JP4760860B2 - 定着装置およびこれを備える画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁誘導加熱方式の定着装置およびこれを備える画像形成装置に関する。
プリンタ等の画像形成装置では、近年、ハロゲンヒータを熱源とする定着装置よりも省エネルギー化を図れる電磁誘導加熱方式の定着装置を備えるものが採用され始めている。
図9は、電磁誘導加熱方式の定着装置400の構成例を示す断面図である。
同図に示すように、定着装置400は、定着ベルト401、定着ローラ402、加圧ローラ403、磁束発生部404および規制板405などを備えている。
定着ベルト401は、誘導発熱層を含む円筒状の弾性変形可能なベルトであり、矢印A方向に周回駆動される。定着ローラ402は、定着ベルト401の周回経路の内側に配される。加圧ローラ403は、定着ベルト401の周回経路の外側に配され、定着ベルト401を介して定着ローラ402を押圧し、定着ニップ410を確保する。加圧ローラ403は、駆動モータ(不図示)からの駆動力を受けて矢印B方向に回転する。この駆動力が定着ローラ402と定着ベルト401に伝わることにより、定着ローラ402と定着ベルト401が従動回転する。
磁束発生部404は、定着ベルト401の周回経路の外側であり定着ベルト401を挟んで加圧ローラ403に相対する位置に配され、定着ベルト401の誘導発熱層を発熱させるための磁束を発生させる。
規制板405は、定着ベルト401の周回経路の内側であり定着ベルト401を介して磁束発生部404に対向する位置に配され、定着ベルト401の曲率に沿って湾曲しており、周回駆動される定着ベルト401の内周面に面接触して定着ベルト401をその周回方向に案内しつつ定着ベルト401の周回位置を規制する。
規制板405を設けることにより、規制板405を設けない構成をとった場合に定着ベルト401の周回駆動中にその周回位置が周回毎にぶれて、定着ベルト401と磁束発生部404間の距離がばらつき、このばらつきにより定着ベルト401の発熱量が周回毎に大きく変動してしまうといったことの抑制を図れる。
このような構成において、定着ベルト401が周回駆動されつつ磁束発生部404から磁束が発せられると、定着ベルト401内の誘導発熱層の、磁束発生部404に対向する部分が主に発熱し、この発熱部分が定着ニップ410に至り、定着ニップ410の領域が定着に適した温度まで昇温され、シートS上に形成されたトナー像が定着ニップ410を通過する際に、加熱、加圧されて当該シートSに熱定着される。
特開2007−264421号公報
上記の定着装置では、定着ベルト401が規制板405と面接触した状態で規制板405上を摺動する際に生じる両者間の摩擦抵抗により、累積駆動時間が長くなるに連れて定着ベルト401の内周面が磨耗して寿命が短くなるという問題がある。また、定着ベルト401の熱が規制板405との面接触の部分を介して規制板405に逃げ易く、例えば電源オン時などのウォームアップ時間が長くなるという問題もある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、ベルトと磁束発生部との相対位置を規制手段により規制する構成において、ベルトの長寿命化を図ると共にベルトから規制手段への伝熱を抑制することができる電磁誘導加熱方式の定着装置およびこれを備える画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係る定着装置は、周回駆動されるベルトの周回経路の内側に配された定着ローラを、前記周回経路の外側から当該ベルトを介して加圧ローラで押圧して、当該ベルト表面と加圧ローラの間に定着ニップを確保すると共に、前記ベルトを電磁誘導により加熱して、未定着画像の形成されたシートを前記定着ニップを通し、前記未定着画像を熱定着する定着装置であって、前記周回経路の外側であり前記ベルトの近傍の位置に配され、前記ベルトを加熱するための磁束を発生させる磁束発生部と、前記周回経路の内側であり前記ベルトを介して前記磁束発生部に対向する位置に配され、前記周回駆動されるベルトをその周回方向に案内しつつ当該ベルトの周回位置を規制する規制部材と、を備え、前記規制部材は、前記ベルトの幅方向に沿って長手方向に横たわるコーナー部が前記周回方向に間隔をおいて複数条形成されてなり、このコーナー部のみが前記周回経路の内側において前記ベルトと接触し、前記ベルトがこれらコーナー部に跨って渡されていることを特徴とする。
