JP2915060B2 - 表面処理装置における薄物物品保持具 - Google Patents
表面処理装置における薄物物品保持具Info
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- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、めっきその他の表面処理装置において、リ
ードフレーム,プリント基板等の薄物物品を保持し、ま
た保持したまま移送を可能にする薄物物品保持具に関す
る物である。
ードフレーム,プリント基板等の薄物物品を保持し、ま
た保持したまま移送を可能にする薄物物品保持具に関す
る物である。
リードフレーム,プリント基板等の薄物物品を、連続
運転によって多量に処理する表面処理装置においては、
エア駆動等によるロボットハンドを物品サイズ似合わせ
た条件で複数動作させ、物品をつかんで移送させる機構
が多く採用されていた。
運転によって多量に処理する表面処理装置においては、
エア駆動等によるロボットハンドを物品サイズ似合わせ
た条件で複数動作させ、物品をつかんで移送させる機構
が多く採用されていた。
しかしながら、ロボットハンドは、自由度が低く、装
置の精度や物品の取合い性能が装置性能に強く影響し、
そのために機構が複雑になり、電磁弁やエア機器等の部
品が多く、激しい作動頻度のために消耗しやすく、装置
の信頼性が低かった。さらにまた、同種異サイズ物品へ
の対応も容易ではなかった。
置の精度や物品の取合い性能が装置性能に強く影響し、
そのために機構が複雑になり、電磁弁やエア機器等の部
品が多く、激しい作動頻度のために消耗しやすく、装置
の信頼性が低かった。さらにまた、同種異サイズ物品へ
の対応も容易ではなかった。
本発明は、弾性素線で構成されたブラシを使用し、簡
素化された構造で薄物物品を保持又は保持しつつ移送す
ることができ、激しい作動頻度に対応できる自由度の高
い薄物物品保持具を提供することを目的とする物であ
る。
素化された構造で薄物物品を保持又は保持しつつ移送す
ることができ、激しい作動頻度に対応できる自由度の高
い薄物物品保持具を提供することを目的とする物であ
る。
本発明に係る表面処理装置における薄物物品保持具
は、弾性素線で構成されたブラシを、各弾性素線間で薄
物物品を保持するように、弾性素線の先端付近が互いに
重合し、かつ互いの弾性素線で山形が形成されるように
対面配備したことを特徴とする表面処理装置における薄
物物品保持具 〔作用〕 第3図〜第5図に示すように、物品Lを縦方向に対し
て、対面する両ブラシ5′,5′の素線6′,6′間に下方
から押し込むと、両素線6′,6′は山形に形成されてい
るので、物品Lの押し込みがスムーズであり、物品Lを
そのまま挟んで保持し自由な下降を阻止する(図3参
照)。
は、弾性素線で構成されたブラシを、各弾性素線間で薄
物物品を保持するように、弾性素線の先端付近が互いに
重合し、かつ互いの弾性素線で山形が形成されるように
対面配備したことを特徴とする表面処理装置における薄
物物品保持具 〔作用〕 第3図〜第5図に示すように、物品Lを縦方向に対し
て、対面する両ブラシ5′,5′の素線6′,6′間に下方
から押し込むと、両素線6′,6′は山形に形成されてい
るので、物品Lの押し込みがスムーズであり、物品Lを
そのまま挟んで保持し自由な下降を阻止する(図3参
照)。
このように物品Lを保持したまま移動させて、物品L
を押し出すときには、全体を反転させて天地を逆にする
と、素線6′,6′はV字形になり押し出しがスムーズに
行える。
を押し出すときには、全体を反転させて天地を逆にする
と、素線6′,6′はV字形になり押し出しがスムーズに
行える。
従って、これをキャリアとして利用すれば、従来のロ
ボットハンドに代えることができ、自由度が高く動きは
スムーズであり、さらに構造が極めて簡素であり、製作
精度の許容度が大きく、表面処理装置のコスト低減にも
つながる。
ボットハンドに代えることができ、自由度が高く動きは
スムーズであり、さらに構造が極めて簡素であり、製作
精度の許容度が大きく、表面処理装置のコスト低減にも
つながる。
なお、本発明では、物品はブラシを構成する数ミリ以
下の複数本の弾性素線で保持されるため、素線の材質、
径、長さ、密度等を変えて弾性を変化させることで、物
品形状や重量等に合わせて容易に対応することができ
る。
下の複数本の弾性素線で保持されるため、素線の材質、
径、長さ、密度等を変えて弾性を変化させることで、物
品形状や重量等に合わせて容易に対応することができ
る。
本発明の一実施例を以下に図面を参照しながら説明す
る。
る。
まず、第1〜3図において、1はリードフレームLを
平らな横配列で移送するストックコンベヤで、多数のロ
ーラ2に掛装されて移動するようになっている。また、
ストックコンベヤ1の排出端部付近は分割され、排出端
部には、移送されたリードフレームLをほぼ垂直方向に
回転させるために、回転軸3に固定された回転部材4が
設けられている。
平らな横配列で移送するストックコンベヤで、多数のロ
ーラ2に掛装されて移動するようになっている。また、
ストックコンベヤ1の排出端部付近は分割され、排出端
部には、移送されたリードフレームLをほぼ垂直方向に
回転させるために、回転軸3に固定された回転部材4が
設けられている。
さらに、回転軸3に隣接して、ほぼ垂直に回転された
リードフレームLを保持するためのブラシ5,5が両側に
対面配備されている。ブラシ5は、弾性のある素線6で
構成されており、ほぼ垂直に回転されたリードフレーム
Lが押込みシリンダ7によってブラシ5,5の間に押し込
まれ、リードフレームLの両端部は各素線6内に入り、
その弾性によって転倒することなく保持され、後続して
押し込まれてくるリードフレームLによって押され、素
線6内を横方向に移動しても転倒は防止される。
リードフレームLを保持するためのブラシ5,5が両側に
対面配備されている。ブラシ5は、弾性のある素線6で
構成されており、ほぼ垂直に回転されたリードフレーム
Lが押込みシリンダ7によってブラシ5,5の間に押し込
まれ、リードフレームLの両端部は各素線6内に入り、
その弾性によって転倒することなく保持され、後続して
押し込まれてくるリードフレームLによって押され、素
線6内を横方向に移動しても転倒は防止される。
図中、8はリードフレームLが載置され、移動時に滑
動するためのレール、9はリードフレームLの落下防止
用の押え部材である。
動するためのレール、9はリードフレームLの落下防止
用の押え部材である。
次に本発明を、物品を保持して移送するキャリヤに適
