JP4742135B2 - ピンチロール装置及びその操作方法 - Google Patents
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Description
a.各々径が300〜1500mmで、互いに隣接して横方向に位置決めされて間に金属ストリップを連続供給できるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールと、
b.上下に位置決めされ、ピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向に10〜130mmの一定間隔ずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれて位置決めされ、ピンチロール間に噛込んでストリップがストリップ幅方向に接触することなくピンチロール間を通過することができないようにした、前記上下ピンチロールと、
c.ピンチロールを相互方向に回転させ、ストリップをピンチロール間のロール間隙に通すことができる回転駆動装置と、
d.ストリップ縁部での計測で下ピンチロールに対し上ピンチロールを0.5〜5.0mmの傾斜で傾斜させることができ、ピンチロールを通るストリップの操舵制御をする傾斜駆動装置と
で構成される。
e.ピンチロールに対するストリップの位置を検出し、ピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発することができるセンサと、
f.センサからの前記電気信号により作動して駆動装置を作動させ、下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させ、ピンチロールを通るストリップを自動操舵できる位置制御器と
から構成できる。
a.互いに横方向に隣接位置決めされて間に金属ストリップを連続送給できるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールと、
b.前記上下ピンチロールが上下に位置決めされてピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向にずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれ、
c.ピンチロールを相互方向に回転させてストリップをピンチロールのロール間隙に通すことができる回転駆動装置と、
d.下ピンチロールに対し角度をなして上ピンチロールを傾斜させることができ、ピンチロールを通るストリップを操舵制御する傾斜駆動装置と
で構成され、
(R上最小+h最小+R下最小−|傾斜os-ds|)/( R上最大+h最大+R下最大)> cos(θ)
となるように選択がされる、
但し、
R上最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、上ピンチロールの最小半径、
R下最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、下ピンチロールの最小半径、
R上最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、上ピンチロールの最大半径、
R下最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、下ピンチロールの最大半径、
h最大は、輪郭変動を考慮に入れた、最大ストリップ厚、
h最小は、ストリップ輪郭変動を考慮に入れストリップ両縁部から20mmの箇所で計測されたストリップ厚の平均であり、h最大から、ストリップクラウンでのストリップ厚とストリップ縁部から20mmの箇所での平均ストリップ厚との差を引いたもの、
傾斜os-dsは、ストリップ縁部間を上下に計測した、下ピンチロールに対する上ピンチロールの軸傾斜、
θは垂直線に対し上下ピンチロール軸を結ぶ線がなす角度、
ことで構成できる。
e.ピンチロールに対するストリップの位置を検出し、ピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発することができるセンサと、
f.センサからの前記電気信号により作動し、駆動装置を作動させることができて、下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させ、ピンチロールを通るストリップを自動操舵する位置制御器と
で構成できる。
a.間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールを備えた薄ストリップ鋳造機と、
b.ロール間隙上方の鋳造ロール間に鋳造溜めを形成でき、ロール間隙両端に隣接した側部堰により前記鋳造溜めを囲い込む、金属送給システムと、
c.鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール面に金属殻を形成し、鋳造ロール間のロール間隙から下方に送給されるストリップを鋳造できる鋳造ロール駆動装置と、
d.径が各々300〜1500mmで、互いに隣接して横方向に位置決めされ、両者間に鋳造機で形成された金属ストリップを通すことができるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールと、
e.上下に位置決めされ、ピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向に10〜130mmずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれて位置決めされる、前記上下ピンチロールと、
f.ピンチロールを相互方向に回転させることによりピンチロールのロール間隙にストリップを通すことができるピンチロール回転駆動装置と、
g.ストリップ縁部での計測で下ピンチロールに対し上ピンチロールを0.5〜5.0mmの傾斜で傾斜させることができ、ピンチロールを通るストリップの操舵制御をするピンチロール傾斜駆動装置と
で構成される。
h.ピンチロールに対するストリップの位置を検出し、ピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発することができるセンサと、
