JP4751742B2 - 撮影レンズ駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影レンズ駆動制御装置に関するものである。
一般に、写真撮影を行うカメラにおいては、必要に応じて撮影の倍率を変化させることが可能ないわゆるズームレンズを備えたものが普及している。このようなズームレンズでは、カメラに備えられた操作スイッチにより、遠方を拡大して撮影することが可能な望遠の状態と、より広い範囲を撮影することが可能な広角の状態との間で撮影倍率を変化させることが可能である。このように撮影倍率を変化させるためには、1枚以上のレンズを備えるレンズ群を複数組み合わせ、それぞれのレンズ群を光軸方向に駆動させることによって実現されている。
このようなレンズ群を駆動する場合、各レンズ群の位置を連動させて変更することが可能な機械的な機構を設け、その機構を手動またはモータにより駆動する方法が一般に用いられている(例えば、特許文献1)。
特開平06−160699号公報
しかし、このような撮影レンズ駆動制御装置の場合、機械的な機構を備えることにより構造が複雑になってしまうという問題点があった。このような撮影レンズ駆動制御装置に対し、各レンズ群をそれぞれモータによって直接駆動することで、機械的な機構に比べて構造が容易な撮影レンズ駆動制御装置が検討されている。
しかし、これらの各レンズ群は同一の光軸上にあるため、各レンズ群をその光軸にそって独立して前後に駆動した場合は、各レンズ群同士が干渉してしまう可能性がある。
また、各レンズ群を時間をずらして順次駆動した場合は、目標となる光学系のレンズ群の適正な位置関係が成立するまでに時間がかかってしまう。
したがって、このような撮影レンズ駆動制御装置を、液晶ディスプレイを備えたデジタルカメラやビデオカメラ等に適用した場合、液晶ディスプレイには通常レンズを通じた映像が表示されているため、焦点が合っていない状態での映像が長く表示されることになり、液晶ディスプレイにおける画像の見栄えが悪いという問題も発生する。
本発明の課題は、複数のレンズ群で構成された撮影レンズにおいて、各レンズ群の間の干渉を起こすことなく各レンズ群をそれぞれモータで同時に駆動し、目標の光学系を短時間で成立させる撮影レンズ駆動制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、対物側に位置する対物側のレンズ群と結像側に位置する他のレンズ群とによりズーム光学系を構成する複数のレンズ群と、該複数のレンズ群をそれぞれ駆動する複数のレンズ駆動装置と、前記複数のレンズ駆動装置を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記対物側のレンズ群を駆動する際に、前記対物側のレンズ群の位置に対する前記他のレンズ群の位置に応じて、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整する撮影レンズ駆動制御装置であって、前記対物側のレンズ群及び前記他のレンズ群の移動位置に関して対物側に第1の所定位置を設定し、結像側に第2の所定位置を設定し、前記第1の所定位置と前記第2の所定位置の間を前記対物側のレンズ群と他のレンズ群の群間保持区間とし、前記制御装置による前記駆動速度の調整は、前記対物側のレンズ群が前記第1の所定位置より対物側にあるときに前記他のレンズ群が前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群と前記他のレンズ群とがさらに接近しないように、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整し、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置より結像側に位置した場合に、前記他のレンズ群が前記対物側のレンズ群から更に離れないように、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整することを特徴とする。
請求項2の発明は、対物側に位置する対物側のレンズ群と結像側に位置する他のレンズ群とによりズーム光学系を構成する複数のレンズ群と、該複数のレンズ群をそれぞれ駆動する複数のレンズ駆動装置と、前記複数のレンズ駆動装置を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記対物側のレンズ群を駆動する際に、前記対物側のレンズ群の位置に対する前記他のレンズ群の位置に応じて、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整する撮影レンズ駆動制御装置であって、前記対物側のレンズ群及び前記他のレンズ群の移動位置に関して対物側に第1の所定位置を設定し、結像側に第2の所定位置を設定し、前記第1の所定位置と前記第2の所定位置の間を前記対物側のレンズ群と他のレンズ群の群間保持区間とし、前記制御装置による前記駆動速度の調整は、前記対物側のレンズ群を結像側から対物側に駆動する際には、前記他のレンズ群の位置が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧を上げ、前記他のレンズ群の位置が前記第2の所定位置を越えて結像側に移動した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧を下げ、前記対物側のレンズ群を対物側から結像側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧を下げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群から結像側に離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧を上げることにより駆動速度の調整を行うことを特徴とする。
請求項3の発明は、対物側に位置する対物側のレンズ群と結像側に位置する他のレンズ群とによりズーム光学系を構成する複数のレンズ群と、該複数のレンズ群をそれぞれ駆動する複数のレンズ駆動装置と、前記複数のレンズ駆動装置を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記対物側のレンズ群を駆動する際に、前記対物側のレンズ群の位置に対する前記他のレンズ群の位置に応じて、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整する撮影レンズ駆動制御装置であって、前記対物側のレンズ群及び前記他のレンズ群の移動位置に関して対物側に第1の所定位置を設定し、結像側に第2の所定位置を設定し、前記第1の所定位置と前記第2の所定位置の間を前記対物側のレンズ群と他のレンズ群の群間保持区間とし、前記制御装置による前記駆動速度の調整は、前記対物側のレンズ群を対物側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置のデューティ駆動比率を上げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群より離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置のデューティ駆動比率を下げ、前記対物側のレンズ群を結像側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置のデューティ駆動比率を下げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群より離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置のデューティ駆動比率を上げることにより駆動速度の調整を行うことを特徴としている。
請求項4の発明は、対物側に位置する対物側のレンズ群と結像側に位置する他のレンズ群とによりズーム光学系を構成する複数のレンズ群と、該複数のレンズ群をそれぞれ駆動する複数のレンズ駆動装置と、前記複数のレンズ駆動装置を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記対物側のレンズ群を駆動する際に、前記対物側のレンズ群の位置に対する前記他のレンズ群の位置に応じて、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整する撮影レンズ駆動制御装置であって、前記対物側のレンズ群及び前記他のレンズ群の移動位置に関して対物側に第1の所定位置を設定し、結像側に第2の所定位置を設定し、前記第1の所定位置と前記第2の所定位置の間を前記対物側のレンズ群と他のレンズ群の群間保持区間とし、前記制御装置による前記駆動速度の調整は、前記対物側のレンズ群を対物側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧を上げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群より離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置のデューティ駆動比率を下げ、前記対物側のレンズ群を結像側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧を下げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群より離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置のデューティ駆動比率を上げることにより駆動速度の調整を行うことを特徴とする。
請求項5の発明は、対物側に位置する対物側のレンズ群と結像側に位置する他のレンズ群とによりズーム光学系を構成する複数のレンズ群と、該複数のレンズ群をそれぞれ駆動する複数のレンズ駆動装置と、前記複数のレンズ駆動装置を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記対物側のレンズ群を駆動する際に、前記対物側のレンズ群の位置に対する前記他のレンズ群の位置に応じて、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整する撮影レンズ駆動制御装置であって、前記対物側のレンズ群及び前記他のレンズ群の移動位置に関して対物側に第1の所定位置を設定し、結像側に第2の所定位置を設定し、前記第1の所定位置と前記第2の所定位置の間を前記対物側のレンズ群と他のレンズ群の群間保持区間とし、前記制御装置による前記駆動速度の調整は、前記対物側のレンズ群を対物側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧またはデューティ駆動比率のいずれか、または両方を上げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群より離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧またはデューティ駆動比率のいずれか、または両方を下げ、前記対物側のレンズ群を結像側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧またはデューティ駆動比率のいずれか、または両方を下げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群より離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧またはデューティ駆動比率のいずれか、または両方を上げることにより駆動速度の調整を行うことを特徴としている。
本願の請求項1の発明によれば、対物側のレンズ群を駆動する際に、対物側のレンズ群の位置に対する他のレンズ群の位置に応じて他のレンズ群の駆動速度が調整され、対物側のレンズ群と他のレンズ群が干渉しないように他のレンズ群が駆動される。また、対物側のレンズ群と他のレンズ群が同時に駆動されるため、目標の光学系が成立するまでの所用時間を短くすることができる。更に、各レンズ群をそれぞれのレンズ駆動装置で駆動するため、複数のレンズ群を一つの駆動装置で駆動する場合に要する複雑な駆動機構を必要とせず、構造が簡単である。
請求項の発明によれば、対物側のレンズ群と他のレンズ群が所定の間隔を保って駆動されるため、対物側のレンズ群と他のレンズ群の干渉、必要以上の乖離が発生しない。
請求項の発明によれば、対物側のレンズ群と他のレンズ群が所定の間隔を保って駆動されるため、対物側のレンズ群と他のレンズ群の干渉、必要以上の乖離が発生しない。
請求項の発明によれば、対物側のレンズ群と他のレンズ群が所定の間隔を保って駆動されるため、対物側のレンズ群と他のレンズ群の干渉、必要以上の乖離が発生しない。
請求項の発明によれば、対物側のレンズ群と他のレンズ群が所定の間隔を保って駆動されるため、対物側のレンズ群と他のレンズ群の干渉、必要以上の乖離が発生しない。
請求項の発明によれば、対物側のレンズ群と他のレンズ群が所定の間隔を保って駆動されるため、対物側のレンズ群と他のレンズ群の干渉、必要以上の乖離が発生しない。
以下、本発明の最良の形態にかかる実施例を図面に則して説明する。
図1は本発明の第1実施例のブロック図を示した図である。
撮影レンズ1は、それぞれ複数のレンズを有するレンズ群である1−2群1A(対物側のレンズ群)、3群1B(他のレンズ群)、4群1Cを備えている。これらレンズ群1A〜1Cは、中心軸が同一の光軸上にあるように鏡胴1D内に配置されている。ここで、1−2群1Aと3群1Bとの間には、撮影対象物から撮影レンズ1内に入射する光量を制御するための第1絞り2A、第2絞り2B、および撮影時の露光時間を制御するシャッタ3が設置されている。
ここで、1−2群1Aおよび3群1Bは撮影倍率を変化させるためのレンズ群であり、4群1Cは4群1Cの後方に位置する露光面(図示省略)へ映像を合焦させるためのレンズ群である。
対物側のレンズ群である1−2群1A、他のレンズ群である3群1B、4群1Cはそれぞれモータで駆動され、光軸に平行に移動して目標の光学系が成立する。ここで、1−2群用モータ4AはDCモータであり、3群用モータ4B、4群用モータ4Cはパルスモータである(駆動機構は図示省略)。
一般的に、DCモータは、パルスモータと比較して、供給電力が同じであれば、回転速度を高速にすることが可能であり、また、DCモータは、負荷が変化することに応じて駆動電流が変化するという特性があるため、負荷が増えると、駆動電流が増え、結果として駆動トルクが増えるので、負荷変動に強い。そのため、ズーム位置によりカムの傾斜が変化する、すなわち、DCモータの負荷が変化するカム筒に駆動に適している。反面、DCモータを停止させる際には、慣性があるため、停止制御を行ってから実際に停止するまでのずれ、いわゆるオーバーランが起こり、希望した位置に停止させることが困難である。これに対して、パルスモータは、パルスを与えることで駆動しているので、任意の位置に停止させることが容易であるが、トルク変動に対しては強くないため、トルク変動が少ない場合の制御に適している。
また、第1絞り2A、第2絞り2B、およびシャッタ3はそれぞれ第1絞り用モータ4D、第2絞り用モータ4E、シャッタ用モータ4Fで駆動される(駆動機構は図示省略)。
これらの各モータ4A〜4Fは、モータドライバ5Aに電気的に接続されている。
モータドライバ5Aは電気的に接続されたCPU5B(制御装置)から各モータ4A〜4Fを駆動制御するのに必要な情報、例えば駆動電圧、駆動タイミング、駆動量、駆動方向等を得て、モータドライバ5Aを用いて、各モータ4A〜4Fの駆動制御を行う。
ここでモータ4Aには、その回転に伴い回転数に応じた数のパルスを発生する1−2群移動量検出装置7が備えられている。この1−2群移動量検出装置7は、電気的に接続された1−2群移動量検出装置駆動回路8によって駆動される。また、1−2群移動量検出装置7が出力したパルスは、CPU5Bに取り込まれる。
1−2群移動量検出装置7は、撮影レンズ1が最も望遠状態になったときと最も広角状態になったときの間に所定のパルス数、例えば1280個のパルスを出力する。この区間が所定の数、例えば16等分(80パルス毎)に区切られ、17個の位置指標、いわゆるズームポジションZp1、Zp2、・・・、Zp17が設定されている。1−2群移動量検出装置7の出力パルスとズームポジションの関係を図2に示す。また、基準位置、ズームポジション、収納位置の位置関係を図13に示す。図2に示したパルス数は、基準位置を0としてカウントいる。基準位置から収納位置側は、負の値でカウントする。
一方、3群1B、4群1Cを駆動する3群用モータ4B、4群用モータ4Cは各々パルスモータであり、CPU5Bからの指示に従いモータドライバ5Aから印加されるパルス数に応じて駆動される。
ここで、各ズームポジションZp1〜ZP17に3群1Bを配置させるのに必要な3群用モータ4Bへの入力パルス数は図2に示すように設定されている。なお4群1Cは合焦用レンズ群のため、位置の説明は省略する。
また1−2群1A、3群1B、4群1Cには、それぞれの基準位置を検出する1−2群基準位置検出装置9A、3群基準位置検出装置9B、4群基準位置検出装置9Cが備えられており、各レンズ群が基準位置にあるかどうかが検出される。この1−2群基準位置検出装置9A、3群基準位置検出装置9B、4群基準位置検出装置9Cは、それぞれ1−2群基準位置検出装置駆動回路10A、3群基準位置検出装置駆動回路10B、4群基準位置検出装置駆動回路10Cによって駆動される。またその位置はCPU5Bに取り込まれる。
CPU5Bには、望遠撮影を行う場合に撮影レンズ1の倍率をアップするために操作する望遠スイッチ6A(図1では望遠SWと記載)、および広角撮影を行う場合に撮影レンズ1の倍率をダウンするために操作する広角スイッチ6B(図1では広角SWと記載)が電気的に接続されており、CPU5Bはこの望遠スイッチ6Aおよび広角スイッチ6Bの操作に応じて各モータ4A、4B、4Cを制御する。
上記モータドライバ5AとCPU5Bが制御装置5を構成する。
なお、1−2群1Aを構成する1群および2群は、その間隔がカム機構により機械的に調整されるカム筒(図示省略)に取り付けられており、1−2群用モータ4Aにより1−2群1Aが駆動される際に1群と2群との間隔が所定の間隔となるように機械的に駆動される。
次に、本発明の第1の実施例の基本動作を図3のフローチャートおよび図4〜図7のタイミングチャート、図8の動作説明図を用いて説明する。
本実施例は、1−2群1Aの位置に対する3群1Bの位置に応じて1−2群1Aの駆動電圧を増減させることにより駆動速度を変化させ、1−2群1Aと3群1Bが干渉しないように1−2群1Aと3群1Bを同時に駆動する駆動制御方法の実施例である。
ここで駆動制御方法は、撮影レンズ1の駆動方向が望遠から広角に駆動される状態であるか、あるいは広角から望遠に駆動される状態であるかで制御のフローが異なるため、以下撮影レンズ1の駆動方向が望遠から広角に駆動される場合と、広角から望遠に駆動される場合に分けて説明を行う。
(広角から望遠への駆動制御)
まず、撮影レンズ1の駆動方向が広角から望遠に駆動される場合の駆動制御方法の説明を行う。図3はこの時のズーム動作を示している。
ステップS101では、4群1Cの退避駆動制御(後述)の必要性を判断するため、撮影レンズ1の駆動方向が、望遠から広角に駆動される状態であるか、広角から望遠に駆動される状態であるか、が判定される。
使用者が撮影レンズ1を広角から望遠に駆動する望遠スイッチ6Aを押して撮影レンズ1が広角から望遠(図3中、W→Tと記載)に駆動される状態の場合は、各レンズ群間の距離が離れる方向へ各レンズ群が駆動されるため、4群1Cの退避駆動制御は不要であり、フローはステップS103へ進む。
ステップS103では、3群1Bの退避駆動制御(後述)の必要性を判断するため、撮影レンズ1の駆動方向が、望遠から広角に駆動される状態であるか、広角から望遠に駆動される状態であるか、が判定される。
使用者が撮影レンズ1を広角から望遠に駆動する望遠スイッチ6Aを押して撮影レンズ1が広角から望遠(図3中、W→Tと記載)に駆動される状態の場合は、各レンズ群間の距離が離れる方向へ各レンズ群が駆動されるため、3群1Bの退避駆動制御は不要であり、フローはステップS105へ進む。
ステップS105では、望遠スイッチ6Aが押されたことによって1−2群用モータ4Aにより1−2群1Aの駆動が開始される。
ここで1−2群用モータ4AはDCモータであるため、駆動開始直後は突入電流が発生し、電源電圧が降下するため電池寿命に影響する。これを避けるため、1−2群1Aの駆動開始直後は、1−2群用モータ4Aの駆動電圧を定常時の駆動電圧より低い値に設定し、所定時間経過後に電圧を定常時の電圧に引き上げる起動制御を行う(図4、図5の望遠スイッチ6Aおよび1−2群用モータ4Aのタイミングチャート参照)。
なお、望遠〜広角間での駆動電圧は、広角〜撮影レンズ収納間での駆動電圧よりも低めに設定している。これは、広角〜撮影レンズ収納間は、駆動の高速性が要求されるために電圧を高く設定しているためである。一方、望遠〜広角間は、望遠スイッチ6Aまたは広角スイッチ6Bの操作により、目標の位置ですばやく駆動が停止するように適度な電圧設定としている。
ステップS105で1−2群1Aの駆動を開始後、フローはステップS106へ移行する。
ステップS106では、1−2群1Aが停止する必要があるかどうかの判定が行われる。ここで、1−2群1Aを停止する必要がある場合、すなわち、望遠スイッチ6Aが押されなくなった場合(図5で望遠スイッチ6AがOffになった時点)、または1−2群1Aが最望遠側の位置に対し所定距離手前まで駆動された場合(図4で1−2群用モータ4Aの停止制御が開始された時点)は、フローはステップS112へ移行する。
一方、1−2群1Aを停止する必要がない場合は、フローはステップS107へ移行する。
ステップS107では、3群1Bが停止中であるか、駆動中であるかが判定される。ここで3群1Bが停止中である場合は、フローはステップS108へ移行する。一方、3群1Bが駆動中である場合は、フローはステップS110へ移行する。
ステップS108では、1−2群1Aの駆動開始タイミングと3群1Bの駆動開始タイミングに時間差を持たせるために、1−2群1Aの駆動開始後、所定時間が経過しているかどうかが判定される。1−2群1Aの駆動開始タイミングと3群1Bの駆動開始タイミングに時間差を持たせることで、1−2群用モータ4Aの駆動開始時に発生する突入電流タイミングに3群用モータ4Bの駆動電流が重ならないため、電源が短時間に大きな消費電流を供給する必要がなくなる。このようにすることで、電池の寿命を長くすることが可能となる。所定時間の経過の判定は、1−2群移動量検出装置7からの出力パルスが所定の個数カウントされることで行われる。
ステップS108で、1−2群1Aの駆動開始後、所定時間が経過している場合は、フローはステップS109へ移行する。一方1−2群1Aの駆動開始後、所定時間が経過していない場合は、フローはステップS106へ戻り、上記フローを繰り返す。
ステップS109では、3群用モータ4Bにより3群1Bの駆動が開始される。このとき、3群1Bの駆動速度は所定の速度、例えば3群用モータ4Bの入力パルスレートが600pps(1秒当たりパルス数)となるように行われる。その後、フローはステップS106へ戻る。
ステップS107で3群1Bが駆動中である場合は、フローはステップS110へ移行する。ステップS110では、1−2群1Aに対する3群1Bの位置を調べ、1−2群1Aと3群1Bとの干渉、必要以上の乖離を避けるために1−2群1Aの駆動速度の変更が必要であるかどうかが判定される。
ここで、図8に示すように、1−2群1Aの位置に対し3群1Bの位置が所定の位置P1を越えて1−2群1Aに近づいている状態であるか(図8の点線部A)、所定の位置P2を越えて1−2群1Aから遠ざかっている状態であれば(図8の点線部B)、1−2群1Aの駆動速度の変更が必要な状態であり、フローはステップS111へ移行する。一方、1−2群1Aの位置に対し3群1Bの位置がP1とP2の間にある場合は、1−2群1Aの駆動速度の変更は不必要な状態であり、フローはステップS106へ戻る。以下、P1とP2の間隔を群間保持区間という。
ステップS111では、1−2群1Aの位置に対し3群1Bの位置が所定の位置P1を越えて1−2群1Aに近づいている状態の場合は(図8の点線部A)、1−2群1Aと3群1Bの干渉が発生する可能性があるため、1−2群1Aの速度を所定量減速し、1−2群1Aと3群1Bとの干渉を回避する。
また1−2群1Aの位置に対し3群1Bの位置が所定の位置P2を越えて1−2群1Aよりも遠ざかっている状態であれば(図8の点線部B)、1−2群1Aと3群1Bとの距離が必要以上に離れてしまう可能性があるため、1−2群1Aの速度を所定量加速し、1−2群1Aと3群1Bとの必要以上の乖離を回避する。
加減速量は、1−2群1Aの駆動速度、1−2群移動量検出装置7によって検出される1−2群1Aの位置、3群用モータ4Bの入力パルスによって算出される3群1Bの位置に基づき、適切な値がCPU5Bによって算出される。
図8に1−2群1Aと3群1Bの位置関係の略図を示す。1−2群1AのズームポジションZp12(N)に対し、所定の倍率を成立させる3群1Bのズームポジション位置Zp3(N)があらかじめ設定されている(図2参照)。
ここで、1−2群1Aの減速を開始する3群1Bの位置P1は、3群1BのズームポジションZp3(N)と3群1Bの次のズームポジションZp3(N+1)との間の1/3分だけ、3群1BのズームポジションZp3(N)から3群1Bの次のズームポジションZp3(N+1)に近づいた位置としている。すなわち、
P1=Zp3(N)+(Zp3(N+1)−Zp3(N))/3
としている。
また、1−2群1Aの加速を開始する3群1Bの位置P2は、3群1Bの1つ手前のズームポジションZp3(N−1)とさらに一つ手前のズームポジションZp3(N−2)との間の1/3分だけ、3群1Bのひとつ手前のズームポジションZp3(N−1)から3群1Bのさらにひとつ手前のズームポジションZp3(N−2)に近づいた位置としている。すなわち、
P2=Zp3(N−1)−(Zp3(N−1)−Zp3(N−2))/3
としている。
図2に示す3群用モータ4Bへの出力パルスでP1、P2を表すと、3群1BのズームポジションがZp3(4)(N=4)の場合、
P1=360+(380−360)/3=366
P2=340−(340−320)/3=334
となる。
すなわち、1−2群1AのズームポジションがZp(4)(N=4)の場合、3群用モータ4Bへの出力パルスが366以上になった場合は1−2群1Aの駆動速度を減速し、3群用モータ4Bへの出力パルスが334以下になった場合は1−2群1Aの駆動速度を加速する。
ここで、図9を用いて、1−2群1Aの駆動速度を1−2群1Aの駆動電圧にて可変する方法を説明する。
1−2群1Aは、通常駆動電圧2.0Vにて駆動されておりZp単位で3群1Bの位置を確認する。3群1Bの位置が位置P1以上となり、群間が狭まった場合は、1−2群1Aの駆動電圧を2.2Vに上げ駆動速度を加速する。その後、3群1Bの位置が正常位置に到達した場合は、1−2群1Aの駆動電圧を2.0Vの通常電圧に戻す。更に、3群1Bの位置が位置P2以下となり、群間が広がった場合は、1−2群1Aの駆動電圧を1.8Vに下げ駆動速度を減速する。
以上のように、3群1Bの位置が群間保持区間を外れた場合に1−2群1Aの速度を制御することで、1−2群1Aと3群1Bとの干渉および必要以上の乖離を避けながら1−2群1Aと3群1Bを同時に駆動することが可能となる。
ステップS106で1−2群1Aの停止が必要であると判定された後、フローはステップS112へ移行する。
ステップS112では,3群1Bの駆動状態が判定される。ここで3群1Bが停止している場合は、フローはステップS114へ移行する。一方3群1Bが駆動中の場合は、フローはステップS113へ移行して3群1Bの駆動を停止した後、フローはステップS114へ移行する。
ステップS114では、1−2群1Aの停止制御が行われる。1−2群1AはDCモータである1−2群用モータ4Aによって駆動されており、駆動電圧の印加を停止しても1−2群用モータ4Aの回転は急に止まらず、オーバーランが発生する。このオーバーラン量を減らすために、1−2群1Aの停止動作が開始された時点で、1−2群用モータ4Aの駆動電圧を下げる停止制御を行う(図4、図5の1−2群用モータ4Aのタイミングチャート参照)。停止制御後、フローはステップS115へ移行する。
ステップS115では、1−2群移動量検出装置7が出力するパルス数が1−2群1Aの停止制御が開始された時点から所定数に達した時点で、1−2群1Aを停止させるために1−2群用モータ4Aのブレーキ制御(一般的な電磁ブレーキ等)が行われ、1−2群1Aが停止する(図4、図5の1−2群用モータ4Aのタイミングチャート参照)。なお、1−2群1Aの停止位置はこのブレーキ制御中のオーバーランも含まれる。この後に、フローはステップS116へ移行する。
ステップS116では、駆動機構が備える歯車(図示省略)の遊びによるレンズ群の位置ずれを防ぐためのバックラッシュ制御(後述)を行うために、撮影レンズ1の駆動方向が判定される。撮影レンズ1の駆動方向が広角から望遠(図3中、W→Tと記載)の場合は、本実施例ではバックラッシュ制御は不要と判定されてフローはステップS118へ移行する。撮影レンズ1の駆動方向が望遠から広角(図3中、T→Wと記載)の場合は、本実施例ではバックラッシュ制御が必要と判定されてフローはステップS117へ移行し、バックラッシュ制御が実行される。
ステップS118では、3群1Bの位置補正駆動制御が行われる(図4、図5の3群用モータ4Bのタイミングチャート参照)。これは、1−2群1Aの最終的な位置に対応した3群1Bの適正な停止位置をCPU5Bが算出し、その位置に3群1Bを駆動するものである。この位置の算出は、図2に示した1−2群1Aおよび3群1Bの位置情報に基づいて行われる。この後に、フローはステップS119へ移行する。
ステップS119では、停止したレンズ群の位置に対応した絞り値に第1絞り2A、第2絞り2Bを設定するための絞り駆動制御が行われる(図4、図5の第1絞り用モータ4Dおよび第2絞り用モータ4Eのタイミングチャート参照)。この後に、フローはステップS120へ移行し、撮影レンズ1の駆動制御が終了する。
(望遠から広角への駆動制御)
次に、撮影レンズ1の駆動方向が望遠から広角に駆動される場合の説明を行う。
使用者が撮影レンズ1を望遠から広角に駆動する広角スイッチ6Bを押して撮影レンズ1が望遠から広角(図3中、T→Wと記載)に駆動される状態の場合は、フローはステップS101からステップS102へ進む。
ステップS102では、4群1Cを3群1Bから遠ざける4群1Cの退避駆動制御が行われる(図6、図7の4群用モータ4Cのタイミングチャート参照)。撮影レンズ1が望遠から広角に駆動される場合は、各レンズ群間の距離が接近する状態となり、場合によって3群1Bと4群1Cが干渉を起こす可能性がある。このため、4群1Cの位置が3群1Bとの干渉を起こさない所定の位置よりも3群1Bに接近する位置にある場合は、3群1Bが駆動された際に干渉を起こさない所定の位置まで4群1Cを3群1Bから遠ざける4群1Cの退避駆動制御が行われる。この後に、フローはステップS103へ移行する。
ステップS103では、3群1Bの退避駆動制御の必要性を判断するため、撮影レンズ1の駆動方向が、望遠から広角に駆動される状態であるか、広角から望遠に駆動される状態であるか、が判定される。
使用者が撮影レンズ1を望遠から広角に駆動する広角スイッチ6Bを押して撮影レンズ1が望遠から広角(図3中、T→Wと記載)に駆動される状態の場合は、フローはステップS104へ進む。
ステップS104では、3群1Bを1−2群1Aから遠ざける3群1Bの退避駆動制御が行われる(図6、図7の3群用モータ4Bのタイミングチャート参照)。撮影レンズ1が望遠から広角に駆動される場合は、各レンズ群間の距離が接近する状態となり、場合によって3群1Bと1−2群1Aが干渉を起こす可能性がある。このため、1−2群1Aを駆動する前にあらかじめ所定距離分、例えば3群1Bが位置するズームポジションZp3(N)と一つ手前のズームポジションZp3(N−1)との間の半分の距離分、3群1Bを1−2群1Aから遠ざける3群1Bの退避駆動制御を行う。この後に、フローはステップS105へ移行する。
ステップS105では、広角スイッチ6Bが押されたことによって1−2群用モータ4Aにより1−2群1Aの駆動が開始される。ここで1−2群用モータ4AはDCモータであるため、駆動開始直後は突入電流が発生し、電源電圧が降下するため電池寿命に影響する。これを避けるため、1−2群1Aの駆動開始直後は、1−2群用モータ4Aの駆動電圧を定常時の駆動電圧より低い値に設定し、所定時間経過後に電圧を定常時の電圧に引き上げる起動制御を行う(図6、図7の1−2群用モータ4Aのタイミングチャート参照)。
ステップS105で1−2群1Aの駆動を開始後、フローはステップS106へ移行する。
ステップS106では、1−2群1Aを停止する必要があるかどうかの判定が行われる。ここで、1−2群1Aを停止する必要がある場合、すなわち、広角スイッチ6Bが押されなくなった場合(図7で広角スイッチ6BがOffになった時点)、または1−2群1Aが最広角側の位置に対し所定距離手前まで駆動された場合(図6で1−2群用モータ4Aの停止制御が開始された時点)は、フローはステップS112へ移行する。
一方、1−2群1Aを停止する必要がない場合は、フローはステップS107へ移行する。
ステップS107では、3群1Bが停止中であるか、駆動中であるかが判定される。ここで3群1Bが停止中である場合は、フローはステップS108へ移行する。一方3群1Bが駆動中である場合は、フローはステップS110へ移行する。
ステップS108では、1−2群1Aの駆動開始タイミングと3群1Bの駆動開始タイミングに時間差を持たせるために、1−2群1Aの駆動開始後、所定時間が経過しているかどうかが判定される。1−2群1Aの駆動開始タイミングと3群1Bの駆動開始タイミングに時間差を持たせることで、1−2群用モータ4Aおよび3群用モータ4Bを同時に駆動する必要がなくなり、電源が短時間に大きな消費電流を供給する必要がなくなる。このようにすることで、電池の寿命を長くすることが可能となる。所定時間の経過の判定は、1−2群移動量検出装置7からの出力パルスが所定の個数カウントされることで行われる。
ステップS108で、1−2群1Aの駆動開始後、所定時間が経過している場合は、フローはステップS109へ移行する。一方1−2群1Aの駆動開始後、所定時間が経過していない場合は、フローはステップS106へ戻り、上記フローを繰り返す。
ステップS109では、3群用モータ4Bにより3群1Bの駆動が開始される。このとき、3群1Bの駆動速度は所定の速度、例えば3群用モータ4Bの入力パルスレートが600ppsとなるように行われる。その後、フローはステップS106へ戻る。
ステップS107で3群1Bが駆動中である場合は、フローはステップS110へ移行する。このステップS110では、1−2群1Aに対する3群1Bの位置を調べ、1−2群1Aと3群1Bとの干渉、必要以上の乖離を避けるために1−2群1Aの駆動速度の変更が必要であるかどうかが判定される。
ここで、図8に示すように、1−2群1Aの位置に対し3群1Bの位置が所定の位置P1を越えて1−2群1Aに近づいている状態であるか(図8の点線部A)、所定の位置P2を越えて1−2群1Aから遠ざかっている状態であれば(図8の点線部B)、フローはステップS111へ移行する。一方、1−2群1Aの位置に対し3群1Bの位置がP1とP2の間、すなわち群間保持区間内にある場合は、フローはステップS106へ戻る。
ステップS111では、1−2群1Aの位置に対し3群1Bの位置が所定の位置P1を越えて1−2群1Aに近づいている状態の場合は(図8の点線部A)、1−2群1Aと3群1Bの干渉が発生する可能性があるため、1−2群1Aの速度を所定量加速し、1−2群1Aと3群1Bとの干渉を回避する。
また1−2群1Aの位置に対し3群1Bの位置が所定の位置P2を越えて1−2群1Aから遠ざかっている状態であれば(図8の点線部B)、1−2群1Aと3群1Bとの距離が必要以上に離れてしまう可能性があるため、1−2群1Aの速度を所定量減速し、1−2群1Aと3群1Bとの必要以上の乖離を回避する。
加減速量は、1−2群1Aの駆動速度、1−2群移動量検出装置7によって検出される1−2群1Aの位置、3群用モータ4Bの入力パルスによって算出される3群1Bの位置に基づき、適切な値がCPU5Bによって算出される。
図8に1−2群1Aと3群1Bの位置関係の略図を示す。1−2群1AのズームポジションZp12(N)に対し、所定の倍率を成立させる3群1Bのズームポジション位置Zp3(N)があらかじめ設定されている(図2参照)。
ここで、1−2群1Aの加速を開始する3群1Bの位置P1は、3群1BのズームポジションZp3(N)と3群1Bの次のズームポジションZp3(N+1)との間の1/3分だけ、3群1BのズームポジションZp3(N)から3群1Bの次のズームポジションZp3(N+1)に近づいた位置としている。すなわち、
P1=Zp3(N)+(Zp3(N+1)−Zp3(N))/3
としている。
また、1−2群1Aの減速を開始する3群1Bの位置P2は、3群1Bの1つ手前のズームポジションZp3(N−1)とさらに一つ手前のズームポジションZp3(N−2)との間の1/3分だけ、3群1Bのひとつ手前のズームポジションZp3(N−1)から3群1Bのさらにひとつ手前のズームポジションZp3(N−2)に近づいた位置としている。すなわち、
P2=Zp3(N−1)−(Zp3(N−1)−Zp3(N−2))/3
としている。
図2に示す3群用モータ4Bへの出力パルスでP1、P2を表すと、3群1BのズームポジションがZp3(4)(N=4)の場合、
P1=360+(380−360)/3=366
P2=340−(340−320)/3=334
となる。
すなわち、1−2群1AのズームポジションがZp(4)(N=4)の場合、3群用モータ4Bへの出力パルスが366以上になった場合は1−2群1Aの駆動速度を減速し、3群用モータ4Bへの出力パルスが334以下になった場合は1−2群1Aの駆動速度を加速する。
(電圧制御による駆動速度制御)
ここで、図9を用いて、1−2群1Aの駆動速度を1−2群1Aの駆動電圧にて可変する方法を説明する。
1−2群1Aは、通常駆動電圧2.0Vにて駆動されており、Zp単位で3群1Bの位置を確認する。3群1Bの位置が位置P2以下となり、群間が広がった場合は、1−2群1Aの駆動電圧を2.2Vに上げ駆動速度を加速する。その後、3群1Bの位置が正常位置に到達した場合は、1−2群1Aの駆動電圧を2.0Vの通常電圧に戻す。更に、3群1Bの位置が位置P1以上となり、群間が狭まった場合は、1−2群1Aの駆動電圧を1.8Vに下げ駆動速度を減速する。
以上のように、3群1Bの位置が群間保持区間を外れた場合に1−2群1Aの速度を制御することで、1−2群1Aと3群1Bとの干渉を避けながら1−2群1Aと3群1Bを同時に駆動することが可能となる。
ステップS106で1−2群1Aの停止が必要であると判定された後、フローはステップS112へ移行する。
ステップS112では,3群1Bの駆動状態が判定される。ここで3群1Bが停止している場合は、フローはステップS114へ移行する。一方3群1Bが駆動中の場合は、フローはステップS113へ移行して3群1Bの駆動を停止した後、フローはステップS114へ移行する。
ステップS114では、1−2群1Aの停止制御が行われる。1−2群1AはDCモータである1−2群用モータ4Aによって駆動されており、1−2群用モータ4Aへの駆動電圧の印加を停止しても1−2群用モータ4Aの回転は急に止まらず、オーバーランが発生する。このオーバーラン量を減らすために、1−2群1Aの停止動作が開始された時点で、1−2群用モータ4Aの駆動電圧を下げる停止制御を行う(図6、図7の1−2群用モータ4Aのタイミングチャート参照)。停止制御後、フローはステップS115へ移行する。
ステップS115では、1−2群移動量検出装置7が出力するパルス数が1−2群1Aの停止制御が開始された時点から所定数に達した時点で、1−2群1Aを停止させるために1−2群用モータ4Aのブレーキ制御(一般的な電磁ブレーキ等)が行われ、1−2群1Aを停止させる(図6、図7の1−2群用モータ4Aのタイミングチャート参照)。なお、1−2群1Aの停止位置はこのブレーキ制御中のオーバーランも含まれる。この後に、フローはステップS116へ移行する。
ステップS116では、駆動機構が備える歯車(図示省略)の遊びによるレンズ群の位置ずれを防ぐためのバックラッシュ制御(後述)を行うために、撮影レンズ1の駆動方向が判定される。撮影レンズ1の駆動方向が望遠から広角(図3中、T→Wと記載)の場合は、本実施例ではバックラッシュ制御を行うため、フローはステップS117へ移行する。
ステップS117では、1−2群1Aのバックラッシュ制御が行われる(図6、図7の1−2群用モータ4Aのタイミングチャート参照)。バックラッシュ制御は、所定の停止位置を越えるまで1−2群1Aを駆動した後に、逆方向、すなわち広角から望遠方向に1−2群1Aを再度駆動して1−2群1Aを所定位置に戻すことで行われる。通常駆動機構の歯車は遊びを有しており、そのままでは正確な位置が定まらないため、駆動部分の駆動方向が常に一方向になるように駆動を行うことで、この遊びの影響を回避する。バックラッシュ制御が実行された後にフローはステップS118へ移行する。
ステップS118では、3群1Bの位置補正駆動制御が行われる(図6、図7の3群用モータ4Bのタイミングチャート参照)。これは、1−2群1Aの最終的な位置に対応した3群1Bの適正な停止位置をCPU5Bが算出し、その位置に3群1Bを駆動するものである。この位置の算出は、図2に示した1−2群1Aおよび3群1Bの位置情報に基づいて行われる。この後に、フローはステップS119に移行する。
ステップS119では、停止したレンズ群の位置に対応した絞り値に第1絞り2A、第2絞り2Bを設定するための絞り駆動制御が行われる(図6、図7の第1絞り用モータ4Dおよび第2絞り用モータ4Eのタイミングチャート参照)。この後に、フローはステップS120へ移行し、撮影レンズ1の駆動制御が終了する。
なお、前述した群間保持区間は、広角から望遠への駆動の場合と、望遠から広角への駆動の場合とで異なる範囲としても良い。また各ズームポジション毎に変更しても良い。
また本実施例では、バックラッシュ制御は望遠から広角への駆動の場合に行ったが、望遠から広角への駆動の場合に行っても良い。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。
(デューティ駆動制御による駆動速度制御)
本実施例は、1−2群1Aの位置に対する3群1Bの位置に応じて1−2群1Aの駆動比率を増減させることにより駆動速度を変化させ、1−2群1Aと3群1Bが干渉しないように1−2群1Aと3群1Bを同時に駆動する駆動制御方法の実施例である。
本実施例での駆動比率とは、一定間隔内での駆動出力割合であり、100%が全出力であり、50%が半分出力,半分オフであり、0%が全オフである。
ここで、本実施例と第1の実施例の相違点は、図3のフローチャートのステップS111の内容のみであるため、以下、本実施例におけるステップS111の内容について図10を用いて説明を行う。
(広角から望遠への制御)
最初に撮影レンズ1の駆動方向が広角から望遠に駆動される場合の説明を行う。1−2群1Aは、通常駆動比率80%(10ms間隔で、8msON,2msOFF)にて駆動されており、Zp単位で3群1Bの位置を確認する。3群1Bの位置が位置P1以上となり、群間が狭まった場合は、1−2群1Aの駆動比率を100%(10ms間隔で、10msON,0msOFF)に上げ駆動速度を加速する。その後、3群1Bの位置が正常位置に到達した場合は、1−2群1Aの駆動比率を80%の通常比率に戻す。更に、3群1Bの位置が位置P2以下となり、群間が広がった場合は、1−2群1Aの駆動比率を60%(10ms間隔で、6msON,4msOFF)に下げ駆動速度を減速する。
(望遠から広角への制御)
同様に、撮影レンズ1の駆動方向が望遠から広角に駆動される場合の説明を行う。1−2群1Aは、通常駆動比率80%(10ms間隔で、8msON,2msOFF)にて駆動されておりZp単位で3群1Bの位置を確認する。3群1Bの位置が位置P2以下となり、群間が広がった場合は、1−2群1Aの駆動比率を100%(10ms間隔で、10msON,0msOFF)に上げ駆動速度を加速する。その後、3群1Bの位置が正常位置に到達した場合は、1−2群1Aの駆動比率を80%の通常比率に戻す。更に、3群1Bの位置が位置P1以上となり、群間が狭まった場合は、1−2群1Aの駆動比率を60%(10ms間隔で、6msON,4msOFF)に下げ駆動速度を減速する。
以上のように、3群1Bの位置が群間保持区間を外れた場合に1−2群1Aの速度を制御することで、1−2群1Aと3群1Bとの干渉を避けながら1−2群1Aと3群1Bを同時に駆動することが可能となる。
次に、本発明の第3の実施例を説明する。第3実施例は駆動制御に駆動電圧制御とデューティ駆動制御を組合せたものである。
本実施例は、1−2群1Aの位置に対する3群1Bの位置に応じて1−2群1Aの駆動速度を上げる場合には、駆動電圧を上げ、駆動速度を下げる場合には、駆動比率を下げることにより駆動速度を変化させ、1−2群1Aと3群1Bが干渉しないように1−2群1Aと3群1Bを同時に駆動する駆動制御方法の実施例である。
ここで、本実施例と第1の実施例の相違点は、図3のフローチャートのステップS111の内容のみであるため、以下、本実施例におけるステップS111の内容については図11を用いて説明を行う。
(広角から望遠への制御)
最初に撮影レンズ1の駆動方向が広角から望遠に駆動される場合の説明を行う。図11に示すように、1−2群1Aは、通常駆動電圧2.0Vにて駆動されておりZp単位で3群1Bの位置を確認する。3群1Bの位置が位置P1以上となり、群間が狭まった場合は、1−2群1Aの駆動電圧を2.2Vに上げて駆動速度を加速する。その後、3群1Bの位置が正常位置に到達した場合は、1−2群1Aの駆動電圧を2.0Vの通常電圧に戻す。更に、3群1Bの位置が位置P2以下となり、群間が広がった場合は、1−2群1Aのデューティ駆動比率を60%(10ms間隔で、6msON,4msOFF)に下げ駆動速度を減速する。
(望遠から広角への制御)
同様に、撮影レンズ1の駆動方向が望遠から広角に駆動される場合の説明を行う。
1−2群1Aは、通常駆動電圧2.0Vにて駆動されておりZp単位で3群1Bの位置を確認する。3群1Bの位置が位置P2以下となり、群間が広がった場合は、1−2群1Aの駆動電圧を2.2Vに上げて駆動速度を加速する。その後、3群1Bの位置が正常位置に到達した場合は、1−2群1Aの駆動電圧を2.0Vの通常電圧に戻す。更に、3群1Bの位置が位置P1以上となり、群間が狭まった場合は、1−2群1Aのデューティ駆動比率を60%(10ms間隔で、6msON,4msOFF)に下げ駆動速度を減速する。
以上のように、3群1Bの位置が群間保持区間を外れた場合に、電圧制御とデューティ駆動制御を組み合わせて1−2群1Aの速度を制御することで、1−2群1Aと3群1Bとの干渉を避けながら1−2群1Aと3群1Bを同時に駆動することが可能となる。
次に、本発明の第4の実施例を説明する。第1実施例では駆動制御として駆動電圧制御とデューティ駆動制御を組み合わせている。
本実施例は、1−2群1Aの位置に対する3群1Bの位置に応じて1−2群1Aの駆動速度を上げる場合には、駆動電圧を上げ、駆動速度を下げる場合には、駆動電圧を下げるとともに、更にデューティ駆動比率を下げることにより駆動速度を変化させ、1−2群1Aと3群1Bが干渉しないように1−2群1Aと3群1Bを同時に駆動する駆動制御方法の実施例である。
ここで、本実施例と第1の実施例の相違点は、図3のフローチャートのステップS111の内容のみであるため、以下、本実施例におけるステップS111の内容について図12を用いて説明を行う。
(広角から望遠への制御)
最初に撮影レンズ1の駆動方向が広角から望遠に駆動される場合の説明を行う。
1−2群1Aは、通常駆動電圧2.0Vにて駆動されておりZp単位で3群1Bの位置を確認する。3群1Bの位置が位置P1以上となり、群間が狭まった場合は、1−2群1Aの駆動電圧を2.2Vに上げ駆動速度を加速する。その後、3群1Bの位置が正常位置に到達した場合は、1−2群1Aの駆動電圧を2.0Vの通常電圧に戻す。更に、3群1Bの位置が位置P2以下となり、群間が広がった場合は、1−2群1Aの駆動電圧を1.8Vに下げ、更に、デューティ駆動比率を60%(10ms間隔で、6msON,4msOFF)に下げ駆動速度を減速する。
(望遠から広角への制御)
同様に、撮影レンズ1の駆動方向が望遠から広角に駆動される場合の説明を行う。
1−2群1Aは、通常駆動電圧2.0Vにて駆動されておりZp単位で3群1Bの位置を確認する。3群1Bの位置が位置P2以下となり、群間が広がった場合は、1−2群1Aの駆動電圧を2.2Vに上げ駆動速度を加速する。その後、3群1Bの位置が正常位置に到達した場合は、1−2群1Aの駆動電圧を2.0Vの通常電圧に戻す。更に、3群1Bの位置が位置P1以上となり、群間が狭まった場合は、1−2群1Aの駆動電圧を1.8Vに下げ、更にデューティ駆動比率を60%(10ms間隔で、6msON,4msOFF)に下げ、駆動速度を減速する。
このように、3群1Bの位置が群間保持区間を外れた場合に、電圧制御とデューティ駆動制御とを組み合わせて1−2群1Aの速度を制御することで、1−2群1Aと3群1Bとの干渉を避けながら、1−2群1Aと3群1Bを同時に駆動することが可能となる。
以上説明したように、上記実施例1乃至実施例4の撮影レンズ駆動制御装置においては、対物側の1−2群1Aと他のレンズ群となる3群1Bとはズーム変倍系の複合レンズ群を構成しており、これらのレンズ群1A、1Bは駆動モータ4A、4B、4Cにより駆動する構成とされ、これらの駆動モータ4A、4B、4CはCPU5Bによって制御される。
ズーム撮影のために、1−2群1Aと3群1Bの移動領域には、対物側の第1の所定位置P1と結像側の第2の所定位置P2とが設定され、この第1の所定位置P1と第2の所定位置P2の間が1−2群1Aと3群1Bの群間保持区間として設定されている。このP1−P2間の群間保持区間は広角から望遠若しくは望遠から広角へと変倍するときにズーム系レンズ群の間隔を保持する区間である。1−2群1Aは対物側にあり、3群1Bは結像側に設けられる。
広角から望遠に変倍するズームインのときに、P1を越えた対物側領域で3群1Bが1−2群1Aに接近したとき、1−2群1Aを素速く対物側に送り、3群1BがP2を越えて結像側に移動したら、1−2群1Aを遅くする。
また、望遠から広角に変倍するズームアウトのときに、P1から対物側の領域で3群1Bが1−2群1Aに接近しているときは、1−2群1Aが結像側に移動する速度を遅くし、3群1BがP2を越えて結像側に位置する時に、1−2群1Aを素速く結像側に移動させる。
このように、CPU5Bは、この複数のレンズ群1A、1Bの駆動速度調整の際に、1−2群1Aに対する3群1Bの位置に応じて、1−2群1Aの駆動速度を調整する。この駆動制御によって、カメラを望遠から広角或いは広角から望遠に切り換える時に、目標の光学系を短時間で成立させることができる。複数のレンズ群で構成された撮影レンズにおいて、各レンズ群の間の干渉を起こすことなく各レンズ群をそれぞれモータで同時に駆動し、目標の光学系を短時間で成立させる撮影レンズ駆動制御装置を実現することができ、ズームイン時とズームアウト時のいずれのときにも画面が合焦しない状態を短時間で解消できる。これらの駆動制御にあっては駆動電圧の高低制御、デューティ駆動比率の制御、両者の組み合わせた制御が行われる。
本発明の第1実施例乃至第4実施例のカメラのブロック図である。 本発明の第1実施例乃至第4実施例のレンズの位置情報を示す表である。 本発明の第1実施例乃至第4実施例のフローチャートである。 本発明の第1実施例において広角から望遠へ高倍率にズームインしたときのタイミングチャートである。 本発明の第1実施例において広角から望遠へ短時間ズームインしたときタイミングチャートである。 本発明の第1実施例において望遠から広角へ広角度にズームアウトしたときのタイミングチャートである。 本発明の第1実施例において望遠から広角へ短時間にズームアウトしたときタイミングチャートである。 1−2群レンズと3群レンズの光軸方向の位置であって対物側の第1の所定位置P1と結像側の第2の所定位置P2とを示す説明図である。 1−2群レンズを駆動する第1実施例のDCモータの駆動制御を示すものであり、駆動電圧の高低制御による制御を示すタイミングチャートである。 1−2群レンズを駆動する第2実施例のDCモータの駆動制御を示すものであり、駆動電圧のデューティ駆動制御による制御を示すタイミングチャートである。 1−2群レンズを駆動する第3実施例のDCモータの駆動制御を示すものであり、駆動電圧の高低制御による制御と、デューティ駆動制御による制御とを組み合わせた例を示すタイミングチャートである。 1−2群レンズを駆動する第4実施例のDCモータの駆動制御を示すものであり、駆動電圧の高低制御とデューティ駆動制御による制御であって、減速時にデューティ駆動比率を下げると共に電圧を更に下げて行う場合のタイミングチャートである。 基準位置とズーム位置の関係を示す説明図である。
符号の説明
1A 1−2群(対物側のレンズ群)
1B 3群(他のレンズ群)
1C 4群(合焦レンズ群)
4A 1−2群モータ(レンズ駆動装置)
4B 3群モータ(レンズ駆動装置)
4C 4群モータ(レンズ駆動装置)
5A モータドライバ
5B CPU(制御装置)
6A 望遠スイッチ
6B 広角スイッチ
9A 1−2群基準位置検出装置
9B 3群基準位置検出装置
9C 4群基準位置検出装置
10A 1−2群基準位置検出装置駆動回路
10B 3群基準位置検出装置駆動回路
10C 4群基準位置検出装置駆動回路

Claims (5)

  1. 対物側に位置する対物側のレンズ群と結像側に位置する他のレンズ群とによりズーム光学系を構成する複数のレンズ群と、
    該複数のレンズ群をそれぞれ駆動する複数のレンズ駆動装置と、
    前記複数のレンズ駆動装置を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記対物側のレンズ群を駆動する際に、前記対物側のレンズ群の位置に対する前記他のレンズ群の位置に応じて、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整する撮影レンズ駆動制御装置であって、
    前記対物側のレンズ群及び前記他のレンズ群の移動位置に関して対物側に第1の所定位置を設定し、結像側に第2の所定位置を設定し、前記第1の所定位置と前記第2の所定位置の間を前記対物側のレンズ群と他のレンズ群の群間保持区間とし、
    前記制御装置による前記駆動速度の調整は、
    前記対物側のレンズ群が前記第1の所定位置より対物側にあるときに前記他のレンズ群が前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群と前記他のレンズ群とがさらに接近しないように、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整し、
    前記他のレンズ群が前記第2の所定位置より結像側に位置した場合に、前記他のレンズ群が前記対物側のレンズ群から更に離れないように、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整することを特徴とする撮影レンズ駆動制御装置。
  2. 対物側に位置する対物側のレンズ群と結像側に位置する他のレンズ群とによりズーム光学系を構成する複数のレンズ群と、
    該複数のレンズ群をそれぞれ駆動する複数のレンズ駆動装置と、
    前記複数のレンズ駆動装置を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記対物側のレンズ群を駆動する際に、前記対物側のレンズ群の位置に対する前記他のレンズ群の位置に応じて、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整する撮影レンズ駆動制御装置であって、
    前記対物側のレンズ群及び前記他のレンズ群の移動位置に関して対物側に第1の所定位置を設定し、結像側に第2の所定位置を設定し、前記第1の所定位置と前記第2の所定位置の間を前記対物側のレンズ群と他のレンズ群の群間保持区間とし、
    前記制御装置による前記駆動速度の調整は、
    前記対物側のレンズ群を結像側から対物側に駆動する際には、前記他のレンズ群の位置が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧を上げ、前記他のレンズ群の位置が前記第2の所定位置を越えて結像側に移動した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧を下げ、
    前記対物側のレンズ群を対物側から結像側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧を下げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群から結像側に離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧を上げることにより駆動速度の調整を行うことを特徴とする駆動制御装置。
  3. 対物側に位置する対物側のレンズ群と結像側に位置する他のレンズ群とによりズーム光学系を構成する複数のレンズ群と、
    該複数のレンズ群をそれぞれ駆動する複数のレンズ駆動装置と、
    前記複数のレンズ駆動装置を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記対物側のレンズ群を駆動する際に、前記対物側のレンズ群の位置に対する前記他のレンズ群の位置に応じて、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整する撮影レンズ駆動制御装置であって、
    前記対物側のレンズ群及び前記他のレンズ群の移動位置に関して対物側に第1の所定位置を設定し、結像側に第2の所定位置を設定し、前記第1の所定位置と前記第2の所定位置の間を前記対物側のレンズ群と他のレンズ群の群間保持区間とし、
    前記制御装置による前記駆動速度の調整は、
    前記対物側のレンズ群を対物側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置のデューティ駆動比率を上げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群より離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置のデューティ駆動比率を下げ、
    前記対物側のレンズ群を結像側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置のデューティ駆動比率を下げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群より離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置のデューティ駆動比率を上げることにより駆動速度の調整を行うことを特徴とする撮影レンズ駆動制御装置。
  4. 対物側に位置する対物側のレンズ群と結像側に位置する他のレンズ群とによりズーム光学系を構成する複数のレンズ群と、
    該複数のレンズ群をそれぞれ駆動する複数のレンズ駆動装置と、
    前記複数のレンズ駆動装置を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記対物側のレンズ群を駆動する際に、前記対物側のレンズ群の位置に対する前記他のレンズ群の位置に応じて、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整する撮影レンズ駆動制御装置であって、
    前記対物側のレンズ群及び前記他のレンズ群の移動位置に関して対物側に第1の所定位置を設定し、結像側に第2の所定位置を設定し、前記第1の所定位置と前記第2の所定位置の間を前記対物側のレンズ群と他のレンズ群の群間保持区間とし、
    前記制御装置による前記駆動速度の調整は、
    前記対物側のレンズ群を対物側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧を上げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群より離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置のデューティ駆動比率を下げ、
    前記対物側のレンズ群を結像側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧を下げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群より離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置のデューティ駆動比率を上げることにより駆動速度の調整を行うことを特徴とする撮影レンズ駆動制御装置。
  5. 対物側に位置する対物側のレンズ群と結像側に位置する他のレンズ群とによりズーム光学系を構成する複数のレンズ群と、
    該複数のレンズ群をそれぞれ駆動する複数のレンズ駆動装置と、
    前記複数のレンズ駆動装置を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記対物側のレンズ群を駆動する際に、前記対物側のレンズ群の位置に対する前記他のレンズ群の位置に応じて、前記対物側のレンズ群の駆動速度を調整する撮影レンズ駆動制御装置であって、
    前記対物側のレンズ群及び前記他のレンズ群の移動位置に関して対物側に第1の所定位置を設定し、結像側に第2の所定位置を設定し、前記第1の所定位置と前記第2の所定位置の間を前記対物側のレンズ群と他のレンズ群の群間保持区間とし、
    前記制御装置による前記駆動速度の調整は、
    前記対物側のレンズ群を対物側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧またはデューティ駆動比率のいずれか、または両方を上げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群より離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧またはデューティ駆動比率のいずれか、または両方を下げ、
    前記対物側のレンズ群を結像側に駆動する際には、前記他のレンズ群が前記第1の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群に接近した場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧またはデューティ駆動比率のいずれか、または両方を下げ、前記他のレンズ群が前記第2の所定位置を越えて前記対物側のレンズ群より離れた場合に、前記対物側のレンズ群の前記レンズ駆動装置の駆動電圧またはデューティ駆動比率のいずれか、または両方を上げることにより駆動速度の調整を行うことを特徴とする撮影レンズ駆動制御装置。
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