JP4753887B2 - マイクロホンのコネクタおよびそのシールド方法 - Google Patents

マイクロホンのコネクタおよびそのシールド方法 Download PDF

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Description

本発明は、マイクロホンに使用するコネクタに関するもので、特に、外部から浸入しようとする高周波電流に対するシールド構造およびシールド方法に関するものである。
ある種のマイクロホン、例えば、タイピン型マイクロホンやグースネック型マイクロホンなどのように小型化が求められるマイクロホンにおいては、マイクロホンが目立たないようにするために、マイクロホンユニット部とは別に設けた回路収納部に、ローカット回路、出力回路を収納し、専用のマイクロホンケーブルで上記マイクロホンユニット部と回路収納部を接続している。マイクロホンユニット部では音声を電気信号に変換し、この音声信号は、上記回路収納部に伝達され、回路収納部に内蔵された出力回路から出力される。上記ローカット回路、出力回路を内蔵した回路収納部のことを、パワーモジュール部と称している。コンデンサーマイクロホンの場合は、マイクロホンユニット部にインピーダンス変換器が内蔵される。
マイクロホンユニット部とパワーモジュール部とを接続する専用のマイクロホンケーブルは2芯のシールドケーブルである。このマイクロホンケーブルは、マイクロホンユニット部から出力される音声信号をパワーモジュール部に入力する信号線と、これらを静電遮蔽し接地するシールド外皮で構成されている。コンデンサーマイクロホンの場合は、マイクロホンケーブルの上記信号線が外部からインピーダンス変換器に電源を供給する電源線を兼ねている。
マイクロホンユニット部で変換された音声信号は、上記専用のマイクロホンケーブルによって不平衡でパワーモジュール部に伝送されるため、外部からの雑音に弱い、すなわち外部からの電磁波の影響を受けやすいという難点がある。より具体的には、上記専用のマイクロホンケーブルに外部から電磁波が到達すると、このマイクロホンケーブルを通じて電磁波がマイクロホンユニット部あるいはパワーモジュール部の内部に入り込み、これらマイクロホンユニット部あるいはパワーモジュール部を構成している半導体素子で電磁波が検波され、これがノイズとなって音声信号に混入する。また、パワーモジュール部からはマイクロホン出力として平衡シールドケーブルで出力されるが、強い電磁波がマイクロホンあるいはマイクロホンの出力ケーブルに到達すると、高周波電流となってマイクロホンコネクタを介してマイクロホン内部に入り込み、これが上記半導体素子で検波され、ノイズとなって音声信号に混入する。コンデンサーマイクロホンの場合は、マイクロホンコネクタを介してマイクロホンユニット部に伝わった高周波電流がインピーダンス変換器を構成する半導体で検波され、ノイズとなるため、電磁波の影響をより一層受けやすい。
マイクロホン、より具体的にはそのパワーモジュール部からは、上記のように平衡シールドケーブルからなるマイクロホンケーブルで音声信号が出力される。マイクロホンに対して上記マイクロホンケーブルは、3ピンのマイクロホンコネクタ(EIAJ RC−5236「音響機器用ラッチロック式丸型コネクタ」で規定されるコネクタ)によって着脱できるように構成されている。上記3ピンのマイクロホンコネクタは、1番ピンが接地、2番ピンが信号のホット側、3番ピンが信号のコールド側として一般に使用されている。
通常のマイクロホンケーブルに取り付けられるコネクタは、互いに嵌り合って接触する雄型コネクタと雌型コネクタを有し、雄型コネクタと雌型コネクタの少なくとも一方には、2番ピンと3番ピンにマイクロホンケーブルの2本の芯線がそれぞれ半田付け等によって直接接続される。マイクロホンケーブルのシールド外皮は、リード線を介して金属で作成された上記コネクタのハウジングに接続される。このため、マイクロホンケーブルのシールド外皮とコネクタハウジングの間には高周波に関してインピーダンスを持ち、この部分から高周波電流が入り込む。
従来、マイクロホン関連のシールド技術に関しては、マイクロホン本体を円筒状のシールド部材で囲むことが提案されているものの(例えば、特許文献1、特許文献2参照)、これまで述べてきたように、コネクタの部分のシールドは重要視されていなかった。そのため、コネクタの部分から高周波の電磁波が侵入し、音声信号にノイズが混入する原因となっている。
特に、近年のように携帯電話などの普及によって、高周波の電磁波があらゆる場所に身近に存在していると、高周波信号がマイクロホンケーブルのコネクタ部分から侵入し、音声信号にノイズが入り込む機会が増えている。特にコンデンサーマイクロホンの場合は、その近くで携帯電話などを使用すると、携帯電話から出た高周波信号の影響を受けやすく、コネクタ部分から侵入した高周波信号がノイズになりやすいという問題がある。
そこで、本出願人は、小径円筒部と大径円筒部を有しシールド材からなるかしめ金具(以下、本明細書では「圧縮スリーブ」という)を具備し、圧縮スリーブの上記小径円筒部はマイクロホンケーブルの端部におけるシールド外皮の折り返し部の外周側に嵌められているとともに圧縮されることによって圧縮スリーブがマイクロホンケーブルに結合され、圧縮スリーブの上記大径円筒部はコネクタと上記マイクロホンケーブルの接続部に被せられ、圧縮スリーブの上記大径円筒部とコネクタハウジングが嵌まり合っていることを特徴とするマイクロホンのコネクタおよびそのシールド方法に関して先に特許出願した(特許文献3参照)。
特開2002−152892号公報 特開平11−155198号公報 特開2006−61765号公報