i.センサからの前記電気信号により作動して駆動装置を作動させることができ、下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させ、ピンチロールを通るストリップを自動操舵する位置制御器と
で構成できる。
a.間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールを備えた薄ストリップ鋳造機と、
b.ロール間隙上方で鋳造ロール間に鋳造溜めを形成でき、ロール間隙の端に隣接した側部堰で前記鋳造溜めを囲い込む、金属送給システムと、
c.鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール面上に金属殻を形成し、鋳造ロール間のロール間隙から下方に送給されるストリップを殻から鋳造できる、鋳造ロール駆動装置と、
d.相互に隣接して横方向に位置決めされて間に鋳造機により形成された金属ストリップが通過できるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールと、
e.上下に位置決めされ、ピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向にずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれて位置決めされる、前記上下ピンチロールと、
f.ピンチロールを相互方向に回転させることによりピンチロールのロール間隙にストリップを通すことができるピンチロール回転駆動装置と、
g.下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させることができ、ピンチロールを通るストリップの操舵制御をするピンチロール傾斜駆動装置と
で構成され、
(R上最小+h最小+R下最小−|傾斜os-ds|)/( R上最大+h最大+R下最大)> cos(θ)
となるように選択がされる、
但し、
R上最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、上ピンチロールの最小半径、
R下最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、下ピンチロールの最小半径、
R上最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、上ピンチロールの最大半径、
R下最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、下ピンチロールの最大半径、
h最大は、輪郭変動を考慮に入れた最大ストリップ厚、
h最小は、ストリップ輪郭変動を考慮に入れストリップ両縁部から20mmの箇所で計測されたストリップ厚の平均であり、h最大から、ストリップクラウンでのストリップ厚とストリップ縁部から20mmの箇所での平均ストリップ厚との差を引いたもの、
傾斜os-dsは、ストリップ縁部間を上下に計測した、下ピンチロールに対する上ピンチロールの軸傾斜、
θは垂直線に対し上下ピンチロール軸を結んだ線が成す角度、
ことで構成される。
h.ピンチロールに対するストリップの位置を検出し、ピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発することのできるセンサと、
i.センサからの前記電気信号により作動し、駆動装置を作動させることによって下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させてピンチロールを通るストリップを自動操舵する位置制御器と
で構成できる。
a.間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールを備えた薄ストリップ鋳造機を組み立て、
b.ロール間隙上方の鋳造ロール間に鋳造溜めを形成でき、ロール間隙両端に隣接した側部堰で前記鋳造溜めを囲い込む、金属送給システムを組み立て
c.各々径が300〜1500mmで、相互に隣接して横方向に位置決めされて間に鋳造機により形成された金属ストリップが通ることのできるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールを組み立て、前記上下ピンチロールが上下に位置決めされて、ピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向に10〜130mmずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれて位置決めされ、
d.対の鋳造ロール間に溶鋼を導入して、鋳造ロール鋳造面に支持され前記第1側部堰で囲い込まれた鋳造溜めを形成し、
e.鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール面に凝固金属殻を形成し、鋳造ロール間のロール間隙を介し凝固殻から薄鋼ストリップを鋳造し、
f.ピンチロールを相互方向に回転させ、鋳造ロールで鋳造されたストリップをピンチロールのロール間隙に通し、
g.ピンチロール傾斜駆動装置を用い、下ストリップ縁部での計測でピンチロールに対し上ピンチロールを0.5〜5.0mm傾斜させ、ピンチロールを通るストリップを操舵制御する
という諸段階で構成される。
f.センサを位置決めして、ピンチロールに対するストリップの位置を検出してピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発し、
g.センサからの前記電気信号により作動してピンチロール傾斜駆動装置を作動させる位置制御器を組み立て、下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させてピンチロールを通るストリップを自動操舵する
ことから更に構成できる。
a.間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールを備えた薄ストリップ鋳造機を組み立て
