JP4729374B2 - パネルへのfpc接続構成及びそれを用いた液晶装置 - Google Patents

パネルへのfpc接続構成及びそれを用いた液晶装置 Download PDF

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本発明は、パネルとFPCとの接続構成に関し、特に、少なくとも電気光学変換部材の一種である液晶を2層有する液晶装置などのパネルとの接続構成に関する。
2層からなる液晶装置が用いられる装置としては、STN液晶表示装置の駆動液晶層と補正液晶層や収差補正液晶装置があり、これら表示装置や液晶装置に本発明を用いることができる。一例として、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Video Disk)などの光記録媒体(以下、ディスクと云う)に情報を書き込み、或いは、呼び出しを行う光ピックアップ装置を挙げることができる。このCDは0.65GBの記録容量を持ち、DVDは4.7GBの記録容量を持っていることから映像情報や音声情報などのデータを保存する手段として利用されている。特に、DVDはCDと同じ直径12cmのディスクに動画やコンピュータ情報などのデジタル情報をCDの6〜8倍の記録密度で記録できるようにしたものである。また、近年においては、更なる記録密度の向上と大容量化の要求が強くなってきている。
ディスクに情報を書き込みまたは呼び出しを行う光ピックアップ装置において、ディスクの記録密度を上げる手段としては、対物レンズの開口数(以下、NAと云う)を大きくすること、あるいは、光源の波長を短くすることにより、対物レンズに集光され、ディスク上に形成されるビームスポットを小径化することが有効な手段とされている。そこで、DVDは光源の波長をCDの780nmよりも短い650nmまたは630nmとし、対物レンズのNAをCDの0.45よりも大きい0.6とし、ディスクの片面に約5GBの高密度記録を達成している。更に、近年注目されている青色レーザを用いた高密度記録ディスクがあり、この時の光の波長は430nmである。
DVDはCDに比べてかなりの高密度記録であるため、ビット情報を再生するためのレーザビームのスポット径をCDに比べてかなり小さくする必要がある。レーザビームのスポット径は使用するレーザの波長λに比例し、対物レンズのNAに反比例する。DVDでは、波長の短いレーザ光源と、NAの大きい対物レンズを用いることによりこれを実現している。
更に、記録層を1層ではなく複数の層で形成する、いわゆる、多層ディスクとすることで一層の高密度化を図ったディスクが実用化されてきている。多層ディスクでは、記録及び再生の際の光ビームの焦点を所望の記録層に合わせて記録再生を行う。
このように、ディスクの高密度記録を高めていくためには、レーザの波長を更に短く、そして、対物レンズのNAを更に大きくすることが必要とされる。それに対して、ディスクの厚みのバラツキの許容量に非常に厳しいものが要求される。ディスクの厚みの誤差によって球面収差(波面収差とも云う)が発生する。この球面収差が発生すると、ディスクの結像スポットがボケたりして正常な記録再生動作が行えなくなる。
また、他の問題として、ディスクの反りや取付け時の精度などによりディスクの傾斜などに起因するディスクチルトの問題が発生する。ディスクチルトが発生するとコマ収差の値がおおきくなり、ディスクに入射してくる光が巧く記録面上に集光されない。
この球面収差やコマ収差の問題を解決する技術として、2個の液晶パネルを積層して2層からなる液晶装置をピックアップ装置の1/4波長板の前に介在させて収差補正をする
方法が既に知られている。また、球面収差やコマ収差の収差補正を1個の液晶パネルで行い、別の液晶パネルに1/4波長板の機能を持たせて構成し、この2個の液晶パネルを積層した2層の液晶装置も現れてきている。
背景技術の説明に当たり、以下、光ピックアップ装置に用いられる2層から成る液晶装置についての従来技術を図12、図13を用いて説明する。尚、図12は光ピックアップ装置に用いられる2層からなる液晶装置の平面図、図13は図12におけるA−A断面図を示している。
この液晶装置は光ピックアップ装置に用いられる液晶装置で、収差補正機能と1/4波長板機能を有する液晶装置になっている。図13に示すように、第1の液晶パネル1が1/4波長板機能を持ったパネルになっており、第2の液晶パネル11が収差補正機能を持ったパネルになっている。そして、第1の液晶パネル1の下ガラス基板3が第2の液晶パネル11の上ガラス基板にもなっており、下ガラス基板3は第1の液晶パネル1と第2の液晶パネル11とで共用している。