図6、図7は、特許文献3に記載されているマイクロホンのコネクタの例を示す。図6、図7において、符号10は雌型コネクタを示している。雌型コネクタ10には、図示されないマイクロホン側の雄型コネクタが差し込まれることによって雌型コネクタ10と雄型コネクタとが電気的に接続されるようになっている。雌型コネクタ10はいわゆる3ピン型で、マイクロホン側の雄型コネクタと嵌まり合う3本のピンと、これらのピンと電気的に一体で雌型コネクタ10の後端から突出した端子板を有している。各端子板にはマイクロホンケーブル20の一端側の芯線23,24およびシールド外皮の一部が延びた接続端25がそれぞれ半田付けによって接続されている。マイクロホンケーブル20の外周側には絶縁スリーブ60が通され、その後ろ側から圧縮スリーブ30が通され、さらにその後からブッシュ40が通されている。
上記絶縁スリーブ60はマイクロホンケーブル20の一端側と雌型コネクタ10との接続部を囲むことによって、この接続部を保護するとともにこの接続部がショートするのを防止するためのもので、雌型コネクタ10の外径とほぼ同じ外径の部材である。
圧縮スリーブ30は、小径円筒部32と大径円筒部31を有してなり、小径円筒部32と大径円筒部31の間には、半径方向に広がる段部が形成されている。圧縮スリーブ30は導電材料からなり、シールド部材として機能する。大径円筒部31は、マイクロホンケーブル20の一端側と雌型コネクタ10との接続部を、空間的な余裕を持って囲み、絶縁スリーブ60の外径とほぼ同じ外径になっている。上記小径円筒部32の内径は、マイクロホンケーブル20の外形よりわずかに大きくなっている。マイクロホンケーブル20の一端部では、芯線23および芯線24の外側に被せられているシールド外皮を外側に折り返すことによって、シールド外皮がマイクロホンケーブル20の絶縁被覆の上に被せられ、シールド外皮の折り返し部21が形成されている。このシールド外皮の折り返し部21の外側に圧縮スリーブ30の小径円筒部32を通し、この円筒部32を圧縮することにより、圧縮スリーブ30と上記シールド外皮が電気的に接続されるとともに、圧縮スリーブ30がマイクロホンケーブル20に結合されている。
上記ブッシュ40は、マイクロホンケーブル20の外径よりわずかに大きな内径を持つ根元部41と、圧縮スリーブ30を覆うことができ根元部41よりも大径のカバー部42を有してなる。上記雌型コネクタ10は円筒状のコネクタハウジング50の内周側に嵌められる。コネクタハウジング50は雌型コネクタ10、絶縁スリーブ60、および圧縮スリーブ30の大径円筒部31を覆うことができるだけの長さを有している。コネクタハウジング50の後端外周は、ブッシュ40の前端内周に嵌まるように構成されている。
図6(a)(b)(c)は組み立て順を示しており、図6(c)と図7は組み立てが完了したコネクタ部分を断面で示している。図6(a)に示すように、雌型コネクタ10の各端子板にマイクロホンケーブル20の各線を半田付けしてマイクロホンケーブル20を雌型コネクタ10に接続する。この半田付け後または半田付け前にマイクロホンケーブル20に絶縁スリーブ60、圧縮スリーブ30を通し、図6(b)に示すように、絶縁スリーブ60の前端を雌型コネクタ10の後端に突き当てる。さらに絶縁スリーブ60の後端部外周に圧縮スリーブ30の大径円筒部31の前端部内周を嵌め、これと同時に、圧縮スリーブ30の小径円筒部32を、マイクロホンケーブル20の上記シールド外皮の折り返し部21に、これを外側から囲むようして嵌める。次に、圧縮スリーブ30の小径円筒部32を外周側から圧縮し、圧縮スリーブ30をマイクロホンケーブル20に結合するとともに、マイクロホンケーブル20のシールド外皮と圧縮スリーブ30を電気的に一体となるように接続する。
次に、図6(c)、図7に示すように、雌型コネクタ10、絶縁スリーブ60、および圧縮スリーブ30の大径円筒部31に被せたコネクタハウジング50の後端部外周をブッシュ40の前端部内周に嵌め、コネクタハウジング50とブッシュ40を一体化する。こうすることによって、コネクタハウジング50とブッシュ40とともに雌型コネクタ10、絶縁スリーブ60、圧縮スリーブ30およびマイクロホンケーブル20が一体的に結合された形で雌側のコネクタ部が構成されている。
以上説明した特許文献3記載のマイクロホンコネクタによれば、雌型コネクタ10とマイクロホンケーブル20の接続部は圧縮スリーブ30の大径円筒部31で覆われ、圧縮スリーブ30の小径円筒部32はマイクロホンケーブル20の端部におけるシールド外皮の折り返し部21の外周側に嵌められ、かつ、圧縮されてマイクロホンケーブル20のシールド外皮と電気的に接続され、また、圧縮スリーブ30の大径円筒部31はコネクタハウジング50と嵌り合っているため、マイクロホンケーブル20のシールド外皮からコネクタハウジング50に至るまで、雌型コネクタ10とマイクロホンケーブル20の接続部が連続してシールドされることになり、雌型コネクタ10とマイクロホンケーブル20の接続部のシールド効果が高まる。また、雌型コネクタ10とマイクロホンケーブル20の接続部は、小径円筒部32と大径円筒部31を有する一体構造の圧縮スリーブ30で覆われ、上記小径円筒部32は圧縮によってマイクロホンケーブル20のシールド外皮に電気的に接続され、上記大径円筒部31はコネクタハウジング50との嵌まり合いによって電気的に接続されるため、マイクロホンケーブル20のシールド外皮からコネクタハウジング50に至るまで電気的に確実に接続され、シールドに対する開放部(開口部)が無く、上記接続部のシールド効果の向上に寄与している。
圧縮スリーブ30の小径円筒部32と大径円筒部31の間には、半径方向に広がる段部が形成されているため、上記段部が、外部から進入しようとする高周波信号を有効に遮蔽し、この点からも上記接続部のシールド効果の向上に寄与している。
