JP6939279B2 - 配線器具 - Google Patents

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本発明の実施形態は、配線器具に関する。
近年、住宅ではエネルギーマネージメントの観点から、例えば、外出時に消し忘れた照明などの負荷を外出先から消すニーズが増えている。このため、外部からの通信によって負荷に対するオン・オフのスイッチ操作が可能な配線器具が必要とされている。
パナソニック株式会社、「電設資材総合カタログ2016-2018」、2016年4月、p.113、「LEDお好み点灯スイッチ」
本発明が解決しようとする課題は、外部からの通信によって負荷に対するオン・オフのスイッチ操作が可能な配線器具を提供することである。
実施形態に係る配線器具は、スイッチ素子と、電源電圧生成部と、通信部と、制御部とを具備する。スイッチ素子は、交流電源と負荷との間に直列に接続され、交流電源と負荷との間の導通および非導通を制御する。電源電圧生成部は、スイッチ素子と並列に接続され、スイッチ素子がオフの場合のスイッチ素子の両端電圧から所定の電源電圧を生成する。通信部は、電源電圧生成部によって生成された電源電圧によって駆動し、外部と通信する。制御部は、通信部からの信号に応じて、スイッチ素子をオンにして交流電源と負荷との間を導通させるオンモードと、スイッチ素子をオフにして交流電源と負荷との間を非導通にさせるオフモードとを切り替えて実行する。
図1は、実施形態に係る制御システムの一例の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る配線器具の要部構成を示す回路図である。 図3は、実施形態に係る配線器具の動作の一例を説明する説明図である。 図4は、実施形態に係る他の配線器具の要部構成を示す回路図である。 図5は、実施形態に係る他の配線器具の要部構成を示す回路図である。
以下で説明する実施形態に係る配線器具3は、スイッチ素子4と、電源電圧生成部5と、通信部56と、制御部54とを具備する。スイッチ素子4は、交流電源10と負荷20との間に直列に接続され、交流電源10と負荷20との間の導通および非導通を制御する。電源電圧生成部5は、スイッチ素子4と並列に接続され、スイッチ素子4がオフの場合のスイッチ素子4の両端電圧から所定の電源電圧を生成する。通信部56は、電源電圧生成部5によって生成された電源電圧によって駆動し、外部と通信する。制御部54は、通信部56からの信号に応じて、スイッチ素子4をオンにして交流電源10と負荷20との間を導通させるオンモードとスイッチ素子4をオフにして交流電源10と負荷20との間を非導通にさせるオフモードとを切り替えて実行する。
また、以下で説明する実施形態に係る配線器具3において、制御部54は、オンモードにおいて、スイッチ素子4が断続的にオンになるようにスイッチ素子4を制御する。
また、以下で説明する実施形態に係る配線器具3において、制御部54は、オンモードにおいて、交流電源10の交流電圧が所定の位相角の範囲である場合にスイッチ素子4がオンになるようにスイッチ素子4を制御する。
また、以下で説明する実施形態に係る配線器具3において、制御部54は、オンモードにおいて、交流電源10の交流電圧のゼロクロス点から所定の位相角までの範囲でスイッチ素子4がオフになるようにスイッチ素子4を制御する。
また、以下で説明する実施形態に係る配線器具3において、電源電圧生成部5は、交流電源10の交流電圧を整流するブリッジダイオード50を含む。
また、以下で説明する実施形態に係る配線器具3において、ブリッジダイオード50は、交流電圧10を入力して整流した電圧を出力し、制御部54は、ブリッジダイオード50から出力される電圧に基づき、交流電源10と負荷20との通電状態を検出する。
また、以下で説明する実施形態に係る配線器具3において、スイッチ素子4は、トライアックまたはリレーである。
また、以下で説明する実施形態に係る配線器具3において、通信部56は、他の配線器具とマルチホップ方式で通信する。
[実施形態]
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る配線器具について説明する。なお、実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[制御システム]
まず、図1を用いて、制御システム1について説明する。
図1は、実施形態に係る制御システム1の一例の概要を示す図である。図1に示す制御システム1は、宅内に設置されている家電等の制御や監視を実現するシステムである。
制御システム1は、例えば、HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれる場合がある。また、制御システム1は、一例として、HEMS標準プロトコルの「ECHONET Lite」が適用される場合がある。
図1に示した制御システム1は、ホームネットワークシステム2と、ユーザ端末Uと、サーバSVとを有する。ホームネットワークシステム2と、ユーザ端末Uと、サーバSVとは、ネットワークNTを介して有線または無線により通信可能に接続される。ネットワークNTは、例えば、インターネットやイントラネットに該当する。なお、図1に示すホームネットワークシステム2、ユーザ端末U、サーバSVの数は、一例に過ぎず、制御システム1の構成に応じて適宜変更可能である。
ホームネットワークシステム2は、例えば、宅内や店舗内の建物内に構築され、ホームゲートウェイGWと、交流電源10と負荷20との間に直列に接続された配線器具3(3a,3b)とを含む。なお、図1に示す配線器具3の数は、一例に過ぎない。なお、交流電源10は、例えば、100V、200Vなどの商用交流電源である。また、負荷20は、例えば、照明機器、空調機器、家電機器などである。
ホームゲートウェイGWは、ホームネットワークシステム2を外部のネットワークNTと通信可能に接続する通信機器である。また、ホームゲートウェイGWは、配線器具3aまたは配線器具3bとの間において、920MHz帯での無線通信を行う。
この例では、配線器具3は、交流電源10と負荷20との接続をオン・オフするための、片切スイッチである。なお、配線器具3は、スイッチに限られず、負荷20を交流電源10に接続するためのコンセントであってもよい。また、配線器具3aと配線器具3bとの間において、920MHz帯での無線通信を行う。つまり、本実施形態に係る配線器具3は、後述するように、他の配線器具とマルチホップ方式で通信する通信部を備える。
上記のように、本実施形態では、920MHz帯で通信可能な配線器具3を用いて、マルチホップネットワークを構築している。かかるマルチホップ式の無線通信では、電波の回り込み特性が優れているため、例えば、壁や障害物がある場合でも、ホームゲートウェイGWと配線器具3aまたは配線器具3bとの間、配線器具3aと配線器具3bとの間において安定した通信を確保することができる。
また、図1において、ホームネットワークシステム2の外部に示したユーザ端末Uは、例えば、携帯電話機、PDA(Personal Data Assistance)、タブレット端末、PC(Personal Computer)等であり、無線又は有線によりネットワークNTに接続される。そして、ユーザ操作に従って配線器具3に対して交流電源10と負荷20との接続をオン・オフする制御命令をサーバSVに送信することができる。
サーバSVは、負荷20に関する各種情報を管理する。また、サーバSVは、ネットワークNTを介してユーザ端末Uから制御命令を受信した場合に、受信した制御命令をホームゲートウェイGWに送信する。これにより、宅内のホームゲートウェイGWは、ホームネットワークシステム2の外部に位置するユーザ端末Uから送信された制御命令を配線器具3に送信することで、交流電源10と負荷20との接続をオン・オフする。
このように、ホームネットワークシステム2を利用するユーザは、ユーザ端末Uを用いることで、ホームゲートウェイGWを介して配線器具3を屋外から制御することができる。
[配線器具の構成]
次に、図2を用いて、配線器具3の構成について説明する。なお、上記の例では、配線器具3が片切スイッチである場合についてマルチホップネットワークを説明したが、配線器具3は3路スイッチまたは4路スイッチであってもよく、かかる場合についても後述する。したがって、まず、配線器具3が片切スイッチである場合について、図2を用いて説明する。図2は、実施形態に係る配線器具3の要部構成を示す回路図である。
図2に示すように、配線器具3である片切スイッチ30は、交流電源10と負荷20との間に直列に接続される。本実施形態の片切スイッチ30は、スイッチ素子4と、電源電圧生成部5と、検出部52と、制御部54と、操作部55と、通信部56とを備える。
スイッチ素子4は、この例ではトライアックである。したがって、以下では、スイッチ素子4がトライアックである場合について説明する。なお、トライアックには「4」の符号を付すものとする。トライアック4は、第1主端子T1および第2主端子T2が交流電源10および負荷20に接続される。そして、トライアック4のゲート端子Gと第1主端子T1との間に抵抗40が接続され、後述するブリッジダイオード50の51c、50dの両端にトランジスタ42が接続される。
トライアック4のゲート端子Gにゲートトリガ電流以上の電流が流れたときに、トライアック4はオンする。オンしたトライアック4、交流電源10および負荷20は、閉回路をなす。第1主端子T1と第2主端子T2との間に保持電流を超える電流が流れている間には、トライアック4はオン状態を継続する。一方、第1主端子T1と第2主端子T2との間に流れる電流が保持電流を下回ると、ゲート端子Gへの入力にかかわらずトライアック4はオフする。
電源電圧生成部5は、トライアック4と並列に接続され、トライアック4がオフの場合のトライアック4の両端電圧から所定の電源電圧を生成する。
具体的には、電源電圧生成部5は、ブリッジダイオード50と、電源部53とを備える。ブリッジダイオード50は、2つの交流入力端子51a,51bと、2つの直流出力端子51c,51dと、を有する。ブリッジダイオード50の一方の交流入力端子51aは、トライアック4の第1主端子T1に接続されている。ブリッジダイオード50の他方の交流入力端子51bは、トライアック4の第2主端子T2に接続されている。ブリッジダイオード50の2つの直流出力端子51c,51dは、電源部53に接続されている。
ブリッジダイオード50は、トライアック4の両端に現れる電圧を整流する。つまり、ブリッジダイオード50は、交流入力端子51a,51bに入力された交流電圧を全波整流して、全波整流された電圧を直流出力端子51c,51dから出力する。
電源部53は、例えば、ダイオード、高抵抗の直列回路およびコンデンサを含む。かかる電源部53は、ダイオードおよび高抵抗の直列回路を介してコンデンサにブリッジダイオード50から出力された電圧を蓄積する。
また、電源部53は、ブリッジダイオード50から出力された電圧を降圧する。具体的には、電源部53は、例えば、100Vの交流電源10を用いた場合、10Vの直流電圧に降圧する。また、電源部53は、制御部54、操作部55および通信部56に対して生成した電源電圧を供給する。
検出部52は、ブリッジダイオード50の出力端の電圧を所定の閾値で比較することで、交流電源10の交流電圧のゼロクロス点を検出する。また、検出部52は、ブリッジダイオード50から出力される電圧に基づき、交流電源10と負荷20との通電状態を検出する。かかる検出部52の検出結果は制御部54に与えられる。
制御部54は、操作部55からの操作信号または通信部56からの受信信号に応じて、トライアック4をオンにして交流電源10と負荷20との間を導通させるオンモードと、トライアック4をオフにして交流電源10と負荷20との間を非導通にさせるオフモードとを切り替えて実行する。つまり、制御部54は、この例ではトランジスタ42を制御することによりオンモードとオフモードとを切り替えている。
また、制御部54は、オンモードにおいて、トライアック4が断続的にオンになるようにトランジスタ42を制御する。また、制御部54は、オンモードにおいて、交流電源10の交流電圧が所定の位相角の範囲である場合にトライアック4がオンになるようにトランジスタ42を制御する。また、制御部54は、オンモードにおいて、トライアック4をオンにした後、電源電圧生成部5の状態に基づいてトライアック4がオフになるようにトランジスタ42を制御する。
操作部55は、例えば、静電容量式のタッチパネルであり、ユーザの指の接触による操作を受け付ける。かかる操作部55は、ユーザの指の接触による操作で生じた操作信号を制御部54へ出力する。また、操作部55は、交流電源10と負荷20との間が導通した場合、操作面が光るようになっている。
通信部56は、ホームゲートウェイGWまたは他の配線器具とマルチホップ方式で通信する。かかる通信部56は、ホームゲートウェイGWまたは他の配線器具から受信した受信信号を制御部54へ出力する。
[配線器具の動作例]
次に、図3を用いて、配線器具3の動作例について説明する。図3は、実施形態に係る配線器具3の動作の一例を説明する説明図である。図3では、例えば、100Vの交流電源10の電圧波形を示している。
制御部54は、オンモードにおいて、交流電源10の交流電圧が所定の位相角の範囲である場合にトライアック4がオンになるようトランジスタ42を制御する。
具体的には、図3に示すように、制御部54は、オンモードにおいて、交流電圧10の交流電圧のゼロクロス点T0,T1,T2から斜線で示す所定の位相角dまでの範囲でトライアック4がオンになるようにトランジスタ42を制御する。本実施形態では、位相角dは3〜5度であり、かかる位相角dに対応する交流電圧がトライアック4のゲート端子Gに入力する電圧として用いられる。
[実施形態の効果]
上述してきたように、実施形態に係る配線器具3は、通信部56からの受信信号に応じて、トライアック4をオンにして交流電源10と負荷20との間を導通させるオンモードとトライアック4をオフにして交流電源10と負荷20との間を非導通にさせるオフモードとを切り替えて実行する。これにより、外部からの通信によって負荷20に対するオン・オフのスイッチ操作が可能である。
また、実施形態に係る配線器具3は、通信部56がマルチホップ方式により通信を行うことで、他の配線器具に対しても、通信によって負荷20に対するオン・オフのスイッチ操作が可能である。
なお、上述の実施形態では、スイッチ素子4としてトライアックについて説明したが、トライアックに限定されるものではなく、交流電源10と負荷20との間の経路を開閉するリレーであってもよい。かかるリレーであっても上述と同様に外部からの通信によって負荷20に対するオン・オフのスイッチ操作が可能である。また、オン・オフを行うスイッチ素子4に限定されるものではなく、交流電源10と負荷20との間を導通および非導通を制御することができるのであれば、種々のスイッチを適用することができる。
[他の配線器具]
次に、図4および図5を用いて、他の配線器具について説明する。図4および図5は、実施形態に係る他の配線器具の要部構成を示す回路図である。具体的には、図4は、通信部56が有る3路スイッチ31aと通信部56が無い3路スイッチ31bとを接続した配線器具3である。また、図5は、説明の便宜上、4路スイッチ32のみを示しており、4路スイッチ32の一方の接続端子90a,90bに通信部56が有る3路スイッチ31aを接続し、4路スイッチ32の他方の接続端子90c,90bに通信部56が無い3路スイッチ31bを接続した配線器具3である。
まず、図4に示す配線器具3について説明する。図4に示す配線器具3は、通信部56が有る3路スイッチ31aと通信部56が無い3路スイッチ31bと接続端子70a,70bを介して接続したものである。通信部56が有る3路スイッチ31aは、図2に示す片切スイッチ30の構成に主に切り替え部6を付加した構成であるため、切り替え部6について説明する。
切り替え部6は、スイッチ60と、第1端子61aと、第2端子61bと、第1端子61aと第2端子61bとの間に接続された抵抗7とを含む。
スイッチ60は、第1端子61a、第2端子61bのいずれかを選択的に接続する。かかるスイッチ60は、リレー57によって切り替えられる。リレー57は、制御部54から出力される制御信号によって開閉する。
一方、通信部56が無い3路スイッチ31bは、通信部56が無い他は3路スイッチ31aと同じ構成にある。つまり、図4に示す配線器具3は、3路スイッチ31a側にマルチホップ方式の通信機能を持たせている。
ここで、3路スイッチ31a,31bにそれぞれ設けられた抵抗7の役割について説明する。本実施形態では、抵抗7の両端に生じるドロップ電圧を用いて、トライアック4のゲート端子Gに入力する電圧を確保している。
上述した図4に示す配線器具3においても、図2に示す配線器具3と同様に、外部からの通信によって負荷20に対するオン・オフのスイッチ操作が可能である。
次に、図5に示す配線器具3について説明する。図5に示す配線器具3は、4路スイッチ32のみを示しており、4路スイッチ32の一方の接続端子90a,90bに通信部56が有る3路スイッチ31aを接続し、4路スイッチ32の他方の接続端子90c,90bに通信部56が無い3路スイッチ31bを接続したものである。
4路スイッチ32は、通信部56が無い3路スイッチ31aを2つ組み合わせた構成に主に切り替え部8を付加した構成であるため、切り替え部8について説明する。また、4路スイッチ32の切り替え部8は、3路スイッチ31a,31bの切り替え部6を2つ組み合わせた構成である。
切り替え部8は、第1スイッチ80と、第1端子81aと、第2端子81bと、第2スイッチ82と、第3端子83aと、第4端子83bと、第1端子81aと第3端子83aとの間に接続された抵抗9とを含む。
第1スイッチ80は、第1端子81a、第2端子81bのいずれかを選択的に接続する。第2スイッチ82は、第3端子83a、第4端子83bのいずれかを選択的に接続する。かかる第1スイッチ80および第2スイッチ82は、リレー57によって切り替えられる。リレー57は、制御部54から出力される制御信号によって開閉する。
ここで、4路スイッチ32に設けられた抵抗9の役割について説明する。かかる抵抗9についても、3路スイッチ31a,31bにそれぞれ設けられた抵抗7と同様に、抵抗9の両端に生じるドロップ電圧を用いて、トライアック4のゲート端子Gに入力する電圧を確保している。
上述した図5に示す配線器具3においても、図2に示す配線器具3と同様に、外部からの通信によって負荷20に対するオン・オフのスイッチ操作が可能である。
なお、上述した4路スイッチ32では、一方の接続端子90a,90bに通信部56が有る3路スイッチ31を接続し、他方の接続端子90c,90bに通信部56が無い3路スイッチ31bを接続しているが、これに限られない。
例えば、4路スイッチ32の一方の接続端子90a,90bに通信部56が有る4路スイッチ32を接続し、他方の接続端子90c,90bに通信部56が無い4路スイッチ32を接続してもよい。
かかる形態の配線器具3であっても、図2に示す配線器具3と同様に、外部からの通信によって負荷20に対するオン・オフのスイッチ操作が可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 制御システム
10 交流電源
20 負荷
3 配線器具
4 スイッチ素子
5 電源電圧生成部
50 ブリッジダイオード
52 検出部
53 電源部
54 制御部
55 操作部
56 通信部

Claims (9)

  1. 交流電源と負荷との間に直列に接続され、前記交流電源と前記負荷との間の導通および非導通を制御するスイッチ素子と;
    前記スイッチ素子と並列に接続され、前記スイッチ素子がオフの場合の前記スイッチ素子の両端電圧に基づいて所定の電源電圧を生成する電源電圧生成部と;
    前記電源電圧生成部によって生成された前記電源電圧によって駆動し、外部と通信する通信部と;
    前記通信部からの信号に応じて、前記スイッチ素子をオンにして前記交流電源と前記負荷との間を導通させるオンモードと、前記スイッチ素子をオフにして前記交流電源と前記負荷との間を非導通にさせるオフモードとを切り替えて実行する制御部と;
    を具備し、
    前記電源電圧生成部は、
    交流入力端子が前記スイッチ素子の両端に接続され、直流出力端子がトランジスタの両端に接続されるブリッジダイオードを有し、
    前記制御部は、
    前記トランジスタを制御することにより前記オンモードおよび前記オフモードを切り替える、
    ことを特徴とする配線器具。
  2. 前記制御部は、前記オンモードにおいて、前記スイッチ素子が断続的にオンになるように前記スイッチ素子を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配線器具。
  3. 前記制御部は、前記オンモードにおいて、前記交流電源の交流電圧が所定の位相角の範囲である場合に前記スイッチ素子がオンになるように前記スイッチ素子を制御する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の配線器具。
  4. 前記制御部は、前記オンモードにおいて、前記交流電源の交流電圧のゼロクロス点から前記所定の位相角までの範囲で前記スイッチ素子がオンになるように前記スイッチ素子を制御する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の配線器具。
  5. 前記ブリッジダイオードは、前記交流電源の交流電圧を整流する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の配線器具。
  6. 前記ブリッジダイオードは、前記交流電圧を入力して整流した電圧を出力し、
    前記制御部は、前記ブリッジダイオードから出力される電圧に基づき、前記交流電源と前記負荷との通電状態を検出する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の配線器具。
  7. 前記スイッチ素子は、トライアックまたはリレーである、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の配線器具。
  8. 前記通信部は、他の配線器具とマルチホップ方式で通信する、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の配線器具。
  9. 交流電源と負荷との間において、他の配線器具とともに直列に接続される配線器具であって、
    前記交流電源と前記負荷との間に直列に接続され、前記交流電源と前記負荷との間の導通および非導通を制御するスイッチ素子と;
    前記スイッチ素子と並列に接続され、前記スイッチ素子がオフの場合の前記スイッチ素子の両端電圧に基づいて所定の電源電圧を生成する電源電圧生成部と;
    前記電源電圧生成部によって生成された前記電源電圧によって駆動し、外部と通信する通信部と;
    前記通信部からの信号に応じて、前記スイッチ素子をオンにして前記交流電源と前記負荷との間を導通させるオンモードと、前記スイッチ素子をオフにして前記交流電源と前記負荷との間を非導通にさせるオフモードとを切り替えて実行する制御部と;
    前記スイッチ素子と、前記他の配線器具との間に直列に接続される切り替え部と;
    を具備し、
    前記切り替え部は、
    接続先である前記他の配線器具に対して並列に配置された第1端子および第2端子に対して選択的に接続するスイッチと、前記第1端子および前記第2端子の間に接続される抵抗とを有し、
    前記制御部は、
    前記第1端子および前記第2端子のうち、前記スイッチの接続先を切り替える制御を行うとともに、前記抵抗の両端に生じる電圧により前記スイッチ素子のゲート端子へ電圧を入力する
    ことを特徴とする配線器具。
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