JPH03144673A - 2成分現像剤リフレッシュ装置 - Google Patents

2成分現像剤リフレッシュ装置

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JPH03144673A
JPH03144673A JP1283978A JP28397889A JPH03144673A JP H03144673 A JPH03144673 A JP H03144673A JP 1283978 A JP1283978 A JP 1283978A JP 28397889 A JP28397889 A JP 28397889A JP H03144673 A JPH03144673 A JP H03144673A
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JP
Japan
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toner
developer
roller
concentration
refresh
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JP1283978A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Shimizu
保 清水
Masahiko Matsuura
昌彦 松浦
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置において
使用される2威分現像剤を再生(リフレッシュ)するた
めの装置に関する。
〔従来の技術〕
複写機、プリンタ等の画像形成装置において、キャリア
とトナーからなる2成分現像剤を用いて静電潜像担持体
上の静電潜像を現像する場合、該キャリアとトナーが現
像器中で撹拌され、該撹拌に伴う摩擦帯電によりトナー
が帯電し、該帯電トナーによって前記静電潜像が現像さ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このように2成分現像剤を用いる現像方式では
、耐刷枚数の増加に伴い現像器からのトナー飛散が増、
え、それが第15図に示すように記録紙上の地肌か゛ぶ
わを生じさせたり、画像形成装置内のトナー汚れを引き
起こすという問題がある。
このような問題が生じる理由は、第16図に示すように
、トナー帯電量が次第に低下していくためである。この
トナー帯電量の低下は、キャリア表面に高帯電トナーや
染料等が付着していくことによってキャリアとトナーの
接触帯電が阻害され、トナー帯電量が低下するためであ
る。
そこで本発明は、キャリア表面に付着している高帯電ト
ナーや染料等のスペント成分を除去して現像剤を再生(
リフレッシュ)する画像形成装置における2成分現像剤
リフレッシュ装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は前記目的に従い研究の結果、キャリア表面へ
のスペント成分の付着は主として静電気力に基づいてい
るため、このスペン)1分はキャリア同士の接触やキャ
リアと撹拌部材、ケーシング等との接触によってキャリ
ア表面から除去することができること、その除去のため
には現像剤中のトナー濃度を所定の濃度以下にし、その
後該現像剤に撹拌による機械力を与えてキャリアからス
ペント成分を分離し、該スペント成分除去後のキャリア
に所定量のトナーを補給することで現像剤をリフレッシ
ュさせることができることを見い出し本発明を完成した
すなわち本発明は、画像形成装置における2成分現像剤
リフレッシュ装置であって、2成分現像剤の一部または
全部を対象とし、該対象現像剤中のトナーを該対象現像
剤中トナー濃度が所定濃度に低下するように回収する手
段と、トナー濃度が前記所定濃度に低下した前記現像剤
をトナー補給無しに撹拌する手段と、前記所定撹拌後の
現像剤へトナーを補給する手段とを備えたことを特徴と
する2成分現像剤リフレッシュ装置を提供するものであ
る。
前記所定のトナー濃度は、現像剤成分等にもよるが、例
えば0〜1wt%程度が考えられる。
前記リフレッシュ装置の一例としては、画像形成装置に
既に搭載されている現像装置の機構をそのまま利用した
ものが考えられる。この場合には、前記トナー回収手段