マイクロホンケーブル20のシールド外皮の折り返し部21において圧縮スリーブ30の小径円筒部32が圧縮されているため、マイクロホンケーブル20のシールド外皮と圧縮スリーブ30が確実に接続され、電気的な接触抵抗を低くすることができ、この点からも上記接続部のシールド効果の向上に寄与している。
特許文献3記載の発明によれば、上記のような優れた効果を得ることができるが、このような所期の効果を得るためには、圧縮スリーブの大径部がコネクタハウジングの内径に隙間なく嵌る必要がある。圧縮スリーブの大径部とコネクタハウジングの内径に隙間があると、この隙間から高周波信号が内部に侵入するからである。しかしながら、上記隙間を無くそうとすれば、圧縮スリーブの大径部の外形寸法とコネクタハウジングの内径寸法とを精度良く加工する必要があり、加工コストが嵩む。また、精度良く加工して上記両者を隙間なく嵌め合わせようとすると、組立が困難になる。上記隙間を大きくすると、上記両者の接触が不安定になり、シールドが不完全になる。コネクタハウジングは、一般的にアルミニウムの鋳造によって作成され、寸法のばらつきが大きいため、圧縮スリーブとコネクタハウジングとの間の隙間が大きくなりがちで、上記のようにシールドが不完全になりやすいという難点がある。
また、特許文献3記載の発明によれば、マイクロホンの形式が、商用交流電源を用いたファントム電源からインピーダンス変換器の電源を供給するコンデンサーマイクロホン、あるいは、商用交流電源から電源が供給される真空管式マイクロホンの場合、電源供給路が音声出力ケーブルを兼ねており、加えて商用交流電源を用いるミキサーに出力ケーブルが接続されることによって、グランドループによるハムノイズが発生する、という問題もある。
図8は、マイクロホンケーブルの途中に、ファントム電源を介在させたものにおいて発生するグランドループの例について説明している。図8において、マイクロホン80は、マイクロホンケーブル81、ファントム電源82、マイクロホンケーブル83を介してパワーモジュール部84に接続されている。マイクロホンケーブル81,83は、信号線である2本の芯線と、これらの芯線をその絶縁被覆の外側から取り囲む導電性のシールド外皮と、シールド外皮を外側から取り囲む絶縁被覆とを有してなる。上記ファントム電源82は前述のように規格化されたコネクタを有していて、上記マイクロホンケーブル81,83を互いに接続するようになっている。ファントム電源82はそのケース87が導電材で形成され、このケース87にマイクロホンケーブルのシールド外皮が接続されるとともに、ファントム電源82のケース87は接地されている。これを接地点85として表す。パワーモジュール部84もそのシャーシあるいは回路基板の接地用回路パターンが接地されている。これを接地点86として表す。なお、パワーモジュール部84は、これに代わるマイクロホンアンプあるいはミキサーである場合があり、真空管マイクロホンの場合はそれ専用の電源である場合もある。
このように、ファントム電源82のケース87およびパワーモジュール部84のシャーシなどを接地するのは、商用交流電源からの電磁波や、各種機器からの電磁波をアースに逃がして、電磁波による誘導ノイズが信号線に侵入することを回避するためである。ところが、上記のように接地しているにもかかわらず、誘導ノイズを除去することができないことがある。その理由は以下のとおりである。図8に示すように結線されていると、ファントム電源82のケース87⇒接地点85⇒大地⇒接地点86⇒パワーモジュール部84のシャーシあるいは回路基板の接地用回路パターン⇒マイクロホンケーブルのシールド外皮、の順に電気的に通じたグランドループ89ができる。このグランドループ89に電磁波が侵入すると、グランドループ89に電流が流れ、グランドループ89の抵抗によって電圧が発生する。この電圧が誘導ノイズ電圧となって信号線に混入する。このようにして、グランドループ89は、マイクロホンケーブルのシールド外皮で捕えた誘導ノイズを接地に逃がしてもこれを循環させることになり、ハムノイズといわれる誘導ノイズ電圧を発生させてしまう。
そこで、コンデンサーマイクロホンのファントム電源のケースや、真空管マイクロホンの電源のケースにグランドリフトスイッチを設け、ハムノイズが発生したときは、グランドリフトスイッチによって、パワーモジュール部84などの内部回路と上記電源のケースとの間を電気的に切断するという方策がとられることがある。また、ファントム電源のケースと、マイクロホンケーブルのシールド外皮が接続された1番ピンとの接続を切断するという方策がとられることもある。
しかし、これらの方策は、侵入した電磁波をアースに逃がすことによって音声信号に誘導ノイズが混入するのを回避するためにファントム電源のケースやパワーモジュール部などを接地するにもかかわらず、接地を無効にするものであるから、根本的な電磁波対策になっておらず、スイッチを操作しなければならないという煩雑さもある。
このような問題を解消する手段として、コネクタケースあるいはファントム電源のケースとマイクロホンケーブルのシールド外皮との間をコンデンサーでバイパスして高周波電流が内部に入り込むのを防止し、グランドループをコンデンサーで切断する技術が実用化されている。図9はその例を示すもので、ファントム電源82のケース87とマイクロホンケーブル81のシールド外皮との間にコンデンサー90が接続されている。符号88はフェライトビーズを示している。フェライトビーズ88は、高周波領域でインダクタとして動作する。上記シールド構造をファントム電源82と他のマイクロホンケーブル83との間にも採用した例を図10に示す。図10から明らかなように、ファントム電源82のケースは接地点86に接続されているが、ファントム電源82のケースとマイクロホンケーブル81,83のシールド外皮の間にはコンデンサー90が接続されることによって、図8に示すようなグランドループ89が生成されない構成になっている。