ここで「前記ベルトを電磁誘導により加熱」とは、磁束発生部からの磁束により発熱する発熱部材がベルトの少なくとも一部に含まれており当該発熱部材からの熱によりベルトが加熱される構成の他、発熱部材が規制部材に含まれており規制部材から発せられる熱がベルトに伝わってベルトが加熱される構成、または両方の構成を含む意味で用いられる。
また、前記規制部材は、前記幅方向に沿って伸びている長尺状の板状部材であり、前記周回方向に間隔をおいたそれぞれの位置で所定の角度で屈曲する複数の屈曲部を有する形状に形成されており、前記屈曲部が、前記コーナー部を構成することを特徴とする。
さらに、前記板状部材は、その横断面の形状が、多角形の辺のうち、複数の頂点を含む線分を切り取ったような形状に形成されてなり、前記屈曲部は、前記多角形の頂点の部分に相当することを特徴とする。
ここで、前記周回方向に隣り合う位置関係にあるコーナー部同士の各組について、そのコーナー部同士の前記周回方向における間隔が略等しいことを特徴とする。
また、前記周回方向に隣り合う位置関係にあるコーナー部同士の各組のうち、そのコーナー部同士の前記周回方向における間隔が前記周回方向下流側の組みよりも上流側の組の方が広くなっていることを特徴とする。
さらに、前記ベルトは、自己形状保持可能な円筒形状であり、前記複数のコーナー部は、前記周回方向において前記ベルトの静止時における内周面と略同じ曲率を有する曲面上に位置することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、シート上に未定着画像を形成し、形成された未定着画像を定着部により熱定着する画像形成装置であって、前記定着部として、上記の定着装置を備えることを特徴とする。
このように構成すれば、規制部材がベルトの内周面と面接触する構成よりもベルトの内周面との接触面積が減り、ベルトと規制部材間に生じる摩擦抵抗を低減できるので、規制部材の、ベルト内周面との接触部の磨耗を抑制して、よりベルトの長寿命化を図ることが可能になる。また、ベルトの熱が規制部材に逃げ難くなりウォームアップ時間の短縮化を図ることもできる。
以下、本発明に係る定着装置および画像形成装置の実施の形態を、タンデム型カラーデジタルプリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)を例にして説明する。
<実施の形態1>
図1は、プリンタ1の全体の構成を示す図である。
同図に示すように、プリンタ1は、周知の電子写真方式により画像を形成するものであり、画像プロセス部10と、ベルト搬送部20と、給送部30と、定着部40を備え、ネットワーク(例えばLAN)に接続されて、外部の端末装置(不図示)からの印刷(プリント)ジョブの実行指示を受け付けると、その指示に基づいてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)色からなるカラーの画像形成を実行する。
画像プロセス部10は、Y〜K色のそれぞれに対応する作像部10Y〜10Kを備えている。作像部10Yは、感光体ドラム11Yと、その周囲に配設された帯電器12Y、露光部13Y、現像器14Y、転写ローラ15Y、感光体ドラム11Yを清掃するためのクリーナなどを備えており、公知の帯電、露光、現像工程を経て感光体ドラム11Y上にY色のトナー像を作像する。この構成は、他の作像部10M〜10Kについて同様であり、対応する色のトナー像が感光体ドラム11M〜11K上に作像される。
給送部30は、給紙カセットから記録用のシートSを搬送路35に1枚ずつ繰り出して、ベルト搬送部20に送る。本実施の形態では、シートSを搬送路35上の幅方向略中央の位置を基準に搬送する、いわゆるセンター基準の搬送方式になっている。
ベルト搬送部20は、矢印方向に循環走行される搬送ベルト21を備え、給送部30からのシートSを搬送ベルト21に密着させた状態で感光体ドラム11Y〜11Kの転写位置に順次搬送する。シートSが各転写位置を通過する際に、各転写位置において転写ローラ15Y〜15Kと感光体ドラム11Y〜11K間に生じる電界による静電力の作用を受けて感光体ドラム11Y〜11K上のトナー像がシートS上に多重転写される。各色トナー像が転写された後、シートSは、搬送ベルト21から離間して定着部40に送られる。
定着部40は、定着ベルト101を備える電磁誘導加熱方式によるものであり、搬送ベルト21から送られて来るシートS上の各色トナー像を加熱、加圧して、各色トナー像をシートSに定着させる。定着後のシートSは、排出トレイ39上に排出される。
図2は、定着部40の構成を示す斜視図であり、図3(a)は、定着部40の構成を示す横断面図であり、図3(b)は、定着ベルト101の構成を示す断面図である。図2では、構成を判り易くするために一部を切り欠いて示している。
両図に示すように、定着部40は、定着ベルト101と、定着ローラ102と、加圧ローラ103と、磁束発生部104と、規制板105を備える。
定着ベルト101は、矢印A方向に周回駆動される円筒状のベルトであり、図3(b)に示すように離型層111と、弾性層112と、発熱層113と、整磁合金層114が、この順に離型層111が表面側になるように積層されてなる。
定着ベルト101は、その内径が約40〔mm〕であり、自立して略円筒形を保持できる弾性の自己形状保持可能なベルトが用いられている。定着ベルト101のベルト幅方向(定着ローラ102の回転軸方向に相当)長さは、最大サイズのシートの幅方向長さよりも長くなっている。図2では、最大サイズよりもサイズの小さい小サイズ紙が定着ニップ107を通過している様子を示している。
離型層111は、厚みが約20〔μm〕のPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)などからなる。弾性層112は、厚みが約200〔μm〕のシリコンゴムなどからなる。発熱層113は、厚みが約10〔μm〕のニッケルなどからなり、磁束発生部104から発せられる磁束により発熱する。
整磁合金層114は、ニッケルと鉄の合金などからなり、厚みが約30〔μm〕であり、所定温度(キュリー温度)以上になると磁性体から非磁性体に変化し、当該温度を下回ると磁性を取り戻す可逆的な変化特性を有する。整磁合金層114が非磁性体に変化することで、磁束発生部104からの磁束が発熱層113から整磁合金層114を介して規制板105に通り抜け易くなり、後述のように規制板105による当該磁束を打ち消す方向の磁束発生の作用により、発熱層113の発熱が抑えられる。
本実施の形態では、キュリー温度が、定着に適した温度(目標温度)よりも約20〔℃〕高い温度に設定されており、これにより多数枚の小サイズのシートを連続してプリントする場合に、定着ベルト101のうち、ベルト幅方向に当該シートが通過しない両端側の部分(非通紙部)P(図2)の温度が、当該シートに熱が奪われないために目標温度より上昇しても、整磁合金層114の非磁性体への磁性変化による温度抑制の作用が働くことによりキュリー温度を大幅に超えることがなくなって、定着ベルト101にダメージを与えるような高温に至るといったことが防止される。
なお、キュリー温度は、過昇温を防止できる温度であれば上記の温度に限られることはない。整磁合金層114の素材についても上記のものに限られない。定着部40の構成に応じて適切な温度が所定温度として実験などから予め設定され、設定された温度で上記の磁性変化が生じるように整磁合金層114の素材等が決められる。
定着ローラ102は、長尺で円柱状の芯金121の周囲に弾性層122を介して表層123が積層されてなり、定着ベルト101の周回経路(周回走行路)の内側に配される。
芯金121は、アルミニウムまたはステンレス等からなり、弾性層122は、ウレタンゴム等からなり断熱層としても機能し、表層123は、PFAチューブなどからなる。定着ローラ102の外径は、約35〔mm〕である。
加圧ローラ103は、長尺で円柱状の芯金131の周囲に、弾性層132を介して離型層133が積層されてなり、定着ベルト101の周回経路外側に配置され、定着ベルト101の外側から定着ベルト101を介して定着ローラ102を押圧して、定着ベルト101表面との間に定着ニップ107を確保する。
芯金131は、アルミニウム等からなり、弾性層132は、シリコンスポンジゴム等からなり、離型層133は、PFAやPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)コート等からなる。加圧ローラ103の外径は、約35〔mm〕である。
定着ローラ102の芯金121と加圧ローラ103の芯金131は、その軸方向両端部が図示しないフレームに軸受部材などを介して回転自在に支持されると共に、加圧ローラ103は、駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより矢印B方向に回転駆動される。この加圧ローラ103の回転に伴って定着ベルト101と定着ローラ102が矢印A方向に従動回転する。