は、リフレッシュ開始指示手段からの指示により、現像
装置中の2成分現像剤全部を対象として前記トナーを回
収するものであり、前記トナー補給手段は前記リフレッ
シュ開始指示手段からの指示後、前記トナー回収中はト
ナー補給を停止し、トナー濃度が低下した前記現像剤の
所定の撹拌後に該現像剤へトナーを補給する。
また、前記リフレッシュ装置の他の例として、前記トナ
ー回収手段が、現像器の運転中に該現像器における現像
剤の一部を取り込む手段と、取り込んだ現像剤からトナ
ーを分離回収する手段とを備えたものが考えられる。
(作 用〕 本発明2成分現像剤リフレッシュ装置によると、前記ト
ナー回収手段が2成分現像剤の一部又は全部を対象とし
て該対象現像剤中のトナーを所定濃度に低下するように
回収し、前記現像剤撹拌手段が該トナー濃度が所定値に
低下した現像剤をトナー補給がない状態下に撹拌し、そ
れによって該現像中のキャリア表面に付着したスペント
成分をキャリアから分離する。その後前記トナー補給手
段がキャリアリフレッシュ後の該現像剤へ所定量のトナ
ーを補給する。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。以下
に説明する実施例はいずれも複写機におけるものである
本発明の一実施例は第1図に示す複写機中の感光体ドラ
ム1、帯電チャージャ2、現像器3およびクリーニング
装置4を含んでおり、さらにこれらの動作を制御する制
御手段を含んでいる。該制御手段には、第2図に示す複
写機動作を制御するマイクロコンピュータCPU1が利
用される。
感光体lの周囲にはほかに像間イレーザa、転写チャー
ジャb、分離チャージャCおよびメインイサーサdが配
置されている。感光体への画像露光は矢印e7i向から
行われる。感光体1は図示しない感光体駆動モータによ
り図上反時計方向に回される。
現像器3はトナーを収容するケーシング31とトナーお
よびキャリアからなる2成分現像剤りを収容するケーシ
ング32とを備えており、ケーシング31にはトナー撹
拌回転部材33およびトナー搬送スクリュ34が設けら
れている。ケーシング32には斜めに傾斜する現像剤搬
送スクリュ35、現像剤撹拌用のバケットローラ36お
よび現像用スリーブローラ37が設けられている。スリ
ーブローラ37の中には磁極が7極非対称に設けられた
マグネットローラ38が固定配置されている。さらにス
リーブローラ37の上方には穂高規制板39が設けられ
ている。ケーシング32はさらに現像剤り中のトナー濃
度を測定するためのATDCセンサSlを備えている。
現像剤搬送スクリュ35、パケットローラ36およびス
リーブローラ37はいずれも図示しない伝動装置を介し
て現像器モータにより図上実線で示す時計方向に回され
る。
また、ケーシング31における回転部材33およびトナ
ー搬送スクリュ34ば前記現像器モータにより図示しな
い伝動装置およびトナー補給クラッチを介して図上実線
で示す矢印方向に回される。
但しトナー補給クラッチがオフになると回転部材33お
よびスクリュ34の回転は停止する。
ケーシング31中のトナーTはスフ91340回転によ
り図示しない通路を介してケーシング32中の現像剤搬
送スクリュ35の一端に供給される。スクリュ35は補
給されたトナーTとパケットローラ側から図示しない通
路を介して送られてきた現像剤りとを混合しつつこれら
を再びパケットローラ側へ供給する。バケットローラ3
6は現像剤をスリーブローラ37へ供給し、このように
して供給された現像剤はスリーブローラの回転とマグネ
ットローラ38のN3、S3極により入り=プローラの
回転方向に搬送され、途中穂高規制板39とマグネット
ローラのN4極により穂高が規制され、Nl極により感
光体上に供給され、そこの静電潜像を現像する。
現像後の現像剤はマグネットローラ38のS2、N2極
によって搬送され、N2およびN3極の同極反発の力を
受け、パケットローラ36上に落下する。落下した現像
剤は前述の通りバケットローラ36でスクリュ35側へ
搬送される。
このような現像動作中はスリーブローラ37に現像バイ
アス電圧Vl11が印加される。
第2図に示すマイクロコンピュータCPUIには現像剤
リフレッシュ開始指示キースイッチKが接続されている
。このスイッチは図示しない複写開始スイッチ等ととも