b.ロール間隙上方の鋳造ロール間に鋳造溜めを形成できる金属送給システムを組み立て、ロール間隙の端に隣接した側部堰が前記鋳造溜めを取り囲み、
c.相互に横方向に隣接して位置決めされて間に鋳造機で形成された金属ストリップが通ることのできるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールを組み立て、前記上下ピンチロールは上下に位置決めされてピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向にずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれ、ピンチロール傾斜駆動装置を組み立てて下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させてピンチロールを通るストリップの操舵制御をし、
(R上最小+h最小+R下最小−|傾斜os-ds|)/( R上最大+h最大+R下最大)> cos(θ)
となるように選択され、
但し、
R上最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、上ピンチロールの最小半径、
R下最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、下ピンチロールの最小半径、
R上最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、上ピンチロールの最大半径、
R下最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、下ピンチロールの最大半径、
h最大は、輪郭変動を考慮に入れた、最大ストリップ厚、
h最小は、ストリップ輪郭変動を考慮に入れストリップ両縁から20mmの箇所で計測されたストリップ厚の平均であり、h最大から、ストリップクラウンでのストリップ厚とストリップ縁から20mmの箇所での平均ストリップ厚との差を引いたもの、
傾斜os-dsは、ストリップ縁部間を上下に計測した、下ピンチロールに対する上ピンチロールの軸傾斜、
θは垂直線に対し上下ピンチロール軸を結ぶ線が成す角度、
d.対の鋳造ロール間に溶鋼を導入して、鋳造ロール鋳造面に支持され前記第1側部堰により囲い込まれる鋳造溜めを形成し、
e.鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール面に凝固金属殻を形成して鋳造ロール間のロール間隙を介して前記凝固殻から薄鋼ストリップを製造し、
f.ピンチロールを相互方向に回転させてストリップをピンチロールのロール間隙に通し、
g.下ピンチロールに対する上ピンチロールの傾斜をピンチロール傾斜駆動装置で制御することによりピンチロール間の薄鋳造ストリップを操舵する、
という諸段階で構成される連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造方法が提供される。
h.センサを位置決めして、ピンチロールに対するストリップの位置を検出すると共にピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発し、
i.センサからの前記電気信号によって作動してピンチロール傾斜駆動装置を作動させる位置制御器を組み立て、下ピンチロールに対して上ピンチロールを傾斜させてピンチロールを通るストリップを自動操舵する
ことから構成できる。
a.径が300〜1500mmで、互いに隣接して横方向に位置決めされて間に鋳造機により形成された金属ストリップが通ることのできるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールを組み立て、前記上下ピンチロールを上下に位置決めし、ピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向に10〜130mmずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれて位置決めされ
b.ピンチロールを相互方向に回転させてストリップをピンチロールのロール間隙に通し、
c.ピンチロール傾斜駆動装置によりストリップ縁部での計測で下ピンチロールに対し上ピンチロールを0.5〜5.0mm傾斜させ、ピンチロールを通るストリップの操舵制御をする、
という諸段階で構成される連続鋳造時の薄鋳造ストリップ操舵方法が開示される。
d.センサを位置決めして、ピンチロールに対するストリップの位置を検出し、
e.センサからの信号によって作動してピンチロール傾斜駆動装置を作動させる制御装置を組み立て、下ピンチロールに対して上ピンチロールを傾斜させてピンチロールを通るストリップを自動操舵する
ことから更に構成できる。
a.各々径が300〜1500mmで、互いに隣接して横方向に位置決めされて間に鋳造機で形成された金属ストリップの通ることのできるロール間隙を形成した1対のピンチロールを成す上下ピンチロールを組み立て、前記上下ピンチロールが上下に位置決めされピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向にずれ、上ピンチロールの方がピンチロールを通るストリップ移動方向下流側にずれ、ピンチロール傾斜駆動装置を組み立てて下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させてピンチロールを通るストリップを操舵制御し、
(R上最小+h最小+R下最小−|傾斜os-ds|)/( R上最大+h最大+R下最大)> cos(θ)
となるように選択がなされ、
但し、
R上最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、上ピンチロールの最小半径、
R下最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、下ピンチロールの最小半径、
R上最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、上ピンチロールの最大半径、
R下最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、下ピンチロールの最大半径、
