JP6556242B2 - ガラスプリフォームを形成する方法 - Google Patents

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Description

本開示の実施形態は、一般にガラスプリフォームの製造方法に関し、特に予め定められた長さのガラスプリフォームを形成する方法に関する。
ガラスストランド、例えばガラス繊維、ガラスロッドまたはガラス管は、所望の最終製品に対応する断面形状を有するガラスプリフォームから通常得られる。プリフォームの製造は、大きな円筒体がより小さな管に線引きされる、またはそれが高温炉のコアロッド上で圧潰して、所望の直径のプリフォームに線引きされる、連続プロセスであり得る。中実プリフォーム材のカラムは、所望の長さの部分、すなわちプリフォームに分けられて、更なる線引きプロセス(複数可)を、大規模にガラス繊維、ガラスロッドまたはガラス管を形成するために使用することができる。
理想的には、プリフォームの分割面は、平坦で、滑らか及びプリフォームの軸に垂直(すなわち「スクエアカット」)でなければならず、ならびにその端部は滑らかで鋭く、加工屑または傷があってはならない。連続線引きプロセスにおいて、切削ツールが移動する、もしくはプリフォームと共に移動することを必要としない、迅速または即時にプリフォームを分ける方法(すなわち「スナップ」カット)を有することは極めて望ましい。中実材料をプリフォームに分ける現在の「スナップ」カット法は、分割線に隣接するプリフォームの円周面に、加工屑及び傷と共に、平らでない、非垂直な分割面を作成することが観察されてきた。結果として生じる表面欠陥、傷、加工屑及び平らでない形状を修復することは、製造コストを増加させ生産高または生産性を減少させる。場合によっては、プリフォームの有意な長さを廃棄しなければならず、したがって生産高を低下させて、コストを上昇させる。
したがって、改良された表面特性及び形状的精度を有する、プリフォームの長さを形成する方法に対する必要性が存在する。
ガラスプリフォームの切削方法の実施形態を、本明細書において開示する。いくつかの実施形態では、ガラスプリフォームの長さを形成する方法は、プリフォームの長さ及び残りの長さを形成するために分離されるガラス材料の長さを提供することと、ガラス材料に切欠きを形成することと、切欠きに隣接する領域のガラスの引張り強さを上回る引張り応力を誘発することと、切欠きでプリフォームの長さを残りの長さから分離することと、を含む。
本発明の他の及び更なる実施形態を以下に説明する。
上に簡潔に要約され、かつ以下で更に詳細に説明する本発明の実施形態は、添付図面に示す本発明の例示的実施形態を参照することによって理解することができる。しかし添付図面は、本発明の一般的な実施形態のみを例示したものであって、したがって本発明の範囲を制限するとみなされるものではなく、本発明は、他の同等に効果的な実施形態も許容することができるということに留意すべきである。
本方法の実施形態で使用するためのガラスロッドまたはガラス管の側面図である。 図1を線II〜IIに沿った、ロッドまたは管の実施形態の断面図である。 図1を線II〜IIに沿った、ロッドまたは管の実施形態の断面図である。 図1を線II〜IIに沿った、ロッドまたは管の実施形態の断面図である。 本開示の実施形態に従って、図1を線III〜IIIに沿った場合のロッドの断面図である。 本開示の実施形態に従って、図1を線III〜IIIに沿った場合のロッドの断面図である。 本開示の実施形態による、図1の領域IVの拡大図である。 本開示の実施形態による、図1の領域IVの拡大図である。 本開示の実施形態による、図1の領域IVの拡大図である。 本方法の実施形態による、プリフォームの分離前のガラスロッドまたはガラス管の側面図である。 本方法の実施形態による、図5の線VI〜VIに沿ったガラスロッドまたはガラス管の縦面図である。 ガラスロッドに生じる応力の例示のプロットである。 周知の方法を使用する分離前の、ガラスロッドまたはガラス管の一部の斜視図である。 本方法の実施形態を使用する分離前の、ガラスロッドまたはガラス管の一部の斜視図である。 破壊強度と切欠き深さの間の関係を示す例示的グラフである。 引張り応力対ガラスロッドの外径を示す、例示的グラフである。 衝撃部位の反対側の引張り応力対衝撃部位の縦方向位置を示す、例示的グラフである。 本開示による方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態によるガラスロッドまたはガラス管を保持する装置の示す実施例である。