に複写機操作パネルPに搭載されている。マイクロコン
ピュータCPUIの出力端子には現像器モータ、トナー
補給クラッチ、感光体駆動モータ、帯電チャージャ2そ
の他図示しない負荷が接続されており、入力端子にはA
TDCセンサSlの出力その他が入力される。
本実施例における現像剤リフレッシュ動作は第3図のフ
ローチャートおよび第4図のタイミングチャートに示す
通りに行われる。
すなわち、操作パネルP上のリフレッシュ開始キースイ
ッチKがユーザーにより押されるとリフレッシュ信号が
発生し、これによってマイクロコンピュータCPUIか
らの指示のもとに現像器モータがオンするとともにトナ
ー補給クラッチがオフされ、現像剤搬送スクリュ35、
バケットローラ36およびスリーブローラ37が所定の
回転を開始し、一方、回転部材33およびトナー搬送ス
クリュ34は停止した状態とされる。
引き続き感光体駆動モータおよび帯電チャージャ2がオ
ンされ、これによって感光体1が一様に帯電されるとと
もに現像スリーブ37からの現像剤により感光体表面が
順次現像されていく。感光体lに付着したトナーはクリ
ーニング装置4により清掃される。
この現像動作により現像剤り中のトナー量は次第に低下
する。このトナー濃度はケーシング32に設けたATD
CセンサSlにより常時検出され、該センサが予め定め
た濃度(本例では1wt%)以下を検出すると、感光体
駆動モータおよび帯電チャージャ2がオフされる。しか
るのち予め定めた時間りの間、現像器3においてスクリ
ュ35およびバケットローラ36が回され続け、それに
よってトナー濃度が低下した現像剤り中のキャリアが撹
拌されて機械力を受け、該キャリア上に付着したスペン
ト成分がキャリアから分離される。こうして所定時間t
が経過した後、トナー補給クラッチをオンし、トナー搬
送スクリュ34を回転開始させ、それによってトナーT
を現像剤り中へ補給する。このトナー補給によりATD
Cセンサが適性トナー濃度(本例では5wt%)を検出
すると、現像器3は停止し、かくして現像剤のリフレッ
シュ動作が終了する。
前記実施例によると、現像剤リフレッシュ動作はリフレ
ッシュ開始キースイッチKを押すことにより始まるが、
このキースイッチに代えて■複写機が一定時間動作した
後、■一定定数数複写が終了した後等に自動的にリフレ
ッシュ開始信号が発せられるように構成してもよい。あ
るいは複写機電源をオンした時や複写機待機時に自動的
にリフレッシュ信号が発せられるようにしてもよい。
また、リフレッシュ動作中、リフレッシュ動作に関係す
る1または2以上の回転部材の回転数を通常の複写動作
時よりも高めてトナー回収およびキャリアリフレッシュ
を早めてもよい。さらに、現像器におけるマグネットロ
ーラ38の磁極位置を変化させ、現像剤撹拌を効率的に
行ってもよい。
前記実施例では現像剤中のトナー濃度の低下をATDC
センサS1により検出したが、該センサに代えて第1図
に二点鎖線で示すように感光体I上トナー濃度を検出す
るAIDCセンサS2を採用してもよい。該センサS2
を採用した場合における現像剤リフレッシュ動作中の各
部の動作タイミングは第5図に示す通りである。これに
よると、感光体lはリフレッシュ動作中回転し続け、帯
電チャージャ2はトナー回収時およびトナー再補給時に
オンされる。
なお、トナー濃度検出手段としては、このほか■トナー
濃度が低くなると現像剤体積が減少することを利用して
、体積レベルセンサを採用する、■低トナー濃度になる
と現像剤圧力が上昇することを利用して圧力センサを採
用する、ことも考えられる。
さて、以上のようにリフレッシュされた現像剤を用いる
ことにより耐刷枚数が増加した後も当初と同程度のトナ
ー帯電量を得ることができ、かぶりのないシャープな画
像を得ることができるとともにトナー飛散による複写機
内の汚染が防止される。
第6図は異なる条件のもとて現像剤をリフレッシュした
後に、該リフレッシュした現像剤を現像器中で撹拌を重
ねた場合におけるトナー帯電量の変化を示している。第
6図中実線で示すラインはトナー濃度を0wt%まで低
下させた後、予め定めた時間該現像剤を撹拌し、その後
トナーを補給して5wt%としたリフレッシュ後の現像
剤について示しており、破線で示すラインはトナー濃度
を0wt%まで低下させ、その後直ちにトナーを補給し
て5wt%としたリフレッシュ後の現像剤について示し