図8に示すグランドループ89の問題がなければ、図8に示すようにファントム電源82のケース87を通じてマイクロホンケーブル81、83のシールド外皮をアースに落とすことも有効である。また、グランドループ89の問題がある場合は、図9、図10に示す例のように、ファントム電源82のケース87とマイクロホンケーブル81,83のシールド外皮との間をコンデンサー90でバイパスすることも有効である。これらのいずれを選択するかは各種の条件によって異なり、個々のコネクタおよびこれと組み合わせられるマイクロホンによって決まる。したがって、例えば、マイクロホンを使用する現場において上記二つの場合を試しながら決定せざるを得ない場合もあり、上記二つの場合を簡単に切り換えることができることが望ましい。
しかしながら、図8に示す構成と図9、図10に示す構成とを切り換えるためには、ファントム電源82のケース87とマイクロホンケーブル81,83のシールド外皮とを接続し、あるいはこの接続を外してその間にコンデンサー90を接続する、というように接続を切り換える必要がある。そのためには半田付けによる接続切り換えが必要になり、切り換え作業が極めて面倒である。
本発明は、以上説明した従来例の問題点を解消するためになされたもので、コネクタ部の内部構成部材を覆う圧縮スリーブを備えたマイクロホンのコネクタにおいて、圧縮スリーブとコネクタケースの寸法精度が高くなくても、圧縮スリーブとコネクタケースとを電気的に確実に接続して電磁波の侵入を確実に阻止することができ、組立も容易なマイクロホンのコネクタおよびそのシールド方法を提供することを目的とする。
本発明はまた、コネクタケースとマイクロホンケーブルのシールド外皮とを接続した構成と、コネクタケースとマイクロホンケーブルのシールド外皮との間にバイパス用のコンデンサーを介在させた構成との間で、容易に切り換えることができるようにしたマイクロホンのコネクタおよびそのシールド方法を提供することを目的とする。
本発明にかかるマイクロホンのコネクタは、芯線の外側に被せられたシールド外皮およびこのシールド外皮を覆う絶縁被覆を有するマイクロホンケーブルと、マイクロホンケーブルの芯線およびシールド外皮が接続されマイクロホン側コネクタを結合することができるケーブル側コネクタと、ケーブル側コネクタを覆うコネクタハウジングと、小径円筒部と大径円筒部を有しシールド材からなる圧縮スリーブと、を具備し、マイクロホンケーブルは、上記ケーブル側コネクタとの接続端部においてシールド外皮が絶縁被覆の外側面を覆うように折り返されてなる折り返し部を有し、圧縮スリーブの上記小径円筒部は、マイクロホンケーブルの端部におけるシールド外皮の折り返し部の外周側に嵌められているとともに圧縮されて上記圧縮スリーブがマイクロホンケーブルに結合され、圧縮スリーブの上記大径円筒部は、上記ケーブル側コネクタと上記マイクロホンケーブルとの接続部に被せられ、圧縮スリーブの上記大径円筒部とコネクタハウジングが、縦断面形状波形で弾性材からなる導電スリーブの介在のもとに嵌まり合っており、上記導電スリーブは、円筒の一部が除去されて横断面形状がC字状に形成されていることを最も主要な特徴とする。
上記導電スリーブに代えて、縦断面形状波形のプラスチックフィルムの表裏にそれぞれ金属面が形成されてなるコンデンサースリーブを用いてもよい。
上記導電スリーブに代えて、弾力性を有する導電布リングを、圧縮スリーブとコネクタハウジングの間に圧縮して介在させてもよい。
圧縮スリーブの大径円筒部とコネクタハウジングが、縦断面形状波形で弾性材からなる導電スリーブの介在のもとに嵌まり合っているため、縦断面形状波形で弾性材からなる導電スリーブが圧縮スリーブとコネクタハウジングとを複数の点で電気的に一体に接続し、コネクタ内部を確実にシールドする。また、圧縮スリーブとコネクタハウジングの寸法精度が高くなくても、導電スリーブが圧縮スリーブとコネクタハウジングとの間の隙間を埋めることができるため、厳密な寸法精度が要求されず、組立も容易である。
上記導電スリーブに代えて、弾力性を有する導電布リングを、圧縮スリーブとコネクタハウジングの間に圧縮して介在させても、同様の効果を得ることができる。
上記導電スリーブを用いることによって前述のグランドループが生じ、ハムノイズの原因となる場合は、上記導電スリーブに代えて、縦断面形状波形のプラスチックフィルムの表裏にそれぞれ金属面が形成されてなるコンデンサースリーブを用いるとよい。コンデンサースリーブを用いることによってグランドループを切断することができ、高周波電流はコンデンサースリーブを介してマイクロホンケーブルのシールド外皮からコネクタハウジングに逃がすことができる。
また、導電スリーブとコンデンサースリーブは、コネクタハウジングとブッシュとの結合を外すことによって容易に交換することができ、使用条件に応じて導電スリーブ仕様とコンデンサースリーブ仕様に容易に変更することができる利点もある。
以下、図面を参照しながら、本願発明にかかるマイクロホンのコネクタおよびそのシールド方法の実施例について説明する。なお、図6、図7に示すマイクロホンのコネクタの従来例の構成と同じ構成部分には同じ符号を付した。
