JPH08302824A - 玄関ユニットおよびユニット式建物の玄関構造 - Google Patents
玄関ユニットおよびユニット式建物の玄関構造Info
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- JPH08302824A JPH08302824A JP7109515A JP10951595A JPH08302824A JP H08302824 A JPH08302824 A JP H08302824A JP 7109515 A JP7109515 A JP 7109515A JP 10951595 A JP10951595 A JP 10951595A JP H08302824 A JPH08302824 A JP H08302824A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- entrance
- floor
- unit
- partition wall
- vestibule
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- Withdrawn
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 二世帯分の玄関を容易に、かつ、効率よく設
けることができる玄関ユニットおよびユニット式建物の
玄関構造の提供。 【構成】 複数の建物ユニットを組み立てて建築される
ユニット式建物10を構成する玄関ユニット11を構成
するにあたって、内部に仕切壁20を設け、この仕切壁
20の両側に一階用玄関と二階用玄関40とを形成し
た。また、玄関ユニット11には一階と二階とを連絡す
る階段50を設けておくことが好ましい。さらに、玄関
ユニット11とこの直上に配置された玄関直上ユニット
12とを吹き抜け構造とし、一階用玄関および二階用玄
関40の上方に吹き抜け空間53,54を形成すること
が好ましい。
けることができる玄関ユニットおよびユニット式建物の
玄関構造の提供。 【構成】 複数の建物ユニットを組み立てて建築される
ユニット式建物10を構成する玄関ユニット11を構成
するにあたって、内部に仕切壁20を設け、この仕切壁
20の両側に一階用玄関と二階用玄関40とを形成し
た。また、玄関ユニット11には一階と二階とを連絡す
る階段50を設けておくことが好ましい。さらに、玄関
ユニット11とこの直上に配置された玄関直上ユニット
12とを吹き抜け構造とし、一階用玄関および二階用玄
関40の上方に吹き抜け空間53,54を形成すること
が好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玄関ユニットおよびユ
ニット式建物の玄関構造に関し、一つの建物に複数の独
立した玄関を設ける場合、例えば、二世帯住宅等の玄関
の形成に利用できる。
ニット式建物の玄関構造に関し、一つの建物に複数の独
立した玄関を設ける場合、例えば、二世帯住宅等の玄関
の形成に利用できる。
【0002】
【背景技術】近年、いわゆる二世帯住宅の建築が盛んに
行われている。この二世帯住宅は、一つの建物を二世帯
で使用するものであり、建物内の構造は、各世帯が独立
した生活を営めるようになっている。従って、このよう
な二世帯住宅には、通常、各世帯毎に独立した玄関が設
けられる。ところで、従来より、工場で製造された複数
の建物ユニットを現場で組み立てるユニット式建物の建
築が行われているが、前述した二世帯住宅をこのユニッ
ト式建物により建築しようとする試みもなされている。
行われている。この二世帯住宅は、一つの建物を二世帯
で使用するものであり、建物内の構造は、各世帯が独立
した生活を営めるようになっている。従って、このよう
な二世帯住宅には、通常、各世帯毎に独立した玄関が設
けられる。ところで、従来より、工場で製造された複数
の建物ユニットを現場で組み立てるユニット式建物の建
築が行われているが、前述した二世帯住宅をこのユニッ
ト式建物により建築しようとする試みもなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たユニット式建物による二世帯住宅において各世帯用の
独立した玄関を設ける際には、各玄関毎に一つの建物ユ
ニットを用いていたので、玄関部分の形成に要するスペ
ースが比較的大きくなってしまうことが多く、建物内の
スペースの有効利用を十分に図ることができないという
問題があった。
たユニット式建物による二世帯住宅において各世帯用の
独立した玄関を設ける際には、各玄関毎に一つの建物ユ
ニットを用いていたので、玄関部分の形成に要するスペ
ースが比較的大きくなってしまうことが多く、建物内の
スペースの有効利用を十分に図ることができないという
問題があった。
【0004】また、二世帯住宅の構成として、建物を一
階部分と二階部分とで独立させて区分し、各階毎に別の
世帯が住めるようにした構成のものがある。この際、各
世帯用の玄関を設けるにあたっては、一階および二階に
各世帯用の独立した玄関出入口を設ける構成が採られる
ことがある。ところが、このような構成とする場合に
は、二階の玄関出入口に至る外階段を設けなければなら
ず、ユニット式建物の外廻りの構造が複雑化し、現場作
業が増えるという問題がある。また、二階部分では、一