磁束発生部104は、励磁コイル141と、メインコア142と、センターコア143と、裾コア144と、カバー145と、コイルボビン146を有し、定着ベルト101の周回経路の外側であり定着ベルト101の近辺の位置に、定着ベルト101にその幅方向に沿うように配置される。
コイルボビン146は、定着ベルト101の周回方向(以下、「ベルト周回方向」という。)に沿って円弧状に湾曲する部分を含む板状部材であり、ベルト幅方向両端部が図示しないフレームなどに固定されている。コイルボビン146と定着ベルト101の表面115との間隔(ベルト−ボビン間距離)が約2.5〔mm〕になるように、コイルボビン146の配設位置が調整される。メインコア142、センターコア143、裾コア144は、高透磁率のフェライトなどからなり、コイルボビン146の、定着ベルト101側とは反対側の面に配置される。
励磁コイル141は、ベルト幅方向に沿って長く伸びると共に横断面が円弧状の形状になるようにコイルボビン146に導線を巻き回してなる。励磁コイル141の長手方向長さは、定着ベルト101の幅方向長さよりもやや長くなっている。励磁コイル141は、公知の高周波インバータを含む励磁コイル駆動回路(不図示)に接続され、励磁コイル駆動回路からの交流電力の供給により、定着ベルト101の発熱層113を加熱するための磁束を発生させる。
励磁コイル141から発せられた磁束は、メインコア142〜裾コア144により定着ベルト101に導かれ、定着ベルト101の発熱層113の、主に磁束発生部104に対向する部分を貫き、この発熱層113の部分に渦電流を発生させて発熱層113を発熱させる。この発熱量は、用紙幅方向にどの位置でも略均一になるようになっている。
この発熱した部分の熱が定着ベルト101の周回駆動により定着ニップ107の位置で加圧ローラ103等に伝わることにより定着ニップ107の領域が昇温される。なお、図示していないが定着ベルト101の温度を検出するためのセンサが別途配置されており、このセンサの検出信号により定着ベルト101の現在の温度を検出し、この検出温度に基づき定着ニップ107の領域の温度が目標温度に維持されるように励磁コイル141への電力供給が制御される。定着ニップ107の領域が目標温度に維持された状態でシートSが定着ニップ107を通過する際に、シートS上の未定着のトナー像が加熱、加圧されて当該シートS上に熱定着される。
規制板105は、定着ベルト101の周回経路の内側かつ定着ベルト101を介して磁束発生部104に対向する位置に配置され、周回駆動される定着ベルト101の内周面(以下、「ベルト内周面」という。)116に接触して、定着ベルト101をベルト周回方向に案内しつつ、定着ベルト101の周回位置(定着ベルト101と磁束発生部104の相対位置)を規制する。
規制板105は、厚みが約1〔mm〕の銅またはアルミニウムなどの低抵抗導電材料からなる板状部材であり、ベルト幅方向に伸びる長尺状でベルト幅方向両端部が不図示のフレームに固定されると共に、横断面が多角形の辺のうち、複数、ここでは5個の頂点181〜185を含む線分を切り取ったような形状に形成されてなる。
規制板105は、ベルト幅方向に長尺なので、頂点181〜185の位置でベルト幅方向に沿って線状にベルト内周面116に内接し、それ以外の部分(平坦部)191〜194ではベルト内周面116から離間して接触しないようになっている。頂点182〜184のベルト周回方向の角度(屈曲角)θは、それぞれ同じ角度、例えば150〔°〕であり、頂点間の間隔が略等しくなっている。以下、規制板105上の各頂点の位置においてベルト内周面116に接触している部分を接触部(コーナー部)181〜185という。
接触部181〜185は、ベルト周回方向において静止時の定着ベルト101の内周面116と略同じ曲率を有する曲面上に位置する。
また、定着ローラ102の回転軸161と加圧ローラ103の回転軸162の双方を含む平面を仮想平面160(図3では、同図が断面図なので直線で示されている。)としたとき、規制板105は、その接触部183が仮想平面160に位置しつつ仮想平面160を挟んで左右対称となる対称姿勢の位置に配されている。
周回駆動される定着ベルト101は、ベルト内周面116が規制板105の各接触部において線状に接触した状態でベルト周回方向に各接触部上を摺動して案内されることになる。このように規制板105の一部分だけがベルト内周面116に接触する構成をとるのは、ベルト内周面116との摩擦抵抗を少なくするためである。
