JPH0734016Y2 - 農産物の選別装置 - Google Patents

農産物の選別装置

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JPH0734016Y2
JPH0734016Y2 JP1989139831U JP13983189U JPH0734016Y2 JP H0734016 Y2 JPH0734016 Y2 JP H0734016Y2 JP 1989139831 U JP1989139831 U JP 1989139831U JP 13983189 U JP13983189 U JP 13983189U JP H0734016 Y2 JPH0734016 Y2 JP H0734016Y2
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conveyor
agricultural products
agricultural product
agricultural
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JP1989139831U
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JPH0380029U (ja
Inventor
美喜男 武藤
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有限会社武藤選果機製作所
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は農産物の選別装置に係り、詳しくは、選別機に
設けられた農産物の保持手段に、農産物を1個づつ供給
するための手段に関する。
(従来の技術) 実公昭63-26220号公報に示されるように、コンベヤによ
り、選別機に設けられた農産物の保持手段に農産物を1
個づつ供給し、この保持手段の搬送路に設けられた計量
手段により、この保持手段の農産物の重量や寸法を計量
して、選別することが知られている。
(考案が解決しようとする課題) ところが上記従来手段は、手作業により、コンベヤのロ
ーラとローラの間に1個づつ農産物を載せなければなら
ない面倒さがあった。
そこで本考案は、このような従来手段の問題を解消する
手段を提供することを目的とする。更に詳しくは、人参
などの先細状の農産物を横向きの姿勢で、1個づつ選別
機の保持手段に供給できる農産物の選別装置を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために本考案は、保持手段2に保持された農産物P
を1個づつ計量選別する選別機Aと、この保持手段2に
農産物Pを1個づつ供給するコンベヤ10とを備え、この
コンベヤ10の上方に、農産物Pの一時載置手段26を設
け、上記保持手段2のピッチ送りに同期して、この一時
載置手段26に載せられた農産物Pを、1個づつコンベヤ
10に移載するようにした農産物の選別装置であって、前
記一時載置手段26の上方に搬送手段20を設け、この搬送
手段20が、上流から下流へ向って次第に間隔tが大きく
なる左右一対のローラ状搬送体21,21から成り、先細状
農産物Pの頭部Pbをこの搬送体21,21の間に挟んで垂下
姿勢で前記一時載置手段26へ向って搬送し、農産物Pの
先細部Paを前記一時載置手段26の側端部に押し当てて前
記一時載置手段26に横向きの姿勢で転載するようにした
ものである。
(作用) 上記構成において、人参などの先細状の農産物Pは、搬
送体21,22の間に垂直な姿勢で挟まれて搬送され、一時
載置手段26に横向きの姿勢で転載される。そして一時載
置手段26に載せられた農産物Pは、1個づつコンベヤ10
に移載され、このコンベヤ10により選別機Aの保持手段
2へ転送される。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。
第1図は農産物の選別手段の全体側面図であって、選別
機Aと、この選別機Aに農産物(本実施例では人参)P
を1個づつ転送するための供給装置Bから成っている。
選別機Aは、無端回動チェン1に、農産物Pの保持手段
としての受皿2を多数個並設し、その搬送路に秤量手段
3,4を配設して構成されている。農産物Pが載せられた
受皿2は矢印a方向へ搬送され、秤量手段3,4により秤
量されて、重いものから順に下方の搬出体5上に落下す
る。6はチェン1が調帯されたスプロケットである。な
おこのような選別機Aは周知のものであり、したがって
簡単に図示している。また選別機としては、重量選別だ
けでなく、寸法選別に選別するものもあり、また保持手
段も、上記受皿2に限らず、農産物の品種に応じて種々
の形状のものがあるが、本考案に係る供給装置は、何れ
の方式の選別機にも適用できるものである。
次に供給装置Bの詳細な構造を説明する。
10はコンベヤであって、ローラ11と細杆12を無端状に交
互に連結して構成されており、図示しないモータに駆動
されて矢印b方向に回動し、ローラ11とローラ11の間に
1個づつ載せられた農産物Pを、1個づつ上記受皿2に
転送する。第3図において、13はローラ11と細杆12が取
り付けられた無端回動チェンである。このコンベヤとし
ては、本実施例に示すものに限定されず、農産物Pを1
個づつ選別機Aの保持手段に転送できるものであればよ
い。
第2図〜第4図において、20は上記コンベヤ10の上方に
設けられた搬送手段であって、左右一対のローラ状搬送
体21,21から成っている。この搬送体21,21は、その長さ
方向を上記コンベヤ10の搬送方向と直交若しくは交差す
る方向にして下り勾配にて配設されており、かつ両者2
1,21の間隔tは、上流から下流へ向って次第に大きくな
っている。22は搬送体21の回転軸24に装着されたプー
リ、23はベルトであり、図示しないモータに駆動され
て、両搬送体21,21は矢印方向dに回転しながら、農産
物Pを矢印c方向へ搬送する(第5図参照)。この回転
方向dは、その上に載せられた農産物Pが上方へ押し出
される方向であり、このように回転方向dを設定するこ
とにより、農産物Pが両者21,21の間にはまり込むのを
防止している。25は支持フレームである。26はコンベヤ
10の直上に設けられた農産物Pの一時載置手段としての
ベルトコンベヤであって、搬送手段20により搬送された
農産物Pは、このベルトコンベヤ26上に一旦載せられ、
このベルトコンベヤ26によりコンベヤ10上に移載され
る。矢印eはベルトコンベヤ26の回動方向である。
30は、このベルトコンベヤ26の前部に設けられたストッ
パーである。このストッパー30は支軸31に装着された略
逆U字形のアーム32の下端部に装着されている。アーム
32の他端部にはロール33が軸着されている。このロール
33は、上記コンベヤ10のローラ11上に接地している。第
3図実線に示すように、ロール33がローラ11の上部に接
地している状態で、ストッパー30は閉じているが、コン
ベヤ10の回動により、ロール33がローラ11とローラ11の
間の谷間に落ち込むと、アーム32は支軸31を中心に時計
方向に回動し、ストッパー30は開いて(第1図鎖線参
照)、ベルトコンベヤ26上の農産物Pはコンベヤ10上に
落下する。このようにローラ11の矢印b上方への回動に
より、これに接地するロール33を上下動させることによ
り、ストッパー30を開閉するようにすれば、コンベヤ10
が1ピッチD回動する毎にストッパー30を1回開閉させ
て、ベルトコンベヤ26上の農産物Pを、ローラ11とロー
ラ11の間に1個づつ投下することができる。すなわちア
ーム32やロール33は、コンベヤ10のピッチ送りに同期し
て、ストッパー30を開閉させるための同期手段となって
いる。またこのピッチDの移動タイミングと、上記保持
手段2のピッチD′の移動タイミングを同期させること
により、ローラ11,11間の農産物Pを、保持手段2に1
個づつ転送できるようになっている。なお各図におい
て、コンベヤ10,26等の可動部分を駆動するためのチェ
ンなどの駆動系は、図が繁雑になるので省略している。
本装置は上記のような構成により成り、次に動作の説明
を行う。
搬送体21,21は上記方向dに回転しており、この搬送体2
1,21上に載せられた農産物Pは(第4図(イ)参照)、
矢印c方向へ搬送される。人参は先細状であることか
ら、搬送途中で、先端の先細部Paは搬送体21,21の間か
ら落ち込み、頭部Pbが両者21,21に挟まれた垂下姿勢で
下方へ搬送される(第4図(ロ)及び第5図参照)。そ
の姿勢で農産物Pは更に前方へ送られるが、上記間隔t
は次第に大きくなることから、所定寸法以下の農産物P
は、下方へ落下する(第4図(ハ))。所定寸法以上を
有する農産物Pは更に前方へ搬送されて、その先細部Pa
はコンベヤ26の側端部に当り(同図(ニ)、次いで更に
前方へ送られることにより、コンベヤ26上に横向きに載
せられる(同図(ホ))。このように本手段によれば、
人参のような長物の農産物Pを、横向きに姿勢を揃えて
コンベヤ26に転載することができる。
第1図において、コンベヤ26は、矢印e方向に回動して
おり、したがってこのコンベヤ26上に転載された農産物
Pは前方へ送られ、ストッパー30に当って停止する(第
2図鎖線参照)。次いで、コンベヤ10が回動しているこ
とにより、ロール33はローラ11とローラ11の間の谷間に
落ち込み、アーム32は時計方向に回動してストッパー30
は開き、農産物Pはローラ11とローラ11の間に落下移載
される(同図破線参照)。
このようにしてコンベヤ10上に投下された農産物Pは、
前方へ送られ、コンベヤ10の先端回動部を回動する際
に、下方の受皿2に転載される。この受皿2は前方へ移
動し、秤量手段3,4により秤量されて、所定重量を有す
る農産物Pは、受皿2が下方へ回転することにより、搬
出体5上に落下する。
なお本考案に係る装置は、ばれいしょ、かんしょ、トマ
トなどの他の農産物にも適用できるものであるが、特に
人参などの先細状の農産物の選別に有利である。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、農産物Pを選別機
Aの保持手段2に確実に1個づつ供給することができ
る。特に人参などの先細状の農産物Pを一時載置手段26
に横向きに姿勢を揃えて丁寧に転載できるので、殊に先
細状の農産物の選別装置としてきわめて有利である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図は選別
装置の側面図、第2図は要部斜視図、第3図は同平面
図、第4図は同側面図、第5図は搬送体の正面図であ
る。 A……選別機 P……農産物 Pa……先細部 Pb……頭部 2……保持手段 10……コンベヤ 20……搬送手段 21……搬送体 26……一時載置手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】保持手段2に保持された農産物Pを1個づ
    つ計量選別する選別機Aと、この保持手段2に農産物P
    を1個づつ供給するコンベヤ10とを備え、このコンベヤ
    10の上方に、農産物Pの一時載置手段26を設け、上記保
    持手段2のピッチ送りに同期して、この一時載置手段26
    に載せられた農産物Pを、1個づつ上記コンベヤ10に移
    載するようにした農産物の選別装置であって、 前記一時載置手段26の上方に搬送手段20を設け、この搬
    送手段20が、上流から下流へ向って次第に間隔tが大き
    くなる左右一対のローラ状搬送体21,21から成り、先細
    状農産物Pの頭部Pbをこの搬送体21,21の間に挟んで垂
    下姿勢で前記一時載置手段26へ向って搬送し、農産物P
    の先細部Paを前記一時載置手段26の側端部に押し当てて
    前記一時載置手段26に横向きの姿勢で転載することを特
    徴とする農産物の選別装置。
JP1989139831U 1989-11-30 1989-11-30 農産物の選別装置 Expired - Lifetime JPH0734016Y2 (ja)

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JPH0380029U JPH0380029U (ja) 1991-08-15
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