階部分の基礎に相当するものがないことと、建物ユニッ
トを工場から現場までトラック輸送する際に高さ制限が
あることなどから、ユニット式建物の二階部分に玄関土
間を形成することは比較的困難であった。
階部分と二階部分とで独立させて区分し、各階毎に別の
世帯が住めるようにした構成のものがある。この際、各
世帯用の玄関を設けるにあたっては、一階および二階に
各世帯用の独立した玄関出入口を設ける構成が採られる
ことがある。ところが、このような構成とする場合に
は、二階の玄関出入口に至る外階段を設けなければなら
ず、ユニット式建物の外廻りの構造が複雑化し、現場作
業が増えるという問題がある。また、二階部分では、一
階部分の基礎に相当するものがないことと、建物ユニッ
トを工場から現場までトラック輸送する際に高さ制限が
あることなどから、ユニット式建物の二階部分に玄関土
間を形成することは比較的困難であった。
【0005】本発明の目的は、二世帯分の玄関を容易
に、かつ、効率よく設けることができる玄関ユニットお
よびユニット式建物の玄関構造を提供することにある。
に、かつ、効率よく設けることができる玄関ユニットお
よびユニット式建物の玄関構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の建物ユ
ニットを組み立てて建築されるユニット式建物を構成す
る玄関ユニットであって、内部に仕切壁が設けられ、こ
の仕切壁の両側には、一階用玄関と二階用玄関とが形成
されていることを特徴とする。
ニットを組み立てて建築されるユニット式建物を構成す
る玄関ユニットであって、内部に仕切壁が設けられ、こ
の仕切壁の両側には、一階用玄関と二階用玄関とが形成
されていることを特徴とする。
【0007】このような玄関ユニットとしては、前記仕
切壁が、一階用玄関出入口と二階用玄関出入口とを仕切
り、かつ、一階用玄関土間と二階用玄関土間とを仕切
り、かつ、一階用玄関ホールと二階用玄関ホールとを仕
切っている構成のもの(例えば、後述の図1の場合等)
が挙げられる。
切壁が、一階用玄関出入口と二階用玄関出入口とを仕切
り、かつ、一階用玄関土間と二階用玄関土間とを仕切
り、かつ、一階用玄関ホールと二階用玄関ホールとを仕
切っている構成のもの(例えば、後述の図1の場合等)
が挙げられる。
【0008】また、これとは別の構成の玄関ユニットと
して、一階用玄関出入口、二階用玄関出入口、一階用玄
関土間、二階用玄関土間、一階用玄関ホール、および二
階用玄関ホールを備え、これらのうち、少なくとも一階
用玄関出入口と二階用玄関出入口とが共用とされ、か
つ、少なくとも一階用玄関ホールと二階用玄関ホールと
が前記仕切壁により仕切られている構成のもの(例え
ば、後述の図6の場合等)が挙げられる。
して、一階用玄関出入口、二階用玄関出入口、一階用玄
関土間、二階用玄関土間、一階用玄関ホール、および二
階用玄関ホールを備え、これらのうち、少なくとも一階
用玄関出入口と二階用玄関出入口とが共用とされ、か
つ、少なくとも一階用玄関ホールと二階用玄関ホールと
が前記仕切壁により仕切られている構成のもの(例え
ば、後述の図6の場合等)が挙げられる。
【0009】さらに、以上に述べた玄関ユニットにおい
て、内部に一階と二階とを連絡する階段が設けられ、こ
の階段は、前記仕切壁の両側に跨って配置されているこ
とが望ましい。なお、本発明の玄関ユニットには、必ず
しもこのような階段が設けられている必要はなく、例え
ば、一階から二階に至る階段(玄関ユニットに設けられ
た二階用玄関と二階部分の居住空間とを連絡する階段)
は、玄関ユニットに隣接配置された階段ユニットなどに
より形成してもよい。
て、内部に一階と二階とを連絡する階段が設けられ、こ
の階段は、前記仕切壁の両側に跨って配置されているこ
とが望ましい。なお、本発明の玄関ユニットには、必ず
しもこのような階段が設けられている必要はなく、例え
ば、一階から二階に至る階段(玄関ユニットに設けられ
た二階用玄関と二階部分の居住空間とを連絡する階段)
は、玄関ユニットに隣接配置された階段ユニットなどに
より形成してもよい。
【0010】また、本発明は、複数の建物ユニットを組
み立てて建築されるユニット式建物の玄関構造であっ
て、内部に設けられた仕切壁により一階用玄関と二階用
玄関とが仕切られて形成された玄関ユニットと、この玄
関ユニットの直上に配置された玄関直上ユニットとを備
え、前記玄関直上ユニットの内部には、前記玄関ユニッ
トの内部に設けられた前記仕切壁の直上に配置されて前
記仕切壁と連続する直上仕切壁が設けられ、前記玄関ユ
ニットの前記仕切壁により仕切られた各空間と前記玄関
直上ユニットの前記直上仕切壁により仕切られた各空間
とは、吹き抜けになって上下方向に連通されていること
を特徴とする。
み立てて建築されるユニット式建物の玄関構造であっ
て、内部に設けられた仕切壁により一階用玄関と二階用
玄関とが仕切られて形成された玄関ユニットと、この玄
関ユニットの直上に配置された玄関直上ユニットとを備
え、前記玄関直上ユニットの内部には、前記玄関ユニッ
トの内部に設けられた前記仕切壁の直上に配置されて前
記仕切壁と連続する直上仕切壁が設けられ、前記玄関ユ
ニットの前記仕切壁により仕切られた各空間と前記玄関
直上ユニットの前記直上仕切壁により仕切られた各空間