図4は、定着ベルトと規制板間の摩擦抵抗の大きさを指標するものとして周回中の定着ベルトの駆動トルクを実測した結果のグラフを示す図であり、実線が本実施の形態に係る実施例を、破線が比較例(規制板の主面がベルト内周面に全面で接触する構成:従来相当)を示している。同図のグラフは、実験において加圧ローラを離間させた状態で、定着ローラを一定速度で駆動させつつ定着ローラと規制板間の相対距離を変えて定着ベルトに掛かるテンションを可変させたときの、当該相対距離に対する駆動トルク(平均値)を実測した結果の例を示したものである。
同図に示すように、ベルト張力を同じとしたときの駆動トルクの値が、実施例が比較例の約半分になっていることが判る。摩擦抵抗と駆動トルクとは、摩擦抵抗が大きくなると、駆動に要するトルクが大きくなり、摩擦抵抗が小さくなるとトルクが小さくなるという関係を有する。従って、駆動トルクが小さくなっているということは、それだけ摩擦抵抗が小さくなっていることになる。ベルト張力を同じ(垂直抗力が同じに相当)とすると、実施例の構成では比較例よりもベルト内周面116との接触面積が少ない分だけ摩擦抵抗が小さくなったことになる。ベルト内周面116の磨耗は、主に規制板105との摩擦抵抗により発生するので、定着ベルトと規制板間の摩擦抵抗が少なくなっているということは、長期的に見てベルト内周面116の磨耗を低減できることになる。
このように本実施の形態では、規制板105の一部だけがベルト内周面116に線状に接触する構成をとったので、規制板がベルト内周面に面接触する構成に比べて規制板105のベルト内周面116との接触面積が少なくなり、定着ベルト101と規制板105間の摩擦抵抗を低減できる。これにより、長期的にベルト内周面116の磨耗を低減することが可能になり、もって定着ベルト101の長寿命化を図ることができる。
なお、定着ベルト101は、非接触部191〜194上で規制板105から浮いたような状態になるが、静止時の定着ベルト101のベルト内周面116と略同じ曲率を有する曲面上にベルト周回方向に並ぶように位置する接触部181〜185上を、定着ベルト101の本来の曲面に沿うように案内される。そのため、浮いた部分が周回駆動中に振れたとしても、その振れ幅が電磁誘導によるベルト温度変化の許容範囲内に十分に収まり、定着ムラ等に至ることはない。
また、ベルト内周面116との接触面積が少なくなる分、従来よりも接触している部分を介して直接、定着ベルト101の熱が規制板105に伝わり難くなる。これにより、電磁誘導により定着ベルト101から発せられる熱が規制板105に逃げ難くなって、それだけ、目標温度への昇温時間を短くでき、もってウォームアップ時間を短縮化できる。
さらに、規制板105を銅などの低抵抗導電材料で形成することにより、整磁合金層114の非通紙部Pに対応する部分が磁性体から非磁性体に変化したときに、磁束発生部104から発せられる磁束のうち、整磁合金層114の当該非磁性体に変化した部分と規制板105とを通過する磁束に対して、打ち消す方向の磁束が規制板105において発生し易くなり、発熱層113の発熱をより抑制することができる。なお、低抵抗導電材料としては、上記のものに限られない。例えば、金鍍金したものを用いるとしても良い。
なお、規制板105を上記のような多角形状に形成する方法としては、例えば平板を板金加工する方法や引き抜きや押し出し加工する方法などを用いることができる。
<実施の形態2>
上記実施の形態では、規制板105に5箇所の接触部が設けられていたが、本実施の形態では、4箇所になっており、規制板の形状が実施の形態1と異なっている。以下、説明の重複を避けるため、第1の実施の形態と同じ内容についてはその説明を省略し、同じ構成要素については、同符号を付すものとする。
図5は、本実施の形態に係る定着部200の構成を示す横断面図であり、図6は、定着部200の規制板205だけを抜き出して示した図である。
両図に示すように、定着部200の規制板205は、ベルト周回方向に上流側から下流側にかけて4箇所の接触部281〜284を有し、接触部282、283における屈曲角θ1、θ2が異なる鈍角であり、ここではθ1<θ2の関係になっている。
接触部282は、仮想平面160上に位置すると共に、接触部281は、仮想平面160に対しシート搬送方向下流側に位置し、接触部283、284は、シート搬送方向上流側に位置する。そして、接触部281〜284以外の部分(平坦部)291〜293がベルト内周面116に接触しないようになっている。
