JP2800228B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真プロセスによって画像を形成する
画像形成装置に関する。
画像形成装置に関する。
従来より、電子写真プロセスは、複写機、ファクシミ
リ、レーザビームやLEDアレイなどによる光学式プリン
タなどの画像形成装置におけるハードコピー画像の形成
手法として広く用いられている。
リ、レーザビームやLEDアレイなどによる光学式プリン
タなどの画像形成装置におけるハードコピー画像の形成
手法として広く用いられている。
電子写真プロセスでは、一様に帯電させた感光体を画
像情報に応じて露光することにより部分的に帯電荷を除
電して潜像を形成する。
像情報に応じて露光することにより部分的に帯電荷を除
電して潜像を形成する。
潜像の現像には、一般にトナー(熱溶融性樹脂、カー
ボン、染料などを溶融混合した微粒子)と鉄粉などから
なるキャリアとを摩擦帯電させる2成分現像剤が用いら
れ、現像時には現像器に対して所定の電圧(現像バイア
ス)が印加される。
ボン、染料などを溶融混合した微粒子)と鉄粉などから
なるキャリアとを摩擦帯電させる2成分現像剤が用いら
れ、現像時には現像器に対して所定の電圧(現像バイア
ス)が印加される。
現像バイアスの印加により現像剤中のキャリアは現像
器側に静電吸引され、トナーのみが感光体上に吸着され
る。
器側に静電吸引され、トナーのみが感光体上に吸着され
る。
さて、キャリアは硬質の微粒子であり、これが感光体
に付着すると、感光体及びクリーニング装置のブレード
などが損傷を受けるという重大な問題が生じるととも
に、本来は非消耗品であるキャリアが消耗し、これを補
給する必要が生じる。
に付着すると、感光体及びクリーニング装置のブレード
などが損傷を受けるという重大な問題が生じるととも
に、本来は非消耗品であるキャリアが消耗し、これを補
給する必要が生じる。
したがって、従来の画像形成装置では、無帯電状態で
ある感光体に対して帯電が開始された直後において、現
像器に現像バイアスを印加するタイミングを、感光体上
の無帯電部と帯電部との境目(帯電部先端)が、現像器
と対向する位置に到達する以前とし、感光体へのキャリ
アの付着を防止している。
ある感光体に対して帯電が開始された直後において、現
像器に現像バイアスを印加するタイミングを、感光体上
の無帯電部と帯電部との境目(帯電部先端)が、現像器
と対向する位置に到達する以前とし、感光体へのキャリ
アの付着を防止している。
ところが、現像器に現像バイアスを印加するタイミン
グを、上述のように設定すると、感光体へのキャリアの
付着は防止されるが、その代わり、現像バイアス電荷と
の反発により、トナーが感光体の無帯電部に付着する。
このため、従来の画像形成装置では、トナーが無駄に消
費されるといった問題があった。
グを、上述のように設定すると、感光体へのキャリアの
付着は防止されるが、その代わり、現像バイアス電荷と
の反発により、トナーが感光体の無帯電部に付着する。
このため、従来の画像形成装置では、トナーが無駄に消
費されるといった問題があった。
特に、記録用の用紙を感光体から分離するための分離
手段として分離ベルトを用いるものでは、感光体に付着
したトナーが、感光体の軸方向端部に常に当接するよう
配設されている分離ベルトの汚染原因となる。このた
め、分離ベルトにより感光体から機械的に分離される用
紙の端部に、画像と無関係のトナー付着が生じ、用紙が
汚れて見苦しいという問題があった。
手段として分離ベルトを用いるものでは、感光体に付着
したトナーが、感光体の軸方向端部に常に当接するよう
配設されている分離ベルトの汚染原因となる。このた
め、分離ベルトにより感光体から機械的に分離される用
紙の端部に、画像と無関係のトナー付着が生じ、用紙が
汚れて見苦しいという問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑み、現像バイアスの印加に
伴う感光体への不要なトナー付着を無くした画像形成装
置を提供することを目的としている。
伴う感光体への不要なトナー付着を無くした画像形成装
置を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、上述の課題を解決するため、感光
体の周囲に現像剤を収納した現像器が配設され、前記感
光体と前記現像器とが相対的に移動し電子写真プロセス
によって画像が形成されるように構成された画像形成装
置であって、前記現像器には、前記感光体への現像剤の
付着を防止するための穂切り処理を行う穂切り手段が設
けられ、前記現像器に対して現像バイアスが印加される
以前で且つ前記感光体の帯電部先端が前記現像器の配設
位置に到達する以前に当該現像器において穂切り状態を
形成するとともに、前記感光体の帯電部先端が当該現像
器の配設位置を通過するまでは穂切り状態を維持するよ
うに制御する制御手段が設けられてなることを特徴とし
て構成される。
体の周囲に現像剤を収納した現像器が配設され、前記感
光体と前記現像器とが相対的に移動し電子写真プロセス
によって画像が形成されるように構成された画像形成装
置であって、前記現像器には、前記感光体への現像剤の
付着を防止するための穂切り処理を行う穂切り手段が設
けられ、前記現像器に対して現像バイアスが印加される
以前で且つ前記感光体の帯電部先端が前記現像器の配設
位置に到達する以前に当該現像器において穂切り状態を
形成するとともに、前記感光体の帯電部先端が当該現像
器の配設位置を通過するまでは穂切り状態を維持するよ
うに制御する制御手段が設けられてなることを特徴とし
て構成される。
請求項2の発明は、請求項1の発明の構成に加えて、
前記制御手段は、穂切り状態が維持されている現像器に
対しては穂切り処理を行わないように制御することを特
徴として構成される。
前記制御手段は、穂切り状態が維持されている現像器に
対しては穂切り処理を行わないように制御することを特
徴として構成される。
請求項3の発明は、感光体の周囲に現像剤を収納した
複数個の現像器が配設され、前記感光体と前記現像器と
が相対的に移動し電子写真プロセスによって画像が形成
されるように構成された画像形成装置であって、それぞ
れの前記現像器には、前記感光体への現像剤の付着を防
止するための穂切り処理を行う穂切り手段が設けられ、
前記各現像器に対して現像バイアスが印加される以前で
且つ前記感光体の帯電部先端が前記現像器の配設位置に
到達する以前にそれぞれの現像器において穂切り状態を
形成するとともに、前記感光体の帯電部先端が前記各現
像器の配設位置を通過するまでは前記各現像器の穂切り
状態を維持するように各現像器に対する穂切り処理を順
次行うように制御する制御手段が設けられてなることを
特徴として構成される。
複数個の現像器が配設され、前記感光体と前記現像器と
が相対的に移動し電子写真プロセスによって画像が形成
されるように構成された画像形成装置であって、それぞ
れの前記現像器には、前記感光体への現像剤の付着を防
止するための穂切り処理を行う穂切り手段が設けられ、
前記各現像器に対して現像バイアスが印加される以前で
且つ前記感光体の帯電部先端が前記現像器の配設位置に
到達する以前にそれぞれの現像器において穂切り状態を
形成するとともに、前記感光体の帯電部先端が前記各現
像器の配設位置を通過するまでは前記各現像器の穂切り
状態を維持するように各現像器に対する穂切り処理を順
次行うように制御する制御手段が設けられてなることを
特徴として構成される。
請求項4の発明は、請求項3の発明の構成に加えて、
前記制御手段は、前記感光体の帯電部先端が先に到達す
る現像器から順に穂切り状態を形成するよう制御するこ
とを特徴として構成される。
前記制御手段は、前記感光体の帯電部先端が先に到達す
る現像器から順に穂切り状態を形成するよう制御するこ
とを特徴として構成される。
画像形成装置は、感光体の周囲に配設された現像器を
用いる電子写真プロセスによって画像を形成する。
用いる電子写真プロセスによって画像を形成する。
穂切り手段は、現像器に対して感光体への現像剤の付
着を防止するための穂切り処理を行う。
着を防止するための穂切り処理を行う。
制御手段は、現像器に対して、現像バイアス電圧が印
加される以前で且つ感光体の帯電部先端が現像器の配設
位置に到達する以前に穂切り状態を形成するとともに、
感光体の帯電部先端が現像器の配設位置を通過するまで
は穂切り状態を維持するよう、穂切り手段の動作を制御
する。
加される以前で且つ感光体の帯電部先端が現像器の配設
位置に到達する以前に穂切り状態を形成するとともに、
感光体の帯電部先端が現像器の配設位置を通過するまで
は穂切り状態を維持するよう、穂切り手段の動作を制御
する。
現像器が複数個ある場合には、制御手段は、穂切り状
態が維持されている現像器に対しては穂切り処理を行わ
ないように制御する。また、各現像器に対する穂切り処
理を順次行うように制御し、さらに、感光体の帯電部先
端が先に到達する現像器から順に穂切り処理を行う。
態が維持されている現像器に対しては穂切り処理を行わ
ないように制御する。また、各現像器に対する穂切り処
理を順次行うように制御し、さらに、感光体の帯電部先
端が先に到達する現像器から順に穂切り処理を行う。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図はレーザプリンタAの正面断面図である。
レーザプリンタAは、例えば汎用コンピュータやワー
ドプロセッサ、画像読み取り装置、ファクシミリ装置な
どの、図外のデータ処理装置から制御信号とともに入力
される印字データ(画像データを含む)に基づいて、印
字(ハードコピー画像のプリント動作)を行うものであ
る。
ドプロセッサ、画像読み取り装置、ファクシミリ装置な
どの、図外のデータ処理装置から制御信号とともに入力
される印字データ(画像データを含む)に基づいて、印
字(ハードコピー画像のプリント動作)を行うものであ
る。
箱体状の装置本体21には、その上面にトップカバー22
が、前面にフロントカバー(不図示)が、それぞれ開閉
可能に取りつけられている。
が、前面にフロントカバー(不図示)が、それぞれ開閉
可能に取りつけられている。
レーザプリンタAの略中央部には、反時計方向に回転
する感光体ドラム1が設けられており、その周囲には、
電子写真プロセスのための、帯電チャージャ3、第1の
現像器5、第2の現像器6、転写チャージャ7、分離ベ
ルト8、クリーニング装置9、及びメインイレーサラン
プ10が配置されている。
する感光体ドラム1が設けられており、その周囲には、
電子写真プロセスのための、帯電チャージャ3、第1の
現像器5、第2の現像器6、転写チャージャ7、分離ベ
ルト8、クリーニング装置9、及びメインイレーサラン
プ10が配置されている。
感光体ドラム1は、プリント動作において、その表面
が帯電チャージャ3により均一に負極性に帯電された
後、レーザ光学系18による露光走査によって画像に対応
する部分が除電され、感光体ドラム1の表面に潜像が形
成される。
が帯電チャージャ3により均一に負極性に帯電された
後、レーザ光学系18による露光走査によって画像に対応
する部分が除電され、感光体ドラム1の表面に潜像が形
成される。
感光体ドラム1上の潜像は、現像器5又は現像器6に
よって現像され、後述する給紙系Pから供給されてきた
用紙に転写チャージャ7によって転写される。
よって現像され、後述する給紙系Pから供給されてきた
用紙に転写チャージャ7によって転写される。
その後、クリーニング装置9により余分のトナーが除
去された感光体ドラム1の表面は、メインイレーサラン
プ10により除電され、次のプリント動作に備えられる。
去された感光体ドラム1の表面は、メインイレーサラン