とは、吹き抜けになって上下方向に連通されていること
を特徴とする。
【0011】
【作用】このような本発明においては、玄関ユニットの
内部が仕切壁により仕切られて一階用玄関と二階用玄関
とが形成されているので、一つの玄関ユニットにより二
世帯分の玄関が確保されるため、各玄関毎に一つの建物
ユニットを用いる場合に比べ、効率のよい配置が実現さ
れ、建物内のスペースの有効利用が図られる。
内部が仕切壁により仕切られて一階用玄関と二階用玄関
とが形成されているので、一つの玄関ユニットにより二
世帯分の玄関が確保されるため、各玄関毎に一つの建物
ユニットを用いる場合に比べ、効率のよい配置が実現さ
れ、建物内のスペースの有効利用が図られる。
【0012】また、二階に住む世帯用の玄関は、一階部
分に配置された玄関ユニットにより確保されるので、二
階に住む世帯用の玄関出入口を二階部分に設ける必要は
なくなり、これにより外階段を設ける必要はなくなる。
このため、ユニット式建物の外廻りの構造が簡略化さ
れ、現場作業が容易になる。さらに、玄関ユニットは一
階部分に配置され、一階用玄関および二階用玄関は共に
一階部分に設けられることになるので、基礎部分を利用
して一階および二階用の各玄関土間を形成することが可
能となるので、玄関土間の形成が容易になり、これらに
より前記目的が達成される。
分に配置された玄関ユニットにより確保されるので、二
階に住む世帯用の玄関出入口を二階部分に設ける必要は
なくなり、これにより外階段を設ける必要はなくなる。
このため、ユニット式建物の外廻りの構造が簡略化さ
れ、現場作業が容易になる。さらに、玄関ユニットは一
階部分に配置され、一階用玄関および二階用玄関は共に
一階部分に設けられることになるので、基礎部分を利用
して一階および二階用の各玄関土間を形成することが可
能となるので、玄関土間の形成が容易になり、これらに
より前記目的が達成される。
【0013】また、仕切壁により、一階用玄関出入口と
二階用玄関出入口とを仕切り、かつ、一階用玄関土間と
二階用玄関土間とを仕切り、かつ、一階用玄関ホールと
二階用玄関ホールとを仕切るようにした場合には、玄関
出入口から玄関土間を通って玄関ホールに至るまでの全
ての部分が各世帯につき独立したものとなるため、二世
帯住宅の体裁がより一層整うようになる。
二階用玄関出入口とを仕切り、かつ、一階用玄関土間と
二階用玄関土間とを仕切り、かつ、一階用玄関ホールと
二階用玄関ホールとを仕切るようにした場合には、玄関
出入口から玄関土間を通って玄関ホールに至るまでの全
ての部分が各世帯につき独立したものとなるため、二世
帯住宅の体裁がより一層整うようになる。
【0014】そして、少なくとも一階用玄関出入口と二
階用玄関出入口とを共用とし、かつ、少なくとも一階用
玄関ホールと二階用玄関ホールとを仕切壁により仕切る
ようにした場合には、各世帯毎の玄関としての独立性は
薄れるものの、玄関出入口が大きくなり、その近傍の玄
関土間が広く感じられるため、解放感が得られる。
階用玄関出入口とを共用とし、かつ、少なくとも一階用
玄関ホールと二階用玄関ホールとを仕切壁により仕切る
ようにした場合には、各世帯毎の玄関としての独立性は
薄れるものの、玄関出入口が大きくなり、その近傍の玄
関土間が広く感じられるため、解放感が得られる。
【0015】さらに、玄関ユニットの内部に一階と二階
とを連絡する階段を設け、この階段を仕切壁の両側に跨
るように配置した場合には、玄関ユニットにより二階用
玄関と二階部分の居住空間とを連絡する階段が確保され
るので、別途に階段ユニットを設ける必要はなくなり、
建物内のスペースの有効利用がより一層図られる。
とを連絡する階段を設け、この階段を仕切壁の両側に跨
るように配置した場合には、玄関ユニットにより二階用
玄関と二階部分の居住空間とを連絡する階段が確保され
るので、別途に階段ユニットを設ける必要はなくなり、
建物内のスペースの有効利用がより一層図られる。
【0016】また、玄関ユニットとこの直上に配置され
た玄関直上ユニットとを吹き抜け構造で接続した場合に
は、一つの玄関ユニットに一階用玄関および二階用玄関
を形成したことによって各玄関の幅寸法が狭くなったと
しても、仕切壁およびこの直上に連続配置された直上仕
切壁により仕切られた各空間は、吹き抜け構造により上
下方向に拡がっているので、全体として圧迫感のない解
放的な玄関が形成される。
た玄関直上ユニットとを吹き抜け構造で接続した場合に
は、一つの玄関ユニットに一階用玄関および二階用玄関
を形成したことによって各玄関の幅寸法が狭くなったと
しても、仕切壁およびこの直上に連続配置された直上仕
切壁により仕切られた各空間は、吹き抜け構造により上
下方向に拡がっているので、全体として圧迫感のない解
放的な玄関が形成される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例のユニット式建物10の玄
関構造の斜視図が示され、図2には、この玄関構造の一
階部分の平面図が示されている。ユニット式建物10
は、工場で製造された複数の建物ユニットを現場で組み
立てて建築される建物であり、このユニット式建物10
の玄関部分は、一階部分に配置された箱型の玄関ユニッ
ト11と、この玄関ユニット11の直上(二階部分)に
配置された箱型の玄関直上ユニット12とにより構成さ
