JP2003281923A - 照明器具及び照明方法 - Google Patents

照明器具及び照明方法

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JP2003281923A
JP2003281923A JP2002087305A JP2002087305A JP2003281923A JP 2003281923 A JP2003281923 A JP 2003281923A JP 2002087305 A JP2002087305 A JP 2002087305A JP 2002087305 A JP2002087305 A JP 2002087305A JP 2003281923 A JP2003281923 A JP 2003281923A
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Japan
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light
luminaire
cover
toilet
lighting
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JP2002087305A
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Naoko Danno
直子 團野
Hidetoshi Tsuji
秀敏 辻
Toshihiro Hata
俊博 秦
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】半覚醒時にトイレに入室する際、使用者を覚醒
させるような光刺激を使用者に与えないよう眩しさを抑
え、使用者の半覚醒状態を保つこと、またその際トイレ
室内の明るさを確保すること、を目的とする。 【解決手段】カバーは少なくとも2種類の透過率を持つ
部分によって構成され、トイレ空間への出入口方向に向
かったカバー部分の光の透過率を、カバーの他の部分の
光の透過率よりも低くした。もしくはカバーとは別体に
光の透過率を低減する光透過部を設け、その光透過部を
トイレ空間への出入口方向に向けて取り付けた。そのた
めトイレ室内への明るさを確保したうえで、トイレ入室
時視野に入る眩しさを緩和することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレに取り付け
る照明器具、及びその照明器具が取り付けられたトイレ
またはユニットトイレに関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来のトイレ用照明器具02
で、ランプ11はボール電球ホワイト60Wで、ランプ
のソケット(図示せず)を内蔵した本体12がトイレの
天井100に取り付けられ、ランプからの拡散光がトイ
レ内全体に照射されている。点灯スイッチはトイレ室外
の壁に設置され(図示せず)、入室時にスイッチを入
れ、退室時に消すものである。
【0003】図15は従来のトイレ用照明器具02の異
なる例で、ランプ11とランプのソケット(図示せず)
を内蔵しカバー13を固定した本体12がトイレの天井
100に取り付けられ、ランプからの光はカバーを介し
て拡散光となり、トイレ内全体に照射されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のトイレ用照明器
具が取り付けられているトイレ空間では、夜間あるいは
睡眠中などに尿意を催して半覚醒状態でトイレに行く場
合、トイレに入室する際光源が直接視野に入ることで使
用者が刺激を受けて覚醒してしまい、用済み後寝室に戻
ってもなかなか寝付けず、再度睡眠状態に至るまで時間
を要するという問題があった。
【0005】また、光源が直接視野に入らないようカバ
ーをつけたタイプでは、カバーの透過率を低くするとト
イレ室内の照度が落ち、暗くなってしまう一方で、カバ
ーの透過率を高くすると、眩しさが十分に緩和できない
という問題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、半覚醒時にトイレに入室
する際、使用者を覚醒させるような光刺激を使用者に与
えないよう眩しさを抑え、使用者の半覚醒状態を保つこ
と、またその際トイレ室内の明るさを確保する照明器具
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、光源と光源を包囲するカバーとから成る
照明器具において、前記カバーは少なくとも2つ以上の
異なる光の透過率を持つ部分によって構成され、トイレ
空間への出入口方向に向かったカバー部分の光の透過率
は、カバーの他の部分の光の透過率よりも低くした。
【0008】そのためカバーのトイレ出入口方向に向か
ったカバー部分での輝度が減少するので、トイレ入室時
視野に入る眩しさを緩和すると同時に、それ以外のカバ
ー部分でトイレ室内への明るさを確保することができ
る。
【0009】また、トイレの天井面に取り付けられた本
発明の照明器具では、カバーが光源の周囲を水平方向に
回動可能にした。そのため、照明器具の取付位置に関わ
らずカバーのみを回動させて透過率の低い部分の位置を
調整し、正確にトイレ出入口方向へ向けて配し、輝度を
減少させ眩しさを緩和することができる。このとき照明
器具取付前にカバーの方向を考慮にいれなくてもよいの
で、取付方向を間違えるという施工ミスがなくなる。
【0010】また本発明では、トイレ空間に設置し、光
