JP4754568B2 - 基板収納容器及びその製造方法 - Google Patents

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Description

半導体ウェーハ等を製造する製造ラインでは、基板収納容器を所定位置にセットし、基板収納容器の蓋体を自動的に開いて半導体ウェーハ等を取り出し処理し、処理後、再び基板収納容器に収納して次工程へと搬送し製造している。本発明は、半導体ウェーハ等の精密基板の製造、運搬、保存をする際に使用する基板収納容器及びその製造方法に関し、より詳しくは半導体ウェーハの製造ラインにおける加工装置等に対する位置決め精度が高い基板収納容器及びその製造方法に関するものである。
従来、基板収納容器は、図13(a)及び図13(b)に示したように、半導体ウェーハを支持する支持リブ2が設けられた容器本体1と、容器本体1の開口部に着脱自在に設けられ、シールガスケット3が装着された蓋体4とからなり、蓋体4には操作穴5が設けられている。容器本体1の底部には、ボトムプレート6が設けられ、容器本体1の上部にはロボティックフランジ7が設けられている。ボトムプレート6の底面には、基板収納容器を製造ラインの所定位置に位置決めするための位置決め部材8やコンベヤにて搬送する際の脱落防止のためにコンベヤ接触レール9等が設けられたものがある。図13(c)に示したように基板収納容器の位置決め部材8が、製造ラインの加工装置等に設けられた位置決めピンPに当接し、基板収納容器の正確な位置決めが行われる。その後、自動機により蓋体4を開いて容器本体1から半導体ウェーハを取り出して処理し、処理後、再び半導体ウェーハを容器本体1内に収納して蓋体4が閉じられる。このようにして半導体ウェーハに微小粉塵が付着するのを防止して高度に集積化された回路を作成するための基板の製造が行われている(特許文献1参照)。
上記の基板収納容器では、位置決め部材による位置決め精度が半導体ウェーハ等の生産性に極めて重要である。基板収納容器自体の位置決め精度が不十分であれば、基板収納容器からの半導体ウェーハの出し入れの際、自動機のハンド部が半導体ウェーハに擦れたり、あるいは接触して、半導体ウェーハが破損したりし、半導体ウェーハの歩留まりが低下するおそれがある。
上記の基板収納容器では、位置決め部材8がボトムプレート6の底面に三ヶ所設けられて、基板収納容器の位置決めをしている。位置決め部材8は、図13(c)に示したように、断面V字状溝を備えており、加工装置等の位置決めピンPがこの断面V字状溝の斜面に誘導されて、基板収納容器が所定位置に正確に位置決めされるようにしている。
また、基板収納容器の位置決め部材は、位置決め精度を高めるために、断面V字状溝の最深部に位置決めピンが嵌り込む芯出し部を設けたり、断面V字状溝の傾斜面の角度に関して芯出し部を鋭角にして正確に位置決めし得るようにすることが提案されている。(特許文献2参照)。
特開2005−64378号公報 特開2002−353299号公報
上記従来の基板収納容器では、図13(c)に示したように、容器本体1側のボトムプレート6の肉厚に対して位置決め部材8の厚さが極端に厚くなっている。これは次の理由による。位置決め部材は、当接位置が多少ずれても傾斜面による求心効果によって位置を補正してV字状溝の最深部で位置決めピンと当接可能になるように、一対の傾斜面のそれぞれは、ある程度の長さ(位置決めピンの太さの2倍程度)が搭載位置の誤差吸収のために必要である。そのため位置決め部材は肉厚の形状となり易い。また、半導体ウェーハを収納した基板収納容器の重さが位置決め部材に加わり、位置決め部材はこれに耐え得る十分な強度が必要であり、肉厚をあまり薄くすることができない。容器本体1と位置決め部材8とを一体に樹脂成形を行った場合、位置決め部材の肉厚部の冷却時間が掛かり生産効率が悪いという欠点があった。このため位置決め部材を別の樹脂成形工程により製造し、容器本体の樹脂成形の際に位置決め部材を成形金型に取り付けてインサート成形することによって、生産効率を上げるようにしていた。