れている。これらの玄関ユニット11および玄関直上ユ
ニット12は、ユニット式建物10を構成する建物ユニ
ットのうちの一つである。
明する。図1には、本実施例のユニット式建物10の玄
関構造の斜視図が示され、図2には、この玄関構造の一
階部分の平面図が示されている。ユニット式建物10
は、工場で製造された複数の建物ユニットを現場で組み
立てて建築される建物であり、このユニット式建物10
の玄関部分は、一階部分に配置された箱型の玄関ユニッ
ト11と、この玄関ユニット11の直上(二階部分)に
配置された箱型の玄関直上ユニット12とにより構成さ
れている。これらの玄関ユニット11および玄関直上ユ
ニット12は、ユニット式建物10を構成する建物ユニ
ットのうちの一つである。
【0018】ユニット式建物10は、一階部分と二階部
分とに別の世帯が住む、いわゆる二世帯住宅となってい
る。玄関ユニット11の内部には、短辺方向の中央位置
に、長辺方向に沿った仕切壁20が設けられている。玄
関直上ユニット12のの内部には、短辺方向の中央位置
に、長辺方向に沿った直上仕切壁21が設けられてい
る。そして、これらの仕切壁20と直上仕切壁21と
は、繋がるように連続して配置され、接合されてクロス
貼り等により仕上げを完了した段階では、あたかも一枚
の大きな仕切壁であるかの如く形成されている。
分とに別の世帯が住む、いわゆる二世帯住宅となってい
る。玄関ユニット11の内部には、短辺方向の中央位置
に、長辺方向に沿った仕切壁20が設けられている。玄
関直上ユニット12のの内部には、短辺方向の中央位置
に、長辺方向に沿った直上仕切壁21が設けられてい
る。そして、これらの仕切壁20と直上仕切壁21と
は、繋がるように連続して配置され、接合されてクロス
貼り等により仕上げを完了した段階では、あたかも一枚
の大きな仕切壁であるかの如く形成されている。
【0019】玄関ユニット11の内部の仕切壁20で仕
切られた各側には、一階に住む世帯用の一階用玄関30
と二階に住む世帯用の二階用玄関40とが形成されてい
る。これらの一階、二階用玄関30,40は、一階、二
階用玄関出入口31,41、一階、二階用玄関土間3
2,42、および一階、二階用玄関ホール33,43を
備えて構成されている。玄関出入口31,41には、ド
ア34,44が設けられている。
切られた各側には、一階に住む世帯用の一階用玄関30
と二階に住む世帯用の二階用玄関40とが形成されてい
る。これらの一階、二階用玄関30,40は、一階、二
階用玄関出入口31,41、一階、二階用玄関土間3
2,42、および一階、二階用玄関ホール33,43を
備えて構成されている。玄関出入口31,41には、ド
ア34,44が設けられている。
【0020】玄関ユニット11の内部の二階用玄関ホー
ル43の奥側には、一階と二階とを連絡する階段50が
設けられている。この階段50の途中には、仕切壁20
の延長線上に跨って配置された踊り場51が設けられて
いる。従って、階段50は、仕切壁20の奥側端部22
で廻り込むようにして仕切壁20の両側に跨って配置さ
れている。また、仕切壁20および直上仕切壁21の壁
面には、適宜手摺を設けるようにしてもよい。
ル43の奥側には、一階と二階とを連絡する階段50が
設けられている。この階段50の途中には、仕切壁20
の延長線上に跨って配置された踊り場51が設けられて
いる。従って、階段50は、仕切壁20の奥側端部22
で廻り込むようにして仕切壁20の両側に跨って配置さ
れている。また、仕切壁20および直上仕切壁21の壁
面には、適宜手摺を設けるようにしてもよい。
【0021】一階用玄関ホール33の奥側には、仕切壁
20と直角をなして配置されたホール奥壁23が設けら
れている。ホール奥壁23の図2中右側には、一階に住
む世帯用の居住空間に連通する連通口36が設けられ、
この連通口36には、ドア37が取り付けられている。
20と直角をなして配置されたホール奥壁23が設けら
れている。ホール奥壁23の図2中右側には、一階に住
む世帯用の居住空間に連通する連通口36が設けられ、
この連通口36には、ドア37が取り付けられている。
【0022】階段50を上がり終わって二階に至った部
分には、二階の通路が設けられ、この通路の奥側には、
図2中二点鎖線で示された二階通路奥壁24が設けられ
ている。二階通路奥壁24の図2中右側には、図中二点
鎖線で示す如く、二階に住む世帯用の居住空間に連通す
る連通口46が設けられ、この連通口46には、ドア4
7が取り付けられている。
分には、二階の通路が設けられ、この通路の奥側には、
図2中二点鎖線で示された二階通路奥壁24が設けられ
ている。二階通路奥壁24の図2中右側には、図中二点
鎖線で示す如く、二階に住む世帯用の居住空間に連通す
る連通口46が設けられ、この連通口46には、ドア4
7が取り付けられている。
【0023】玄関ユニット11の仕切壁20により仕切
られた各空間と玄関直上ユニット12の直上仕切壁21
により仕切られた各空間とは、吹き抜けになって上下方
向に連通されている。つまり、一階用玄関土間32およ
び一階用玄関ホール33の手前側の一部の上方の空間
は、上下二つのユニットに跨った吹き抜け空間53とな
っており、二階用玄関土間42および二階用玄関ホール
43の上方の空間は、上下二つのユニットに跨った吹き
抜け空間54となっている。
られた各空間と玄関直上ユニット12の直上仕切壁21
により仕切られた各空間とは、吹き抜けになって上下方
向に連通されている。つまり、一階用玄関土間32およ
び一階用玄関ホール33の手前側の一部の上方の空間
は、上下二つのユニットに跨った吹き抜け空間53とな
っており、二階用玄関土間42および二階用玄関ホール
43の上方の空間は、上下二つのユニットに跨った吹き
抜け空間54となっている。
【0024】図3〜図5には、玄関ユニット11および
玄関直上ユニット12の骨組み構造の一例が斜視図で示
されている。図3において、玄関ユニット11および玄
関直上ユニット12は、通常の箱型ユニットと同様に、
四隅に立設された柱60と、これらの柱60の上端間に
掛け渡された上梁61と、下端間に掛け渡された下梁6
2とを備えている。
玄関直上ユニット12の骨組み構造の一例が斜視図で示
されている。図3において、玄関ユニット11および玄
関直上ユニット12は、通常の箱型ユニットと同様に、
四隅に立設された柱60と、これらの柱60の上端間に
掛け渡された上梁61と、下端間に掛け渡された下梁6
2とを備えている。
【0025】また、玄関ユニット11は、仕切壁20を
支持するための骨組みとして、下梁62で囲まれた面内
に互いに直角をなして設けられた中間梁63,64と、
上梁61で囲まれた面内に設けられた中間梁65と、中
間梁63,64の接続位置と中間梁65の端部とを連結
する間柱66とを備えている。
支持するための骨組みとして、下梁62で囲まれた面内
に互いに直角をなして設けられた中間梁63,64と、
上梁61で囲まれた面内に設けられた中間梁65と、中
間梁63,64の接続位置と中間梁65の端部とを連結
する間柱66とを備えている。
【0026】さらに、玄関直上ユニット12は、直上仕
切壁21を支持するための骨組みとして、上梁61で囲
まれた面内に互いに直角をなして設けられた中間梁6
7,68と、下梁62で囲まれた面内に設けられた中間
梁69と、中間梁67,68の接続位置と中間梁69の
端部とを連結する間柱70とを備えている。
切壁21を支持するための骨組みとして、上梁61で囲
まれた面内に互いに直角をなして設けられた中間梁6
7,68と、下梁62で囲まれた面内に設けられた中間
梁69と、中間梁67,68の接続位置と中間梁69の
端部とを連結する間柱70とを備えている。
【0027】ここで、上梁61や下梁62として、例え
ば、ウェブに沿う方向の寸法が175mmのC型チャン
ネル鋼材等を用いる場合には、中間梁63,67とし
て、例えば165mm角の鋼材等を用いることができ、
間柱66,70として、例えばウェブに沿う方向の寸法
が125mmのC型チャンネル鋼材等を用いることがで
き、中間梁64,65,68,69として、例えば11
2mm角の鋼材等を用いることができる。
ば、ウェブに沿う方向の寸法が175mmのC型チャン
ネル鋼材等を用いる場合には、中間梁63,67とし
て、例えば165mm角の鋼材等を用いることができ、
間柱66,70として、例えばウェブに沿う方向の寸法
が125mmのC型チャンネル鋼材等を用いることがで
き、中間梁64,65,68,69として、例えば11
2mm角の鋼材等を用いることができる。
【0028】図4には、玄関直上ユニット12の中間梁
67,68および間柱70の接合構造の拡大斜視図が示
されている。中間梁67と間柱70とは、ボルト72に
より接合され、間柱70と中間梁68とは、ボルト73
により接合されている。また、玄関ユニット11の中間
梁63,64および間柱66の接合構造も同様である。
67,68および間柱70の接合構造の拡大斜視図が示
されている。中間梁67と間柱70とは、ボルト72に
より接合され、間柱70と中間梁68とは、ボルト73
により接合されている。また、玄関ユニット11の中間
梁63,64および間柱66の接合構造も同様である。
【0029】図5には、玄関ユニット11の間柱66と
玄関直上ユニット12の間柱70との接合構造の分解斜
視図が示されている。これらの間柱66,70は、接合
金物75を介してボルト76により接合されている。な
お、工場から建築現場へのトラック輸送時には、図4お
よび図5に示す如く、ブレース74を用いて適宜補強を
行うことが望ましい。
玄関直上ユニット12の間柱70との接合構造の分解斜
視図が示されている。これらの間柱66,70は、接合
金物75を介してボルト76により接合されている。な
お、工場から建築現場へのトラック輸送時には、図4お
よび図5に示す如く、ブレース74を用いて適宜補強を
行うことが望ましい。
【0030】このような本実施例によれば、次のような
効果がある。すなわち、玄関ユニット11の内部が仕切
壁20により仕切られて一階用玄関30と二階用玄関4
0とが形成されているので、一つの玄関ユニット11に
より二世帯分の玄関を確保できるため、各玄関毎に一つ
の建物ユニットを用いる場合に比べ、効率のよい配置を
実現でき、建物内のスペースの有効利用を図ることがで
きる。
効果がある。すなわち、玄関ユニット11の内部が仕切
壁20により仕切られて一階用玄関30と二階用玄関4
0とが形成されているので、一つの玄関ユニット11に
より二世帯分の玄関を確保できるため、各玄関毎に一つ
の建物ユニットを用いる場合に比べ、効率のよい配置を
実現でき、建物内のスペースの有効利用を図ることがで