h最大は、輪郭変動を考慮に入れた、最大ストリップ厚、
h最小は、ストリップ輪郭変動を考慮に入れストリップ両縁から20mmの箇所で計測されたストリップ厚の平均であり、h最大から、ストリップクラウンでのストリップ厚とストリップ縁から20mmの箇所での平均ストリップ厚との差を引いたもの、
傾斜os-dsは、ストリップ縁部間を上下に計測した、下ピンチロールに対する上ピンチロールの軸傾斜、
θは垂直線に対し上下ピンチロール軸を結ぶ線が成す角度、
b.ピンチロールを相互方向に回転させることによりピンチロールロール間隙にストリップを通し、
c.ピンチロール傾斜駆動装置で下ピンチロールに対する上ピンチロールの傾斜を制御することによりピンチロール間で薄鋳造ストリップを操舵する、
という諸段階で構成される連続鋳造時の薄鋳造ストリップ操舵方法が開示される。
ピンチロール軸ずれ:50mm
上ピンチロール径: 550mm〜600mm
下ピンチロール径: 550mm〜600mm
(R上最小+h最小+R下最小−|傾斜os-ds|)/( R上最大+h最大+R下最大)> cos(θ)
但し、
R上最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、上ピンチロールの最小半径、
R下最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、下ピンチロールの最小半径、
R上最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、上ピンチロールの最大半径、
R下最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、下ピンチロールの最大半径、
h最大は、輪郭変動を考慮した、最大ストリップ厚、
h最小は、ストリップ輪郭変動を考慮に入れた、ストリップ両縁部から20mmの箇所で計測されたストリップ厚の平均であり、h最大から、ストリップクラウンでのストリップ厚とストリップ縁部から20mmの箇所での平均ストリップ厚との差を引いたもの、
傾斜os-dsは、ストリップ縁部間を上下に計測した、下ピンチロールに対する上ピンチロールの軸傾斜、
θは垂直線に対し上下ピンチロール軸を結ぶ線が成す角度
である。
ピンチロール半径が322.5mm。
ピンチロール基礎輪郭(ストリップ幅最少から最大)が半径で0.060mm。
全幅接触をとるピンチロール熱輪郭が半径で0.050mm。
h最大 − h最小(C20と呼ばれる)の大きさが0.180mm。
ストリップ横方向でストリップ1縁部から他縁部への計測で±1.5mmの上下傾斜を操作。
Claims (24)
- a.各々径が300〜1500mmで、互いに隣接して横方向に位置決めされて間に金属ストリップを連続供給できるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールと、
b.上下に位置決めされ、ピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向に10〜130mmの一定間隔ずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれて位置決めされ、ピンチロール間に噛込んでストリップがストリップ幅方向に接触することなくピンチロール間を通過することができないようにした、前記上下ピンチロールと、
c.ピンチロールを相互方向に回転させ、ストリップをピンチロール間のロール間隙に通すことができる回転駆動装置と、
d.ストリップ縁部での計測で下ピンチロールに対し上ピンチロールを0.5〜5.0mmの傾斜で傾斜させることができ、ピンチロールを通るストリップの操舵制御をする傾斜駆動装置と
で構成されるピンチロール装置。 - e.ピンチロールに対するストリップの位置を検出し、ピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発することができるセンサと、
f.センサからの前記電気信号により作動して駆動装置を作動させ、下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させ、ピンチロールを通るストリップを自動操舵できる位置制御器と
から更に構成される、請求項1に記載のピンチロール装置。 - ピンチロール径が500〜1000mmである、請求項1に記載のピンチロール装置。
- ピンチロール軸のずれが30〜80mmである、請求項1に記載のピンチロール装置。
- a.互いに隣接して横方向に位置決めされて間に金属ストリップを連続供給できるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールと、
b.上下に位置決めされ、ピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向にずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれて位置決めされる、前記上下ピンチロールと、
c.ピンチロールを相互方向に回転させてストリップをピンチロールのロール間隙に通すことができる回転駆動装置と、
d.下ピンチロールに対し角度をなして上ピンチロールを傾斜させることができ、ピンチロールを通るストリップを操舵制御する傾斜駆動装置と
で構成され、
(R上最小+h最小+R下最小−|傾斜os-ds|)/( R上最大+h最大+R下最大)> cos(θ)
となるよう選択がされる、
但し、
R上最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭(ground profile)及び熱膨張を考慮に入れた、上ピンチロールの最小半径、
R下最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、下ピンチロールの最小半径、
R上最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、上ピンチロールの最大半径、
R下最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、下ピンチロールの最大半径、
