JP2564606B2 - チップ状部品供給用ホッパ装置 - Google Patents

チップ状部品供給用ホッパ装置

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JP2564606B2
JP2564606B2 JP63134212A JP13421288A JP2564606B2 JP 2564606 B2 JP2564606 B2 JP 2564606B2 JP 63134212 A JP63134212 A JP 63134212A JP 13421288 A JP13421288 A JP 13421288A JP 2564606 B2 JP2564606 B2 JP 2564606B2
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chip
hopper
gate
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誠 領野
喜久司 深井
巨浩 田中
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、チップ状部品をバルク状に集積したホッパ
部から、部品を1列づつシュート部に送り出すホッパ装
置に関する。
[従来の技術] 従来におけるこの種のホッパ装置の代表的なものを、
第4図に示す。図示のホッパ装置は、いわゆる突き上げ
式と呼ばれるもので、下方へ行くに従って次第に横断面
が狭くなったホッパ1の下端から、上端2aが斜に開いた
シュート2を摺動自在に嵌め込み、矢印で示すように、
このシュート2とホッパ1とを、相対的に上下動させる
ものである。
このホッパ装置では、前記ホッパ1にバルク状に集積
されたチップ状部品3、3……を供給する場合、前記ホ
ッパ1とシュート2との相対運動に伴い、チップ状部品
3、3……のいわゆるブリッジ状態がシュートの上端2a
によって突き崩されながら、部品が1個ずつ斜に開いた
前記上端2aからシュート2に入り込む。これによって、
チップ状部品3、3……がシュート2に1つずつ送ら
れ、同シュートに沿って搬送される。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来のホッパ装置は、球形または円筒形のチップ
状部品に広く適用されるが、例えば、第3図で示すよう
な立方体形のチップ部品については適用することが困難
であった。それは、球形の部品が直径、円筒形の部品が
直径と長さという1次元または2次元の寸法によりその
姿勢が決定されるのに対し、立方体形の部品において
は、長さl、厚みt、幅wという3次元の寸法によって
その姿勢が決定されることから、単に筒状のシュートに
送り込んだだけでは、様々な姿勢で集積している部品
を、一定の姿勢で送り出すことができないことによる。
そこで本発明は、前記従来の問題点に鑑み、立方体形
のチップ状部品を一定の姿勢で順次シュートに送り出す
ことが出来るホッパ装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] すなわち、前記目的を達成するため、本発明において
採用した手段は、チップ状部品3をバルク状に集積した
ホッパ部1に連結された部品供給用のシュート部2に、
前記部品を1つずつ列をなして供給する装置において、
ホッパ部1からシュート部2に至る部分に、少なくとも
対向する一方の壁面が下から上へと移動する面からなる
第一と第二のゲート部4、5を順次配置し、これら第一
と第二のゲート部4、5の対向する壁面を相互に直交配
置すると共に、上の第一のゲート部の対向壁面の間隔d1
を、部品の幅wと厚みtの何れか小さい側の寸法より広
く、大きい側の寸法より狭く設定し、下の第二のゲート
部5の間隙d2を、前記チップ状部品3の幅wと厚みtの
何れか長い側の寸法より広く、同部品3の最大寸法であ
るところの長さlより狭く設定したことにある。
[作用] 前記ホッパ装置によれば、チップ状部品3、3……
が、ホッパ部1からシュート部2に下降するとき、まず
第一のゲート部4において、対向する壁面を通過するこ
とができる姿勢にあるチップ状部品3のみが、そこを通
過し、その他のチップ状部品3は、下から上に移動する
壁面によって押し戻される。つまり、第3図に示すよう
