JP4772902B2 - 部品実装装置 - Google Patents

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本発明は、部品実装装置に関し、特に、複数の搬送路を備えた部品実装装置に関する。
従来、複数の搬送路を備えた部品実装装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、第1レーン(第1搬送路)および第2レーン(第2搬送路)と、基板に部品を実装する複数の部品吸装着ヘッドとを備えた実装装置が開示されている。この実装装置は、基板の種類に応じて、第1レーンおよび第2レーンで互いにタイミングを合わせて実装を行う同期生産モードと、第1レーンおよび第2レーンで互いにタイミングを合わせることなくレーン毎に順次実装を行う非同期生産モードとを切り替えるように構成されている。また、この実装装置では、明記はされていないが、同期生産モードおよび非同期生産モードのいずれの場合にも、第1レーン上の基板および第2レーン上の基板を互いに別個の基板と見なして実装を行うものと考えられる。
特開2008−181453号公報
しかしながら、上記特許文献1では、同期生産モードおよび非同期生産モードのいずれの場合にも、第1レーン上の基板および第2レーン上の基板を互いに別個の基板と見なして実装が行われると考えられるので、第1レーンの基板および第2レーンの基板に同時に実装する場合に、実装時間を短縮することができないという問題点があると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、複数の搬送路をそれぞれ搬送される複数の基板に同時に実装する場合に、実装時間を短縮することが可能な部品実装装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の一の局面における部品実装装置は、第1基板を搬送可能な第1搬送路と、第2基板を搬送可能な第2搬送路と、電子部品を供給する部品供給部と、複数の吸着ノズルを含み、第1搬送路上を搬送される第1基板および第2搬送路上を搬送される第2基板に複数の吸着ノズルにより吸着された電子部品を実装可能なヘッド部と、第1基板への電子部品の実装中に第2基板が第2搬送路上の実装位置に到着した場合において、ヘッド部が、複数の吸着ノズルにより部品供給部から電子部品を吸着してから第1基板および第2基板の所定の位置に複数の吸着ノズルの各々に吸着された電子部品を実装した後、再び部品供給部の吸着位置に戻るまでの1回の実装動作において、第1基板および第2基板を1つの基板と見なして第1基板および第2基板に電子部品を実装する場合と、第1基板への実装を継続して第1基板への実装が完了した後、第2基板への実装を行う場合とで、第1基板および第2基板への実装時間がより短くなる方の実装動作で実装するようにヘッド部を制御する制御部とを備える。
この発明の一の局面による部品実装装置では、上記のように、第1基板および第2基板を1つの基板と見なして第1基板および第2基板に電子部品を実装するようにヘッド部を制御する制御部を設けることによって、第1搬送路および第2搬送路をそれぞれ搬送される第1基板および第2基板に同時に実装する場合に、第1基板および第2基板を1つの基板と見なした場合の実装時間がより短くなる実装(搭載)経路で第1基板および第2基板の両方に跨って移動して実装することができる。これにより、第1基板および第2基板を別個の基板と見なして実装する場合に比べて実装(搭載)経路の自由度が増すので、ヘッド部の実装(搭載)経路(移動経路)の短縮化をより図りやすくなり、その結果、実装時間をより短縮することができる。また、制御部は、第1基板への電子部品の実装中に第2基板が第2搬送路上の実装位置に到着した場合において、第1基板および第2基板を1つの基板と見なして第1基板および第2基板に電子部品を実装する場合と、第1基板への実装を継続して第1基板への実装が完了した後第2基板への実装を行う場合とで、第1基板および第2基板への実装時間がより短くなる方の実装動作で実装を行う制御を行うように構成されている。このように構成すれば、確実に実装時間の短縮を図ることができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、制御部は、1回の実装動作において、第1基板および第2基板を1つの基板と見なした状態、および、第1基板および第2基板を互いに別個の基板と見なした状態のいずれの状態でも、第1基板への電子部品の実装中に新たな第2基板が実装位置に到着した場合において、第1基板を下流工程に搬送不可能で、かつ、新たな第2基板を下流工程に搬送可能な場合には、第1基板への実装動作を中断するとともに、新たな第2基板に電子部品を実装する制御を行うように構成されている。また、ヘッド部は、第1ヘッド部および第2ヘッド部を含み、制御部は、第1基板および第2基板を1つの基板と見なして第1基板および第2基板に電子部品を実装する際に、第1ヘッド部および第2ヘッド部の両方を用いて実装する制御を行うように構成されている。また、ヘッド部は、第1ヘッド部および第2ヘッド部を含み、制御部は、第1基板および第2基板を互いに別個の基板と見なして第1基板および第2基板のいずれか一方に電子部品を実装する際に、第1ヘッド部および第2ヘッド部の両方を用いて実装する制御を行うように構成されている。また、第1ヘッド部は、第1搬送路側に設けられ、第2ヘッド部は、第2搬送路側に設けられている。
本発明の参考例および実施形態による表面実装機の全体構成を示す概略図である。 本発明の参考例および実施形態による表面実装機の全体構成を示すブロック図である。 本発明の参考例および実施形態による表面実装機の別個の基板と見なした基板データを説明するための図である。 本発明の参考例および実施形態による表面実装機の1つの基板と見なした基板データを説明するための図である。 本発明の参考例による表面実装機の実装方法決定処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による表面実装機の実装方法決定処理を説明するためのフローチャートである。 図6のステップS13における一方の基板到着時の処理を説明するためのフローチャートである。 図6のステップS14における両基板到着時の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による表面実装機の未搭載部品の個数について説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
参考例
図1〜図4を参照して、本発明の参考例による表面実装機100の構造について説明する。なお、表面実装機100は、本発明の「部品実装装置」の一例である。
参考例による表面実装機100は、図1に示すように、基板搬送コンベア1と、第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3とを備えている。また、基板搬送コンベア1の手前側(Y2方向側)および奥側(Y1方向側)には、基板搬送コンベア1に隣接するように電子部品を供給するための複数のテープフィーダ4がX方向に配列されている。なお、第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3は、それぞれ、本発明の「第1ヘッド部」および「第2ヘッド部」の一例である。
基板搬送コンベア1は、X方向に延びるように形成された2本の第1搬送路11および第2搬送路12を有している。第1搬送路11および第2搬送路12は、互いにY方向に隣接するように配置されている。また、第1搬送路11は、第2搬送路12よりも手前側(Y2方向側)に配置されている。また、基板搬送コンベア1は、上流工程から搬入される第1搬送路11上の第1基板110および第2搬送路12上の第2基板120をX1方向に搬送して所定の実装位置に固定するように構成されている。この際、基板搬送コンベア1は、第1搬送路11に設けられたストッパ11aにより第1基板110を所定の実装位置に停止させ、第2搬送路12に設けられたストッパ12aにより第2基板120を所定の実装位置に停止させるように構成されている。また、基板搬送コンベア1は、実装処理が終了した第1基板110および第2基板120をX1方向に搬送して下流工程に搬出するように構成されている。また、基板搬送コンベア1は、第1基板110および第2基板120をそれぞれの実装位置において固定する機能を有している。なお、参考例では、上流工程は印刷工程であり、下流工程は半田付け工程である。
第1ヘッドユニット2は、基板搬送コンベア1の手前側(Y2方向側)に配置されるとともに、第2ヘッドユニット3は、基板搬送コンベア1の奥側(Y1方向側)に配置されている。また、第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3は、互いに同様の構成を有している。また、第1ヘッドユニット2(第2ヘッドユニット3)は、X方向、Y方向および上下方向に移動可能に構成されている。また、第1ヘッドユニット2(第2ヘッドユニット3)には、部品を吸着する吸着ノズル21(31)が10個設けられている。また、第1ヘッドユニット2(第2ヘッドユニット3)は、テープフィーダ4により供給される部品を吸着して、実装位置に固定された第1基板110および第2基板120に部品を実装(搭載)するように構成されている。
具体的には、第1ヘッドユニット2(第2ヘッドユニット3)は、後述する制御装置101による制御に基づいてX方向、Y方向および上下方向に移動するように構成されている。部品を実装する際には、第1ヘッドユニット2(第2ヘッドユニット3)は、後述する記憶部106に記憶された基板データ106b、106cおよび106dのうちのいずれかの基板データに基づいて制御装置101により制御される。この際、第1ヘッドユニット2(第2ヘッドユニット3)は、10個の吸着ノズル21(31)によりテープフィーダ4から部品を取得(吸着)した後、X方向、Y方向および上下方向の移動を繰り返しながら複数の部品を第1基板110および第2基板120の所定の実装位置に実装(搭載)するように構成されている。その後、第1ヘッドユニット2(第2ヘッドユニット3)は、再びテープフィーダ4から部品を取得(吸着)して、X方向、Y方向および上下方向の移動を繰り返しながらさらに部品を実装(搭載)する。また、第1ヘッドユニット2(第2ヘッドユニット3)は、10個の吸着ノズル21(31)を有しているので、1回の実装(搭載)動作(ヘッドユニットがテープフィーダ4から部品を吸着してから所定の位置に部品を実装(搭載)した後、再度テープフィーダ4の吸着位置に戻るまでの間の動作)で最大10個の部品を実装(搭載)可能である。なお、部品は、IC、トランジスタ、コンデンサおよび抵抗などの小型の電子部品である。
表面実装機100は、図2に示すように、制御装置101をさらに備え、制御装置101により表面実装機100の各動作が制御されるように構成されている。また、制御装置101は、主制御部102、駆動制御部103、画像処理部104、バルブ制御部105、記憶部106および通信部107を含んでいる。また、制御装置101は、液晶表示装置などの表示ユニット108と、キーボードなどの入力ユニット109とを備えている。なお、主制御部102は、本発明の「制御部」の一例である。
主制御部102は、論理演算を実行するCPUなどから構成されている。主制御部102は、記憶部106のROMに記憶されている実装プログラム106aに基づいて、駆動制御部103を介して基板搬送コンベア1、第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3などの動作を制御するように構成されている。また、主制御部102は、画像処理部104を介して第1ヘッドユニット2(第2ヘッドユニット3)に設けられた部品撮像装置22と基板撮像装置23とをそれぞれ制御するように構成されている。また、主制御部102は、バルブ制御部105を介して、第1ヘッドユニット2(第2ヘッドユニット3)に設けられた負圧発生器24を制御するように構成されている。これにより、主制御部102は、吸着ノズル21(31)による部品の吸着動作を制御することが可能である。
ここで、参考例では、主制御部102は、記憶部106に記憶された基板データ106b、106cおよび106dのうちのいずれかの基板データを読み出し、実装対象の基板の大きさやフィデューシャルマーク位置を取得するように構成されている。また、基板データ106b〜106dには、所定の基板に対する各部品の実装(搭載)位置の情報や適正化された実装(搭載)手順の情報などが含まれている。ここで、適正化された実装(搭載)手順とは、所定の条件下において、搭載経路(ヘッドユニットの移動経路)がより短くなるように所定のプログラムにより取得される手順である。
具体的には、基板データ106b(106c)は、第1搬送路11(第2搬送路12)上の第1基板110(第2基板120)に対応するように構成されており、図3に示す破線枠110a(120a)に囲まれた領域内の部品について、実装(搭載)位置の情報や適正化された実装(搭載)手順の情報などを含んでいる。また、基板データ106dは、第1搬送路11上の第1基板110および第2搬送路12上の第2基板120の両方に対応するように構成されており、図4に示す破線枠110bに囲まれた領域内の部品について、実装(搭載)位置の情報や適正化された実装(搭載)手順の情報などを含んでいる。詳細には、基板データ106dには、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なして適正化された実装(搭載)手順の情報が含まれている。
ここで、複数の基板を1つの基板と見なして適正化された実装(搭載)手順は、各基板を別個の基板と見なして適正化された場合とは異なり、第1ヘッドユニット2(第2ヘッドユニット3)による1回の実装(搭載)動作(ヘッドユニットがテープフィーダ4から部品を吸着してから所定の位置に部品を実装(搭載)した後、再度テープフィーダ4の吸着位置に戻るまでの間の動作)において、1つの基板のみならず複数の基板に跨って部品を実装することも考慮して得られる。すなわち、基板データ106bおよび106cのように1枚の基板を対象としている場合には、適正化された実装(搭載)手順において、1回の実装(搭載)動作中に他の基板に部品を実装することはない。これに対して、基板データ106dのように複数の基板を1つの基板と見なす場合には、適正化された実装(搭載)手順において、1回の実装(搭載)動作中に異なる基板に跨って移動して部品を実装することが可能である。このため、複数の基板を1枚の基板と見なして適正化する場合には、各基板を別個の基板と見なして適正化する場合に比べて、搭載経路の短縮化をより図り易いという利点がある。
また、図4に示すように、第1基板110および第2基板120の形状および各基板内における部品の搭載位置が共通している場合には、第2基板120上の部品の搭載位置は、基板間のオフセット量を用いて容易に取得することが可能である。すなわち、第2基板120上の各部品の搭載位置は、両基板の位置がX方向で一致している場合には、第1基板110上の各部品の搭載位置とX方向の位置は同じであり、Y方向の位置は第1基板110上の各部品の搭載位置に対して基板間オフセット量を加算した位置になる。
また、主制御部102は、各基板データ106b〜106dによる部品の実装(搭載)位置の情報および適正化された実装(搭載)手順の情報に基づいて、第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3を移動させて部品の実装を行う。この際、主制御部102は、基板に設けられたフィデューシャルマーク111、121の位置に基づいて、部品の実装(搭載)位置(ヘッドユニットの移動先)を補正するように構成されている。
駆動制御部103は、主制御部102から出力される制御信号に基づいて、第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3の各部のモータの駆動を制御するように構成されている。また、駆動制御部103は、主制御部102から出力される制御信号に基づいて、基板搬送コンベア1の各部のモータ(駆動モータ、回転モータおよび搬送モータ)の駆動を制御するように構成されている。
画像処理部104は、主制御部102から出力される制御信号に基づいて、部品撮像装置22および基板撮像装置23から所定のタイミングで撮像信号の読み出しを行うように構成されている。また、画像処理部104は、読み出した撮像信号に所定の画像処理を行うことにより、部品やフィデューシャルマーク111、121(図3および図4参照)を認識するのに適した画像データを生成するように構成されている。
記憶部106は、CPUを制御するプログラムなどを記憶するROM(Read Only Memory)および装置の動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)などから構成されている。また、記憶部106には、実装プログラム106aおよび基板データ106b〜106dが記憶されている。
通信部107は、上流工程および下流工程の装置から処理状況に関する情報を取得するために設けられている。具体的には、主制御部102により、通信部107を介して、上流工程の図示しない印刷装置および下流工程の図示しない半田付け装置から処理状況に関する情報が取得される。
テープフィーダ4は、複数の部品を所定の間隔を隔てて保持したテープが巻かれたリール(図示せず)を有している。テープフィーダ4は、リールを回転させることによって、部品を保持するテープを送り出すように構成されている。これにより、テープフィーダ4から部品が供給される。
次に、図5を参照して、主制御部102による実装方法決定処理について説明する。
まず、ステップS1において、主制御部102は、第1基板110または第2基板120の一方が上流工程から搬入可能か否かを判断し、搬入可能となるまでこの判断を繰り返す。具体的には、主制御部102は、通信部107を介して上流工程の印刷装置から表面実装機100に基板を搬入可能か否かを判断する。この際、主制御部102は、印刷装置から搬入可能か否かの判断を、たとえば、印刷工程が終了済みか否かの情報や基板が表面実装機100の搬入口に到着したか否かの情報などに基づいて行う。
第1基板110または第2基板120のいずれかの基板が搬入可能な状態になると、主制御部102は、ステップS2において、他方の搬送路の基板の生産予定があるか否かを判断する。この際、主制御部102は、たとえば、他方の搬送路で予定枚数を既に完了している場合や、他方の搬送路に不具合が生じている場合などに、生産予定なしと判断する。他方の搬送路での生産予定がある場合には、主制御部102は、ステップS3において、他方の搬送路の基板を搬入可能か否かを判断し、搬入可能となるまでこの判断を繰り返す。
他方の搬送路の基板が搬入可能となると、主制御部102は、ステップS4において、基板搬送コンベア1を制御して、第1基板110および第2基板120の両方の基板を同期してX1方向に搬送させる。そして、主制御部102は、第1基板110および第2基板120をそれぞれ第1搬送路11上の実装位置および第2搬送路12上の実装位置に固定させる。その後、主制御部102は、ステップS5において、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なした基板データ106dに基づいて第1基板110および第2基板120に同時実装するように第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3を制御する。
一方、ステップS2において他方の搬送路での生産予定がない場合には、ステップS6において、主制御部102は、基板搬送コンベア1を制御して、搬入可能な一方の基板のみをX1方向に搬送して所定の実装位置に固定させる。そして、ステップS7において、主制御部102は、第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3に一方の基板に対して部品を実装させる。この際、主制御部102は、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なした基板データ106dに基づいて第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3を制御する。詳細には、主制御部102は、基板データ106dに収録された第1基板110および第2基板120上の全ての部品搭載位置のうち、搬送されない他方の基板上の搭載位置をスキップするように第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3を制御する。
参考例では、上記のように、主制御部102により、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なして第1基板110および第2基板120に電子部品を実装するように第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3を制御する。このように構成することによって、第1搬送路11および第2搬送路12をそれぞれ搬送される第1基板110および第2基板120に同時に実装する場合に、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なした場合の実装時間がより短くなる実装(搭載)経路で第1基板110および第2基板120の両方に跨って移動して実装することができる。これにより、第1基板110および第2基板120を別個の基板と見なして実装する場合に比べて実装(搭載)経路の自由度が増すので、第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3の実装(搭載)経路(移動経路)の短縮化をより図りやすくなり、その結果、実装時間をより短縮することができる。
また、参考例では、主制御部102により、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なして適正化された実装手順に基づいて、第1基板110および第2基板120に電子部品を実装する制御を行う。このように構成することによって、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なして適正化された実装手順により第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3の実装(搭載)経路をより短縮することができるので、実装時間をより短縮することができる。
また、参考例では、第1搬送路11側に設けられた第1ヘッドユニット2および第2搬送路12側に設けられた第2ヘッドユニット3の2つのヘッドユニットを設けることによって、2つのヘッドユニット2および3により実装することができるので、1つのヘッドユニットしかない場合に比べて実装時間をより短縮することができる。
実施形態)
次に、本発明の一実施形態について説明する。実施形態では、上記参考例と異なり、基板の搬送状況に応じて、使用する基板データを切り替えて実装動作を切り替える構成の表面実装機100について説明する。
次に、図6〜図9を参照して、主制御部102による実装方法決定処理について説明する。なお、実施形態では、表面実装機100は、通常、第1基板110および第2基板120を互いに非同期で搬送している。このため、両基板を同期して搬送する場合とは異なり、他方の搬送路に不具合が生じた場合などでも、一方の搬送路の搬送動作を停止する必要がないので、搬送動作を迅速に行うことができる。
まず、図6のステップS11において、主制御部102は、駆動制御部103を制御して、第1基板110または第2基板120の一方を搬入して実装位置に固定させる。そして、ステップS12において、主制御部102は、他方の基板が他方の搬送路上の実装位置にあるか否かを判断する。他方の基板が実装位置にない場合には、主制御部102は、ステップS13において、一方の基板到着時の処理を実行する。
具体的には、図7のステップS131において、主制御部102は、まだ実装位置に搬入されていない他方の基板を上流工程から搬入可能か否かを判断する。この際、主制御部102は、印刷装置から搬入可能か否かの判断を、たとえば、印刷工程が終了済みか否かの情報や基板が表面実装機100の搬入口に到着したか否かの情報に基づいて行う。他方の基板を搬入可能な場合には、主制御部102は、ステップS132において、駆動制御部103を制御して、他方の基板を搬入して他方の搬送路上の実装位置に固定させる。
他方の基板の搬入および固定が完了すると、ステップS133において、主制御部102は、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なした基板データ106dに基づいて第1基板110および第2基板120に同時実装するように第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3を制御する。
一方、他方の基板が搬送不可能な場合には、ステップS134において、主制御部102は、一方の基板に対応する別個の基板と見なした基板データ(基板データ106bまたは106c)に基づいて一方の基板に部品を実装するように第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3を制御する。
図6のステップS12において他方の基板が実装位置にある場合には、主制御部102は、ステップS14において、両基板到着時の処理を実行する。
具体的には、図8のステップS141において、主制御部102は、既に実装位置に到着している他方の基板について、下流工程に搬出可能か否かを判断する。この際、主制御部102は、下流工程の半田付け装置に搬出可能か否かの判断を、たとえば、半田付け装置に不具合が生じているか否かの情報や半田付け装置に基板が滞留しているか否かの情報などに基づいて行う。
他方の基板を下流工程に搬送可能な場合には、主制御部102は、ステップS142において、今回到着した一方の基板を下流工程に搬出可能か否かを判断する。他方の基板と同様に一方の基板も下流工程に搬出可能な場合には、主制御部102は、ステップS143において、先に到着している他方の基板の未搭載部品の個数NがN1以上か否かを判断する。
ここで、他方の基板の未搭載部品の個数Nについて説明する。先に到着している他方の基板については、一方の基板が到着した時点で既にいくつかの部品の実装(搭載)が完了している場合がある。このため、他方の基板の未搭載部品の個数Nは、他方の基板に実装(搭載)する予定の全部品の個数から既に実装済みの部品の個数を差し引いた個数となる。次に、他方の基板に対応する別個の基板と見なした基板データ(基板データ106bまたは106c)を用いて他方の基板に残りN個の未搭載部品を実装(搭載)するのに要する時間をTaとし、一方の基板に対応する別個の基板と見なした基板データ(基板データ106bまたは106c)を用いて一方の基板に実装(搭載)する予定の全部品を実装(搭載)するのに要する時間をTbとする。また、両基板を1つの基板と見なした基板データ106dを用いて、他方の基板に残りN個の未搭載部品を搭載するとともに一方の基板に実装(搭載)する予定の全部品を搭載するのに要する時間をTabとする。
この場合、図9に示すように、Tab/(Ta+Tb)と未搭載部品の個数Nとは相関関係を有している。すなわち、先に到着した他方の基板の未搭載部品の個数Nが多いほど、Tab/(Ta+Tb)が小さくなる。言い換えれば、未搭載部品の個数Nが多いほど、両基板を1つの基板と見なした基板データ106dを用いることの利点が大きくなる。そして、実施形態では、Tab/(Ta+Tb)が0.8となるときの未搭載部品の個数をN1と設定している。すなわち、先に到着している他方の基板の未搭載部品の個数NがN1以上の場合に、両基板を1つの基板と見なした基板データ106dを用いれば、両基板を別個の基板と見なした基板データ106bおよび106cを用いた場合の実装時間の80%以下の時間で実装を完了することが可能となる。
ステップS143において先に到着した他方の基板の未搭載部品がN1以上の場合には、主制御部102は、ステップS144において、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なした基板データ106dに基づいて、他方の基板の未搭載部品と一方の基板の全部品とを同時実装するように第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3を制御する。
また、ステップS142で今回到着した一方の基板を下流工程に搬出不可能な場合、および、ステップS143で先に到着した他方の基板の未搭載部品がN1よりも少ない場合には、ステップS145において、主制御部102は、第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3に他方の基板に対しての部品実装を継続させる。この際、主制御部102は、他方の基板に対応する別個の基板と見なした基板データ(基板データ106bまたは106c)に基づいて、他方の基板に未搭載部品を実装するように第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3を制御する。
また、ステップS141で先に到着した他方の基板を下流工程に搬出不可能な場合には、主制御部102は、ステップS146において、今回到着した一方の基板を下流工程に搬出可能か否かを判断する。他方の基板と同様に一方の基板も搬出不可能な場合には、ステップS143に進む。
一方、一方の基板のみ搬出可能な場合には、主制御部102は、ステップS147において、先に到着した他方の基板に対する実装を中断するとともに、今回到着した一方の基板に対して実装するように第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3を制御する。具体的には、主制御部102は、一方の基板に対応する別個の基板と見なした基板データ(基板データ106bまたは106c)に基づいて、一方の基板に部品を実装するように第1ヘッドユニット2および第2ヘッドユニット3を制御する。
なお、実施形態のその他の構成は、上記参考例と同様である。
実施形態では、上記のように、主制御部102により、第1搬送路11上の第1基板110および第2搬送路12上の第2基板120が互いに非同期で搬送されている場合において、第1基板110が第1搬送路11上の実装位置に位置している状態で第2基板120が第2搬送路12上の実装位置に到着した場合に、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なして第1基板110および第2基板120に電子部品を実装する制御を行う。このように構成することによって、他方の搬送路の処理を待つ必要がなく、効率的に基板の搬送を行うことが可能な非同期で基板を搬送しながら、第1基板110および第2基板120の両方が実装位置に位置する場合には、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なして実装することにより実装時間を短縮することができるので、非同期搬送の実装効率をより向上させることができる。
また、実施形態では、主制御部102により、第1基板110および第2基板120の搬送状況に応じて、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なして第1基板110および第2基板120に電子部品を実装する動作と、第1基板110および第2基板120を別個の基板と見なして第1基板110または第2基板120に電子部品を実装する動作とを切り替える。このように構成することによって、基板の搬送状況に応じてより効率的に基板の搬送および実装を行うことが可能な実装動作に切り替えることができるので、実装時間のみならず実装工程および搬送工程の両方を含む工程全体の処理時間を短縮することができる。
また、実施形態では、主制御部102により、上流工程における搬送状況および下流工程における搬送状況に応じて、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なして第1基板110および第2基板120に電子部品を実装する動作と、第1基板110および第2基板120を別個の基板と見なして第1基板110または第2基板120に電子部品を実装する動作とを切り替える。このように構成することによって、上流工程や下流工程の搬送状況に応じて実装動作を切り替えて工程全体の処理時間を確実に短縮することができる。
また、実施形態では、主制御部102により、第1基板110への電子部品の実装中に第2基板120が実装位置に到着した場合において、第1基板110を下流工程に搬送不可能で、かつ、第2基板120を下流工程に搬送可能な場合には、第1基板110への実装動作を中断するとともに、第2基板120に電子部品を実装する制御を行う。このように構成することによって、より早く下流工程に搬出可能な第2基板120について第1基板110よりも先に実装を完了させることができるので、実装工程および下流の搬送工程の両方を含む工程全体の処理時間を確実に短縮することができる。
また、実施形態では、主制御部102により、第2基板120が第2搬送路12上の実装位置にない状態で第1基板110が第1搬送路11上の実装位置に到着した場合において、第2基板120を上流工程から第2搬送路12上の実装位置に搬送可能な場合には、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なして第1基板110および第2基板120に電子部品を実装する制御を行う。また、第2基板120を上流工程から第2搬送路12上の実装位置に搬送不可能な場合には、第1基板110に電子部品を実装する制御を行う。このように構成することによって、第2基板120を搬入可能な場合には、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なして実装することにより実装時間を短縮するとともに、第2基板120を搬入不可能な場合には、第2基板120の到着を待つことなく、速やかに第1基板110の実装を行って搬送待ち時間が生じるのを抑制することができる。その結果、実装工程および上流の搬送工程の両方を含む工程全体の処理時間を確実に短縮することができる。
また、実施形態では、主制御部102により、第1基板110への電子部品の実装中に第2基板120が第2搬送路12上の実装位置に到着した場合において、第1基板110および第2基板120を1つの基板と見なして第1基板110および第2基板120に電子部品を実装する場合と、第1基板110への実装を継続して第1基板110への実装が完了した後第2基板120への実装を行う場合とで、第1基板110および第2基板120への実装時間がより短くなる方の実装動作で実装を行う制御を行うことによって、確実に実装時間の短縮を図ることができる。
なお、実施形態のその他の効果は、上記参考例と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、部品実装装置としての表面実装機が2つの搬送路を備えた構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、表面実装機が3つ以上の搬送路を備えた構成であってもよい。この場合、制御部により、複数の搬送路上の全ての基板を1つの基板と見なして実装するようにヘッド部を制御してもよいし、複数の搬送路上の基板のうちの所定の2つ以上の基板を1つの基板と見なして実装するようにヘッド部を制御してもよい。
また、上記実施形態では、部品実装装置としての表面実装機が2つのヘッドユニットを備えた構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、表面実装機が1つのヘッドユニットのみ備えた構成であってもよいし、3つ以上のヘッドユニットを備えた構成であってもよい。
また、上記実施形態では、上流工程の一例として印刷工程を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、上流工程が他の部品実装装置による実装工程など、印刷工程以外の工程であってもよい。
また、上記実施形態では、下流工程の一例として半田付け工程を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、下流工程が他の部品実装装置による実装工程など、半田付け工程以外の工程であってもよい。
また、上記実施形態では、実装方法決定処理において、上流工程および下流工程の両方の搬送状況に応じて実装動作を切り替える構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、実装方法決定処理において、上流工程または下流工程のいずれか一方のみに基づいて実装動作を切り替える構成であってもよい。
また、上記実施形態では、一方の基板到着時の処理において、上流工程の搬送状況に応じて実装動作を切り替える構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、一方の基板到着時の処理において、上流工程および下流工程の両方の搬送状況に応じて実装動作を切り替える構成であってもよい。
また、上記実施形態では、両基板到着時の処理において、第1基板および第2基板の両方の下流工程の搬送状況に応じて実装動作を切り替える構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1基板または第2基板のいずれか一方の搬送状況に応じて実装動作を切り替える構成であってもよい。
また、上記実施形態では、図8のステップS143において、未搭載部品がN1以上か否かの判断に基づいて、他方の基板に対して実装を継続するか、または、両方の基板に同時実装するかを切り替える構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、他方の基板に残りN個の未搭載部品を実装(搭載)するのに要する時間Taと一方の基板に実装(搭載)する予定の全部品を実装(搭載)するのに要する時間Tbとの合計時間(Ta+Tb)が、1つの基板と見なして他方の基板に残りN個の未搭載部品を搭載するとともに一方の基板に実装(搭載)する予定の全部品を搭載するのに要する時間Tabよりも長いか否かの判断に基づいて、他方の基板に対して実装を継続するか、または、両方の基板に同時実装するかを切り替える構成であってもよい。この場合、Ta+TbがTabよりも長い場合には、1つの基板と見なして両方の基板に同時実装し、Ta+TbがTab以下であれば、他方の基板に対して実装を継続するのが好ましい。
また、上記実施形態では、上流工程から基板を搬入可能か否かの判断を、印刷工程が終了済みか否かの情報や基板が搬入口に到着したか否かの情報に基づいて行う構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、上流工程から基板を搬入可能か否かの判断を、基板の搬入待ち時間、別個の基板と見なして実装した場合の実装時間および両基板を1つの基板と見なして実装した場合の実装時間の情報に基づいて行う構成であってもよい。この場合、基板の搬入待ち時間と両基板を1つの基板と見なして実装した場合の実装時間との合計時間が、別個の基板と見なして先に到着した基板にのみ実装を行う時間よりも短い場合には、搬入可能と判断して基板の搬入を待ってもよい。また、上流工程で不具合が発生した場合には、搬入不可能と判断してもよい。
2 第1ヘッドユニット(第1ヘッド部)
3 第2ヘッドユニット(第2ヘッド部)
11 第1搬送路
12 第2搬送路
100 表面実装機(部品実装装置)
102 主制御部(制御部)
110 第1基板
120 第2基板

Claims (5)

  1. 第1基板を搬送可能な第1搬送路と、
    第2基板を搬送可能な第2搬送路と、
    電子部品を供給する部品供給部と、
    複数の吸着ノズルを含み、前記第1搬送路上を搬送される前記第1基板および前記第2搬送路上を搬送される前記第2基板に前記複数の吸着ノズルにより吸着された前記電子部品を実装可能なヘッド部と、
    前記第1基板への前記電子部品の実装中に前記第2基板が前記第2搬送路上の実装位置に到着した場合において、前記ヘッド部が、前記複数の吸着ノズルにより前記部品供給部から前記電子部品を吸着してから前記第1基板および前記第2基板の所定の位置に前記複数の吸着ノズルの各々に吸着された前記電子部品を実装した後、再び前記部品供給部の吸着位置に戻るまでの1回の実装動作において、前記第1基板および前記第2基板を1つの基板と見なして前記第1基板および前記第2基板に前記電子部品を実装する場合と、前記第1基板への実装を継続して前記第1基板への実装が完了した後、前記第2基板への実装を行う場合とで、前記第1基板および前記第2基板への実装時間がより短くなる方の実装動作で実装するように前記ヘッド部を制御する制御部とを備える、部品実装装置。
  2. 前記制御部は、前記1回の実装動作において、前記第1基板および前記第2基板を1つの基板と見なした状態、および、前記第1基板および前記第2基板を互いに別個の基板と見なした状態のいずれの状態でも、前記第1基板への前記電子部品の実装中に新たな第2基板が前記実装位置に到着した場合において、前記第1基板を前記下流工程に搬送不可能で、かつ、前記新たな第2基板を前記下流工程に搬送可能な場合には、前記第1基板への実装動作を中断するとともに、前記新たな第2基板に前記電子部品を実装する制御を行うように構成されている、請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記ヘッド部は、第1ヘッド部および第2ヘッド部を含み、
    前記制御部は、前記第1基板および前記第2基板を1つの基板と見なして前記第1基板および前記第2基板に前記電子部品を実装する際に、前記第1ヘッド部および前記第2ヘッド部の両方を用いて実装する制御を行うように構成されている、請求項1または2に記載の部品実装装置。
  4. 前記ヘッド部は、第1ヘッド部および第2ヘッド部を含み、
    前記制御部は、前記第1基板および前記第2基板を互いに別個の基板と見なして前記第1基板および前記第2基板のいずれか一方に前記電子部品を実装する際に、前記第1ヘッド部および前記第2ヘッド部の両方を用いて実装する制御を行うように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の部品実装装置。
  5. 前記第1ヘッド部は、前記第1搬送路側に設けられ、
    前記第2ヘッド部は、前記第2搬送路側に設けられている、請求項3または4に記載の部品実装装置。
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