JP4760799B2 - 液晶プロジェクタおよび液晶プロジェクタの制御方法 - Google Patents

液晶プロジェクタおよび液晶プロジェクタの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、液晶プロジェクタおよび液晶プロジェクタの制御方法に関し、特に、1台の液晶プロジェクタで3次元の映像を表示する場合に用いて好適な液晶プロジェクタおよび液晶プロジェクタの制御方法に関する。
映画館で上映される映像は、以前はフィルムで撮影され、フィルムで上映されていたものが、最近では、いわゆるデジタルシネマと呼ばれるように、デジタル信号で記録され、各映画館へ伝送された映像信号を用いて上映されるようになってきている。
映画館では、伝送されたデジタルの映像信号を、例えば、液晶デバイスを用いて映像を投影する液晶プロジェクタで再生し、映像としてスクリーン上に表示させる。
近年、映画館で上映される映像には、3次元の立体映像(以下、3D映像という)を表示させるように撮影された3Dコンテンツもある。
従来、液晶プロジェクタによって3D映像を投影する場合には、2台の液晶プロジェクタを用いる手法が一般的であった(例えば、特許文献1参照)。この場合、一方の液晶プロジェクタは右目用の映像を投影し、他方の液晶プロジェクタは左目用の映像を投影する。
また、近年では、1台の液晶プロジェクタで3D映像を投影することも試みられている。
図1乃至図3を参照して、1台の液晶プロジェクタで3D映像を投影する場合の従来の方式について説明する。換言すれば、図1乃至図3を参照して説明する方式は、通常の2次元の映像(2D映像)を投影するときと同様の方式で3D映像を投影するようにした場合の例である。
図1は、3D映像を投影する3D映像投影システムの構成の一例を示している。
3D映像投影システムでは、デジタルシネマ用の3D映像の映像信号としての、左目用(L側)の映像信号と右目用(R側)の映像信号が、24Hz周期で液晶プロジェクタ1に供給される。
液晶プロジェクタ1が映像を投影する方向の前方には、液晶プロジェクタ1からの光(映像)を遮光または通過させる光学シャッタ2と、L側またはR側に対応する偏向方向に、入射される光を偏光する偏光素子3が配置される。光学シャッタ2および偏光素子3には、一般に液晶素子が用いられる。
液晶プロジェクタ1では、液晶パネル1Aに、R側またはL側の映像信号に対応する映像が順次書き込まれ、そこに書込まれた映像が、図示せぬ光源によって投影される。即ち、液晶プロジェクタ1から出射された映像の光が、光学シャッタ2を通過して、偏光素子3で所定の偏向方向に偏光され、スクリーン4に表示される。
ユーザは偏光メガネ5を装着し、左目には左目用の映像の光が、右目には右目用の映像の光が入射されることで、3D映像を見ることができる。
ところで、液晶デバイスは、液晶物質の劣化などを防止するため、1画面単位などの所定のタイミングで印加電圧の極性を反転して、DC成分の積分値がゼロとなるように駆動する、いわゆる交流駆動を行う必要がある。ここで、印加電圧の極性の一方を正転、それと反対の極性を反転という。
例えば、液晶プロジェクタ1が時系列の2Dの映像A,B,Cを順次表示する場合、液晶プロジェクタ1は、24Hz周期で順次供給される映像A,B,Cの映像信号を内部のメモリに蓄積(スタック)し、図2Aに示されるようにして映像A,B,Cを液晶パネル1Aに書き込むことにより、映像A,B,Cを表示する。即ち、最初に、液晶パネル1Aの液晶への印加電圧を正転させて書き込むことにより映像Aを表示し、その次に、液晶パネル1Aの液晶への印加電圧を反転させて書き込むことにより映像Aを表示する。そして、次の映像Bを表示する場合にも、液晶プロジェクタ1は、最初に、液晶パネル1Aの液晶への印加電圧を正転させて書き込むことにより映像Bを表示した後、液晶パネル1Aの液晶への印加電圧を反転させて書き込むことにより映像Bを表示する。映像Cについても同様である。
従って、2D映像の表示と同じ方式で3D映像を表示させるとすると、液晶プロジェクタ1は、図2Bに示されるように、あるタイミングで1枚目のL側の映像L1を正転により表示し、次に映像L1を反転により表示する。さらに次の時間には、液晶プロジェクタ1は、1枚目のR側の映像R1を正転により表示し、次に映像R1を反転により表示することになる。
液晶パネル1Aに書き込まれる映像(パネル映像)、および、そのときの正転かまたは反転かを表す駆動極性と、光学シャッタ2の開閉および偏光素子3の偏光方向との関係についてまとめると、図3に示すようになる。
T1時間に、映像L1が正転により液晶パネル1Aに書き込まれた後、T2時間において、映像L1が反転により液晶パネル1Aに書き込まれる。またT2時間においては、光学シャッタ2が開かれるとともに、偏光素子3の偏光方向が左目用に制御される。T2時間に液晶パネル1Aに書き込まれる映像は、T1時間に書き込んだ映像と同一の映像であるので、T2時間に液晶パネル1Aに映像L1を書き込んでいる間、常に光学シャッタ2が開いていても問題はない。
T2時間の次のT3時間では、映像R1が正転により液晶パネル1Aに書き込まれるとともに、光学シャッタ2が閉じられ、液晶プロジェクタ1からの光が遮光される。T3時間の液晶パネル1Aには、新しく書込まれた映像R1と、その前の映像L1とが混在しているからである。そして、T4時間において、光学シャッタ2が開かれ、偏光素子3の偏光方向が右目用に制御されるとともに、映像R1が反転により液晶パネル1Aに書き込まれる。
映像L1(正転)、映像L1(反転)、映像R1(正転)、映像R1(反転)を行う一連の時間、即ち、T1時間乃至T4時間の合計時間は、24Hzの一周期に相当する時間である。
このように、従来の液晶プロジェクタ1は、24Hz周期で供給されるL側およびR側の映像信号を用いて、映像L(正転)、映像L(反転)、映像R(正転)、映像R(反転)の順で、映像をスクリーン4に投影することによって、3D映像を表示する。
特開平8−331602号公報