プ10により除電され、次のプリント動作に備えられる。
転写後の用紙は、分離ベルト8により感光体ドラム1
から分離され、搬送ベルト25によって定着装置11に送り
込まれ、転写画像の定着の後、トレイ26に排出される。
から分離され、搬送ベルト25によって定着装置11に送り
込まれ、転写画像の定着の後、トレイ26に排出される。
給紙系Pは、手差し給紙部27、自動給紙用の給紙カセ
ット28及び30を有し、これらのいずれかより供給された
用紙は、ローラ31〜34によってタイミングローラ24へ送
られ、タイミングローラ24によってタイミング調整が行
われて転写部に搬送される。
ット28及び30を有し、これらのいずれかより供給された
用紙は、ローラ31〜34によってタイミングローラ24へ送
られ、タイミングローラ24によってタイミング調整が行
われて転写部に搬送される。
なお、35、36は各給紙カセット28及び30内の用紙のサ
イズを検出するサイズ検出センサー、37、38は各給紙カ
セット28及び30内の用紙の有無を検出するカセットエン
プティセンサー、39はフロントカバーの閉状態でオンす
るカバーセンサー、40はトナー像の濃度を検出するため
の濃度センサーである。
イズを検出するサイズ検出センサー、37、38は各給紙カ
セット28及び30内の用紙の有無を検出するカセットエン
プティセンサー、39はフロントカバーの閉状態でオンす
るカバーセンサー、40はトナー像の濃度を検出するため
の濃度センサーである。
レーザ光学系18は、文字や画像に応じた変調パルスに
より駆動されてレーザ光を発する半導体レーザ、レーザ
ビームを偏向するポリゴンミラー、及び各種レンズなど
から構成されている。
より駆動されてレーザ光を発する半導体レーザ、レーザ
ビームを偏向するポリゴンミラー、及び各種レンズなど
から構成されている。
制御部12は、レーザ光学系18を含めてレーザプリンタ
A全体の動作を制御する。
A全体の動作を制御する。
電源部13は、レーザプリンタAの下部に配置され、AC
100ボトルを昇圧するための高圧トランスや高圧電源回
路などを有し、各部に所定の電力を供給する。
100ボトルを昇圧するための高圧トランスや高圧電源回
路などを有し、各部に所定の電力を供給する。
第3図は現像器5,6を拡大して示す図、第4図は現像
スリーブ44を拡大して示す断面図、第5図は第4図の穂
切りシャッタ80の斜視図である。
スリーブ44を拡大して示す断面図、第5図は第4図の穂
切りシャッタ80の斜視図である。
第3図に示すように、第1の現像器5と第2の現像器
6とは、配置の関係から形状は互いに異なるが、機構及
び機能はほぼ同じである。したがって、第4図及び第5
図では、2個の現像器5,6の内の一方の現像器5の現像
器スリーブ44及び穂切りシャッタ80の構造を示してある
が、以下の説明では、穂切りシャッタ80の各部に関し、
第1の現像器5のものには添字「a」、第2の現像器6
のものには添字「b」を、それぞれ各符号の末尾に付し
て区別する。
6とは、配置の関係から形状は互いに異なるが、機構及
び機能はほぼ同じである。したがって、第4図及び第5
図では、2個の現像器5,6の内の一方の現像器5の現像
器スリーブ44及び穂切りシャッタ80の構造を示してある
が、以下の説明では、穂切りシャッタ80の各部に関し、
第1の現像器5のものには添字「a」、第2の現像器6
のものには添字「b」を、それぞれ各符号の末尾に付し
て区別する。
第3図に示すように、第1の現像器5には、トナーを
補給するためのトナー補給ボトル41が取外し可能に装着
されている。トナー補給ボトル41のトナー補給口41a
は、現像器5内においてその長手方向(第3図の紙面と
直角な方向)に延びる輸送管42の一端部に接続されてい
る。
補給するためのトナー補給ボトル41が取外し可能に装着
されている。トナー補給ボトル41のトナー補給口41a
は、現像器5内においてその長手方向(第3図の紙面と
直角な方向)に延びる輸送管42の一端部に接続されてい
る。
トナー補給ボトル41には、後述する濃度調整処理にお
いて、感光体ドラム1を駆動する図外のメインモータの
回転駆動力が補給用クラッチ(不図示)を介して伝えら
れ、トナー補給ボトル41の回転数に比例する量のトナー
がトナー補給口41aから輸送管42を通して現像器5内に
送られる。
いて、感光体ドラム1を駆動する図外のメインモータの
回転駆動力が補給用クラッチ(不図示)を介して伝えら
れ、トナー補給ボトル41の回転数に比例する量のトナー
がトナー補給口41aから輸送管42を通して現像器5内に
送られる。
現像器5内に搬送されたトナーは、図示しない現像モ
ータにより回転するバケットローラ43によって、予め現
像器5に充填されている磁性キャリアと混合され、その
ときの摩擦により負極性に帯電され、上述の現像モータ
により回転する現像スリーブ44の表面に供給される。な
お、現像スリーブ44の回転及び停止は、図外の第1現像
器スリーブクラッチにより制御される。
ータにより回転するバケットローラ43によって、予め現
像器5に充填されている磁性キャリアと混合され、その
ときの摩擦により負極性に帯電され、上述の現像モータ
により回転する現像スリーブ44の表面に供給される。な
お、現像スリーブ44の回転及び停止は、図外の第1現像
器スリーブクラッチにより制御される。
トナー補給ボトル41の近傍には、このトナー補給ボト
ル41が装着されているか否かを検出する第1ボトル有無
センサー45が取りつけられており、また、そのトナー補
給口41aには、トナー補給ボトル41内にトナーが無くな
った際にそれを検出する第1ボトルエンプティセンサー
46が取りつけられている。
ル41が装着されているか否かを検出する第1ボトル有無
センサー45が取りつけられており、また、そのトナー補
給口41aには、トナー補給ボトル41内にトナーが無くな
った際にそれを検出する第1ボトルエンプティセンサー
46が取りつけられている。
また、現像器5の上部には、トナーの色(黒、赤、
黄、青)を識別するためのマグネット群47が取りつけら
れるようになっており、マグネット群47に対向配置され
たリードスイッチ49、50のオンオフの組合せによって、
例えば第1表の如くトナー色が判別される。
黄、青)を識別するためのマグネット群47が取りつけら
れるようになっており、マグネット群47に対向配置され
たリードスイッチ49、50のオンオフの組合せによって、
例えば第1表の如くトナー色が判別される。
第2の現像器6についても、上述の第1の現像器5と
同様に、トナー補給口53aを有したトナー補給ボトル5
3、輸送管54,55、バケットローラ56、現像スリーブ57、
ボトル有無センサー58、ボトルエンプティセンサー60、
マグネット群61、リードスイッチ63、64が配設されてい
る。
同様に、トナー補給口53aを有したトナー補給ボトル5
3、輸送管54,55、バケットローラ56、現像スリーブ57、
ボトル有無センサー58、ボトルエンプティセンサー60、
マグネット群61、リードスイッチ63、64が配設されてい
る。
通常は、第1の現像器5にはカラーのトナーが、第2
の現像器6には黒色のトナーが、それぞれ収容されてい
るが、現像器を交換することによって他の色に容易に変
えることができる。
の現像器6には黒色のトナーが、それぞれ収容されてい
るが、現像器を交換することによって他の色に容易に変
えることができる。
第4図に示すように、現像スリーブ44は非磁性導電材
を円筒状に形成したもので、外周部にはサンドブラスト
処理にて微小凹凸が形成されており、現像器位置X1にお
いて感光体ドラム1と現像ギャップDSをもって対向す
る。
を円筒状に形成したもので、外周部にはサンドブラスト
処理にて微小凹凸が形成されており、現像器位置X1にお
いて感光体ドラム1と現像ギャップDSをもって対向す
る。
この現像スリーブ44には、後述するように、現像時に
電源部13から負の電圧である現像バイアスVBが印加さ
れ、所定の電荷が与えられる。
電源部13から負の電圧である現像バイアスVBが印加さ
れ、所定の電荷が与えられる。
また、現像スリーブ44の内部には、複数の磁石を軸方
向に延設し、所定角度の回転が可能なマグネットローラ
49が設けてあり、これら磁石の磁気作用により、現像ス
リーブ44の表面に、ブラシ状に並ぶ磁性キャリアからな
る磁気ブラシが形成される。磁気ブラシの磁性キャリア
にはトナーが吸着している。
向に延設し、所定角度の回転が可能なマグネットローラ
49が設けてあり、これら磁石の磁気作用により、現像ス
リーブ44の表面に、ブラシ状に並ぶ磁性キャリアからな
る磁気ブラシが形成される。磁気ブラシの磁性キャリア
にはトナーが吸着している。
現像スリーブ44の周囲には、所定の穂高規制ギャップ
をもって現像スリーブ44と対向する穂高規制部材48と、
現像スリーブ44表面の磁気ブラシ、すなわち、現像剤
(トナー及び磁性キャリア)を除去する穂切り処理のた
めの穂切りシャッタ80が配設されている。
をもって現像スリーブ44と対向する穂高規制部材48と、
現像スリーブ44表面の磁気ブラシ、すなわち、現像剤
(トナー及び磁性キャリア)を除去する穂切り処理のた
めの穂切りシャッタ80が配設されている。
現像時には、磁気ブラシは穂高規制部材48により穂高
調整されつつ、現像スリーブ44の矢印C方向の回転に従
って現像位置X1に順次送り出される。
調整されつつ、現像スリーブ44の矢印C方向の回転に従
って現像位置X1に順次送り出される。
このとき現像位置X1において、磁気ブラシの穂が立つ
ようにマグネットローラ49の角度位置の制御が行われ、
磁気ブラシの穂の先端が感光体ドラム1と接触する。磁
気ブラシ内のトナーは、現像スリーブ44に印加されてい
る現像バイアスVBの印加により相対的にみて正電位とな
る感光体ドラム1の除電部(潜像の内の露光された部
分)に付着し、トナー像が形成されることになる。正電
荷を帯びた磁性キャリアは現像バイアスVBにより引き寄
せられているので、感光体ドラム1の表面に付着しな
い。磁性キャリアは現像器5内で繰返し使用される。
ようにマグネットローラ49の角度位置の制御が行われ、
磁気ブラシの穂の先端が感光体ドラム1と接触する。磁
気ブラシ内のトナーは、現像スリーブ44に印加されてい
る現像バイアスVBの印加により相対的にみて正電位とな
る感光体ドラム1の除電部(潜像の内の露光された部
分)に付着し、トナー像が形成されることになる。正電
荷を帯びた磁性キャリアは現像バイアスVBにより引き寄
せられているので、感光体ドラム1の表面に付着しな
い。磁性キャリアは現像器5内で繰返し使用される。
このようにレーザプリンタAでは、感光体ドラム1の
表面電荷と同極性のトナーを露光部(除電部)に付着さ
せる反転現像方式が採用されている。
表面電荷と同極性のトナーを露光部(除電部)に付着さ
せる反転現像方式が採用されている。
なお、以下の説明では、第2の現像器6により現像が
行われる位置、つまり、現像スリーブ57と感光体ドラム
1とが最小距離をもって対向する位置を現像位置X2とい
う。
行われる位置、つまり、現像スリーブ57と感光体ドラム
1とが最小距離をもって対向する位置を現像位置X2とい
う。
第5図に示すように、穂切りシャッタ80は、現像スリ
ーブ44とほぼ等しい長さをもち長手方向が現像スリーブ
44の軸方向と平行となるよう配設された平板状のマイラ
シート82と、マイラシート82による穂切り処理を制御す
るためのソレノイド88とを有しており、マイラシート82
は可動支持部材81に固定されている。
ーブ44とほぼ等しい長さをもち長手方向が現像スリーブ
44の軸方向と平行となるよう配設された平板状のマイラ
シート82と、マイラシート82による穂切り処理を制御す
るためのソレノイド88とを有しており、マイラシート82
は可動支持部材81に固定されている。
可動支持部材81は支軸87を中心として回転が可能であ
り、その上部中央にはスライドピン83が固定されてい
る。
り、その上部中央にはスライドピン83が固定されてい
る。
シャフト84は、可動支持部材81の背後に現像スリーブ
44と平行となるよう配置され、現像スリーブ44の軸方向
に沿って移動可能に且つ図外のスプリングにて矢印M2方
向に付勢された状態で支持されている。また、シャフト
84に固定されたスライダ85には、シャフト84に対して斜
めにガイド溝86が形成されており、このガイド溝86にガ
イドピン83が通されている。
44と平行となるよう配置され、現像スリーブ44の軸方向
に沿って移動可能に且つ図外のスプリングにて矢印M2方
向に付勢された状態で支持されている。また、シャフト
84に固定されたスライダ85には、シャフト84に対して斜
めにガイド溝86が形成されており、このガイド溝86にガ
イドピン83が通されている。
ソレノイド88はレーザプリンタAの本体に固定されて
おり、支点Oを中心に回転するレバー89の一端に連結さ
れている。レバー89の他端はシャフト84の端部に当接す
るよう配置されている。
おり、支点Oを中心に回転するレバー89の一端に連結さ
れている。レバー89の他端はシャフト84の端部に当接す
るよう配置されている。
常時、つまり、レーザプリンタAが待機状態にあるか
又は現像動作中であるときには、ソレノイド88はオフ状
態である。
又は現像動作中であるときには、ソレノイド88はオフ状
態である。
穂切り処理時において、ソレノイド88がオンされ、レ
バー89が矢印M3方向に回転すると、レバー89に押されて
シャフト84とともにスライダ85が矢印M1方向に移動す
る。これに伴って、ピン83がガイド溝86に沿って摺動
し、可動支持部材81が矢印M5方向に回転するので、マイ
ラシート82の先端が現像スリーブ44に圧接される。この
状態で現像スリーブ44を回転させることにより、現像ス
リーブ44表面の内のマイラシート82を通過した部分は、
現像剤が掻き取られ穂切り状態となる。
バー89が矢印M3方向に回転すると、レバー89に押されて
シャフト84とともにスライダ85が矢印M1方向に移動す
る。これに伴って、ピン83がガイド溝86に沿って摺動
し、可動支持部材81が矢印M5方向に回転するので、マイ
ラシート82の先端が現像スリーブ44に圧接される。この
状態で現像スリーブ44を回転させることにより、現像ス
リーブ44表面の内のマイラシート82を通過した部分は、
現像剤が掻き取られ穂切り状態となる。
穂切り処理が終了し、ソレノイド88がオフになると、
レバー89の矢印M4方向への回転に伴って、シャフト84が
図外のスプリングの付勢力によって矢印M2方向に移動
し、可動支持部材81が矢印6方向に回転してマイラシー
ト82の現像スリーブ44に対する圧接が解除される。
レバー89の矢印M4方向への回転に伴って、シャフト84が
図外のスプリングの付勢力によって矢印M2方向に移動
し、可動支持部材81が矢印6方向に回転してマイラシー
ト82の現像スリーブ44に対する圧接が解除される。
第1図(a)及び(b)は穂切り処理のタイミングを
説明するための図である。
説明するための図である。
同図(a)は、プリント動作が開始された直後のある
時刻t0における感光体ドラム1の表面上の位置L1〜L6と
各現像器5及び6との位置関係を示すものであり、感光
体ドラム1表面が直線状に展開されている。
時刻t0における感光体ドラム1の表面上の位置L1〜L6と
各現像器5及び6との位置関係を示すものであり、感光
体ドラム1表面が直線状に展開されている。
時刻t0では、感光体ドラム1の表面上の位置L1が、第
2の現像器6の現像スリーブ57と対向している。つま
り、位置L1は現像位置X2にある。また、位置L2は現像位
置X1にあり、第1の現像器5の現像スリーブ44と対向し
ている。位置L4は帯電部先端であり、位置L6は潜像の先
端である。
2の現像器6の現像スリーブ57と対向している。つま
り、位置L1は現像位置X2にある。また、位置L2は現像位
置X1にあり、第1の現像器5の現像スリーブ44と対向し
ている。位置L4は帯電部先端であり、位置L6は潜像の先
端である。
時間T3〜T6は、それぞれ、感光体ドラム1が等速回転
しているとき、感光体ドラム1の表面上のある位置が矢
印で示す距離だけ移動するのに要する時間を表してい
る。例えば、時刻t0から時間T3が経過した時刻t3では、
位置L3が現像スリーブ44と対向することになる。
しているとき、感光体ドラム1の表面上のある位置が矢
印で示す距離だけ移動するのに要する時間を表してい
る。例えば、時刻t0から時間T3が経過した時刻t3では、
位置L3が現像スリーブ44と対向することになる。
第1図(b)は時刻t0を基準(t=0)としたタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
これらの図で示すように、現像バイアスVBは、帯電部
先端(位置L4)が現像位置X1に到達する時刻t4より以
前、つまり、位置L4により感光体ドラム1の回転方向の
下出側にある位置L3が現像位置X1に到達する時刻t3に、
両現像器5及び6対して共通に印加される。
先端(位置L4)が現像位置X1に到達する時刻t4より以
前、つまり、位置L4により感光体ドラム1の回転方向の
下出側にある位置L3が現像位置X1に到達する時刻t3に、
両現像器5及び6対して共通に印加される。
現像バイアスVBが印加される時刻t3では、両現像スリ
ーブ44及び57には、感光体ドラム1の無帯電部が対向す
る。このとき、各現像スリーブ44及び57の表面に現像剤
が付着していると、トナーが感光体ドラム1に付着して
しまう。
ーブ44及び57には、感光体ドラム1の無帯電部が対向す
る。このとき、各現像スリーブ44及び57の表面に現像剤
が付着していると、トナーが感光体ドラム1に付着して
しまう。
したがって、時刻t3より以前に、各現像スリーブ44及
57の表面の内、少なくとも感光体ドラム1と面する部分
において、現像剤のない状態である穂切り状態が形成さ
れ、且つその穂切り状態は時刻t4まで維持されている必
要がある。
57の表面の内、少なくとも感光体ドラム1と面する部分
において、現像剤のない状態である穂切り状態が形成さ
れ、且つその穂切り状態は時刻t4まで維持されている必
要がある。
そこで、時刻t3より以前の時刻t2には穂切り状態が形
成されているよう時刻t1から時刻t2までの期間に上述の
ように穂切りシャッタ80a及び80bを用いて穂切り処理が
行われる。
成されているよう時刻t1から時刻t2までの期間に上述の
ように穂切りシャッタ80a及び80bを用いて穂切り処理が
行われる。
各現像スリーブ44及び57に対するそれぞれの穂切り処
理は、後述するように制御部12の駆動能力の余裕に応じ
て、順次時間をずらせて、又は並行して行われる。
理は、後述するように制御部12の駆動能力の余裕に応じ
て、順次時間をずらせて、又は並行して行われる。
現像するために第1の現像器5を用いるときには、潜
像の先端(位置L6)が現像スリーブ44と対向する時刻t6
において、現像スリーブ44の表面状態は、磁気ブラシの
穂が立っている状態(穂立ち状態)でなければならな
い。したがって、時刻t6より以前の時刻t5に穂立ち状態
が形成されるように、時刻t5より以前の時刻tgにおい
て、穂切りシャッタ80aが開いた状態で現像スリーブ44
の回転が開始される。
像の先端(位置L6)が現像スリーブ44と対向する時刻t6
において、現像スリーブ44の表面状態は、磁気ブラシの
穂が立っている状態(穂立ち状態)でなければならな
い。したがって、時刻t6より以前の時刻t5に穂立ち状態
が形成されるように、時刻t5より以前の時刻tgにおい
て、穂切りシャッタ80aが開いた状態で現像スリーブ44
の回転が開始される。
現像器6を用いるときには、現像スリーブ44の現像ス
リーブ57との間に距離があるので、時刻tgより一定時間
遅い時刻に現像スリーブ57の回転が開始される。
リーブ57との間に距離があるので、時刻tgより一定時間
遅い時刻に現像スリーブ57の回転が開始される。
このような穂切り処理を施すことにより、従来みられ
た感光体ドラム1の位置L3と位置L4の間の不要なトナー
付着が無くなる。
た感光体ドラム1の位置L3と位置L4の間の不要なトナー
付着が無くなる。
第6図はレーザプリンタAの上面に取りつけられた操
作パネル70の平面図である。
作パネル70の平面図である。
現像器選択キー74は、第1の現像器5と第2の現像器
6とを手動で切り替えるためのキーであり、このキーを
押す毎にこれら2個の現像器5,6が交互に選択される。
6とを手動で切り替えるためのキーであり、このキーを
押す毎にこれら2個の現像器5,6が交互に選択される。
現像器表示部74a又は現像器表示部74bは、現像器5又
は現像器6が選択されたときにそれぞれ点灯する。
は現像器6が選択されたときにそれぞれ点灯する。
モード切り替えキー75は、選択されている現像器がト
ナーエンプティとなったときに、プリンタを一旦停止さ
せて現像器の切り替えを上述の現像器選択キー74によっ
て手動で行う手動切り替えモードと、トナーエンプティ
でない他の現像器に自動的に切り替える自動切り替えモ
ードとを、予め選択しておくためのキーであり、このキ
ーを押す毎に手動切り替えモードと自動切り替えモード
とが交互に選択される。
ナーエンプティとなったときに、プリンタを一旦停止さ
せて現像器の切り替えを上述の現像器選択キー74によっ
て手動で行う手動切り替えモードと、トナーエンプティ
でない他の現像器に自動的に切り替える自動切り替えモ
ードとを、予め選択しておくためのキーであり、このキ
ーを押す毎に手動切り替えモードと自動切り替えモード
とが交互に選択される。
自動モード表示部75aは、自動切り替えモードが選択
されているときに点灯する。
されているときに点灯する。
同色限定モード設定キー76は、自動切り替えモードに
おいて、同一のトナー色である場合にのみ現像器を選択
切り替え可能とする同色限定モードを設定するためのキ
ーであり、このキーを押す毎に同色限定モードが設定又
は解除される。
おいて、同一のトナー色である場合にのみ現像器を選択
切り替え可能とする同色限定モードを設定するためのキ
ーであり、このキーを押す毎に同色限定モードが設定又
は解除される。
同色限定モード表示部76aは、同色限定モードが設定
されているときに点灯する。
されているときに点灯する。
ニアエンプティ印字モード設定キー77は、自動切り替
えモードで且つ同色限定モードが設定されている場合に
おいて、現像器5及び現像器6が同一のトナー色でない
ときに、トナー色が変わっても現像器を切り替えて印字
を続行するニアエンプティ印字モードを設定するための
キーであり、このキーを押す毎にニアエンプティ印字モ
ードが設定又は解除される。
えモードで且つ同色限定モードが設定されている場合に
おいて、現像器5及び現像器6が同一のトナー色でない
ときに、トナー色が変わっても現像器を切り替えて印字
を続行するニアエンプティ印字モードを設定するための
キーであり、このキーを押す毎にニアエンプティ印字モ
ードが設定又は解除される。
ニアエンプティ印字モード表示部77aは、ニアエンプ
ティ印字モードが設定されているときに点灯する。
ティ印字モードが設定されているときに点灯する。
給紙選択キー78は、手差し給紙部27、給紙カセット28
又は30の内のいずれかを選択するためのキーであり、選
択されたものが給紙表示部78a〜cにより表示される。
又は30の内のいずれかを選択するためのキーであり、選
択されたものが給紙表示部78a〜cにより表示される。