ている。−点鎖線で示すラインはトナー濃度を2wL%
まで低下させた後、前記実線ラインと同じ時間だけ現像
剤を撹拌し、その後トナーを補給して5wt%としたリ
フレッシュ後の現像剤について示している。この場合に
は、キャリア同士の衝突によるスペント成分除去よりも
キャリアとトナーの衝突によるスペント成分付着の方が
勝るため、トナー帯電量の低下が生じている。
このグラフから判るように、トナー濃度はできるだけ低
くし、且つトナー濃度低下後のキャリアをできるだけ長
く撹拌することが好ましい。
次に本発明の他の実施例を第7図から第11図を参照し
て説明する。
この実施例は第1図に示す現像器と同構成の現像器を利
用するものであるが、本実施例では該現像器におけるス
リーブローラ37の下方にトナー回収機構が設けられて
いる。
該トナー回収機構はトナー回収用の回収ローラ40、該
ローラ中に固定配置されたマグネットローラ41および
トナー回収スクリュ42を備えている。回収ローラ40
は現像器モータにより図示しない伝動装置、回収ローラ
駆動用クラッチおよび回収ローラ回転方向切換クラッチ
を介して駆動される。トナー回収スクリュ42は回収ロ
ーラ40に連動し、トナー回収時に回収方向に駆動され
る。
マグネットローラ41は2つのS極と1つのN極を有し
、これらは3極非対称に配置されている。
このローラ41は第9図に示すようにシャフト41aに
アーム41bが連結されており、該アームは引っ張りス
プリングSPにより常時引っ張られており、それによっ
て第8図に示すように一つのS極がスリーブローラ37
中の52極に臨むとともにN極が感光体lに臨んでいる
。また、アーム41bにはソレノイドSQLが連結され
ており、該ソレノイドオンによりアームがスプリングに
抗して回動し、ローラ41が第7図に示すトナー回収磁
極配置をとる。
第7図および第8図に示す現像器は第1図に示す現像器
と同様に動作する。ただし現像時には第8図に示すよう
に回収ローラ40が反時計方向に回されるとともに該ロ
ーラ内のマグネットローラ41の磁極配置も第8図に示
すとおりに設定される。現像動作中、現像スリーブロー
ラ37により運ばれ、感光体l上の静電潜像を現像した
後の現像剤のキャリアのうち、感光体1に付着したもの
は、マグネットローラ41のN極の作用により回収ロー
ラ40上に回収され、該ローラの反時計方向の回転にと
もなってスクレーパ43により該ローラ40上から分離
され、現像スリーブローラ37中の磁極N2に回収され
、その後N2、N3極の同極反発力を受けてバケットロ
ーラ36側へ戻される。
この実施例による現像剤リフレッシュ動作は第10図に
示す複写機動作を制御するマイクロコンピュータCPU
2の制御のもとに第11図のタイミングチャートのとお
り行われる。
すなわち、先に説明した実施例におけるリフレッシュ動
作開始のためのキースイッチと同様のスインチKがユー
ザーに押されることにより、あるいは■複写機の一定時
間使用後、■一定枚数複写動作終了後、■複写機電源オ
ン等により発せられるリフレッシュ開始信号により第9
図に示すソレノイドSQLがオンとなり、これによって
マグネットローラ41が図上時計方向に回され、第7図
に示すように2つのS極が現像スリーブローラ37内の
S2極に対向するように配置される。また、回収ローラ
40駆動用クラツチおよびローラ40の回転方向切換ク
ラッチがオンされる。引き続き現像器モータがオンされ
るとともに感光体駆動モータもオンされ、さらにトナー
回収用バイアス電圧■□(150V)がスリーブローラ
37に印加されるとともにバイアス電圧Vat(IKV
)がローラ40に印加される。
かくして感光体1、現像器3内のスクリュ35、バケッ
トローラ36およびスリーブローラ37が図上時計方向
に回されるとともに回収ローラ40も時計方向に回され
る。スリーブローラ37に運ばれて感光体ドラム1前面
を通過した現像剤中のトナーはバイアス電圧Vll、V
llの作用のもとにローラ40上に回収され、該ローラ
とともにスクレーパ44まで回動し、ここで該スクレー
パにより掻き落とされ、トナー回収スクリュ42によっ
て図示しないトナー回収ボトルへ回収される。そして回
収ローラ40上のトナーを分離された低トナー濃度の現
像剤は再び現像器3へ戻される。
かくして現像器3中の現像剤りのトナー濃度は次第に低