その結果、図3を見て明らかなように、L側およびR側を対とする1枚の映像がスクリーン4に表示される期間である、24Hzの一周期期間の半分の時間は光学シャッタ2を閉じる必要があるため、スクリーン4上に表示される画像が暗くなってしまうという問題があった。また、液晶プロジェクタ1内の図示せぬ光源は、光学シャッタ2を閉じている間も点灯しているので、光の利用効率が悪いという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、1台の液晶プロジェクタで3D映像を表示する場合において、表示される映像の輝度を向上させることができるようにするものである。
本発明の一側面の液晶プロジェクタは、左目用の映像信号と右目用の映像信号に基づいて3次元の映像を投影する液晶プロジェクタにおいて、前記映像信号に基づいて、左目用の映像または右目用の映像が1フィールド時間で書き込まれる液晶パネルと、垂直方向に対して複数の領域に分割され、分割された各領域において遮光するか否かを独立に制御可能な光学シャッタと、垂直方向に対して複数の領域に分割され、分割された各領域が、左目用の偏光方向かまたは右目用の偏光方向となるように独立に制御可能な偏光素子と、前記液晶パネル内の書き込み位置に同期して前記光学シャッタの各領域と前記偏光素子の各領域を制御する制御回路と、左目用かまたは右目用の映像信号のうちの一方を第1の映像信号、他方を第2の映像信号とし、前記液晶パネルに印加される電圧が正転または反転の状態のうちのいずれか一方を第1の状態、他方を第2の状態として、前記液晶パネルを、前記第1の映像信号に応じた前記第1の状態、前記第2の映像信号に応じた前記第1の状態、前記第1の映像信号に応じた前記第2の状態、前記第2の映像信号に応じた前記第2の状態の順で駆動する駆動回路とを備える。
前記液晶パネルは、画面の左上から右下方向に線順次走査することにより、所定の映像が書込まれるパネルであり、前記制御回路には、前記光学シャッタの各領域と前記偏光素子の各領域を、垂直方向に並ぶ順に制御させることができる。
前記液晶パネルは、画面を均等に4分割した各領域で並行して書き込まれ、4分割された各領域において前記画面の中央部から4隅方向に線順次走査することにより、所定の映像が書込まれるパネルであり、前記制御回路には、前記光学シャッタの各領域と前記偏光素子の各領域を、前記画面の中央部から上方向および下方向に並ぶ順に制御させることができる。
本発明の一側面の液晶プロジェクタの制御方法は、液晶パネルと、垂直方向に複数の領域に分割され、各領域で独立に遮光制御が可能な光学シャッタと、垂直方向に複数の領域に分割され、各領域で独立に偏光制御が可能な偏光素子とを備え、3次元の映像を投影する液晶プロジェクタの制御方法において、前記液晶パネルに対し、左目用の映像または右目用の映像を1フィールド時間で線順次に書き込み、前記液晶パネル内の書き込み位置に同期して、前記光学シャッタの分割された各領域に対し遮光するか否かと、前記偏光素子の分割された各領域に対し左目用の偏光方向とするかまたは右目用の偏光方向とするかを制御し、左目用かまたは右目用の映像信号のうちの一方を第1の映像信号、他方を第2の映像信号とし、前記液晶パネルに印加される電圧が正転または反転の状態のうちのいずれか一方を第1の状態、他方を第2の状態として、前記液晶パネルを、前記第1の映像信号に応じた前記第1の状態、前記第2の映像信号に応じた前記第1の状態、前記第1の映像信号に応じた前記第2の状態、前記第2の映像信号に応じた前記第2の状態の順で駆動するステップを含む。
本発明の一側面においては、液晶パネルに対し、左目用の映像または右目用の映像が1フィールド時間で線順次に書き込まれ、液晶パネル内の書き込み位置に同期して、光学シャッタの分割された各領域に対し遮光するか否かが制御されるとともに、偏光素子の分割された各領域に対し左目用の偏光方向とするかまたは右目用の偏光方向とするかが制御される。また、左目用かまたは右目用の映像信号のうちの一方を第1の映像信号、他方を第2の映像信号とし、液晶パネルに印加される電圧が正転または反転の状態のうちのいずれか一方を第1の状態、他方を第2の状態としたとき、液晶パネルが、第1の映像信号に応じた第1の状態、第2の映像信号に応じた第1の状態、第1の映像信号に応じた第2の状態、第2の映像信号に応じた第2の状態の順で駆動される。
本発明の一側面によれば、1台の液晶プロジェクタで3D映像を表示する場合において、表示される映像の輝度を向上させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の液晶プロジェクタは、左目用の映像信号と右目用の映像信号に基づいて3次元の映像を投影する液晶プロジェクタ(例えば、図5の液晶プロジェクタ11)において、前記映像信号に基づいて、左目用の映像または右目用の映像が1フィールド時間で書き込まれる液晶パネル(例えば、図5の液晶パネル25)と、垂直方向に対して複数の領域に分割され、分割された各領域において遮光するか否かを独立に制御可能な光学シャッタ(例えば、図5の光学シャッタ12)と、垂直方向に対して複数の領域に分割され、分割された各領域が、左目用の偏光方向かまたは右目用の偏光方向となるように独立に制御可能な偏光素子(例えば、図5の偏光素子13)と、前記液晶パネル内の書き込み位置に同期して前記光学シャッタの各領域と前記偏光素子の各領域を制御する制御回路(例えば、図5の制御部27)と、左目用かまたは右目用の映像信号のうちの一方を第1の映像信号、他方を第2の映像信号とし、前記液晶パネルに印加される電圧が正転または反転の状態のうちのいずれか一方を第1の状態、他方を第2の状態として、前記液晶パネルを、前記第1の映像信号に応じた前記第1の状態、前記第2の映像信号に応じた前記第1の状態、前記第1の映像信号に応じた前記第2の状態、前記第2の映像信号に応じた前記第2の状態の順で駆動する駆動回路(例えば、図5のパネル駆動部24)とを備える。
本発明の一側面の液晶プロジェクタの制御方法は、液晶パネルと、垂直方向に複数の領域に分割され、各領域で独立に遮光制御が可能な光学シャッタと、垂直方向に複数の領域に分割され、各領域で独立に偏光制御が可能な偏光素子とを備え、3次元の映像を投影する液晶プロジェクタ(例えば、図5の液晶プロジェクタ11)の制御方法において、前記液晶パネルに対し、左目用の映像または右目用の映像を1フィールド時間で線順次に書き込み(例えば、図11のステップS4)、前記液晶パネル内の書き込み位置に同期して、前記光学シャッタの分割された各領域に対し遮光するか否かと、前記偏光素子の分割された各領域に対し左目用の偏光方向とするかまたは右目用の偏光方向とするかを制御(例えば、図12のステップS23およびS24)、左目用かまたは右目用の映像信号のうちの一方を第1の映像信号、他方を第2の映像信号とし、前記液晶パネルに印加される電圧が正転または反転の状態のうちのいずれか一方を第1の状態、他方を第2の状態として、前記液晶パネルを、前記第1の映像信号に応じた前記第1の状態、前記第2の映像信号に応じた前記第1の状態、前記第1の映像信号に応じた前記第2の状態、前記第2の映像信号に応じた前記第2の状態の順で駆動する(例えば、図11のステップS4乃至S7)ステップを含む。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図4は、本発明を適用した3D映像投影システムの一実施の形態の構成例を示している。
図4の3D映像投影システム10は、液晶プロジェクタ11、光学シャッタ12、偏光素子13、およびスクリーン4により構成され、液晶プロジェクタ11は、3D映像をスクリーン4に投影する。
即ち、3D映像投影システム10においては、図1における場合と同様に、液晶プロジェクタ11から出射された映像の光が、光学シャッタ12を通過して、偏光素子13で所定の偏向方向に偏光され、スクリーン4に投影される。左目用の映像の光が液晶プロジェクタ11から出射された場合には、偏光素子13は光を左目用の偏光方向に偏光させ、右目用の映像の光が液晶プロジェクタ11から出射された場合には、偏光素子13は光を右目用の偏光方向に偏光させる。右目用の偏光方向と左目用の偏光方向は、例えば直交する角度である。
ユーザは偏光メガネ5を装着し、左目には左目用の映像の光が、右目には右目用の映像の光が入射されることで、スクリーン4上に映し出された映像を3D映像として見ることができる。
光学シャッタ12は、図4に示されるように、液晶プロジェクタ11から出射された映像の光が通過する領域を垂直方向にN等分するように、N個の領域RA1乃至RANに分割されており、この光学シャッタ12では、シャッタの開閉(遮光のオンオフ)を領域RA1乃至RANそれぞれで独立に制御することが可能である点が、図1の光学シャッタ2と異なる。
偏光素子13も同様に、液晶プロジェクタ11から出射された映像の光が通過する領域を垂直方向にN等分するように、N個の領域RB1乃至RBNに分割されており、この偏光素子13では、偏光方向を領域RB 1 乃至RB N それぞれで独立に制御することが可能である点が、図1の偏光素子3と異なる。
従って、領域RA1乃至RANと領域RB1乃至RBNのそれぞれは、横方向に長い短冊状の領域となっている。
図4は、3D映像投影システム10の構成を理解が容易となるように概念的に示した図であり、実際の配置は図4とは異なる。例えば、光学シャッタ12の領域RA1や偏光素子13の領域RB1などは、図4では、液晶プロジェクタ11から出射された映像の光が通過する領域外にあるが、実際には、液晶プロジェクタ11から出射された映像の光が通過する領域内に存在する。また、光学シャッタ12および偏光素子13が配置される位置、より具体的には、液晶プロジェクタ11からスクリーン4までの距離に対する、液晶プロジェクタ11から光学シャッタ12または偏光素子13までの距離の比は、図4とは異なる。
液晶プロジェクタ11は、2D映像についても勿論表示することができるが、以下では、主に液晶プロジェクタ11が3D映像を表示する場合について説明し、2D映像を表示する場合については必要に応じて補足的に説明する。
図5は、3D映像投影システム10の構成例を示すブロック図である。
液晶プロジェクタ11は、映像信号入力部21、操作部22、フレームメモリ23、パネル駆動部24、液晶パネル25、通信部26、制御部27、およびドライブ28により構成される。また、ドライブ28には、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア29を必要に応じて装着することが可能である。
映像信号入力部21には、左目用の映像信号と右目用の映像信号が同時に、24Hz周期で入力されてくる。映像信号入力部21は、入力された左目用および右目用の映像信号を制御部27に供給する。なお、以下において、左目用と右目用、または時系列に入力される各映像を区別する場合、図2および図3における場合と同様に、映像L1,L2,L3,・・・および映像R1,R2,R3,・・と表す。また、添え字の数が同一の映像に対応する映像信号は、映像信号入力部21に同時に入力されたものを表す。
操作部22は、図示せぬ操作ボタン、表示部などから構成され、操作者からの所定の操作を受け付ける。操作者の操作に対応する操作信号が、操作部22から制御部27に供給される。例えば、操作者は、操作部22を操作して、2D映像を投影するか、または3D映像を投影するかを表す投影モードの設定をすることが可能であり、設定された投影モードについての操作信号が操作部22から制御部27に供給される。
フレームメモリ23は、映像信号入力部21から供給された映像信号、換言すれば、液晶パネル25に書き込む映像を一時的に記憶する。フレームメモリ23は、図10を参照して後述するように2バンク構成となっており、映像信号の書き込みまたは読み出しが、2つのバンク23Aおよび23B(図10)に対して交互に行われる。
パネル駆動部24は、例えば、駆動回路により構成され、制御部27からの駆動制御信号に基づいて、液晶パネル25を駆動する。パネル駆動部24は、液晶への印加電圧を正転または反転させて映像信号に対応する所定の映像を液晶パネル25に書き込むが、上述したように液晶物質の劣化などを防止するため、DC成分の積分値がゼロとなるように液晶パネル25を駆動する(交流駆動する)。
