JPS5850551A - 複写制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写機において、転写紙の感光体への給送タイ
ミングと、トナー濃度とを同時的に行なう複写制御装置
に関するものである。

複写機においてマーシーケンス制御すべき対象物は、光
学系のスタートタイミング、露光ランプの点灯タイミン
グ、電荷チャージタイミング、クリーニングタイミング
、定着動作タイミング（熱定着の場合）等積々あるが、
転写紙の所定位曾に画像を転写しく大抵の場合画像先端
が転写紙先端に合致するように制御される。）、しかも
この画像の濃度が濃過ぎず、且つ薄過ぎず、適正な濃度
にすることが、ハードコピーの品質の決め手となるもの
であり、最もユーザに望まれる複写機の性能の一つであ
る。従って、感光体への転写紙の給送タイミング制御と
トナー濃度制御は数ある制御対象物の中でも最も重要な
ものと言える。

本発明はぜこの転写紙の給送タイミングと現傷剤へのト
ナー濃度を関連づけて同時的に行なうことによって、ハ
ードコピー品質を格段に高めると共に、これら複数の制
御を行なうためのセンサを共用することにより装置の簡
略化を図り、簡単な構成で精度の高い制御を行なうこと
が出来るイよ５にしたものである。

従来は、転写紙の給送タイミングはそれ自体単独に制御
し、一方現像剤のトナー濃度もそれ自体単独に制御する
ものであったため、アウトプットとしてのノ・−トコビ
ーは画像濃度と画像位置がきめ細かくマツチングして適
正圧制御されたものでない場合も多かったつ 本発明では、原稿台上の光学的走査域内で且つ原稿先端
位置より前方に読み取り可能なマークを設けておき、こ
のマークの感光体上の顕像を光学的に読み取り、この読
み取り信号をマイクロコンピュータで処理することによ
り、トナー濃度制御指令信号と給送指令信号とを発する
ようにしたものである。従って厳密には、トナー濃度不
足の場合は次複写サイクルからトナー濃度が適正に制御
されることになる。

以下、第１図に基づいて本発明の一実施例を説明する。

感光体ドラム１は時計回り方向に定速回転し、その表面
は、まずコロナチャージャ２によって一様に帯電される
。帯電された感光体表面には、左方向に移動する原稿台
ガラス３上に装置された原稿４が、静止する露光光学系
５を通して投影されろ。感光体１上の帯電電荷は、投影
された原稿像の明暗に応じて選択的に放電され、そこに
原稿像に対応した静電潜像が作られる。この静電潜像は
、現像装置６からトナーを供給されて可視化される。

現像装置６は、容器７内に樹脂トナーと鉄粉キャリアと
からなる二成分系現像剤８を収容し、この現像剤を、内
部に磁石を配置した現像スリーブ９の回転によって汲み
上げ、感光体１上の静電潜像に接触させてこれを現像す
る。現像スリーブ９にはバイアス電圧Ｖ、が印加されて
、地肌汚れの防止が図られている。現像により現像剤中
のトナーが消費されるので、トナータンクｌＯから新し
いトナー１１が汲出しローラー１２によって適宜補給さ
れる。

感光体上の現像画像は、その後、転写紙１３に転写され
１５．感光体上の残留トナーはクリー二／グされる。転
写紙１３はカセット１４内に収容され、給紙コ・口１５
によって一枚毎複写経路１６に送り出される。

１７はレジストローラ対であり、ここで一旦転写紙１３
は待機され、彼達する給送信号により感光体１上の画像
とタイミングを取られて再び前方に送られ、転写チャー
ジャ１８の作用忙より１ｉｊｉ（Ｉを転写され、分離チ
ャージャ１９の働？！により分離され、さらに複写経路
を排紙口（図示せず）方向に進むものである。