規制板205は、実施の形態1に対し接触部が1箇所減らされると共に、隣り合う接触部同士の各組みのうち、その接触部間のベルト周回方向における間隔がベルト周回方向下流側に位置する組みよりも上流側に位置する組の方が広くなるように形成されている。具体的には、図6に示すように接触部281、282の組の間隔をL1、接触部282、283の組の間隔をL2、接触部283、284の組の間隔をL3としたとき、L3<L2<L1の関係になっている。このような形状にしたのは、次の理由による。
すなわち、定着ベルトと規制板との接触を線状にしても、定着ベルトが規制板上を摺動する際に両者間に生じる摩擦抵抗がゼロになることはなく、この摩擦抵抗により、定着ベルト101のうち、ニップ入口側の部分211は引っ張られ気味になり易い。
引っ張られ気味になると、定着ベルト101の、規制板205のベルト周回方向下流側に位置する平坦部293付近のベルト部分では、規制板205の表面に押し付けられるようになりながら案内されるので、ベルト周回方向下流側では接触部同士の間隔Lが狭い方が周回中の振れが少なくなり安定し易くなる。
一方、ニップ出口側の部分212では、入口側とは逆に定着ベルト101が弛み気味になり易い。弛み気味になると、定着ベルト101の、規制板205のベルト周回方向上流側に位置する平坦部291付近のベルト部分が規制板205から浮いて外側に膨れるようになる。そうなるとその上流側の位置に接触部を設けてもその接触部には定着ベルト101が接触し難くなる。そうであれば、周回中の定着ベルト101の振れが定着ムラ等の発生することのない範囲内になることを条件に、その上流側の位置に接触部を設けない構成をとることにより、ベルト内周面116との摩擦抵抗をより少なくしてベルト内周面116の磨耗を抑制しつつ、定着ベルト101から発せられる熱のうち、接触部を介して規制板205に逃げる熱の量をより低減でき、もってウォームアップ時間のさらなる短縮化を図れるからである。
図7は、電源オンから定着ベルト101を加熱したときのベルト表面温度を実測した結果のグラフを示す図であり、実線が本実施の形態に係る実施例を、破線が比較例(規制板の主面がベルト内周面に全面で接触する構成)を示している。
同図は、定着ベルト101として内径が約40〔mm〕のものを用いると共に、定着ローラ102の軸芯(回転軸)210(図6)を中心にベルト周回方向に角度θ(図6)、ここでは約120〔°〕の範囲に規制板205が配置されている定着装置を用いて実験したときの結果を示したものである。
同図に示すように、ベルト表面温度が室温(約25℃)から150〔℃〕まで昇温するのに要する時間が実施例で約8.5〔秒〕、比較例で約10〔秒〕になっており、約15〔%〕昇温に要する時間が短くなっていることが判る。また、従来相当(図9)の構成に対して熱容量を約3〔%〕低減できた。
このように規制板205の形状を工夫することにより、さらなるウォームアップ時間の短縮化を図りつつベルト内周面116の磨耗を抑制することができる。
<変形例>
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)図8は、本変形例に係る定着部300の構成例を示す図である。
同図に示すように、定着部300は、実施の形態1の定着部40と基本的に同じ構成であるが、規制板305の形状が異なっている。具体的には、規制板305は、ベルト周回方向下流側の端部に接触部384からベルト周回方向に伸びる延伸部306が設けられてなる。この延伸部306は、ベルト内周面116のさらなる磨耗抑制を図るために設けられたものである。
すなわち、延伸部306を設けない構成では、接触部384が規制板のベルト周回方向下流側の側端になる。定着ベルト101のニップ入口側の部分311が定着ベルト101と規制板305間の摩擦抵抗により引っ張られ気味になり、その引張り力が強くなって定着ベルト101が接触部384のところで折れたような状態になりながら周回されるようになると、ベルト内周面116と接触部384の角との当接圧が強くなり、ベルト内周面116の磨耗の進行が進み易くなる。
そこで、規制板305のベルト周回方向下流側の端部にベルト周回方向に沿って伸びる延伸部306を設け、定着ベルト101が引っ張れ気味になっても延伸部306の案内により接触部384への進入方向に沿って接触部384を通過できるようにして(接触部384のところで折れたような状態にできるだけならないようにして)、接触部384との当接によるベルト内周面116の磨耗を抑制するものである。