理解しやすいように、図面で共通の同一の要素には、可能な限り同一の参照番号を付した。図は寸法にしたがって描かれておらず、明確にするために単純化されている可能性がある。一実施形態の要素及び特徴が、更なる詳細説明のない他の実施形態に有益に組み込まれることは可能であると考えられる。
ガラスロッドまたはガラス管を分離する方法に関して記載する一方で、本発明は特許請求された発明の趣旨及び範囲内に留まりつつ、潜在用途の範囲が広いので様々な用途のために改変されることができ、その理由は、本発明が多くのこのような改変に適応性があることが意図されているからである。
特定の技術用語を便宜上以下の説明で使用するが、限定されるものではない。「前側」「後側」「上部」及び「下部」の語は、参照された図面内での方向を指す。「半径方向に内向きに」及び「半径方向に外向きに」の語は、参照されている部分の軸に放射状に向かう、及びそれから放射上に離れる方向を指す。「軸方向に」または「長手方向の」とは、柱体または他の部分の軸に沿った方向を指す。「プリフォーム」という語は、中実ロッドまたは中空管を意味し得る。技術用語は、具体的に上述した語、それらの派生語、及び類似の意味の語を含み得る。
図1は、長さLのプリフォーム102をガラスロッドまたはガラス管103の残りの長さから分離する前の、本方法で使用するための中実ガラス材料、ガラスロッドまたはガラス管100を示す。ガラスロッドまたはガラス管100は、非限定例において、溶融シリカまたは他のガラス材料から形成することができる。いくつかの実施形態では、ガラスロッドまたはガラス管100は、図2Aで示すように、中実円筒体202として形成される。他の実施形態では、ガラスロッド100は、ロッド204の周囲に配置されたジャケットまたは円筒体206に入れられた中実ロッド204として形成されており、中実ロッド204及びジャケット206は同一または異なるガラス材料から形成される。他の実施形態では、ガラスロッドは、図2Cで示したように、円筒体または管208として形成することができる。
一般に、ガラスロッドまたはガラス管100を作製する方法は、ガラスロッドまたはガラス管100が連続プロセスでガラスロッドまたはガラス管100の縦軸101に対応する直線方向に前進する、直線的方法である。例えば、図1で示したように、ガラスロッド100またはガラス管は、矢印104で示す垂直方向に向かって下向きに前進する。矢印104の方向へのガラスロッド100の前進を促進するために牽引ホイール108が回転すると共に、牽引ホイール108はガラスロッド100の重量を支える。
プリフォーム102が所定の長さLに達した位置へガラスロッドまたはガラス管102が進むとき、切欠き106はガラスロッドまたはガラス管100の円筒外面110を通って形成される。切欠き106は、非限定例において、空圧のこぎり(図示せず)または研磨ホイール(図示せず)またはレーザー(図示せず)を含む、任意の好適な方法によって形成することができる。ガラスロッドに切欠きを形成するのに、好適な他の切削ツールを用いることもできる。
図3Aの非限定的な実施形態で示すように、切欠き106aを形成する切断面302は、矢高303の円形断面の弦308を形成することができ、その結果、切欠き106aでのガラスロッド100の残りの断面は切断円である。図3Bの非限定的な実施形態で示すように、切欠き106bを形成する切断面304は、矢高305の半円310であってもよく、その結果、切断面でのガラスロッド100またはガラス管100の残りの断面は、三日月形である。本明細書で使用する場合、「直径」とは、切欠き106を形成する前のガラスロッドまたはガラス管の直径100であると理解される。切欠き106でのガラスロッド100(すなわち、切欠きが形成された後)の断面は円ではないので、312は直径ではあり得ない。説明を容易にするために、「直径」は312を説明するために緩く用いられる。
図3A及び図3Bに示すように、切欠き106はガラスロッドまたはガラス管100の直径312を部分的に通って形成され、その結果、円形断面の直径312は、切断面302、304の中点での切断面302、304に対して直角(すなわち、垂直)である。直径312は、切断面302、304を横断する第1端312a、及びガラスロッドまたはガラス管100の円筒外面110まで延在する第2端312bを有する。第2端312bは、切欠き106の反対側にあると記載することができる。