源と、光源を包囲し透光性を有するカバーとから成る照
明器具において、前記照明器具は前記カバーとは別に光
の透過率を低減する光透過部を有し、該光透過部をトイ
レ空間への出入口方向に向けて取り付けた。
【0011】光の透過率を低減する光透過部がカバーと
は別体であるので、予め照明器具本体を取り付けた後
に、光透過部を照明器具に取り付けることができる。ま
た既存の照明器具に光透過部を後付けすることもでき
る。加えて透過率の異なる光透過部を複数用意しておけ
ば、使用者が設置場所の状況・使用者の好みに合わせて
カバーと光透過部の組み合わせを任意に選択することも
できる。
【0012】また、本発明においては、光源から発せら
れ前記光透過部を透過する単位面積当たりの光量は、前
記カバーを透過する単位面積当たりの光量より少なくし
た。
【0013】そのため、光透過部を透過しトイレ使用者
の視野に入る光は、カバーを透過する光より少なくなる
ので、トイレ使用者が入室時眩しさを感じない。
【0014】また本発明では、前記光透過部が水平方向
に回動可能とした。
【0015】そのため、照明器具の取付位置に関わらず
光透過部のみを回動させて位置を調整し、正確にトイレ
出入口方向へ光透過部を配し、輝度を減少させ眩しさを
緩和することができる。このとき照明器具取付前にカバ
ーの方向を考慮にいれなくてもよいので、取付方向を間
違えるという施工ミスがなくなる。
【0016】さらに本発明の光透過部は、鉛直方向の位
置調整が可能である。
【0017】そのため、トイレ出入口の位置や身長の異
なる複数の使用者の目の高さに合わせて光透過部の位置
を調整することができる。また照明器具設置後、年月を
経た後でも、例えば身長が伸びたなどの使用者の加齢に
よる身体変化に応じて光透過部の位置を調整することが
可能となる。
【0018】さらに、前記カバーの回動を固定する固定
手段を設けたため、トイレの出入口方向になるよう調整
した低透過率の位置を確実に固定することができるの
で、掃除の際などに位置がずれるのを防ぐことができ
る。
【0019】また、前記照明器具のカバーの透過率の低
い部分もしくは光透過部は、光源を水平方向に包囲する
位置に設けた。
【0020】そのため、光透過部の向きを調整しなくて
もトイレの出入口方向への輝度を抑え、かつ簡便に取り
付けることができる。
【0021】本発明では、前述の透過率の低い部分もし
くは光透過部を、ハーフミラーとした。
【0022】ハーフミラーとは、ガラスなどの透明な板
材の表面に金属の膜を薄く塗布してあり、金属表面で光
が反射しつつ、一定量の光を透過させる鏡である。
【0023】そのため、ハーフミラーの反射光は、トイ
レ出入口方向への光量のうち一定量を、出入口以外の方
向、例えば暗くなりがちな床付近やトイレ室内奥方向や
便鉢などに反射光を向けることができるので、トイレ入
室時の眩しさを抑えつつ光を有効活用でき、室内の照度
アップに寄与できる。また、壁にかけた額やインテリア
小物などに反射光を向けると、対象物を明るく照らし出
すことができる。
【0024】また、前述の透過率の低い部分もしくは光
透過部に、通電により透過率を制御する手段を用いた。
【0025】通電により透過率を制御するシステムとし
て、例えば液晶シートが挙げられる。
【0026】そのため透過率を電気的に制御できるの
で、輝度を低減する必要のない場合、例えば夜間で覚醒
状態のときは周囲の透過率と同等に保って室内を明るく
照らし、一方、半覚醒状態の時は透過率を低くして入室
時の眩しさを抑えることができる。
【0027】さらに本発明の照明器具には反射材を備え
たので、器具内で吸収されていた光を適切にトイレ室内
に反射させ、効率よく部屋全体を明るくすることができ
る。
【0028】また、トイレの天井面に取り付けられた照
明器具の、反射材による反射光が鉛直下向きになるよう
に反射材を備えたので、反射光が制御されて床面へ向か
い、出入口方向への光が減り、トイレ入室時の眩しさを
抑えることができる。
【0029】本発明の照明器具に用いる光源を点状光源
とすると、カバーを小さくすることができ、照明器具の
圧迫感を軽減することができる。
【0030】また、反射板を備えて反射光を制御する場
合、光源が点光源であれば焦点位置からのズレが小さく
抑えられ、効率の良い反射光を利用することができるの
で、集光度が上がる。
【0031】上記の発明をそれぞれ組合せることによっ
て、さらに光利用効率が上がると同時にトイレ入室時の
照明器具の眩しさを緩和することになるのは言うまでも
ない。
【0032】また本発明の照明器具において、前記照明
器具の点灯状態を制御可能とした。
【0033】これにより、使用者の好みや身体状況・精
神状態に応じ、点灯・消灯の組み合わせや、好みの明る
さに調光することが可能となり、快適さを増すことがで
きる。
【0034】また本発明の照明器具において、前記照明
器具は、所定の明るさまで徐々に明るくした。
【0035】例えば、10秒間かけて定格電力の20%
の明るさで点灯するようにしておく。すると、夜間や深
夜に半覚醒状態でトイレに入室する際、照明が瞬時に定
格電力で点灯して、暗所から空間が急に明るくなること
により使用者が感じる眩しさや不快感を軽減でき、明る
さの刺激を緩和でき、また、使用者の目にかかる負担を
軽減でき、目にやさしい照明となる。
【0036】また本発明の照明器具において、前記照明
器具を減光点灯した。
【0037】これにより、夜間や深夜に半覚醒状態でト
イレに入室する際の眩しさや不快感を軽減できる。ま