h最大は、輪郭変動を考慮した、最大ストリップ厚、
h最小は、ストリップ輪郭変動を考慮に入れた、ストリップ両縁部から20mmの箇所で計測されたストリップ厚の平均であり、h最大から、ストリップクラウンでのストリップ厚とストリップ縁部から20mmの箇所での平均ストリップ厚との差を引いたもの、
傾斜os-dsは、ストリップ縁部間を上下に計測した、下ピンチロールに対する上ピンチロールの軸傾斜、
θは垂直線に対し上下ピンチロール軸を結ぶ線が成す角度、
ことで構成されるピンチロール装置。 - e.ピンチロールに対するストリップの位置を検出し、ピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発することができるセンサと、
f.センサからの前記電気信号により作動し、駆動装置を作動させることができて、下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させてピンチロールを通るストリップを自動操舵する位置制御器と
から更に構成される、請求項5に記載のピンチロール装置。 - a.間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールを備えた薄ストリップ鋳造機と、
b.ロール間隙上方の鋳造ロール間に鋳造溜めを形成でき、ロール間隙両端に隣接した側部堰により前記鋳造溜めを囲い込む、金属送給システムと、
c.鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール面に金属殻を形成し、鋳造ロール間のロール間隙から下方に送給されるストリップを金属殻から鋳造できる鋳造ロール駆動装置と、
d.径が各々300〜1500mmで、互いに隣接して横方向に位置決めされ、両者間に鋳造機で形成された金属ストリップを通すことができるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールと、
e.上下に位置決めされ、ピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向に10〜130mmずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれて位置決めされる、前記上下ピンチロールと、
f.ピンチロールを相互方向に回転させることによりピンチロールのロール間隙にストリップを通すことができるピンチロール回転駆動装置と、
g.ストリップ縁部での計測で下ピンチロールに対し上ピンチロールを0.5〜5.0mmの傾斜で傾斜させることができ、ピンチロールを通るストリップの操舵制御をするピンチロール傾斜駆動装置と
で構成される連続鋳造によりストリップを製造する薄鋳造ストリッププラント。 - h.ピンチロールに対するストリップの位置を検出し、ピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発することができるセンサと、
i.センサからの前記電気信号により作動されて駆動装置を作動させることができ、下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させ、ピンチロールを通るストリップを自動制御する位置制御器と
から更に構成される、請求項7に記載の連続鋳造によりストリップを製造する薄鋳造ストリッププラント。 - ピンチロール径が500〜1000mmである、請求項7に記載の連続鋳造によりストリップを製造する薄鋳造ストリッププラント。
- ピンチロール軸のずれが30〜80mmである、請求項7に記載の連続鋳造によりストリップを製造する薄鋳造ストリッププラント。
- a.間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールを有する薄ストリップ鋳造機と、
b.ロール間隙上方の鋳造ロール間に鋳造溜めを形成でき、ロール間隙両端に隣接した側部堰により前記鋳造溜めを囲い込む金属送給システムと、
c.鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール面に金属殻を形成し、鋳造ロール間のロール間隙から下方に送給されるストリップを金属殻から鋳造できる鋳造ロール駆動装置と、
d.互いに隣接して横方向に位置決めされて間に鋳造機で形成されたストリップを通すことができるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールと、
e.上下に位置決めされ、ピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向にずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれて位置決めされる、前記上下ピンチロールと、
f.ピンチロールを相互方向に回転させることによりピンチロールロール間隙にストリップを通すことができるピンチロール回転駆動装置と、
g.下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させることができ、ピンチロールを通るストリップの操舵制御をするピンチロール傾斜駆動装置と
で構成され、
(R上最小+h最小+R下最小−|傾斜os-ds|)/( R上最大+h最大+R下最大)> cos(θ)
となるように選択がされる、
但し、
R上最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、上ピンチロールの最小半径、
R下最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、下ピンチロールの最小半径、
R上最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、上ピンチロールの最大半径、
R下最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、下ピンチロールの最大半径、
h最大は、輪郭変動を考慮した、最大ストリップ厚、