用した実施例について説明する。
用した実施例について説明する。
上述したように、対面配備されたブラシ5,5の素線6,6
内で両端が保持されたリードフレームLは、第3図に示
す投入シリンダ10によってセットピン11を介してキャリ
ヤ12内に押し込まれる。
内で両端が保持されたリードフレームLは、第3図に示
す投入シリンダ10によってセットピン11を介してキャリ
ヤ12内に押し込まれる。
キャリヤ12内には、第4図及び第5図に示すように、
弾性のある素線6′で構成されたブラシ5′,5′を、素
線6′,6′の先端付近が互いに重合し、かつ互いの弾性
素線で山形が形成されるように対面配備されており、こ
れら素線6′,6′間にリードフレームLを押し込むと、
素線6′,6′は、第3図のように、リードフレームLを
中心にして山形の状態で保持し、リードフレームLの自
由な下降が阻止される。従って、キャリヤ12はリードフ
レームLを保持したまま所定位置まで移送される。押出
し時には、キャリヤ12を反転すれば素線6′,6′は第4
図に示すようにV形の状態になる。移送完了の検知によ
って、キャリヤ12上部に位置する押出しシリンダ13で押
し出すと、リードフレームLはスムーズに下方に押し出
され、リードフレームLの保持と通電を兼ねる治具14の
支持爪15に押し込まれる。
弾性のある素線6′で構成されたブラシ5′,5′を、素
線6′,6′の先端付近が互いに重合し、かつ互いの弾性
素線で山形が形成されるように対面配備されており、こ
れら素線6′,6′間にリードフレームLを押し込むと、
素線6′,6′は、第3図のように、リードフレームLを
中心にして山形の状態で保持し、リードフレームLの自
由な下降が阻止される。従って、キャリヤ12はリードフ
レームLを保持したまま所定位置まで移送される。押出
し時には、キャリヤ12を反転すれば素線6′,6′は第4
図に示すようにV形の状態になる。移送完了の検知によ
って、キャリヤ12上部に位置する押出しシリンダ13で押
し出すと、リードフレームLはスムーズに下方に押し出
され、リードフレームLの保持と通電を兼ねる治具14の
支持爪15に押し込まれる。
その後、押出しシリンダ13を後退させ、空になったキ
ャリヤ12を元の位置に戻し、次のサイクルの待機を行
う。
ャリヤ12を元の位置に戻し、次のサイクルの待機を行
う。
以上述べたように、本発明は、自由度の高い弾性素線
で構成されたブラシを使用し、薄物物品の取合い及び受
渡しが容易となり、激しい作動頻度に対応することがで
き、しかも構造が極めて簡単で製作精度の許容が大き
く、著しい製作費の低減をはかることができる等の極め
て有益なる効果を奏するものである。
で構成されたブラシを使用し、薄物物品の取合い及び受
渡しが容易となり、激しい作動頻度に対応することがで
き、しかも構造が極めて簡単で製作精度の許容が大き
く、著しい製作費の低減をはかることができる等の極め
て有益なる効果を奏するものである。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は受渡し部分の
平面図、第2図は第1図のI−I矢視図、第3図は第1
図の側面図、第4図はキャリヤ使用状態の正面図、第5
図は第4図の側面図である。 L……リードフレーム、1……ストックコンベア、2…
…ローラ、3……回転軸、4……回転部材、5,5′……
ブラシ、6,6′……素線、7……押込みシリンダ、10…
…投入シリンダ、11……セットピン、12……キャリア、
13押出しシリンダ、14……治具、15……支持爪。
平面図、第2図は第1図のI−I矢視図、第3図は第1
図の側面図、第4図はキャリヤ使用状態の正面図、第5
図は第4図の側面図である。 L……リードフレーム、1……ストックコンベア、2…
…ローラ、3……回転軸、4……回転部材、5,5′……
ブラシ、6,6′……素線、7……押込みシリンダ、10…
…投入シリンダ、11……セットピン、12……キャリア、
13押出しシリンダ、14……治具、15……支持爪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 57/00 - 57/32 B65H 5/14 H05K 13/02 B65G 15/14 B25J 15/06
Claims (1)
- 【請求項1】弾性素線で構成されたブラシを、各弾性素
線間で薄物物品を保持するように、弾性素線の先端付近
が互いに重合し、かつ互いの弾性素線で山形が形成され
るように対面配備したことを特徴とする表面処理装置に
おける薄物物品保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2080785A JP2915060B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 表面処理装置における薄物物品保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2080785A JP2915060B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 表面処理装置における薄物物品保持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03284564A JPH03284564A (ja) | 1991-12-16 |
JP2915060B2 true JP2915060B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=13728103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2080785A Expired - Lifetime JP2915060B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 表面処理装置における薄物物品保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2915060B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2080785A patent/JP2915060B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03284564A (ja) | 1991-12-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |