JP4755331B2 - 建物ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸組フレームを有する箱形の建物ユニットに関する。
【0002】
【背景技術】
例えば、工業化住宅であるユニット式建物は、予め工場で生産される複数の箱形の建物ユニットを、現場で組み合わせることにより建てられる(特開平11−172772号公報)。このユニット式建物では、工場で建物ユニットの内装、外装まで行い、建築現場ではそれらの建物ユニットを組み合わせるだけの作業が主となるので、現場での作業が大幅に軽減され、その結果、短時間で建築工事を完了できるという利点がある。
【0003】
このようなユニット式建物を構成する通常の建物ユニット1は、図5に示すように、四隅に立設される4本の柱2と、これらの柱2の上端間同士および下端間同士を結合する各4本の天井梁3、床梁4とで構成された骨組み(軸組フレーム)5を備えている。天井梁3の長辺梁間には、複数本の天井小梁6が架けわたされ、これらの天井小梁6の下面には図示しない天井面材が張り付けられている。また、床梁4の長辺梁間には、複数本の根太7が架けわたされ、これらの根太7の上面には図示しない床面材が張り付けられている。
【0004】
以上のようなユニット式建物では、複数の箱形建物ユニットの組み合わせにより生じる外観の変化の乏しさを、大きさの異なる建物ユニットを組み合わせたり、屋根の形状を変えたりして外観のデザインをよくしようと工夫することが行われている。一方、建物の内部を多目的に利用できるように、例えば、使用目的を決めず、何にでも利用できるようなフリールームを設ける等の工夫が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば、雨の中を帰宅した場合、ゴルフ道具等が濡れていたり、服や靴、傘等が水浸しとなっていたりすることがある。玄関ポーチ等で、それらを脱いだり、雨を拭いたりしても、玄関ポーチ等にゴルフ道具等を置きっぱなしにする訳にはいかず、玄関に取り込まなくてはならない。しかし、玄関は家の顔ともいうべきものであり、玄関に、濡れた物や汚れた物をいつまでも置くことはできない。
【0006】
また、フリールームがあるときでも、濡れた物等を手に持ってその部屋に行かなければならず、途中の廊下等の通路が、滴で濡れてしまう。
これに対して、土間は、例えば土足のまま歩けたり、濡れたまま入っても何ら問題はなく、また、濡れた物、汚れた物等を外部から持ち込んでも何ら問題はない。そのため、このような土間が、ユニット式建物の内部に設けられていれば、多目的に利用できて、便利であり、内部に土間が設けられる建物ユニットが要望されている。
【0007】
本発明の目的は、ユニット式建物の内部に土間を設けることができ、利用価値の高い建物ユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、図面を参照して説明すると、図3に示すように、軸組フレーム55を有する箱形の建物ユニットにおいて、前記軸組みフレーム55は、4隅に立設される4本の柱2と、これらの柱2の上端間同士を結合する4本の天井梁3と、4本の床梁4,42,45と、前記床梁間に架け渡され前記建物ユニットの長さ方向に延びる中間梁8とを備え、前記中間梁8で仕切られた内部床面の一方41には、階段31が設けられ、前記床面の他方40には、土間18Bが形成され、前記階段下空間には、前記土間18Bと同一の高さレベルで連続した収納部35が設けられていることを特徴とする建物ユニット14Aである。
【0009】
このような本発明では、建物ユニットの内部に土間が形成可能となっているので、このような建物ユニットを、通常の軸組フレームを有する他の建物ユニットと組み合わせることで、ユニット式建物の内部に土間を設けることができる。従って、この土間を、例えば玄関に続くものとしたり、勝手口に続くものとすることにより、雨等に濡れたままでも、あるいは子供が泥遊びで汚れてきても、玄関や勝手口からそのまま土間に行くことができ、土間で濡れた服を脱いだり、汚れたものを置いたりすることができ、利用価値の高い建物ユニットとすることができる。
【0010】
以上の本発明において、土間の広さ等は限定されない。さらに、土間は、玄関や勝手口に連続していることが利用しやすい等の理由で好ましいが、必ずしもそうでなくてもよく、土間専用の出入り口を設けてもよい。
【0011】
さらに、このような本発明では、土間と収納部とが連続しているので、例えば濡れた物、汚れた物等を、とりあえず土間から収納室内に収納しておくことができる。また、土間部と収納室とを、高さレベルを同じとして連続させることで、例えば重い物を収納室に収納する際、持ち上げなくても押し込んで収納することができる。以上の本発明において、土間と収納部とは、同一高さレベルで連続することが好ましい。
【0012】
さらに、このような本発明では収納部35が階段下空間に形成されているので、階段下空間の有効活用ができる。また、図3に示すように、中間梁8に沿って土間18Bと階段31が設けられている。すなわち、土間18Bに沿って階段31が設けられているので、土間から階段を利用することができる。
【0013】
請求項に記載の発明は、図3に示すように、請求項1または請求項に記載の建物ユニットにおいて、土間18Bには、外部への出入り口29が設けられていることを特徴とするものである。このような本発明では、土間から、勝手口等の外部への出入り口を通って外部に出入りすることができるので、玄関から土間に出入りしにくいようなときに利用することができ、利用価値が高くなる。
【0014】
請求項に記載の発明は、図3に示すように、請求項1ないし請求項のいずれかに記載の建物ユニットにおいて、土間18Bは、床面の長手方向に沿って設けられることを特徴とするものである。このような本発明では、長さの長い土間とすることができ、利用価値が高くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、ユニット式建物10の1階部分Aの平面が示されており、このユニット式建物10には、本発明の建物ユニットである土間用建物ユニット(以下、単に土間ユニットという)14Aが用いられている。
【0016】
ユニット式建物10は、予め工場で生産され、かつ、大きさの異なる複数の建物ユニット11〜14を現場で組み合わせて建てられており、これらの建物ユニット11〜14は、前記建物ユニット1と同様の構造となっている。そして、これらの建物ユニット11〜14のうち外側の建物ユニット11,12等の外壁19、窓等により囲まれた空間が居室空間100とされている。
【0017】
複数の建物ユニット11〜14のうち、図1,2において左上側に配置された建物ユニット12Aは、玄関用建物ユニットとされ、その内部には、玄関ポーチ、玄関、および第1土間部18Aが形成されている。玄関には第1土間部18Aが連続しており、また、玄関の上がり框部23の先には玄関ホールが形成されている。このような玄関用建物ユニット12Aの構造は図示しないが、土間コンクリート打設のため、前記建物ユニット1の短辺側の床梁が取り外され、これに替わって補強梁を設け、あるいは必要に応じて中間梁を設けた骨組みを有するものとなっている。
【0018】
前記土間ユニット14Aは、玄関用建物ユニット12Aの横方向に互いの短辺方向同士を対向させ、かつ、隣接して設けられ、その内部には、土間を構成する第2土間部18B、階段ユニット31、階段室32および収納部としての収納室35Aが設けられている。
【0019】
土間ユニット14Aには、長手方向に沿って、ユニット14Aの短辺寸法のほぼ半分の幅寸法に形成された前記第2土間部18Bが設けられ、この第2土間部18Bは、土間ユニット14Aのほぼ全長にわたり、かつ、その一端は玄関用建物ユニット12Aの第1土間部18Aに連続している。そして、これら第1土間部18Aと第2土間部18Bとでユニット式建物10の土間18が構成され、この土間18は、玄関とともに、ユニット式建物10の外壁19に沿って連続して設けられていることになる。また、土間18の幅は、例えば1200cm程度に形成されており、この土間18およびその両側の壁面等でユニット式建物10の土間空間101が形成されている。
【0020】
このような土間18の他端には、外部への出入り口である勝手口29が設けられており、勝手口29には、開閉自在にドア30が取り付けられている。従って、勝手口29から、外部に出入りできるようになっている。
また、土間ユニット14Aにおいて土間18に沿った位置には、建物の2階と通じる階段ユニット31を備えた階段室32が設けられており、この階段ユニット31の下方空間には前記収納室35が形成されている。収納室35の床面は、第2土間部18Bと同一レベルで連続しており、階段ユニット31の一側面側の側壁が所定の大きさに切り欠かれ、その切り欠かれた部位が収納室35への出入り口35Aとなっている。
【0021】
また、建物ユニット11〜14等で形成される室内空間は、図示しないが適宜間仕切り壁で仕切られ、キッチン、ダイニング、リビング等が形成されている。そして、第2土間部18Bの他端からは、階段室32を通って、それらのキッチンやダイニング等に容易に出入りできるようになっている。
【0022】
次に、このような土間ユニット14Aの軸組構造を、図3に基づいて説明する。なお、この図において、前記建物ユニット1に使われた部材と同一の部材および同一構造には同一符号を付し、その詳細な説明は、省略または簡略化する。
土間ユニット14Aは、四隅に立設される4本の柱2と、これらの柱2の上端間同士を結合する4本の天井梁3、および下端間同士を結合する2本の床梁4および各1本ずつの床梁42,45とで構成された骨組み(軸組フレーム)55を備えている。
【0023】
このような土間ユニット14Aの短辺の床梁4と床梁45との間には、中間梁8が架けわたされている。中間梁8は、床梁4と同じ部材で形成されており、土間ユニット14Aの幅方向(短辺方向)のほぼ中央部間にわたって架けわたされている。そして、中間梁8で仕切られた床面の他方40に、コンクリートを打設することにより前記第2土間部18Bが形成されるようになっている。これに対して、中間梁8で仕切られた床面の一方41には、当該中間梁8、床梁4等に支持されて、前記階段室32および階段ユニット31が設けられるようになっている。
【0024】
中間梁8の長手方向途中、かつ、前記玄関用建物ユニット12A側には欠損部8Cが形成されており、その結果、中間梁8は、欠損部8Cを挟んで第1梁部材8Aと第2梁部材8Bとに分割されていることになる。また、欠損部8Aの位置が前記収納室35の出入り口35Aの位置となっている。
【0025】
欠損部8Aの下方には、中間梁8と同じ部材で形成された連結部材9が架けわたされ、この連結部材9により、分割された第1梁部材8Aと第2梁部材8Bとの端部同士が連結され、結果的に中間梁8は連結部材9を介して連続する1本の梁となっている。
連結部材9は、図4に示すように、コ字状に形成されており、また、中間梁8の高さ寸法より所定寸法Hだけ低く配置されている。なお、この連結部材9は、第1梁部材8A等と同じ部材で形成されているが、別部材で形成してもよい。
【0026】
土間ユニット14Aの床梁のうち、玄関用建物ユニット12A側の短辺床梁45は、床面の一方側41において柱2と中間梁8との間に架けわたされている。これに対して、床面の他方側40において柱2と中間梁8との間には、輸送用治具としての仮梁45Aが架けわたされている。この仮梁45Aは、土間ユニット14Aを建築現場に輸送した後、基礎上に載置する前に取り外されるようになっている。
【0027】
また、土間ユニット14Aの前記外壁19側の床梁42には、前記勝手口29位置に該当する部位に所定長さ寸法の欠損部42Cが形成されており、床梁42は、欠損部42Cを挟んで、第1梁部材42Aと第2梁部材42Bとに分割されていることになる。欠損部42Cの下方には、床梁42と同じ部材で形成された連結部材43が架けわたされ、この連結部材43により、分割された第1梁部材42Aと第2梁部材42Bとの端部同士が連結されている。
【0028】
以上のような中間梁8の欠損部8Cと長辺方向の床梁42の欠損部42Cと、土間18Bとの高さの位置関係は、図4に示すような関係となっている。
すなわち、床梁4、中間梁8の上面から寸法Hだけ低くなった位置が第2土間部18Bの上面Bとなっており、連結部材9、43の上面は、その第2土間部18Bの上面より所定寸法低くなっている。つまり、連結部材9、43は、コンクリートに埋め込まれ、第2土間部18Bから隠れている。従って、連結部材9、43が通行を妨げることはない。
また、土間ユニット14Aの各欠損部8C,42Cと基礎との関係は、欠損部8C,42Cが基礎に干渉する部位では、連結部材9、43が収容される程度に切り欠かれている。
【0029】
次に、このような土間ユニット14Aを用いてユニット式建物10を建てる手順を説明する。
予め工場で生産した各建物ユニット11〜14等をトラックで建設現場に搬送し、基礎上に1階建物ユニット11〜14を順次載置、固定するとともに、隣り合う建物ユニット同士を連結する。玄関用建物ユニット12Aおよび土間ユニット14Aは、所定の基礎の上に載せ、互いを連結するとともに隣り合う建物ユニット12,14等と連結した後、盛土および切込砕石等の土間形成部に、溶接金網等を配置し、所定の高さ位置まで土間コンクリートを打設し、玄関から勝手口29まで連続する土間18を形成する。
【0030】
ユニット式建物10に土間18を形成する一方で、1階建物ユニット11〜14等の上に、図示しない複数の2階建物ユニットを載置するとともに、接合ピン等で互いを連結し、また、2階建物ユニット同士を連結し、例えば2階建てのユニット式建物10を建てる。
【0031】
このような実施形態によれば、次のような効果がある。
(1) 土間ユニット14Aの内部に第2土間部18Bが形成されているので、このような土間ユニット14Aを、通常の軸組フレームを有する他の建物ユニットと組み合わせることで、ユニット式建物10の内部に土間を設けることができる。この第2土間部18Bは、玄関に続くとともに、勝手口29にも続いているので、雨等に濡れたままでも、あるいは子供が泥遊びで汚れてきても、玄関や勝手口29からそのまま第2土間部18Bに行くことができ、土間で濡れた服を脱いだり、汚れたものを置いたりすることができる。そのため、利用価値の高い土間ユニット14Aとすることができる。
【0032】
(2) 土間ユニット14Aの内部床面側に、第2土間部18Bと収納室35とが連続して設けられているので、例えば濡れた物、汚れた物等を、とりあえず第2土間部18Bから収納室35内に収納しておくことができ、これにより、土間が濡れたり汚れたりしない。
(3) 第2土間部18Bと収納室35は、高さレベルを同じとして連続しているので、例えば重い物を収納室35に収納する際、持ち上げなくても押し込んで収納することができる。
【0033】
(4) 土間ユニット14Aの内部に、第2土間部18Bに沿って階段ユニット31が設けられ、収納室35は階段下空間に形成されているので、階段下空間の有効活用ができるとともに、土間から階段を利用することができる。
【0034】
(5) 土間ユニット14A内部の第2土間部18Bには、勝手口29が設けられているので、第2土間部18Bから、勝手口29を通って外部に出入りすることができる。従って、玄関から土間18Bに出入りしにくいようなときでも土間18Bを利用することができ、利用価値が高くなる。
【0035】
(6) 土間ユニット14A内部の第2土間部18Bは、床面の長手方向に沿って設けられているので、長さの長い土間とすることができ、利用範囲が広がって、利用価値が高くなる。
【0036】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できるものであれば、次のような変形形態でもよいものである。
例えば、前記実施形態では、第2土間部18Bを、床面の長手方向に沿って設けていたが、これに限らず、土間ユニット14Aの短辺梁に沿った土間部としてもよい。
【0037】
また、前記実施形態では、第2土間部18Bと収納室35との出入り口35Aを、中間梁8の長手方向の途中、すなわち土間ユニット14Aの長辺方向の途中に設けたが、これに限らず、土間ユニット14Aの長辺方向のいずれか一方側端部に出入り口35Aを形成してもよい。この場合、階段ユニット31の向きを逆にすることになる。
【0038】
さらに、前記実施形態では、勝手口29の位置は、床梁42において前記収納室35の出入り口35Aから離れた位置の途中に設けられているが、この位置は限定されず、任意の位置に設けてよい。しかし、キッチン等に近い方が使い勝手がよい。
【0039】
また、前記実施形態では、第2土間部18Bと収納室35とは、同一高さレベルで連続しているが、これに限らず、例えば収納室35側が高くなる等、両者は必ずしも同一高さレベルで連続していなくてもよい。要は、第2土間部18Bと収納室35とが連続していればよい。
【0040】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1の発明によれば、建物ユニットの内部に土間が形成可能となっているので、このような建物ユニットを、通常の軸組フレームを有する他の建物ユニットと組み合わせることで、ユニット式建物の内部に土間を設けることができる。従って、この土間を、例えば玄関に続くものとしたり、勝手口に続くものとすることにより、雨等に濡れたままでも、あるいは子供が泥遊びで汚れてきても、玄関や勝手口からそのまま土間に行くことができ、土間で濡れた服を脱いだり、汚れたものを置いたりすることができ、利用価値の高い建物ユニットとすることができる。
【0041】
さらに、建物ユニットの内部床面側に土間と連続する収納部が設けられているので、例えば濡れた物、汚れた物等を、とりあえず土間から収納室内に収納しておくことができる。また、土間部と収納室とを、高さレベルを同じとして連続させることで、例えば重い物を収納室に収納する際、持ち上げなくても押し込んで収納することができる。
【0042】
さらに、収納部は階段下空間に形成されているので、階段下空間の有効活用ができる。また、中間梁に沿って土間と階段が設けられている。すなわち、土間に沿って階段が設けられているので、土間から階段を利用することができる。
【0043】
請求項の発明によれば、建物ユニットの土間には、外部への出入り口が設けられているので、玄関から土間に出入りしにくいようなときに利用することができ、利用価値が高くなる。
【0044】
請求項の発明によれば、建物ユニットの土間は、床面の長手方向に沿って設けられているので、長さの長い土間とすることができ、利用範囲が広がって、利用価値が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る建物ユニットを利用したユニット式建物の1階部の平面図である。
【図2】前記実施形態の要部を示す平面図である。
【図3】前記実施形態の土間ユニットの軸組を示す全体斜視図である。
【図4】前記実施形態の土間ユニットの床面と土間上面との関係を示す図である。
【図5】本発明に係るユニット式建物を構成する建物ユニットの軸組を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1 建物ユニット
8 中間梁
8C 欠損部
9 連結部材
10 ユニット式建物
12A 玄関用建物ユニット
14A 土間用建物ユニット
18 土間
18A 第1土間部
18B 第2土間部
29 外部との出入り口である勝手口
35 収納部である収納室
35A 出入り口

Claims (4)

  1. 軸組フレームを有する箱形の建物ユニットにおいて
    前記軸組みフレームは、4隅に立設される4本の柱と、これらの柱の上端間同士を結合する4本の天井梁と、4本の床梁と、前記床梁間に架け渡され前記建物ユニットの長さ方向に延びる中間梁とを備え、
    前記中間梁で仕切られた内部床面の一方には、階段が設けられ、前記床面の他方には、土間が形成され、
    前記階段下空間には、前記土間と同一の高さレベルで連続した収納部が設けられている
    ことを特徴とする建物ユニット。
  2. 請求項1に記載の建物ユニットにおいて、
    前記中間梁には欠損部が設けられ、
    前記欠損部が前記収納部の出入り口となっている
    ことを特徴とする建物ユニット。
  3. 請求項1または請求項に記載の建物ユニットにおいて、
    前記土間には、外部への出入り口が設けられている
    ことを特徴とする建物ユニット。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の建物ユニットにおいて、
    前記土間は、前記床面の長手方向に沿って設けられる
    ことを特徴とする建物ユニット。
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