きる。
【0031】また、二階に住む世帯用の二階用玄関40
を一階部分に配置された玄関ユニット11により確保で
きるので、二階に住む世帯用の玄関出入口を二階部分に
設ける必要はなくなり、これにより外階段を設ける必要
はなくなる。このため、ユニット式建物10の外廻りの
構造を簡略化でき、現場作業の容易化を図ることができ
る。
を一階部分に配置された玄関ユニット11により確保で
きるので、二階に住む世帯用の玄関出入口を二階部分に
設ける必要はなくなり、これにより外階段を設ける必要
はなくなる。このため、ユニット式建物10の外廻りの
構造を簡略化でき、現場作業の容易化を図ることができ
る。
【0032】さらに、玄関ユニット11は一階部分に配
置され、一階用玄関30および二階用玄関40は共に一
階部分に設けられることになるので、基礎部分を利用し
て一階および二階用の各玄関土間32,42を容易に形
成することができる。
置され、一階用玄関30および二階用玄関40は共に一
階部分に設けられることになるので、基礎部分を利用し
て一階および二階用の各玄関土間32,42を容易に形
成することができる。
【0033】また、仕切壁20により、一階用玄関出入
口31と二階用玄関出入口41とが仕切られ、かつ、一
階用玄関土間32と二階用玄関土間42とが仕切られ、
かつ、一階用玄関ホール33と二階用玄関ホール43と
が仕切られているので、玄関出入口から玄関土間を通っ
て玄関ホールに至るまでの全ての部分を各世帯につき独
立したものにすることができるため、二世帯住宅の体裁
をより一層整えることができる。
口31と二階用玄関出入口41とが仕切られ、かつ、一
階用玄関土間32と二階用玄関土間42とが仕切られ、
かつ、一階用玄関ホール33と二階用玄関ホール43と
が仕切られているので、玄関出入口から玄関土間を通っ
て玄関ホールに至るまでの全ての部分を各世帯につき独
立したものにすることができるため、二世帯住宅の体裁
をより一層整えることができる。
【0034】さらに、玄関ユニット11の内部に階段5
0が設けられているので、玄関ユニット11により二階
用玄関40と二階部分の居住空間とを連絡する階段を確
保できるため、別途に階段ユニットを設ける必要はなく
なり、建物内のスペースの有効利用をより一層図ること
ができる。
0が設けられているので、玄関ユニット11により二階
用玄関40と二階部分の居住空間とを連絡する階段を確
保できるため、別途に階段ユニットを設ける必要はなく
なり、建物内のスペースの有効利用をより一層図ること
ができる。
【0035】また、一階用玄関30および二階用玄関4
0の上方は、吹き抜け空間53,54となっているの
で、一つの玄関ユニット11に一階用玄関30および二
階用玄関40を形成したことによって各玄関30,40
の幅寸法が狭くなったとしても、全体として圧迫感のな
い解放的な玄関30,40を形成できる。
0の上方は、吹き抜け空間53,54となっているの
で、一つの玄関ユニット11に一階用玄関30および二
階用玄関40を形成したことによって各玄関30,40
の幅寸法が狭くなったとしても、全体として圧迫感のな
い解放的な玄関30,40を形成できる。
【0036】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形
等は本発明に含まれるものである。すなわち、前記実施
例では、仕切壁20により、一階、二階用玄関出入口3
1,41、一階、二階用玄関土間32,42、および一
階、二階用玄関ホール33,43がそれぞれ完全に仕切
られた構成となっているが、本発明の玄関ユニットは、
このような構成に限定されるものではなく、例えば、図
6に示すように玄関出入口80および玄関土間81を一
階用と二階用とで共用とし、玄関ホールのみを仕切壁8
3により仕切って一階用玄関ホール84と二階用玄関ホ
ール85とを形成した玄関ユニット86としてもよい。
また、この図6において、仕切壁83を玄関土間81ま
で延ばすことにより、玄関土間81を一階用と二階用と
に仕切るようにしてもよい。そして、このような構成と
した場合には、各世帯毎の玄関としての独立性は薄れる
ものの、玄関出入口80が大きくなり、その近傍の玄関
土間81が広く感じられるため、解放感をより一層得る
ことができる。
のではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形
等は本発明に含まれるものである。すなわち、前記実施
例では、仕切壁20により、一階、二階用玄関出入口3
1,41、一階、二階用玄関土間32,42、および一
階、二階用玄関ホール33,43がそれぞれ完全に仕切
られた構成となっているが、本発明の玄関ユニットは、
このような構成に限定されるものではなく、例えば、図
6に示すように玄関出入口80および玄関土間81を一
階用と二階用とで共用とし、玄関ホールのみを仕切壁8
3により仕切って一階用玄関ホール84と二階用玄関ホ
ール85とを形成した玄関ユニット86としてもよい。
また、この図6において、仕切壁83を玄関土間81ま
で延ばすことにより、玄関土間81を一階用と二階用と
に仕切るようにしてもよい。そして、このような構成と
した場合には、各世帯毎の玄関としての独立性は薄れる
ものの、玄関出入口80が大きくなり、その近傍の玄関
土間81が広く感じられるため、解放感をより一層得る
ことができる。
【0037】また、前記実施例では、ユニット式建物1
0は、二世帯住宅となっていたが、一つのユニット式建
物に玄関ユニット11を複数設け、四世帯等の多世帯住
宅を形成してもよい。
0は、二世帯住宅となっていたが、一つのユニット式建
物に玄関ユニット11を複数設け、四世帯等の多世帯住
宅を形成してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、玄
関ユニットの内部が仕切壁により仕切られて一階用玄関
と二階用玄関とが形成されているので、一つの玄関ユニ
ットにより二世帯分の玄関を確保できるため、各玄関毎
に一つの建物ユニットを用いる場合に比べ、効率のよい
配置を実現でき、建物内のスペースの有効利用を図るこ
とができるという効果がある。
関ユニットの内部が仕切壁により仕切られて一階用玄関
と二階用玄関とが形成されているので、一つの玄関ユニ
ットにより二世帯分の玄関を確保できるため、各玄関毎
に一つの建物ユニットを用いる場合に比べ、効率のよい
配置を実現でき、建物内のスペースの有効利用を図るこ
とができるという効果がある。
【0039】また、二階に住む世帯用の玄関は、一階部
分に配置された玄関ユニットにより確保することができ
るので、二階に住む世帯用の玄関出入口を二階部分に設
ける必要はなくなり、これにより外階段を設ける必要が
なくなるため、ユニット式建物の外廻りの構造を簡略化
でき、現場作業の容易化を図ることができるという効果
がある。
分に配置された玄関ユニットにより確保することができ
るので、二階に住む世帯用の玄関出入口を二階部分に設
ける必要はなくなり、これにより外階段を設ける必要が
なくなるため、ユニット式建物の外廻りの構造を簡略化
でき、現場作業の容易化を図ることができるという効果
がある。
【0040】さらに、玄関ユニットは一階部分に配置さ
れ、一階用玄関および二階用玄関は共に一階部分に設け
られるので、基礎部分を利用して一階および二階用の各
玄関土間を容易に形成することができるという効果があ
る。
れ、一階用玄関および二階用玄関は共に一階部分に設け
られるので、基礎部分を利用して一階および二階用の各
玄関土間を容易に形成することができるという効果があ
る。
【0041】また、仕切壁により、一階用玄関出入口と
二階用玄関出入口とを仕切り、かつ、一階用玄関土間と
二階用玄関土間とを仕切り、かつ、一階用玄関ホールと
二階用玄関ホールとを仕切るようにした場合には、玄関
出入口から玄関土間を通って玄関ホールに至るまでの全
ての部分を各世帯につき独立したものにすることがで
き、二世帯住宅の体裁をより一層整えることができると
いう効果がある。
二階用玄関出入口とを仕切り、かつ、一階用玄関土間と
二階用玄関土間とを仕切り、かつ、一階用玄関ホールと
二階用玄関ホールとを仕切るようにした場合には、玄関
出入口から玄関土間を通って玄関ホールに至るまでの全
ての部分を各世帯につき独立したものにすることがで
き、二世帯住宅の体裁をより一層整えることができると
いう効果がある。
【0042】そして、少なくとも一階用玄関出入口と二
階用玄関出入口とを共用とし、かつ、少なくとも一階用
玄関ホールと二階用玄関ホールとを仕切壁により仕切る
ようにした場合には、各世帯毎の玄関としての独立性は
薄れるものの、玄関出入口が大きくなり、その近傍の玄
関土間が広く感じられるため、解放感を得ることができ
るという効果がある。
階用玄関出入口とを共用とし、かつ、少なくとも一階用
玄関ホールと二階用玄関ホールとを仕切壁により仕切る
ようにした場合には、各世帯毎の玄関としての独立性は
薄れるものの、玄関出入口が大きくなり、その近傍の玄
関土間が広く感じられるため、解放感を得ることができ
るという効果がある。
【0043】さらに、玄関ユニットの内部に一階と二階
とを連絡する階段を設け、この階段を仕切壁の両側に跨
るように配置した場合には、玄関ユニットにより二階用
玄関と二階部分の居住空間とを連絡する階段を確保でき
るので、別途に階段ユニットを設ける必要はなくなり、
建物内のスペースの有効利用をより一層図ることができ
るという効果がある。
とを連絡する階段を設け、この階段を仕切壁の両側に跨
るように配置した場合には、玄関ユニットにより二階用
玄関と二階部分の居住空間とを連絡する階段を確保でき
るので、別途に階段ユニットを設ける必要はなくなり、
建物内のスペースの有効利用をより一層図ることができ
るという効果がある。
【0044】また、玄関ユニットとこの直上に配置され
た玄関直上ユニットとを吹き抜け構造で接続した場合に
は、一つの玄関ユニットに一階用玄関および二階用玄関
を形成したことによって各玄関の幅寸法が狭くなったと
しても、仕切壁およびこの直上に連続配置された直上仕
切壁により仕切られた各空間は、吹き抜け構造により上
下方向に拡がっているので、全体として圧迫感のない解
放的な玄関を形成できるという効果がある。
た玄関直上ユニットとを吹き抜け構造で接続した場合に
は、一つの玄関ユニットに一階用玄関および二階用玄関
を形成したことによって各玄関の幅寸法が狭くなったと
しても、仕切壁およびこの直上に連続配置された直上仕
切壁により仕切られた各空間は、吹き抜け構造により上
下方向に拡がっているので、全体として圧迫感のない解