下し、該トナー濃度が所定の濃度以下になったことをト
ナー濃度検出センサ(ATDCセンサ)Stが検出する
と、ローラ40およびトナー回収スクリュ42の駆動ク
ラッチがオフされ、これらローラの回転が止められると
ともに、バイアス電圧■□、Vll2の印加が停止され
る。
その後予め定めた時間T1の間現像器モータおよび感光
体駆動モータを駆動し続け、この間に現像器3内の現像
剤を撹拌し、キャリア表面に付着したスペント成分を該
撹拌による機械力によって分離し、キャリアを再生する
。続いてトナー補給クラッチをオンしてトナー1M送ス
クリュ34を回転させ、それによって現像剤り中にトナ
ーを補給し、該トナー補給によりトナー濃度が適性濃度
に達するとセフ−931からの指示によりトナー補給ク
ラッチをオフしてスクリュ34を停止させる。
その後さらに一定時間T2の間、トナーとキャリアの撹
拌が続けられ、そのあと、第9図に示すソレノイドSQ
Lがオフされてマグネットローラ41が第8図に示す位
置に戻されるとともに現像器モータおよび感光体駆動モ
ータが停止し、現像待機状態に至る。
以上説明した二つの実施例における現像剤撹拌機構は現
像装置を利用したものであるが、リフレッシュ専用の撹
拌機構を設けてもよい。この場合、リフレッシュ装置部
分を取り外し可能にしておくと、それだけ複写機本体の
小型化を図ることができ、さらにトナー回収部分からの
トナーをホッパーへ回収すればトナー消費を抑えること
も可能となる。
今まで説明してきた実施例は現像器が現像動作中でない
時に現像器内の全ての現像剤を対象としてこれをリフレ
ッシュするものであるが、キャリアへのスペント成分の
付着があまり進行していない時期から現像剤のリフレッ
シュを行えるように、現像器動作中に現像剤の一部を取
り込みつつ該取り込んだ現像剤をリフレッシュして再び
現像器へ戻すことができる実施例について第12図およ
び第13図を参照して説明する。
第12図に示す実施例は、現像器5に付設されているも
のである。
該現像器5は2成分現像剤を撹拌する撹拌部材53およ
び現像スリーブローラ51を備えており、これらは図上
時計方向に図示しないモータにより回される。スリーブ
ローラ51の中にはマグネットローラ52が固定配置さ
れている。またスリーブローラ51には穂高規制板54
が上方から臨んでいる。現像剤リフレッシュ装置は現像
剤の一部を回収する現像剤回収ローラ61該ローラ上の
現像剤からトナーを分離回収するトナー回収ローラ63
、回収したトナーを収容するトナーホッパー64、該ホ
・ンバーにおけるトナー撹拌回転部材65とトナー搬送
ローラ64aおよびトナー分離後の現像剤を撹拌するた
めの回転部材66、該撹拌後の現像剤にホッパー64か
ら補給されるトナーを混合撹拌して現像器5へ戻す回転
部材67を含んでいる。
現像剤回収ローラ61中には1つのS極と2つのN極を
3極非対称に配置したマグネットローラ62が固定配置
されている。マグネットローラ62のS極は現像スリー
ブローラ中のマグネットローラのN極に対向するように
配置されている。
現像剤回収ローラ61、トナー回収ローラ63、トナー
撹拌部材65、トナー搬送ローラ64a、現像剤撹拌部
材66およびトナーおよび現像剤を混合撹拌する部材6
7はそれぞれ現像器モータにより図上矢印方向に回され
る。但し、トナー搬送ローラ64aは図示しないトナー
補給クラッチオン時にのみ回される。
現像器5中の現像剤は撹拌回転部材53により現像スリ
ーブローラ51へ供給され、該スリーブローラ上の現像
剤は穂高規制板54によって穂高を規制された状態で感
光体1へ運ばれ、感光体上の静電潜像の現像に供される
。スリーブローラ51によって穂高規制板へ運ばれ、こ
こで規制された現像剤の一部は現像剤回収ローラ61上
に回収され、該ローラ上の現像剤のトナーはローラ63
へのバイアス電圧vgffの印加によるトナー回収方向
の電界発生にまりローラ63上に回収され、ホッパーに
おけるスクレーバ63aに掻き取られてホッパー64へ
落下する。
一方、現像剤回収ローラ61上のトナー分離後のキャリ
アを主体とする現像剤はトナー濃度が所定濃度に低下し
ており、マグネットローラ62上の2つのN極の反発力
を受けて撹拌回転部材66側へ落下し、ここでキャリア
に付着したスペント成分がキャリアから分離するように
撹拌作用を受け、引き続き混合撹拌回転部材67 (!
