JPH0580219A - 光フアイバー斜め劈開器 - Google Patents

光フアイバー斜め劈開器

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Publication number
JPH0580219A
JPH0580219A JP24616691A JP24616691A JPH0580219A JP H0580219 A JPH0580219 A JP H0580219A JP 24616691 A JP24616691 A JP 24616691A JP 24616691 A JP24616691 A JP 24616691A JP H0580219 A JPH0580219 A JP H0580219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
jacket
holding mechanism
diagonal
fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP24616691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Yoshino
薫 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP24616691A priority Critical patent/JPH0580219A/ja
Publication of JPH0580219A publication Critical patent/JPH0580219A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】光通信・光センサー等で用いられる光ファイバ
ーの斜め端面出しを行うにあたり、以前の研磨加工によ
る手間や時間及びコストを減じ、光ファイバーの斜め端
面出しを劈開によって手軽に、かつ当該端面の傾斜角度
を任意角度に自由に設定出来、また光ファイバーのジャ
ケットからの素線突き出し量の微調整も容易に制御出来
る光ファイバー斜め劈開器を提供する。 【構成】ジャケット1bの一部を除去した光ファイバー
1の素線1aの先端側およびジャケット側を保持する先
端側光ファイバー素線保持機構2a及びジャケット側光
ファイバー素線保持機構2bと、光ファイバー1の素線
1aの中央部位に微小な切傷αをつける垂直昇降自在な
鋭利な刃4と、光ファイバー1にねじり応力を加える軸
回り回転機構9を先端側光ファイバー素線保持機構2a
またはジャケット側光ファイバー素線保持機構2bのど
ちらか一方または両方に独立して設け、かつ光ファイバ
ー1にひっぱり応力を加える軸方向スライド機構10と
を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信・光センサー等
で用いられる光ファイバーの斜め端面出しを劈開によっ
て行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来の光ファイバー劈開器を図3
の一部破断正面図及び図4の平面図につき説明する。図
中、Aは従来の光ファイバー劈開器、1は被覆(=ジャ
ケット)1bを一部除去し素線1aを露出した光ファイ
バー、2a,2bは先端側及びジャケット側の光ファイ
バー素線保持機構、3は光ファイバージャケット保持機
構、4は刃、5は垂直スライド機構、6は基部、7は曲
げ応力付加機構、8は並行レール、αは切傷である。
【0003】従来の光ファイバー劈開器Aを動作するに
は、先ずジャケット1bの一部を除去した光ファイバー
1を一対の相対峙する光ファイバー素線保持機構2a,
2b及び光ファイバージャケット保持機構3によって一
貫挟み込み保持設定する。次に刃4両側を挾持し幅方向
の並行レール8上に沿って水平移動する垂直スライド機
構5によって刃4を垂直昇降スライドし、前記光ファイ
バー1の素線1aの下側に摺接し微小な切傷αを付け
る。その後上方から曲げ応力付加機構7を下降して前記
光ファイバー1の素線1aに当接し曲げ応力を加える
と、前記下側の切傷αから光ファイバー1の素線1aが
劈開して垂直端面が出る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来から前記一連の動
作工程に於いて、劈開時に光ファイバー1にねじり応力
を加えると、劈開面が斜めになることは知られていた
が、制御性良く光ファイバー1にねじり応力を加えなが
ら斜め端面の劈開を行うための装置はこれまで開発され
ていなかった。そのため、従来は光ファイバー1端面を
角度の付いた斜めに劈開する場合には、研磨加工する以
外に良い方法が無かった。
【0005】しかしながら、光ファイバー1の劈開面研
磨加工は大変な手間と時間が掛かり、ことさら端面に垂
直方向から任意角度ずらした角度を付けるのは、余り一
般的ではないため、その任意角度に合わせた専用の加工
用治具が逐一必要となりコストが非常に高く付いてい
た。こゝに於いて、本発明は前記従来の課題に鑑み、光
ファイバーの劈開を制御性良く任意角度で行える光ファ
イバー斜め劈開器を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決は、本発
明が次の新規な特徴的構成手段を採用することにより達
成される。即ち本発明の特徴は、ジャケットの一部を除
去した光ファイバーの当該ジャケット除去部分の先端側
およびジャケット側を保持する光ファイバー保持機構
と、前記光ファイバーのジャケット除去部分の中央部位
に微小な切傷をつける垂直昇降自在な鋭利な刃と、前記
光ファイバーにねじり応力を加えかつ前記光ファイバー
保持機構のどちらか一方または両方に独立して設けた軸
回り回転機構と、前記光ファイバーにひっぱり応力を加
える軸方向スライド機構とを備えてなる光ファイバー斜
め劈開器である。
【0007】
【作用】本発明は前記のような手段を講じたので、光フ
ァイバーの軸回りにねじり応力を加えながら、同時にひ