図14(a)は位置決め部材8が肉厚の場合を示し、位置決め部材8は、樹脂成形の冷却工程で樹脂が収縮して両傾斜面8aと上面8bとにひけが発生し易く、目視で明らかにひけが発生したことが判断できるときは不良品として排除することができるものの困難な場合もある。基板収納容器を高精度に位置合わせをする際、このようなひけが発生した位置決め部材8を使用すると、基板収納容器の位置決め精度が悪化し、半導体ウェーハの高品質な加工処理が困難になるおそれがあった。
そこで、図14(b)に示したように、位置決め部材8を樹脂成形する際、ガスアシスト成形によりゲート部8cから高圧ガスを注入して空洞Aを設け、必要な強度を保持しながら、肉厚を薄くする技術があるが、特別な設備が必要になり生産コストを上昇させる欠点がある。また、ガスアシスト成形では、位置決め部材8の位置決め部がV字状溝であり、該V字状溝を構成する両傾斜面8aの接触部から左右に高圧ガスが分散され、ガス注入により形成される空洞Aに偏りが発生することもあり、全ての部分が必要な厚みを有するか否かは外観から視認することができない欠点がある。また、ゲート部8cにガス注入穴が開口するので、基板収納容器の生産効率を上げるために、インサート成形後に、容器本体を水冷をしたり、基板収納容器の使用に際して基板収納容器を洗浄するときに、ガス注入穴から冷却水や洗浄水が位置決め部材8の空洞A内に入り込み、これを除去する作業が大変であり生産効率を低下させる要因となっていた。
また、容器本体の樹脂成形にあたり、位置決め部材の肉厚を均一にしたものをインサートしてインサート成形することも考えられるが、溶融樹脂を容器本体成形金型に充填する際、容器本体と位置決め部材との接触面に凹凸ができるので、溶融樹脂が位置決め部材を迂回するように流れたりし、溶融樹脂の流動が妨げられたりすることによって、溶融樹脂が流れた際に波紋(フローマーク)が形成されたり、あるいはガス溜まりができ易く、歩留まりを低下させるおそれがあり、改善の余地があった。
本発明は、上述に鑑みなされたものであり、基板収納容器の位置合わせを高精度に行うことができ、基板収納容器の生産効率を向上させることができる基板収納容器及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するためになされ、本発明に係る基板収納容器は、基板の出し入れが可能な開口部を有する基板収納容器であって、前記基板収納容器の一面に複数の位置決め部材が配設され、前記複数の位置決め部材の各々が、その一方に少なくとも一対の位置決め用斜面を有し、他方に開口部を有する筐体と、前記筐体の開口部を閉鎖する板状部材とを有し、前記基板収納容器は、前記位置決め部材を前記基板収納容器に一体的に固着するようにインサート成形により成形されていることを特徴とする。
本発明の一実施態様によれば、前記基板収納容器が、開口部を有し基板を収納する容器本体と、前記容器本体の開口部を閉鎖する蓋体とからなり、前記容器本体の底部に前記複数の位置決め部材が一体的に設けられている。
また、本発明の一実施態様によれば、前記筐体が、前記筐体の開口部から外方向側方に張り出したフランジ部と、前記筐体の開口部内側に形成された段差部と、略中央部に設けられ、前記板状部材を支持する支持部とを有し、前記板状部材が前記段差部に嵌合されている。
さらに本発明の一実施態様によれば、前記筐体は、その開口部が前記板状部材によって閉鎖された中空部を有する。
また、本発明の一実施態様によれば、前記板状部材の外面が、前記基板収納容器の内面または前記容器本体の内面と面一になっている。
また、本発明の一実施態様によれば、前記筐体が、前記基板収納容器または前記容器本体の、前記位置決め部材が一体的に固着された部分の肉厚と等しい均一の肉厚で形成されている。
また、本発明に係る基板収納容器の製造方法は、基板の出し入れが可能な開口部を有する基板収納容器の製造方法であって、筐体と板状部材とからなり溶融樹脂の流路を形成した位置決め部材を複数形成する工程と、前記筐体の開口部に該開口部を閉鎖するように前記板状部材を嵌合させた前記位置決め部材を基板収納容器の容器本体成形用金型に配置する工程と、前記容器本体成形用金型に容器本体用の樹脂を注入して容器本体を前記位置決め部材が容器本体に一体的に固着するようにインサート成形により成形する工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の一実施態様によれば、前記筐体が、前記筐体の開口部から外方向側方に張り出したフランジ部と該開口部内側に形成された段差部と、略中央部に設けられた前記板状部材を支持する支持部とを有し、前記板状部材を前記段差部に嵌り込む構造とし、前記フランジ部の面に切り欠きを、該フランジ部と前記板状部材の周囲との間に隙間をそれぞれ形成し、溶融樹脂の流路としている。
本発明の基板収納容器によれば、位置決め部材の筐体の厚さを機械強度が必要な厚みを確保しながら、極端に厚くなる部分がなく、樹脂成形に際してひけが発生することがなく、位置決め部材による位置決め精度を高めることができる。また位置決め部材の開口部が板状部材で塞がれるので、冷却水や洗浄水が位置決め部材の内部に入り込むことがない利点がある。
また、本発明の好適な実施態様によれば、容器本体を樹脂成形する際に、容器本体を形成する溶融樹脂がフランジ部と板状部材との隙間に流れ込んで、容器本体を形成する樹脂が筐体と板状部材とを噛み込むような構造となり、位置決め部材が十分な強度を有して容器本体と一体となった構造とすることができる。
また、本発明の基板収納容器の製造方法によれば、位置決め部材に形成した流路に溶融樹脂が流れて充填され、位置決め部材が樹脂で容器本体に一体的に固着され、かつ位置決め部材に形成した流路により溶融樹脂が容器本体成形用金型のキャビティへ一様に流動して充填され、フローマークやガス溜まりの発生が防止でき、位置決め部材による位置決め精度を高めた基板収納容器を提供できる。
また、本発明の好適な実施態様によれば、筐体のフランジ部の面に設けた切り欠きと、筐体に設けた段差部に嵌合した板状部材の周囲とフランジ部との間に形成された隙間とが、溶融樹脂の流路となって、位置決め部材によって溶融樹脂の流動が妨げられることなく溶融樹脂が流れることによって、フローマークやガス溜まりの発生が効果的に抑えられる利点がある。
図1は本発明に係る基板収納容器の一実施形態の斜視図である。 図2は図1の2−2線に沿った水平断面図である。 図3は図1の3−3線に沿った垂直断面図である。 図4は図1の実施形態における位置決め部材の分解斜視図である。 図5は図1の実施形態における位置決め部材の断面図である。 図6は本発明に係る基板収納容器の製造方法の一実施形態を説明するための容器本体成形金型の概略断面図である。 図7は基板収納容器の製造工程における要部である容器本体成形用金型及び位置決め部材を示す概略分解断面図である。 図8(a)は容器本体成形用金型に溶融樹脂を注入する前の要部概略断面図であり、図8(b)は容器本体成形金型に溶融樹脂を注入した後の要部概略断面図である。 図9は容器本体成形用金型を分離し成形された容器本体を取り出すときの要部概略断面図である。 図10は本発明に係る基板収納容器の別の実施形態の斜視図である。 図11は図10の実施形態における基板収納容器の底面図である。 図12は図11の12−12線に沿った断面図である。 図13(a)は従来の基板収納容器の斜視図であり、図13(b)は従来の基板収納容器の底面図であり、図13(c)は従来の位置決めを示す説明図である。 図14(a)は従来の位置決め部材の一例を示す断面図であり、図14(b)は従来の位置決め部材の他の例であるガスアシスト法により成形した位置決め部材の断面図である。
以下、本発明の基板収納容器及びその製造方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。本発明の基板収納容器は半導体ウェーハ等の精密基板を自動機により処理する際に使用するものであり、正確に位置決めが可能な基板収納容器である。
