JP4775084B2 - コネクタの組立方法 - Google Patents

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Description

本発明はコネクタの組立方法に係り、例えば被覆ごと切断することができる光ファイバの切断方法および光ファイバの接続方法に関するものである。
従来より、光ファイバを被覆ごと切断する切断方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の切断方法では、光ファイバ支持手段の前クランパおよび後クランパにより光ファイバの切断位置の前後を各々支持し、張力付与手段が前後のクランパを互いに離反させる方向に付勢して、把持している光ファイバの切断位置付近に張力を付与する。この状態で、被覆およびガラスファイバを回転する刃部によりカットする。
このように、張力を付与して切断することにより、ガラスファイバの端面を光軸方向に直角に、且つ平坦に切断することができるようになっている。また、被覆とガラスファイバとを同時に切断するので、効率よく切断することができるようになっている。
特開2005−345530号公報
ところで、前述した切断方法等により切断された光軸に対して直交している接続端面同士を接続する場合には、光信号が接続面を透過する際に、接続面において光信号の一部が反射してしまう。特に、単心の光ファイバで双方向の通信を行う場合に、光ファイバに入射させて送信する光の一部が接続面で反射して光軸方向へ戻るため、この反射光と送信光とが混信して不都合が生じることがわかっている。そこで、接続面を傾斜させて接続することにより、反射光の反射方向をずらして、送信光への悪影響を防止することが行われている。
しかしながら、これまで接続面を傾斜させるのを研磨等の加工により行っているため、各家庭へ配線する際に、現場で光ファイバを切断し、端面を斜めに加工してから光ファイバを接続する作業を行うのは面倒であり、時間を要するばかりでなく、技術的にも困難であるという不都合があった。
本発明の目的は、現場でも容易に端面を傾斜して切断し接続することができるコネクタの組立方法を提供することにある。
前述した目的を達成するため光ファイバの切断方法は、ガラスファイバを被覆で覆った光ファイバを所定の切断位置で切断する光ファイバの切断方法であって、前記光ファイバの前記切断位置を挟んだ両側において相対的に捻った状態で前記被覆および前記ガラスファイバに切り込みを入れた後、前記切断位置に外力を加えて切断するものである。
このように構成された光ファイバの切断方法においては、ガラスファイバを被覆で覆った光ファイバを、切断位置の両側で捻って切断するので、現場でも短時間で容易に切断面を傾斜させることができる。また、被覆ごと光ファイバを切断するので、切断に際して被覆を除去する工程が不要となり、効率よく切断することができる。なお、光ファイバが外被に覆われている場合には、外被を除去して被覆つきの光ファイバを取り出してから、前述した切断を行う。
また、上記の光ファイバの切断方法は、前記光ファイバを、前記切断位置に対して長手方向の一方の側で固定するとともに他方の側を回転させることにより捻るものである。
このように構成された光ファイバの切断方法においては、光ファイバを切断位置に対して一方の側で固定するとともに、他方の側で光ファイバを回転させることにより、切断位置において光ファイバを捻る。また、回転量(角度)によって、容易に光ファイバの捻り量(角度)を調整することができる。
また、上記の光ファイバの切断方法は、前記切断位置における前記光ファイバの一方の側面を支持して側圧を付与するとともに他方の側面に刃で切り込みを入れるものである。
このように構成された光ファイバの切断方法においては、切断位置において、光ファイバを一方の側面から支持した状態で、他方の側に刃で切り込みを入れるので、切込み時に光ファイバが逃げるのを防止することができ、確実に切り込みを入れることができる。
また、上記の切断方法を実行するための光ファイバの切断装置は、ガラスファイバを被覆で覆った光ファイバを切断位置で切断する光ファイバの切断装置であって、光ファイバの長手方向における切断位置の一方の側において前記光ファイバを固定する光ファイバ固定手段と、他方の側において前記光ファイバを回転自在固定する光ファイバ回転手段と、前記被覆およびガラスファイバに切り込みを入れる刃とを有するものである。