切欠き106の外形は、のこぎり刃によるものであるかのような切り溝として形成されることができる。図4Aは、図1でIVとして特定されたガラスロッド100の一部の拡大図である。図4Aは、ガラスロッドまたはガラス管の縦軸101に対して垂直に見ており、実施形態の切り溝の外形を示す。切欠きは、縦軸101及び縦軸101に平行な平底406に対して垂直な上下の壁402、404に略平行な深さ403に形成される。代替的に、切欠き106の形状は、図4Bに示すように、内向きに先細りであってもよい(縦軸101に向かって)。先細りは、図4Bに示すように、外面110から始まって、切欠き106の深さ405まで続くことができる。代替的に、切欠き106は、外面110から、そこから先細りが始まって切欠きの深さ407へ続く第1の深さまで縦軸101に対して垂直である、略平行な上下の壁412、414を含む。図4Bまたは図4Cの先細った切欠きのいずれかは、図示するような位置で終わってもよいし、または先細った部分の最も奥端で端を切断されてもよいし、または丸くされてもよい。
図4A〜図4Cは、例示の容易さのためだけに、切欠き106を対称的に示す。対称ではない他の切欠きも、同様の有益な結果と共に使用することができる。
好ましい実施形態では、ガラスロッドまたはガラス管100が矢印104に対応する方向に移動する間に、切欠き106は形成される。これは、好ましい切欠き形成プロセス(例えば切断プロセス)によって達成されることができ、この場合、切削ツール経路は縦軸101に対して直角かつ隔置されており、前進するガラスロッドまたはガラス管100を妨げない。代替的に、切欠きが形成される際、切削ツールはガラスロッドまたはガラス管100の長手方向(すなわち、矢印方向104)に移動できる。
ガラスロッドまたはガラス管100に応力を加えることによって上述のとおり形成される切欠き106で、プリフォーム102はガラスロッドまたはガラス管100から分離することができ、その結果、ガラスロッドまたはガラス管100が形成される材料の引張り強さを上回る切欠き106の領域に、引張り応力が生じることを、本発明者は観察した。上述のとおり切欠き106を使用して分割したとき、プリフォーム102の分離した表面及び残りのガラスロッドまたはガラス管103の対応する表面は、周知の方法で達成されるものより優れた表面特性を備えて形成することができる。例えば、分割面を滑らかな端で形成することができ、及び面の加工屑または傷がなくてもよく、より滑らかで、より平坦で(またはより鏡状で)ならびにプリフォーム軸により垂直であってもよい。
本開示を通して使用する際、「分割面」(複数可)とは、プリフォーム102が残りのガラスロッドまたはガラス管103から分離されるとき、切欠き106で一般的に形成される表面の1つまたは両方を意味する。「分割端」は、プリフォーム102を残りのガラスロッドまたはガラス管103から分割した後の、残りのガラスロッドもしくはガラス管103またはプリフォーム102の末端を指す。
更に、プリフォーム102及び残りの長さのガラスロッドまたはガラス管103の分割端での円筒状ガラスロッドまたはガラス管100の外面110は、周知の方法を使用して得られた、結果として生じる表面上の表面特性を強化することができる。例えば、円筒状ガラスロッドの外面110上の加工屑形成または平坦でない端を、分割端付近で最小限に抑えることができる。
応力は、ガラスロッドまたはガラス管100を歪めることによって誘発させることができ、その結果、ガラスロッドの一部は、通常、縦軸101に対して垂直な方向への歪み要素、すなわち横への歪みを有する。非限定的な実施形態では、上述のとおり切欠き106の反対側の位置で、ガラスロッドまたはガラス管100に衝撃を与えるツール502(図5)で、歪みを得ることができる。ガラスロッドまたはガラス管100に衝撃を与えて、歪みを生じさせるための長手方向位置は、切欠き106からずれてもよいし、または切欠き106と一列に並んでもよい。ガラスロッドの歪みは、プリフォーム102を残りのガラスロッドまたはガラス管103から切り離すのに十分な、切欠き106での引張り応力を誘発するのに十分である。歪みは切欠きの反対側に力を加えた結果でもよい。好ましい実施形態では、歪みは切欠き106の反対側への衝撃の結果である。
好ましい実施形態では、ガラスロッドまたはガラス管100を歪ませるために使用するツール502は、ガラスロッドまたはガラス管100の外側の形状と一致するように形成された衝撃面504を有する。図5の線VI〜VIに沿ったガラスロッド100またはガラス管の縦面図である図6で明らかなように、衝撃面504は、ガラスロッドまたはガラス管100の円筒外面110と一致する湾曲で構成される。いくつかの実施形態では、衝撃面504の湾曲は、ガラスロッドまたはガラス管100の円筒外面110に形状的に適合する。このように構成される衝撃面504は、周知の方法で使用する鋭利なツールよりも広い領域上に衝撃力を分散させて、プリフォームの衝撃面領域での圧縮応力に生じた加工屑または損傷を減らす。