前！已原稿台３の一端部、即ち原稿４先端の前方で１つ
光学走査域内の先端部には図の如くマーク２ｏを設ける
。そして複写プロセスに先立ちこのマーク２０がまず感
光体１上に投影され、静電潜像が形成されると共に現像
装置６により顕儂化され、図示の如くマーク画像２１を
形成する。そして本発明では、このマーク画像２１を転
写前位置で読みをり、各制御信号を発する訳であるが、
この読み取り、制御棒構について以乍に述べる。

２２は発光素子、２３は受光素子であり、この発光素子
２２、受光素子２３からなる光学センサで、マーク画像
２１を読み取る。このマーク画像２１の読み取りは、マ
ーク画像２１に先行する非画傷領域の感光体からの反射
光景から、マーク画像２１による反射光量の変化を受光
素子２３が感知することＫよってなされ、この光量変化
は電圧に変換されて、増幅器２４、め変換器２５を通じ
てマイクロコンビエータのＣＰＵ２６に増り込まれる。

一方、マイクロコンビエータのＨｏＭｇ’ｙには、適正
トナー濃度状態の時の、光量変化値、即ち電圧変化値が
記憶されている。

そして前述した実際の電圧変化値とこの規準変化値がＣ
ＰＵ２６内で比較され、実際の電圧変化値が規準変化値
より小さい時、即ちトナー濃度が薄い時は、トナー補給
のため指令信号がドライバ回路２８を通して出され、こ
れによってソレノイド２９が作動し、トナー汲出しロー
ラ１２を回転させる。

従ってトナータンク１０内のトナー１１が現像容器７の
中に補給される。

一方ＣＰＵ２６内では、電圧変化を読み取ることによっ
て、即ち光学的センサ位置にマーク画像２１゛が到達し
たことを検知することによって、トナー補給指令とは別
個に給送指令信号を、ドライバ回路２８を通じて発する
。この給送指令信号によってソレノイド３０が作動し、
前記レジストローラ対１７を回転駆動させる。従って、
予めレジストローラ対１７に先端をくわえ込まれたまま
で時期していた転写紙１３はこのレジストローラ対１７
の回転により再び感光体ドラム１に向けて給送を開始さ
せられ、転写チャージャ１８位ｆＩｊｔにおいてマーク
画像２１後方の原稿画倫とタイミングを取られて接触し
、トナー画像を転写される。転写された転写紙１３は分
離チャージャ１９により感光体から離反し、さらに複写
舒路１６を先に進む。尚３１はクリーニングブレードで
ある。

第２図は、マーク２０のパターンを示す２つの実施例で
あり、（ａ）はラインマーク２０ｍと網点マーク２０ｂ
からなり、ラインマーク２０ｍを検知して、給送タイミ
ング制御を行ない、網点マーク２０ｂでトナー濃度制御
を行なうものである。（ｂｌは同様にラインマーク２０
ｍと黒ペタマーク２０ｂからなるものである。

本発明は以上述”べた通りのものであり、−個のマーク
により、トナー濃度制御及び転写紙給送タイミング制御
を行なうようＫしたから、簡単な制御機構にして、画像
品質のすぐれたコピーを得ることが出来る複写制御装償
を枡供することが出来るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す複写機全体の機構図、
第２図（１）、（ｂ）はマークパターンを示す異なる実
施例である。 ３・・・・・・原稿台、２０・・・・・・マーク、２１
・・・・・・マーク画像。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　原稿台の光学的走査斌内で且つ原稿先端位曾
   前方に読み取り可能なマークを設け、感光体上に形成さ
   れたマーク画像を、現倫後、転写前位置で検出し、この
   マーク画像の存在により転写紙の給送タイミング制御を
   行なうと共に、マーク画像の濃淡によりトナー濃度制御
   を行なう様にしたことを特徴とする複写制御装置。
2. （２）前記マークは給送タイミング制御用とトナー濃度
   制御用の２ｎのノ（ターンよりなることを特徴とする特
   許請求の範囲第＋１）項記載の複写制御装置。