た、薄暗い中で瞑想したい場合などに適した従来にない
幻想的な雰囲気を持つトイレ空間となる。
【0038】また本発明の照明器具において、予め設定
された時刻になると所定時間の間のみ点灯状態が切り替
わるようにした。
【0039】これにより、例えば夜間や深夜のみ減光点
灯させるように設定しておくと、夜間や深夜に半覚醒状
態でトイレに入室した後でも、使用者の感じる眩しさや
不快感を軽減でき、再度の睡眠に就きにくいという問題
を回避できる。また半覚醒状態のままでも日常慣れたス
イッチ操作をすれば、自動的に減光点灯するので、使用
者が減光点灯させることを意識しなくても、眩しさを感
じることがなくトイレが利用できる。
【0040】また本発明の照明器具において、前記照明
器具は明るさセンサを備えており、前記明るさセンサの
周辺が所定の明るさ以上と所定の明るさ未満の場合とに
おいて、前記照明器具の点灯状態が切り替わるようにし
た。
【0041】これにより、活動中の時間帯と就寝直前も
しくは半覚醒状態の深夜との明るさセンサ周辺の明るさ
の違いによって、点灯状態を切替えることができる。セ
ンサ周辺の明るさが所定の明るさ以上のときは使用者が
活動中と判断して照明を明るく点灯させ、所定の明るさ
未満の夜間や深夜は使用者が就寝直前もしくは半覚醒状
態と判断して減光点灯させるように設定しておくと、夜
間や深夜に半覚醒状態でトイレに入室した後でも、使用
者の感じる眩しさや不快感を軽減でき、再度の睡眠に就
きにくいという問題を回避できる。
【0042】また本発明の照明器具において、人体検知
センサを備えた。
【0043】これにより、照明を自動的に点灯・消灯さ
せることができ、壁などに設けた照明のスイッチの点灯
・消灯操作を省略することができる。また、スイッチに
手が届かない子供でも、スイッチ操作をすること無くト
イレが利用できるようになり、夜間や深夜半覚醒状態で
トイレに入室する際、スイッチを探すといった煩わしさ
が無くなる。さらに、スイッチに直接手を触れる必要が
ないので衛生的であると同時に、スイッチ操作に不便を
感じるような高齢者や障害をもつ方にも使用しやすいも
のとなる。
【0044】また、トイレ空間の照明方法において、前
記トイレ空間に設置される照明器具により、トイレ空間
内よりもトイレ空間の出入口側へ照射される光量を低減
させることを特徴とする照明方法とした。
【0045】これにより、半覚醒時にトイレに入室する
際、使用者を覚醒させるような光刺激を使用者に与えな
いよう眩しさを抑え、使用者の半覚醒状態を保つこと、
またその際トイレ室内の明るさを確保する照明器具を提
供できる。
【0046】本発明の照明器具によって、トイレ或はユ
ニットトイレ内を照射すると、トイレ入室時に眩しさを
感じず、目に優しい光を供給でき、トイレ或はユニット
トイレ内に最適な照明を提供することができる。
【0047】また本発明の照明器具を備えたトイレ或は
ユニットトイレは、トイレやユニットトイレのサイズや
壁の反射率などに最も適した照明器具、および点灯状態
の制御ができ、快適なトイレ空間を提供することができ
る。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付図面により詳細に説明する。
【0049】図1は本発明品の実施の形態に関わる照明
器具の配置図である。
【0050】ランプ11は白熱電球60Wホワイトで、
ソケット14と反射板15を固定した本体12がトイレ
の天井100に取り付けられている。反射板15は、ラ
ンプを中心とする回転体状に形成され、ランプの反射光
92を略鉛直下方向へ向ける。
【0051】本体12の天井側には一段の凹みを設けて
いる。この凹みにリング16を通し、そのリング16に
カバー13が固定されている。カバー13はリング16
と一緒に水平方向に自由に回動する。
【0052】カバー13には回転固定ネジ17を取りつ
けており、カバー13の回転を押さえるようネジを締め
付けることができる。
【0053】カバー13には、カバーの他の部分よりも
透過率が低い低透過率部51を設けている。この低透過
率部51は、図中矢印91が示すトイレの出入口方向に
向けて位置するように配置される。なお、低透過率部5
1はトイレ入室時に電球が隠れる程度の面積である。
【0054】低透過率部はカバーを水平方向に回動させ
てトイレ出入口方向へ向けた後、回転固定ネジで位置固
定することができるので、設置場所の状況に合わせて位
置調整が可能であり、トイレ使用者が入室時眩しさを感
じない。また反射板によって、効率よく下方に光を照射
できるので、トイレ空間を明るく照らすことができる。
【0055】本実施例は低透過率部51を1ヶ所のみと
しているが、複数箇所に配置してもよい。特に、入室後
の立ち位置で光源を直視する可能性のある個所に設ける
ことが望ましい。
【0056】また、本発明品の別の実施の形態に関わる
照明器具の正面図を図2に示す。
【0057】図2の実施例において、照明器具の取付方
法は図1の実施例と同じである。カバー13には、複数
の低透過率部56が鉛直位置を変えながらカバーを一周
取り囲むように配置されている。この低透過率部56の
透過率は、低透過率部以外のカバーの透過率よりも低
い。
【0058】そのため、カバー13を回動することによ
って、設置場所の状況・使用者の好みに合わせて低透過
率部56の最適な鉛直位置を選ぶことが可能になり、ト
イレ入室時に眩しさを感じないようにすることができ
る。尚、入室後においても、人の立ち位置で光源を直視
する可能性のある個所に対応させることが望ましい。
【0059】なお、低透過率部56はトイレ入室時に電
球が隠れる程度の面積である。また、本例では低透過率
部56は複数設けているが、カバーの周方向を一周する
ように連続して設けてもよい。
【0060】図3、図4は本発明の異なる実施例のカバ
ーの正面図、底面図である。
【0061】図3において、ランプ11は白熱電球60
Wホワイトで、ソケット14とカバー13を固定した本
体12がトイレの天井100に取り付けられている。カ
バー13には低透過率部55がカバーの周方向の一部を
カバー上端から下端に至る帯状に設けられている。この
低透過率部55の透過率は、低透過率部以外のカバーの
透過率よりも低い。図4は、図3中下方から見た図であ
る。
【0062】そのため、低透過部の鉛直位置を調整しな
くても、トイレ入室時に眩しさを感じないようにするこ
とができる。また、カバーが薄型で低透過部がカバーの
全鉛直範囲に及ぶような照明器具に適している。
【0063】低透過率部の作成方法としては、例えばイ
ンサート成形で別途製造した低透過率を有する部品を低
透過率が必要な個所に位置するように配置し、最終的に
はカバーと一体になるよう製造する方法がある。この場
合、低透過率部とカバーを固定する接続部品をなくした
り、低透過率部をカバーに接着する作業をなくしたりで
きるため、製品コストを削減することができる。
【0064】また異なる実施例(図示せず)として、カ
バー13のトイレの出入口方向に向いた部分の厚さを他
の部分より厚くしてもよい。板厚を増すことによって透
過率を低くすることができるうえに、カバー13全体を
同一材料で製造できる。この場合も製造上のコストメリ
ットがあるだけでなく、徐々に板厚を変えれば、透過率
の変化の違和感がないカバー13を製造できる。
【0065】図5は本発明の異なる実施例のカバー13
の正面図であり、A部は構成を示すための断面を表して
いる。
【0066】ランプ11、カバー13は共に本体に固定
され、本体12がトイレの天井100に取り付けられて
いる。
【0067】カバー13に上下レール18,19が取り
付けられ、そのレールに乳白部52を挟み込んでいる。
乳白部52は光源を中心としてカバー形状に沿う形をし
ているため、カバー周囲を水平方向93に回動する。そ
のため、照明器具01をとりつけた後に、カバー13と
乳白部52が重なる透過率の低い位置をトイレの出入口
方向へ向けて調整することができる。
【0068】本実施例はカバー13が円筒状となってい
るが、光源を中心とする回転体であればどのような形で
も差し支えない。そのカバー形状に合わせた乳白板を備
えればよい。
【0069】このように乳白部52を別に設けること
で、光源からトイレの出入口方向へ向かう光は、カバー
13とこの乳白部52を介してトイレの使用者の視野に
入るため、乳白部のない従来品と比べて眩しさを感じな
くてすむ。また、使用者の好みに応じた透過率の乳白部
と交換することも可能となる。
【0070】なお、乳白部52とカバー13の透過率
は、同じでも異なった透過率でもいずれでもよい。乳白
部52を重ねた場合に、カバー13の他の部分と比べて
乳白部52のある部分の透過率が低くなるからである。
また、乳白部52の透過率をカバー13と同じ透過率に
すると、カバー13と同一の材質を使用できるので、材
料調達時に有利である。
【0071】本実施例は乳白部52の上下に2本のレー
ルを設けたが、レールは乳白部52を支持することがで
きれば上下いずれかでもよい。例えば上レールだけを設
け、乳白部52を吊り下げ、レール上を水平に移動する
構造にしてもよい。この場合はカバー13の下端より乳
白部52を突出することも可能となり、乳白部52のサ
イズが自由に設定できるとともに変化のある特徴的な意
匠が得られる。なお、カバー下端より乳白板が下方へ突
出する場合は、その突出する部分の透過率はカバーの透
過率より低くした方がより効果的である。
【0072】上記のように乳白部52をスライドさせる
代わりに、レールに沿ってカバー13全周を覆う形(図
示せず)にしてもよい。この場合、設置場所に合わせて
部材位置を調整する手間が省ける。
【0073】図6、図7、図8はそれぞれ本発明の異な
る実施例のカバーの側面図、底面図、正面図である。
【0074】図6において、本実施例における照明器具
01は、ランプ11、本体12、カバー13とリング1
6、乳白部53、乳白部53を保持するアーム20から
なる。カバー13は本体12に固定されており、リング
16は本体12の周囲を水平方向に自由に回動する。リ
ング16にはアーム20が取り付けられているので、ア
ーム20とリング16は一緒に本体周囲を回動する。ま
た、乳白部53は、アーム20に沿って上下動可能に配
置されておいる。このアーム20の先端側方には鋸状部
分201を持つ。一方、乳白部53の側方には係止部2
1が設けられ、係止部21から爪部211が突出してい
る。アーム20の鋸状部分201と爪部211が嵌合
し、乳白部53の鉛直位置が固定される。
【0075】鉛直位置を移動する場合は、爪部211が
鋸状部分201の歯を一段乗り越えて上段に移ること
で、位置を変更することができる。最上段まで到達した
後は、再度最下段へ取り付けて位置を調整しなおすこと
も可能である。
【0076】このため使用者・設置状況に合わせて水平
方向・鉛直方向の位置が調整された乳白部によってトイ
レ入室時の眩しさが緩和できるので、睡眠中などに尿意
を催して半覚醒状態でトイレに行く場合、明るすぎて目
がさめてしまうという問題を回避できる。
【0077】本実施例ではアーム20を2本取り付けて
いる状態を示したが、乳白部53を支えるためのアーム
20は、1本でもよい。
【0078】また爪部211はアームの両側方に設ける
と、固定が安定するのは言うまでもない。
【0079】本発明では、リングを設けずにアームを直
接本体に取り付けることも可能である。この場合は、本
体を取り付けた後、乳白部がトイレの出入口方向となる
よう乳白部の位置決めをしてから乳白部を取り付けるこ
とができる。またアームの長さ・幅などを調整すれば既
設の照明器具に後付けすることも可能であり、照明器具
を取り替えなくても眩しさを低減することができる。
【0080】図9、図10、図11はそれぞれ本発明の
異なる実施例のカバーの正面図、底面図、側面図であ
る。
【0081】ランプ11、カバー13、アーム20は共
に本体に固定され、本体12がトイレの天井100に取
り付けられている。アーム20には、フレームを取り付
けたハーフミラー53の両側部が角度調整ネジ22によ
って固定されている。
【0082】図11中実線矢印92はハーフミラー54
による反射光、破線矢印95は透過光を示す。透過光9
5の方向はトイレ出入口方向である。
【0083】ハーフミラーの設置角度は設置状況、使用
者の好みに合わせて角度調整ネジを緩めて角度93を調
整し、狙いの方向に反射光を向けることができる。
【0084】本実施例では、アーム20を本体12に固
定しているが、本体12にリング16を設け、ランプ1
1周囲を回動する構造が可能であるのは言うまでもな
い。
【0085】このようにして、使用者・設置状況に合わ
せて水平方向・鉛直方向の位置が調整されたハーフミラ
ー部によってトイレ入室時の眩しさが緩和できるので、
睡眠中などに尿意を催して半覚醒状態でトイレに行く場
合、明るすぎて目がさめてしまうという問題を回避でき
る。さらには、ハーフミラーの反射光を利用して、出入
口以外の方向、例えば暗くなりがちな床付近やトイレ室
内奥方向や便鉢などに反射光を向けることができるの
で、トイレ入室時の眩しさを抑えつつ光を有効活用で
き、室内の照度アップに寄与できる。また、壁にかけた
額やインテリア小物などに反射光を向けると、対象物を
明るく照らし出すことができる。
【0086】またハーフミラー54とアーム20は既設
の照明器具に後付けすることができるので、照明器具を
取り替えなくても眩しさを低減することができる。
【0087】また本発明においては、前述の乳白部やハ
ーフミラーの代わりに液晶シートユニット(図示せず)
を用いてもよい。
【0088】液晶シートユニットは、液晶シートを透明
電導膜プラスチックフィルムで両面を挟み、さらにガラ
スなどの透明な面材で挟んでいる。通電により透過率を
制御する一例を挙げる。例えば電圧が加えられていない
時は液晶が不規則に並んでいるため光が拡散され透過率
が低くなる。一方通電時は液晶分子が整列するので透過
率が高くなる。通電時の透過率を非通電時の透過率より
高くするか、低くするかはどちらの設定にしてもよい。
【0089】その際には、液晶シートユニットの上辺に
は通電用のリード線(図示せず)が接続し、リード線は
アーム20の内部を通り、本体12に内蔵された電源部
(図示せず)に接続するように構成する。尚、制御につ
いては、後述する制御方法を適用することで、好適に実
施できる。
【0090】上記の構成によれば、透過率を電気的に制
御できるので、輝度を低減する必要のない場合、例えば
夜間で覚醒状態のときは周囲の透過率と同等に保って室
内を明るく照らし、一方半覚醒状態の時は透過率を低く
して入室時の眩しさを抑えるなど、使用時の覚醒状態に
応じてトイレ出入口方向への光量を切替えることができ
るので、睡眠中などに尿意を催して半覚醒状態でトイレ
に行く場合、明るすぎて目がさめてしまうという問題を
回避できる。また、透過率をゼロすなわち遮光させても
良く、この場合、入室後は、透過率を元の状態に戻し、
明るさを確保するようにすることが望ましい。
【0091】このときリング可動範囲を一定範囲に限定
すると、リード線の断線や接触不良などを防ぐことがで
きる。
【0092】前述の乳白部、ハーフミラー、液晶シート
ユニットなどの光透過部の取付位置は、カバーの外側・
内側いずれでもよい。カバーの外側に設ければ、意匠と
してアクセントとなり、デザインの幅がひろがる。一方
カバーの内側に設ければ、照明器具外形をコンパクトに
納めることができる。特に図11に示した実施例のよう
に薄型カバーを採用しても眩しさを感じない照明器具と
することも可能になる。
【0093】なお、本実施例においてはトイレの天井面
へ取付ける照明器具を示したが、トイレの壁面へ取付け
る照明器具についても本発明が活用できるのはいうまで
もない。
【0094】また、光源は白熱電球に限らず、蛍光灯な
どの線状光源でも同様の効果が得られる。
【0095】図12は本発明である照明の実施の形態に
係る電気的な制御回路部のブロック図である。
【0096】交流電源71には点灯スイッチ72から時
計回路部・記憶回路部73を経て、調光回路部74と光
源75が接続されている。調光回路部74は強制点灯ス
イッチ77が接続されている。調光回路部74は、時計
回路部・記憶回路部73からの信号76を受け、光源7
5に対し、定格電力で点灯、または所定の調光量で点
灯、或いは所定の調光量まで徐々に明るくしたり(以
降、フェードインと称する)、逆に徐々に暗くしたり
(以降、フェードアウトと称する)できるようになって
いる。また、時計回路部・記憶回路部73には、複数の
時間帯とその時間帯における光源75の調光量、フェー
ドイン・フェードアウトの要否が記憶されており、か
つ、その制御方法を各種設定つまみ(図示せず)を操作
することによって変更できるようになっている。変更で
きる内容は、各時間帯の開始時間と終了時間や、その時
間帯における調光量、或いはフェードイン、フェードア
ウトの要否の設定である。なお、時計自体の時刻合わせ
のためのつまみも図示はしていないが備えている。
【0097】次に、動作について説明する。
【0098】使用者がトイレ入室時に点灯スイッチ72
をオンすると、時計回路部・記憶回路部73によって現
在の時間帯を判断し、予め設定された時間帯の、調光量
或いはフェードイン・フェードアウトの要否の情報を記
憶回路部から呼び出す。それらの情報は信号76によっ
て調光回路部74に伝達され、調光回路部74はその情
報に基づいて光源75を点灯、或いはフェードインする
ものである。また、トイレ退出時に点灯スイッチをオフ
すると、点灯時と同様に、予め設定された記憶情報に基
づいて消灯またはフェードアウトする。また、強制点灯
スイッチ77をオンすると、上記の設定された動作とは
関係なく強制的に光源75を定格電力で点灯することが
できる。
【0099】例えば、通常の時間帯(6時〜23時)で
はスイッチオンの直後に即定格電力で点灯し、フェード
イン・フェードアウトいずれもなし、深夜の時間帯(2
3時〜6時)では、調光量を20%点灯とし20%に到
達するまでフェードインさせ、フェードアウトはしない
と設定しておく。すると、通常の時間帯は瞬時に明るく
点灯するので快適に用便を足すことができ、夜間や深夜
半覚醒状態でトイレに行った場合は、ほんのりと20%
の明るさまで徐々に明るくなるので、使用者が感じる眩
しさや不快感を激減できる。また用便に必要な明るさ
で、かつ覚醒を促す刺激になるほど明るくないので、使
用者が再度睡眠に就く妨げにならない。
【0100】また、建物の関係で点灯スイッチ72がト
イレ内にあり、深夜のトイレ周辺が暗い場合は、深夜の
時間帯の照明をフェードアウトするように設定にしてお
くと、徐々に暗くなるため、トイレから出る際暗順応に
時間を要し周囲が見えにくいといった問題を回避でき
る。また、トイレから出るまでの間はほのかな明かりが
あるため、不便を感じなくてすむ。なお、強制点灯スイ
ッチは、掃除の際や緊急時などに確実に明るくすること
ができるので有効に活用することができる。
【0101】時計回路部・記憶回路部73は時刻自体を
表示しても良い。また、時計回路部・記憶回路部73、
調光回路部74は照明器具内に内蔵しても良いし、別置
きにしても良い。別置きの場所としては、トイレ内の壁
に取付けたり、トイレ外の点灯スイッチ部に内蔵した
り、天井裏に設置しても良い。
【0102】図13は本発明である照明の別の実施の形
態に係る電気的な制御回路部のブロック図である。
【0103】交流電源71は、人体検知判定回路部・明
るさ判定回路部・記憶回路部82を経て、調光回路部7
4と光源75に接続されている。調光回路部74は、人
体検知判定回路部・明るさ判定回路部・記憶回路部82
からの信号76を受け、光源75に対し、100%点灯
や所定の調光量で点灯、或いはフェードインしたり、フ
ェードアウトしたりできるようになっている。
【0104】人体検知判定回路部・明るさ判定回路部・
記憶回路部82には、明るさセンサ78と人体検知セン
サ79が接続されている。また、人体検知判定回路部・
明るさ判定回路部・記憶回路部82には、光源75の調
光量、フェードイン・フェードアウトの要否、人体検知
判定のための閾値、明るさ判定のための閾値が記憶され
ており、かつ、変更できるようになっており、それらの
変更は各種設定つまみ(図示せず)の操作により可能で
ある。
【0105】例えば、明るさセンサ78の周辺の明るさ
判定のために上下2つの閾値を二つ設定する。明るさセ
ンサ78の周辺の明るさが下の閾値以下の明るさの場合
はモードA、二つの閾値間の場合はモードB、上の閾値
以上の場合はモードCに設定されている。
【0106】次に、動作について説明する。
【0107】人体検知センサ79に使用者が近づくと、
人体検知判定回路部で予め設定してある閾値と比較し人
体かどうかを判定する。人体と判定すれば、明るさセン
サ79でその周辺の明るさを検知し、予め設定してある
閾値と比較し、モードを判定する。そして、予め設定さ
れたモード毎の調光量或いはフェードイン・フェードア
ウトの要否の情報を記憶回路部から呼び出し、それらの
情報を信号76によって調光回路部74に伝達する。調
光回路部74はその情報に基づいて光源75を点灯、或
いはフェードインするのである。一方、用便を済ませト
イレから人が遠ざかると、人体検知判定回路部で予め設
定してある閾値と比較し人体かどうかを判定し、人体で
はないと判定すれば、モードに応じて消灯またはフェー
ドアウトする。
【0108】例えば、明るさセンサ判定のための閾値
を、明るさセンサ79周辺が明るい昼間と、やや暗い夜
間と、かなり暗い深夜とに設定すると、前記3種のモー
ドが昼間、夜間、深夜として設定されることになる。そ
の時間帯に応じて、好みの点灯状態や調光量、或いはフ
ェードイン、フェードアウトの要否の情報を予め設定し
ておくことで、自動的にお気に入りの光を得ることがで
きる。つまり、図12で説明した時間帯による明るさの
コントロールと同様な光制御が可能となる。また、季節
によって昼、夜間、深夜の時間帯が変動することを気に
することなく、明るさセンサ79周辺の明るさによりコ
ントロールができるといったメリットもある。さらに、
人体検知センサによって、自動点灯・消灯できるため、
消し忘れの防止ができ、非常に便利であると同時に省電
力でもある。
【0109】なお、実施例においてモードは三つとした
がこれに限らず、二つでも四つ以上でも構わない。ま
た、人体検知センサ78、明るさセンサ79、人体検知
判定回路部・明るさ判定回路部・記憶回路部82、調光
回路部74は、照明器具に内蔵しても良いし、別置きに
しても良い。別置きの場所としては、トイレ内の壁に取
付けたり、トイレ外の入口側の壁に取付けたり、天井面
に取付けても良い。
【0110】なお、照明の制御方法としては、本実施例
以外でも良く、例えば、点灯スイッチをカチッカチッと
二度クリックして、二回の操作間隔が所定時間以内であ
れば前記モードを切替える方法でも良い。
【0111】また、モード切替スイッチを設け、そのス
イッチをオンしてから所定時間は新たなモードに切替わ
り、その所定時間経過後は初期モードに戻る。さらに
は、翌日から毎日同時刻になると自動的にそのモードに
切替わり、モード切替えスイッチの操作がなければ、同
じ運転を繰り返す。つまり、一回モード設定をすればそ
のモード時間帯が記憶され、24時間サイクルでその設
定が再現される方法でも良い。
【0112】また、明るさセンサ判定回路部では、閾値
に対してモード判定するようにしたが、これに限らず、
明るさセンサをトイレ外に設置し、あるいはトイレ内外
に各々設置し、トイレ内の明るさとトイレ外の明るさが
略同一になるよう制御してもよい。この場合、内外の照
度差を緩和するため、明順応や暗順応に時間がかかり、
その間の不快感や、ましてや段差や物につまずきなどに
よるけがなどを防止することができる。
【0113】以上から、照明器具の眩しさを緩和する工
夫を施し、さらに使用者の好みに応じて光源の光のコン
トロールが可能となり、眩しさを抑えた快適なトイレ照
明を実現することができる。さらに、トイレやユニット
トイレのサイズや壁の反射率などが予め判明している場
合は、それに合わせてさらに好適な照明器具、および点
灯状態の制御ができることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る照明器具の配置図であ
る。
【図2】本発明の一実施例に係る照明器具の正面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例に係る照明器具の正面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例に係る照明器具の底面図であ
る。
【図5】本発明の一実施例に係る照明器具の正面図であ
る。
【図6】本発明の一実施例に係る照明器具の側面図であ
る。
【図7】本発明の一実施例に係る照明器具の底面図であ
る。
【図8】本発明の一実施例に係る照明器具の正面図であ
る。
【図9】本発明の一実施例に係る照明器具の正面図であ
る。
【図10】本発明の一実施例に係る照明器具の底面図で
ある。
【図11】本発明の一実施例に係る照明器具の側面図で
ある。
【図12】本発明の照明システムの一実施例に係る電気
的な制御ブロック図である。
【図13】本発明の照明システムの一実施例に係る電気
的な制御ブロック図である。
【図14】従来の器具の正面図である。
【図15】従来の器具の正面図である。
【符号の説明】
01 照明器具 02 従来のトイレ用照明器具 11 ランプ 12 本体 13 カバー 14 ソケット 15 反射板 16 リング 17 回転固定ネジ 18 上レール 19 下レール 20 アーム 201 鋸状部 21 掛止部 202 突起部 22 角度調整ネジ 51、55、56 低透過率部 52、53、55 乳白部 54 ハーフミラー 71 交流電源 72 点灯スイッチ 73 時計回路部・記憶回路部 74 調光回路部 75 光源 76 信号 77 強制点灯スイッチ 78 明るさセンサ 79 人体検知センサ 82 人体検知判定回路部・明るさ判定回路部・記憶回
路部 91 トイレ出入口方向 92 反射光 93 水平方向 94 拡散光 95 透過光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 37/02 H05B 37/02 F L // F21Y 101:00 F21Y 101:00 (72)発明者 秦 俊博 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3K011 AA04 HA03 JA01 NA01 NA02 NA04 NB02 NB04 3K014 AA01 PB00 PB04 3K073 AA02 AA11 AA49 AA50 AA53 AA83 AA85 BA25 BA28 BA35 BA36 CJ14 CJ23

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレ空間に設置し、光源と光源を包
    囲するカバーとから成る照明器具において、前記カバー
    は少なくとも2つ以上の異なる光の透過率を持つ部分に
    よって構成され、トイレ空間への出入口方向に向かった
    カバー部分の光の透過率が、カバーの他の部分の光の透
    過率よりも低いことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の照明器具において、前
    記照明器具は、天井面に取り付けられ、前記カバーが光
    源の周囲を水平方向に回動可能であることを特徴とする
    照明器具。
  3. 【請求項3】 トイレ空間に設置し、光源と、光源を
    包囲し透光性を有するカバーとから成る照明器具におい
    て、前記照明器具は前記カバーとは別に光の透過率を低
    減する光透過部を有し、該光透過部がトイレ空間への出
    入口方向に向けて取り付けられることを特徴とする照明
    器具。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の照明器具において、光
    源から発せられ前記光透過部を透過する単位面積当たり
    の光量は、前記カバーを透過する単位面積当たりの光量
    より少ないことを特徴とする照明器具。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の照明器具にお
    いて、前記光透過部が水平方向に回動可能であることを
    特徴とする照明器具。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5の何れかに記載の照明
    器具において、前記光透過部は鉛直方向の位置調整が可
    能であることを特徴とする照明器具。
  7. 【請求項7】 請求項2又は5又は6の何れかに記載
    の照明器具において、前記カバーの回動を固定する固定
    手段を設けたことを特徴とする照明器具。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の照明
    器具において、前記透過率の低い部分もしくは光透過部
    は、光源を水平方向に包囲する位置に設けられたことを
    特徴とする照明器具。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかに記載の照明
    器具において、前記透過率の低い部分もしくは光透過部
    が、ハーフミラーであることを特徴とする照明器具。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至8の何れかに記載の照明
    器具において、前記透過率の低い部分もしくは光透過部
    に、通電により透過率を制御する手段を用いたことを特
    徴とする照明器具。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の何れかに記載の
    照明器具において、反射材を備えたことを特徴とする照
    明器具。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の照明器具におい
    て、前記照明器具は、天井面に取り付けられ、前記反射
    材による反射光が鉛直下向きになるように反射材を備え
    たことを特徴とする照明器具。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12の何れかに記載の
    照明器具の照明器具において、前記光源が点状光源であ
    ることを特徴とする照明器具。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13の何れかに記載の
    照明器具において、前記照明器具の点灯状態を制御可能
    としたことを特徴とする照明器具。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の照明器具におい
    て、前記照明器具は、所定の明るさまで徐々に明るくし
    たことを特徴とする照明器具。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の照明器具におい
    て、前記照明器具を減光点灯したことを特徴とする照明
    器具。
  17. 【請求項17】 請求項14乃至16の何れかに記載
    の照明器具において、予め設定された時刻になると所定
    時間の間のみ点灯状態が切り替わることを特徴とする照
    明器具。
  18. 【請求項18】 請求項14乃至17の何れかに記載
    の照明器具において、前記照明器具は明るさセンサを備
    えており、前記明るさセンサの周辺が所定の明るさ以上
    と所定の明るさ未満の場合とにおいて、前記照明器具の
    点灯状態が切り替わることを特徴とする照明器具。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至18の何れかに記載の
    照明器具において、人体検知センサを備えたことを特徴
    とする照明器具。
  20. 【請求項20】 トイレ空間の照明方法において、前
    記トイレ空間に設置される照明器具により、トイレ空間
    内よりもトイレ空間の出入口側へ照射される光量を低減
    させることを特徴とする照明方法。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至19の何れかに記載の
    照明器具において、前記照明器具を備えたことを特徴と
    するトイレ或はユニットトイレ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100925297B1 (ko) 2008-02-13 2009-11-04 김기동 장식용전등갓세트
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