先ず、本発明の基板収納容器の一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。基板収納容器10は、容器本体11と、容器本体11の開口部に着脱自在に設けられる蓋体14とを備え、蓋体14には操作穴15が設けられるとともにシールガスケット14aが装着されている。容器本体11の内部には、半導体ウェーハWを支持する支持リブ11aと半導体ウェーハWを受ける溝11bとが設けられ、蓋体14には半導体ウェーハWを所定の弾力で抑える抑え部材14bが設けられている。容器本体11の底部にはボトムプレート12が設けられ、容器本体11の上部にはロボティックフランジ13が設けられている。ボトムプレート12には、図2及び図3に示したように、半導体ウェーハWを処理する加工装置等の位置決めピンを誘導し当接保持する位置決め部材16が三ヶ所設けられている。位置決めピンが位置決め部材16に誘導されて所定位置に嵌合することによって、基板収納容器10は加工装置等に対して所定位置に正確に位置決めされる。なお、容器本体11の構造は、上記形態に限定されるものではない。
位置決め部材16は、基板収納容器10の容器本体11とは別の樹脂成形工程で予め製造され、容器本体11は、容器本体成形用金型に位置決め部材16をインサートとして配置してインサート成形により成形される。位置決め部材16は、図4及び図5に示したように、内部が中空に形成され一端が開口した筐体17と筐体17の開口部を閉鎖する板状部材18とからなる。筐体17の外殻は概ね均一の肉厚で形成され、筐体17の開口部側に外方向に側方(図4及び図5において水平)に張り出した方形枠状のフランジ部17aが設けられ、筐体17の縦方向の反対側すなわち底部側に位置決めピンが誘導されるV字状溝17bが一対の傾斜面17c、17dにより形成されている。
位置決め部材16の筐体17は、フランジ部17a上面に、突出部17aが設けられ、フランジ部17aの内周部に段差部17aが設けられている。フランジ部17a上面の突出部17aにはフランジ部17aの周方向に間隔をおいて切り欠き17aが設けられ、該切り欠き17aはフランジ部17aの相対する2辺の上にある突出部17aの部位に互いに対向するように対称に形成されている。また、位置決め部材16の筐体17内部には、V字状溝17bの内側先端部から開口部側に突出する支持部17eが設けられている。支持部17eは筐体17内側の略中央部に形成されている。段差部17aに板状部材18が載置されると、板状部材18はその中央部が支持部17eに当接する。V字状溝17bによる位置決めの際に、支持部17eは、V字状溝17bに位置決めピンが当接したときに筐体17が破壊しない程度の機械的強度に保つので、筐体17の肉厚は容器本体11の肉厚と同様な厚みに薄くすることができる。
容器本体11を成形するための樹脂注入前には、位置決め部材16は、フランジ部17aの突出部17aと段差部17aに載置された板状部材18の外周との間に隙間21aが形成されている。この板状部材18の外周の隙間21aと、フランジ部17a上部の突出部17a間の切り欠き17aとが、容器本体11の樹脂成形の際の溶融樹脂の流路を形成する。この流路により、位置決め部材16が存在しても溶融樹脂の流動が妨げられることなく、溶融樹脂が容器本体成形用金型のキャビティの各部へ行き渡るとともに、これらの隙間に樹脂が充填され、容器本体11に位置決め部材16が強固に固着される。無論、フランジ部17aの突出部17aの上面と段差部17aに載置された板状部材18の上面とは、容器本体11の内面と面一となっている。なお位置決め部材16は一対の傾斜面にかえて3つ以上の傾斜面によって位置決め部を構成しても良い。
次に、本発明における上記実施形態の基板収納容器の製造方法について、図6〜図9を参照して説明する。図6は、基板収納容器の容器本体11を樹脂成形する容器本体成形用金型の概略断面図である。図7〜図9は、製造工程を示す要部断面図である。図6に示すように、容器本体成形用金型はキャビティブロック19とコアブロック20とからなり、キャビティブロック19には溶融樹脂を注入するゲート穴19aが設けられている。容器本体11を射出成形するに際して、キャビティブロック19に別途成形された位置決め部材16がインサートとして取り付けられ、コアブロック20がセットされ、キャビティブロック19とコアブロック20との間にはキャビティ21が形成される。その後ゲート穴19aから溶融樹脂が注入され、キャビティ21内に充填されて位置決め部材16が一体化された容器本体11がインサート成形により形成される。