なチップ状部品3場合は、その最小寸法であるところの
厚みtのみが、その対向する壁面の間隔d1より狭いた
め、前記第一のゲート部4を通過できるのは、上下両面
が第一のゲート部4の対向する壁面に向いた姿勢の場合
だけである。そして、前記移動する壁面によって押し戻
されたチップ状部品3、3……は、他の部品3、3……
と共にホッパ部1の中で動くことで姿勢を変え、前記の
姿勢となったところで、第一のゲート部4を通過する。
この第一のゲート部4を通過したチップ状部品3、3
……は、厚みt方向の姿勢をそのまま維持し、次の第二
のゲート部5に達する。ここでは、前記厚みtの方向に
対して直交する方向のチップ状部品3の寸法、つまりそ
の幅wと長さlのうち、小さい方の幅wのみがの対向す
る壁面の間隔d2より狭いため、側面が第二のゲート部5
の対向する壁面に向いた姿勢のチップ状部品3のみが通
過する。そこで、こうした姿勢にない部品3は、下から
上に移動する壁面によって、上に押し戻され、他の部品
3、3……と共にホッパ部1の中で動くことによって次
第に姿勢を変え、前記の姿勢となったところで、第二の
ゲート部5を通過する。
こうして、二方向を満足したチップ状部品3、3……
のみが、シュート部2に導入されるため、端面が上下を
向き、かつ側面が第2図(b)において左右を向いた姿
勢でチップ状部品3、3……がシュート部2を下降し、
搬送される。
[実 施 例] 次に、図面を参照しながら、本発明の実施例について
説明する。
第1図と第2図に示す通り、本発明の装置は、ホッパ
部1とその下端に接続されたシュート部からなり、ホッ
パ部1の前記シュート部2に至る間に第一と第二のゲー
ト部4、5が配置されている。
第一のゲート部4は、第1図で示される通り、ホッパ
部1の垂直に起立した壁面6と、この壁面6に対して平
行であって、かつ水平に軸支されたローラ7の周面7aと
により、対向する壁面が形成され、その最も狭い部分の
間隔はd1である。ローラ7は駆動機構8(第2図参照)
により、第1図において矢印で示す方向に回転され、そ
の周面7aは、前記ホッパ部1の壁面6と対向する部分に
おいて、下から上へと移動する。このローラ7の周面7a
は、或る程度弾力があって、チップ状部品3、3を押戻
すのに適当な摩擦を有するものがよく、例えば周面に円
周方向と直交する凹凸溝を有するもの等が適当である。
ホッパ部1は、その奥行き(第1図において左右の内
法寸法をいう。)が上側から下側へいくに従って、第一
のゲート部4に至るまでの間漸次狭まるよう形成され、
前記第一のゲート部4において最小の間隙d1となり、そ
れより下の第二のゲート部5に至るまで、ホッパ部1の
奥行き寸法は、このd1が維持される。
この第一のゲート部4の対向する壁面の間隔d1は、第
3図に示すようなチップ状部品3の長さl、幅w、厚み
tのうち、最も小さい寸法tよりわずかに広く、2番目
に小さな寸法であるところの幅wより充分狭い寸法を有
する。
第二のゲート部5は、前記ローラ7と直角方向に軸支
された一対のローラ10、11をホッパ部1とシュート部2
との連結部において対向させてなり、その周面10a、11a
の最小間隔d2は、前記チップ状部品3の幅wより僅かに
広く、長さlに比べて充分狭く設定されている。これら
ローラ10、11は、第2図において、矢印の方向に回転
し、これらの周面10a、11aが対向する部分において、同
周面10a、11aが何れも下から上に移動する。これらロー
ラ10、11の周面10a、11aは、前記ローラ7の周面7aと同
様に、或る程度弾力があって、チップ状部品3、3を押
戻すのに適当な摩擦を有するものがよい。
ホッパ部1の幅(第2図において左右の内法寸法をい
う。)は、最上位置から前記第一のゲート部4に至るま
でほぼ同じであるが、第一のゲート部4から第二のゲー
ト部5に至るまでは、その幅が漸次狭くなり、第二のゲ
ート部5においてd2となる。第一のゲート部4からこの
第二のゲート部5に至るホッパ部2の斜面の中途に、前
記ローラ10と同様の第2図(a)において矢印で示す方
向に回転するローラ12が設けられ、その周面の一部が前
記ホッパ部1の斜面に露出ている。このローラ12は、ホ
ッパ部2でのチップ状部品3、3……のブリッジ状態を
解除する。
なお、図示の実施例では、ローラ10と11との径が異な
っているが、これらは同じものであってもよい。また、
第二のゲート部5において対向する壁面は、何れも下か
ら上に移動するローラ10、11の周面10a、11aであるが、
一方を静止した面をもって形成することもできる。他
方、第一のゲート部4の対向する壁面を、何れも下から
上に移動するような、ローラの周面やベルト面の一部に
よって形成することもできる。
シュート部2は、前記第二のゲート部から下に連続し
ており、これによって、チップ状部品3、3……を目的
の個所に搬送する。このシュート部2の奥行きは、前記
第一のゲート部4の間隙d1と同じであり、その幅は前記
第二のゲート部5の間隙d2の同じである。このシュート
部2の内形断面は、第二のゲート部5から部品3、3…
…を搬送する目的の位置までほぼ均一であり、前記奥行
きと幅が維持される。従って、このシュート部2におい
て、チップ状部品3、3……は、端面を上下にし、かつ
側面を第2図において左右に向けられた状態で一列に並
んで収納され、このまま下方へ落下、搬送される。
このホッパ装置において、チップ状部品3、3……
が、ホッパ部1からシュート部2に下降するとき、まず
第一のゲート部4において、対向する壁面6、7aの間を
通過することができる姿勢にあるチップ状部品3のみ
が、そこを通過し、その他のチップ状部品3は、下から
上に移動するローラ7の周面7aによって押し戻される。
従って、第3図に示すようなチップ状部品3場合、その
上下両面が第1図において左右を向いた姿勢の場合だけ
通過する。そして、前記移動する壁面によって押し戻さ
れたチップ状部品3、3……は、他の部品3、3……と
共にホッパ部1の中で動くことによって次第に姿勢を変
え、前記の姿勢となったところで、第一のゲート部4を
通過する。
この第一のゲート部4を通過したチップ状部品3、3
……は、その厚みt方向の姿勢をそのまま維持し、次の
第二のゲート部5に達する。ここでは、側面が第2図に
そいて左右を向いた姿勢のチップ状部品3のみが通過す
る。そこで、こうした姿勢にない部品3は、下から上に
移動する壁面によって、上に押し戻され、他の部品3、
3……と共にホッパ部1の中で動くことによって次第に
姿勢を変え、前記の姿勢となったところで、第二のゲー
ト部5を通過する。
こうして、端面が上下を向き、かつ側面が第2図
(b)において左右を向いた姿勢でチップ状部品3、3
……がシュート部2に導入され、そのまま下降し、搬送
される。
[発明の効果] 以上説明した通り、本発明によれば、立方体形のチッ
プ状部品についても、これらがバルク状に積まれたホッ
パ部からシュート部に一つずく同じ姿勢に並べて送り出
すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本発明の実施例を示す縦断側面図、同
図(b)は、同図(a)の要部拡大図、第2図(a)
は、同実施例を示す縦断正面図、同図(b)は、同図
(a)の要部拡大図、第3図は、搬送の対象となるチッ
プ状部品の斜視図、第4図は、従来例を示す縦断面図で
ある。 1……ホッパ部、2……シュート部、3……チップ状部
品、4……第一のゲート部、5……第二のゲート部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チップ状部品3をバルク状に集積したホッ
    パ部1に連結された部品供給用のシュート部2に、前記
    部品を1つずつ列をなして供給する装置において、ホッ
    パ部1からシュート部2に至る部分に、少なくとも対向
    する一方の壁面が下から上へと移動する面からなる第一
    と第二のゲート部4、5を順次配置し、これら第一と第
    二のゲート部4、5の対向する壁面を相互に直交配置す
    ると共に、上の第一のゲート部の対向壁面の間隔d1を、
    部品の幅wと厚みtの何れか小さい側の寸法より広く、
    大きい側の寸法より狭く設定し、下の第二のゲート部5
    の間隙d2を、前記チップ状部品3の幅wと厚みtの何れ
    か長い側の寸法より広く、同部分3の最大寸法であると
    ころの長さlより狭く設定したことを特徴とするチップ
    状部品供給用ホッパ装置。
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