ツール502は、図6に示す矢印602によって示した一般的な方向の、ガラスロッドまたはガラス管100の縦軸101に対して、垂直に延びかつ引っ込むことができる。切欠き106でのガラスロッドもしくはガラス管100の引張り強さを上回る、引張り応力を誘発するのに十分な歪みまたは衝撃を生じさせるのに好適な、任意の作動装置510によって延びかつ引っ込むように、ツール502は作動することができる。非限定的な実施形態では、作動装置510は、切欠き106の反対側のガラスロッドまたはガラス管100に接触するためのツール502を伸ばすように構成されており、ガラスロッドまたはガラス管100を曲げて、必要な引張り応力を生じさせる十分な衝撃を備える、空圧または油圧シリンダであってもよい。
好ましい実施形態では、衝撃面504は、衝撃面504とガラスロッドまたはガラス管100の間の接触時間を延長することによって、ツール502の衝撃によって生じる接触領域での望ましくない圧縮応力及び加工屑または損傷を減らす、弾性層506を含む。いくつかの実施形態では、衝撃面504は、弾性層506として形成される。別の実施形態では、弾性層は衝撃面504に支持体を提供する。例えば弾性層は、約10〜100、または約30〜80、または約50〜60のショアA硬度を有することができる。
十分な引張り応力は、ガラスロッドまたはガラス管100に振動誘発ツール、例えばバイブレータ(図示せず)で接触して、ガラスロッドまたはガラス管100を振動させることによって、切欠き106で生じさせることもでき、その結果、共振周波数が得られる。ガラスロッドまたはガラス管100が振動する際、バイブレータを調整することによって、歪み振幅を調整して、切欠き106で最大にすることができる。切欠き106でのガラスロッドまたはガラス管100の引張り強さを上回る、引張り応力を誘発するのに十分大きな切欠き106での歪みを得るのに、プリフォームの振動の振幅が十分であり得ることが、共振周波数で観察された。上述のように、この応力状態は、プリフォーム102を、残りのガラスロッドまたはガラス管103から分離させる場合がある。プリフォームを分割する振動法は、衝撃法で生じる可能性がある、加工屑及び損傷を誘発する刻み目を実質的に含まない、またはそれを完全に含まない、分割面に隣接した円筒状ガラスロッドまたはガラス管100の外層110を提供することができる。衝撃法では、切欠き106または他の衝撃位置の反対側での衝撃から刻み目によって生じる応力は、ガラス破壊強度より高くなり得る。
図13に示す本発明の一実施形態では、2つ以上の対向する対のつかみ具(1302/1304及び1308/1310の二対が示されている)が、ガラスロッドまたはガラス管100のまわりに配置されており、それぞれロッド1309、1311を介したアクチュエーター1306、1312への接続により、矢印1314で示すようにガラスロッドまたはガラス管100に向かって、及びそれから離れる方向に移動するように構成される。つかみ具1302/1304及び1308/1310にガラスロッドまたはガラス管100の円筒外面110の一部を係合させるために、内側に向かう(ガラスロッドの方へ)移動が提供される。ガラスロッド100を係合するつかみ具の一部は、ガラスロッドまたはガラス管100の円筒外面110に対応する係合面を有することができる。
つかみ具1302/1304及び1308/1310の各対は、矢印1316で示すように、ガラスロッドまたはガラス管100の縦軸101と平行な制御された移動のために支持される。好ましい実施形態では、矢印1316で示す移動の速度を調節可能であり、104の方向のガラスロッドまたはガラス管100の軸移動速度に実質的に適合する、またはそれに適合することができる。つかみ具の対1308/1310の縦方向の移動は、つかみ具の対1302/1304の縦方向の移動とは別に制御されることができる。
少なくとも1対のつかみ具1308/1310及び付随するアクチュエーター1312は、矢印1318で示すように、縦軸101に垂直な要素を有する移動のために支持されることができる。
1対のつかみ具1302/1304はガラスロッドまたはガラス管103の残りの長さを係合し、第2の対1308/1310はプリフォーム102を係合して、残りのガラス長さ103を歪みに対して支持することができる。追加のつかみ具の対は、ガラスロッドもしくはガラス管103の残りの長さ、もしくはプリフォーム102、またはその両方と係合するように構成されることができる。つかみ具は、切欠き106の形成の前または後に、ガラスロッドまたはガラス管100を係合することができ、ガラスロッドまたはガラス管100を係合した後、104の方向にある距離をガラスロッドまたは管100と共に進むことができる。
ガラスロッドまたはガラス管100の前進における所定の位置で、つかみ具1308/1310は同じ方向に移動して、切欠き106の領域に張力でガラスロッドまたはガラス管100を配置する。移動は少なくとも、1318と一般的に平行な横方向の要素を有する。図13に示すように、つかみ具1308は、つかみ具1308と同じ速度で、同じ期間にわたって及び同じ距離で、1318に沿って右に移動するつかみ具1310と同時に、1318に沿って右に移動する。
横方向の移動は、図13に示すように、アクチュエーター1312の支持体1320の右への移動によってもたらされることができる。一実施形態では、横方向の移動は、アクチュエーター1312を介したつかみ具1308/1310の制御された横方向の移動によってもたらされることができる。この実施形態では、つかみ具1312用のロッド1311が示されるように右へ移動する際(すなわち、アクチュエーター1312から延びる)、つかみ具1308用のロッド1309は右へ移動する(すなわち、それはアクチュエーター1312に引っ込む)。好ましい実施形態では、ガラスロッドまたはガラス管100との係合を維持するために、つかみ具1308/1310は同じ方向に、同一速度で、同じ期間にわたって移動する。
ガラスロッドまたはガラス管を分割する1つの現行手法は、ガラスロッドまたはガラス管の円周に所望の位置で刻み目をつける、手動式スナップカット法として説明することができる。それからロッドまたは管は、ハンマーの楔状の頭部など鋭利な硬い面によって、刻み目で衝撃を与えられる。この方法は通常、簡便かつ短時間でなされるが、平らでない端面(分割面)及び面の加工屑を有する不完全に切断されたプリフォームまたは管をしばしばもたらし、それはプリフォームの使用可能な長さを短くして、プリフォームガラスの生産高を減少させる。
多くの場合、従来のスナップカット法では、不必要なガラス亀裂もしくは加工屑が、衝撃領域でまたはその近くで形成される。これは、ガラスロッドまたはガラス管の曲げによって生じる圧縮応力に加えて、鋭利なハンマーの衝撃によって生じる高い圧縮応力を、衝撃面が経験するからである。
亀裂メカニズムについてよく見られる誤解に反して、亀裂は、衝撃位置の反対側で実際に始まって、衝撃部位に向かって移動する。それは、引張り応力が、曲げが原因で、衝撃部位の反対側でその最大に最初に達するからである。亀裂が衝撃部位に向かって広がる際、圧縮応力は、望ましくない面の加工屑及び平らでない割れた面を生成する、亀裂の方向を変えることができる。事実、鋭利な衝撃は、衝撃部位の近くで、分割面のきれいで滑らか及び垂直な分離を妨げる、高い圧縮応力を生じさせ、それは更に衝撃部位で、更なる押込破壊(indentation fracture)または亀裂を引き起こす。
衝撃部位で発生する圧縮応力を減らすことは、面の加工屑及び亀裂の発現率を望ましくは少なくして、亀裂の方向の変化を制限することによって、割れた面の表面特性を改善する。ガラスロッドに生じる圧縮応力が、ガラスロッドまたはガラス管100の外面110の一部に対応するような衝撃面(例えば504)を備えるツール(例えば、ツール502)を用いて、衝撃部位で有利に減らされることができるという結果を、実験及び分析は提供した。
図7は、周知の方法(図8A)及び前記方法(図8B)対ミリ秒の時間を使用した、ガラスロッドに生じる応力を比較した例示のプロット700である。図8Aに示す周知の方法で、楔形面を有する鋭利なツール802は、円筒状ガラスロッド800に衝撃を与えるために用いる。
図7を参照すると、曲線702は、衝撃力F(例えば、4000N力)によって衝撃を与えるとき、衝撃部位806で周知の衝撃ツール802により生じる、典型的な圧縮応力のプロットである。曲線704は、同じ衝撃力Fの衝撃部位806の反対側の位置804で生じる引張り応力を示す。
図8Bに示す方法の一実施形態では、衝撃ツール502(図5及び図6も参照)は外形を合わせた面504を有する。外形を合わせた衝撃面504は、ガラスロッド800の円筒状外壁810に対応するように構成されており、場合によっては、衝撃面504は円筒状外壁810に形状的に適合し得る。好ましい実施形態では、外形を合わせた衝撃面は、上述のように弾性層506を含む。
曲線706は、本開示による衝撃ツール502により生じる典型的な圧縮応力のプロットである。衝撃ツール502は、上述の同じ力Fにより衝撃部位806でガラスロッド800に衝撃を与える。
曲線708は、同じ衝撃力Fによりガラスロッド800に衝撃を与えたとき、衝撃部位806の反対側の位置804で衝撃ツール502により生じる引張り応力を示す。得られた引張り応力は、曲線704によって示される周知の方法により生じる引張り応力と実質的に同じであることを発明者の分析及び観察は示した。したがって、曲線708は基本的に曲線704をたどり、図7で1つの曲線に見える。
衝撃部位の反対側に形成される切欠き106の深さは、ガラスプリフォーム100の破壊強度を減らした。図9は、図示した試験用試料900について、破壊強度と切欠き深さの間の関係の例示である。試験用試料は図4Bに示したものと類似の切欠きを有するが、他の切欠き形(例えば図4Aまたは図4Cに示すもの)で類似の結果を見いだすことができる。
図9は、周知の構造のガラスロッド100における、切欠きの深さと破壊強度の間の関係を示す。図9は、示される代表的な切欠き106の形状を有する特定の材料における、切欠きの深さCの増加による破壊強度の大幅な減少のプロット902を表す。他の切欠き形状及びガラスロッド構造は、同様の結果を得ることができる。図9に例示される特定の切欠き深さと破壊強度の間の例示の関係、または特定の切欠き形状及び材料について対応するプロットは、ガラスプリフォーム100を破壊するのに必要な引張り強さを推定するために使用することができる。この際、最適化された切欠き深さを、特定の材料のために決定することができる。
図10は、ガラスロッドまたはプリフォームの外径(OD)と、所与の衝撃力の衝撃部位の反対側に生じる引張り応力の大きさとの間の関係を示す。図10は、周知の衝撃力Fの影響下に置かれるとき、種々の外径のガラスロッド100またはプリフォーム102の衝撃部位(例えば、806)の反対側(例えば、804)で生じる、引張り応力を示すプロット1002である。図9及び図10からのデータは、所与の直径のガラスロッドの切欠き深さを最適化するために使用した。
図11は、ガラスロッド100に衝撃を与えてプリフォーム102を分離するために、効果的な位置に位置決めすることによる方法を最適化するために使用することができる。プロット1102は、所与の衝撃力Fにおける衝撃部位(例えば806)の反対側の位置(例えば、804)で生じる引張り応力を示しており、力は、縦軸101に沿って種々の位置で適用される。図1に示したように、牽引ホイール108は、ガラスロッド100の縦軸101に対して固定される。牽引ホイール108は、その中心109のまわりで回転するように支持されており、それらは歪みを抑制する。
図11は、周知の衝撃力が牽引ホイール108の中心109の下方の種々の距離で加えられるとき、衝撃部位(例えば、806)の反対側の位置(例えば、804)で生じる最大の引張り応力を示す。図11の例示のプロット1102において、最大引張り応力は、衝撃部位806が牽引ホイール108下方で約1050mmの間隔で配置されるとき、ガラスロッド100に生じる。図11のプロットを得るために使用される例示のガラスロッドにおいて、牽引ホイール108の中心109の約1050mm下に位置する衝撃部位806は、衝撃部位306の反対側にガラスロッドの最大引張り応力を生じさせる。
所与のガラスロッドにおいて、図9、図10及び図11からのデータを、一組の効率的な作動パラメータを得るために組み合わせることができる。作動パラメータは、切欠き輪郭及び深さを含む切欠き形状、ガラスロッドに亀裂を入れるのに十分なガラスロッドに加える衝撃力の大きさ、及び衝撃力を加える位置を含む。本明細書で使用する場合、「効率的な作動パラメータ」とは、最適な最終製品を得るパラメータの組み合わせを意味する。
本方法の目的は、分割面上及び分割線に隣接したプリフォームの円周面上の強化された表面特性を備える、ガラスプリフォームの製造であった。この目的を達成する1つの方法は、ガラスロッドに生じる圧縮応力を最小化することであった。ガラスロッドの亀裂メカニズム及び亀裂が誘発する応力の新規な理解に基づいて、改善した表面特性を備えるガラスプリフォームまたはガラス管を製造するための効率的な作動パラメータを得ることを、本方法は示した。
本方法は、ガラスロッドもしくはガラス管の外面に対応する、または場合によっては形状的に適合する湾曲で構成される衝撃面を有する衝撃ツールを使用することと、切欠き形状(例えば、輪郭及び深さ)、衝撃力位置及び衝撃力の大きさの最も効果的な組み合わせを決定するために、特定のガラスロッドまたはガラス管の開発データを適用することと、を含む。
図12は、本開示による方法のフローチャート1200である。1202で、ガラス材料、例えばガラスロッドまたはガラス管100は、ガラスプリフォームの長さ102及び残りのガラス長さ103に分割されるために提供される。ガラスロッドまたはガラス管100は直線的に前進する、例えば図1で示すように下方へ垂直に前進する。牽引ホイール108は、ガラスロッドまたはガラス管100を導きかつ支持するために提供されることができる。
ガラスロッドまたはガラス管100が長さLのプリフォーム102を形成するために分割が可能である位置に、前進するガラスロッドまたはガラス管100が到達すると、1204で、切欠き106が形成される。切欠き106は、図4A〜図4Cで示す横断図を有することができ、それぞれ深さ403〜407で形成される。代替的に、切欠き106は、他の都合のよい輪郭及び深さを有してもよい。
切欠き106は、通常、ガラスロッドまたはガラス管100の縦軸101に対して垂直に形成されており、任意の都合のよい手段、例えば空圧のこぎり、研磨ホイールまたはレーザーによって形成されることができる。切欠き106は、図3A、図3Bに示すように、切断面302、304の中点でガラスロッド100の断面の直径312に対して垂直である、切断面302、304を有することができる。
プリフォーム102を残りのガラスロッドもしくはガラス管103から分離または分割するために、1206で、ガラスロッドまたはガラス管100に応力がかかる。引張り応力は、切欠き106で、または切欠き106に隣接した、もしくは切欠き106の領域で、ガラスロッドまたはガラス管100に生じて、その結果、引張り応力は、切欠きでガラスロッドを折るのに十分な大きさになる。好ましい実施形態では、この方法は、切欠きで亀裂を引き起こすのに必要な最小限の応力を提供する。
本方法の一実施形態では、引張り応力は、切欠き106の反対側にツール502によりガラスロッドまたはガラス管100に衝撃を与えることによって生じる。ガラスロッドに衝撃を与えることによって、ツール502は、ガラスロッドまたはガラス管100を十分に歪ませて、その位置でガラスロッドの引張り強さを上回る、切欠き106での引張り応力を生じさせる。
ツール502は好ましくは、上述のとおり弾性層506を含む、外形を合わせた衝撃面504を有する。ツール502は、適切な衝撃力Fを提供できる任意のアクチュエーター510、例えば油圧または空圧シリンダによって、ガラスロッドの縦軸101に対して垂直に前進しかつ引っ込むことができる。
衝撃の位置、すなわち衝撃部位(例えば806)は、上記の方法論で決定することができ、それは、ガラスロッドまたはガラス管の亀裂メカニズム及び亀裂が誘発する応力の新規な理解を適用する。衝撃部位は、切欠き106から長手方向に移動されてもよいし、または切欠き106とは正反対であってもよい。
切欠き106、衝撃部位806及び衝撃力Fの大きさの構成は、分離作動の特定の用途及び特定の目的に従って変化できる。
適切な引張り応力が、同様の結果を伴う他の方法において刻み目106で誘発されてもよい。例えばプリフォーム長さ102は、ガラスロッド100の引張り強さを上回る引張り応力が切欠き106で超えるように、上述のとおり共振周波数で振動されてもよい。
本方法の一実施形態では、プリフォーム部分102及び残りのガラスの長さ103の(すなわち、切欠き106の両側の)反対の位置で作動するつかみ具の対によって、ガラスロッドまたはガラス管100を把持して、プリフォーム部分103を歪ませることによって、引張り応力が誘発される。その結果、切欠き106でガラスロッドもしくはプリフォームの強度を超えるように、十分な応力が切欠き106でまたはそれに隣接して得られる。つかみ具は、図13に示すように対で配置されており(二対が示されている)、そこで各つかみ具は対の他方に対抗して作動する。つかみ具1302はつかみ具1304に対して作動し、つかみ具1308はつかみ具1310に対して作動する。
つかみ具1302/1304及び1308/1310は、ロッドまたは管100を把持して、ロッドまたは管100と共に、ロッドまたはロッドの縦軸101に平行に距離を前進することができる。つかみ具が前進する際、1つの対、例えば1308/1310は、縦軸101を横断する成分を有する方向に、一緒にかつ一致して偏向して、ガラスロッドまたはガラス管を曲がらせる。他方のつかみ具の対(例えば、1308/1310)は、歪みに対して残りのガラス長さ103を安定させることができる。
1208で、印加した引張り応力が、切欠き106でガラスロッドまたはガラス管100を折る。分割したガラスプリフォーム102は、残りのガラスロッドまたはガラス管103から切り離されて、プリフォーム102は周知の機構、例えばマニピュレーターまたはロボットアームによってその位置から移動する。