位置決め部材16の筐体17は、容器本体11と同様の樹脂材料、例えば耐摩耗性に優れたポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエーテルエーテルケトン、シクロオレフィンポリマー、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルフォン等の溶融樹脂を射出成形して形成される。同様に板状部材18は、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエーテルエーテルケトン、シクロオレフィンポリマー、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルフォン等の樹脂材料を用いて成形される。また、位置決め部材16のこれらの樹脂材料には、必要に応じて炭素繊維や金属繊維を含有させて導電性を付与し、基板収納容器の自動搬送装置との摩擦などによる静電気の帯電を防止するようにする。なお、筐体17及び板状部材18の材質は上記の樹脂材料に限定されるものではない。
キャビティブロック19には、図7に示すように、位置決め部材16の筐体17のフランジ部17aより下方の部分が嵌合して収納される凹嵌部19bが形成されており、凹嵌部19bに筐体17が装着される。そして筐体17の段差部17aに板状部材18を載置することによって、位置決め部材16の筐体17の開口部が塞がれる。板状部材18は筐体17の中央部に形成された支持部17eにも支持されている。
続いて、図8(a)に示したように、キャビティブロック19にコアブロック20を移動させて挿入し、容器本体11を形成するためのキャビティ21を形成する。コアブロック20は、板状部材18に接触し位置決め部材16を固定する。この状態において、板状部材18と突出部17aとの間に隙間21aが形成され、この隙間21aは板状部材18の全周に形成される。この隙間21aは、突出部17aに所定の間隔で形成された切り欠き17aを介してキャビティ21に連通している。
キャビティブロック19にコアブロック20がセットされた後、ゲート穴19aから溶融樹脂が射出装置(図示せず)により注入され、図8(b)に示したようにキャビティ21には溶融樹脂が充填される。溶融樹脂は、位置決め部材16の板状部材18の周囲の隙間21aとフランジ部17a上の切り欠き7aに充填され、溶融樹脂の冷却後、中空部を有する位置決め部材16と容器本体11とが強固に一体的に固着された容器本体11がインサート成形されるようになされている。キャビティ21内に充填された溶融樹脂が、冷却工程を経て硬化した後、図9に示したようにキャビティブロック19とコアブロック20とが引き離され、容器本体11が取り出される。
なお、位置決め部材16は、筺体17のフランジ部17aに切り欠き17aが、板状部材18の外周に隙間21aがそれぞれ形成され、また、切り欠き17aが互いに対向する位置に形成されていることにより、溶融樹脂の注入に際し、溶融樹脂はこれらの切り欠き17a及び隙間21aを流路として位置決め部材16を通過するように流れる。したがって位置決め部材16により、キャビティ21内への溶融樹脂の流量の均衡性と流速のバランスとが極端に崩れることがなく、また位置決め部材16が溶融樹脂の流動を妨げることがないので、容器本体11にフローマークやガス溜まりが発生するのを防止することができる。