h最小は、ストリップ輪郭変動を考慮に入れた、ストリップ両縁部から20mmの箇所で計測されたストリップ厚の平均であり、h最大からストリップクラウンでのストリップ厚とストリップ縁部から20mmの箇所での平均ストリップ厚との差を引いたもの、
傾斜os-dsは、ストリップ縁部間を上下に計測した、下ピンチロールに対する上ピンチロールの軸傾斜、
θは垂直線に対し上下ピンチロール軸を結ぶ線が成す角度、
ことで構成される、連続鋳造によりストリップを製造する薄鋳造ストリッププラント。 - h.ピンチロールに対するストリップの位置を検出し、ピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発することができるセンサと、
i.センサからの前記電気信号により作動し、駆動装置を作動させることができて下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させてピンチロールを通るストリップを自動操舵する位置制御器と
から更に構成される、請求項11に記載の連続鋳造によりストリップを製造する薄鋳造ストリッププラント。 - a.間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールを備えた薄ストリップ鋳造機を組み立て、
b.ロール間隙上方の鋳造ロール間に鋳造溜めを形成でき、ロール間隙両端に隣接した側部堰で前記鋳造溜めを囲い込む、金属送給システムを組み立て、
c.各々径が300〜1500mmで、互いに隣接して横方向に位置決めされて間に鋳造機により形成された金属ストリップが通ることのできるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールを組み立て、前記上下ピンチロールは上下に位置決めされて、ピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向に10〜130mmずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれて位置決めされ、
d.対の鋳造ロール間に溶鋼を導入して、鋳造ロール鋳造面に支持され前記第1側部堰で囲い込まれた鋳造溜めを形成し、
e.鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール面に凝固金属殻を形成し、鋳造ロール間のロール間隙を介し凝固殻から薄鋼ストリップを鋳造し、
f.ピンチロールを相互方向に回転させ、鋳造ロールで鋳造されたストリップをピンチロールのロール間隙に通し、
g.ピンチロール傾斜駆動装置を用い、ストリップ縁部での計測で下ピンチロールに対し上ピンチロールを0.5〜5.0mm傾斜させ、ピンチロールを通るロール間隙の操舵制御をする
という諸段階で構成される、連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造方法。 - f.ピンチロールに対するストリップの位置を検出してピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発するセンサを位置決めし、
g.センサからの前記電気信号により作動してピンチロール傾斜駆動装置を作動させて下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させ、ピンチロールを通るストリップを自動操舵する、位置制御器を組み立てる
ことから更に構成される、請求項13に記載の連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造方法。 - ピンチロール径が500〜1000mmである、請求項13に記載の連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造方法。
- ピンチロール軸のずれが30〜80mmである、請求項13に記載の連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造方法。
- a.間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールを備えた薄ストリップ鋳造機を組み立て、
b.ロール間隙上方の鋳造ロール間に鋳造溜めを形成でき、ロール間隙両端に隣接した側部堰で前記鋳造溜めを囲い込む、金属送給システムを組み立て、
c.互いに横方向に隣接して位置決めされて間に鋳造機により形成された金属ストリップが通ることのできるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールを組み立て、前記上下ピンチロールはピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向にずれ、上ピンチロールがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれるよう上下に位置決めされ、下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させてピンチロールを通るストリップの操舵制御をするピンチロール傾斜駆動装置を組み立て、
(R上最小+h最小+R下最小−|傾斜os-ds|)/( R上最大+h最大+R下最大)> cos(θ)
となるように選択され、
但し、
R上最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、上ピンチロールの最小半径、
R下最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、下ピンチロールの最小半径、
R上最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、上ピンチロールの最大半径、
R下最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、下ピンチロールの最大半径、
h最大は、輪郭変動を考慮に入れた、最大ストリップ厚、
h最小は、ストリップ輪郭変動を考慮に入れ、ストリップ両縁部から20mmの箇所で計測されたストリップ厚の平均であり、h最大から、ストリップクラウンでのストリップ厚とストリップ縁から20mmの箇所での平均ストリップ厚との差を引いたもの、
傾斜os-dsは、ストリップ縁部間を上下に計測した、下ピンチロールに対する上ピンチロールの軸傾斜、
θは垂直線に対し上下ピンチロール軸を結ぶ線分が成す角度、
d.前記対の鋳造ロール間に溶鋼を導入して鋳造ロール鋳造面上に支持され前記第1側部堰により囲い込まれた鋳造溜めを形成し、
e.鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール面上に凝固金属殻を形成し、前記凝固殻から鋳造ロール間のロール間隙を介し薄鋼ストリップを鋳造し、
f.ピンチロールを相互回転させてストリップをピンチロールのロール間隙に通し、
g.下ピンチロールに対する上ピンチロールの傾斜をピンチロール傾斜駆動装置で制御して、ピンチロール間の薄鋳造ストリップを操舵する
という諸段階で構成される、連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造方法。 - h.センサを位置決めしてピンチロールに対するストリップの位置を検出してピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発し、
i.センサからの前記電気信号により作動してピンチロール傾斜駆動装置を作動させる位置制御器を組み立て、下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させピンチロールを通るストリップを自動操舵する、
ことから更に構成される、請求項17に記載の連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造方法。 - a.径が300〜1500mmで、互いに隣接して横方向に位置決めされて間に鋳造機により形成された金属ストリップが通ることのできるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールを組み立て、前記上下ピンチロールは上下に位置決めされて、ピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向に10〜130mmずれ、上ピンチロールのほうがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれて位置決めされ、
b.ピンチロールを相互方向に回転させてストリップをピンチロールのロール間隙に通し、
c.ピンチロール傾斜駆動装置により下ピンチロールに対し上ピンチロールをストリップ縁部での計測で0.5〜5.0mm傾斜させ、ピンチロールを通るストリップの操舵制御をする
という諸段階で構成される、連続鋳造時の薄鋳造ストリップ操舵方法。 - d.センサを位置決めしてピンチロールに対するストリップの位置を検出してピンチロールに対するストリップの位置を示す電気信号を発し、
e.センサからの前記電気信号により作動してピンチロール傾斜駆動装置を作動させる 位置制御器を組み立て、下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させてピンチロールを通るストリップを自動操舵する、
という段階から更に構成される、請求項19に記載の連続鋳造時の薄鋳造ストリップ操舵方法。 - ピンチロール径が500〜1000mmである、請求項19に記載の連続鋳造時の薄鋳造ストリップ操舵方法。
- ピンチロール軸のずれが30〜80mmである、請求項19に記載の連続鋳造時の薄鋳造ストリップ操舵方法。
- a.互いに隣接して横方向に位置決めされて間に鋳造機により形成された金属ストリップを通すことができるロール間隙を形成する1対のピンチロールを成す上下ピンチロールを組み立て、前記上下ピンチロールを上下に位置決めしてピンチロール軸がピンチロールを通るストリップの移動方向にずれ、上ピンチロールがピンチロールを通るストリップの移動方向下流側にずれ、下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾斜させてピンチロールを通るストリップの操舵制御をするピンチロール傾斜駆動装置を組み立て、
(R上最小+h最小+R下最小−|傾斜os-ds|)/( R上最大+h最大+R下最大)> cos(θ)
となるように選択がされ、
但し、
R上最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、上ピンチロールの最小半径、
R下最小は、通常の予想される作業時のピンチロールの基礎輪郭及び熱膨張を考慮に入れた、下ピンチロールの最小半径、
R上最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、上ピンチロールの最大半径、
R下最大は、基礎輪郭及び熱膨張を含む、下ピンチロールの最大半径、
h最大は、輪郭変動を考慮に入れた、最大ストリップ厚、
h最小は、ストリップ輪郭変動を考慮に入れストリップ両縁部から20mmの箇所で計測されたストリップ厚の平均であり、h最大から、ストリップクラウンでのストリップ厚とストリップ縁から20mmの箇所での平均ストリップ厚との差を引いたもの、
傾斜os-dsは、ストリップ縁部間を上下に計測した、下ピンチロールに対する上ピンチロールの軸傾斜、
θは垂直線に対し上下ピンチロール軸を結んだ線がなす角度、
b.ピンチロールを相互回転させてピンチロールのロール間隙にストリップを通し、
c.傾斜駆動装置でもって下ピンチロールに対し上ピンチロールの傾斜を制御することによりピンチロール間の薄鋳造ストリップの操舵をする
という諸段階で構成される、連続鋳造時の薄鋳造ストリップ操舵方法。 - d.センサを位置決めしてピンチロールに対するストリップ位置を検出して、ピンチロールに対するストリップ位置を示す電気信号を発し、
e.センサからの前記電気信号によって作動し、ピンチロール傾斜駆動装置を作動させて下ピンチロールに対し上ピンチロールを傾動させてピンチロールを通るストリップの自動操舵をする、位置制御器を組み立てる
ことで更に構成される、請求項23に記載の連続鋳造時の薄鋳造ストリップ操舵方法。
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