JP4742479B2 - 炊飯器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無洗化処理米に適した炊飯ができる炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、家事のスピード化に伴い、外食産業においても同様の傾向がみられ、速くておいしく炊けるニーズが高まり、それに対応するためにいろいろな種類の米が開発されるようになってきている。また、消費者の環境に対する意識が高まり、無洗化処理米も市販されるようになってきており、業務用としてもかなりの頻度で使用されている。
【0003】
従来、この種の無洗化処理米を炊飯する炊飯器は、通常の精白米を炊飯する炊飯器と同じものであった。ここで、図5を参照しながら通常の精白米を炊飯する炊飯器の動作を説明する。なお、第1の温度検知手段は沸騰を検知するものであり、第2の温度検知手段は被調理物を入れる鍋の温度を検知するものである。
【0004】
図5に示すように、炊飯を開始すると、第1の電力W1で加熱する前炊き工程に入る。前炊き工程は、第2の温度検知手段により検知した鍋の温度が所定の温度θ1より低い場合は、鍋を加熱する加熱手段を作動し、所定の温度θ1以上の場合は加熱手段の作動を停止するようにしながら鍋内の温度をθ1に保つ。
【0005】
一定時間T1経過後に前炊き工程を終了し、W2>W1である第2の電力W2による炊き上げ工程に入る。炊き上げ工程開始からパワーダウン工程にかけて一定時間T2が経過するか、あるいは第1の温度検知手段により所定の温度φ1を検知した時点で、W2>W1である第1の電力W1とし、以降の工程を続行させる。
【0006】
炊き上げ工程では、第2の温度検知手段により所定の温度θ2を検知してから第1の温度検知手段により所定の温度φ1を検知するまで第2の電力W2、炊飯量によっては第1の電力W1で加熱し、その際の温度上昇率から炊飯量を判定し、炊飯量に応じた火力で次のパワーダウン工程を行う。
【0007】
パワーダウン工程を一定時間T3行った後、沸騰維持工程を行う。パワーダウン・沸騰維持工程の電力はW1とし、任意の時間周期における通電率を変えることで火力を調整する。第2の温度検知手段により所定の温度θ3を検知すると、沸騰維持工程を終了する。その後、蒸らし工程に入り、一定時間の間に複数回の炊飯量に応じた加熱(追い炊き)を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
現在、市販されている無洗化処理米は、ごく短い時間で水洗いし、表面の水を取り除くもの(例えばジフライス)、糠で糠を吸着させて取り除くもの(例えばBG米)が主である。無洗化処理米とは、精白米の表面に残存、付着している糠分を特殊な処理により取り去った米をいい、簡単にいえば、米をとがず、水を加えただけで炊飯できる白米のことである。
【0009】
これら無洗化処理米は、通常の精白米に比べて、吸水が遅く、また、沸騰検知するまでの時間が長くなるため、通常の精白米を炊飯する炊飯器で炊飯すると、無洗化処理米をうまく炊けないという問題を有していた。
【0010】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、無洗化処理米に適した炊飯シーケンスで炊飯し、無洗化処理米をおいしく炊飯できるようにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、被調理物を入れる鍋を加熱手段により加熱し、鍋で炊飯する無洗化処理米に適した炊飯シーケンスを記憶手段に記憶し、沸騰を検知する第1温度検知手段の出力と鍋の温度を検知する第2の温度検知手段の出力を制御手段に入力して加熱手段を制御するよう構成し、制御手段は、無洗化処理米の炊飯を選択する選択手段により無洗化処理米の炊飯を選択したとき、前炊き工程の時間を長く、パワーダウン工程の火力をふきこぼれない程度まで強くするようにしたものである。また、蒸らし工程での追い炊き時の火力を強く、沸騰維持工程の火力を低く、かつ蒸らし工程での追い炊き時の火力を強くするようにしたものである。また、前炊き工程の時間を長く、パワーダウン工程をなくし、沸騰維持工程の火力を強く、かつ蒸らし工程での追い炊き時の火力を強くするようにしたものである。
【0012】
これにより、無洗化処理米に適した炊飯シーケンスで炊飯することができて、無洗化処理米をおいしく炊飯することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、被調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、沸騰を検知する第1の温度検知手段と、前記鍋の温度を検知する第2の温度検知手段と、無洗化処理米の炊飯を選択する選択手段と、前記鍋で炊飯する無洗化処理米に適した炊飯シーケンスを記憶している記憶手段と、前記第1温度検知手段および第2の温度検知手段の出力を入力とし前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記選択手段により無洗化処理米の炊飯を選択したとき、前炊き工程の時間を長く、パワーダウン工程の火力をふきこぼれない程度まで強く、沸騰維持工程の火力を低く、かつ蒸らし工程での追い炊き時の火力を強くするようにしたものであり、無洗化処理米に適した炊飯シーケンスで炊飯することができて、無洗化処理米をおいしく炊飯することができる。また、炊飯量によって加熱手段を制御できるため、炊飯量に関わらず安定した炊飯性能を得ることができる。無洗化処理米は通常の精白米に比べ、吸水が遅いため、米に吸水させるための前炊き工程の時間を長めに設定し、パワーダウン工程での火力が低いと粒の中が硬くなり、火通りの悪いご飯となるため、パワーダウン工程の火力を強くすることで、パワーダウン工程で火通りを向上しつつ、ふきこぼれを抑えて、火通りがよくバランスのよいご飯に炊き上げることができる。また、無洗化処理米は沸騰検知するまでの時間が長くなるため、沸騰維持工程の通電率(火力)が高くなりすぎて粒がくずれてバランスの悪いご飯となる傾向があるので、沸騰維持工程の通電率(火力)を低めに設定し、また、粒表面のべたべたを少なくして火通りを向上させるため、蒸らし工程での追い炊き時の通電率(火力)を高めに設定している。
【0015】
請求項2に記載の発明は、被調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、沸騰を検知する第1の温度検知手段と、前記鍋の温度を検知する第2の温度検知手段と、無洗化処理米の炊飯を選択する選択手段と、前記鍋で炊飯する無洗化処理米に適した炊飯シーケンスを記憶している記憶手段と、前記第1温度検知手段および第2の温度検知手段の出力を入力とし前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記選択手段により無洗化処理米の炊飯を選択したとき、前炊き工程の時間を長く、パワーダウン工程をなくし、沸騰維持工程の火力を強く、かつ蒸らし工程での追い炊き時の火力を強くするようにしたものであり、無洗化処理米によってはパワーダウン工程をいれることにより、沸騰状態が静まり、粒の中が硬く、火通りの悪いご飯となることから、パワーダウン工程をなくし、沸騰維持工程の火力を強くすることで、沸騰維持工程でご飯の火通りを向上し、粒のバランスのよいご飯をおいしく炊き上げることができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0017】
(実施例1)
図1および図2に示すように、鍋1は被調理物をいれ、この鍋1を加熱手段2を構成する誘導加熱コイルの上部に載置し、加熱手段2により加熱して調理するようにしている。第1の温度検知手段3は、鍋1内の被調理物の沸騰を検知するもので、蓋体4の被炊飯物に対向した面に配置し、第2の温度検知手段5は、鍋1の温度を検知するもので、鍋1の底面に接して配置している。
【0018】
記憶手段6は、鍋1で炊飯する無洗化処理米に適した炊飯シーケンスを記憶しており、選択手段7は無洗化処理米の炊飯を選択するものである。制御手段8は、マイクロコンピュータなどで構成し、第1の温度検知手段3の出力と第2の温度検知手段5の出力を入力し、インバータ回路などで構成した駆動手段9を介して加熱手段2を制御する。ここで、選択手段7により無洗化処理米の炊飯を選択したとき、記憶手段6に記憶した無洗化処理米に適した炊飯シーケンスにより炊飯するように構成している。
【0019】
なお、制御装置10は、記憶手段6、選択手段7、制御手段8、駆動手段9などで構成し、駆動手段9は、加熱手段2を誘導加熱コイルで構成している場合はインバータ回路などで構成し、加熱手段2をヒータで構成している場合は双方向性サイリスタやリレーで構成している。
【0020】
ここで、記憶手段6に記憶した無洗化処理米に適した炊飯シーケンスについて説明する。無洗化処理米をおいしく炊くためには、無洗化処理米は通常の精白米に比べ、吸水が遅いため、米に吸水させるための前炊き工程の時間を長めに設定し、また、パワーダウン工程の通電率(火力)が低い場合には火通りの悪いご飯となるので、火通りを向上させるために、パワーダウン工程の通電率(火力)をふきこぼれない程度まで高めに設定している。
【0021】
さらに、無洗化処理米は沸騰検知するまでの時間が長くなるため、沸騰維持工程の通電率(火力)が高くなりすぎて粒がくずれてバランスの悪いご飯となる傾向があるので、沸騰維持工程の通電率(火力)を低めに設定し、また、粒表面のべたべたを少なくして火通りを向上させるため、蒸らし工程での追い炊き時の通電率(火力)を高めに設定している。
【0022】
上記構成において、無洗化処理米を炊飯する場合の動作を図3を参照しながら説明する。炊飯を開始すると、第1の電力W1で加熱する前炊き工程に入る。前炊き工程は、第2の温度検知手段5により検知した鍋1の温度が所定の温度θ1より低い場合は、加熱手段2を作動し、所定の温度θ1以上の場合は加熱手段2の作動を停止するように、加熱手段2をオンオフ制御しながら鍋1内の温度をθ1に保つ。
【0023】
無洗化処理米は通常精白米に比べ、吸水が遅いので吸水不足を補うため、前炊き工程の時間を、たとえば4分長くする。また、この前炊き工程の時間は無洗化処理米の種類に応じて変更することができる。一定時間T1経過後に前炊き工程を終了し、W2>W1である第2の電力W2による炊き上げ工程に入る。
【0024】
炊き上げ工程開始からパワーダウン工程にかけて一定時間T2が経過するか、あるいは第1の温度検知手段3により所定の温度φ1を検知した時点で、W2>W1である第1の電力W1で以降の工程を続行させる。ここでは、W1は1000W、W2は1100W、T1は21分36秒、T2は5分4秒、φ1は90℃、θ1は60℃および64℃とする。
【0025】
炊き上げ工程では、第2の温度検知手段5により所定の温度θ2を検知してから第1の温度検知手段3により所定の温度φ1を検知するまで、第2の電力W2、炊飯量によっては第1の電力W1で加熱し、その際の温度上昇率から炊飯量を判定し、炊飯量に応じた火力で次のパワーダウン工程を行う。ここでは、θ2は80℃とする。
【0026】
一旦、パワーを引いてふきこぼれを防ぐパワーダウン工程を一定時間T3行った後、沸騰維持工程を行う。パワーダウン・沸騰維持工程の電力はW1とし、パワーダウン工程の通電率が低い場合には火通りの悪いご飯となるので、火通りを向上させるために、パワーダウン工程の通電率(加熱手段2のオフ時間に対するオン時間の比)をふきこぼれない程度まで高めに設定することで、無洗化処理米を火通りよく炊飯することができる。また、沸騰維持工程の通電率を低めに設定することにより、沸騰維持工程の通電率が高くなりすぎることにより粒がくずれてバランスの悪いご飯となるのをなくすことができる。
【0027】
第2の温度検知手段5により所定の温度θ3を検知すると、沸騰維持工程を終了する。ここでは、T3は1分40秒、θ3は130℃とする。その後は蒸らし工程に入り、一定時間の間に複数回の炊飯量に応じた加熱(追い炊き)を行う。この追い炊きの通電率を高めに設定することにより、ご飯の粒表面の崩れを改善し、しっかりとしたご飯を炊き上げることができる。
【0028】
以上の炊飯工程を通して、炊飯量に関係なく、無洗化処理米をおいしく炊くことができる。なお、本実施例におけるT1、T2、T3、θ1、θ2、θ3、φ1、W1、W2の値は実施の一例であり、状況に応じて数値を設定することができる。
【0029】
また、鍋1を加熱する加熱手段2として誘導加熱方式を用いた炊飯器では、特に高い電力を使用することができるとともに、熱応答性が良く、細かな制御が可能なため、無洗化処理米をおいしく炊く炊飯器を提供するのに適している。また、ヒータ式およびガス炊飯器等においても、電力と熱応答性に劣るため誘導加熱式より効果は劣るが、支障はないものである。
【0030】
(実施例2)
図1に示す記憶手段6は、鍋1で炊飯する無洗化処理米に適した炊飯シーケンスを記憶しており、制御手段8は、選択手段7により無洗化処理米の炊飯を選択したとき、記憶手段6に記憶した無洗化処理米に適した炊飯シーケンスにより炊飯するように構成している。
【0031】
ここで、記憶手段6に記憶した無洗化処理米に適した炊飯シーケンスは、パワーダウン工程の通電率が低い場合、火通りの悪いご飯となるので、火通りを向上させるため、図4に示すように、パワーダウン工程をなくし、沸騰維持工程を高い通電率で炊き上げるようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0032】
上記構成において、無洗化処理米を炊飯する場合の動作を説明する。なお、炊き上げ工程までの動作は上記実施例1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0033】
炊き上げ工程を終了すると、沸騰維持工程に入り、沸騰維持工程を高い通電率で炊き上げる。このことにより、無洗化処理米によっては、パワーダウン工程を入れることにより、沸騰状態が静まり、粒の中が硬く、火通りの悪いご飯となるのをなくすことができ、無洗化処理米をおいしく炊飯することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、被調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、沸騰を検知する第1の温度検知手段と、前記鍋の温度を検知する第2の温度検知手段と、無洗化処理米の炊飯を選択する選択手段と、前記鍋で炊飯する無洗化処理米に適した炊飯シーケンスを記憶している記憶手段と、前記第1温度検知手段および第2の温度検知手段の出力を入力とし前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記選択手段により無洗化処理米の炊飯を選択したとき、パワーダウン工程の火力をふきこぼれない程度まで強くするようにしたから、無洗化処理米に適した炊飯シーケンスで炊飯することができて、無洗化処理米をおいしく炊飯することができる。また、炊飯量によって加熱手段を制御できるため、炊飯量に関わらず安定した炊飯性能を得ることができる。また、パワーダウン工程の火力をふきこぼれない程度まで強くするようにしたから、パワーダウン工程で火通りを向上しつつ、ふきこぼれを抑えて、火通りがよくバランスのよいご飯に炊き上げることができる。
【0035】
また、請求項2に記載の発明によれば、被調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、沸騰を検知する第1の温度検知手段と、前記鍋の温度を検知する第2の温度検知手段と、無洗化処理米の炊飯を選択する選択手段と、前記鍋で炊飯する無洗化処理米に適した炊飯シーケンスを記憶している記憶手段と、前記第1温度検知手段および第2の温度検知手段の出力を入力とし前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記選択手段により無洗化処理米の炊飯を選択したとき、蒸らし工程での追い炊き時の火力を強くするようにしたから、粒表面の崩れが少ないしっかりしたご飯を炊き上げることができる。
【0036】
また、請求項3に記載の発明によれば、被調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、沸騰を検知する第1の温度検知手段と、前記鍋の温度を検知する第2の温度検知手段と、無洗化処理米の炊飯を選択する選択手段と、前記鍋で炊飯する無洗化処理米に適した炊飯シーケンスを記憶している記憶手段と、前記第1温度検知手段および第2の温度検知手段の出力を入力とし前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記選択手段により無洗化処理米の炊飯を選択したとき、パワーダウン工程をなくし、沸騰維持工程の火力を強くするようにしたから、沸騰維持工程でご飯の火通りを向上し、粒のバランスのよいご飯をおいしく炊き上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の炊飯器のブロック図
【図2】 同炊飯器の断面図
【図3】 同炊飯器の動作タイムチャート
【図4】 本発明の第2の実施例の炊飯器の動作タイムチャート
【図5】 従来の炊飯器の動作タイムチャート
【符号の説明】
1 鍋
2 加熱手段
3 第1の温度検知手段
5 第2の温度検知手段
6 記憶手段
7 選択手段
8 制御手段
Claims (2)
- 被調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、沸騰を検知する第1の温度検知手段と、前記鍋の温度を検知する第2の温度検知手段と、無洗化処理米の炊飯を選択する選択手段と、前記鍋で炊飯する無洗化処理米に適した炊飯シーケンスを記憶している記憶手段と、前記第1温度検知手段および第2の温度検知手段の出力を入力とし前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記選択手段により無洗化処理米の炊飯を選択したとき、前炊き工程の時間を長く、パワーダウン工程の火力をふきこぼれない程度まで強く、沸騰維持工程の火力を低く、かつ蒸らし工程での追い炊き時の火力を強くするようにした炊飯器。
- 被調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、沸騰を検知する第1の温度検知手段と、前記鍋の温度を検知する第2の温度検知手段と、無洗化処理米の炊飯を選択する選択手段と、前記鍋で炊飯する無洗化処理米に適した炊飯シーケンスを記憶している記憶手段と、前記第1温度検知手段および第2の温度検知手段の出力を入力とし前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記選択手段により無洗化処理米の炊飯を選択したとき、前炊き工程の時間を長く、パワーダウン工程をなくし、沸騰維持工程の火力を強く、かつ蒸らし工程での追い炊き時の火力を強くするようにした炊飯器。
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