上述のように、本実施形態における基板収納容器の製造方法は切り欠き17a,隙間21aによる溶融樹脂の流路を設けた略均一な肉厚の筐体17と板状部材18とからなる位置決め部材16を形成する樹脂成形工程と、筐体17の開口部を閉鎖するように板状部材18を嵌合させて、基板収納容器10のキャビティブロック19(容器本体成形用金型)に配置する工程と、キャビティブロック19にコアブロック20を装着し、そのキャビティ21内に溶融樹脂を注入して位置決め部材16と容器本体11とを一体的に固着するように容器本体11をインサート成形により成形する工程とからなる。位置決め部材16の筺体17を略均一な肉厚とし不均一な収縮による変形を防止することで、予め高精度に樹脂成形された位置決め部材16をインサートとして容器本体11がインサート成形されるので、位置決め部材16の熱収縮による変形が解消され、V字状溝17bを形成する傾斜面17c、17dが変形しないので、位置決め部材16による位置合わせが極めて高精度に達成される基板収納容器を製造することができる。
また、位置決め部材16には、切り欠き17a及び隙間21aによる溶融樹脂の流路が形成されており、成形された容器本体11にフローマークやガス溜まりが発生し難く、歩留まりが良好である。また、位置決め部材16に不要な穴が存在せず、位置決め部材16の肉厚が薄いこともあって、冷却工程が短縮されて製造に要する時間を短縮することができる。そして冷却水や洗浄水が位置決め部材16内に流入することがないので、基板収納容器あるいはこの基板収納容器を利用して加工される半導体ウェーハあるいは半導体装置の生産効率を高めることができる利点がある。
次に本発明の基板収納容器の別の実施の形態について、図10〜図12を参照して説明する。図10〜図12の実施形態では、基板収納容器は半導体ウェーハ保持用のカセットとして構成されている。本実施形態のカセット30においては、容器本体31は、略円盤状をした上部端壁32及び下部端壁33と、上部端壁32と下部端壁33を連結し内壁に半導体ウェーハWを支持する支持部35が相対向するように形成された一対の側壁34とを備え、これらの前端側に半導体ウェーハWを出し入れする開口部が形成されている。さらに、容器本体31には前記開口部とは反対側に、半導体ウェーハWを規制する支持溝37が形成されたリアサポート38が設けられている。本実施形態のカセット30の容器本体31の下部端壁33の底部には、先に記載した実施形態と同様の位置決め部材36が三ヶ所設けられている。これらの位置決め部材36は先に記載した実施形態と同様の製造方法により、容器本体31の下部端壁33と一体化されている。
位置決め部材36は容器本体31とは別の樹脂成形工程で製造され、容器本体31は、容器本体成形用金型に位置決め部材36をインサートとして配置してインサート成形により成形される。位置決め部材36は、図12に示したように、筐体47と筐体47の開口部を閉鎖する板状部材48とからなる。本実施形態における位置決め部材36は、平面視で前方の2つが略平行四辺形であり、後方の1つが矩形であるが、上述の実施形態における位置決め部材16と実質的に同一の構造であるので、その詳細な説明は省略する。なお、図中符号47a、47bはフランジ部、V字状溝を、符号47c及び47dは傾斜面を、符号47eは支持部を、符号47a、47aは突出部、段差部をそれぞれ示す。本実施形態の場合も先に記載した実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上記実施形態にかかる基板収納容器の容器本体には、位置決め部材が三ケ所設けられているが、必ずしもこの形態に限定されるものではない。また、基板収納容器には、半導体製造ライン等に設けられた自動搬送機、自動機あるいは加工機等に対応し、ガイド溝やガイドレールを適宜形成してもよい。また、上記基板収納容器の製造方法において、キャビティブロックは、分割構造であってもよいし、溶融樹脂の射出成形にあたり、ガスアシスト法や発泡成形を組み合わせても良い。
以上のように、本発明にかかる基板収納容器及びその製造方法は、半導体ウェーハ等の精密基板の製造、運搬、保存をする際に有用であり、特に基板収納容器を高精度に位置決めして、半導体ウェーハ等の精密基板を処理するのに適している。
符号の説明
1 容器本体
2 支持リブ
3 シールガスケット
4 蓋体
5 操作穴
6 ボトムプレート
