、ガイド板に案内される転写紙１８に転写チャ
ージャ４によりこのトナー像を転写し、分離チャージャ
５によって感光体ドラム２から分離する．このようにし
て分離された転写紙１８は搬送ベルト６によって、図示
しない定着ユニットに搬送されて，そこで定着して排紙
される． このようなことが行われることにより、現像ユニット３
におけるトナーは、感光体ドラム２に供給されることに
よって減少し、これを放置しておくと画像が薄くなるの
で，トナー濃度センサ９によりトナー濃度を検知し、そ
の濃度が薄くなったら、現像ユニット３にトナーを補給
するように制御作用がなされる．発明が解決しようとす
るｌ題 このようなトナー濃度の制御は、第２図に示すようにプ
ラテンガラス１５の始端側に予め設けられた基準濃度板
１１の画像を走査し、潜像の形成及び現像を行ってその
濃度を検知する。この際のセンサ出力をｖ１とし，一方
基準濃度板１１の像の前後をイレーサ８でイレースして
、そのときのセンサ９の出力をｖ２とする．そしてＶｌ
／Ｖ２の値がある基準値より大きくなったら、現像ユニ
ット３のトナー補給ローラを所定回数または一定時間作
動して、トナーをスリーブ側に補給する． このようなことから、センサ９の検知面がトナー等で汚
れてくると、Ｖｌ，Ｖ２の値が低い方ヘシフトし、特に
その影響はｖ２の方に大きく出てくるので、Ｖｌ／Ｖ２
の値が正規の値より大きくなりがちであって、薄いと検
知されることとなるため、トナー補給信号が出力されて
必要以上にトナーが補給されることとなり、その結果ト
ナー飛散、地はだ汚れが発生するという間題がある。

そこでこの発明の目的は、前記のような従来のトナー濃
度制御装置のもつ問題点を解消し、適正な量のトナーが
補給されて、トナー飛散や地はだ汚れを生ずることのな
い制御装置を提供するにある。

課題を解決するための手段 この発明は前記のような目的を達成するために、基準濃
度板の画像を感光体ドラム面に現像したバッチ画偉の濃
度をセンサで検知することでＭ御しようとするものに、
センサの非画像形成領域の検知出力が，所定値以下にな
ったときセンサの検知面を清掃する手段を設けたもので
ある。

そしてこの清掃手段を感光体ドラムの非画像領域に設け
ている。

実施例 この発明は前記のような従来の制御装置における濃度セ
ンサ９を機枠２０に横架したねじ捧２１に螺合したナッ
ト２２に取付け、該ねじ棒２１はステッピングモータｌ
４によって回動されるようになっており、濃度センサ９
はこのねじ＃ｓ２１の回動によって感光体ドラム２の軸
方向に平行に移動する。

この場合ねじ棒２１の回動は，感光体ドラム２と電磁ク
ラッチを介して行われるようにしてもよい。

そして濃度センサ９のホームポジションを規制するため
のホームポジションセンサ１６が設けられ、モータ１４
はＣＰＵ２３により制御され，感光体ドラム１にはセン
サ９の検知面を清掃する清掃部材１３が取付けられてお
り、この清掃部材１３は繊維状の植毛部材を布などの基
材に織込み，両面テープ等で感光体ドラム１の表面に貼
付けたものからなっている．このような制御装置の作用
を第４図に示すフローチャートを参照して説明する． 複写装置のメインスイッチを入れてコピー作業を開始す
るが、それに先立ってこの実施例では、初期においてｖ
２を４．Ｏｖに設定する。コピー作業の進展につれてセ
ンサ９の検知面が汚れてくると、このｖ２は４■より低
下することとなり、この実施例ではそれが３．２ｖ以下
となると（ステッープ２５）、センサ清掃モード（ステ
ップ２６）となり，センサ９が矢印ｄ方向に移動して、
ホームポジションセンサ１６がこれを検知することによ
りこの位置に停止し、この停止位置は非画像領域に対応
する．このようにして感光体ドラム２が所定回数回転さ
れると、センサ９の検知面が清掃部材１３によって清掃
されて初期の状態に戻り、その後センサ９は矢印ｅの方
向に移動してトナー濃度検知位置に停止し，通常のコピ
ー動作待機状態となる。

そしてこのトナー濃度センサ９の検知タイミングは１０
枚ごとに行われるようになっており、センサ清掃モード
はつぎの検知タイミングまでに完了すればよく、センサ
清掃モード後にＶ２が再度３．２ｖ以下になった場合（
ステップ２７）は、異常表示を行って（ステップ２８）
、センサ汚れ以外によるｖ２ダウンであることを報知さ
せる。

発明の効果 この発明は前記のようであって、トナー濃度センサの検
知出力が所定値以下となったとき．その検知面を清帰す
る手段を設けたので、トナー濃度センサがトナー等で汚
され、それによって不必要なトナーの補給がなされて、
トナーの飛散や地はだ汚れ等の発生が防止されるという
効果がある２

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のトナー濃度ｉ１Ｊ１ｆｌ装硫が設け
られる複写装置の要部の配置図，第２図は同上の基準濃
度板の配置状況を示す部分正面図、第３図は同上のトナ
ー清掃部の平面図，第４図は同上の作動用フローチャー
トを示す．２・・・感光体ドラム　９・・・トナー濃度
センサ１０・・・光　源　　　　１ｌ・・・基ｇ４：ａ
度板１２・・・原　稿　　　　１３・・・清掃部材ｌ４
・・・ステッピングモータ １５・・・プラテンガラス ｌ６・・・ホームポジションセンサ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、基準濃度板の画像を感光体ドラム面に現像したバッ
   チ画像の濃度をセンサで検知して、トナー濃度を制御す
   るように構成したトナー濃度制御装置において、前記セ
   ンサの非画像形成領域の検知出力が、所定値以下になっ
   たときに、センサの検知面を清掃する手段を作動させる
   ようになっていることを特徴とするトナー濃度制御装置
   。 ２、センサの検知面を清掃する清掃手段を、感光体ドラ
   ムの非画像領域に設けた請求項１に記載のトナー濃度制
   御装置。