っぱり応力も加えつつ光ファイバーを斜め劈開する。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面につき詳説する。図1
は本実施例の一部破断正面図、図2は同・平面図であ
る。図中、Bは本実施例の光ファイバー斜め劈開器、9
は先端側光ファイバー素線保持機構2aの軸回り回転機
構、10は載設したジャケット側光ファイバー素線保持
機構2b及び光ファイバージャケット保持機構3を軸方
向に一体スライドする軸方向スライド機構、11は軸回
り回転機構9の固定螺子である。尚、従来例との同一部
材には同一符号を付した。
【0009】本実施例に係る光ファイバー斜め劈開器B
の仕様はこのような具体的実施態様であり、その劈開作
業手順を説明する。先ず、光ファイバー1のジャケット
1bを除去し露出した素線1aを渡す先端側光ファイバ
ー素線保持機構2a及びジャケット側光ファイバー素線
保持機構2bにより、かつ前記光ファイバー1のジャケ
ット1b部分を光ファイバージャケット保持機構3によ
って一貫挟み込み固定する。この際、光ファイバー1の
素線1aが軸回り回転機構9の回転中心軸にくるよう
に、先端側光ファイバー素線保持機構2aには光ファイ
バー取付位置を付しておくと良い。
【0010】次に刃4を垂直スライド機構5によって昇
降スライドし、素線1aの下側に当接し幅方向に水平移
動して微小な切傷αを付ける。その後軸回り回転機構9
を先端側光ファイバー素線保持機構2aもろとも任意角
度回動させ、固定螺子11にて固定する。当然この時点
では、光ファイバー1の素線1aはねじり応力が加えら
れてねじれている。このままの状態で、軸方向スライド
機構10により、ジャケット側光ファイバー素線保持機
構2b及び光ファイバージャケット保持機構3を軸方向
に後退スライドしひっぱり応力を加えれば、光ファイバ
ー1の素線1a端面は斜めに劈開される。
【0011】前記劈開された端面の傾斜角度は、予め軸
回り回転機構9の回動角度と当該光ファイバー1の素線
1aの端面傾斜角度との相関関係を測定しておけば、任
意の角度で精度良く劈開が行える。勿論、軸回り回転機
構9の回動角度を0°に設定すれば、本実施例に於いて
劈開面を垂直にすることも可能である。尚、このような
光ファイバー1の端面出しに於いては、ジャケット1b
からの素線1a突き出し量の精度が要求されることが多
いが、本実施例では軸方向スライド機構10により劈開
点の微調整が可能なので高い精度で突き出し量を設定出
来る。
【0012】亦、本実施例では、軸回り回転機構9は先
端側光ファイバー素線保持機構2a側に取り付けられて
いるが、勿論ジャケット側光ファイバー素線保持機構2
b側に取り付けても、若しくは先端側光ファイバー素線
保持機構2a側及びジャケット側光ファイバー素線保持
機構2b側の両側に取り付けても、同様の効果が得られ
ることは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】かくして本発明によれば、以前では研磨
加工に頼って、手間や時間、さらにはコストが大幅に掛
かっていた光ファイバー端面の斜め劈開を手軽に行え、
かつ当該端面の傾斜角度を任意角度に自由に設定出来、
また光ファイバーのジャケットからの素線突き出し量の
微調整も容易に制御出来、亦、従来同様垂直端面の劈開
も行える等、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一部破断正面図である。
【図2】同上、平面図である。
【図3】従来の光ファイバー劈開器の一部破断正面図で
ある。
【図4】同上、平面図である。
【符号の説明】
A…従来の光ファイバー劈開器 B…光ファイバー斜め劈開器 α…切傷 1…光ファイバー 1a…素線 1b…ジャケット 2a…先端側光ファイバー素線保持機構 2b…ジャケット側光ファイバー素線保持機構 3…光ファイバージャケット保持機構 4…刃 5…垂直スライド機構 6…基部 7…曲げ応力付加機構 8…並行レール 9…軸回り回転機構 10…軸方向スライド機構 11…固定螺子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被覆の一部を除去した光ファイバーの当該
    被覆除去部分の先端側および被覆側を保持する光ファイ
    バー保持機構と、前記光ファイバーの被覆除去部分の中
    央部位に微小な切傷をつける垂直昇降自在な鋭利な刃
    と、前記光ファイバーにねじり応力を加えかつ前記光フ
    ァイバー保持機構のどちらか一方または両方に独立して
    設けた軸回り回転機構と、前記光ファイバーにひっぱり
    応力を加える軸方向スライド機構とを備えたことを特徴
    とする光ファイバー斜め劈開器
JP24616691A 1991-09-25 1991-09-25 光フアイバー斜め劈開器 Pending JPH0580219A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24616691A JPH0580219A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 光フアイバー斜め劈開器

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JPH0580219A true JPH0580219A (ja) 1993-04-02

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ID=17144493

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JP24616691A Pending JPH0580219A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 光フアイバー斜め劈開器

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