JP4747514B2 - リチウムイオン二次電池用負極の製造方法 - Google Patents

リチウムイオン二次電池用負極の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、リチウムイオン二次電池の負極の製造方法に関する。
電子機器の駆動用電源としてリチウムイオン二次電池が注目されている。
リチウムイオン二次電池用負極に黒鉛材料を用いた場合、リチウムを放出する平均電位は約0.2Vで比較的平坦に推移する。この電位は、難黒鉛炭素を用いた場合と比べて卑であるため、高電圧と電圧平坦性が望まれる分野には、黒鉛材料が好適に用いられている。しかしながら、黒鉛材料は単位体積当りの容量が838mAh/cm3と小さく、これ以上の容量増加は望めない。
一方、高容量を示す負極材料としては、シリコン、錫およびそれらの酸化物などのリチウムと金属間化合物を形成する材料が有望である。ただし、これらの材料は、リチウムを吸蔵する時に結晶構造の変化を起こすため、体積が膨張する。たとえば、Siを単体で用いた場合に、リチウムを最大量吸蔵させた状態ではLi4.4Siとなり、この場合の充電による体積増加率は4.12倍である。一方、黒鉛の場合、その体積増加率は1.2倍である。
上記のように体積変化が大きいと、活物質粒子の割れや活物質と集電層との接触不良等を起こすため、充放電サイクル寿命が短くなるという短所を有する。特に活物質粒子の割れは、非水電解質との反応を増長させ、被膜を形成するなどして界面抵抗を増大させることから、充放電サイクル寿命を短くする大きな原因となる。これに対して導電性の低下を抑制するために、例えば一酸化珪素粒子を導電材で被覆し、これを負極活物質として用いる検討がなされている(特許文献1)。
特開2002−373653号公報
しかし、上記負極活物質を用いた場合でも従来の導電材と結着剤を混合し金属箔に塗布した負極電極では、活物質粒子と集電層とを結着材によって接合しているため、依然として以下のような問題を有する。一酸化珪素は上記のとおり充放電サイクルに伴う体積変化が激しい活物質であるため、導電材や結着材がその体積変化に追従できず、充放電を繰り返すうちに活物質と導電材間や、活物質と結着材間の接触が保たれなくなる。その結果、活物質と集電層間の接触が悪化し、分極が増加して充放電容量が低下する。
前記従来の課題を解決するために、本発明は金属箔からなる集電層の上に活物質粒子を分散粒子とする前記集電層を形成する金属の複合メッキにより、前記集電層を形成する金属と活物質との混合物からなる層を形成するリチウムイオン二次電池用負極の製造方法であって、前記活物質がSnおよびSnO y (0<y≦2)からなる群から選ばれる1種以上であるリチウムイオン二次電池用負極の製造方法に関する。
本発明の負極の製造方法により、集電層と活物質間の接触が良好なリチウムイオン二次電池用負極を作製することができる。
本発明によると、充放電サイクルを繰り返しても活物質と集電層との接触が良好に保たれたリチウムイオン二次電池用負極を得ることができる。
本発明は上記のように負極に、金属からなる集電層の上に、SiおよびSiOx(0<x<2)からなる群から選ばれる1種以上の活物質粒子と前記金属との混合物からなる層を有し、かつ前記混合物からなる層に結着材を含まないものを用いると、高容量でかつ充放電サイクル特性の良好なリチウムイオン二次電池を得ることができることを見出したものである。
また、SnおよびSnOy(0<y≦2)からなる群から選ばれる1種以上の活物質粒子を用いた場合も同様である。
図2に上記本発明の負極の断面模式的に示すイメージ図を示す。21は負極集電層であり、NiまたはCuを用いることが望ましい。22は負極活物質粒子であり、結着剤や導電材を使うことなく、集電層の内部に分散している。集電層の全体に活物質粒子を分布させると、充放電に伴う活物質の膨張収縮によって電極が大きく変形するため、変形を抑制するために純粋な集電層を存在させる。
またその際、活物質粒子の表面の少なくとも一部がリチウムを吸蔵放出可能な炭素により被覆されていると、電解液との副反応によって活物質に形成される皮膜の量を抑制することができるため、サイクル特性が向上する点で好ましい。
また、前記混合物からなる層の上部に、リチウムを吸蔵放出可能な炭素を含む層を有する場合も上記と同様に、電解液との副反応によって活物質に形成される皮膜の量を抑制することができるため、サイクル特性が向上する点で好ましい。
また、前記集電層はNiまたはCuからなるのが好ましい。
また、金属箔からなる集電層の上に活物質粒子を分散粒子とする前記集電層を形成する金属の複合メッキにより、前記集電層を形成する金属と活物質粒子との混合物からなる層を形成する製造方法を用いると高容量かつ充放電サイクル特性に優れたリチウムイオン二次電池用負極を作製することができることを見出したものである。
その際、前記金属箔がメッキにより形成されたものであると、複合メッキ法と単一メッキ法の組み合わせにより作製できるので工程が簡略化できる点で好ましい。
集電層は、単一金属メッキ法で製造することができる。また圧延金属箔を用いても良い。これらの集電層の上に活物質粒子を分散粒子とする前記集電層を形成する金属の複合メッキを形成する際、活物質がSiまたは酸化珪素である場合、メッキ浴は特に制限が無い。銅メッキであれば、硫酸銅浴、ホウフッ化銅浴、シアン化銅浴、ピロリン酸銅浴、ストライク銅浴を用いることができる。ニッケルメッキであれば、ワット浴、スルファミン酸浴、ホウフッ化浴、光沢浴を用いることができる。
Snや酸化スズを用いる場合は酸性で溶解するため、弱アルカリ性のメッキ浴を用いることが有効である。例えば、銅メッキであればpH8〜9であるピロリン酸銅浴が望ましい。この浴を用いてSnや酸化スズを分散粒子として複合メッキすることが可能である。メッキ法としては電解メッキが望ましい。
しかしSnや酸化スズの活物質を、黒鉛や非晶質炭素によるカーボンコートした粒子を用いれば、酸性のメッキ浴を用いることが出来る。またカーボンコートの効果は、電解液との反応によって活物質表面に形成される被膜を抑制することが知られており、本発明においてもその効果は有効である。
以下に本発明をその実施例によりさらに詳しく説明する。
(i)正極の作製
平均粒径10μmのコバルト酸リチウム(LiCoO2)100重量部に、導電剤としてアセチレンブラックを3重量部混合し、この混合物に結着剤であるポリフッ化ビリニデン(PVdF)のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)溶液をPVdF重量に換算して4重量部加えて練合し、ペースト状正極合剤を得た。この正極合剤をアルミニウム箔からなる集電層シートの両面に塗着し、乾燥後、圧延して、正極板を得た。
(ii)負極の作製
負極活物質はすべて株式会社高純度科学研究所から購入したものを、分級して粗粉を取り除いてから用いた。
極板の作製方法は後述する。
(iii)電池の作製
上記の正極板および負極板を用いて17500サイズの円筒型電池を作製した。その縦断面図を図1に示す。
正極板11と負極板12とをセパレーター13を介して渦巻状に捲回して、極板群を作製した。極板群はニッケルメッキした鉄製電池ケース18内に収納した。正極板11からはアルミニウム製正極リード14を引き出して、正極端子20に接続した。正極端子20は、樹脂製封口板19の中央に取り付けた導電性部材に接合されており、その導電性部材の裏面に正極リード14が接続されている。また、負極板12からはニッケル製負極リード15を引き出して、電池ケース18の底部に接続した。極板群の上部には絶縁板16を、下部には絶縁板17をそれぞれ設けた。そして、炭酸エチレン(EC)と炭酸エチルメチル(EMC)との体積比1:3の混合溶媒中に、濃度1mol/L分のLiPF6を溶解させた電解液を電池ケース18内に注液し、封口板19を用いて電池ケース18の開口
部を密封した。
(評価方法)
以上のようにして製造した電池を、周囲温度25℃において、充電電流40mAで、電池電圧4.2Vまで定電流で充電し、20分間休止した後、放電電流40mAで、終止電圧2.5Vまで放電する充放電を2回繰り返した。2回目の放電容量を初期容量とした。
サイクル特性については、周囲温度25℃において、充電電流40mAで、電池電圧4.2Vまで定電流で充電し、20分間休止した後、放電電流40mAで、終止電圧2.5Vまで放電する充放電を100回繰り返した。容量維持率は、初期容量に対する100サイクル後の放電容量比率として算出した。
(実施例1〜6)
本実施例では、銅箔上に活物質粒子を分散粒子とする銅の複合メッキ処理を施した電極について検討した。まず、厚さ15μm、幅15cm、長さ20mの圧延銅箔を用意した。この銅箔の両面に表1に示す活物質粒子を分散粒子とするメッキ浴で複合メッキ処理を施し、活物質分散層を20μm形成した。活物質粒子は平均粒径が5μmのものを用いた。メッキ浴はピロリン酸銅浴を用いて、メッキ浴液1Lに対して活物質を50g入れて攪拌した。ピロリン酸銅浴の液組成は、ピロリン酸銅が0.25mol/L、ピロリン酸カリウムが1mol/L、アンモニア0.01mol/Lとなるように調合した。液温は50℃、電流密度は0.1A/cm2に設定し、均一な厚みが得られるように銅箔を一定速度で走行させた。
比較例として次に示す方法で電極を作製した。各活物質粉末と結着剤であるPVdFを重量比で100:9の割合で混合しさらにNMPを加えてペースト化した。このペーストを銅箔の上に塗布し、乾燥して、厚み20μmの塗膜を両面に形成した電極を得た。
上記負極を用いて上記した電池を作製し、評価を行った。
結果を表1に示す。
Figure 0004747514
表1より、実施例1〜6は100サイクル後の容量維持率が高く、良好なサイクル特性
を示した。一方比較例1〜5は100サイクル後の容量維持率が20%〜35%で低い値であった。この結果について次のように考える。充電時の活物質の膨張率について、活物質がSi、Snの場合、各1モルに対するLiの最大挿入量がいずれも4.4モルであると仮定すると、Li挿入前に対する挿入後の理論体積膨張率はそれぞれ405%と358%である。さらに表1で示した酸化物もほぼ同様に充電時に膨張する。
それに対して実施例1〜6では、活物質と銅が複合メッキによって原子レベルで強固に結合されていると考える。このため活物質のサイクルによる膨張収縮に対して、活物質の集電性は保持されるためサイクル特性が優れる。これに対して、比較例1〜5の電池は活物質と導電剤が結着剤で結合しているだけである。活物質の膨張収縮によって、活物質が導電剤または集電層からはがれるため、集電性が悪化しサイクル特性が劣化する。活物質にSiO2を用いた比較例6では、電池容量が0である。また活物質にSiO1.5を用いた実施例6では、容量が小さいが良好なサイクル特性を示した。この結果からSiOxのx値が大きくなるとともに容量は低下するが、x値が2未満であれば充放電することは可能であることが予想される。有効な活物質は、SiOxのx値が2未満の珪素の低級酸化物であり、特に望ましくはx値が1.5以下であることが判明した。
本実施例では圧延銅箔を用いたが、電解メッキによる電解銅箔でも同じ特性が得られる。またSn、SnOとSnO2はそれぞれ個別に検討したが、これらを混合して用いても優れた特性が得られる。
(実施例7−11)
本実施例では、電解メッキによりニッケル箔を作製し、カーボンコートした活物質を分散粒子とするNiの複合メッキ処理を施した電極について検討した。まず活物質のカーボンコート処理を次に示す方法で行った。石油ピッチをテトラヒドロフラン(THF)に溶解した溶液に表2に示す活物質を添加し、100℃に加熱後、3時間攪拌した。その後濾過して、100℃で3時間乾燥しプレカーサーの粉末を得た。その後に不融化を目的として、プレカーサーを大気中300℃で焼成し、酸化させた。さらにアルゴンガス雰囲気で、600℃で1時間焼成し、活物質表面の有機物を炭化することで、表面にカーボンをコートした負極材料を得た。このとき表面のカーボン比率は8重量%であった。この工程を繰り返すことや、石油ピッチ溶液の濃度で、カーボン比率を任意にコントロールすることが可能である。
なお、本実施例では炭素源として石油ピッチを用いたが、タール、フラン樹脂、フェノール樹脂などであってもよい。それらの溶媒として、実施例で用いたTHFの他にベンゼンも使用できる。また、不融化を目的とする焼成を300℃で行ったが、200〜300℃の範囲が好適である。その次の炭化のための焼成を600℃で行ったが、400〜600℃が好適である。その際の雰囲気はアルゴンガスとしたが、不活性ガスであればよく、窒素でもよい。
ニッケルメッキ浴としてワット浴を使用した。メッキ液組成はNiSO4が0.7mol/L、NiCl2が0.14mol/L、H3BO3が0.5mol/Lである。チタン製回転ドラムを陰極として、電流密度80mA/cm2、液温50℃の条件で電解することによって、厚さ15μmのニッケル箔を得た。これに上記の通りカーボンコートした平均粒径7μmの活物質をワット浴液1Lに対して50g入れて攪拌した。この液を用いた活物質を分散粒子とするNiの複合メッキにより、Niと活物質粒子の層をNi箔の両面に20μm形成した。液温は50℃、電流密度は0.1A/cm2に設定し、均一な厚みが得られるようにニッケル箔を一定速度で走行させた。
比較例として次に示す方法で電極を作製した。上記の通りカーボンコートした活物質粉末と結着剤であるポリフッ化ビニリデンを重量比で100:9の割合で混合し、さらにN
メチルピロリドンを加えてペースト化した。このペーストを電解ニッケル箔の上に塗布し、乾燥して、厚み20μmの塗膜を両面に形成した電極を得た。
上記負極を用いて上記した電池を作製し、評価を行った。
結果を表2に示す。
Figure 0004747514
表2より、実施例7〜11は100サイクル後の容量維持率が高く、良好なサイクル特性を示した。一方比較例7〜11は100サイクル後の容量維持率が20%〜35%で低い値であった。このようにニッケルと活物質粒子の複合メッキにおいても、銅メッキと同様に優れたサイクル特性が得られることが判明した。また、Snは酸性水溶液に溶解するが、カーボンコートによって酸性溶液に対する溶解を抑制することが出来た。
(実施例12−16)
本実施例では、銅箔上に活物質粒子を分散粒子とする銅の複合メッキ処理を施し、さらに炭素層を設けた電極について検討した。厚さ15μm、幅15cm、長さ20mの圧延銅箔を用意した。これに表1に示す活物質粒子を分散粒子とするメッキ浴で複合メッキ処理を施し、活物質分散層を10μm形成した。複合メッキの処理は実施例1〜5と同様に行った。平均粒径10μmの黒鉛と結着剤であるポリフッ化ビニリデンを重量比で100:9の割合で混合しさらにNメチルピロリドンを加えてペースト化した。このペーストを銅箔の両面に形成した複合メッキ層のそれぞれの上部に塗布し、100℃で乾燥して塗膜厚み50μmの電極を得た。
比較例として次に示す方法で電極を作製した。黒鉛と表3に示す各活物質を5:1の割合で混合し、結着剤であるポリフッ化ビニリデンを重量比で100:9の割合で混合しさらにNメチルピロリドンを加えてペースト化した。このペーストを銅箔の上に塗布、乾燥して、厚み60μmの塗膜を両面に形成した電極を得た。
上記負極を用いて上記した電池を作製し、評価を行った。
結果を表3に示す。
Figure 0004747514
表3より、実施例12〜16は100サイクル後の容量維持率が高く、良好なサイクル特性を示した。一方比較例12〜16は100サイクル後の容量維持率が50%〜70%で低い値であった。劣化原因は比較例1〜10と同じように、活物質の膨張収縮によって、活物質が導電剤または集電層からはがれるため、集電性が悪化しサイクル特性が劣化すると考える。
実施例12〜16は、実施例1〜11と比較して、初期の電池容量が小さいが、サイクル特性は優れる。このように求める電池の性能によって電極構造を選択することができる。
本発明の電極体は、高容量でサイクル特性に優れたリチウムイオン二次電池用の負極として有用である。
本発明の実施例にかかる円筒形電池の断面概略図 本発明のリチウムイオン二次電池用負極の断面を模式的に示すイメージ図
符号の説明
11 正極板
12 負極板
13 セパレータ
14 正極リード
15 負極リード
16 上部絶縁板
17 下部絶縁板
18 電池ケース
19 封口板
20 正極端子
21 負極集電層
22 負極活物質

Claims (2)

  1. 金属箔からなる集電層の上に活物質粒子を分散粒子とする前記集電層を形成する金属の複合メッキにより、前記集電層を形成する金属と活物質粒子との混合物からなる層を形成する工程を含むリチウムイオン二次電池用負極の製造方法であって、前記活物質がSnおよびSnO y (0<y≦2)からなる群から選ばれる1種以上であるリチウムイオン二次電池用負極の製造方法。
  2. 前記金属箔がメッキにより形成されたものである請求項記載のリチウムイオン二次電池用負極の製造方法。
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