液晶パネル25は、1画面として所定の画素数(解像度)を有し、その各画素がパネル駆動部24によって線順次に走査されることにより、液晶パネル25の1画面の映像が1フィールド時間で書き換えられる。本実施の形態では、液晶パネル25は、図6に示されるように、2K×1K(水平方向×垂直方向)の解像度を有するHDパネルであるとし、パネル駆動部24によって画面の左上から右下方向へ線順次に走査される。液晶パネル25に書き込まれた映像に対応する光が、図示せぬ光源によって液晶プロジェクタ11から出射され、スクリーン4に投影される。
通信部26は、制御部27から供給される制御信号を光学シャッタ12または偏光素子13に供給する。光学シャッタ12に供給される制御信号は、シャッタの開閉を制御する制御信号であり、偏光素子13に供給される制御信号は、偏光素子13の偏光方向を制御する制御信号である。
制御部27は、例えば、CPU(Central Processing Unit)または制御回路などにより構成され、液晶プロジェクタ11の各部を制御する。例えば、制御部27は、映像信号入力部21から供給された映像信号をフレームメモリ23に書き込むとともに、フレームメモリ23から映像信号を読み出し、その読み出した映像信号に対応する駆動制御信号をパネル駆動部24に供給する。また、制御部27は、液晶パネル25に書き込まれる映像に対応して、通信部26を介して光学シャッタ12および偏光素子13に制御信号を供給することで、光学シャッタ12の開閉を領域RA1乃至RANごとに制御するとともに、偏光素子13の偏光方向を領域RB1乃至RBNごとに制御する。
ドライブ28は、リムーバブルメディア29を駆動し、そこに記録された映像信号を読み出し、制御部27に供給したり、制御部27から供給される映像信号をリムーバブルメディア29に書き込む。
以上のように構成される液晶プロジェクタ11において、3D映像を投影する場合の駆動制御について、図7乃至図9を参照して説明する。
映像信号入力部21には、映像L1およびR1、映像L2およびR2、映像L3およびR3、・・・・の順で映像信号が入力され、フレームメモリ23に順次記憶される。制御部27は、フレームメモリ23から映像信号を読み出し、その読み出した映像信号に対応する駆動制御信号をパネル駆動部24に供給する。パネル駆動部24は、制御部27からの駆動制御信号に基づいて、図7Aに示されるような液晶パネル25の駆動を行う。すなわち、パネル駆動部24は、最初に、液晶パネル25の液晶への印加電圧を正転させて映像L1を液晶パネル25に書き込む。次に、パネル駆動部24は、同じく印加電圧を正転させて映像R1を液晶パネル25に書き込む。その次に、パネル駆動部24は、印加電圧を反転させて映像L1を液晶パネル25に書き込み、次も印加電圧を反転させて映像R1を液晶パネル25に書き込む。
それ以降も同様の処理が繰り返される。すなわち、映像L2およびR2については、映像L2(正転)、映像R2(正転)、映像L2(反転)、映像R2(反転)の順で、映像が液晶パネル25に書き込まれる。
図7Aに示した駆動制御を、2Dの映像A,B,Cを順次表示させる場合に対応させると、図7Bに示すように、映像A(正転)、映像B(正転)、映像A(反転)、映像B(反転)の順で、映像が液晶パネル25に書き込まれることになる。即ち、映像A,Bが、その順で印加電圧を正転させて液晶パネル25に書き込まれた後、映像A,Bが、その順で印加電圧を反転させて液晶パネル25に書き込まれる。その次には、映像C,Dが印加電圧を正転させて液晶パネル25に書き込まれ、映像C,Dが印加電圧を反転させて書き込まれる。
換言すれば、液晶プロジェクタ11で3Dの映像を投影するときの方式を、図2Aに示した従来の方式と比較すると、液晶プロジェクタ11は、映像A(反転)と映像B(正転)を時間軸方向に入れ替えた駆動制御を行うと言うことができる。
図8は、図7Aを参照して説明した液晶パネル25への映像の書込みに対応する、光学シャッタ12および偏光素子13の制御を説明する図である。
光学シャッタ12は、上述したように、それぞれが短冊状のN個の領域RA1乃至RANに分割されており、領域RA1乃至RANそれぞれが、通信部26を介して制御部27によって、別個独立に制御される。偏光素子13は、図示されていないが、光学シャッタ12の領域RA1乃至RANが、それぞれ、偏光素子13の領域RB1乃至RBNに対応する。
図6を参照して説明したように、液晶パネル25は、画面の左上から右下方向へ線順次に走査される。すなわち、線順次走査を光学シャッタ12の領域RA1乃至RAN単位で考えると、液晶パネル25は、画面の一番上の領域RA1から、RA1,RA2,RA3,・・,RANN-1,RAN,RA1,RA2,RA3,・・の順に、映像を更新する。
そこで、液晶プロジェクタ11の制御部27は、領域RA1乃至RANを上から下にスクロールするように光学シャッタ12および偏光素子13を制御する。より具体的には、制御部27は、光学シャッタ12の領域RA1乃至RANのうちの、映像を書き込む(更新する)液晶パネル25の画素に対応する領域RAn(n=1,・・・,Nのいずれか)を注目領域として、注目領域のシャッタを閉じるように制御する。そして、制御部27は、液晶パネル25の線順次走査が進み、注目領域に対する書き込みが終了すると、注目領域の次の領域を、すなわち、次の(下の)領域RAn+1を新たな注目領域に設定する。さらに、制御部27は、それまで注目領域とされていた領域RAnのシャッタを開け、右目用の偏光方向となるように偏光素子13の領域RBnを制御する。
なお、光学シャッタ12の注目領域が領域RANである場合の次の注目領域は、領域RA1であり、偏光素子13も同様に注目領域が領域RBNである場合の次の注目領域は領域RB1となる。また、偏光素子13は、図7Aを参照して説明したように、1画面の走査ごとに、右目用の偏光方向と左目用の偏光方向が切り替えられるので、領域RBnは、それまでが右目用の偏光方向であった場合の後は左目用の偏光方向となるように、それまでが左目用の偏光方向であった場合の後は右目用の偏光方向となるように制御される。