図1、図2において、符号10は雌型コネクタを示している。雌型コネクタ10には、図示されないマイクロホン側の雄型コネクタが図の左側から差し込まれことができ、これによって雌型コネクタ10と雄型コネクタとが電気的に接続されるようになっている。雌型コネクタ10はいわゆる3ピン型で、マイクロホン側の雄型コネクタと嵌まり合う3本のピンと、これらのピンと電気的に一体で雌型コネクタ10の後端(図の右側の端)から突出した端子板を有している。各端子板にはマイクロホンケーブル20の一端側の芯線23,24およびシールド外皮がそれぞれ半田付けによって電気的に接続されている。マイクロホンケーブル20は、上記芯線23,24と、これらの芯線の外側の絶縁材に被せられたシールド外皮およびこのシールド外皮を覆う絶縁被覆を有する。また、マイクロホンケーブル20には、上記雌型コネクタ10との接続端部においてシールド外皮が絶縁被覆の外表面を覆うように折り返されてなる折り返し部21が設けられている。上記シールド外皮は、多数の細い導電線が規則的にまたは不規則に絡み合って袋状になっていて、この袋状の部分が芯線の外側の絶縁材に被せられている。そして、シールド外皮の上記袋状の部分を折り返すことによって上記折り返し部21が設けられ、上記袋状の部分を構成するシールド外皮の一部は折り返すことなく雌型コネクタ10の方に向けて伸ばされ、この部分がシールド外皮の接続端25となっている。この接続端25が雌型コネクタ10の所定の端子板に半田付けによって接続されている。マイクロホンケーブル20の外周側には絶縁スリーブ60が通され、その後ろ側から圧縮スリーブ30が通され、さらにその後からブッシュ40が通されている。
上記絶縁スリーブ60はマイクロホンケーブル20の一端側と雌型コネクタ10との接続部を囲むことによって、この接続部を保護するとともにこの接続部がコネクタハウジング50に接触してショートするのを防止する。絶縁スリーブ60の外径は雌型コネクタ10の外径とほぼ同じである。
圧縮スリーブ30は、小径円筒部32と大径円筒部31を有してなり、小径円筒部32と大径円筒部31の間には、半径方向に広がる段部が形成されている。圧縮スリーブ30は導電材料からなり、シールド部材として機能する。大径円筒部31は、マイクロホンケーブル20の一端側と雌型コネクタ10との接続部を、空間的な余裕を持って囲んでいる。上記大径円筒部31の外径はコネクタハウジング50の内径よりも小さくなっている。上記大径円筒部31の外径はコネクタハウジング50の内径側に嵌められているが、上記大径円筒部31の外周面とコネクタハウジング50の内周面との間には隙間があり、この隙間に導電スリーブ70が介在している。すなわち、圧縮スリーブ30の大径円筒部31とコネクタハウジング50が、導電スリーブ70の介在のもとに嵌まり合っている。
導電スリーブ70は、図3(a)(b)示すように、縦断面形状波形で弾性材からなり、また、円筒の一部が中心軸線に沿って除去されてスリット71が形成されることにより横断面形状がC字状に形成され、弾性力によって拡大しまたは縮小できるようになっている。
圧縮スリーブ30の上記小径円筒部32の内径は、マイクロホンケーブル20の外径よりわずかに大きくなっている。マイクロホンケーブル20の上記雌型コネクタ10側の一端部では、前述のようにシールド外皮を外側に折り返すことによって、シールド外皮がマイクロホンケーブル20の絶縁被覆の上に被せられ、シールド外皮の折り返し部21が形成されている。このシールド外皮の折り返し部21の外側に圧縮スリーブ30の小径円筒部32を通し、この円筒部32を圧縮することにより、圧縮スリーブ30と上記シールド外皮が電気的に接続されるとともに、圧縮スリーブ30がマイクロホンケーブル20に物理的に結合されている。
上記ブッシュ40は、マイクロホンケーブル20の外径よりわずかに大きな内径を持ち、外周がテーパー状に形成された根元部41と、圧縮スリーブ30を覆うことができ根元部41よりも大径のカバー部42を有してなる。ブッシュ40は圧縮スリーブ30全体を覆っている。上記雌型コネクタ10は、導電材からなる円筒状のコネクタハウジング50の内周側に嵌められる。コネクタハウジング50は、雌型コネクタ10、絶縁スリーブ60、および圧縮スリーブ30の大径円筒部31を覆うことができるだけの長さを有している。コネクタハウジング50の後端外周は、ブッシュ40の前端内周に嵌まるように構成されている。
図1(a)(b)(c)は組み立て順を示しており、図1(c)と図2は組み立てが完了したコネクタ部分を断面で示している。図1(a)に示すように、雌型コネクタ10の各端子板に、マイクロホンケーブル20のシールド外皮の接続端25を含むマイクロホンケーブル20の各線を半田付けして、マイクロホンケーブル20を雌型コネクタ10に接続する。この半田付け後または半田付け前にマイクロホンケーブル20に絶縁スリーブ60、圧縮スリーブ30を通し、図1(b)に示すように、絶縁スリーブ60の前端を雌型コネクタ10の後端に突き当てる。さらに絶縁スリーブ60の後端部外周に圧縮スリーブ30の大径円筒部31の前端部内周を嵌め、これと同時に、圧縮スリーブ30の小径円筒部32を、マイクロホンケーブル20の上記シールド外皮の折り返し部21に、これを外側から囲むようして嵌める。次に、圧縮スリーブ30の小径円筒部32を外周側から圧縮し、圧縮スリーブ30をマイクロホンケーブル20に物理的に結合するとともに、マイクロホンケーブル20のシールド外皮と圧縮スリーブ30を電気的に一体となるように接続する。
次に、図1(c)、図2に示すように、雌型コネクタ10、絶縁スリーブ60、圧縮スリーブ30の大径円筒部31、および導電スリーブ70を覆ったコネクタハウジング50の後端部外周をブッシュ40の前端部内周に嵌め、コネクタハウジング50とブッシュ40を一体化する。圧縮スリーブ30は、その大径円筒部31が導電スリーブ70の介在の元にコネクタハウジング50の内周に嵌り、圧縮スリーブ30と導電スリーブ70を介してマイクロホンケーブル20のシールド外皮がコネクタハウジング50に電気的に接続される。こうして、コネクタハウジング50とブッシュ40とともに雌型コネクタ10、絶縁スリーブ60、圧縮スリーブ30、導電スリーブ70およびマイクロホンケーブル20が物理的に一体に結合された形で雌側のコネクタ部が構成されている。