なお、接触部384における屈曲角αは、ベルト搬送性の点から鈍角の範囲内に入るようにすることが望ましい。また、延伸部306は、そのベルト幅方向長さが規制板305のベルト幅方向長さと略同じになるように設けられているが、例えば両側だけにそれぞれ所定長さのものを分けて設ける構成をとるとしても良い。
(2)上記実施の形態では、定着ベルト101の周回位置を規制する規制部材として、平板状の部材を屈曲させてその屈曲部をコーナー部として形成してなる規制板を用いるとしたが、これに限られない。
規制部材としては、その横断面の形状がベルト周回方向に複数の箇所でベルト内周面に接触する接触部を有する形状に形成されており、それぞれの接触部がベルト幅方向に沿って線状にベルト内周面116に接触する構成(ベルト幅方向に沿って長手方向に横たわると共にベルト周回方向に間隔をおいて複数条形成されてなり、ベルト内周面116に接触するコーナー部(角部)を有する構成)であれば、規制板が面接触する構成よりも定着ベルト101の長寿命化等の効果を得られる。なお、上記の線状とは、ほとんど幅をもたない線としての線接触と、ある程度の幅を有する帯状での接触を含む意味で用いられる。
例えば、断面円弧状の規制板表面上にベルト幅方向に沿って伸びるリブを突設する構成をとるとしても構わない。このリブが上記コーナー部を構成することになる。
また、規制板表面上に複数の凸部をベルト幅方向に沿って間隔をあけて列設して、列設された凸部がコーナー部としてベルト内周面に線状に接触する構成をとることも可能である。さらに、ベルト幅方向に沿って伸びる溝部を規制板に設けるとしても良い。この場合、溝と溝の間の凸状の部分がコーナー部を構成することになる。
(3)規制板の形状、大きさ、厚み、材料、接触部の数、形成位置、屈曲角度、および定着ベルト101や定着ローラ102などの他の部材について、その大きさ、形状、材料など、さらにベルト−ボビン間距離などが上記のものに限られないことはいうまでもない。また、実施の形態1では、規制板のベルト周回方向中央が仮想平面160上に位置すると共に仮想平面160に対し対称姿勢になるように規制板が配置されたが、これに限られず、ベルト周回方向にずれた位置であっても良い。定着部の構成に応じた適切な形状、大きさ、材料、屈曲部の数、配置位置などが予め実験などから決められる。
(4)上記実施の形態では、定着ベルト101を自己形状保持可能なものを用いるとしたが、これに限られない。また、ベルト周回経路の内側に定着ローラ102と規制板105を配置できる構成(定着ベルト101が定着ローラ102にゆるく嵌められているような構成)であれば良く、例えば定着ベルト101をその周長が上記のものよりも長いもの、または短いものを用いるとしても良い。規制板105についても、そのベルト周回方向長さが上記のものよりも長いものを用いるとしても構わない。
(5)上記実施の形態では、定着ベルト101が整磁合金層を含むとしたが、これに限られることはない。例えば、定着ベルト101に整磁合金層が含まれず、規制板105に含まれる、具体的には表面側から整磁合金層、低抵抗導電体層の順に積層される構成をとることもできる。また、定着部40に整磁合金層が配されない構成にも適用できる。また、定着ベルト101が発熱層を含むとしたが、これに限られず、例えば規制板105に含まれる構成や定着ベルト101と規制板105両方に含まれる構成をとるとしても良い。
(6)上記実施の形態では、本発明に係る定着装置および画像形成装置をタンデム型カラーデジタルプリンタに適用した場合の例を説明したが、これに限られない。カラーやモノクロの画像形成に関わらず、定着ベルトの周回経路の内側に配された定着ローラをその周回経路の外側から定着ベルトを介して加圧ローラで押圧して定着ニップを確保すると共に、その周回経路の内側に規制板などの規制部材を配置し、規制部材により定着ベルトを周回方向に案内しつつ定着ベルトと磁束発生部との相対位置を規制する構成の電磁誘導加熱方式の定着装置およびこれを備える画像形成装置であれば、例えば複写機、FAX、MFP(Multiple Function Peripheral)等に適用できる。
また、定着ローラ102と加圧ローラ103を上下の位置関係になるように配置する構成例を説明したが、これに限られず、例えば定着ローラ102と加圧ローラ103を左右の位置関係になるように配置する構成にも適用できる。
さらに、シート搬送方式としてセンター基準の構成例を説明したが、これに限られない。例えば、シートSの搬送路幅方向一端側の辺が搬送路35の一方端側に設けられた基準位置に沿うようにシートSを搬送する、いわゆる片側基準の搬送方式にも適用できる。
また、上記実施の形態及び上記変形例の内容をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
本発明は、電磁誘導加熱方式の定着装置に適用することができる。
実施の形態1に係るプリンタの全体の構成を示す図である。 プリンタに配される定着部の構成を示す斜視図である。 定着部の構成を示す横断面図である。 周回中の定着ベルトの駆動トルクを実測した結果のグラフを示す図である。 実施の形態2に係る定着部の構成を示す横断面図である。 定着部の規制板を抜き出して示した図である。 電源オンから定着ベルトを加熱したときのベルト表面温度を実測した結果のグラフを示す図である。 変形例に係る定着部の構成例を示す横断面図である。 従来の電磁誘導加熱方式の定着装置の構成例を示す断面図である。
符号の説明
1 プリンタ
40、200、300 定着部
101 定着ベルト
102 定着ローラ
103 加圧ローラ
104 磁束発生部
105、205、305 規制板
107 定着ニップ
115 定着ベルトの表面
116 定着ベルトの内周面
181〜185、281〜284 接触部(コーナー部)

Claims (7)

  1. 周回駆動されるベルトの周回経路の内側に配された定着ローラを、前記周回経路の外側から当該ベルトを介して加圧ローラで押圧して、当該ベルト表面と加圧ローラの間に定着ニップを確保すると共に、前記ベルトを電磁誘導により加熱して、未定着画像の形成されたシートを前記定着ニップを通し、前記未定着画像を熱定着する定着装置であって、
    前記周回経路の外側であり前記ベルトの近傍の位置に配され、前記ベルトを加熱するための磁束を発生させる磁束発生部と、
    前記周回経路の内側であり前記ベルトを介して前記磁束発生部に対向する位置に配され、前記周回駆動されるベルトをその周回方向に案内しつつ当該ベルトの周回位置を規制する規制部材と、を備え、
    前記規制部材は、
    前記ベルトの幅方向に沿って長手方向に横たわるコーナー部が前記周回方向に間隔をおいて複数条形成されてなり、このコーナー部のみが前記周回経路の内側において前記ベルトと接触し、前記ベルトがこれらコーナー部に跨って渡されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記規制部材は、
    前記幅方向に沿って伸びている長尺状の板状部材であり、
    前記周回方向に間隔をおいたそれぞれの位置で所定の角度で屈曲する複数の屈曲部を有する形状に形成されており、
    前記屈曲部が、
    前記コーナー部を構成することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記板状部材は、
    その横断面の形状が、多角形の辺のうち、複数の頂点を含む線分を切り取ったような形状に形成されてなり、
    前記屈曲部は、
    前記多角形の頂点の部分に相当することを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記周回方向に隣り合う位置関係にあるコーナー部同士の各組について、そのコーナー部同士の前記周回方向における間隔が略等しいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記周回方向に隣り合う位置関係にあるコーナー部同士の各組のうち、そのコーナー部同士の前記周回方向における間隔が前記周回方向下流側の組みよりも上流側の組の方が広くなっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記ベルトは、自己形状保持可能な円筒形状であり、
    前記複数のコーナー部は、
    前記周回方向において前記ベルトの静止時における内周面と略同じ曲率を有する曲面上に位置することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. シート上に未定着画像を形成し、形成された未定着画像を定着部により熱定着する画像形成装置であって、
    前記定着部として、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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