図8では、影が付されている領域RA2が注目領域とされ、シャッタが閉じられている。また、斜線が付されている領域RA1は、1つ前に注目領域とされた領域であり、シャッタが開けられるとともに右目用の偏光方向に制御されている。まだ注目領域とされていない領域RA3乃至RANは、シャッタが開けられるとともに左目用の偏光方向に制御されている。
図9は、図3に示した従来の駆動制御に対応する図であって、液晶プロジェクタ11におけるパネル映像および駆動極性と、光学シャッタ12の開閉および偏光素子13の偏光方向との関係を示す図である。
T1時間においては、映像L1が正転の印加電圧により液晶パネル25に書き込まれるが、液晶パネル25の画面上部に対応する光学シャッタ12の領域RA1および偏光素子13の領域RB1では、その領域RA1およびRB1に対応する液晶パネル25の領域への書き込みが終了したT1時間の初期段階から、シャッタが開けられ、左目用に偏光方向が制御される。
次に、光学シャッタ12の領域RA1のシャッタが閉じられるのは、領域RA1が次に注目領域とされる約1フィールド時間後のT2時間の最初である。そして、T2時間において、光学シャッタ12の領域RA1のシャッタが再度開けられたとき、偏光素子13の領域RB1では、右目用に偏光方向が制御される。領域RA1のシャッタ開および右目用の偏光制御は、約1フィールド時間保持される。
一方、液晶パネル25の画面下部に対応する光学シャッタ12の領域RANおよび偏光素子13の領域RBNでは、その領域RANおよびRBNに対応する液晶パネル25の領域への書き込みが終了したT1時間の終了間際に、シャッタが開けられ、左目用に偏光方向が制御される。
次に、光学シャッタ12の領域RANのシャッタが閉じられるのは、領域RANが次に注目領域とされる1フィールド時間後のT2時間の終了間際である。そして、T2時間において、光学シャッタ12の領域RANのシャッタが再度開けられたとき、偏光素子13の領域RBNでは、右目用に偏光方向が制御される。領域RANのシャッタ開および右目用の偏光制御は、約1フィールド時間保持される。
T3時間、T4時間内のシャッタおよび偏光方向の制御も同様である。
24Hzの一周期期間で、光学シャッタ2が開けられている時間を、図1の3D映像投影システムと比較すると、すなわち、図3と図9を比較すると、3D映像投影システム10では、シャッタを閉じる必要がある時間は、光学シャッタ12の各領域が注目領域とされている間のわずかな時間とすることができることがわかる。したがって、3D映像投影システム10によれば、従来と比較して映像の輝度を大幅に向上させることができる。
また、図1の3D映像投影システムによる3D映像の表示方式では、図3を見て分かるように、L側およびR側を対とする1枚の映像を24Hz周期でしか表示することができないため、フリッカがひどく視認に耐えられるものではなかったという問題もあった。
3D映像投影システム10では、図9を見て明らかなように、24Hzの一周期期間内に、映像L1(正転)、映像R1(正転)、映像L1(反転)、映像R1(反転)の順に、右目用の映像と左目用の映像がそれぞれ2回表示されるので、24Hz周期の2倍の48Hz周期で3D映像を表示させることができ、フリッカを大幅に低減させることが可能となる。この場合、液晶デバイスに必要なDC成分の積分値がゼロとなる条件も満足している。
次に、図10を参照して、映像L(正転)、映像R(正転)、映像L(反転)、および映像R(反転)のフレームメモリ23からの読み出しについて説明する。図10は、フレームメモリ23の詳細な構成例を示している。
フレームメモリ23は、2つのバンク23Aおよび23Bにより構成され、バンク23Aまたは23Bのそれぞれは、左目用と右目用の映像信号を記憶する2つのフレームメモリを有する。即ち、バンク23Aはフレームメモリ23ALおよび23ARを有し、バンク23Bはフレームメモリ23BLおよび23BRを有している。
バンク23Aおよび23Bでは、映像信号の読み出しおよび書き込みが24Hz周期で交互に行われる。
例えば、24Hz周期のある一周期期間では、制御部27から供給された映像L2の映像信号と映像R2の映像信号がバンク23Aのフレームメモリ23ALおよび23ARに書き込まれると同時に、バンク23Bのフレームメモリ23BLおよび23BRに記憶されている映像L1の映像信号と映像R1の映像信号が読み出される。
ここで、バンク23Bの映像信号の読み出しでは、映像L1と映像R1を、24Hzの一周期期間に、映像L1、映像R1、映像L1、映像R1の順でそれぞれ2回読み出す必要があるので、読み出しの速度は、書き込みの速度の4倍となる。
その次の一周期期間では、制御部27から供給された映像L3の映像信号と映像R3の映像信号がバンク23Bのフレームメモリ23BLおよび23BRに書き込まれると同時に、バンク23Aのフレームメモリ23ALおよび23ARに記憶されている映像L2の映像信号と映像R2の映像信号が、書き込みの4倍の速度でフレームメモリ23AL、23AR、23AL、23ARの順に読み出される。
なお、液晶プロジェクタ11が2D映像を投影する場合には、バンク23Aおよび23Bのそれぞれ1つのフレームメモリ(例えば、フレームメモリ23ALおよび23BL)のみを用いて、映像信号の読み出しおよび書き込みを交互に行うことで、2D映像の表示が可能である。
次に、図11のフローチャートを参照して、3D映像投影システム10による投影処理について説明する。この処理は、例えば、操作部22の投影スタートボタンが操作されたときなどに開始される。
初めに、ステップS1において、制御部27は、設定されている投影モードが3D映像を投影する投影モードであるかを判定する。ステップS1で、設定されている投影モードが3D映像を投影する投影モードではないと判定された場合、即ち、設定されている投影モードが2D映像を投影する投影モードである場合、処理はステップS2に進み、制御部27は、2D映像をスクリーン4に表示する制御を行う。この場合、パネル駆動部24は、図2Aを参照して説明した2D映像を表示する駆動制御を行うとともに、制御部27は、図3を参照して説明したように光学シャッタ12と偏光素子13を制御する。そして、映像信号入力部21に投影する映像の映像信号が入力されなくなったとき、投影処理は終了する。