残りのガラスロッドまたはガラス管103は、連続プロセスで前進し続け、次のプリフォームの長さ102及び残りのガラスロッドまたはガラス管103を提供することができる。
このように本発明を詳細に説明してきたが、本明細書で具体化された発明の概念及び原理を変えることなく、多くの物理的変更が可能であり、そのうちのわずか2〜3個のみが発明の詳細な説明において例示されていることを当業者は理解するであろうし、当業者にとっては明白であろう。好ましい実施形態の一部だけを組み込む多数の実施形態が、本明細書で具体化された発明の概念及び原理を、その部分について変更しないことが可能であることも理解されたい。したがって、実施形態及び選択的な構成は、すべての点で典型的及び/または例示的であって、限定的なものではないとみなされるべきであり、前述の説明の代わりに添付の特許請求の範囲で示されている本発明の範囲、ならびに特許請求の範囲に相当する意味及び範囲内に収まるすべての代替的実施形態ならびに本実施形態に対する変更は、したがって本明細書に包含されるはずである。

Claims (13)

  1. 予め定められた長さのガラスプリフォームを形成する方法であって、
    プリフォームの長さ及び残りの長さを形成するために分離されるガラス材料の長さを提供することと、
    前記ガラス材料に切欠きを形成することと、
    前記ガラス材料の外側の形状と一致するように形成された衝面を含む打撃ツールを使用して前記ガラス材料の一部を歪ませることによって、前記切欠きに隣接する領域のガラスの引張り強さを上回る引張り応力を生じさせることと、
    前記切欠きで前記プリフォームの長さを前記残りの長さから分離することと、
    を含む方法。
  2. 前記方法が実行される際、前記ガラス材料の長さが前記ガラス材料の縦軸の方向に連続的に前進する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ガラス材料が略垂直に下の方向に前進する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ガラス材料の長さが中実または中空の円筒形状である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ガラス材料が2つ以上のガラス材料からなる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ガラス材料が溶融シリカを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記切欠きが前記ガラス材料の長さの縦軸に垂直に形成されている、請求項1に記載の方法。
  8. 前記歪みが前記ガラス材料の横の歪みである、請求項1に記載の方法。
  9. 前記打撃ツールが弾性層を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記方法が実行される際、前記打撃ツールは、前記ガラス材料の縦軸の方向に前記ガラス材料とともに前進しない、請求項2に記載の方法。
  11. 予め定められた長さのガラスプリフォームを形成する方法であって、
    プリフォームの長さ及び残りの長さを形成するために分離されるガラス材料の長さを提供することと、
    前記ガラス材料に切欠きを形成することと、
    2つ以上の対向するつかみ具のセットを使用して前記ガラス材料の一部を歪ませることによって、前記切欠きに隣接する領域のガラスの引張り強さを上回る引張り応力を生じさせることと、
    前記切欠きで前記プリフォームの長さを前記残りの長さから分離することと、
    を含み、
    前記2つ以上の対向するつかみ具はそれぞれ、前記ガラス材料を把持する、前記ガラス材料の外面の一部に対応するように形成されたそれぞれの係合表面を有しており、前記2つ以上の対向するつかみ具は、前記歪みを生じさせるために、前記ガラス材料の縦軸に垂直に互いに対して移動される、
    方法。
  12. 前記方法が実行される際、前記ガラス材料の長さが前記ガラス材料の縦軸の方向に連続的に前進する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記プリフォームの長さを前記残りの長さから分離する前に、前記2つ以上のつかみ具のセットは、前記ガラス材料の長さが前記ガラス材料の縦軸の方向に連続的に前進するとき、当該ガラス材料の長さを把持してそれとともに移動する、請求項12記載の方法。
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