!へ送り込まれる。トナーホッパー64中のトナーはト
ナー搬送ローラ64aの回転によって混合撹拌部材67
上に補給される。このトナーの補給は図示しないトナー
濃度センサからの出力に応じ、現像器5中の現像剤トナ
ー濃度が所定のものとなるように供給される。
第13図に示す実施例は現像器50に付設したものであ
る。この現像器50は、■現像スリーブローラ51が図
上反時計方向に回されるように構成されているとともに
3亥スリーフ゛ローラ内のマグネットローラ52の磁極
配置が変更されている点および■穂高規制板55がスリ
ーブローラ51の下方に設けられている点を除けば第1
2図に示す現像器5と同構成である。マグネットローラ
52中の隣合うN極は現像剤回収ローラ61に対向して
いる。
また、現像剤リフレッシュ装置は第12図に示すものと
次の点を除いて同構成である。 すなわち、現像器50
が現像を行っている間は第14図(1)に示すようにマ
グネットローラ62のS極が現像スリーブローラ内のN
極に対向するように配置され、これによって現像スリー
ブローラ51によって運ばれてくる現像後のトナー濃度
が低下した現像剤が現像剤回収ローラ61上に回収され
る。
現像が行われていないときには、第14図(2)に示す
ようにローラ62の一つのN極が現像スリーブローラ内
のN極に対向するように配置され、これによって現像ス
リーブローラ51によって運ばれてくる現像剤がリフレ
ッシユ装置内へ取り込まれることなくそのまま現像器ケ
ーシング内へ戻される。
このように第13図に示すリフレッシュ装置によると、
現像に使用されてトナー濃度が低下した状態の現像剤の
みを回収してリフレッシュするので、ローラ63ヘトナ
ーを回収するための電界が比較的小さく済み、また、比
較的小さい撹拌力でより確実にキャリアからスペント成
分を分離できる利点がある。
なお、第14図(2)に示す状態のとき、ローラ61.
63.64.66.67等や軸受等の摩耗を防止するた
め、これらを停止させてもよい。
混合撹拌部材67によって必要量のトナーを補給された
現像剤は再び現像器の撹拌部材53へ供給され、現像に
供される。なお現像剤回収用のマグネットローラ62の
駆動手段は図示していないが、第9図に示すマグネット
ローラ駆動手段と実質上同構成である。
〔発明の効果〕
本発明によると、キャリア表面に付着している高帯電ト
ナーや染料等のスペント成分を除去して現像剤を再生(
リフレッシュ)することができる画像形成装置における
2成分現像剤リフレッシュ装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成要件である複写機中の
感光体ドラム、帯電チャージャおよび現像器等を示す概
略断面図、第2図は第1図に示す実施例各部の動作を制
御する制御手段のブロック図、第3図は前記一実施例に
おける現像剤リフレッシュ動作を示すフローチャート、
第4図はトナー濃度検出にATDCセンサを用いた場合
のリフレッシュ装置各部の動作を示すタイ〔ングチャー
ト、第5図はトナー濃度検出にAIDCセンサを用いた
場合のリフレッシュ装置各部の動作を示すタイごングチ
ャートであり、第6図は異なる条件でリフレッシュした
現像剤の時間経過に伴うトナー帯電量の変化を示すグラ
フである。第7図から第11図は本発明の他の実施例を
示しており、第7図は該実施例の構成要件でる現像器お
よびこれに付設したトナー回収手段を感光体等とともに
示す概略断面図、第8図は第7図に示す現像器の現像動
作中の状態を示す説明図、第9図はトナー回収用マグネ
ットローラの駆動手段の斜視図、第10図は第7図に示
す実施例各部動作の制御部のブロック図、第11図は第
7図に示す実14例各部の動作を示すタイミングチャー
トである。第12図は本発明のさらに他の実施例の断面
図、第13図は本発明のさらに他の実施例の断面図、第
14図は第13図に示す実施例における現像剤回収用マ
グネットローラの動作状態を示す説明図である。 第15図は従来現像器による耐刷枚数と記録紙上の地肌
被りの関係を示すグラフ、第16図は従来現像器による