トナーエンプティ表示部92は、選択されている現像器
のトナーが無くなったとき、又は自動切り替えモードで
ある場合において両方の現像器のトナーが無くなったと
きなど、トナーエンプティによりプリンタの印字動作が
停止するときに点灯する。
のトナーが無くなったとき、又は自動切り替えモードで
ある場合において両方の現像器のトナーが無くなったと
きなど、トナーエンプティによりプリンタの印字動作が
停止するときに点灯する。
トナーニアエンプティ表示部93は、自動切り替えモー
ドである場合に、現像器が自動的に切り替えられて印字
が続行されているときに点灯する。
ドである場合に、現像器が自動的に切り替えられて印字
が続行されているときに点灯する。
上述の各キー及び表示部の他、テスト印字を行うため
のテストキー71、テストキー71と同時に押すことによっ
て印字を強制的に終了させる「キャンセル」入力とする
ためのシフトキー72、印字を一旦停止するためのポーズ
キー73、一旦停止状態であることを示すポーズ表示部73
a、エラー表示部91、エラーの内容をコードで表示する
エラーコード表示部90、プリント可能状態であることを
示すレディー表示部94、ホストコンピュータから印字デ
ータを受信して印字動作中であることを示すビジィ表示
部95、ペーパージャム表示部96、ペーパーエンプティ表
示部97、ペーパーニアエンプティ表示部98、及び廃棄ト
ナーが満杯状態であることを示す廃棄トナー満杯表示部
99が設けられている。
のテストキー71、テストキー71と同時に押すことによっ
て印字を強制的に終了させる「キャンセル」入力とする
ためのシフトキー72、印字を一旦停止するためのポーズ
キー73、一旦停止状態であることを示すポーズ表示部73
a、エラー表示部91、エラーの内容をコードで表示する
エラーコード表示部90、プリント可能状態であることを
示すレディー表示部94、ホストコンピュータから印字デ
ータを受信して印字動作中であることを示すビジィ表示
部95、ペーパージャム表示部96、ペーパーエンプティ表
示部97、ペーパーニアエンプティ表示部98、及び廃棄ト
ナーが満杯状態であることを示す廃棄トナー満杯表示部
99が設けられている。
第7図は制御部12のブロック図である。
制御部12は、マイクロコンピュータからなるCPU201、
上述の各表示部や各種モータ、クラッチ、及びチャージ
などを駆動するための複数個のドライバーアレイからな
るドライバーアレイ群203、プログラムやデータなどを
格納したROM204、データ処理装置から受信した印字デー
タやその他のデータなどを記憶するRAM205、データ処理
装置との通信のための外部インターフェイス206などか
らなり、操作パネル70の各種キーや表示部、その他の機
器や回路が接続されている。
上述の各表示部や各種モータ、クラッチ、及びチャージ
などを駆動するための複数個のドライバーアレイからな
るドライバーアレイ群203、プログラムやデータなどを
格納したROM204、データ処理装置から受信した印字デー
タやその他のデータなどを記憶するRAM205、データ処理
装置との通信のための外部インターフェイス206などか
らなり、操作パネル70の各種キーや表示部、その他の機
器や回路が接続されている。
CPU201のA/D入力ポートには、濃度センサー40の出力
信号が入力されており、入力された信号はCPU201の内部
のA/D変換器により、その電圧レベルに応じたデジタル
値に変換される。
信号が入力されており、入力された信号はCPU201の内部
のA/D変換器により、その電圧レベルに応じたデジタル
値に変換される。
制御部12は、操作パネル70の各キーやセンサーから入
力された信号を処理し、各表示部や各部の装置に制御信
号を出力し、また、データ処理装置から受信したデータ
又は各キーから入力されたデータに基づいてレーザ光学
系18に印字データを出力するなど、レーザプリンタAの
全体の動作を制御する。
力された信号を処理し、各表示部や各部の装置に制御信
号を出力し、また、データ処理装置から受信したデータ
又は各キーから入力されたデータに基づいてレーザ光学
系18に印字データを出力するなど、レーザプリンタAの
全体の動作を制御する。
次に、第8図〜第11図のフローチャートに基づいて、
レーザプリンタAの動作を説明する。
レーザプリンタAの動作を説明する。
第8図はレーザプリンタAの全体動作を示すメインフ
ローチャートである。
ローチャートである。
電源が投入されると、まず、CPU201の初期化やレーザ
プリンタAを初期モードにするための初期設定(ステッ
プ#1)と、RAM205の初期化(ステップ#2)を行う。
これにより各種フラグはリセットされる。
プリンタAを初期モードにするための初期設定(ステッ
プ#1)と、RAM205の初期化(ステップ#2)を行う。
これにより各種フラグはリセットされる。
続いて、ステップ#3で、1ルーチンの長さを規定す
るための内部タイマーをスタートさせる。
るための内部タイマーをスタートさせる。
ステップ#4で、操作パネル70の各種キーや濃度検知
センサー40など、各部に配置されたセンサー及びスイッ
チからの信号を入力する入力処理を行い、ステップ#5
で、操作パネル70の表示部の表示や各部を制御する信号
を出力する。
センサー40など、各部に配置されたセンサー及びスイッ
チからの信号を入力する入力処理を行い、ステップ#5
で、操作パネル70の表示部の表示や各部を制御する信号
を出力する。
次に、ステップ#6において、各現像器5及び6の穂
切り状態が維持されているか否かをチェックする穂切り
監視処理を行い、続いて、ポリゴンミラーの回転を制御
するポリゴンミラー制御(ステップ#7)と、メインモ
ータをオンオフすることにより感光体ドラム1の回転を
制御するメインモータ制御(ステップ#8)とを順次実
行する。
切り状態が維持されているか否かをチェックする穂切り
監視処理を行い、続いて、ポリゴンミラーの回転を制御
するポリゴンミラー制御(ステップ#7)と、メインモ
ータをオンオフすることにより感光体ドラム1の回転を
制御するメインモータ制御(ステップ#8)とを順次実
行する。
続くステップ#9において、感光体ドラム1の周囲に
配置されている各装置(穂切りシャッタ80a,80bを含
む)を適宜時間差を設けてオンオフ制御する感光体周辺
処理を行う。
配置されている各装置(穂切りシャッタ80a,80bを含
む)を適宜時間差を設けてオンオフ制御する感光体周辺
処理を行う。
ステップ#10で、後述するAIDC法による濃度調整処理
を行い、ステップ#11で、データ処理装置により指定さ
れた給紙カセット28又は給紙カセット30から用紙を取り
出す給紙処理を行う。
を行い、ステップ#11で、データ処理装置により指定さ
れた給紙カセット28又は給紙カセット30から用紙を取り
出す給紙処理を行う。
ステップ#12において、プリント動作を実行する。
これらの処理を実行した後、ステップ#13で、先にス
タートさせた内部タイマーの待ち合わせを行い、ステッ
プ#3へ戻る。これによって、1ルーチンの長さが一定
に保たれ、電源が投入されている間は、ステップ#3〜
ステップ#13の処理が繰り返される。
タートさせた内部タイマーの待ち合わせを行い、ステッ
プ#3へ戻る。これによって、1ルーチンの長さが一定
に保たれ、電源が投入されている間は、ステップ#3〜
ステップ#13の処理が繰り返される。
第9図は上述のステップ#6の穂切り監視処理ルーチ
ンのフローチャートである。
ンのフローチャートである。
このルーチンは、第1の現像器5の現像スリーブ44及
び第2の現像器6の現像スリーブ57が、それぞれ動作中
であれば、各スリーブに対して設けられた穂切り状態で
あることを示す穂切り完了フラグA及びBを「0」にリ
セットする。
び第2の現像器6の現像スリーブ57が、それぞれ動作中
であれば、各スリーブに対して設けられた穂切り状態で
あることを示す穂切り完了フラグA及びBを「0」にリ
セットする。
まず、ステップ#15では、第1の現像器5の現像スリ
ーブ44がオン状態にあるか否かをチェックし、イエスで
あれば現像スリーブ44は穂立ち状態にあるものとして、
ステップ#16で現像スリーブ44の表面が穂切り状態にあ
ることを示す穂切り完了フラグAを「0」にリセットす
る。ステップ#15でノーであれば、ステップ#17へ進
む。
ーブ44がオン状態にあるか否かをチェックし、イエスで
あれば現像スリーブ44は穂立ち状態にあるものとして、
ステップ#16で現像スリーブ44の表面が穂切り状態にあ
ることを示す穂切り完了フラグAを「0」にリセットす
る。ステップ#15でノーであれば、ステップ#17へ進
む。
ステップ#17では、第2の現像器6の現像スリーブ57
がオン状態にあるか否かをチェックし、イエスであれ
ば、ステップ#18で現像スリーブ57の表面が穂切り状態
にあることを示す穂切り完了フラグBを「0」にリセッ
トする。ステップ#15でノーであれば、メインルーチン
へリターンする。
がオン状態にあるか否かをチェックし、イエスであれ
ば、ステップ#18で現像スリーブ57の表面が穂切り状態
にあることを示す穂切り完了フラグBを「0」にリセッ
トする。ステップ#15でノーであれば、メインルーチン
へリターンする。
第10図(a)〜(d)は上述のステップ#9の感光体
周辺処理ルーチンのフローチャートである。
周辺処理ルーチンのフローチャートである。
このルーチンは、データ処理装置からのプリント要求
信号に応じて感光体ドラム1周囲の各装置を、待機状態
から印字可能な状態に移行させる起動処理と、プリント
(印字)終了後、レーザプリンタAを再び待機状態に移
行させる終了処理とからなり、最初にステップ#90でス
テートのチェックを行い、ステートに応じて以下のよう
な処理を実行する。
信号に応じて感光体ドラム1周囲の各装置を、待機状態
から印字可能な状態に移行させる起動処理と、プリント
(印字)終了後、レーザプリンタAを再び待機状態に移
行させる終了処理とからなり、最初にステップ#90でス
テートのチェックを行い、ステートに応じて以下のよう
な処理を実行する。
ステップ#90でステートが「0」のときは、ステップ
#91へ進み、データ処理装置からプリント要求があるか
否かを判断し、イエスであればステップ#92でステート
を「1」にセットしてメインルーチンへリターンする。
#91へ進み、データ処理装置からプリント要求があるか
否かを判断し、イエスであればステップ#92でステート
を「1」にセットしてメインルーチンへリターンする。
ステップ#91でノーであれば、ステップ#94において
カバーセンサー39の出力信号に基づいてレーザプリンタ
Aの装置本体の前面カバーが開けられたか否かのチェッ
クを行う。ここで、イエスであれば、現像器5又は6が
入れ替えられた可能性があり、両現像器5及び6に対し
て穂切り処理を実施する必要があるので、ステップ#95
及びステップ#96で、それぞれ穂切り完了フラグA及び
穂切り完了フラグBを「0」にリセットし、メインルー
チンへリターンする。ステップ#94でノーであればその
ままリターンする。
カバーセンサー39の出力信号に基づいてレーザプリンタ
Aの装置本体の前面カバーが開けられたか否かのチェッ
クを行う。ここで、イエスであれば、現像器5又は6が
入れ替えられた可能性があり、両現像器5及び6に対し
て穂切り処理を実施する必要があるので、ステップ#95
及びステップ#96で、それぞれ穂切り完了フラグA及び
穂切り完了フラグBを「0」にリセットし、メインルー
チンへリターンする。ステップ#94でノーであればその
ままリターンする。
ステップ#90でステートが「1」のときは、ステップ
#101で、上述のステップ#8のメインモータ制御にお
いてオンされたメインモータの回転が安定しているか否
かが判断され、ノーであれば、そのままメインルーチン
へリターンする。ステップ#101でイエスであれば、ス
テップ#102へ進み、第1の現像器5が穂切り状態にあ
るか否かをチェックする。すなわち、穂切り完了フラグ
Aが「1」であれば、ステップ#110へ進んでステート
を「2」にセットしてメインルーチンへリターンする。
ステップ#102でノーであれば、現像器5の穂切りシャ
ッタ80aのソレノイド88aをオンしてマイラシート82aを
現像スリーブ44に圧接させるとともに(ステップ#10
3)、現像スリーブ44をオン、つまり、第1現像器スリ
ーブクラッチをつないで現像スリーブ44を回転させ(ス
テップ#104)、第1の現像器5の穂切り処理を開始す
る。
#101で、上述のステップ#8のメインモータ制御にお
いてオンされたメインモータの回転が安定しているか否
かが判断され、ノーであれば、そのままメインルーチン
へリターンする。ステップ#101でイエスであれば、ス
テップ#102へ進み、第1の現像器5が穂切り状態にあ
るか否かをチェックする。すなわち、穂切り完了フラグ
Aが「1」であれば、ステップ#110へ進んでステート
を「2」にセットしてメインルーチンへリターンする。
ステップ#102でノーであれば、現像器5の穂切りシャ
ッタ80aのソレノイド88aをオンしてマイラシート82aを
現像スリーブ44に圧接させるとともに(ステップ#10
3)、現像スリーブ44をオン、つまり、第1現像器スリ
ーブクラッチをつないで現像スリーブ44を回転させ(ス
テップ#104)、第1の現像器5の穂切り処理を開始す
る。
続いて、ステップ#105において、後述する穂切り判
別処理ルーチンを実行し、ステップ#106で、穂切り判
別処理の中で同時穂切り処理が選択されているか否かを
チェックする。
別処理ルーチンを実行し、ステップ#106で、穂切り判
別処理の中で同時穂切り処理が選択されているか否かを
チェックする。
ステップ#106でノーであれば、ステップ#109へ進
み、第1の現像器5における穂切り処理時間を規定する
タイマーTM1をセットした後、ステートを「2」にセッ
トし(ステップ#110)、メインルーチンへリターンす
る。
み、第1の現像器5における穂切り処理時間を規定する
タイマーTM1をセットした後、ステートを「2」にセッ
トし(ステップ#110)、メインルーチンへリターンす
る。
ステップ#106でイエス、つまり、両現像器5及び6
に対して同時に穂切り処理を行うことが可能な場合に
は、ステップ#107で第2の現像器6における穂切り処
理時間を規定するタイマーTM2をセットし、ステップ#1
08でステートを「2」に設定した後、後述するステート
「2」のステップ#205へ移る。
に対して同時に穂切り処理を行うことが可能な場合に
は、ステップ#107で第2の現像器6における穂切り処
理時間を規定するタイマーTM2をセットし、ステップ#1
08でステートを「2」に設定した後、後述するステート
「2」のステップ#205へ移る。
ステートが「2」においては、ステップ#201で、タ
イマーTM1の終了確認を行う。タイマーTM1が終了すれ
ば、第1の現像器5における穂切り状態の形成が完了し
たことになるので、穂切り処理を終えるための処理、す
なわち、現像スリーブ44のオフ(ステップ#202)と、
ソレノイド88aのオフ(ステップ#203)と、穂切り完了
フラグAのセット(ステップ#204)とを順次行ってス
テップ#205へ進む。
イマーTM1の終了確認を行う。タイマーTM1が終了すれ
ば、第1の現像器5における穂切り状態の形成が完了し
たことになるので、穂切り処理を終えるための処理、す
なわち、現像スリーブ44のオフ(ステップ#202)と、
ソレノイド88aのオフ(ステップ#203)と、穂切り完了
フラグAのセット(ステップ#204)とを順次行ってス
テップ#205へ進む。
なお、タイマーTM1がセットされていない場合は、タ
イマー終了と判断される。
イマー終了と判断される。
ステップ#201でタイマーTM1が終了していなければ、
そのままメインルーチンへリターンする。
そのままメインルーチンへリターンする。
ステップ#205では、第2の現像器6が穂切り状態に
あるか否かをチェックする。すなわち、穂切り完了フラ
グBが「1」であれば、現像器6は既に穂切り状態にあ
るので、ステップ#209へ進んでステートを「3」にセ
ットしてメインルーチンへリターンする。
あるか否かをチェックする。すなわち、穂切り完了フラ
グBが「1」であれば、現像器6は既に穂切り状態にあ
るので、ステップ#209へ進んでステートを「3」にセ
ットしてメインルーチンへリターンする。
ステップ#205でノーであれば、現像器6の穂切りシ
ャッタ80bのソレノイド88bをオンしてマイラシート82b
を現像スリーブ57に圧接させるとともに(ステップ#20
6)、現像スリーブ57をオンして回転させ(ステップ#2
07)、第2の現像器6の穂切り処理を開始させる。そし
て、ステップ#208で第2の現像器6における穂切り処
理時間を規定するタイマーTM2をセットし(ステップ#2
08)、ステップ#209で、ステートを「3」にセットし
てメインルーチンへリターンする。
ャッタ80bのソレノイド88bをオンしてマイラシート82b
を現像スリーブ57に圧接させるとともに(ステップ#20
6)、現像スリーブ57をオンして回転させ(ステップ#2
07)、第2の現像器6の穂切り処理を開始させる。そし
て、ステップ#208で第2の現像器6における穂切り処
理時間を規定するタイマーTM2をセットし(ステップ#2
08)、ステップ#209で、ステートを「3」にセットし
てメインルーチンへリターンする。
このように、ステップ#201〜ステップ#208が続けて
行われる場合には、現像器5に対する穂切り処理が終了
した後に現像器6に対する穂切り処理が開始される。つ
まり、現像器5に対する穂切り処理と現像器6に対する
穂切り処理とを順に行う順次穂切り処理が行われる。
行われる場合には、現像器5に対する穂切り処理が終了
した後に現像器6に対する穂切り処理が開始される。つ
まり、現像器5に対する穂切り処理と現像器6に対する
穂切り処理とを順に行う順次穂切り処理が行われる。
他方、上述のステップ#108に続いてステップ#205〜
ステップ#208が行われる場合には、現像器5に対する
穂切り処理中に現像器6に対する穂切り処理が開始さ
れ、2個の現像器5及び6のそれぞれに対する穂切り処
理がほぼ同時に並行して実施される。つまり、同時穂切
り処理が行われる。
ステップ#208が行われる場合には、現像器5に対する
穂切り処理中に現像器6に対する穂切り処理が開始さ
れ、2個の現像器5及び6のそれぞれに対する穂切り処
理がほぼ同時に並行して実施される。つまり、同時穂切
り処理が行われる。
ステート「3」においては、ステップ#301で、タイ
マーTM2の終了確認を行う。
マーTM2の終了確認を行う。
ステップ#301でイエスであれば、第2の現像器6に
おける穂切り処理が完了したことになるので、現像スリ
ーブ57のオフ(ステップ#302)と、ソレノイド88bのオ
フ(ステップ#303)とを行い、穂切り完了フラグBを
「1」にセットし(ステップ#304)、ステップ#305へ
進む。
おける穂切り処理が完了したことになるので、現像スリ
ーブ57のオフ(ステップ#302)と、ソレノイド88bのオ
フ(ステップ#303)とを行い、穂切り完了フラグBを
「1」にセットし(ステップ#304)、ステップ#305へ
進む。
ステップ#305では、同時穂切り処理が選択されてい
るか否かをチェックし、ここでイエスであれば、第1の
現像器5に対する穂切り処理を終了させるため、現像ス
リーブ44のオフ(ステップ#306)と、ソレノイド88aの
オフ(ステップ#307)とを行い、穂切り完了フラグA
を「1」にセットする(ステップ#308)。
るか否かをチェックし、ここでイエスであれば、第1の
現像器5に対する穂切り処理を終了させるため、現像ス
リーブ44のオフ(ステップ#306)と、ソレノイド88aの
オフ(ステップ#307)とを行い、穂切り完了フラグA
を「1」にセットする(ステップ#308)。
以上の処理により現像器5及び現像器6に対する穂切
り処理が終了すると、次にステップ#309においてメイ
ンイレーサランプ10をオンした後、タイマーTM3をセッ
トし(ステップ#310)、ステートを「4」にセットし
てメインルーチンへリターンする。
り処理が終了すると、次にステップ#309においてメイ
ンイレーサランプ10をオンした後、タイマーTM3をセッ
トし(ステップ#310)、ステートを「4」にセットし
てメインルーチンへリターンする。
ステート「4」においては、ステップ#401で、タイ
マーTM3の終了確認を行い、帯電チャージャ3のオン
(ステップ#402)及びタイマーTM4のセット(ステップ
#403)を行い、ステップ#404で、ステートに「5」を
セットする。
マーTM3の終了確認を行い、帯電チャージャ3のオン
(ステップ#402)及びタイマーTM4のセット(ステップ
#403)を行い、ステップ#404で、ステートに「5」を
セットする。
ステート「5」においては、ステップ#501で、タイ
マーTM4の終了確認を行い、ステップ#502で、両現像器
5及び6に対して現像バイアスVBを印加する。
マーTM4の終了確認を行い、ステップ#502で、両現像器
5及び6に対して現像バイアスVBを印加する。
タイマーTM4の計時する時間T3(第1図参照)は、上
述のステップ#402で帯電が開始され、回転する感光体
ドラム1の表面の帯電部先端が第1の現像器5の現像領
域X1に到達するのに要する時間T4より若干短く設定され
ている。したがって、感光体ドラム1の表面の帯電部の
先端が、現像領域X1に到達する時点では、両現像器5及
び6には現像バイアスVBが印加されているので、現像ス
リーブ44及び57の表面の穂切り状態が不完全であったと
しても、磁性キャリアが感光体ドラム1に付着すること
はない。
述のステップ#402で帯電が開始され、回転する感光体
ドラム1の表面の帯電部先端が第1の現像器5の現像領
域X1に到達するのに要する時間T4より若干短く設定され
ている。したがって、感光体ドラム1の表面の帯電部の
先端が、現像領域X1に到達する時点では、両現像器5及
び6には現像バイアスVBが印加されているので、現像ス
リーブ44及び57の表面の穂切り状態が不完全であったと
しても、磁性キャリアが感光体ドラム1に付着すること
はない。
現像バイアスVBをオンとした時点で、感光体ドラム1
周囲の各装置の起動処理が完了したことになる、すなわ
ち、感光体ドラム1上への潜像の形成が可能となるの
で、ステップ#503で、感光体周辺起動完了フラグを
「1」にセットし、ステップ#504で、ステートを
「6」とし、メインルーチンへリターンする。
周囲の各装置の起動処理が完了したことになる、すなわ
ち、感光体ドラム1上への潜像の形成が可能となるの
で、ステップ#503で、感光体周辺起動完了フラグを
「1」にセットし、ステップ#504で、ステートを
「6」とし、メインルーチンへリターンする。
ステート「6」〜「11」は、感光体ドラム1周囲の各
装置をプリント動作が可能な状態から待機状態へ移行さ
せるための終了処理に関するものであるが、ステート
「7」〜「11」では、終了処理が開始された後に、デー
タ処理装置から新たにプリント要求が加えられた場合に
おいて、感光体ドラム1周囲の各装置を、最も早く潜像
形成が可能な状態に復帰させるための処理が実行され
る。
装置をプリント動作が可能な状態から待機状態へ移行さ
せるための終了処理に関するものであるが、ステート
「7」〜「11」では、終了処理が開始された後に、デー