7 ロボティックフランジ
8 位置決め部材
8a 傾斜面
8b 上面
8c ゲート部
10 基板収納容器
11 容器本体
11a 支持リブ
11b 溝
12 ボトムプレート
13 ロボティックフランジ
14 蓋体
14a シールガスケット
14b 抑え部材
15 操作穴
16 位置決め部材
17 筐体
17a フランジ部
17a 突出部
17a 切り欠き
17a 段差部
17b V字状溝
17c,17d 傾斜面
17e 支持部
18 板状部材
19 キャビティブロック
19a ゲート穴
19b 凹嵌部
20 コアブロック
21 キャビティ
21a 隙間
30 基板収納容器
31 容器本体
32 上部端壁
33 下部端壁
34 側壁
35 支持部
36 位置決め部材
37 支持溝
38 リアサポート
47 筐体
47a フランジ部
47a 突出部
47a 段差部
47b V字状溝
47c,47d 傾斜面
47e 支持部
48 板状部材
A 空洞
P 位置決めピン
W 半導体ウェーハ

Claims (10)

  1. 基板の出し入れが可能な開口部を有する基板収納容器であって、
    前記基板収納容器の一面に複数の位置決め部材が配設され、前記複数の位置決め部材の各々が、その一方に少なくとも一対の位置決め用斜面を有し、他方に開口部を有する筐体と、前記筐体の開口部を閉鎖する板状部材とを有し、前記基板収納容器は、前記位置決め部材を前記基板収納容器に一体的に固着するようにインサート成形により成形されていることを特徴とする基板収納容器。
  2. 前記基板収納容器が、開口部を有し基板を収納する容器本体と、前記容器本体の開口部を閉鎖する蓋体とからなり、前記容器本体の底部に前記複数の位置決め部材が一体的に設けられていることを特徴とする請求項1記載の基板収納容器。
  3. 前記筐体が、前記筐体の開口部から外方向側方に張り出したフランジ部と、前記筐体の開口部内側に形成された段差部と、略中央部に設けられ、前記板状部材を支持する支持部とを有し、前記板状部材が前記段差部に嵌合されていることを特徴とする請求項1または2記載の基板収納容器。
  4. 前記筐体は、その開口部が前記板状部材によって閉鎖された中空部を有することを特徴とする請求項1または2記載の基板収納容器。
  5. 前記板状部材の外面が、前記基板収納容器の内面と面一になっていることを特徴とする請求項1記載の基板収納容器。
  6. 前記板状部材の外面が、前記容器本体の内面と面一になっていることを特徴とする請求項2記載の基板収納容器。
  7. 前記筐体が、前記基板収納容器の、前記位置決め部材が一体的に固着された部分の肉厚と等しい均一の肉厚で形成されていることを特徴とする請求項1記載の基板収納容器。
  8. 前記筐体が、前記容器本体の、前記位置決め部材が一体的に固着された部分の肉厚と等しい均一の肉厚で形成されていることを特徴とする請求項2記載の基板収納容器。
  9. 基板の出し入れが可能な開口部を有する基板収納容器の製造方法であって、
    筐体と板状部材とからなり溶融樹脂の流路を形成した位置決め部材を複数形成する工程と、
    前記筐体の開口部に該開口部を閉鎖するように前記板状部材を嵌合させた前記位置決め部材を基板収納容器の容器本体成形用金型に配置する工程と、
    前記容器本体成形用金型に容器本体用の樹脂を注入して容器本体を前記位置決め部材が容器本体に一体的に固着するようにインサート成形により成形する工程とを有することを特徴とする基板収納容器の製造方法。
  10. 前記筐体が、前記筐体の開口部から外方向側方に張り出したフランジ部と該開口部内側に形成された段差部と、略中央部に設けられた前記板状部材を支持する支持部とを有し、前記板状部材を前記段差部に嵌り込む構造とし、前記フランジ部の面に切り欠きを、該フランジ部と前記板状部材の周囲との間に隙間をそれぞれ形成し、溶融樹脂の流路としたことを特徴とする請求項9に記載の基板収納容器の製造方法。
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