このように構成された光ファイバの切断装置においては、光ファイバの長手方向における切断位置の一方の側に設けられている光ファイバ固定手段により光ファイバを固定するとともに、切断位置の他方の側に設けられている光ファイバ回転手段により光ファイバを回転させるので、光ファイバを切断位置において捻ることができる。
また、上記の光ファイバの切断装置は、前記光ファイバの先端に取り付けるコネクタを取り外し可能に保持するコネクタ保持手段を有していてもよく、また、このコネクタ保持手段にコネクタが保持されていてもよい。
このように構成された光ファイバの切断装置においては、切断装置にコネクタタを取り付けて光ファイバをコネクタに通すことにより、通した状態で光ファイバを切断することができるので、迅速に光ファイバをコネクタに接続することができる。また、コネクタ保持手段によりコネクタを保持した状態であると、光ファイバをセットするだけで光ファイバの切断が容易かつ迅速にできる。
前述した目的を達成するために、本発明にかかるコネクタの組立方法は、ガラスファイバを被覆で覆った光ファイバを、付き当て面と、光ファイバ固定手段と、該付き当て面と該光ファイバ固定手段の間に設けられた撓み収容空間とを備えるコネクタに挿入し、前記光ファイバの先端部を前記付き当て面から引き出した状態で、前記光ファイバを前記光ファイバ固定手段により前記コネクタに固定し、前記光ファイバの先端部を光ファイバ回転手段に固定し、前記光ファイバ回転手段を回転させて前記光ファイバを捻り、前記捻られた光ファイバの被覆およびガラスファイバに切り込みを設け、前記切り込みに外力を付与して前記光ファイバを切断することにより傾斜した切断面を形成し、前記光ファイバ固定手段による固定を一旦解除して前記切断面が前記付き当て面から所定量突出する置まで前記光ファイバを引き戻し、前記引き戻した光ファイバを再度前記光ファイバ固定手段により前記コネクタに固定するものである。
このように構成されたコネクタの組立方法においては、ガラスファイバの外側が被覆で覆われた光ファイバをコネクタに挿入して固定するので、被覆を取り除く手間が省けとともに、被覆されているのでガラスファイバを傷付けるのを防止することができる。また、光ファイバを切断して固定する際に、コネクタに挿入した状態で光ファイバの先端面が傾斜するように切断するので、コネクタを介して接続する際に、接続面における反射光が戻って通信等に悪影響を及ぼすのを防止することができる。なお、光ファイバが外被に覆われたケーブルやコードの場合には、外被を所定長さ取り除いて被覆された光ファイバを取り出して、コネクタを取り付けるようにする。その際、光ファイバの固定は、外被ごと光ファイバを固定することができる。
本発明によれば、ガラスファイバを被覆で覆った光ファイバを、切断位置の両側で捻って切断するので、現場においても容易に切断面を傾斜させて切断することができる。また、被覆ごと光ファイバを切断するので、切断に際して被覆を除去する工程が不要となり、効率よく切断することができるという効果が得られる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1(A)〜(C)は本発明の実施形態に係る光ファイバの切断方法の各工程を示す説明図、図2は切断位置の一方の側を固定して他方の側を回転させることにより光ファイバを捻る状態を示す正面図および両側端面図、図3は切断位置における切断の状態を示す断面図、図4は光ファイバの回転角度と切断面の端面角度との関係を示すグラフである。
以下に述べる光ファイバの切断方法は、ガラスファイバの外側が被覆で覆われた光ファイバを切断位置において切断するものである。図1(A)に示すように、光ファイバ11の切断位置12を挟んだ両側において相対的に捻った状態で、図1(B)に示すように、被覆11bおよびガラスファイバ11aに切り込み12aを設けた後、図1(C)に示すように、切断位置12に外力Fを加えて切断する。この図では、外力Fが切り込み部分の直上から作用させて切断しているが、光ファイバ11の切断位置12の両側を引っ張るような外力を作用させて切断してもよい。
図2に示すように、光ファイバ11を捻る方法としては、切断位置12に対して長手方向の一方の側(図2において右側)で固定するとともに他方の側(図2において左側)を回転させることにより捻ることができる。この際、回転量(角度)によって、容易に光ファイバの捻り量(角度)を調整することができ、切断面の傾斜角度を調整することができる。