耐刷枚数とトナー1#電量の関係を示すグラフである。 D・・・2成分現像剤  T・・・トナー3・・・現像
器  34・・・トナー搬送スクリュ35・・・現像剤
搬送スクリュ 36・・・バケットローラ Sl・・・ATDCセンサ
S2・・・AIDCセンサ CPUl・・・マイクロコンピュータ K・・・リフレッシュ開始指示キースイッチ40・・・
回収ローラ 41・・・マグネットローラ V□、vsl・・バイアス電圧 41a・・・ローラ軸 41b・・・アーム  SQL・・・ソレノイドSP・
・・スプリング CPU2・・・マイクロコンピュータ 5.50・・・現像器 51・・・現像スリーブローラ
52・・・マグネットローラ 54.55・・・穂高規制板 61・・・現像剤回収ローラ 62・・・マグネットローラ 63・・・トナー回収ローラ 64a・・・トナー搬送ローラ 66・・・撹拌回転部材 67・・・撹拌混合部材K・
・・リフレッシュ開始指示キースイッチ[3図 第 4 図 第 図 感光体駆動モータON FF 第 図 ○ 0 0 30(M) 撹拌時間 5.50・・・現像器 51・・・現像スリーブローラ
52・・・マグネットローラ 54.55・・・穂高規制板 61・・・現像剤回収ローラ 62・・・マグネットローラ 63・・・トナー回収ローラ 64a・・・トナー搬送ローラ 66・・・撹拌回転部材 67・・・撹拌回転部材第 2 図 第 3 図 報 賛烏るクツ α) L+−11[[−11111

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像形成装置における2成分現像剤リフレッシュ
    装置であって、2成分現像剤の一部または全部を対象と
    し、該対象現像剤中のトナーを該対象現像剤中トナー濃
    度が所定濃度に低下するように回収する手段と、トナー
    濃度が前記所定濃度に低下した前記現像剤をトナー補給
    無しに撹拌する手段と、前記所定撹拌後の現像剤へトナ
    ーを補給する手段とを備えたことを特徴とする2成分現
    像剤リフレッシュ装置。
  2. (2)前記トナー回収手段が、リフレッシュ開始指示手
    段からの指示により2成分現像剤全部を対象として前記
    トナー回収を行うものであり、前記トナー補給手段は、
    前記リフレッシュ開始指示手段からの指示後、前記トナ
    ー回収中はトナー補給を停止し、トナー濃度が低下した
    前記現像剤の所定の撹拌後に該現像剤へトナーを補給す
    る請求項1記載のリフレッシュ装置。
  3. (3)前記トナー回収手段が、現像器の運転中に該現像
    器における現像剤の一部を取り込む手段と、取り込んだ
    現像剤からトナーを分離回収する手段とを備えている請
    求項1記載のリフレッシュ装置。
JP1283978A 1989-10-31 1989-10-31 2成分現像剤リフレッシュ装置 Pending JPH03144673A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007086449A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置及び画像形成装置
US7263320B2 (en) 2004-12-21 2007-08-28 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus, developing apparatus, and finely-divided toner particle collecting apparatus
JP2008191640A (ja) * 2007-01-10 2008-08-21 Ricoh Co Ltd 現像装置、画像形成装置及び画像形成方法
JP2009230114A (ja) * 2008-02-28 2009-10-08 Ricoh Co Ltd 現像装置及び画像形成装置

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