一方、ステップS1で、設定されている投影モードが3D映像を投影する投影モードであると判定された場合、処理はステップS3に進み、制御部27は、映像信号入力部21から供給される右目用の映像信号と左目用の映像信号の、フレームメモリ23のバンク23Aへの書き込みを開始する。このステップS3で開始されたバンク23Aへの書き込みは、後述するステップS4乃至S7の処理が終了するまでの間、並行して実行される。
ステップS4において、制御部27は、バンク23Bのフレームメモリ23BLから映像Lを読み出し、その読み出した映像Lに対応する駆動制御信号をパネル駆動部24に供給する。これにより、パネル駆動部24は、液晶への印加電圧を正転させて映像Lを液晶パネル25に書き込む。
映像Lの書き込み終了後、ステップS5において、制御部27は、バンク23Bのフレームメモリ23BRから映像Rを読み出し、その読み出した映像Rに対応する駆動制御信号をパネル駆動部24に供給する。これにより、パネル駆動部24は、液晶への印加電圧を正転させて映像Rを液晶パネル25に書き込む。
映像Rの書き込み終了後、ステップS6において、制御部27は、バンク23Bのフレームメモリ23BLから映像Lを読み出し、その読み出した映像Lに対応する駆動制御信号をパネル駆動部24に供給する。これにより、パネル駆動部24は、液晶への印加電圧を反転させて映像Lを液晶パネル25に書き込む。
映像Lの書き込み終了後、ステップS7において、制御部27は、バンク23Bのフレームメモリ23BRから映像Rを読み出し、その読み出した映像Rに対応する駆動制御信号をパネル駆動部24に供給する。これにより、パネル駆動部24は、液晶への印加電圧を反転させて映像Rを液晶パネル25に書き込む。
上述したステップS4乃至S7の処理は、図9で説明した、24Hzの一周期期間内にそれぞれ2回行われる液晶パネル25への左目用の映像Lと右目用の映像Rの線順次の書き込み処理である。このステップS4乃至S7の処理と並行して、光学シャッタ12および偏光素子13の制御処理も行われるが、その処理については図12を参照して後述する。
ステップS8において、制御部27は、投影を終了するか否かを判定する。ステップS8では、例えば、新たな映像信号が映像信号入力部21から供給されない場合、または、操作部22から投影を終了する終了ボタンが操作された場合などに、投影を終了すると判定され、その結果、処理は終了する。
一方、ステップS8で、投影が終了ではないと判定された場合、処理はステップS3に戻り、上述したステップS3乃至S8の処理が繰り返し実行される。但し、次に実行されるステップS3乃至S8の処理では、フレームメモリ23のうちの、映像信号が読み出されるバンクと、映像信号が書き込まれるバンクが交代する。即ち、次のステップS3乃至S8の処理では、映像信号の書き込みはバンク23Bに対して行われ、映像信号の読み出しはバンク23Aに対して行われる。さらに次のステップS3乃至S8の処理では、バンク23Aに対して映像信号の書き込みが行われ、バンク23Bに対して映像信号の読み出しが行われる。以下同様に繰り返され、ステップS8で、投影の終了と判定された場合に、処理は終了する。
図12は、液晶プロジェクタ11による光学シャッタおよび偏光素子制御処理のフローチャートである。この処理は、上述したように、図11のステップS4乃至S7の処理と並行して実行される。
初めに、ステップS21において、制御部27は、液晶パネル25のいま書き込んでいる位置(画素)に対応する光学シャッタ12の領域RAn(n=1,・・・,Nのいずれか)を注目領域として決定する。また、ステップS21では、偏光素子13の領域RBnも同様に注目領域とされる。
ステップS22において、制御部27は、通信部26を介して制御信号を光学シャッタ12に供給し、光学シャッタ12の注目領域RAnのシャッタを閉じるように制御する。
ステップS23において、制御部27は、通信部26を介して制御信号を偏光素子13に供給し、1つ前に注目領域とされていた偏光素子13の領域RBn-1の偏光方向を左目用に制御する。すなわち、制御部27は、映像の書き込みが終了した領域RBn-1の偏光方向を左目用に制御する。
なお、ステップS23では、制御部27は、領域RBn-1に対する1回前の偏光制御で、左目用の偏光方向となるように制御した場合には右目用の偏光方向となるように制御する。逆に、制御部27は、領域RBn-1に対する1回前の偏光制御で、右目用の偏光方向となるように制御した場合には左目用の偏光方向となるように制御する。これにより、図9に示したように、映像L、映像R、映像L、映像Rの順に対応する偏光方向とすることができる。
ステップS24において、制御部27は、通信部26を介して制御信号を光学シャッタ12に供給し、光学シャッタ12で1つ前に注目領域とされていた領域であって、偏光方向の切り替えが終了した領域RBn-1に対応する領域RAn-1のシャッタを開けるように制御する。
ステップS25において、制御部27は、注目領域に変更が必要か否かを判定し、注目領域の変更が必要であると判定されるまで待機する。ステップS25では、液晶パネル25の映像書き込み位置が、いま注目領域とされている領域RAnではなくなった場合、注目領域に変更が必要であると判定される。
ステップS25で、注目領域の変更が必要であると判定された場合、処理はステップS26に進み、制御部27は、光学シャッタ12のすべての領域RA1乃至RANが4回注目領域とされたかを判定する。すなわち、図11のステップS4乃至S7の処理では、映像L、映像R、映像L、映像Rの4回映像が書き込まれるので、ステップS4乃至S7の処理に対応する時間では、光学シャッタ12の領域RA1乃至RANそれぞれが4回注目領域とされることになる。
換言すれば、図12のステップS21乃至S26の処理がN回繰り返され、光学シャッタ12のすべての領域RA1乃至RANが1回ずつ注目領域とされる時間が、図11のステップS4,S5,S6,S7の各1ステップの処理時間に相当する。従って、ステップS26で、光学シャッタ12のすべての領域RA1乃至RANが4回注目領域とされたと判定された場合は、図11のステップS4乃至S7の処理が終了したときに等しいので、図12の処理も終了する。
一方、ステップS26で、光学シャッタ12のすべての領域RA1乃至RANが4回注目領域とされていないと判定された場合、処理はステップS21に戻り、上述したステップS21乃至26の処理が繰り返される。液晶パネル25の映像書き込み位置に対応する領域RAn+1およびRBn+1が注目領域として決定され、シャッタ開閉および偏光方向が制御される。
以上のように、3D映像投影システム10では、光学シャッタ12の領域RA1乃至RANのシャッタ開閉と、偏光素子13の領域RB1乃至RBNの偏光方向を、液晶パネル25の書き込みに同期して制御することにより、スクリーン4上に表示される映像の輝度を大幅に向上させることができる。
また、図5の液晶プロジェクタ11によれば、映像L(正転)、映像R(正転)、映像L(反転)、映像R(反転)の順で液晶パネル25を駆動することにより、液晶デバイスに必要なDC成分の積分値がゼロとなる条件を満足しつつ、フリッカを大幅に低減させた3D映像の表示を行うことができる。
なお、上述した例では、映像L(正転)、映像R(正転)、映像L(反転)、映像R(反転)の順番の繰り返しで液晶パネル25を駆動する例を示したが、正転、反転の順番は逆でもよい。即ち、映像L(反転)、映像R(反転)、映像L(正転)、映像R(正転)の順番の繰り返しで液晶パネル25を駆動してもよい。
また、映像Lと映像Rの順番が逆でもよい。即ち、映像R(正転)、映像L(正転)、映像R(反転)、映像L(反転)の順番の繰り返しで液晶パネル25を駆動してもよい。さらに、映像R(反転)、映像L(反転)、映像R(正転)、映像L(正転)の順番の繰り返しでもよい。
即ち、左目用かまたは右目用の映像信号のうちの一方を第1の映像信号、他方を第2の映像信号とし、液晶パネル25に印加される電圧が正転または反転の状態のうちのいずれか一方を第1の状態、他方を第2の状態として、液晶パネル25を、第1の映像信号に応じた第1の状態、第2の映像信号に応じた第1の状態、第1の映像信号に応じた第2の状態、第2の映像信号に応じた第2の状態の順で駆動すればよい。
上述した実施の形態では、液晶パネル25が2K×1K(水平方向×垂直方向)の解像度を有するHDパネルである場合について説明したが、次に、液晶パネル25が、図13に示されるように、4K×2K(水平方向×垂直方向)の解像度を有するパネル(以下、4Kパネルと称する)である場合について説明する。
液晶プロジェクタ11の液晶パネル25が4Kパネルである場合には、制御部27は、パネル全体を2K×1Kからなる4領域に分割し、その分割された領域において、液晶パネル25の画面中心から外(4隅の角)方向に線順次走査をするように、駆動制御信号をパネル駆動部24に供給する。
この線順次走査を光学シャッタ12の領域RA1乃至RANに対応させて考えると、液晶パネル25は、図14に示すように、画面の垂直方向真ん中の領域RAxおよびRAx+1から、RAx-1およびRAx+2,RAx-2およびRAx+3,・・,RA2およびRAN-1,RA1およびRANの順に、映像を更新する。ここで、領域RAxと領域RAx+1の間が液晶パネル25を垂直方向に2分する中心線である。
そこで、制御部27は、領域RA1乃至RANを垂直方向中央部から上下端部にスクロールするように光学シャッタ12および偏光素子13を制御する。即ち、制御部27は、液晶パネル25の書き込み位置に同期させて、RAxおよびRAx+1,RAx-1およびRAx+2,RAx-2およびRAx+3,・・,RA2およびRAN-1,RA1およびRANの順に、注目領域を設定する。従って、光学シャッタ12の2つの領域が常に注目領域とされる。ただし、Nが奇数である場合には、最初の注目領域だけ1つとなる。
図14では、影が付されている領域RA2およびRAN-1が注目領域とされている状態を示している。また、斜線が付されている領域RA1およびRANは、次に注目領域とされる領域であり、シャッタが開けられているとともに以前の右目用の偏光方向の制御が保持されている状態である。
図3に示した従来の駆動制御に対応する図であって、液晶パネル25が4Kパネルである場合における、液晶パネル25のパネル映像および駆動極性と、光学シャッタ12の開閉および偏光素子13の偏光方向との関係を図15に示す。
T1時間においては、映像L1が正転の印加電圧により液晶パネル25に書き込まれるが、液晶パネル25の画面中央部に対応する光学シャッタ12の領域RAxとRAx+1および偏光素子13の領域RBxとRBx+1では、その領域RAx,RAx+1,RBx、およびRBx+1に対応する液晶パネル25の領域への書き込みが終了したT1時間の初期段階から、シャッタが開けられ、左目用に偏光方向が制御される。
次に、光学シャッタ12の領域RAxとRAx+1のシャッタが閉じられるのは、領域RAxとRAx+1が次に注目領域とされる約1フィールド時間後のT2時間の最初である。そして、T2時間において、光学シャッタ12の領域RAxとRAx+1のシャッタが再度開けられたとき、偏光素子13の領域RBxとRBx+1では、右目用に偏光方向が制御される。領域RAx,RAx+1,RBx、およびRBx+1のシャッタ開および右目用の偏光制御は、約1フィールド時間保持される。
一方、液晶パネル25の画面上下端部に対応する光学シャッタ12の領域RA1とRANおよび偏光素子13の領域RB1とRBNでは、その領域RA1,RAN,RB1、およびRBNに対応する液晶パネル25の領域への書き込みが終了したT1時間の終了間際に、シャッタが開けられ、左目用に偏光方向が制御される。
次に、光学シャッタ12の領域RA1とRANのシャッタが閉じられるのは、領域RA1とRANが次に注目領域とされる1フィールド時間後のT2時間の終了間際である。そして、T2時間において、光学シャッタ12の領域RA1とRANのシャッタが再度開けられたとき、偏光素子13の領域RB1とRBNでは、右目用に偏光方向が制御される。領域RA1,RAN,RB1、およびRBNのシャッタ開および右目用の偏光制御は、約1フィールド時間保持される。