また、図3に示すように、被覆11bを切り込んでガラスファイバ11aに傷を付ける際には、切断位置12における光ファイバ11の一方の側面(図3において上面)を支持して側圧部材23により側圧を付与するとともに、他方の側面(図3において下面)に刃13で切り込みを入れるようにするのが望ましい。これにより、切込み時に刃13により持ち上げられて光ファイバ11が刃13と反対側(上側)に逃げるのを防止することができ、確実に切り込み等を入れることができる。
図4には、切断時における光ファイバ11の回転角度と、切断端面の傾斜角度との関係が示されている。横軸が光ファイバ11の回転角度であり、縦軸が端面角度である。なお、ここでは、光ファイバ11として、ガラスファイバ11aの外径が80μm、光ファイバ11の外径が125μmのものを対象としている。
例えば、端面の傾斜角度を5°〜8°に設定する場合には、図4から、光ファイバ11の回転角度を100°〜200°に設定することになる。
以上、説明した光ファイバの切断方法によれば、ガラスファイバ11aを被覆11bで覆った光ファイバ11を、切断位置12の両側で捻って切断するので、容易に切断面を傾斜させることができる。また、被覆11bごと光ファイバ11を切断するので、切断に際して被覆11bを除去する工程が不要となり、現場においても短時間で切断することができる。なお、光ファイバ11が外被に覆われているケーブルやコードの場合には、外被を除去して被覆11bつきの光ファイバ11を取り出してから、前述した切断を行う。
次に、光ファイバの接続装置について説明する。
図5(A)は本発明の実施形態に係る光ファイバの切断装置を示す平面図、図5(B)は図5(A)中B−B位置における断面図、図6(A)および(B)は刃および切り込み量調整手段の説明図である。なお、図1〜図4において前述した部位と同じ部位には同じ符号を付して重複する説明を省略することとする。
図5(A)および(B)に示すように、光ファイバの切断装置10は、ガラスファイバ11aの外側が被覆11bで覆われた光ファイバ11を切断位置12において切断するものである。そして、光ファイバ11の長手方向における切断位置12の一方の側(図5において右側)において光ファイバ11を固定する光ファイバ固定手段21と、他方の側(図5において左側)において光ファイバ11を回転自在固定する光ファイバ回転手段22と、被覆11bおよびガラスファイバ11aに切り込みを入れる刃13と、この刃13による切り込み量を調整する切込み量調整手段とを有するものである。
光ファイバ11は、ファイバ固定手段21等が設けられている基台20の上面に沿って配置され、光ファイバ固定手段21は例えば上下方向に開閉自在に設けられており、閉じることにより光ファイバ11を固定することができるようになっている。また、光ファイバ回転手段22は、例えば円筒形部材22aを基台20に回転自在かつ任意の回転位置に固定可能に設け、この円筒形部材22aの中心を光ファイバ11が貫通可能かつ円筒形部材22aに光ファイバ11が固定可能となっている。従って、光ファイバ固定手段21によって光ファイバ11を固定し、光ファイバ回転手段22の円筒形部材22aを回転させることにより、光ファイバ11を任意の捻り角度で捻ることができるようになっている。なお、基台20は、切断位置12付近にヒンジ部20aを設けて折曲可能とするのが望ましい。これにより、基台20を折り曲げることによって、光ファイバ11の切り込み12aに外力を作用させることができる。
また、基台20の切断位置12部分には凹部20bが設けられており、刃13が例えばスプリング等の駆動手段によって、光ファイバ11の長手方向と略垂直方向で、かつ、凹部20bに沿ってスライドするようになっている。切り込むための刃の一例として、図6(A)に示すように、刃13Aは傾斜しており、先端(図5(A)において下方)が低く、後端が光ファイバ11のガラスファイバ11aの下部に達する高さとなっている。また、刃13Aに隣接して切り込み量調整手段として傾斜状の支持面23aが一体的に設けられており、刃13Aは支持面23aから切り込み量dだけ突出している。従って、刃13Aをスライドさせて光ファイバ11に切り込み12aを入れる際には、支持面23aが光ファイバ11の底面に当接して切り込むので、切り込み量は刃13Aの突出量dとなる。
あるいは、図6(B)に示すように、刃13Bを回転させながらスライドさせる円形の回転刃とし、切り込み量調整手段として光ファイバ11に上方から側圧を加える側圧付与部材23bを設けるようにすることもできる。この場合にも、刃13Bの上端がガラスファイバ11aの下部に達する高さでスライドするようにする。従って、切断位置12において側圧部材23bが光ファイバ11を上方への移動を拘束し、回転する刃13Bをスライドさせることにより、光ファイバ11に所定量dの切り込みを入れることができる。
また、図5(A)および(B)に示すように、基台20の上面には、光ファイバ11の先端に取り付けるコネクタ30を取り外し可能に保持するコネクタ保持手段24が設けられている。このコネクタ保持手段24は、基台20にコネクタが収容される部分に溝を形成し、この溝内にコネクタの一部を埋め込んで保持することができる。
従って、上述した光ファイバの切断装置10を用いて光ファイバ11の切断を行うには、光ファイバ11を、光ファイバ固定手段21および光ファイバ回転手段22を貫通させ、光ファイバ固定手段21により光ファイバ11を固定することにより光ファイバ11を基台20に固定するとともに、光ファイバ回転手段22に光ファイバ11を固定する。この際、光ファイバ11には所定の張力を付与しておくのが望ましい。そして、光ファイバ回転手段22を回転させて光ファイバ11を所定角度捻った後、刃13によって被覆11bおよびガラスファイバ11aに切り込み12aを入れた後、切り込み12位置に外力を加えて、破断させる。
以上、説明した光ファイバの切断装置10によれば、光ファイバ11を切断位置12において容易に捻ることができる。また、光ファイバ11を捻った状態で切断位置12において光ファイバ11の被覆11bおよびガラスファイバ11aに刃13で切り込みを入れる。この際、切り込み量調整手段により切り込み量を調整するので、所定の切り込み量で確実に切り込みを入れることができる。また、コネクタ保持手段24にコネクタ30を取り付けて光ファイバ11をコネクタ30に通すことにより、コネクタ30に通した状態で光ファイバ11を切断することができるので、迅速に光ファイバ11をコネクタ30に接続することができる。
次に、本発明に係るコネクタの組立方法について説明する。
図7(A)〜(D)はコネクタの組立方法の各工程を示す説明図、図8はコネクタ接続を示す断面図である。なお、図1〜図6において前述した部位と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図7(A)〜(D)に示すように、このコネクタの組立方法においては、光ケーブル14にコネクタ30を取り付けるために、前述した光ファイバの切断装置10のコネクタ保持手段24にコネクタ30を保持したものを用いる。
まず、光ケーブル14の先端部の外被を取り除いて、被覆11b付きの光ファイバ11を取り出しておく。そして、図7(A)に示すように、光ファイバ11を光ファイバ固定手段21および光ファイバ回転手段22を貫通させ、光ファイバ固定手段21により光ファイバを基台20に固定するとともに、光ファイバ回転手段22に光ファイバを固定する。次いで、図7(B)に示すように、光ファイバ回転手段22の円筒形部材22aを所定角度回転させて、光ファイバ11を切断位置12において捻る。図7(C)に示すように、光ファイバ11を捻った状態で刃13を駆動させ、光ファイバ11の被覆11b切断し、更にガラスファイバ11aの一部に切り込み12aを入れる。このとき、刃13の高さの調整により、一定量の切込みが得られるようになっている。そして、図7(D)に示すように、基台20をヒンジ20aを中心として折り曲げることにより光ファイバ11に外力(ここでは折曲力)を付与して、光ファイバ11を破断させる。その後、光ファイバ11の切断面が、コネクタ30における所定位置に位置するように光ファイバ11を引き戻して、光ケーブル14をコネクタ30に固定する。
以上、説明したコネクタの組立方法によれば、ガラスファイバ11aの外側が被覆11bで覆われた光ファイバ11をコネクタ30に挿入して固定するので、被覆11bを取り除く手間が省けとともに、被覆されているので現場作業においてもガラスファイバ11aを傷付けるのを防止してコネクタ30を取り付けることができる。また、光ファイバ11を固定する際に、コネクタ30に挿入した状態で光ファイバ11の先端面が傾斜するように切断するので、コネクタ30を介して接続する際に、接続面における反射光が戻って通信等に悪影響を及ぼすのを防止することができる。
