JP4747997B2 - 照明制御スイッチ - Google Patents

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    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Description

本発明は、照明負荷への電力供給を制御する照明制御スイッチに関するものである。
この種の照明制御スイッチとしては、廊下や階段などに設置されて、廊下灯や階段灯などの照明負荷への電力供給を入切するために使用されるものがあった。
また、トイレに設置された照明負荷への電力供給の入切に加えて、例えば換気扇のような他の負荷のタイマ制御を行えるようにした照明制御スイッチも従来より提供されている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−100293号公報(段落番号[0031]−[0046]、及び、第2図−第4図)
上述の照明制御スイッチでは、照明負荷への電源供給を入/切しているだけなので、照明負荷の点灯出力は時間帯に関係なく常に略一定であった。したがって、深夜にトイレなどに行くために起きた場合に、照明制御スイッチを用いて廊下灯や階段灯或いはトイレ内の照明負荷を点灯させると、これらの照明負荷が全点灯されるため、目が眩んだり、覚醒して寝付きが悪くなるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、深夜帯などの所定の時間帯では照明負荷の点灯出力を減光させるとともに、それ以外の時間帯では周囲を明るく照明することができる照明制御スイッチを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、器体の前面に、照明負荷のオン操作及びオフ操作を行うための押操作部と、1日の内で照明負荷を減光点灯させる調光時間帯を設定するための調光時間帯設定部とを配置するとともに、器体の内部に、照明負荷への電力供給の入切及び電力供給量の調整を行う照明制御部と、押操作部のオン操作及びオフ操作に応じて照明制御部を制御して照明負荷を点灯及び消灯させるとともに、調光時間帯に押操作部がオン操作された場合には調光時間帯以外の時間帯に比べて照明負荷への電力供給量を低下させるように照明制御部を制御する点灯制御部とを収納し、器体の前面を略覆うようにして器体の前面に回動自在に取着され回動操作に応じて裏面で押操作部を押動する操作ハンドルを備え、当該操作ハンドルに調光時間帯設定部を露出させるための操作孔を設けるとともに、操作ハンドルの前面に、操作孔から露出する調光時間帯設定部を覆う閉位置と減光点灯時間設定部を露出させる開位置との間で開閉自在となるハンドルカバーを設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、調光時間帯において照明負荷を減光点灯させる場合の明るさを設定する明るさ設定部を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、点灯制御部は、調光時間帯において押操作部が所定のオン操作時間連続して押操作されると、照明制御部を制御して照明負荷を全点灯させることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1つの発明において、点灯制御部は、調光時間帯において押操作部がオン操作及びオフ操作されると、照明制御部を制御して照明負荷への電力供給量を徐々に増減させることで照明負荷をフェードイン及びフェードアウトさせることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか1つの発明において、点灯制御部は、押操作部がオフ操作されると、照明制御部を制御してオフ操作前の点灯出力よりも暗い所定の調光レベルで照明負荷を一定時間点灯させるとともに、一定時間経過後に照明負荷を消灯させることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1つの発明において、点灯制御部は、照明負荷が所定の消し忘れ判定時間連続して点灯していると、照明制御部を制御して照明負荷を消灯させることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか1つの発明において、押操作部のオン操作及びオフ操作に応じて換気扇負荷への電力供給をオン、オフする換気扇制御部を設けたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れか1つの発明において、照明負荷のオン/オフ操作を行う外部スイッチからの接点信号が入力される信号入力端子を備え、点灯制御部は、信号入力端子を介して接点信号が入力されると、照明制御部を制御して照明負荷の点灯/消灯を切り換えることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れか1つの発明において、器体が、埋込型配線器具を造営面に埋込配設するために用いる取付枠に3個まで取付可能な単位寸法の埋込型配線器具の2個分の大きさに形成されたことを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1乃至8の何れか1つの発明において、器体が、埋込型配線器具を造営面に埋込配設するために用いる取付枠に3個まで取付可能な単位寸法の埋込型配線器具の3個分の大きさに形成されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、調光時間帯設定部により例えば深夜帯を調光時間帯として一旦設定しておけば、調光時間帯において押操作部がオン操作された場合は、点灯制御部が、調光時間帯以外の時間帯に比べて照明負荷への電力供給量を低下させているので、調光時間帯における照明負荷の点灯出力を自動的に減光させることができ、使用者が眩しいと感じたり、覚醒して寝付きにくくなるのを防止できるという効果があり、また電力消費を低減できるという効果もある。さらにハンドルカバーを開けると調光時間帯設定部が露出するので、一般の使用者でも調光時間帯設定部を用いて調光時間帯の設定操作を容易に行うことができ、且つ、ハンドルカバーを閉じた状態では調光時間帯設定部がハンドルカバーで覆われているので、調光時間帯設定部が不用意に操作されるのを防止できるという効果もある。
請求項2の発明によれば、明るさ設定部により、使用する照明負荷の種類や用途などに合わせて減光点灯時の明るさを調整することができ、使い勝手が向上するという効果がある。
請求項3の発明によれば、調光時間帯に照明負荷を全点灯させたい場合は、押操作部を所定のオン操作時間連続押しすることによって、照明負荷が全点灯されるので、使い勝手が向上するという効果がある。
請求項4の発明によれば、調光時間帯に照明負荷を点灯及び消灯させる際に、点灯制御部が、照明制御部を制御して照明負荷をフェードイン、フェードアウトさせているので、照明負荷の点灯出力をゆっくりと変化させることで、使用者をさらに目覚めにくくできる。また照明負荷として白熱灯を用いた場合は、照明負荷である白熱灯の点灯出力をゆっくりと変化させることができるので、白熱灯の玉切れが起こりにくくなり、照明負荷の寿命を延ばすことができるという効果がある。
請求項5の発明によれば、点灯制御部は、押操作部がオフ操作された後も一定時間が経過するまでの間、オフ操作前の点灯出力よりも暗い調光レベルで照明負荷を点灯させているので、使用者がオフ操作を行った後、別の場所に移動するまでの間は明るさを確保できるという効果がある。しかも、オフ操作を行った後は照明負荷の点灯出力を暗くしているので、押操作部がオフ操作されたことを使用者に知らしめることができるという効果がある。
請求項6の発明によれば、照明負荷が消し忘れ判定時間連続点灯していると、点灯制御部が照明制御部を制御して照明負荷を消灯させているので、照明負荷の消し忘れを確実に防止できるという効果がある。
請求項7の発明によれば、換気扇制御部が、押操作部のオン操作およびオフ操作に応じて換気扇のオン、オフを制御しているので、例えば浴室やトイレなど照明負荷と換気扇の両方が設置されている場所では、1つの操作ハンドルを操作するだけで照明負荷と換気扇の両方を連動してオン/オフさせることができ、使い勝手が向上するという効果がある。
請求項8の発明によれば、点灯制御部は、押操作部のオン操作およびオフ操作に応じて照明制御部を制御して照明負荷の点灯/消灯を切り換えるとともに、信号入力端子を介して外部スイッチから接点信号が入力されると照明負荷の点灯/消灯を切り換えているので、1つの照明負荷を複数の場所からオン/オフすることができる。
請求項9の発明によれば、器体を単位寸法の埋込型配線器具の2個分の寸法に形成しているので、取付枠に対して他の単位寸法の埋込型配線器具を一緒に組み込むことができる。
請求項10の発明によれば、器体を単位寸法の埋込型配線器具の3個分の寸法に形成しているので、単位寸法の埋込型配線器具の2個分の大きさに形成した場合に比べて内部のスペースを大きくでき、機能の追加による部品の増加や、照明負荷の容量アップによる電力制御素子の大型化にも容易に対応できる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図1〜図8に基づいて説明する。本発明に係る照明制御スイッチAは、例えば廊下や階段に設置された廊下灯や階段灯などの照明負荷への電力供給を入切するために使用されるものであり、1日の内で予め設定された時間帯(例えば深夜帯など)はオン操作に応じて照明負荷を減光点灯させ、それ以外の時間帯ではオン操作に応じて照明負荷を全点灯させる機能を備えている。
図4は本実施形態の照明制御スイッチA(親器)とスイッチ子器B(外部スイッチ)とを用いた照明負荷Laの制御回路を示し、例えば照明制御スイッチAを廊下の一方の端に、スイッチ子器Bを廊下の他方の端に設置して、廊下に設置された照明負荷Laを2カ所から点灯および消灯できるようにしてある。尚、以下の説明では照明負荷Laが廊下灯の場合について説明を行うが、照明負荷Laは廊下灯に限定されるものではなく、照明負荷Laの設置場所や用途は問わない。
スイッチ子器Bは、後述する照明制御スイッチAのトライアック2を介して商用電源ACと照明負荷Laとの直列回路が接続される接続端子ta,tbと、照明制御スイッチAの接続端子Tc(信号入力端子)に接続される接続端子tcとを備えている。ここで、接続端子taと接続端子tbとの間は内部の配線を介して導通している。一方、接続端子taと接続端子tcとの間には、照明負荷Laのオン/オフ操作を行うための操作スイッチSWが接続されている。また接続端子taには位置表示用の発光ダイオードLD2のアノードが接続されており、この発光ダイオードLD2のカソードと接続端子tcとの間には限流用の抵抗R5を介してダイオードD2が順方向に接続されている。
一方、照明制御スイッチAは、スイッチ子器Bを介して商用電源ACと照明負荷Laとの直列回路が接続される一対の接続端子Ta,Tbと、スイッチ子器Bの操作スイッチSWを介して商用電源ACの一端側に接続される接続端子Tcとを備えている。また照明制御スイッチAは、例えばマイクロコンピュータからなり内部回路全体の制御を行う制御回路1(点灯制御部)と、接続端子Ta,Tb間に接続されるトライアック2(照明制御部)と、制御回路1に動作用のクロック信号を与えるクロック回路3と、制御回路1に計時用のクロック信号を与えるクロック回路4と、照明負荷Laのオン/オフ操作を行うための押釦スイッチ5(押操作部)と、照明負荷Laを減光点灯させる時間帯(調光時間帯)を設定するための調光時間帯設定スイッチ6(調光時間帯設定部)と、照明負荷Laを減光点灯させる時の明るさを設定する明るさ設定ボリューム7(明るさ設定部)と、接続端子Ta,Tbより入力される商用電源ACから内部回路の動作電源を生成する電源回路8とを備えている。
トライアック2は、T2端子とT1端子がそれぞれ接続端子Ta,Tbに接続されるとともに、ゲートGが抵抗R1を介して接続端子Tbに接続されており、さらにゲートGには制御回路1の出力ポートPO1が接続されている。
また制御回路1の出力ポートPO2には抵抗R2を介してnpn型のトランジスタTr1のベースが接続されている。このトランジスタTr1のコレクタは接続端子Tcに接続されるとともに、エミッタが電源回路8の低圧側端に接続されている。制御回路1の入力ポートPI2には、npn型のトランジスタTr2のコレクタが接続されており、トランジスタTr2のエミッタは電源回路8の低圧側端に接続されている。また接続端子TcにはダイオードD1のカソードが接続され、ダイオードD1のアノードと接続端子Tbの間には抵抗R3が接続されており、ダイオードD1と抵抗R3との接続点はトランジスタTr2のベースに接続されている。
ここで、スイッチ子器Bの発光ダイオードLD2を点灯させる場合は、制御回路1が出力ポートPO2の信号レベルをハイにして、トランジスタTr1をオンさせると、商用電源ACのC1側が正となる期間に、商用電源AC→発光ダイオードLD2→抵抗R5→ダイオードD2→トランジスタTr1→電源回路8→照明負荷La→商用電源ACの経路で電流が流れて発光ダイオードLD2が点灯させられる。このとき発光ダイオードLD2には微少な電流しか流れず、照明負荷Laが点灯することはない。
またスイッチ子器Bに設けた操作スイッチSWの操作信号を制御回路1が取り込む動作について以下に説明する。商用電源ACのC2側が正となる期間において、スイッチ子器Bの操作スイッチSWがオフ状態の場合は、トライアック2がターンオンするまでの期間、トランジスタTr2がオンしているが、スイッチ子器Bの操作スイッチSWがオン状態の場合、トランジスタTr2のベース電流がC1側に流れてトランジスタTr2がオフになる。したがって、制御回路1では、トランジスタTr2のコレクタ電圧すなわち入力ポートPI2の電圧レベルを監視することによって、スイッチ子器Bに設けた操作スイッチSWの接点信号を取り込むことができる。また制御回路1の入力ポートPI1には押釦スイッチ5のスイッチ入力が与えられており、制御回路1では入力ポートPI1,PI2から押釦スイッチ5或いはスイッチ子器Bの操作スイッチSWの操作入力(接点信号)を取り込み、オン操作及びオフ操作に応じてトライアック2のオン/オフを制御し、照明負荷Laを点灯又は消灯させるようになっている。
制御回路1はクロック回路4から入力されるクロック信号をカウントすることによって、現在時刻を計時している。なお図示しない設定手段を用いて制御回路1の計時部の時刻を設定することができ、時刻設定が行われていない場合など計時部の時刻がずれている場合は、制御回路1が発光ダイオードLD1を高速点滅させることで、使用者に時刻の設定を促している。
また制御回路1には上述した調光時間帯設定スイッチ6及び明るさ設定ボリューム7の設定値が入力されている。調光時間帯設定スイッチ6は、1日の内で照明負荷Laを減光点灯させる調光時間帯を設定するために用いられるものであり、本実施形態ではロータリスイッチを用いて構成される。制御回路1では、調光時間帯設定スイッチ6の設定入力を監視しており、調光時間帯設定スイッチ6の設定操作が行われて設定入力が変化すると、その時の時刻を調光時間帯の開始時刻に設定するとともに、調光時間帯設定スイッチ6の設定位置によって調光時間帯の時間幅が例えば4〜8時間まで1時間おきに設定できるようになっている。調光時間帯設定スイッチ6を用いて調光時間帯が一旦設定されると、制御回路1は図示しない内蔵メモリに調光時間帯の開始時刻と時間幅を登録し、以後は内蔵メモリに設定された調光時間帯にオン操作されると、照明負荷Laを減光点灯させるようになっている。
明るさ設定ボリューム7はロータリ式の可変抵抗器からなり、明るさ設定ボリューム7の抵抗値によって、調光時間帯における照明負荷Laの調光レベルが例えば20%から100%までの範囲で任意の調光レベルに設定されるのである。したがって、使用する照明負荷Laの種類や用途などに合わせて調光点灯時の明るさを所望の調光レベルに調整することができ、使い勝手が向上する。
電源回路8は、接続端子Ta,Tbを介して供給される交流電圧を整流する整流部と、整流部の整流電圧によって所定電圧まで充電されるコンデンサなどの充電部を備えており、充電部の充電電圧が動作電圧として制御回路1などに供給される。
次に本実施形態の照明制御スイッチAの構造を図1〜図3に基づいて説明する。尚、以下の説明では特に断りがないかぎり、図2(a)に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、同図(a)の正面を前面として説明を行う。したがって、図2(b)における右端は後端となる。
照明制御スイッチAの器体10は直方体状であって、合成樹脂により前面が開口した略箱状に形成されたボディ11と、合成樹脂により後面が開口した略箱状に形成されて、ボディ11の開口部に被着されるカバー12とで形成されている。すなわち、カバー12の上下面の後端縁からは後方に向かって各一対の組立片12aが延設され、組立片12aに設けた組立孔12bがボディ11の上下両面に形成してある組立突起11aに係合することによって、ボディ11とカバー12とが結合されている。
器体10は埋込配線器具を造営面に埋込配設する際に用いる従来周知の取付枠(図示せず)に取着可能であって、その左右方向の寸法は取付枠が備える窓孔の左右方向寸法(短手方向寸法)と略同じ寸法に形成されている。また器体10の前部を形成するカバー12の左右両側面には、取付枠の窓孔を囲む左右両側片に設けた器具取付孔(図示せず)に係合可能な取付爪13が一対ずつ突設してあり、取付爪13が取付枠の器具取付孔に係合することによって、器体10が取付枠に保持されるようにしてある。なおカバー12の左右方向における一方の側壁(右側壁)には、一対の取付爪13が突設された部位の上下両側部に、後端が開放された2本の切り込み溝14がそれぞれ形成されており、2本の切り込み溝14の間の部位は厚み方向に可撓性を有する撓み片15となっている。カバー12内において撓み片15の裏面側には空所が形成され、撓み片15をカバー12の内側に撓ませることで、撓み片15に設けられた一対の取付爪13をカバー12の側面から弾性的に後退させることが可能となっている。なお撓み片15の後端部外側面には撓み片15の押し込みを容易にするために操作突起15aが突設されている。
而して器体10を取付枠に取り付ける際には、カバー12の左側壁に設けた取付爪13を取付枠の器具取付孔に挿入するとともに、右側壁に設けた取付爪13をカバー12の側面から後退させるようにして取付枠の窓孔に器体10を挿入すれば、右側壁の取付爪13が器具取付孔に挿入されて器体10が取付枠に保持される。また撓み片15をカバー12の内側に押し込むようにすれば、撓み片15に設けた取付爪13が器具取付孔から抜けるので、器体10を取付枠から容易に取り外すことができる。
ところで、上述の取付枠は、単位寸法(1個モジュール寸法)の埋込型配線器具を短幅方向に3個並べて取付可能な1連の取付枠であって、照明制御スイッチAの器体10は2個モジュール寸法(単位寸法の埋込配線器具を短幅方向に2個並べたのと略同じ寸法)に形成されており、図3に示すように1個モジュール寸法に形成されたスイッチなどの他の配線器具Cと並設することができる。なお取付枠は壁面などの造営面に取り付けられ、器体10の後部は造営面に開口する取付穴に埋設される。また取付枠の前面側には、取付枠の窓孔よりも長寸かつ幅広の窓孔51を備える化粧プレート50が重ね合わせて配置され、この化粧プレート50の窓孔51から照明制御スイッチAの機能面や配線器具Cの機能面が露出するようになっている。
器体10の内部には、上述した図4の回路を構成する回路部品や、外部電線を接続するための複数の端子などを実装したプリント配線板(図示せず)が収納されている。プリント配線板に実装される個々の端子は、ボディ11の後壁に形成された電線挿入孔16を通して器体10内に挿入される外部電線を、導電性を有する板ばねからなる鎖錠ばねのばね力によって接続保持する速結端子(図示せず)で構成してある。また鎖錠ばねを押圧して電線の鎖錠状態を解除するための解除釦(図示せず)も器体10内に収納されており、ボディ11の後壁には解除釦を操作するための操作孔17が電線挿入孔16の近傍に開口している。なお複数の端子としては上述した接続端子Ta〜Tcがあり、ボディ11の後壁に設けた電線挿入孔16の内、図2(c)中の左下の電線挿入孔16が電源接続用の接続端子Tbに対応し、右下の電線挿入孔16が負荷接続用の接続端子Taに対応し、右上の電線挿入孔16がスイッチ子器Bを接続するための接続端子Tcに対応している。
器体10の前面(つまりカバー12の前面)には、タクトスイッチからなる押釦スイッチ5の押釦(図示せず)と、調光時間帯設定スイッチ6の回転摘み18と、明るさ設定ボリューム7の回転摘み19と、発光ダイオードLD1とが、カバー12に開口した窓孔(図示せず)を通して露出している。なお、回転摘み18,19はカバー12前面の左右方向略中央に上下に並べて配置されており、発光ダイオードLD1はカバー12前面の左端部に配置されている。
また器体10の前面側には、回動動作に応じて押釦スイッチ5の押釦を裏面で押動する操作ハンドル20が、器体10前面の略全体を覆う形で回動自在に取着されている。すなわちカバー12前面の左側端部には、操作ハンドル20を枢着するための軸部(図示せず)が設けられており、この軸部に操作ハンドル20後面の左端部に設けた軸受部(図示せず)を枢支させることで、操作ハンドル20が器体10に対して回動自在に取着される。軸受部には操作ハンドル20を反操作方向に付勢するための付勢ばね(図示せず)を設けてあり、操作ハンドル20は図2(d)中の左回りに付勢されている。而して操作ハンドル20の右側部に押力が加わると、操作ハンドル20が軸部を支点に回動し、操作ハンドル20の後面に設けた押突起(図示せず)によって押釦スイッチ5の押釦が押されて、押釦スイッチ5がオンになる。一方、操作ハンドル20の右側部を押す力が無くなると、操作ハンドル20は付勢ばねや押釦スイッチ5の押釦の反力を受けて復帰位置に戻り、押釦スイッチ5がオフになる。
操作ハンドル20は合成樹脂により矩形板状に形成されており、左右方向の寸法が化粧プレート50の窓孔51の左右方向(短手方向)寸法と略同じ寸法に形成され、上下方向の寸法が窓孔51の上下方向(長手方向)寸法の略3分の2の寸法に形成されている。操作ハンドル20前面の左端部には前方に突出する突台部21が形成され、突台部21よりも右側の薄肉部25には回転摘み18,19をそれぞれ露出させる開口窓22a,22b(操作孔)が貫設されている。なお操作ハンドル20には、開口窓22aの周部に回転摘み18の切替位置を示す複数の目盛と、各々の切替位置に対応した時間幅や動作状態を示す文字および数字(例えば「切」、「4」、「5」…「8」、「連続」)が印刷などによって表示され、開口窓22bの周部には回転摘み19の回転範囲を示す目盛と、回転範囲の両端位置における調光レベルを示す文字(20%、100%)が印刷などによって表示されている。また操作ハンドル20の裏面には本スイッチの使用方法、すなわち回転摘み18,19による設定方法が印刷などにより表示されている。
ここで、調光時間帯設定スイッチ6の回転摘み18を「4」「5」…「8」の位置に切り替えると、調光時間帯が回転摘み18を切り替えた時刻から、4時間、5時間…8時間にそれぞれ設定される。また回転摘み18を「切」の位置に切り替えると、照明負荷Laが時間帯に関係無く常に全点灯状態で点灯又は消灯されるようになり、「連続」の位置に切り替えると、照明負荷Laが時間帯に関係無く常に減光状態で点灯又は消灯されるようになる。また明るさ設定ボリューム7の回転摘み19を所定の位置に回転させることで、調光時間帯における照明負荷Laの調光レベルが20%〜100%の範囲で所望の調光レベルに設定される。
また突台部21の上下方向における略中央部には貫通孔24が形成され、この貫通孔24には透光性を有する合成樹脂により形成された導光部材23が嵌め込まれている。導光部材23の裏面は、カバー12の前面に露出する発光ダイオードLD1と対向しており、発光ダイオードLD1の光が導光部材23を通して操作ハンドル20の前面側に出射されるようになっている。
また操作ハンドル20には、薄肉部25の開口窓22a,22bから露出する回転摘み18,19を開閉自在に覆うハンドルカバー26が取着されている。ハンドルカバー26は左右方向及び上下方向の寸法が、それぞれ、薄肉部25の左右方向及び上下方向の寸法と略同じ寸法に形成されている。そして、このハンドルカバー26の左側部の上下両端部からは一対のアーム27,27が側方に向かって突出形成され、各アーム27の先端部には、突台部21の上下両面に設けた軸穴(図示せず)に枢支される軸27aが突設されている(図3参照)。而して、各アーム27の軸27aを突台部21の軸穴に枢支させることで、ハンドルカバー26が開口窓22a,22b(つまり回転摘み18,19)を露出させる開位置と、開口窓22a,22b(回転摘み18,19)を覆う閉位置とを選択自在として操作ハンドル20の前面に回動自在に取着されるのである。なおハンドルカバー26は、例えば操作ハンドル20に保持させた鉄片(図示せず)を、ハンドルカバー26の裏面に取着した永久磁石28の磁力で吸着することによって、閉じた状態を保持するようになっており、操作ハンドル20とハンドルカバー26とでハンドル部材30を構成している。
ここで、ハンドルカバー26を開けた状態では、調光時間帯設定スイッチ6の回転摘み18や、明るさ設定ボリューム7の回転摘み19が露出するので、一般の使用者でも調光時間帯や調光レベルの設定操作を容易に行えるのである。一方、調光時間帯や調光レベルの設定時以外は回転摘み18,19をハンドルカバー26で覆うことにより、不用意に回転摘み18,19が操作されて、調光時間帯や調光レベルの設定が変更されるのを防止できる。またハンドルカバー26を閉じると、回転摘み18,19がハンドルカバー26によって覆われ、照明制御スイッチAの外観が他のスイッチの外観と同様の外観になるので、室内のデザイン性を高めることができ、またハンドルカバー26の前面全体が操作面となるので、操作面を広げることで操作性を向上させることができる。尚、本実施形態では、調光時間帯設定スイッチ6の回転摘み18を上側、明るさ設定ボリューム7の回転摘み19を下側に配置しているが、回転摘み18,19の配置は上記の形態に限定されるものではなく、例えば図8に示すように明るさ設定ボリューム7の回転摘み19を上側、調光時間帯設定スイッチ6の回転摘み18を下側に配置してもよい。ここにおいて図8中の52は、スイッチを並設しない場合に用いる目隠しプレートである。
次に、この照明制御スイッチAの動作を説明する。この照明制御スイッチAは例えば廊下に設置された照明負荷Laを点灯又は消灯させるために用いられ、図4の回路ではスイッチ子器Bを用いることで照明負荷Laを2カ所からオン/オフできるようになっている。
制御回路1は、入力ポートPI1,PI2から押釦スイッチ5およびスイッチ子器Bの操作スイッチSWの操作入力を取り込んでおり、ハンドル部材30(すなわち押釦スイッチ5)又は操作スイッチSWの何れかで照明負荷Laのオフ操作が行われると、制御回路1はトライアック2をオフさせる。ここで、照明負荷Laの消灯時には、照明負荷Laの漏れ電流によってトライアック2の両端間に発生する電圧により電源回路8が内部回路の動作電源を生成する。また照明負荷Laの消灯時には制御回路1は発光ダイオードLD1を点灯させるとともに、トランジスタTr1をオンさせてスイッチ子器Bの発光ダイオードLD2を点灯させており、発光ダイオードLD1,LD2の発光により照明制御スイッチAおよびスイッチ子器Bの設置位置を表示するようになっている。
一方、押釦スイッチ5又は操作スイッチSWの何れかで照明負荷Laのオン操作が行われると、制御回路1は、商用電源ACの電源電圧の半周期毎に所定の位相角でトライアック2のゲートGに制御信号を出力して、トライアック2をターンオンさせており、電源電圧のゼロクロスまでオン状態を継続する。そして、制御回路1が電源電圧の半周期毎に上記の動作を繰り返すことで、照明負荷Laに電源が供給されて、照明負荷Laが点灯する。したがって、制御回路1がトライアック2をターンオンさせる位相角を制御することにより、照明負荷Laへの供給電力量が制御されるのである。
また制御回路1では、予め設定された調光時間帯にオン操作が行われると照明負荷Laを減光点灯させるようになっており、現在の時刻が調光時間帯以外であれば、照明負荷Laを全点灯させるように、トライアック2をターンオンさせる位相角を制御する。なお交流電源電圧のゼロクロスからトライアック2をターンオンさせるまでの間には、電源回路8の充電部を充電するのに必要なタイムラグを設けてあり、この間に充電部を急速充電して、充電部の充電電圧により内部回路の動作電源を得るようになっている。一方、現在の時刻が調光時間帯であれば、制御回路1は、明るさ設定ボリューム7で設定された調光レベルで照明負荷Laを減光点灯させるように、トライアック2をターンオンさせる位相角を制御しており、照明負荷Laが所定の調光レベルで減光点灯できるようになっている。また、照明負荷Laの点灯時には発光ダイオードLD1を消灯させるとともに、トランジスタTr1をオフさせて、スイッチ子器Bの発光ダイオードLD2を消灯させている。
ここで、図5のタイムチャートを参照して照明制御スイッチAの動作を説明する。図5のタイムチャートでは調光時間帯が時刻t4から時刻t7までの間に設定されており、調光時間帯以外の時刻t1において押釦スイッチ5又は操作スイッチSWの何れかでオン操作が行われると、制御回路1はトライアック2を制御して照明負荷Laを全点灯させ、その後時刻t2においてオフ操作が行われると、トライアック2を制御してオフ操作前の点灯レベル(100%)の約70%の点灯レベルで照明負荷Laを一定時間(例えば5秒程度の遅れ時間)点灯させた後、照明負荷Laを消灯させる。
また調光時間帯に入る前の時刻t3で、押釦スイッチ5又は操作スイッチSWの何れかによりオン操作が行われると、制御回路1は照明負荷Laを全点灯させるが、照明負荷Laの点灯中に調光時間帯の開始時刻t4になると、制御回路1は、トライアック2を制御して、明るさ設定ボリューム7により設定された調光レベルL1で照明負荷Laを点灯させる。
そして、時刻t5において押釦スイッチ5又は操作スイッチSWの何れかでオフ操作が行われると、制御回路1は、トライアック2を制御して、オフ操作前の調光レベルL1の約70%の調光レベルL2で照明負荷Laを一定時間(例えば5秒間)点灯させた後、照明負荷Laへの電力供給量を所定のフェード時間(例えば約200m秒)をかけて徐々に減少させることで照明負荷Laをフェードアウトさせる(フェード消灯)。
また調光時間帯中の時刻t6において押釦スイッチ5又は操作スイッチSWの何れかでオン操作が行われると、制御回路1は、トライアック2を制御して、消灯状態から照明負荷Laへの電力供給量を所定のフェード時間(例えば約200m秒)をかけて徐々に増加させて照明負荷Laをフェードインさせ、明るさ設定ボリューム7により設定された調光レベルL1で点灯させる(フェード点灯)。そして照明負荷Laの調光点灯中に調光時間帯の終了時刻t7になると、制御回路1は、トライアック2を制御して照明負荷Laを全点灯(100%点灯)させる。また制御回路1では、照明負荷Laが所定の消し忘れ時間Tx(例えば1時間)連続して点灯していると、消し忘れと判断し、オン操作時(時刻t6)から消し忘れ時間Txが経過した時刻t8において、照明負荷Laを消灯させる動作を行っており、照明負荷Laの消し忘れを確実に防止することができる。なお、消し忘れと判断して照明負荷Laを自動消灯させる場合、制御回路1は、トライアック2を制御して、消灯動作を行う前の点灯レベルの約70%の点灯レベルで照明負荷Laを所定時間(例えば10秒程度)点灯させた後、時刻t9において照明負荷Laを消灯させている。そして、点灯レベルを下げて点灯させる間(時刻t8から時刻t9までの間)に押釦スイッチ5又は操作スイッチSWによる操作が行われると、制御回路1は照明負荷Laを消灯させずに、点灯状態を継続させるようになっている。
また照明制御スイッチAの別の動作を図6のタイムチャートに基づいて説明する。この場合、調光時間帯は時刻t10からt18までの時間帯に設定されており、調光時間帯中の時刻t11において押釦スイッチ5又は操作スイッチSWの何れかでオン操作が行われると、制御回路1は、トライアック2を制御して、照明負荷Laへの電力供給量を所定のフェード時間をかけて徐々に増加させて照明負荷Laをフェードインさせ、明るさ設定ボリューム7により設定された調光レベルL3で点灯させる(フェード点灯)。
そして照明負荷Laが点灯中の時刻t12において、ハンドル部材30、すなわち押釦スイッチ5を所定のオン操作時間(例えば3秒)連続して押操作すると、制御回路1がトライアック2を制御して、照明負荷Laを全点灯させる。
その後、時刻t13において押釦スイッチ5又は操作スイッチSWの何れかでオフ操作が行われると、制御回路1は、トライアック2を制御して、オフ操作前の点灯レベル(100%)の約70%の点灯レベルで照明負荷Laを一定時間点灯させた後、時刻t14において照明負荷Laへの電力供給量を所定のフェード時間をかけて徐々に減少させて、照明負荷Laをフェードアウトさせる。また、調光時間帯中に明るさ設定ボリューム7を用いて調光レベルの調整値が変更され、変更後の時刻t15において押釦スイッチ5又は操作スイッチSWの何れかでオン操作が行われると、制御回路1は、トライアック2を制御して、照明負荷Laの調光レベルが明るさ設定ボリューム7で設定された調光レベルL4になるまで、照明負荷Laへの電力供給量を所定のフェード時間をかけて徐々に増加させ、照明負荷Laをフェードインさせる(フェード点灯)。そして照明負荷Laが点灯中の時刻t16において、押釦スイッチ5又は操作スイッチSWの何れかでオフ操作が行われると、制御回路1は、トライアック2を制御して、オフ操作前の調光レベルL4の約70%の調光レベルL5で照明負荷Laを一定時間(例えば5秒間)点灯させた後、時刻t17において照明負荷Laへの電力供給量を所定のフェード時間をかけて徐々に減少させて、照明負荷Laをフェードアウトさせる。
上述のように本実施形態の照明制御スイッチAでは、調光時間帯設定スイッチ6により例えば深夜帯を調光時間帯として一旦設定しておけば、調光時間帯において押釦スイッチ5(ハンドル部材30)又は操作スイッチSWの何れかがオン操作された場合は、点灯制御部たる制御回路1が、照明制御部たるトライアック2を制御して、調光時間帯以外の時間帯に比べて照明負荷Laへの電力供給量を低下させているので、調光時間帯における照明負荷Laの点灯出力を通常時よりも減光させることができる。したがって、深夜にトイレなどに起きた使用者が照明制御スイッチAを用いて照明負荷Laを点灯させたとしても、使用者が眩しいと感じたり、完全に目が覚めて寝付きが悪くなるのを防止できるという効果があり、また深夜帯には電力供給量を低下させることで、消費電力を抑制することもできる。
また調光時間帯においても、使用者がハンドル部材30を押操作して、押釦スイッチ5を所定のオン操作時間連続押しすると、制御回路1が、押釦スイッチ5からのスイッチ入力に基づいて照明負荷Laを全点灯させており、調光時間帯中であっても照明負荷Laを全点灯させたい場合は、所定の操作により照明負荷Laを全点灯させることができるので、使い勝手が向上する。
また制御回路1では、押釦スイッチ5又は操作スイッチSWの何れかのスイッチ操作に応じて、調光時間帯中に照明負荷Laを点灯及び消灯させる際に、トライアック2を制御して照明負荷Laへの供給電力量を所定のフェード時間をかけて徐々に増減させることで、照明負荷Laをフェードイン、フェードアウトさせているので、照明負荷Laの点灯出力をゆっくりと変化させることで、使用者が眩しさを感じたり、覚醒したりするのをさらに防止できる。
また照明負荷Laとして白熱灯を用いる場合、白熱灯の球切れはフィラメントが高温に加熱されることで蒸発し、細くなって断線することで発生するのであるが、フィラメントの蒸発を抑制するためにはフィラメントの温度が高温にならないように、照明負荷Laに印加する電圧を低下させる必要がある。本実施形態の照明制御スイッチAでは、調光時間帯において照明負荷Laを減光点灯させているので、照明負荷Laに印加する電圧を低下させるのと同等の効果があり、フィラメントの温度上昇を抑制し、蒸発を抑制することで、白熱灯の寿命を延ばすことができる。また図7は照明負荷Laを点灯させる際に照明負荷Laに流れる負荷電流を示しており、点灯初期は白熱灯自体が冷えているために、大きな電流が流れ込み、その後フィラメントの温度上昇に伴って負荷電流が徐々に低下するようになっている。点灯初期に照明負荷Laに大電流が流れ込むと、この電流によって細くなったフィラメントが断線する可能性があるが、本実施形態では調光時間帯において、制御回路1が、トライアック2を制御して照明負荷Laをフォードインさせているので、点灯初期に照明負荷Laに大電流が流れ込むのを防止して、照明負荷Laの長寿命化を図ることができる。
なお制御回路1が、調光時間帯以外の時間帯においても、照明負荷Laを点灯又は消灯させる際に、トライアック2を制御して照明負荷Laをフェードイン、フェードアウトさせるようにしても良く、点灯初期に照明負荷Laに大電流が流れ込むのを防止して、照明負荷Laの寿命を延ばすことができる。
また制御回路1は、押釦スイッチ5又は操作スイッチSWの何れかでオフ操作が行われ後も一定時間(例えば5秒程度の遅れ時間)が経過するまでの間、オン操作時(つまりオフ操作前)の点灯出力よりも暗い調光レベル(例えばオフ操作前の約70%の調光レベル)で照明負荷Laを点灯させており、使用者がオフ操作を行った後、別の場所に移動するまでの明るさを確保することができるので安全である。またオフ操作を行った後も照明負荷Laの点灯状態が一定時間保持されるので、オフ操作を行った使用者は、押釦スイッチ5又は操作スイッチSWのオフ操作に失敗したと誤解する可能性があるが、制御回路1が、照明負荷Laの点灯出力をオフ操作前に比べて暗くしているので、オフ操作が行われたことを使用者に対して確実に知らしめることができる。
なお本実施形態では信号入力端子としての接続端子Tcを介してスイッチ子器Bからの接点信号が入力されると、制御回路1がトライアック2を制御して照明負荷Laの点灯/消灯を切り換えているので、廊下や階段などの複数の場所(本実施形態では2カ所)から照明負荷Laのオン/オフ操作を行うことができるのであるが、スイッチ子器Bを無くして、照明制御スイッチAのみで照明負荷Laのオン/オフ操作を行うようにしても良い。この場合は接続端子Ta,Tb間に商用電源ACと照明負荷Laの直列回路を接続すれば良く、スイッチ子器Bのスイッチ入力を検出するためのトランジスタTR2や、スイッチ子器Bの発光ダイオードLD2を点灯又は消灯させるトランジスタTR1は不要である。
なお本実施形態では器体10の大きさを2個モジュール寸法に形成しているが、器体10の大きさを3個モジュール寸法(単位寸法の埋込配線器具を短幅方向に3個並べたのと略同じ寸法)に形成しても良く、2個モジュール寸法とした場合に比べて内部のスペースを大きくできるから、機能の追加による部品の増加や、照明負荷Laの容量アップに伴う電力制御素子(トライアック2)の大型化にも容易に対応することができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図9〜図11に基づいて説明する。本実施形態では、実施形態1で説明した照明制御スイッチAに換気扇Fのオン/オフを制御する機能を設けてあり、例えばトイレに設置された照明負荷Laと換気扇Fとを連動して制御するために用いられる。尚、換気扇Fの制御に関わる構成以外は実施形態1と同様であるので共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図9は、本実施形態の照明制御スイッチAを用いた照明負荷Laおよび換気扇Fの制御回路の回路図である。この照明制御スイッチAは、実施形態1で説明した構成に加えて、接続端子Taとの間に商用電源ACと換気扇Fとの直列回路が接続される接続端子Tdを備えており、この接続端子Tdと接続端子Taとの間にはリレー32のリレー接点32bが接続されている。またリレー32の励磁コイル32aは制御回路1の出力ポートPO3,PO4間に接続されており、制御回路1が励磁コイル32aに励磁電流を供給すると、リレー接点32bがオンになり、換気扇Fに電源が供給されるのである。また制御回路1には遅れ時間設定部9の設定値が入力されている。遅れ時間設定部9は、換気扇Fをオフ操作した際の動作保持時間(遅れ時間)を設定するためのもので、本実施形態ではロータリスイッチを用いて構成されている。制御回路1では、遅れ時間設定部9の設定入力を監視しており、遅れ時間設定部9の設定位置に応じて遅れ時間が例えばゼロ、30秒、1分、3分、5分、10分、30分の何れかに切替設定されるようになっている。
次に本実施形態の照明制御スイッチAの構造を図10(a)〜(c)に基づいて説明する。この照明制御スイッチAの器体10は3個モジュール寸法に形成されており、その内部には図9の回路を構成する回路部品や、外部電線を接続するための複数の端子などを実装したプリント配線板(図示せず)が収納されている。プリント配線板に実装される個々の端子は、ボディ11の後壁に形成された電線挿入孔16を通して器体10内に挿入される外部電線を、鎖錠ばねのばね力によって接続保持する速結端子(図示せず)で構成してある。また器体10の内部には解除釦も収納されており、ボディ11の後壁には解除釦を操作するための操作孔17が電線挿入孔16の近傍に開口している。なお複数の端子としては上述した接続端子Ta〜Tdがあり、ボディ11の後壁に設けた電線挿入孔16の内、図10(c)中の左下の電線挿入孔16が電源接続用の接続端子Tbに、右下の電線挿入孔16が照明負荷接続用の接続端子Taに、右上の電線挿入孔16が換気扇接続用の接続端子Tdとなっている。
器体10の前面には、タクトスイッチからなる押釦スイッチ5の押釦(図示せず)と、調光時間帯設定スイッチ6の回転摘み18と、明るさ設定ボリューム7の回転摘み19と、遅れ時間設定部9の回転摘み31と、発光ダイオードLD1とが、カバー12に開口した窓孔(図示せず)を通して露出している。なお、回転摘み19,18,31はカバー12前面の左右方向略中央に上下に並べて配置されており、発光ダイオードLD1はカバー12前面の左端部に配置されている。
また器体10の前面側には、図10(a)(b)に示すように実施形態1で説明したハンドル部材30(操作ハンドル20およびハンドルカバー26からなる)が、器体10前面の略全体を覆う形で回動自在に取着されている。このハンドル部材30は、左右方向の寸法が化粧プレート50の窓孔51の左右方向(短手方向)寸法と略同じ寸法に形成され、上下方向の寸法が窓孔51の上下方向(長手方向)寸法と略同じ寸法に形成されている。また操作ハンドル20の薄肉部25には、回転摘み18,19,31をそれぞれ露出させる開口窓22a,22b,22cが貫設されている。そして操作ハンドル20には、開口窓22cの周部に回転摘み31の切替位置を示す複数の目盛と、各々の切替位置に対応した遅れ時間を示す文字(例えば「切」、「30秒」、「1」、「3」、「5」、「10分」、「30分」)が印刷などによって表示されている。而してハンドルカバー26を開いた状態では、回転摘み18,19,31を用いてそれぞれ調光時間帯や調光レベルや遅れ時間の設定作業を行うことができる。またハンドルカバー26を閉じた状態では、回転摘み18,19,31を隠して不用意に設定が変更されるのを防止することができる。なおハンドル部材30は、回転摘み19を露出させる開口窓22cを設けた点や回転摘み18,19,31の配置や外形寸法が異なる点以外は実施形態1と同様の構成を有しているので、共通する構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
次に本実施形態の動作を説明する。この照明制御スイッチAは例えばトイレに設置された照明負荷Laおよび換気扇Fのオン/オフを制御するために用いられる。
制御回路1は、入力ポートPI1から押釦スイッチ5の操作入力を取り込んでおり、ハンドル部材30(すなわち押釦スイッチ5)を押操作することで照明負荷Laのオフ操作が行われると、制御回路1はトライアック2をオフさせるとともに、励磁コイル32aへの通電を停止して、リレー接点32bをオフさせる。また照明負荷Laの消灯時には制御回路1は発光ダイオードLD1を点灯させており、発光ダイオードLD1の発光により照明制御スイッチAの設置位置を表示するようになっている。なおオフ操作から所定の動作保持時間が経過するまで、制御回路1がリレー接点32bのオン状態を継続して、換気扇Fの動作を動作保持時間だけ延長させても良い。
一方、ハンドル部材30(押釦スイッチ5)を押操作することで照明負荷Laのオン操作が行われると、制御回路1は、商用電源ACの電源電圧の半周期毎に所定の位相角でトライアック2のゲートGに制御信号を出力して、トライアック2をターンオンさせており、電源電圧のゼロクロスまでオン状態を継続する。そして、制御回路1が電源電圧の半周期毎に上記の動作を繰り返すことで、照明負荷Laに電源が供給されて、照明負荷Laが点灯する。したがって、制御回路1がトライアック2をターンオンさせる位相角を制御することにより、照明負荷Laへの供給電力量が制御されるのである。また、この時同時に制御回路1は励磁コイル32aに励磁電流を供給してリレー接点32bを導通させており、換気扇Fに電源を供給して、換気扇Fをオン動作させている。なお制御回路1では、予め設定された調光時間帯にオン操作が行われると、明るさ設定ボリューム7で設定された調光レベルで照明負荷Laを減光点灯させるように、トライアック2をターンオンさせる位相角を制御し、調光時間帯以外でオン操作が行われると、照明負荷Laを全点灯させるように、トライアック2をターンオンさせる位相角を制御する。
ここで、図11のタイムチャートを参照して照明制御スイッチAの動作を説明する。尚、図11(a)は照明負荷Laの点灯状態を、同図(b)は換気扇Fの動作状態をそれぞれ示している。図11のタイムチャートでは調光時間帯が時刻t25から時刻t31までの間に設定されており、調光時間帯以外の時刻t20においてハンドル部材30(押釦スイッチ5)によるオン操作が行われると、制御回路1は、トライアック2の位相角を制御して、照明負荷Laへの電力供給量を所定のフェード時間dT1(例えば0.5秒)をかけて徐々に増加させることで全点灯させるとともに(フェード点灯)、励磁コイル32aに励磁電流を流してリレー接点32bをオンさせ、換気扇Fをオン動作させる。その後、時刻t21においてオフ操作が行われると、制御回路1は、トライアック2を制御してオフ操作前の点灯レベル(100%)の約50%の点灯レベルで照明負荷Laを一定時間dT2(例えば3秒程度の遅れ時間)点灯させた後、照明負荷Laへの電力供給量を所定のフェード時間dT3(例えば3秒)をかけて徐々に減少させることで照明負荷Laをフェードアウトさせる(フェード消灯)。また制御回路1は、オフ操作後も換気扇Fをオン動作させており、オフ操作時から遅れ時間設定部9により設定された遅れ時間dT4(動作保持時間)が経過した時刻t24において、励磁コイル32aへの通電を停止してリレー接点32bをオフさせることで、換気扇Fを停止させる。
また、調光時間帯に入った後の時刻t26にハンドル部材30(押釦スイッチ5)によるオン操作が行われると、制御回路1は、トライアック2の位相角を制御して、照明負荷Laへの電力供給量を所定のフェード時間dT1をかけて徐々に増加させることで、照明負荷Laを明るさ設定ボリューム7で設定された調光レベルL6で点灯させるとともに(フェード点灯)、励磁コイル32aに励磁電流を流してリレー接点32bをオンさせ、換気扇Fをオン動作させる。その後、時刻t27においてオフ操作が行われると、制御回路1は、トライアック2を制御してオフ操作前の調光レベルL6の約50%の調光レベルL7で照明負荷Laを一定時間dT2だけ点灯させた後、照明負荷Laへの電力供給量を所定のフェード時間dT3をかけて徐々に減少させることで照明負荷Laをフェードアウトさせる(フェード消灯)。また制御回路1は、オフ操作後も換気扇Fをオン動作させており、オフ操作時から遅れ時間dT4が経過した時刻t30において、励磁コイル32aへの通電を停止してリレー接点32bをオフさせることで、換気扇Fを停止させる。
さらに調光時間帯が終了した後の時刻t32においてハンドル部材30(押釦スイッチ5)によるオン操作が行われると、制御回路1は、トライアック2の位相角を制御して、照明負荷Laへの電力供給量をフェード時間dT1をかけて徐々に増加させることで全点灯させるとともに(フェード点灯)、励磁コイル32aに励磁電流を流してリレー接点32bをオンさせ、換気扇Fをオン動作させる。その後、時刻t33においてオフ操作が行われると、制御回路1は、トライアック2を制御してオフ操作前の点灯レベル(100%)の約50%の点灯レベルで照明負荷Laを一定時間dT2だけ点灯させた後、照明負荷Laへの電力供給量を所定のフェード時間dT3をかけて徐々に減少させることで照明負荷Laをフェードアウトさせる(フェード消灯)。また制御回路1は、オフ操作後も換気扇Fをオン動作させており、オフ操作時から遅れ時間dT4が経過した時刻t36において、励磁コイル32aへの通電を停止してリレー接点32bをオフさせることで、換気扇Fを停止させる。
このように本実施形態では制御回路1が、ハンドル部材30(つまり押釦スイッチ5)のオン操作およびオフ操作に応じて照明負荷Laおよび換気扇Fをそれぞれオン、オフさせており、例えばトイレや浴室など照明負荷Laと換気扇Fの両方が設置されている場所では、1つのハンドル部材30を操作するだけで照明負荷Laと換気扇Fの両方を連動してオン/オフさせることができ、使い勝手が向上するという効果がある。また制御回路1では、ハンドル部材30(つまり押釦スイッチ5)によるオフ操作後も所定の遅れ時間dT4だけ動作時間を延長しているので、トイレに設置された換気扇Fの場合は脱臭のため、浴室に設置された換気扇Fの場合は乾燥のために動作時間を延長する遅れ停止機能を付加することができる。また実施形態1と同様、調光時間帯においてオン操作が行われると、制御回路1は、照明負荷Laを明るさ設定ボリューム7で設定された調光レベルで点灯させているので、調光時間帯として例えば深夜の時間帯を設定すれば、深夜に照明負荷Laを点灯させる場合に制御回路1が照明負荷Laの点灯出力を自動的に減光させることで、使用者が眩しいと感じたり、覚醒して寝付きにくくなるのを防止することができる。
また本発明の精神と範囲に反することなしに、広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は、特定の実施形態に制約されるものではない。
実施形態1の照明制御スイッチを示し、(a)はハンドルカバーを閉じた状態の外観斜視図、(b)はハンドルカバーを開いた状態の外観斜視図である。 同上の照明制御スイッチを示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は下面図である。 同上の照明制御スイッチの施工状態を示し、ハンドルカバーを開いた状態の正面図である。 同上の照明制御スイッチを用いた照明負荷の制御回路図である。 (a)〜(c)は同上の照明制御スイッチの動作を説明するタイムチャートである。 (a)〜(c)は同上の照明制御スイッチの他の動作を説明するタイムチャートである。 同上の照明制御スイッチにより制御される照明負荷の負荷電流を示す波形図である。 同上の照明制御スイッチの他の例を示し、ハンドルカバーを開いた状態の正面図である。 実施形態2の照明制御スイッチを用いた照明負荷および換気扇の制御回路図である。 同上を示し、(a)は正面図、(b)はハンドルカバーを開いた状態の正面図、(c)は背面図である。 (a)(b)は同上の動作を説明するタイムチャートである。
符号の説明
A 照明制御スイッチ
1 制御回路(点灯制御部)
2 トライアック(照明制御部)
5 押釦スイッチ(押操作部)
6 調光時間帯設定スイッチ(調光時間帯設定部)
10 器体
18 回転摘み
20 操作ハンドル
22a 開口窓(操作孔)
26 ハンドルカバー
La 照明負荷

Claims (10)

  1. 器体の前面に、照明負荷のオン操作及びオフ操作を行うための押操作部と、1日の内で前記照明負荷を減光点灯させる調光時間帯を設定するための調光時間帯設定部とを配置するとともに、器体の内部に、照明負荷への電力供給の入切及び電力供給量の調整を行う照明制御部と、前記押操作部のオン操作及びオフ操作に応じて前記照明制御部を制御して前記照明負荷を点灯及び消灯させるとともに、前記調光時間帯に前記押操作部がオン操作された場合には調光時間帯以外の時間帯に比べて前記照明負荷への電力供給量を低下させるように前記照明制御部を制御する点灯制御部とを収納し、器体の前面を略覆うようにして器体の前面に回動自在に取着され回動操作に応じて裏面で前記押操作部を押動する操作ハンドルを備え、当該操作ハンドルに前記調光時間帯設定部を露出させるための操作孔を設けるとともに、操作ハンドルの前面に、前記操作孔から露出する調光時間帯設定部を覆う閉位置と前記減光点灯時間設定部を露出させる開位置との間で開閉自在となるハンドルカバーを設けたことを特徴とする照明制御スイッチ。
  2. 前記調光時間帯において前記照明負荷を減光点灯させる場合の明るさを設定する明るさ設定部を設けたことを特徴とする請求項1記載の照明制御スイッチ。
  3. 前記点灯制御部は、前記調光時間帯において前記押操作部が所定のオン操作時間連続して押操作されると、前記照明制御部を制御して前記照明負荷を全点灯させることを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の照明制御スイッチ。
  4. 前記点灯制御部は、前記調光時間帯において前記押操作部がオン操作及びオフ操作されると、前記照明制御部を制御して前記照明負荷への電力供給量を徐々に増減させることで前記照明負荷をフェードイン及びフェードアウトさせることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の照明制御スイッチ。
  5. 前記点灯制御部は、前記押操作部がオフ操作されると、前記照明制御部を制御してオフ操作前の点灯出力よりも暗い所定の調光レベルで前記照明負荷を一定時間点灯させるとともに、一定時間経過後に前記照明負荷を消灯させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の照明制御スイッチ。
  6. 前記点灯制御部は、前記照明負荷が所定の消し忘れ判定時間連続して点灯していると、前記照明制御部を制御して前記照明負荷を消灯させることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の照明制御スイッチ。
  7. 前記押操作部のオン操作及びオフ操作に応じて換気扇負荷への電力供給をオン、オフする換気扇制御部を設けたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の照明制御スイッチ。
  8. 前記照明負荷のオン/オフ操作を行う外部スイッチからの接点信号が入力される信号入力端子を備え、前記点灯制御部は、信号入力端子を介して接点信号が入力されると、前記照明制御部を制御して照明負荷の点灯/消灯を切り換えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の照明制御スイッチ。
  9. 前記器体が、埋込型配線器具を造営面に埋込配設するために用いる取付枠に3個まで取付可能な単位寸法の埋込型配線器具の2個分の大きさに形成されたことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の照明制御スイッチ。
  10. 前記器体が、埋込型配線器具を造営面に埋込配設するために用いる取付枠に3個まで取付可能な単位寸法の埋込型配線器具の3個分の大きさに形成されたことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の照明制御スイッチ。
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