JP2003297589A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2003297589A
JP2003297589A JP2002105105A JP2002105105A JP2003297589A JP 2003297589 A JP2003297589 A JP 2003297589A JP 2002105105 A JP2002105105 A JP 2002105105A JP 2002105105 A JP2002105105 A JP 2002105105A JP 2003297589 A JP2003297589 A JP 2003297589A
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lighting device
lighting
toilet
rectifier
light bulb
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JP2002105105A
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English (en)
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Hidetoshi Tsuji
秀敏 辻
Naoko Danno
直子 團野
Toshihiro Hata
俊博 秦
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明装置を減光するための制御回路を安価に
製作でき、しかも眩しさを抑えた照明装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 照明装置は正負判定回路10、整流器1
5、コンデンサ16、反転回路部20、突入電流抑制回
路部35、白熱ランプ25、強制点灯スイッチ30を備
え、整流器を用いた半波整流を略平滑にして電球点灯し
た。半波整流は交流電源電圧よりも実効値が小さいの
で、電球に流れる電流も小さく、小さい電力値となる。
すなわち、整流器15とコンデンサ16のみの電子部品
で照明装置を減光点灯することができ、減光のための電
気回路部を安価に製作することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明装置の減光に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、照明装置を減光するには、トライ
アック等の位相制御素子と抵抗、コンデンサを用いて、
入力電圧を交流の半サイクル毎に位相制御する方法が用
いられていた。また、例えば寝室などの照明装置を減光
するための減光手段としては、主の光源とは別に豆球を
設けて、紐スイッチで主の光源と豆球を電気的に切替え
て、豆球の暗い光を用いていた。また、例えばトイレに
取付いている照明装置においては、60W電球を乳白色
や透明のカバーで覆い、ただ単純にトイレ内を照らして
いるだけで特に減光はなされないのが一般的であった。
さらに、例えば浴室においては、60W電球を乳白色や
透明のカバーで覆い、パッキンを用いて防湿性を確保
し、やはりトイレと同様に単純に浴室内を照らしている
だけで、一般的には減光はなされていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の照明装置を減光
するには、トライアック等の位相制御素子や抵抗、コン
デンサが必要で、電子部品点数が多い分、高価になると
いった問題があった。さらに、位相制御素子で減光を行
うと、位相制御素子が交流電源の半サイクル毎にオンす
る際に振動電流が発生するため、雑音端子電圧などのノ
イズが大きくなり、大容量のチョークコイルの追加が余
儀なくされ、サイズアップやコストアップになるばかり
でなく、その振動電流を抑えるチョークコイル自体が振
動し、耳障りな音が発生するといった問題もあった。ま
た、主の光源とは別に豆球を設けて、豆球を用いて暗い
光、すなわち主光源に対しては、減光された光として用
いていたが、豆球やそのソケットなど部品点数が増え、
高価になると同時に、豆球を設けるスペースが必要で、
かつ意匠的にも見映えが良いと言えるものではなかっ
た。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、照明装置を減光するため
の制御回路を安価に製作でき、しかも眩しさを抑えた照
明装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記目的
を達成するために本発明は、電球を光源に持ち、交流電
源で点灯する照明装置において、前記照明装置は整流器
を備え、前記整流器を用いて半波整流、或いは全波整流
にて電球を点灯した。
【0006】半波整流、或いは全波整流は、交流電源電
圧よりも実効値が小さいので、電球に流れる電流も小さ
く、小さい電力値となる。すなわち、整流器のみの電子
部品で照明装置を減光点灯することができ、減光のため
の電気回路を安価に製作することができる。
【0007】また、前記照明装置は、前記整流器の後段
にコンデンサを備えた。
【0008】これにより、全波整流、或いは半波整流が
平滑化され、電球に流れる電流も平滑となり、ちらつき
が減少する。ここで、容量が大きいコンデンサを用いる
と、電球への電力供給を賄えることができるため、ちら
つきがほとんどなくなる一方、コンデンサ容量が大きい
分、高価なコンデンサとなる。また、容量が小さいコン
デンサを用いると、電球への電力供給を十分賄うことが
できず、脈流状の電流波形となり、ちらつきが発生する
一方、安価なコンデンサで済ますことができる。コンデ
ンサ容量をどの程度にするかは、使用環境に見合ったち
らつき度合いを考慮して選定する方法もあるし、価格優
先の選定方法も考えられる。
【0009】また、本発明の好適な様態として、前記照
明装置は前記整流器の前段に前記交流電源の正負判定回
路部を備え、前記電球への給電の極性を反転させる反転
回路部とを備え、前記正負判定回路部の判定結果が正の
場合と負の場合とにおいて、前記反転回路部から電球に
対し給電する極性を反転させた。
【0010】この照明装置においては、整流後の電圧で
点灯させるため、半波整流電圧による点灯、全波整流電
圧による点灯、或いは脈流点灯や直流点灯であり、点灯
時の突入電流が、電球の片側の極ばかりに印加される
と、その極に接続されているランプフィラメントである
タングステンへのストレスが大きくなり、ランプ寿命が
定格寿命よりも短くなる恐れがある。照明スイッチを入
れるタイミングはまちまちで、交流電源のサイクルにお
いて照明スイッチがONするタイミングは正の場合も負
の場合も有り、長期的に考えるとONする確立は正負半
々程度と考えられる。したがって、照明スイッチを入れ
る毎に極性切替信号発生部から信号が送られ、反転回路
部から電球に対し給電する極性を反転させたので、約5
0%の確立で極性が反転し、片側の電極への電圧印加が
回避され、ランプ短寿命を回避、または緩和することが
できる。
【0011】また、前記照明装置は前記整流器の前段に
極性切替信号発生部を備え、前記電球への給電の極性を
反転させる反転回路部とを備え、該照明装置への前記交
流電源の入力回数に対し一回おきに、前記極性切替信号
発生部から信号が発せられ、該信号を受け前記反転回路
部から電球に対し給電する極性を反転させた。
【0012】これにより、照明スイッチをオンする回数
に対し、一回おきに極性切替信号発生部から信号が送ら
れ、反転回路部から電球に対し給電する極性を反転させ
たので、片側の電極への電圧印加が回避され、ランプ短
寿命を回避、または緩和することができる。
【0013】さらに、前記照明装置は、突入電流を抑え
る手段を備えた。
【0014】この照明装置は、整流後の電圧で点灯させ
るため、半波整流電圧による点灯、全波整流電圧による
点灯、或いは脈流点灯や直流点灯であり、光源への電圧
印加タイミングは交流電源の最大値付近になる場合が多
いと考えられる。その場合、点灯初期の突入電流が大き
くなり、ランプフィラメントであるタングステンのやせ
細りが促進される恐れがある。そこで、突入電流を抑え
る手段を設けることで、突入電流が緩和され、ランプ短
寿命を回避、または緩和、或いは延ばすことができる。
【0015】また、前記照明装置は、前記交流電源と前
記電球とを短絡できる手段を備えた。
【0016】これにより、前述の減光点灯している際
に、交流電源と電球とを短絡することで、強制的に定格
の明るさで点灯することができる。これは、掃除の際や
緊急時などに確実に明るくすることができ、有効であ
る。また、浴室に使用する場合は、湯船に入りゆったり
と幻想的にくつろぐ際には、この強制点灯スイッチで回
路を開放し減光点灯すれば良く、また、体を洗ったり鏡
を見たりする際は回路を短絡して明るい浴室照明にする
ことができる。
【0017】また、前記照明装置は、予め設定された時
刻になると所定時間の間は、前記交流電源と前記電球と
を短絡することで点灯状態を切り替えた。
【0018】これにより、例えばトイレにおいては、昼
間は交流電源と電球とを短絡させ定格の明るさで点灯す
ると、明るい環境下で快適に用便を足すことができる。
また、夜間や深夜は減光点灯させるように設定しておく
と、夜間や深夜半覚醒状態でトイレに入室する際、使用
者の感じる眩しさや不快感を軽減できる。また、用便に
必要な明るさで、かつ覚醒を促す刺激になるほど明るく
ないので、使用者が再度睡眠に就く妨げにはならない。
さらに浴室においては、湯船に入ってゆったりとくつろ
ぐ以外は交流電源と電球とを短絡させ定格の明るさで点
灯すると、明るい環境下で快適に体を洗ったり、鏡を見
たりすることができる。また、湯船に入ってゆったりと
くつろぐ場合は、交流電源と電球とを開放し減光点灯す
れば良い。なお、この場合は回路を短絡・開放するため
の手段として、防水タイプのスイッチを浴槽横の壁など
に取付けておけば非常に便利である。
【0019】また、前記照明装置は明るさセンサを備え
ており、前記明るさセンサの周辺が所定の明るさ以上の
場合は、前記交流電源と前記電球とを短絡することで点
灯状態を切り替えた。
【0020】これにより、トイレにおいては、昼間と、
夜間や深夜との明るさセンサ周辺の明るさの違いによっ
て、点灯状態を切替え、例えば所定の明るさ以上の昼間
は照明を明るく点灯させ、所定の明るさ未満の夜間や深
夜は減光点灯させるように設定しておくと、夜間や深夜
半覚醒状態でトイレに入室する際、使用者の感じる眩し
さ不快感を軽減でき、再度の睡眠に就きにくいという問
題を回避できる。
【0021】また、本発明の好適な様態として、前記照
明装置は光源を覆うカバーを備え、トイレの出入口方向
に向いた部分の前記カバーの透過率が、該カバーの他の
部分の透過率よりも低くした。
【0022】これにより、カバーの低透過率部分におけ
る輝度が減少するので、トイレ入室時に使用者に与える
眩しさや不快感を軽減すると同時に、低透過率部分以外
の部分でトイレ室内への明るさを確保することができ
る。
【0023】さらに、前記照明装置は、人体検知センサ
を備えた。
【0024】これにより、照明を自動的に点灯・消灯さ
せることができ、壁などに設けた照明のスイッチの点灯
・消灯操作を省略することができる。また、スイッチに
手が届かない子供でも、スイッチ操作をすることなくト
イレや浴室が利用できるようになる。また、夜間や深夜
半覚醒状態でトイレに入室する際、スイッチを探すとい
った煩わしさがなくなる。また、スイッチに直接手を触
れる必要がないので衛生的である。さらに、消し忘れを
防止でき、省電力でもある。
【0025】また、前記照明装置によって、トイレ内を
照射した、或いは前記照明装置をトイレに備えた。
【0026】これにより、時間帯に応じた減光点灯がで
き、深夜のトイレにおける眩しさの解消などに有効であ
る。また、強制的に定格の明るさで点灯できるので緊急
の際に便利である。さらには、簡易的な電気回路で減光
を実現でき、安価に製作することができる。そして、ト
イレのサイズや壁の反射率などに最も適した照明器具、
および点灯状態の制御ができ、快適なトイレ空間を提供
することができる。
【0027】また、前記照明装置によって、浴室内を照
射した、或いは前記照明装置を浴室に備えた。
【0028】これにより、気分次第で減光点灯すること
で、照明が眩しくない幻想的な雰囲気が演出でき、湯船
の中でゆったりとくつろぐことができる。また、強制的
に定格の明るさで点灯できるので緊急の際に便利であ
る。さらには、簡易的な電気回路で減光を実現でき、安
価に製作することができる。そして、浴室のサイズや壁
の反射率などに最も適した照明器具、および点灯状態の
制御ができ、快適な浴室空間を提供することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付図面により詳細に説明する。
【0030】図1は本発明の実施の形態に係わる照明装
置の電気的制御回路部のブロック図である。
【0031】交流電源100には点灯スイッチ200を
介して、照明装置01が接続されている。
【0032】照明装置01は、正負判定回路部10、整
流器15、コンデンサ16、反転回路部20、突入電流
抑制回路部35、白熱ランプ25、強制点灯スイッチ3
0から構成されている。また、正負判定回路部10の判
定結果は信号11で反転回路部20に接続されている。
【0033】次に動作について説明する。
【0034】点灯スイッチ200がオンされると、正負
判定回路部10にて入力電圧が正か負かを判定し、その
結果を信号11によって反転回路部20に送られ、反転
回路部20と白熱ランプ25との接続を、入力電圧の正
負の違いによってその接続極性を反転させる。ここで、
反転回路部20の詳細を図2にて説明する。反転回路部
20は、リレーであり、切替接点(C接点)を2個内蔵
してある。例えば、正負判定回路部10にて入力電圧が
正と判断された場合は、信号11は発せられず接点は2
1、21′のままで、白熱ランプには矢印21aの向き
に電流が流れる。また、正負判定回路部10にて入力電
圧が負と判断された場合は、信号11が発信され、リレ
ーのコイルが励磁され、接点は22、22′の接続に切
替わり(図示せず)、白熱ランプには矢印22aの向き
に電流が流れる。すなわち、入力電圧が正の場合と負の
場合とにおいて、白熱ランプに流れる電流を反転するこ
とができる。なお、リレーを駆動するためのコイルへの
直流電源の説明については省略する。また、リレーは励
磁タイプとは限らず、ラッチタイプでも良いし、SSR
(ソリッドステートリレー)でも良いし、トランジスタ
等を用いたHブリッジ回路でも構わない。
【0035】次に、各回路部の電圧波形に関し、図3に
て説明する。上段の波形は整流器15前段の電圧波形、
中段の波形はコンデンサ16がない場合の整流器後段の
電圧波形、下段の波形はコンデンサ16がある場合の電
圧波形で、これが白熱ランプ25への印加電圧である。
したがって、白熱ランプ25には、脈流状に平滑化され
た正方向の電圧が印加されることになる。この電圧は、
通常の交流電源である整流器15前段の電圧波形に対し
実効電圧が小さくなっていることから、白熱ランプに流
れる実効電流も小さくなり、小電力で点灯することにな
り、結果的には減光される。
【0036】また、突入電流抑制回路部35はパワーサ
ーミスタで、これ自身が暖まっていない状態では抵抗値
が大きく、暖まると抵抗値が小さくなる性質があるの
で、パワーサーミスタを含む回路が暖まっていない状態
で点灯すると、高抵抗により突入電流を抑制し、回路が
だんだん暖まっていくと低抵抗値となりパワーサーミス
タ自身の電力損を最小限に抑えることができる。なお、
別の手段で突入電流を抑えても構わない。
【0037】また、強制点灯スイッチ30は、このスイ
ッチをオンすると入力電源と白熱ランプを短絡すること
ができ、必要に応じて定格の明るさで点灯することがで
きる。
【0038】以上から、整流器とコンデンサだけの簡易
的な回路で減光することができ、安価に製作することが
できる。また、白熱ランプへの印加電圧の極性を入力電
圧の正負で反転させ、ランプ片極への電圧印加によるス
トレスを緩和し、さらには突入電流も緩和したので、ラ
ンプの短寿命を回避、あるいは長寿命化できる。また、
略直流点灯したので、位相制御素子を用いた従来品で発
生していた耳障りな音が解消、または激減する。また、
強制点灯スイッチによって定格の明るさで点灯すること
ができるので、掃除の際や緊急時などに確実に明るくす
ることができる。さらに、トイレで使用する場合は、昼
間はこの強制点灯スイッチで回路を短絡して明るい環境
下で快適に用便を足すことができるし、夜間や深夜は強
制点灯スイッチで回路を開放して減光点灯すると、夜間
や深夜半覚醒状態でトイレに入室する際、使用者の感じ
る眩しさや不快感を軽減でき、再度の睡眠に就きにくい
という問題を回避できる。また、浴室に使用する場合
は、湯船に入りゆったりと幻想的にくつろぐ際には、こ
の強制点灯スイッチで回路を開放して減光点灯し、ま
た、体を洗ったり鏡を見たりする際は回路を短絡して明
るい浴室照明にすることができる。
【0039】なお、本実施例においては、白熱ランプへ
の印加電圧の極性を入力電圧の正負で反転させたが、こ
れに限らず、照明スイッチを入れる毎に白熱ランプへの
印加電圧の極性を反転させても良い。これを達成するに
は、実施例図1の正負判定回路部10を、極性切替信号
発生部とすれば良い。また、整流器は整流器15を一つ
用いて半波整流としたが、四個用いてダイオードブリッ
ジとして全波整流にしても良い。また、半波整流と全波
整流を切替える切替手段を別途設け、減光レベルを二段
階としても良い。なお、白熱ランプの寿命をあまり考慮
しないで済むケースにおいては、正負判定回路部、極性
切替信号発生部、反転回路部、或いは突入電流抑制回路
部を備えずに安価に仕上げる方法もある。さらには、コ
ンデンサを備えないことも可能である。
【0040】図4は本発明である照明の別の実施の形態
に係る電気的な制御回路部のブロック図である。この実
施例は主にトイレに用いる照明に関する。
【0041】交流電源100に接続された照明装置02
は、時計回路部・記憶回路部50、正負判定回路部1
0、整流器15、コンデンサ16、反転回路部20、突
入電流抑制回路部35、白熱ランプ25から構成されて
いる。時計回路部・記憶回路部50以外のブロックは、
実施例図1と同符号で、同様な動作・作用・効果であ
る。
【0042】時計回路部・記憶回路部50には、二つの
時間帯が記憶され、時計回路部・記憶回路部50を介し
て、その時間帯における交流電源の接続先40,41が
設定されており、かつ、設定つまみ(図示せず)を操作
することによって二つの時間帯の切替時刻が変更できる
ようになっている。ここで、交流電源が40に接続され
ると、交流電源100と白熱ランプ25を短絡し定格の
明るさで点灯することができる。また、交流電源が41
に接続されると、正負判定回路部10に接続され、図1
と同様に、脈流状に平滑化された正方向の電圧で白熱ラ
ンプ25を減光点灯する。なお、時計自体の時刻合わせ
のためのつまみも図示はしていないが備えている。
【0043】次に、動作について説明する。
【0044】使用者がトイレ入室時に点灯スイッチ10
0をオンすると、時計回路部・記憶回路部50によって
現在の時間帯を判断し、予め設定された時計回路部・記
憶回路部50の出力先40に、または41に出力され
る。
【0045】例えば、通常の時間帯(6時〜23時)
は、時計回路部・記憶回路部50を介しての交流電源の
接続先が40で、定格の明るさで点灯し、深夜の時間帯
(23時〜6時)は、時計回路部・記憶回路部50を介
しての交流電源の接続先が41で、図1と同様に、脈流
状に平滑化された正方向の電圧で白熱ランプ25は減光
点灯する。このように設定しておくと、通常の時間帯は
明るく点灯するので快適に用便を足すことができ、夜間
や深夜半覚醒状態でトイレに行った場合は、ほんのりと
減光して点灯するので、使用者が感じる眩しさや不快感
を激減でき、また使用者が再度睡眠に就きにくいという
問題を回避できる。
【0046】なお、時計回路部・記憶回路部50は時刻
自体を表示しても良い。また、各回路部は照明器具内に
内蔵しても良いし、別置きにしても良い。別置きの場所
としては、トイレ内の壁に取付けたり、トイレ外の点灯
スイッチ部に内蔵したり、天井裏に設置しても良い。
【0047】図5は本発明の別の実施の形態に係る電気
的な制御回路部のブロック図である。この実施例は主に
トイレに用いる照明に関する。
【0048】交流電源100に接続された照明装置03
は、明るさセンサ60、人体検知センサ65、人体検知
判定回路部・明るさ判定回路部・記憶回路部55、正負
判定回路部10、整流器15、コンデンサ16、反転回
路部20、突入電流抑制回路部35、白熱ランプ25か
ら構成されている。明るさセンサ60、人体検知センサ
65、人体検知判定回路部・明るさ判定回路部・記憶回
路部55以外のブロックは、実施例図1と同符号で、同
様な動作・作用・効果である。
【0049】人体検知判定回路部・明るさ判定回路部・
記憶回路部55には、明るさセンサ60と人体検知セン
サ65が接続されている。また、人体検知判定回路部・
明るさ判定回路部・記憶回路部55には、人体検知判定
のための閾値、明るさ判定のための閾値が記憶されてお
り、かつ、変更できるようになっており、それらの変更
は各種設定つまみ(図示せず)の操作によるものであ
る。
【0050】次に、動作について説明する。
【0051】人体検知センサ65に使用者が近づくと、
人体検知判定回路部で予め設定してある閾値と比較し人
体かどうかを判定し人体と判定すれば、明るさセンサ6
0でその周辺の明るさを検知し、予め設定してある閾値
と比較して閾値以上の明るさであれば人体検知判定回路
部・明るさ判定回路部・記憶回路部55を介して交流電
源は45に接続され、交流電源100と白熱ランプ25
を短絡し、定格の明るさで点灯するようになっている。
また、閾値未満であれば、交流電源100は46、すな
わち正負判定回路部10に接続され、図1と同様に、脈
流状に平滑化された正方向の電圧で白熱ランプ25は減
光点灯する。また、使用者が遠ざかると、人体検知判定
回路部で予め設定してある閾値と比較し人体かどうかを
判定し、人体ではないと判定すれば、照明装置3と交流
電源100と交流電源後段の回路部との接続が断たれ、
消灯するものである。
【0052】例えば、明るさセンサ判定のための閾値
を、明るさセンサ60周辺が明るい昼間とかなり暗い深
夜とが区別できる程度の閾値に設定しておくと、昼間と
深夜とで定格の明るさで点灯か減光点灯かを自動的に切
替えることができ、実施例図4で説明した時間帯による
明るさのコントロールと同様な制御が可能で、同様な効
果を得ることができる。また、季節によって昼、深夜の
時間帯が変動することを気にすることなく、明るさセン
サ60周辺の明るさによりコントロールができるといっ
たメリットもある。さらに、人体検知センサによって、
自動点灯・消灯できるため、消し忘れを防止でき、非常
に便利であると同時に省電力でもある。
【0053】なお、各回路部は、照明器具に内蔵しても
良いし、別置きにしても良い。別置きの場所としては、
トイレ内の壁に取付けたり、トイレ外の入口側の壁に取
付けたり、天井面に取付けても良い。
【0054】また、定格の明るさでの点灯と減光点灯と
の制御方法としては、本実施例以外でも良く、例えば、
点灯スイッチをカチッカチッと二回続けてオンオフを繰
り返して、二回のオン間隔が所定時間以内であれば両者
を切替える方法でも良い。また、両者の切替スイッチを
設け、そのスイッチをオンしてから所定時間は減光点灯
に切替わり、その所定時間経過後は定格の明るさに戻
り、さらには、翌日から毎日同時刻になると自動的に減
光点灯に切替わる、すなわち一回切替スイッチを操作す
れば減光点灯の時間帯が記憶され、その後にそのスイッ
チ操作がなければ同じ運転を繰り返す、要するに24時
間サイクルでその設定が再現される方法でも良い。
【0055】以上から、照明装置を減光するための制御
回路を安価に製作でき、しかも眩しさを抑えた照明装置
を提供することができる。
【0056】図6にトイレ空間の図を例示する。参照符
号1は、照明器具、2は、トイレの出入り口、3は、便
器、4は、照明付き鏡、5は、手洗い器、6は、電源ス
イッチ、7は、配線を示すものである。照明器具1から
出入り口2へ向かって投光される光Sは、透過率を他の
部分より低くしている照明器具1のカバーによって、減
光されるように配置され、眩しくないようにしている。
尚、このトイレ空間は、そのままユニットトイレの形態
となり、照明器具や照明付き鏡、手洗い器は、使用者の
嗜好によって選択できるユニットとしている。ユニット
バスに適用する際にも、ユニットの一つとして浴室、そ
の他の設備が加わることになり同様である。
【0057】上記した照明装置をトイレに用いること
で、深夜でも眩しくない快適なトイレが実現できる。さ
らに浴室に用いることで、減光した幻想的な空間で浴槽
にゆったりとくつろぐことができるとともに、疲れが癒
され、この上ない照明装置を提供することができる。
尚、トイレ、浴室の形態としては、予め、使用者の嗜好
により種々の機能を持ったユニットを選択できるユニッ
トトイレ、ユニットバスにも好適に利用できる。上述し
た種々の特性を有する照明装置もその一つのユニットと
して使用者の選択ができるようにし、ショウルームなど
で購入前に事前にその効果を確認できるようにすること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる照明装置の電気的な
制御回路部のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係わる照明装置の反転回路
部20の詳細図である。
【図3】本発明の一実施例に係わる照明装置の各回路部
の電圧波形である。
【図4】本発明の一実施例に係わる照明装置の電気的な
制御回路部のブロック図である。
【図5】本発明の一実施例に係わる照明装置の電気的な
制御回路部のブロック図である。
【図6】本発明の一実施例に関わるトイレの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 照明器具 1a 透過率を低減したカバー 2 トイレ出入り口 3 便器 S 光源からの投光 6 電源スイッチ 01、02、03 照明装置 10 正負判定回路部 11 信号 15 整流器 16 コンデンサ 20 反転回路部 21、21′、22、22′ 接点 21a、22a 電流の向き 25 白熱ランプ 30 強制点灯スイッチ 35 突入電流抑制回路部 40、41、45,46 交流電源の接続先 50 時計回路部・記憶回路
部 55 人体検知判定回路部・
明るさ判定回路部・記憶回路部 60 明るさセンサ 65 人体検知センサ 100 交流電源 200 点灯スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 37/02 H05B 37/02 E F 39/02 39/02 (72)発明者 秦 俊博 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D032 GA00 2D039 CD03 DB00 FA01 3K073 AA29 AA30 AA53 AA58 AA85 AB01 AB04 BA16 BA17 BA25 BA28 CG09 CG15 CG16 CG23 CG43 CJ14 CL15 CL16 CM08 CM09

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電球を光源に持ち、交流電源で点灯す
    る照明装置において、前記照明装置は整流器を備え、前
    記整流器を用いて半波整流にて電球を点灯したことを特
    徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 電球を光源に持ち、交流電源で点灯す
    る照明装置において、前記照明装置は整流器を備え、前
    記整流器を用いて全波整流にて電球を点灯したことを特
    徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の照明装置にお
    いて、前記照明装置は、前記整流器の後段にコンデンサ
    を備えたことを特徴とする照明装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の照明
    装置において、前記照明装置は前記整流器の前段に前記
    交流電源の正負判定回路部を備え、前記電球への給電の
    極性を反転させる反転回路部とを備え、前記正負判定回
    路部の判定結果が正の場合と負の場合とにおいて、前記
    反転回路部から電球に対し給電する極性を反転させたこ
    とを特徴とする照明装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3の何れかに記載の照明
    装置において、前記照明装置は前記整流器の前段に極性
    切替信号発生部を備え、前記電球への給電の極性を反転
    させる反転回路部とを備え、該照明装置への前記交流電
    源の入力回数に対し一回おきに、前記極性切替信号発生
    部から信号が発せられ、該信号を受け前記反転回路部か
    ら電球に対し給電する極性を反転させたことを特徴とす
    る照明装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の照明
    装置において、前記照明装置は、突入電流を抑える手段
    を備えていることを特徴とする照明装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載の照明
    装置において、前記照明装置は、前記交流電源と前記電
    球とを短絡できる手段を備えたことを特徴とする照明装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6の何れかに記載の照明
    装置において、前記照明装置は、予め設定された時刻に
    なると所定時間の間は、前記交流電源と前記電球とを短
    絡することで点灯状態が切り替わることを特徴とする照
    明装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至6の何れかに記載の照明
    装置において、前記照明装置は明るさセンサを備えてお
    り、前記明るさセンサの周辺が所定の明るさ以上の場合
    は、前記交流電源と前記電球とを短絡することで点灯状
    態が切り替わることを特徴とする照明装置。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9の何れかに記載の照
    明装置において、前記照明装置は、トイレに設けられ、
    光源を覆うカバーを備え、トイレの出入口方向に向いた
    部分の前記カバーの透過率が、該カバーの他の部分の透
    過率よりも低くしたことを特徴とする照明装置。→ユニ
    ットトイレは、詳細な説明の中でトイレに含まれる旨の
    記載をします。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の何れかに記載の
    照明装置において、前記照明装置は、人体検知センサを
    備えたことを特徴とする照明装置。
  12. 【請求項12】 請求項7乃至11の何れかに記載の
    照明装置によって、トイレ内を照射することを特徴とす
    る照明方法。→トイレに限定していない請求項も引用し
    ていますので、残しました。
  13. 【請求項13】 請求項7乃至11の何れかに記載の
    照明装置において、前記照明装置を備えたことを特徴と
    するトイレ。
  14. 【請求項14】 請求項7又は11に記載の照明装置
    によって、浴室内を照射することを特徴とする照明方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項7又はに11記載の照明装置
    において、前記照明装置を備えたことを特徴とする浴
    室。
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