T3時間、T4時間内のシャッタおよび偏光方向の制御も同様である。
従って、液晶パネル25が4Kパネルである場合においても、液晶パネル25の書き込み位置に同期させるように、光学シャッタ12の領域RA1乃至RANのシャッタ開閉と、偏光素子13の領域RB1乃至RBNの偏光方向を制御することにより、シャッタを閉じる時間を、光学シャッタ12および偏光素子13の各領域が注目領域とされている間のわずかな時間とすることができるので、従来と比較して映像の輝度を大幅に向上させることができる。
また、液晶パネル25が4Kパネルである場合においても、映像L(正転)、映像R(正転)、映像L(反転)、映像R(反転)の順で液晶パネル25を駆動することは変わらないので、液晶デバイスに必要なDC成分の積分値がゼロとなる条件を満足しつつ、フリッカを大幅に低減させた3D映像の表示を行うことができる。
以上、上述した例では、3D映像を表示(投影)するか、または、2D映像を表示(投影)するかを操作部22からの操作信号に基づいて切り替えるようにしたが、例えば、映像信号に、その映像が2D映像であるかまたは3D映像であるかを表す情報が含まれている場合には、その情報に基づいて制御を切り替えるようにすることもできる。
また、上述した例では、映像信号入力部21に入力された映像信号に基づいて3D映像を投影する例について説明したが、液晶プロジェクタ11は、リムーバブルメディア29などから読み出した3D映像を投影することも勿論可能である。さらに、光学シャッタ12または偏光素子13は、液晶プロジェクタ11に内蔵されていてもよい。
本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
従来の3D映像投影システムの一例を示す図である。 従来の液晶パネル駆動について説明する図である。 従来の液晶パネル駆動について説明する図である。 本発明を適用した3D映像投影システムの一実施の形態の構成例を示す図である。 図4の3D映像投影システムの構成例を示すブロック図である。 HDパネルについて説明する図である。 HDパネルのときの液晶パネル駆動について説明する図である。 光学シャッタと偏光素子の制御について説明する図である。 パネル映像および駆動極性と、光学シャッタの開閉および偏光素子の偏光方向との関係を示す図である。 フレームメモリの詳細な構成例を示す図である。 投影処理のフローチャートである。 光学シャッタおよび偏光素子制御処理のフローチャートである。 4Kパネルについて説明する図である。 4Kパネルのときの光学シャッタと偏光素子の制御について説明する図である。 4Kパネルのときのパネル映像および駆動極性と、光学シャッタの開閉および偏光素子の偏光方向との関係を示す図である。
符号の説明
10 3D映像投影システム, 11 液晶プロジェクタ 12 光学シャッタ, 13 偏光素子, 23 フレームメモリ, 24 パネル駆動部, 25 液晶パネル, 27 制御部

Claims (4)

  1. 左目用の映像信号と右目用の映像信号に基づいて3次元の映像を投影する液晶プロジェクタにおいて、
    前記映像信号に基づいて、左目用の映像または右目用の映像が1フィールド時間で書き込まれる液晶パネルと、
    垂直方向に対して複数の領域に分割され、分割された各領域において遮光するか否かを独立に制御可能な光学シャッタと、
    垂直方向に対して複数の領域に分割され、分割された各領域が、左目用の偏光方向かまたは右目用の偏光方向となるように独立に制御可能な偏光素子と、
    前記液晶パネル内の書き込み位置に同期して前記光学シャッタの各領域と前記偏光素子の各領域を制御する制御回路と
    左目用かまたは右目用の映像信号のうちの一方を第1の映像信号、他方を第2の映像信号とし、前記液晶パネルに印加される電圧が正転または反転の状態のうちのいずれか一方を第1の状態、他方を第2の状態として、前記液晶パネルを、前記第1の映像信号に応じた前記第1の状態、前記第2の映像信号に応じた前記第1の状態、前記第1の映像信号に応じた前記第2の状態、前記第2の映像信号に応じた前記第2の状態の順で駆動する駆動回路と
    を備える液晶プロジェクタ。
  2. 前記液晶パネルは、画面の左上から右下方向に線順次走査することにより、所定の映像が書込まれるパネルであり、
    前記制御回路は、前記光学シャッタの各領域と前記偏光素子の各領域を、垂直方向に並ぶ順に制御する
    請求項1に記載の液晶プロジェクタ。
  3. 前記液晶パネルは、画面を均等に4分割した各領域で並行して書き込まれ、4分割された各領域において前記画面の中央部から4隅方向に線順次走査することにより、所定の映像が書込まれるパネルであり、
    前記制御回路は、前記光学シャッタの各領域と前記偏光素子の各領域を、前記画面の中央部から上方向および下方向に並ぶ順に制御する
    請求項1に記載の液晶プロジェクタ。
  4. 液晶パネルと、垂直方向に複数の領域に分割され、各領域で独立に遮光制御が可能な光学シャッタと、垂直方向に複数の領域に分割され、各領域で独立に偏光制御が可能な偏光素子とを備え、3次元の映像を投影する液晶プロジェクタの制御方法において、
    前記液晶パネルに対し、左目用の映像または右目用の映像を1フィールド時間で線順次に書き込み、
    前記液晶パネル内の書き込み位置に同期して、前記光学シャッタの分割された各領域に対し遮光するか否かと、前記偏光素子の分割された各領域に対し左目用の偏光方向とするかまたは右目用の偏光方向とするかを制御し、
    左目用かまたは右目用の映像信号のうちの一方を第1の映像信号、他方を第2の映像信号とし、前記液晶パネルに印加される電圧が正転または反転の状態のうちのいずれか一方を第1の状態、他方を第2の状態として、前記液晶パネルを、前記第1の映像信号に応じた前記第1の状態、前記第2の映像信号に応じた前記第1の状態、前記第1の映像信号に応じた前記第2の状態、前記第2の映像信号に応じた前記第2の状態の順で駆動する
    ステップを含む液晶プロジェクタの制御方法。
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