以上説明した実施例1によれば、コネクタ10とマイクロホンケーブル20の接続部は圧縮スリーブ30の大径円筒部31で覆われ、圧縮スリーブ30の小径円筒部32はマイクロホンケーブル20の端部におけるシールド外皮の折り返し部21の外周側に嵌められ、かつ、外周がわから圧縮されてマイクロホンケーブル20のシールド外皮と電気的に接続され、また、圧縮スリーブ30の大径円筒部31は導電スリーブ70を介してコネクタハウジング50と嵌り合っている。そのため、マイクロホンケーブル20のシールド外皮からコネクタハウジング50に至るまで、コネクタ10とマイクロホンケーブル20の接続部が連続してシールドされることになり、コネクタ10とマイクロホンケーブル20の接続部のシールド効果が高まる。
また、コネクタ10とマイクロホンケーブル20の接続部は、小径円筒部32と大径円筒部31を有する一体構造の圧縮スリーブ30で覆われ、上記小径円筒部32は圧縮されることによってマイクロホンケーブル20のシールド外皮に接続され、上記大径円筒部31はコネクタハウジング50と電気的に接続されるため、マイクロホンケーブル20のシールド外皮からコネクタハウジング50に至るまで電気的に確実に接続され、シールドに対する開放部(開口部)が無く、上記接続部のシールド効果の向上に寄与している。
さらに、圧縮スリーブ30の大径円筒部31とコネクタハウジング50は、縦断面形状波形で弾性材からなる導電スリーブ70の介在のもとに嵌まり合っているため、導電スリーブ70が圧縮スリーブ30とコネクタハウジング50とを複数の点ないしは線で電気的に一体に接続し、コネクタ内部を確実にシールドする。また、圧縮スリーブ30とコネクタハウジング50の寸法精度が高くなくても、導電スリーブ70が圧縮スリーブ30とコネクタハウジング50との間の隙間を埋めることができるため、厳密な寸法精度が要求されず、組立も容易である。
次に、実施例2について説明する。実施例2は大部分が実施例1の構成と同じであり、実施例1における導電スリーブ70に代わって、図4(a)(b)に示すようなコンデンサースリーブ80を用いた点が異なっている。コンデンサースリーブ80は、縦断面形状波形のプラスチックフィルム82の表裏にそれぞれ金属面84,83が形成され、これらの金属面84,83がプラスチックフィルム82を挟み込むことによってコンデンサー構造になっている。コンデンサースリーブ80は、プラスチックフィルム82をベースとして構成され、プラスチックフィルム82の表裏に例えば金属蒸着などの手法で金属面84,83が形成されることにより弾力性を有している。また、実施例1における導電スリーブ70と同様に、円筒の一部が中心軸線に沿って除去されてスリット81が形成されることにより横断面形状がC字状に形成され、弾性力によって拡大しまたは縮小できるようになっている。
実施例2は、実施例1と同じ組立手順によって組み立てられ、実施例1における導電スリーブ70に代わってコンデンサースリーブ80が圧縮スリーブ30の大径部31の外周とコネクタハウジング50の内周との間に介在する。コンデンサースリーブ80自体がコンデンサーを構成しているので、圧縮スリーブ30の大径部31とコネクタハウジング50との間にコンデンサーが介在していることになる。したがって、実施例2の場合は、図9について説明したように、グランドループが遮断されることになり、高周波電流はコンデンサースリーブ80を介してコネクタハウジング50に逃がされ、コネクタ内部は高周波電流からシールドされる。
コネクタハウジング50、マイクロホンケーブルが接続されるパワーモジュール部などを接地することによってグランドループが形成され、グランドループがハムノイズなどの原因になる場合は、実施例2の構成とすることによってハムノイズなどを除去することができる。実施例1の構成にするのがよいか、または実施例2の構成にするのがよいかは、各種の条件によって異なるので、実施例1の構成と実施例2の構成を容易に切り換えることができるように構成することが望ましい。その点本願発明によれば、コネクタハウジング50をブッシュ40から外せば、導電スリーブ70またはコンデンサースリーブ80が露呈するので、これをコンデンサースリーブ80または導電スリーブ70に交換し、再びコネクタハウジング50をブッシュ40に嵌め合わせることにより、仕様の異なるマイクロホンコネクタに切り換えることができる。このように、部材間に介在するスリーブを交換するだけでよく、従来のように半田付けによる仕様変更の必要はないから、仕様変更が容易である利点がある。
次に、実施例3について説明する。実施例3は大部分が実施例1の構成と同じであり、実施例1における導電スリーブ70に代わって、図5(a)(b)(c)に示す導電布リング75を組み込んでいる点が異なっている。導電布リング75は、導電性の細線を編んで、あるいは編むことなく厚みのある布状に形成した素材を、プレスによる打ち抜きなどによってリング状に形成したもので、厚さ方向にも半径方向にも弾力性を備えている。導電布リング75は、その中心孔が圧縮スリーブ30の小径円筒部32の外周側に嵌められている。導電布リング75の外径は圧縮スリーブ30の大径円筒部31の外径より大きく、上記大径円筒部31の外周面よりも外周側に突出している。
実施例1について説明したように、雌型コネクタ10、絶縁スリーブ60、圧縮スリーブ30の大径円筒部31、および導電スリーブ70を覆ったコネクタハウジング50の後端部外周52(図5(b)参照)は、これをブッシュ40の前端部内周43に嵌め、コネクタハウジング50とブッシュ40を一体化する。コネクタハウジング50とブッシュ40が一体化された状態で、コネクタハウジング50の後端面51が、ブッシュ40の前端部内周43に続いて形成されている段部44に当接している。これによってコネクタハウジング50とブッシュ40の相対位置関係が決められるとともに、コネクタハウジング50の後端面51とブッシュ40の上記段部44の間に、圧縮スリーブ30の大径円筒部31の外周面より外周側に突出している導電布リング75の外周縁部が挟み込まれている。さらに、ブッシュ40の上記段部44は、導電布リング75を圧縮スリーブ30の大径円筒部31と小径円筒部32の間の段部に押し当てている。導電布リング75は弾力性を備えているため、導電布リング75がコネクタハウジング50とブッシュ40との間に、また圧縮スリーブ30とブッシュ40との間に、圧縮されることにより反発力を保持して介在し、コネクタハウジング50と圧縮スリーブ30とブッシュ40を電気的に確実に接続している。
このように、実施例3においても、弾力性を有する導電布リング75がコネクタハウジング50と圧縮スリーブ30を多数の点で電気的に確実に接続するため、マイクロホンケーブル20のシールド外皮からコネクタハウジング50に至るまで電気的に確実に接続され、シールドに対する開放部(開口部)が無く、マイクロホンコネクタのシールド効果を高めることができる。また、コネクタハウジング50と圧縮スリーブ30との間に寸法誤差があったとしても、弾力性を有する導電布リング75が介在するため、コネクタハウジング50と圧縮スリーブ30のがたつきによって双方の電気的な接続が切断されることがなく、雑音の発生を防止することができる。
図示の実施例はコンデンサーマイクロホンを想定した構成になっているが、本発明を適用することができるはマイクロホンの種類は問わない。
本発明にかかるコネクタは、マイクロホンとマイクロホンコードとの接続にも、マイクロホンユニット部とパワーモジュール部とを接続する専用のマイクロホンケーブルと上記マイクロホンユニット部との接続にも、上記専用のマイクロホンケーブルとパワーモジュール部との接続にも適用可能である。
本発明にかかるマイクロホンのコネクタの実施例1を組み立て順にしたがって示す断面図である。 上記実施例にかかるマイクロホンのコネクタの組み立て状態を拡大して示す断面図である。 本発明にかかるマイクロホンのコネクタに用いられる導電スリーブの例を示すもので、(a)は側面図、(b)は(a)中の線A−Aに沿う断面図である。 本発明にかかるマイクロホンのコネクタの実施例2に用いられる導電スリーブの例を示すもので、(a)は側面図、(b)は(a)中の線B−Bに沿う断面図である。 本発明にかかるマイクロホンのコネクタの実施例3を組み立て順にしたがって示す断面図である。 従来のマイクロホンのコネクタの例を組み立て順にしたがって示す断面図である。 マイクロホンのコネクタの上記従来例の組み立て状態を拡大して示す断面図である。 マイクロホンの接続においてグランドループが形成される例を示す結線図である。 グランドループを遮断するコネクタの構成例を示すモデル図である。 上記グランドループを遮断するコネクタを用いたマイクロホン接続例を示す結線図である。
符号の説明
10 コネクタ
20 マイクロホンケーブル
21 シールド外皮の折り返し部
30 圧縮スリーブ
31 大径円筒部
32 小径円筒部
40 ブッシュ
50 コネクタハウジング
70 導電スリーブ
75 導電布リング
80 コンデンサースリーブ

Claims (10)

  1. 芯線の外側に被せられたシールド外皮およびこのシールド外皮を覆う絶縁被覆を有するマイクロホンケーブルと、
    マイクロホンケーブルの芯線およびシールド外皮が接続されマイクロホン側コネクタを結合することができるケーブル側コネクタと、
    ケーブル側コネクタを覆うコネクタハウジングと、
    小径円筒部と大径円筒部を有しシールド材からなる圧縮スリーブと、を具備し、
    マイクロホンケーブルは、上記ケーブル側コネクタとの接続端部においてシールド外皮が絶縁被覆の外側面を覆うように折り返されてなる折り返し部を有し、
    圧縮スリーブの上記小径円筒部は、マイクロホンケーブルの端部におけるシールド外皮の折り返し部の外周側に嵌められているとともに圧縮されて上記圧縮スリーブがマイクロホンケーブルに結合され、
    圧縮スリーブの上記大径円筒部は、上記ケーブル側コネクタと上記マイクロホンケーブルとの接続部に被せられ、
    圧縮スリーブの上記大径円筒部とコネクタハウジングが、縦断面形状波形で弾性材からなる導電スリーブの介在のもとに嵌まり合っており、
    上記導電スリーブは、円筒の一部が除去されて横断面形状がC字状に形成されているマイクロホンのコネクタ。
  2. 芯線の外側に被せられたシールド外皮およびこのシールド外皮を覆う絶縁被覆を有するマイクロホンケーブルと、
    マイクロホンケーブルの芯線およびシールド外皮が接続されマイクロホン側コネクタを結合することができるケーブル側コネクタと、
    ケーブル側コネクタを覆うコネクタハウジングと、
    小径円筒部と大径円筒部を有しシールド材からなる圧縮スリーブと、を具備し、
    マイクロホンケーブルは、上記ケーブル側コネクタとの接続端部においてシールド外皮が絶縁被覆の外側面を覆うように折り返されてなる折り返し部を有し、
    圧縮スリーブの上記小径円筒部は、マイクロホンケーブルの端部におけるシールド外皮の折り返し部の外周側に嵌められているとともに圧縮されて上記圧縮スリーブがマイクロホンケーブルに結合され、
    圧縮スリーブの上記大径円筒部は、上記ケーブル側コネクタと上記マイクロホンケーブルとの接続部に被せられ、
    圧縮スリーブの上記大径円筒部とコネクタハウジングが、縦断面形状波形のプラスチックフィルムの表裏にそれぞれ金属面が形成されてなるコンデンサースリーブの介在のもとに嵌まり合っているマイクロホンのコネクタ。
  3. 芯線の外側に被せられたシールド外皮およびこのシールド外皮を覆う絶縁被覆を有するマイクロホンケーブルと、
    マイクロホンケーブルの芯線およびシールド外皮が接続されマイクロホン側コネクタを結合することができるケーブル側コネクタと、
    ケーブル側コネクタを覆うコネクタハウジングと、
    小径円筒部と大径円筒部を有しシールド材からなる圧縮スリーブと、を具備し、
    マイクロホンケーブルは、上記ケーブル側コネクタとの接続端部においてシールド外皮が絶縁被覆の外側面を覆うように折り返されてなる折り返し部を有し、
    圧縮スリーブの上記小径円筒部は、マイクロホンケーブルの端部におけるシールド外皮の折り返し部の外周側に嵌められているとともに圧縮されて上記圧縮スリーブがマイクロホンケーブルに結合され、
    圧縮スリーブの上記大径円筒部は、上記ケーブル側コネクタと上記マイクロホンケーブルとの接続部に被せられ、
    厚さ方向にも半径方向にも弾力性を有する導電布リングが、上記圧縮スリーブの上記小径円筒部と大径円筒部の間の段部に押し当てられるとともに上記圧縮スリーブとコネクタハウジングの間に圧縮されて介在しているマイクロホンのコネクタ。
  4. 圧縮スリーブの小径円筒部と大径円筒部の間には、半径方向に広がる段部が形成されている請求項1、2または3記載のマイクロホンのコネクタ。
  5. コネクタハウジングの後端部にはブッシュが嵌められ、このブッシュは圧縮スリーブ全体を覆っている請求項1、2または3記載のマイクロホンのコネクタ。
  6. ケーブル側コネクタとマイクロホンケーブルとの接続部には外周側から絶縁スリーブが被せられ、絶縁スリーブの外周側に圧縮スリーブが嵌められている請求項1または2記載のマイクロホンのコネクタ。
  7. コンデンサースリーブは、円筒の一部が除去されて横断面形状がC字状に形成されている請求項2記載のマイクロホンのコネクタ。
  8. 芯線の外側に被せられたシールド外皮およびこのシールド外皮を覆う絶縁被覆を有するマイクロホンケーブルと、
    マイクロホンケーブルの芯線およびシールド外皮が接続されマイクロホン側コネクタを結合することができるケーブル側コネクタと、
    ケーブル側コネクタを覆うコネクタハウジングと、
    小径円筒部と大径円筒部を有しシールド材からなる圧縮スリーブと、を具備するマイクロホンのコネクタのシールド方法であって、
    マイクロホンケーブルのシールド外皮を、上記ケーブル側コネクタとの接続端部において絶縁被覆の外側面を覆うように折り返して折り返し部を形成し、
    圧縮スリーブの上記小径円筒部を、マイクロホンケーブルの端部におけるシールド外皮の上記折り返し部の外周側に嵌めるとともに圧縮して上記圧縮スリーブをマイクロホンケーブルに結合し、
    圧縮スリーブの上記大径円筒部を、上記ケーブル側コネクタと上記マイクロホンケーブルとの接続部に被せ、
    圧縮スリーブの上記大径円筒部とコネクタハウジングを、縦断面形状波形で弾性材からなり円筒の一部が除去されて横断面形状がC字状に形成されている導電スリーブの介在のもとに嵌め合わせるマイクロホンのコネクタのシールド方法。
  9. 芯線の外側に被せられたシールド外皮およびこのシールド外皮を覆う絶縁被覆を有するマイクロホンケーブルと、
    マイクロホンケーブルの芯線およびシールド外皮が接続されマイクロホン側コネクタを結合することができるケーブル側コネクタと、
    ケーブル側コネクタを覆うコネクタハウジングと、
    小径円筒部と大径円筒部を有しシールド材からなる圧縮スリーブと、を具備するマイクロホンのコネクタのシールド方法であって、
    マイクロホンケーブルのシールド外皮を、上記ケーブル側コネクタとの接続端部において絶縁被覆の外側面を覆うように折り返して折り返し部を形成し、
    圧縮スリーブの上記小径円筒部を、マイクロホンケーブルの端部におけるシールド外皮の上記折り返し部の外周側に嵌めるとともに圧縮して上記圧縮スリーブをマイクロホンケーブルに結合し、
    圧縮スリーブの上記大径円筒部を、上記ケーブル側コネクタと上記マイクロホンケーブルとの接続部に被せ、
    圧縮スリーブの上記大径円筒部とコネクタハウジングを、縦断面形状波形のプラスチックフィルムの表裏にそれぞれ金属面が形成されてなるコンデンサースリーブの介在のもとに嵌め合わせるマイクロホンのコネクタのシールド方法。
  10. 芯線の外側に被せられたシールド外皮およびこのシールド外皮を覆う絶縁被覆を有するマイクロホンケーブルと、
    マイクロホンケーブルの芯線およびシールド外皮が接続されマイクロホン側コネクタを結合することができるケーブル側コネクタと、
    ケーブル側コネクタを覆うコネクタハウジングと、
    小径円筒部と大径円筒部を有しシールド材からなる圧縮スリーブと、を具備するマイクロホンのコネクタのシールド方法であって、
    マイクロホンケーブルのシールド外皮を、上記ケーブル側コネクタとの接続端部において絶縁被覆の外側面を覆うように折り返して折り返し部を形成し、
    圧縮スリーブの上記小径円筒部を、マイクロホンケーブルの端部におけるシールド外皮の上記折り返し部の外周側に嵌めるとともに圧縮して上記圧縮スリーブをマイクロホンケーブルに結合し、
    圧縮スリーブの上記大径円筒部を、上記ケーブル側コネクタと上記マイクロホンケーブルとの接続部に被せ、
    厚さ方向にも半径方向にも弾力性を有する導電布リングを、上記圧縮スリーブの上記小径円筒部と大径円筒部の間の段部に押し当てるとともに圧縮スリーブとコネクタハウジングの間に圧縮して介在させるマイクロホンのコネクタのシールド方法。
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