図8には、コネクタ接続の状態が示されている。なお、図1〜図7において前述した部位と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図8に示す接続状態は、第1の光ケーブル14Aに取り付けられたコネクタ30Aと、第2の光ケーブル14Bに取り付けられたコネクタ30Bを接続することにより、両光ケーブル14A、14Bを接続したものである。なお、両コネクタ30A、30Bは前述したコネクタ組立方法によって組み立てられた雌雄のコネクタである。
両光ケーブル14A、14Bから引き出された光ファイバ11A、11Bは、付き当て面15において、接続端面同士が接触している。両コネクタ30A、30Bが接続される前は、コネクタ30Aの先端から光ファイバ11Aが所定量突出しており、また、コネクタ30Bの先端でも光ファイバ11Bが所定量突出している。光ファイバ11A、11Bが突出したコネクタ30A、30Bどうしを図8のように接続すると、光ファイバ11A、11Bの傾斜した端面Dどうしが接触、衝突して光ファイバ11A、11Bがコネクタ30A、30Bの後方側に移動させられる。移動させられた光ファイバ11A、11Bは、共にコネクタ30A、30B内において撓み収容空間11cで光ファイバ11A、11Bが撓む。このとき、撓んだ光ファイバ11A、11Bが伸びようとする力によって、光ファイバ11A、11Bの接続端面同士が互いに押圧して、確実に接続されるようにしている。
両接続端面は、共に光軸直交面に対して所定の角度で傾斜しており、傾斜した状態で面接触するようになっているので、接続面における反射光は光軸方向とは異なる方向へ反射することになり、接続特性を改善することができる。
なお、上記の光ファイバの切断方法および光ファイバの切断装置は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
以上のように、上記の光ファイバの切断方法および光ファイバの切断装置は、ガラスファイバを被覆で覆った光ファイバを、切断位置の両側で捻って切断するので、現場においても容易に切断面を傾斜させて切断することができる。また、被覆ごと光ファイバを切断するので、切断に際して被覆を除去する工程が不要となり、効率よく切断することができるという効果を有し、被覆ごと切断することができる光ファイバの切断方法および光ファイバの接続方法等として有用である。
(A)〜(C)は本発明の実施形態に係る光ファイバの切断方法の各工程を示す説明図である。 切断位置の一方の側を固定して他方の側を回転させることにより光ファイバを捻る状態を示す正面図および両側端面図である。 切断位置における切断の状態を示す断面図である。 光ファイバの回転角度と切断面の端面角度との関係を示すグラフである。 (A)は本発明の実施形態に係る光ファイバの切断装置を示す平面図である。 (B)は図5(A)中B−B位置における断面図である。 (A)および(B)は刃および切り込み量調整手段の説明図である。 (A)〜(D)はコネクタの組立方法の各工程を示す説明図である。 コネクタ接続を示す断面図である。
符号の説明
10 切断装置
11 光ファイバ
11a ガラスファイバ
11b 被覆
12 切断位置
13 刃
21 光ファイバ固定手段
22 光ファイバ回転手段
23 側圧部材
24 コネクタ保持手段
30 コネクタ

Claims (1)

  1. ガラスファイバを被覆で覆った光ファイバを、付き当て面と、光ファイバ固定手段と、該付き当て面と該光ファイバ固定手段の間に設けられた撓み収容空間とを備えるコネクタに挿入し、
    前記光ファイバの先端部を前記付き当て面から引き出した状態で、前記光ファイバを前記光ファイバ固定手段により前記コネクタに固定し、
    前記光ファイバの先端部を光ファイバ回転手段に固定し、
    前記光ファイバ回転手段を回転させて前記光ファイバを捻り、
    前記捻られた光ファイバの被覆およびガラスファイバに切り込みを設け、
    前記切り込みに外力を付与して前記光ファイバを切断することにより傾斜した切断面を形成し、
    前記光ファイバ固定手段による固定を一旦解除して前記切断面が前記付き当て面から所定量突出する位置まで前記光ファイバを引き戻し、
    前記引き戻した光ファイバを再度前記光ファイバ固定手段により前記コネクタに固定することを特徴とするコネクタの組立方法
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