放的な玄関を形成できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例のユニット式建物の玄関構造
の斜視図。
の斜視図。
【図2】前記実施例の玄関構造の一階部分の平面図。
【図3】前記実施例の玄関ユニットおよび玄関直上ユニ
ットの骨組み構造の斜視図。
ットの骨組み構造の斜視図。
【図4】前記実施例の骨組みの接合構造の拡大斜視図。
【図5】前記実施例の骨組みの接合構造の分解斜視図。
【図6】本発明の変形例を示す斜視図。
10 ユニット式建物 11 玄関ユニット 12 玄関直上ユニット 20 仕切壁 21 直上仕切壁 30 一階用玄関 31 一階用玄関出入口 32 一階用玄関土間 33 一階用玄関ホール 40 二階用玄関 41 二階用玄関出入口 42 二階用玄関土間 43 二階用玄関ホール 50 階段 53,54 吹き抜け空間
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の建物ユニットを組み立てて建築さ
れるユニット式建物を構成する玄関ユニットであって、
内部に仕切壁が設けられ、この仕切壁の両側には、一階
用玄関と二階用玄関とが形成されていることを特徴とす
る玄関ユニット。 - 【請求項2】 請求項1に記載した玄関ユニットにおい
て、前記仕切壁は、一階用玄関出入口と二階用玄関出入
口とを仕切り、かつ、一階用玄関土間と二階用玄関土間
とを仕切り、かつ、一階用玄関ホールと二階用玄関ホー
ルとを仕切っていることを特徴とする玄関ユニット。 - 【請求項3】 請求項1に記載した玄関ユニットにおい
て、一階用玄関出入口、二階用玄関出入口、一階用玄関
土間、二階用玄関土間、一階用玄関ホール、および二階
用玄関ホールを備え、これらのうち、少なくとも一階用
玄関出入口と二階用玄関出入口とは共用とされ、かつ、
少なくとも一階用玄関ホールと二階用玄関ホールとは前
記仕切壁により仕切られていることを特徴とする玄関ユ
ニット。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
した玄関ユニットにおいて、内部に一階と二階とを連絡
する階段が設けられ、この階段は、前記仕切壁の両側に
跨って配置されていることを特徴とする玄関ユニット。 - 【請求項5】 複数の建物ユニットを組み立てて建築さ
れるユニット式建物の玄関構造であって、内部に設けら
れた仕切壁により一階用玄関と二階用玄関とが仕切られ
て形成された玄関ユニットと、この玄関ユニットの直上
に配置された玄関直上ユニットとを備え、前記玄関直上
ユニットの内部には、前記玄関ユニットの内部に設けら
れた前記仕切壁の直上に配置されて前記仕切壁と連続す
る直上仕切壁が設けられ、前記玄関ユニットの前記仕切
壁により仕切られた各空間と前記玄関直上ユニットの前
記直上仕切壁により仕切られた各空間とは、吹き抜けに
なって上下方向に連通されていることを特徴とするユニ
ット式建物の玄関構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7109515A JPH08302824A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 玄関ユニットおよびユニット式建物の玄関構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7109515A JPH08302824A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 玄関ユニットおよびユニット式建物の玄関構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08302824A true JPH08302824A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14512227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7109515A Withdrawn JPH08302824A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 玄関ユニットおよびユニット式建物の玄関構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08302824A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002138582A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Misawa Homes Co Ltd | 建物ユニット |
-
1995
- 1995-05-08 JP JP7109515A patent/JPH08302824A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002138582A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Misawa Homes Co Ltd | 建物ユニット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |