JP5958684B2 - 調光器 - Google Patents

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Description

本発明は、調光器に関するものである。
従来より、照明器具の調光レベルを調整するための調光器が提供されている(例えば特許文献1参照)。この調光器は、ロータリ式の可変抵抗器と、可変抵抗器の抵抗値に基づいたデューティ比率のデューティ信号を生成する調光制御回路と、調光制御回路からのデューティ信号に応じた調光信号を照明器具に出力する信号出力回路とを備える。またこの調光器は、可変抵抗器に取り付けられて所定の範囲内で回動する調光ツマミを有しており、この調光ツマミを操作することで可変抵抗器の抵抗値を変化させて、抵抗値に応じた調光信号を照明器具に出力する。例えば、可変抵抗器の抵抗値が最小となる一方の回転端まで調光ツマミを回動させた場合には、調光レベルを0%とする調光信号が照明器具に出力され、この調光信号により照明器具の光源が消灯する。
また、調光ツマミとは別に設けられた切替スイッチにより照明器具を点灯/消灯させる調光器も提供されている。この調光器では、可変抵抗器の抵抗値が最小となる一方の回転端まで調光ツマミを回動させても、照明器具の光源は消灯せずに最小の調光レベルで点灯し、上記の切換スイッチをオフにすることで消灯する。
特開2011−150981号公報
上述の特許文献1に示した調光器のように調光ツマミで照明器具を消灯するタイプのものでは、照明器具を点灯/消灯するためのマイクロスイッチが内蔵されているものもあり、この場合、調光ツマミに設けられた突起によって上記のマイクロスイッチがオン/オフされる。そして、上記のマイクロスイッチがオンにされることで、照明器具の光源が消灯するのである。
一方、上述の後者の調光器では、調光ツマミとは別に点灯/消灯を切り替える切替スイッチが設けられているため、調光ツマミには上記の突起は設けられておらず、調光ツマミの形状が異なっている。また、上述の2種類の調光器では、調光ツマミの形状が異なるため、調光ツマミが取り付けられるケースの形状も異なっている。したがって、上述の2種類の調光器を製造する場合には調光ツマミ及びケースの金型が2種類必要であり、その分製造コストが高くなるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、調光操作部及びケースを共通化することで製造コストを低減させた調光器を提供することにある。
本発明の調光器は、ロータリ式の可変抵抗器と、可変抵抗器の抵抗値に応じて照明負荷の調光レベルを制御する調光制御部と、可変抵抗器の回動軸に取り付けられ回動操作に応じて可変抵抗器の抵抗値を変化させる調光操作部と、回動軸に取り付けられ、照明負荷の点灯/消灯を切り替えるレバー部材と、少なくとも可変抵抗器及び調光制御部が収納されるケースとを備える。レバー部材は、調光操作部の回動に応じて回動軸とともに所定位置まで回転した際に、照明負荷の点灯/消灯を切り替える切替スイッチの操作部に接触する突部を有する。
この調光器において、レバー部材が切替スイッチに接触した状態においてレバー部材に設けられた突起部が乗り上げるリブがケースの内側に設けられているのも好ましい。
調光操作部及びケースを共通化することで製造コストを低減させた調光器を提供することができるという効果がある。
本実施形態の調光器の一例を示す分解斜視図である。 (a)は同上の正面図、(b)は別の例の正面図である。 (a)は同上の縦断面図、(b)は同上のケースから前ボディを取り外した状態の一部省略せる斜視図。 同上のケースの前ボディを示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。 同上に用いられるレバー部材を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。 同上のブロック図である。
以下に、調光器の実施形態を図面に基づいて説明する。
図6は本実施形態の調光器Aの概略的なブロック図である。この調光器Aは、外部回路が接続される接続端子T1,T2と、全波整流器DB1と、スイッチング素子Q1と、調光制御部101と、ゼロクロス検出部102と、調光レベル設定部103と、調光下限設定部104と、発光部105と、記憶部106とを備える。
接続端子T1,T2間には、外部回路として、商用交流電源100と、LED電球のような照明負荷200との直列回路が接続されている。また接続端子T1,T2には、全波整流器DB1の交流入力端子がそれぞれ接続されている。
全波整流器DB1は、接続端子T1,T2から入力される交流電圧を全波整流して直流電圧に変換する。全波整流器DB1の直流出力端子間には、例えばサイリスタ(SCR)からなるスイッチング素子Q1が接続されている。
ゼロクロス検出部102は、全波整流器DB1によって全波整流された後の電圧V1と、所定の閾値との高低を比較することによって、交流電源電圧のゼロクロスを検出する。ゼロクロス検出部102から出力される信号S1の信号レベルは、電圧V1が上記の閾値よりも低ければローレベル(L)になり、電圧V1が上記の閾値よりも高ければハイレベル(H)になる。
調光レベル設定部103は、照明負荷200の調光レベルを設定するために用いられるものであり、操作子(回動軸70a)の回転位置に応じて抵抗値が変化する可変抵抗器70と、照明負荷200の点灯/消灯を切り替える切換スイッチ71とで構成される。ユーザが操作子をオフ位置に移動させると、切換スイッチ71が例えばオフからオンに切り替わり、調光制御部101はスイッチング素子Q1をオフにして照明負荷200を消灯させる。また、ユーザが操作子をオフ位置から所望の回転位置まで移動させると、切換スイッチ71がオンからオフに切り替わり、調光制御部101は照明負荷200を点灯させる。また調光制御部101は、可変抵抗器70の抵抗値をもとに照明負荷200に供給する電力を制御し、回転位置に応じた調光レベルで照明負荷200を点灯させる。
調光下限設定部104は、照明負荷200の調光範囲の下限において照明負荷200に供給される電力を設定するために用いられる。
調光制御部101は、ゼロクロス検出部102の出力S1がローレベルからハイレベルに反転した時点から、調光レベル設定部103を用いて設定された調光レベルに対応した時間が経過すると、スイッチング素子Q1をオン状態に切り替える。そして調光制御部101は、次のゼロクロスがくるまでスイッチング素子Q1をオン状態で動作させる。これにより、照明負荷200に供給される電圧V2の位相角が調整され、照明負荷200への供給電力が調整されるので、設定に応じた調光レベルで照明負荷200が点灯する。ここで、導通位相角(交流電源の半周期においてスイッチング素子Q1が導通している期間)が大きくなるほど、照明負荷200への供給電力が大きくなり、照明負荷200の光出力が明るくなる。
発光部105は、例えば発光ダイオード72(図1参照)からなり、発光部105の発光が調光器Aの外部から視認可能な状態で配置されており、発光部105の点灯状態(点灯、点滅、消灯)は調光制御部101によって制御される。
記憶部106は不揮発性のメモリからなり、調光下限設定部104によって設定された調光範囲の下限における供給電力を記憶する。
次に、この調光器Aの構造を図1〜図5に基づいて説明する。なお、以下の説明では特に断りが無い限り、図2(a)に示す向きにおいて上下左右の方向を規定するとともに、図2(a)の紙面に垂直な方向における手前が前側、奥側が後側として説明を行うこととする。
この調光器Aは、ケース1と、ケース1の前面を覆うようにしてケース1に取り付けられるカバー3とを主要な構成として備える。
ケース1は、合成樹脂により前面が開口する箱状に形成された後ボディ11と、合成樹脂により後面が開口する箱状に形成された前ボディ10とを結合することによって略箱状に形成されている。前ボディ10の上面及び下面の後端からは、後方に向かってそれぞれ突出する係止片12が2個ずつ設けられており、後ボディ11の上面及び下面には、各係止片12の孔12aにそれぞれ対応する部位に突起13が設けられている。而して、互いの開口部を塞ぐようにして後ボディ11の前側に前ボディ10を被せ、各係止片12の孔12aに対応する突起13を係止させることによって、後ボディ11と前ボディ10とが結合され、ケース1が組み立てられる。
またケース1は、埋込配線器具用に規格化された金属製の取付枠2に取付可能であり、所謂2個モジュール寸法に形成されている。ここで、取付枠2に3個まで並べて取付可能な埋込配線器具の大きさを1個モジュール寸法といい、1個モジュール寸法の埋込配線器具を上下方向に2個並べたのと略同じ大きさを2個モジュール寸法と言う。
このケース1の内部には、図6に示した接続端子T1,T2、全波整流器DB1、スイッチング素子Q1、調光制御部101、ゼロクロス検出部102、調光レベル設定部103、調光下限設定部104、発光部105、記憶部106などの回路部品が実装された基板7,9と、これらの基板7,9間を絶縁するための絶縁シート8とが収納される。例えば図1に示す例では、基板7の前面に、調光レベル設定部103を構成する可変抵抗器70や切換スイッチ71、発光部105を構成する発光ダイオード72、及び、調光下限設定部104を構成する2個の押釦スイッチ73などが実装されている。また基板9の後面には、図示は省略しているが、接続端子T1,T2を構成する速結形の端子装置が実装されている。
またこのケース1の内部には、上記の切換スイッチ71をオン/オフするためのレバー部材6が収納される。このレバー部材6は、図5(a)及び図5(b)に示すように略円盤状に形成されたレバー本体60を有し、レバー本体60の中央には可変抵抗器70の回動軸70aが挿通される略半円状の挿通孔61が設けられている。また、レバー本体60の前面(図5(a)中の上面)には前方に突出する略三角状の突起部63が設けられ、レバー本体60の後面(図5(b)中の上面)には後方に突出する突部62が設けられている。なお、突部62の回転方向における一端側(図3(b)中の切換スイッチ71側)には、後方への突出量が徐々に小さくなるように傾斜する傾斜面62aが設けられており、この傾斜面62aが切換スイッチ71の操作子71aに接触することで切換スイッチ71がオンになる。またこのレバー部材6は、可変抵抗器70の回動軸70aに対して着脱自在となっており、後述の図2(b)に示す調光器Aのようにレバー部材6が必要ない場合には取り外すことができる。
ケース1の前部を構成する前ボディ10の上下両側面には、図4(a)及び図4(b)に示すように前寄りの端縁の左右両側位置に凹溝19がそれぞれ設けられている。また前ボディ10の前面(つまりケース1の前面)には、中央に円形の開口部17aを有する円筒状の突台部17が設けられており、可変抵抗器70の回動軸70aに連結された略円盤形の回転ハンドル34(調光操作部)が、突台部17に被せられるようにして回転自在に取り付けられる。この回転ハンドル34の前面には、設定位置の目印となる溝34a(図2(a)参照)が設けられている。さらに前ボディ10の前面の右隅には、他の部位よりも後側に凹んだ凹部10aが設けられており、この凹部10aには2個の押釦スイッチ73の各押釦73aが挿通される2個の挿通孔10bが設けられている。また前ボディ10の下端部には、ケース1の内部に収納された発光部105(発光ダイオード72)の発光を外部に導出するための導光部18が設けられている。さらに前ボディ10に設けられた突台部17の後面には、後方に突出するリブ17bが設けられており(図4(b)参照)、回転ハンドル34を左回りに回転させてオフ位置まで移動させると、レバー部材6の突起部63がリブ17bに乗り上げた状態になる(図3(a)参照)。なおこのとき、レバー部材6の突部62は切換スイッチ71の操作子71aに接触しており、切換スイッチ71がオンになって、照明負荷200が消灯する。
ケース1の後部を構成する後ボディ11の後面には、ケース1の内部に電線を挿入するための2個の電線挿通孔(図示せず)が開口するとともに、2個の電線挿通孔に隣接して工具差込孔(図示せず)が開口している。またケース1の内部には、各電線挿通孔から挿入された電線が接続される速結形の端子装置(図示せず)が収納されており、これらの端子装置で上述の接続端子T1,T2が構成される。さらに、工具差込孔から挿入された工具(例えばマイナスドライバなど)の先端で、速結形の端子装置を構成する鎖錠ばね(図示せず)を電線から離れる方向に押し撓めることによって、端子装置から電線を容易に取り外すことができる。なお、速結形の端子装置については従来周知であるから、詳細な説明については省略する。
また、ケース1の前側(すなわち前ボディ10の前側)にはカバー3が着脱自在に取り付けられる。このカバー3は合成樹脂により矩形板状に形成されており、回転ハンドル34を通すための丸穴31が中央に開口し、丸穴31の下側にはランプカバー33を通すための長孔32が開口している。カバー3の裏面には、前カバー10の上下両側面に対応する位置から後方に突出する複数の係止片(図示せず)が設けられ、各係止片をそれぞれ対応する凹溝19に係止させることによって、カバー3がケース1に取り付けられる。なおカバー3の前面には、丸穴31の周りに回転ハンドル34の回動範囲を示す表示が印字等の方法で形成されている。例えば図2(a)に示す例では、小さいドットD1が調光範囲の下限位置を、大きいドットD2が調光範囲の上限位置を示し、ドットD1,D2間を結ぶ弧状の線L1が回転ハンドル34の可動範囲を示している。また電源スイッチのオフ位置を示す「OFF」という文字が、小さいドットD1の右側に設けられている。
また、ケース1の前部を構成する前ボディ10の右側面には、取付枠2の右側の側片21に設けられた孔23にそれぞれ係止される2個で1組の係止爪14が上側寄りに設けられている(図4(a)参照)。また、前ボディ10の左側面には、取付枠2の左側の側片21に設けられた孔23にそれぞれ係止される2個で1組の係止爪14が上下方向に並べて2組設けられている(図4(b)参照)。そして、各係止爪14をそれぞれ対応する孔23に係止させることによってケース1が取付枠2に取り付けられ、この状態では取付枠2の中央の窓孔20からケース1の前面の略全体が前方に突出している。なお前ボディ10の右側面には、係止爪14が設けられた部位の上側及び下側に、後端側が開口されたスリット15が設けられており(図4(a)参照)、一対のスリット15で挟まれた突片16が左右方向において撓み自在となっている。この突片16の後端部に設けられた突起16aが押されて、突片16が内側に撓められると、係止爪14が孔23の外側に出て係止爪14が孔23から外れるので、ケース1を取付枠2から取り外すことができる。また、取付枠2の上下の枠辺22には、造営面に埋設された埋込ボックスにねじ止めするための固定ねじを挿通する長穴25が設けられている。さらに上下の枠辺22には、パネル材からなる造営材を取付枠2との間で挟み込むための挟み金具(図示せず)が引掛係止する引掛穴26や、造営材に取付枠2を直接ねじ固定するための固定ねじが挿通される丸穴27が設けられている。したがって取付枠2は、設置場所に合わせて選択された上記の何れかの取付方法により造営面に取り付けられる。なお、上下の枠辺22に設けられたねじ孔24は、前面側に配置される矩形枠状のプレート枠(図示せず)を取り付ける際に用いられる。
ここに、2個モジュール寸法のケース1のみが取付枠2に取り付けられ、残りの1個分の取付位置が空いている場合には、上記のプレート枠の窓孔が完全に塞がれないため、この隙間を塞ぐブランクカバー4が上記のプレート枠に取り付けられる(図2(a)参照)。
本実施形態の調光器Aは以上のような構成を有しており、以下のようにして造営面に施工される。施工者は、取付枠2の後側からケース1を取付枠2に近付け、ケース1の左右両側の各係止爪14を取付枠2の両側片21に設けた孔23にそれぞれ係止させることによって、ケース1を取付枠2に取り付ける。次に施工者は、造営面(図示せず)の裏側に配線された電線を、造営面に設けられた取付用孔(図示せず)から表側に引き出して、先端側の被覆を剥いた後、上記の電線挿通孔に挿入して端子装置に接続する。そして施工者は、調光器Aに接続された電線の余長分を取付用孔に押し込んだ後、ケース1の後部を取付用孔に挿入した状態で取付枠2を造営面に固定する。次に施工者は、前ボディ22の凹溝19にカバー3の係止片(図示せず)を係止させることによって、カバー3をケース1の前側に取り付けた後、取付枠2の前側にプレート枠(図示せず)及び化粧プレート(図示せず)を取り付けて、施工作業を完了する。
この施工完了状態では、ケース1の前面がカバー3で覆われているので、施工者は、調光下限設定部104を構成する押釦スイッチ73の押釦73aを操作できないようになっている。一方、回転ハンドル34及びランプカバー33はそれぞれカバー3の丸穴31、長孔32から露出しているので、カバー3がケース1に取り付けられた状態であっても回転ハンドル34の操作が可能であり、またランプカバー33を通して発光部105の発光を視認できる。
ここで、ユーザが回転ハンドル34を左回りに回転させて、溝34aを「OFF」の位置に合わせると、レバー部材6の突部62により切換スイッチ71の操作子71aが押されて切換スイッチ71がオフからオンに切り替わる。このとき、レバー部材6の突起部63が前ボディ10のリブ17bに乗り上げた状態になり(図3(a)参照)、回転ハンドル34を回転させる際に加える力が大きくなることから、ユーザは切換スイッチ71がオンに切り替わったことを知ることができる。またこのとき、調光制御部101は、スイッチング素子Q1を常時オフさせて照明負荷200への電力供給を遮断し、照明負荷200を消灯させる。
一方、ユーザが回転ハンドル34を右回りに回転させ、溝34aをドットD1,D2間の所定位置に合わせると、レバー部材6の突部62と切換スイッチ71の操作子71aの接触状態が解除され、切換スイッチ71がオンからオフに切り替わる。このとき、調光制御部101は、照明負荷200を点灯させるとともに、回転ハンドル34の回転位置に応じた調光レベルで照明負荷200を調光点灯させる。例えば調光制御部101は、可変抵抗器70と固定抵抗器とで構成される直列回路に定電圧を印加し、可変抵抗器70の両端電圧を検出することによって、可変抵抗器70の抵抗値を検出する。そして、調光制御部101は、ゼロクロス検出部102の出力信号S1がローレベルからハイレベルに反転した時点から、回転ハンドル34の回転位置(つまり可変抵抗器70の抵抗値)に応じた時間が経過した時点で、スイッチング素子Q1を導通させる。その後、調光制御部101は、交流電源のゼロクロスがくるまでスイッチング素子Q1をオンさせ続け、スイッチング素子Q1の導通位相角が回転ハンドル34の回転位置に応じて決定されて、照明負荷200が調光される。
次に、図2(b)は調光器Aの別の例を示す正面図である。図2(a)の調光器Aでは、回転ハンドル34を「OFF」の位置まで回動させることで照明負荷200の消灯が可能であるが、図2(b)の調光器Aでは、回転ハンドル34とは別に設けられた点灯/消灯用のスイッチ装置5により照明器具200の消灯が可能である。また、図2(a)の調光器Aでは、上述の消灯機能を実現するために、上述の切換スイッチ71と切換スイッチ71をオン/オフするレバー部材6とが設けられているが、図2(b)の調光器Aではこれらの切換スイッチ71及びレバー部材6は不要である。なお、それ以外の構成は図2(a)の調光器Aと同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。
この調光器Aは、上述の基板7,9及び絶縁シート8が内部に収納されたケース1と、ケース1の前面を覆うようにしてケース1に取り付けられるカバー3とを主要な構成として備える。そして、ケース1は上述のように2個モジュール寸法に形成されており、取付枠2の上側2個分の取付位置に取り付けられ、残りの1個分の取付位置には1個モジュール寸法に形成されたスイッチ装置5が取り付けられる。このスイッチ装置5は、前面側に配置された操作ハンドル50が矩形板状に形成されており、この操作ハンドル50は幅方向における一端側(図2(b)中の左側)が軸支され、他端側(図2(b)中の右側)が前後方向に移動自在となっている。そして、操作ハンドル50を前後方向に押操作することによってスイッチ装置5のオン/オフが切り替えられる。なお、スイッチ装置5の左寄りの位置には、このスイッチ装置5の動作状態を表示するための発光部51が設けられており、例えばスイッチ装置5がオンのときには発光部51が消灯し、スイッチ装置5がオフになると発光部51が点灯する。したがって、発光部51の点灯状態(点灯又は消灯)を確認することによって、スイッチ装置5の動作状態(オン又はオフ)を知ることができるとともに、夜間消灯時にはこの発光部51の明かりによりスイッチ装置5の位置を把握することができる。
なお、この調光器Aの動作については、操作ハンドル50の押操作によって照明負荷200の点灯/消灯が切り替えられる点以外は図2(a)の調光器Aと同様であるから、ここでは説明を省略する。
而して、図2(a)の調光器Aのように回転ハンドル34で照明負荷200を消灯する場合には、可変抵抗器70の回動軸70aにレバー部材6を取り付け、このレバー部材6によってオン/オフが切り替えられる切換スイッチ71を設けることで対応でき、図2(b)の調光器Aのようにスイッチ装置5で照明負荷200を消灯する場合には、これらのレバー部材6及び切換スイッチ71は不要である。そして、回転ハンドル34及びこの回転ハンドル34が取り付けられるケース1については共通化できるため、回転ハンドル34及びケース1の金型は1つでよく、その結果、それぞれについて金型を製作する場合に比べて製造コストを低減することができる。
なお本実施形態では、レバー部材6に設けられた突起部63が乗り上げるリブ17bをケース1の前ボディ10に設けているが、ケース1の内側であれば後ボディ11にリブを設けてもよく、本実施形態に限定されない。
1 ケース
6 レバー部材
34 回転ハンドル(調光操作部)
70 可変抵抗器
70a 回動軸
71 切換スイッチ
71a 操作子(操作部)
A 調光器

Claims (2)

  1. ロータリ式の可変抵抗器と、
    前記可変抵抗器の抵抗値に応じて照明負荷の調光レベルを制御する調光制御部と、
    前記可変抵抗器の回動軸に取り付けられ回動操作に応じて前記可変抵抗器の抵抗値を変化させる調光操作部と、
    前記回動軸に取り付けられ、前記照明負荷の点灯/消灯を切り替えるレバー部材と、
    少なくとも前記可変抵抗器及び前記調光制御部が収納されるケースとを備え、
    前記レバー部材は、前記調光操作部の回動に応じて前記回動軸とともに所定位置まで回転した際に、前記照明負荷の点灯/消灯を切り替える切替スイッチの操作部に接触する突部を有していることを特徴とする調光器。
  2. 前記レバー部材が前記切替スイッチに接触した状態において前記レバー部材に設けられた突起部が乗り上げるリブが前記ケースの内側に設けられたことを特徴とする請求項1記載の調光器。
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