タ処理装置から新たにプリント要求が加えられた場合に
おいて、感光体ドラム1周囲の各装置を、最も早く潜像
形成が可能な状態に復帰させるための処理が実行され
る。
また、この終了処理には、次回の感光体ドラム1周囲
の各装置の起動処理(ステート「0」〜「5」)の処理
時間を短縮するため、待機状態に移行させる前に予め行
われる穂切り処理が含まれている。
の各装置の起動処理(ステート「0」〜「5」)の処理
時間を短縮するため、待機状態に移行させる前に予め行
われる穂切り処理が含まれている。
ステート「6」においては、ステップ#601で、プリ
ント動作中であるか否かを判断する。つまり、潜像を形
成するための露光が終了したか否かをチェックし、ステ
ップ#601でイエスであれば、そのままメインルーチン
へリターンする。
ント動作中であるか否かを判断する。つまり、潜像を形
成するための露光が終了したか否かをチェックし、ステ
ップ#601でイエスであれば、そのままメインルーチン
へリターンする。
プリント動作が終了(複数ページ分のプリントの場合
には、その最終ページに対する露光が終了)すると、ス
テップ#601で、ノーと判断され、終了処理が開始され
る。
には、その最終ページに対する露光が終了)すると、ス
テップ#601で、ノーと判断され、終了処理が開始され
る。
まず、ステップ#602で、感光体周辺起動完了フラグ
のリセット(ステップ#602)、タイマーTM5のセット
(ステップ#603)及びステートを「7」とする設定
(ステップ#604)を行う。
のリセット(ステップ#602)、タイマーTM5のセット
(ステップ#603)及びステートを「7」とする設定
(ステップ#604)を行う。
ステートが「7」においては、ステップ#701で、新
たなプリント要求の有無がチェックされ、ここでイエス
であれば、ステップ#712でステートを「5」に戻し、
直ちにメインルーチンへリターンする。
たなプリント要求の有無がチェックされ、ここでイエス
であれば、ステップ#712でステートを「5」に戻し、
直ちにメインルーチンへリターンする。
ステップ#701でノーであれば、ステップ#702でタイ
マーTM5の終了、つまり、少なくとも潜像の後端が現像
領域X2を通過するのを確認し、ステップ#703へ進む。
ステップ#703では、穂切り完了フラグAが「1」か否
かをチェックする。ここで、イエスであれば、前のプリ
ント動作において現像器5は使用されず、現像スリーブ
44の表面は穂切り状態のままであり、穂切り処理は不要
なので、ステップ#711でステートを「8」としてリタ
ーンする。
マーTM5の終了、つまり、少なくとも潜像の後端が現像
領域X2を通過するのを確認し、ステップ#703へ進む。
ステップ#703では、穂切り完了フラグAが「1」か否
かをチェックする。ここで、イエスであれば、前のプリ
ント動作において現像器5は使用されず、現像スリーブ
44の表面は穂切り状態のままであり、穂切り処理は不要
なので、ステップ#711でステートを「8」としてリタ
ーンする。
ステップ#703でノーであれば、現像器5に対する穂
切り処理を開始する。すなわち、ステート「1」におけ
るステップ#103〜106と同様に、現像器5の穂切りシャ
ッタ80aのソレノイド88aをオンしてマイラシート82aを
現像スリーブ44に圧接させるとともに(ステップ#70
4)、現像スリーブ44をオンし(ステップ#705)、ステ
ップ#706において、穂切り判別処理ルーチンを実行す
る。
切り処理を開始する。すなわち、ステート「1」におけ
るステップ#103〜106と同様に、現像器5の穂切りシャ
ッタ80aのソレノイド88aをオンしてマイラシート82aを
現像スリーブ44に圧接させるとともに(ステップ#70
4)、現像スリーブ44をオンし(ステップ#705)、ステ
ップ#706において、穂切り判別処理ルーチンを実行す
る。
次に、ステップ#707で、ステップ#706の穂切り判別
処理において同時穂切り処理が選択されているか否かを
判断し、ステップ#707でノーならば、ステップ#710へ
進み、第1の現像器5における終了処理時の穂切り処理
時間を規定するタイマーTM6をセットし、ステートを
「8」とした後(ステップ#711)、メインルーチンへ
リターンする。
処理において同時穂切り処理が選択されているか否かを
判断し、ステップ#707でノーならば、ステップ#710へ
進み、第1の現像器5における終了処理時の穂切り処理
時間を規定するタイマーTM6をセットし、ステートを
「8」とした後(ステップ#711)、メインルーチンへ
リターンする。
終了処理には起動処理と比べると時間的余裕があるの
で、現像スリーブ44の表面の広範囲の部分を穂切り状態
とするため、タイマーTM6の計時時間は、起動処理時に
設定するタイマーTM1の計時時間より長く設定すること
ができる。
で、現像スリーブ44の表面の広範囲の部分を穂切り状態
とするため、タイマーTM6の計時時間は、起動処理時に
設定するタイマーTM1の計時時間より長く設定すること
ができる。
ステップ#707でイエス、つまり、両現像器5及び6
に対して同時穂切り処理を行うことが可能な場合には、
第2の現像器6における終了時の穂切り処理時間を規定
するタイマーTM7をセットし(ステップ#708)、ステッ
プ#709でステートに「8」をセットした後、ステート
「8」のステップ#806へ移る。
に対して同時穂切り処理を行うことが可能な場合には、
第2の現像器6における終了時の穂切り処理時間を規定
するタイマーTM7をセットし(ステップ#708)、ステッ
プ#709でステートに「8」をセットした後、ステート
「8」のステップ#806へ移る。
ステート「8」においては、ステップ#801で、新た
なプリント要求の有無のチェックを行い、ここで、イエ
スであれば、ステート「7」で開始されている現像器5
の終了時の穂切り処理を中止する。すなわち、現像スリ
ーブ44のオフ(ステップ#811)と、ソレノイド88aのオ
フ(ステップ#812)とを順次行い、ステップ#813でス
テートを「5」としてメインルーチンへリターンする。
なプリント要求の有無のチェックを行い、ここで、イエ
スであれば、ステート「7」で開始されている現像器5
の終了時の穂切り処理を中止する。すなわち、現像スリ
ーブ44のオフ(ステップ#811)と、ソレノイド88aのオ
フ(ステップ#812)とを順次行い、ステップ#813でス
テートを「5」としてメインルーチンへリターンする。
ステップ#801でノーであれば、終了処理を続行す
る。ステップ#802〜ステップ#805で、タイマーTM6の
終了を確認して現像スリーブ44のオフ、ソレノイド88a
のオフを行い、穂切り完了フラグAを「1」にセットす
る。
る。ステップ#802〜ステップ#805で、タイマーTM6の
終了を確認して現像スリーブ44のオフ、ソレノイド88a
のオフを行い、穂切り完了フラグAを「1」にセットす
る。
次に、ステップ#806で、第2の現像器6が穂切り状
態にあるか否かを判断し、穂切り状態にあるときは、ス
テートを「9」にセットしてリターンする。ステップ#
806でノーであれば、ソレノイド88bのオン、現像スリー
ブ57のオンを行い、タイマーTM7をセットした後、ステ
ートを「9」にセットしてリターンする。
態にあるか否かを判断し、穂切り状態にあるときは、ス
テートを「9」にセットしてリターンする。ステップ#
806でノーであれば、ソレノイド88bのオン、現像スリー
ブ57のオンを行い、タイマーTM7をセットした後、ステ
ートを「9」にセットしてリターンする。
ステート「9」においては、プリント要求の有無をチ
ェックするステップ#901でイエスであれば、ステップ
#913〜ステップ#916で現像器5及び6の穂切り処理を
中止するため、現像スリーブ44、ソレノイド88a、現像
スリーブ57、ソレノイド88bを順にオフし、ステップ#9
17でステートを「5」とする。
ェックするステップ#901でイエスであれば、ステップ
#913〜ステップ#916で現像器5及び6の穂切り処理を
中止するため、現像スリーブ44、ソレノイド88a、現像
スリーブ57、ソレノイド88bを順にオフし、ステップ#9
17でステートを「5」とする。
ステップ#901でノーであれば、ステップ#902〜905
で、タイマーTM7の終了を待って現像スリーブ57のオ
フ、ソレノイド88bのオフを行い、穂切り完了フラグB
を「1」にセットする。そして、ステップ#906で、現
像器5及び6の終了時の穂切り処理が並行して行われた
か否かをチェックし、イエスであれば、ステップ#907
〜ステップ#909で現像スリーブ44のオフ、ソレノイド8
8aのオフの後に、穂切り完了フラグAを「1」にセット
する。
で、タイマーTM7の終了を待って現像スリーブ57のオ
フ、ソレノイド88bのオフを行い、穂切り完了フラグB
を「1」にセットする。そして、ステップ#906で、現
像器5及び6の終了時の穂切り処理が並行して行われた
か否かをチェックし、イエスであれば、ステップ#907
〜ステップ#909で現像スリーブ44のオフ、ソレノイド8
8aのオフの後に、穂切り完了フラグAを「1」にセット
する。
これにより、両現像器5及び6の終了時の穂切り処理
が完了したことになる。
が完了したことになる。
次に、ステップ#910,911で、メインイレーサランプ1
0のオフと、タイマーTM8のセットを行い、ステップ#91
2で、ステートに「10」をセットしてメインルーチンヘ
リターンする。
0のオフと、タイマーTM8のセットを行い、ステップ#91
2で、ステートに「10」をセットしてメインルーチンヘ
リターンする。
ステート「10」においては、ステップ#1001で、プリ
ント要求の有無のチェックを行い、ステップ#1001でイ
エスであれば、ステップ#1006へ移り、メインイレーサ
ランプ10をオンし、ステップ#1007でステートに「5」
をセットしてリターンする。
ント要求の有無のチェックを行い、ステップ#1001でイ
エスであれば、ステップ#1006へ移り、メインイレーサ
ランプ10をオンし、ステップ#1007でステートに「5」
をセットしてリターンする。
ステップ#1001でノーであれば、ステップ#1002で、
タイマーTM8の終了確認を行い、タイマーTM8が終了する
と、帯電チャージャ3のオフ(ステップ#1003)と、タ
イマーTM9のセット(ステップ#1004)を順次実行し、
ステップ#1005で、ステートに「11」をセットする。
タイマーTM8の終了確認を行い、タイマーTM8が終了する
と、帯電チャージャ3のオフ(ステップ#1003)と、タ
イマーTM9のセット(ステップ#1004)を順次実行し、
ステップ#1005で、ステートに「11」をセットする。
ステート「11」においては、ステップ#1101でイエス
であれば、ステップ#1105で、メインイレーサランプ10
をオンした後、ステート「4」のステップ#402〜404と
同様に、帯電チャージャ3のオン(ステップ#1106)及
びタイマーTM4のセット(ステップ#1107)を行い、ス
テップ#1108で、ステートを「5」とする。
であれば、ステップ#1105で、メインイレーサランプ10
をオンした後、ステート「4」のステップ#402〜404と
同様に、帯電チャージャ3のオン(ステップ#1106)及
びタイマーTM4のセット(ステップ#1107)を行い、ス
テップ#1108で、ステートを「5」とする。
ステップ#1101でノーであれば、ステップ#1102で、
タイマーTM9の終了確認を行い、タイマーTM9の終了後
に、現像バイアスVBをオフし(ステップ#1103)、ステ
ートに「0」をセットしてメインルーチンへリターンす
る。ステップ#1104の実行により、感光体ドラム1周囲
の各装置の終了処理が完了し、レーザプリンタAは待機
状態となる。
タイマーTM9の終了確認を行い、タイマーTM9の終了後
に、現像バイアスVBをオフし(ステップ#1103)、ステ
ートに「0」をセットしてメインルーチンへリターンす
る。ステップ#1104の実行により、感光体ドラム1周囲
の各装置の終了処理が完了し、レーザプリンタAは待機
状態となる。
第11図は上述のステップ#105及びステップ#706の穂
切り判別処理サブルーチンのフローチャートである。
切り判別処理サブルーチンのフローチャートである。
この処理は、制御部12のドライバアレイ群203の駆動
状況を検知することにより、ドライバアレイ203の駆動
能力からみて、2個の現像器5及び6に対して同時穂切
り処理を行うことが可能か否かを判断するものである。
状況を検知することにより、ドライバアレイ203の駆動
能力からみて、2個の現像器5及び6に対して同時穂切
り処理を行うことが可能か否かを判断するものである。
つまり、本実施例では、第7図の右方に示されている
ように、穂切り処理用のソレノイド88a,88bと、各現像
スリーブ44,57の回転を制御するための2個のクラッチ
と、各トナー補給ボトル41,53の回転を制御するための
2個のクラッチと、現像器選択表示LED74a,74bとを合わ
せた計8個の負荷が、ドライバアレイ群203内の同一ド
ライバアレイの8個のポートに、それぞれ接続されてい
る。しかしながら、このドライバアレイには、上述した
8個の負荷を同時に駆動できる能力(電流容量)はな
い。そこで、穂切り判別処理では、ドライバアレイの駆
動能力に余裕がある場合には、現像器5に対する穂切り
処理と、現像器6に対する穂切り処理とを並行して行う
同時穂切り処理を選択し、余裕のない場合には、各現像
器5及び6に対して穂切り処理を時期をずらせて順に行
う順次穂切り処理を選択する。
ように、穂切り処理用のソレノイド88a,88bと、各現像
スリーブ44,57の回転を制御するための2個のクラッチ
と、各トナー補給ボトル41,53の回転を制御するための
2個のクラッチと、現像器選択表示LED74a,74bとを合わ
せた計8個の負荷が、ドライバアレイ群203内の同一ド
ライバアレイの8個のポートに、それぞれ接続されてい
る。しかしながら、このドライバアレイには、上述した
8個の負荷を同時に駆動できる能力(電流容量)はな
い。そこで、穂切り判別処理では、ドライバアレイの駆
動能力に余裕がある場合には、現像器5に対する穂切り
処理と、現像器6に対する穂切り処理とを並行して行う
同時穂切り処理を選択し、余裕のない場合には、各現像
器5及び6に対して穂切り処理を時期をずらせて順に行
う順次穂切り処理を選択する。
すなわち、ステップ#1201で、トナー補給ボトル41が
回転駆動されている最中であるか、つまり、第1の現像
器5へトナーを補給中であるか否かを判断する。ステッ
プ#1201でイエスであれば、ステップ#1205で順次穂切
り処理の選択を行って感光体周辺処理ルーチンヘリター
ンする。
回転駆動されている最中であるか、つまり、第1の現像
器5へトナーを補給中であるか否かを判断する。ステッ
プ#1201でイエスであれば、ステップ#1205で順次穂切
り処理の選択を行って感光体周辺処理ルーチンヘリター
ンする。
ステップ#1201でノーであれば、ステップ#1202で第
2の現像器6へトナーを補給中であるか否かを判断す
る。ステップ#1202でイエスであれば、上述のステップ
#1205へ進み、ノーであれば、ステップ#1203で、現像
器選択表示LED74aが駆動されているか否か、つまり、点
灯中であるか否かのチェックを行い、ノーであれば、ス
テップ#1206へ進んで同時穂切り処理の選択を行う。
2の現像器6へトナーを補給中であるか否かを判断す
る。ステップ#1202でイエスであれば、上述のステップ
#1205へ進み、ノーであれば、ステップ#1203で、現像
器選択表示LED74aが駆動されているか否か、つまり、点
灯中であるか否かのチェックを行い、ノーであれば、ス
テップ#1206へ進んで同時穂切り処理の選択を行う。
ステップ#1203でイエスであれば、続いてステップ#
1204で、現像器選択表示LED74bが点灯中であるか否かの
チェックを行う。
1204で、現像器選択表示LED74bが点灯中であるか否かの
チェックを行う。
ステップ#1204でイエスであれば順次穂切り処理を選
択し、ノーであれば同時穂切り処理を選択する。
択し、ノーであれば同時穂切り処理を選択する。
次に、第8図におけるステップ#10の濃度調整処理に
ついて説明する。
ついて説明する。
本実施例のレーザプリンタAでは、AIDC法によって印
字濃度の調整を行っている。すなわち、感光体ドラム1
上に特定形状の潜像(マーク)を形成し、この潜像を現
像器5又は6にて現像した後、マーク部分の濃度を検出
してトナー補給の制御を行う。
字濃度の調整を行っている。すなわち、感光体ドラム1
上に特定形状の潜像(マーク)を形成し、この潜像を現
像器5又は6にて現像した後、マーク部分の濃度を検出
してトナー補給の制御を行う。
第12図は濃度センサー40を拡大して示す斜視図であ
る。
る。
濃度センサー40は反射型フォトリフレクタであり、赤
外発光ダイオード40a、フォトトランジスタ40b、及びこ
れらの間の直接光を遮光する遮光部40cを有している。
外発光ダイオード40a、フォトトランジスタ40b、及びこ
れらの間の直接光を遮光する遮光部40cを有している。
赤外発光ダイオード40aの射出光は、感光体ドラム1
の表面により反射され、その反射光はフォトトランジス
タ40bにより受光される。
の表面により反射され、その反射光はフォトトランジス
タ40bにより受光される。
フォトトランジスタ40bの出力電流は、濃度センサー4
0に内蔵された増幅器によって増幅され、濃度センサー4
0からは反射光量に応じた電圧が出力される。濃度セン
サー40の出力信号は上述のようにCPU201のA/D変換入力
ポートに入力される。
0に内蔵された増幅器によって増幅され、濃度センサー4
0からは反射光量に応じた電圧が出力される。濃度セン
サー40の出力信号は上述のようにCPU201のA/D変換入力
ポートに入力される。
なお、濃度センサー40としては、照射光や太陽光など
の外乱光の影響を受けない光変調方式のものが用いられ
ることもある。
の外乱光の影響を受けない光変調方式のものが用いられ
ることもある。
濃度調整処理においては、まず、濃度を検知するため
のマークを、例えば、1ページの画像と次の1ページの
画像との中間に形成する。次に、マークを現像した基準
トナー像が濃度センサー40と対向するタイミングで、赤
外発光ダイオード40aを発光させる。そして、濃度セン
サー40の出力信号レベルと、予め設定されている基準濃
度判別レベルとを比較し、比較結果に基づいてトナー補
給ボトル41又は53(第3図参照)を回転させる。これに
より、現像器5又は6に対するトナーの供給量が加減さ
れ、印字濃度は自動的に調整される。
のマークを、例えば、1ページの画像と次の1ページの
画像との中間に形成する。次に、マークを現像した基準
トナー像が濃度センサー40と対向するタイミングで、赤
外発光ダイオード40aを発光させる。そして、濃度セン
サー40の出力信号レベルと、予め設定されている基準濃
度判別レベルとを比較し、比較結果に基づいてトナー補
給ボトル41又は53(第3図参照)を回転させる。これに
より、現像器5又は6に対するトナーの供給量が加減さ
れ、印字濃度は自動的に調整される。
濃度センサー40の出力と比較される基準濃度判別レベ
ルは、以下のようにして設定される。
ルは、以下のようにして設定される。
予め、実験より得た無潜像状態の感光体表面の反射光
量と、濃淡の判別境界となるトナー潜像の反射光量との
差のデータが、ROM204に補正値として記憶されている。
そして、感光体ドラム1の起動時の穂切り動作時間を利
用して、感光体ドラム1上に潜像を形成していない状態
での反射光を検知し、このときの検知信号レベルを基準
値としてRAM205に記憶する。
量と、濃淡の判別境界となるトナー潜像の反射光量との
差のデータが、ROM204に補正値として記憶されている。
そして、感光体ドラム1の起動時の穂切り動作時間を利
用して、感光体ドラム1上に潜像を形成していない状態
での反射光を検知し、このときの検知信号レベルを基準
値としてRAM205に記憶する。
新規に記憶した基準値及び常時記憶している補正値に
基づいて演算を行い、基準濃度判別レベルを適時設定す
る。
基づいて演算を行い、基準濃度判別レベルを適時設定す
る。
このようにして基準濃度判別レベルを設定することに
より、トナーの噴煙などで濃度センサー40の窓が汚れ、
検知信号の最大レベルが経時的に変化した場合にも、変
化に応じて基準濃度判別レベルも変更されるので、濃度
調整の精度を一定に保つことができる。
より、トナーの噴煙などで濃度センサー40の窓が汚れ、
検知信号の最大レベルが経時的に変化した場合にも、変
化に応じて基準濃度判別レベルも変更されるので、濃度
調整の精度を一定に保つことができる。
上述の実施例によると、感光体周辺処理において、穂
切り処理の実行に際し、現像スリーブ44,57の表面が既
に穂切り状態にあるか否かのチェックを行い、穂切り状
態にある現像スリーブ44又は57については穂切り処理が
省略されるので、穂切り用のソレノイド88a,88bなどの
機構部品の寿命が延びるとともに、プリント要求からプ
リント動作が可能となるまでに要する時間、すなわち、
ファーストプリント時間の短縮を図ることができる。
切り処理の実行に際し、現像スリーブ44,57の表面が既
に穂切り状態にあるか否かのチェックを行い、穂切り状
態にある現像スリーブ44又は57については穂切り処理が
省略されるので、穂切り用のソレノイド88a,88bなどの
機構部品の寿命が延びるとともに、プリント要求からプ
リント動作が可能となるまでに要する時間、すなわち、
ファーストプリント時間の短縮を図ることができる。
上述の実施例においては、各現像器5及び6の現像ス
リーブ44及び57の表面において穂切りの不十分な部分が
生じたときの配慮として、感光体ドラム1への磁性キャ
リアの付着を防ぐため、感光体ドラム1表面の帯電部先
端が、現像位置X1に到達する以前に現像バイアスVBを印
加するようにしている。しかしながら、良好な穂切り状
態が得られる場合には、感光体ドラム1の帯電部に磁性
キャリアが付着することはないので、現像バイアスVBの
印加タイミングを遅らせることができる。
リーブ44及び57の表面において穂切りの不十分な部分が
生じたときの配慮として、感光体ドラム1への磁性キャ
リアの付着を防ぐため、感光体ドラム1表面の帯電部先
端が、現像位置X1に到達する以前に現像バイアスVBを印
加するようにしている。しかしながら、良好な穂切り状
態が得られる場合には、感光体ドラム1の帯電部に磁性
キャリアが付着することはないので、現像バイアスVBの
印加タイミングを遅らせることができる。
すなわち、現像バイアスVBの印加タイミングは、潜像
の先端部が現像領域に到達するタイミング(現像開始タ
イミング)の以前であれば、帯電部先端が現像位置X1に
到達した後でもよい。ただし、帯電部先端が各現像位置
に到達する時点には、各現像スリーブの表面状態は穂切
り状態でなければならない。
の先端部が現像領域に到達するタイミング(現像開始タ
イミング)の以前であれば、帯電部先端が現像位置X1に
到達した後でもよい。ただし、帯電部先端が各現像位置
に到達する時点には、各現像スリーブの表面状態は穂切
り状態でなければならない。
また、穂切り状態に関する同様の配慮として、感光体
ドラム1へのトナーの付着を可及的に少なくするため、
帯電部先端が現像位置に到達する直前に各現像器に現像
バイアスVBが印加されるように、現像バイアスVBの印加
タイミングを帯電チャージャ3をオンするタイミングよ
りも遅く設定してある。しかしながら、良好な穂切り状
態が得られる場合には、帯電部先端が現像位置に到達す
る時点より相当以前に現像バイアスVBを印加してもよ
い。つまり、帯電チャージャ3のオンと同じタイミング
で現像バイアスVBを印加してもよい。同じタイミングで
帯電チャージャ3と現像バイアスVBとを制御する場合に
は、高圧電源回路の簡素化が可能となり、装置の小型軽
量化と信頼性の向上を図ることができる。
ドラム1へのトナーの付着を可及的に少なくするため、
帯電部先端が現像位置に到達する直前に各現像器に現像
バイアスVBが印加されるように、現像バイアスVBの印加
タイミングを帯電チャージャ3をオンするタイミングよ
りも遅く設定してある。しかしながら、良好な穂切り状
態が得られる場合には、帯電部先端が現像位置に到達す
る時点より相当以前に現像バイアスVBを印加してもよ
い。つまり、帯電チャージャ3のオンと同じタイミング
で現像バイアスVBを印加してもよい。同じタイミングで
帯電チャージャ3と現像バイアスVBとを制御する場合に
は、高圧電源回路の簡素化が可能となり、装置の小型軽
量化と信頼性の向上を図ることができる。
上述の実施例においては、構成を簡略化するため、1
つの高圧トランスにより現像バイアスVBを発生させ、現
像バイアスVBを2つの現像器5及び6に同時に印加する
ようにしたが、複数のトランスを用いるなどして各現像
器5又は6に対して独立の印加タイミング設定すること
も可能である。その場合には、感光体ドラム1の帯電部
の先端が、現像領域X1又は現像領域X2に到達する直前に
各現像器に対して現像バイアスVBが印加されるように、
現像器6に対する印加タイミングを現像器5に対するそ
れよりも遅らせるようにすれば、同時に現像バイアスVB
を2つの現像器及び6に印加する場合に比べて、感光体
にドラム1に付着するトナー量をさらに減少させること
ができる。
つの高圧トランスにより現像バイアスVBを発生させ、現
像バイアスVBを2つの現像器5及び6に同時に印加する
ようにしたが、複数のトランスを用いるなどして各現像
器5又は6に対して独立の印加タイミング設定すること
も可能である。その場合には、感光体ドラム1の帯電部
の先端が、現像領域X1又は現像領域X2に到達する直前に
各現像器に対して現像バイアスVBが印加されるように、
現像器6に対する印加タイミングを現像器5に対するそ
れよりも遅らせるようにすれば、同時に現像バイアスVB
を2つの現像器及び6に印加する場合に比べて、感光体
にドラム1に付着するトナー量をさらに減少させること
ができる。
上述の実施例においては、2個の現像器5及び6の双
方に穂切りシャッタ80a又は80bを設け、どちらの現像器
5,6に対しても穂切り処理を行えるようにしたが、複数
個の現像器の内のいずれかが他に比べて使用頻度が少な
い場合には、使用頻度が少ない現像器には穂切り手段を
設けず穂切り処理を省略することにより、ファーストプ
リント時間の短縮を図ることができる。
方に穂切りシャッタ80a又は80bを設け、どちらの現像器
5,6に対しても穂切り処理を行えるようにしたが、複数
個の現像器の内のいずれかが他に比べて使用頻度が少な
い場合には、使用頻度が少ない現像器には穂切り手段を
設けず穂切り処理を省略することにより、ファーストプ
リント時間の短縮を図ることができる。
上述の実施例においては、2個の現像器5及び6を備
えたレーザプリンタAについて説明したが、現像器が1
個の画像形成装置、及びフルカラー複写機のように3個
以上の現像器を備える画像形成装置にも本発明を適用す
ることができる。
えたレーザプリンタAについて説明したが、現像器が1
個の画像形成装置、及びフルカラー複写機のように3個
以上の現像器を備える画像形成装置にも本発明を適用す
ることができる。
請求項1の発明によると、現像剤中のトナーの現像バ
イアスの印加に伴う感光体への不要な付着が無くなり、
トナーの無駄な消費を低減することができる。
イアスの印加に伴う感光体への不要な付着が無くなり、
トナーの無駄な消費を低減することができる。
請求項2の発明によると、穂切り手段及び制御手段の
稼働に伴う消耗や劣化を可及的に抑えつつ、現像バイア
スの印加に伴う感光体への不要なトナー付着を無くし、
トナーの無駄な消費を低減することができる。
稼働に伴う消耗や劣化を可及的に抑えつつ、現像バイア
スの印加に伴う感光体への不要なトナー付着を無くし、
トナーの無駄な消費を低減することができる。
請求項3の発明によると、複数の現像器に対する穂切
り処理の制御のために、大きな駆動能力をもつ制御手段
を備える必要が無く、コスト上昇を可及的に抑えつつ、
現像バイアスの印加に伴う感光体への不要なトナー付着
を無くし、トナーの無駄な消費を低減することができ
る。
り処理の制御のために、大きな駆動能力をもつ制御手段
を備える必要が無く、コスト上昇を可及的に抑えつつ、
現像バイアスの印加に伴う感光体への不要なトナー付着
を無くし、トナーの無駄な消費を低減することができ
る。
請求項4の発明によると、複数の現像器に対する穂切
り処理の制御のために、大きな駆動能力をもつ制御手段
を備える必要が無く、コスト上昇を可及的に抑え且つフ
ァーストプリント時間の短縮を図りつつ、現像バイアス
の印加に伴う感光体への不要なトナー付着を無くし、ト
ナーの無駄な消費を低減することができる。
り処理の制御のために、大きな駆動能力をもつ制御手段
を備える必要が無く、コスト上昇を可及的に抑え且つフ
ァーストプリント時間の短縮を図りつつ、現像バイアス
の印加に伴う感光体への不要なトナー付着を無くし、ト
ナーの無駄な消費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を示し、第1図(a)及び(b)
は穂切り処理のタイミングを説明するための図、第2図
はレーザプリンタの正面断面図、第3図は現像器を拡大
して示す図、第4図は現像スリーブを拡大して示す断面
図、第5図は第4図の穂切りシャッタの斜視図、第6図
はレーザプリンタの上面に取りつけられた操作パネルの
平面図、第7図は制御部のブロック図、第8図乃至第11
図は制御部の動作を示すフローチャート、第12図は濃度
センサーを拡大して示す斜視図である。 1……感光体ドラム(感光体)、5……現像器、6……
現像器、12……制御部(制御手段)、80a,80b……穂切
りシャッタ(穂切り手段)、L4……帯電部先端、A……
レーザプリンタ(画像形成装置)、X1,X2……現像位置
(配設位置)。
は穂切り処理のタイミングを説明するための図、第2図
はレーザプリンタの正面断面図、第3図は現像器を拡大
して示す図、第4図は現像スリーブを拡大して示す断面
図、第5図は第4図の穂切りシャッタの斜視図、第6図
はレーザプリンタの上面に取りつけられた操作パネルの
平面図、第7図は制御部のブロック図、第8図乃至第11
図は制御部の動作を示すフローチャート、第12図は濃度
センサーを拡大して示す斜視図である。 1……感光体ドラム(感光体)、5……現像器、6……
現像器、12……制御部(制御手段)、80a,80b……穂切
りシャッタ(穂切り手段)、L4……帯電部先端、A……
レーザプリンタ(画像形成装置)、X1,X2……現像位置
(配設位置)。
Claims (4)
- 【請求項1】感光体の周囲に現像剤を収納した現像器が
配設され、前記感光体と前記現像器とが相対的に移動し
電子写真プロセスによって画像が形成されるように構成
された画像形成装置において、 前記現像器には、前記感光体への現像剤の付着を防止す
るための穂切り処理を行う穂切り手段が設けられ、 前記現像器に対して現像バイアスが印加される以前で且
つ前記感光体の帯電部先端が前記現像器の配設位置に到
達する以前に当該現像器において穂切り状態を形成する
とともに、前記感光体の帯電部先端が当該現像器の配設
位置を通過するまでは穂切り状態を維持するように制御
する制御手段が設けられ、 てなることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】前記制御手段は、穂切り状態が維持されて
いる現像器に対しては穂切り処理を行わないように制御
する ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】感光体の周囲に現像剤を収納した複数個の
現像器が配設され、前記感光体と前記現像器とが相対的
に移動し電子写真プロセスによって画像が形成されるよ
うに構成された画像形成装置において、 それぞれの前記現像器には、前記感光体への現像剤の付
着を防止するための穂切り処理を行う穂切り手段が設け
られ、 前記各現像器に対して現像バイアスが印加される以前で
且つ前記感光体の帯電部先端が前記現像器の配設位置に
到達する以前にそれぞれの現像器において穂切り状態を
形成するとともに、前記感光体の帯電部先端が前記各現
像器の配設位置を通過するまでは前記各現像器の穂切り
状態を維持するように各現像器に対する穂切り処理を順
次行うように制御する制御手段が設けられ、 てなることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】前記制御手段は、前記感光体の帯電部先端
が先に到達する現像器から順に穂切り状態を形成するよ
う制御する ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1034674A JP2800228B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1034674A JP2800228B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02212864A JPH02212864A (ja) | 1990-08-24 |
JP2800228B2 true JP2800228B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=12420973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1034674A Expired - Lifetime JP2800228B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2800228B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4562574B2 (ja) * | 2005-03-04 | 2010-10-13 | 株式会社リコー | タンデム画像形成装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5870256A (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-26 | Canon Inc | 現像装置 |
JPS63179373A (ja) * | 1987-01-20 | 1988-07-23 | Ricoh Co Ltd | 多色現像装置 |
-
1989
- 1989-02-13 JP JP1034674A patent/JP2800228B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02212864A (ja) | 1990-08-24 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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