また、第1の液晶パネル1及び第2の液晶パネル11を駆動するために、FPC(Flexible Printed Circuit Bord:フレキシブル回路基板)21が第1の液晶パネル1と第2の液晶パネル11に接続している。この接続構成あるいは接続構造は次のようになっている。第1の液晶パネル1の下ガラス基板3は延出部3bがあり、その延出部3bにFPC21との接続用の電極端子(図12において、丸で囲ったB部の斜線で示した2本の接続電極4b、5bが電極端子に相当する)を設けている。
また、第2の液晶パネル11の下ガラス基板13の延出部13b(この延出部13bは下ガラス基板3より更に外に飛び出ている)にもFPC21との接続用の電極端子(図12において、丸で囲ったC部の斜線で示した5本の接続電極14b、15bが電極端子に相当する)を設けている。第2の液晶パネル11は第1の液晶パネル1より大きくなっており、FPC21は2段になって設けられた下ガラス基板3の端子部分と下ガラス基板13の端子部分に接続するようになっている。
一方、FPC21は切欠けによって接続部の先端が段状に形成され、第1の液晶パネル1の下ガラス基板3の端子部分に接続される部分(図12において、丸で囲ったB部の領域)は第2の液晶パネル11の下ガラス基板13の端子部分に接続される部分(図12において、丸で囲ったC部の領域)より一段先に延びている。このような形状に形成されたFPC21はB部分(図12参照)で第1の液晶パネル1と接続し、C部分で第2の液晶パネル11と接続している。
ここで、第1の液晶パネル1は上下のガラス基板2、3のそれぞれの内面にITO膜からなる透明な電極4、5と、配向膜6、7を設け、封止材9を介して液晶8を封入した構成をなしている。電極4、5は分割のないベタ面で形成されており、この電極4、5に所要の電圧を印加するために下ガラス基板3の延出部3bにまで引き回して設けた2本(図12参照)の接続電極4b、5bが端子部分を形成している。
この第1の液晶パネル1は1/4波長板の機能を果たしており、図示しないところの制御回路部からの信号がFPC21を介して所要の電圧を電極4と電極5の間に与えられることで液晶に電圧を印加し、直線偏光で入射してきた光を楕円偏光に変換する働きをしている。
第2の液晶パネル11は、第1の液晶パネル1の下ガラス基板3を上ガラス基板として用い、この上ガラス基板と下ガラス基板13の内面にそれぞれITO膜からなる透明な電極14、15と配向膜16、17を設け、封止材19を介して液晶18を封入した構成を成している。ここでの電極14は分割のないベタ面で形成され、電極15は複数の分割電極から形成されている。この分割電極は中心に設けた円電極とその円電極の周りに同心円
で形成した複数の環状電極とから構成されている。この電極14と複数の分割した電極15は下ガラス基板13の延出部13bまで引き回して複数(図12においては5本)の接続電極14b、15bでの端子部分を形成している。
分割した電極15は分割数が多いほどより精度のよい収差補正が行える。この第2の液晶パネル11は球面収差やコマ収差を補正する機能を果たしており、制御回路からの信号に基づいてFPC21を介して所要の電圧を分割電極毎に印加し、上下の電極間に最適な電位差を与えて液晶の屈折率を変化させ、光の位相をコントロールして収差を補正する働きをなしている。
特開2000−90479号公報 特開2002−72243号公報 特開昭62−20396号公報
2層からなる液晶装置30のFPC21の接続構成は上記に述べたような構成を成している。また、第1、第2の液晶パネル1、11の接続端子部分とFPC21との取付け方法は次のような方法で行っている。最初に、絶縁接着剤の中に導電粒子が混合されたところの異方性導電フィルム(以降、ACFと云う)をFPC21の2箇所の接続部分(図12に示すB部とC部の部分)に仮付けを行い、次に、上段にある第1の液晶パネル1の端子部分とACF付のFPC21のBの部分(図12参照)を熱圧着して接合する。熱圧着は約120°C、10秒の条件で行う。次に、下段にある第2の液晶パネル11の端子部分とFPC21のCの部分を熱圧着して接合する。
以上のような方法でもってFPC21と2層からなる液晶装置30との接続を行っているが、しかしながら、次のような問題がある。第1の問題として、FPC21のC部と第2の液晶パネル11とを圧着接合する時の加圧力及び接着力の影響を受けて、既に接合されたB部の所のFPC21が図12上で下に引っ張られ、下ガラス基板3の外形エッジ部の所で強制的に折り曲げられてFPC21の導通パターン電極が断線したり、キズが付いたりすることが起きる。そして、導通不良が発生することが生じる。この引っ張りによりC部を熱圧着する時のFPC基板面に対する平衡度が悪く接着作業が困難となり、接着工数が大きくなりコスト高になる問題を有する。
次に、第2の問題として、光ピックアップ装置に用いられるこの2層の液晶装置30は5mm四方の大きさで非常に小さい。従って、FPC21の幅も狭く、B部とC部は非常に近接した位置にある。このため、FPC21のB部を第1の液晶パネル1に熱圧着を行っているときにその熱がC部に伝わり、C部のACFがその熱で本硬化が進行する現象が生じる。この場合にC部を圧着した時にその圧着強度は非常に低くなり、所要の接合強度が得られない。
次に、第3の問題として、FPC21のB部の接合は、第1の液晶パネル1の2本の端子部分での接合となり、接合面積が非常に少ない。このため、ピール強度も小さくなって剥がれ易いと云う問題が生じる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、FPCの導通パターンの断線などの問題が生じず、しかも、所要の接合強度が得られるFPCの接続構成を見いだすことを目的とするものである。
本発明は、厚み方向に積層された駆動電極を有する複数の基板を有し、少なくとも2つの前記基板は外部回路と接続するための、基板間で異なる数からなる外部接続端子が配設された、延出部を有し、それぞれの前記延出部は階段状に位置ずれをなし、この複数の延出部が1の外部接続基板で接続され接着される構成を有する外部接続基板の接続構成において、前記外部接続基板は、その一部分が前記複数の基板上に位置し、他の部分が前記基板の前記外部接続基板の延長する方向と平行な辺から突出して配設され、前記複数の基板上に位置する前記外部接続基板には、前記外部接続基板の延長方向とはクロスする方向に沿って切欠き部が設けられていることを特徴とする外部接続基板の接続構成である。
また、前記外部接続基板には、重ね合わされた複数の基板の最外端に位置する前記外部接続基板に開口部が設けられているのが好ましい。
本発明のFPC接続構成の効果として、第1の効果として、分割線によってFPCが第1接続部と第2接続部とに枝別れする。第1接続部と第2接続部に別れることにより、接続部をパネルに接続する時の加熱・加圧力の影響をお互いに少なくすることができる。これによって、FPCの導通パターン電極がパネルの端に強く押し付けられることがなくなり、パターン電極の断線を防ぐことができる。
ところで、本発明においては、分割線はFPCを切断した切断線を云い、ある幅を持たせてスリット状に切断した切断線や、単に切り込みを入れて線状に切断した切断線などを分割線と称している。
第2の効果として、FPCをFPCの延長方向と交差する方向であり液晶パネルの段差部である基板の端に沿ってFPCの分割スリットを形成すれば、分割された相手側に切断された導通パターン電極が残る。この残ったパターン電極をダミー電極として用いてパネルに接着するとパネルとFPCとの接着面積が増し、接着強度のピール値が高くなって接合強度が強くなり、FPCの剥離し易い問題は解消される。また、新たにダミー電極を設ける必要もなくなるので製造コストも小さく抑えられる。
また、第3の効果として、ダミー電極を設けることはその分接続部の幅が広くなる。パネルが小さいサイズになってくると、例えば、光ピックアップ装置などに使われるパネルは5mm角の小さいものが使われ、接続部の幅が小さくなり、接続部とパネルとの圧着工程での自動化が困難となる。接続部の幅が広くなると圧着作業の自動化が可能となって製造コストを大幅に下げる効果を得る。
また、第4の効果として、分割線をスリット形状で構成すれば一定の切断幅が設けられる。そして、この切断幅内にパネルの端が来るように配設すると導通パターン電極とパネルの端との接触をなくすことができる。これによって、パターン電極の擦りキズなどの発生を防止することができ、信頼性が向上する。
また、第5の効果として、分割線をスリットと切り込み線で構成すれば、切り込み線は簡単な道具で形成できることから形成方法が容易である。また、切り込み線は分割に面積を取らないことからFPCを小さい面積で効果的に使用することができる。
また、第6の効果として、分割線の先端を基板角まで延長して、且つ、基板角に位置するFPCに開口部を設けるのでFPCの裂けを防止することができ、信頼性が向上する。
第7の効果として、FPCの第1接続部と第2接続部との合流領域部をパネルの基板から外れた所に配するようにすると、FPCの導電パターン電極が接続基板と摺り合うことがなくなるので、パターン電極の擦りキズの発生を防止でき、信頼性が向上する効果が得られる。また、次の第8の効果も得られる。
第8の効果として、FPCの第1接続部と第2接続部との合流領域部をパネルの基板から外れた所に配すると、第1接続部と第2接続部との繋がっている経路が長くなる。このため、接続部の圧着時に発生する力と熱の伝搬経路が長くなり。もう一方の接続部への影響が小さくなる。FPCの導通不良防止や剥離不良防止に著しい効果を生む。また、第2
接続部の圧着中に第1接続部が折り曲げ可能となって、更に第1接続部を第2接続部から遠ざけることができ、よりその効果を大きいものにする。
そして、第1のパネル及び第2のパネルは液晶を封入した液晶パネルで構成し、少なくとも2層からなる液晶装置に本発明のFPC接続構成を用いれば、上記した第1〜第8の効果を生んで品質の良い液晶装置が得られる。
課題を解決するために本発明は、厚み方向に積層された電極(電極34,35,44,45)を有する複数の基板(上基板32、第1接続基板33、第2接続基板43)を有し、少なくとも2つの前記基板(第1接続基板33、第2接続基板43)は外部回路と接続するための、基板間で異なる数からなる外部接続端子(接続電極34b、35b、44b、45b1、45b2、45b3、45b4)が配設された、延出部(33b,44b)を有し、それぞれの前記延出部は階段状に位置ずれをなし、この複数の延出部が1の外部接続基板(FPC51,61,71)で接続され接着される構成を有する外部接続基板の接続構成において、少ない前記端子数を有する前記基板の延出部に接続される前記外部接続基板の端子近傍にはダミー電極(切り離された導通パターン電極、アイランドの形状をなすダミー電極54b、74b)が配設されたことを特徴とする外部接続基板の接続構成である。
そして、本発明は、前記複数の基板上に位置する前記外部接続基板(FPC51,61,71)には、少なくとも前記ダミー電極(54b、74b)と5第2接続部E側の導通パターン電極あるいは信号伝達用導通パターン電極( 4a、74a)との間に、前記外部接続基板の延出(延長)方向とはクロスする方向に切欠き部(51a、61a、61a1、61a2、71a、71a1、71a2)を設けたことを特徴とする外部接続基板の接続構成。
および、これらの特徴を備えた、液晶装置(60,70,80)であることを特徴とする。
このような本発明の技術的特徴により、従来の方法でもってFPC21と2層からなる液晶装置30との接続を行うことで生じた、第1の問題、FPC21のC部と第2の液晶パネル11とを圧着接合する時の加圧力及び接着力の影響を受けて、既に接合されたB部の所のFPC21が図12上で下に引っ張られ、下ガラス基板3の外形エッジ部の所で強制的に折り曲げられてFPC21の導通パターン電極が断線したり、キズが付いたりすることが起きる。そして、導通不良が発生することが生じる。また、FPCが突っ張って作業が困難である、接着位置決めが困難である、この引っ張りによりC部を熱圧着する時のFPC基板面に対する平衡度が悪く接着作業が困難、との問題が生じることによる接着工数が大きくなりコスト高になる問題を解決し、作業が容易になるコストダウンが得られた。
さらに、第2の問題としての、光ピックアップ装置に用いられるこの2層(複数層であっても良い)の液晶装置30は5mm四方の大きさで非常に小さい。従って、外部から信号を得るための外部接続基板(FPC21)の幅も狭く、従来技術図12のB部とC部は非常に近接した位置にある。このため、FPC21のB部を第1の液晶パネル1に熱圧着を行っているときにその熱がC部に伝わり、C部のACFがその熱で本硬化が進行する現象が生じる。この場合にC部を圧着した時にその圧着強度は非常に低くなり、所要の接合強度が得られないとの問題を解決でき、信頼性の高い装置を得ることができた。
さらに、第3の問題としての、FPC21のB部の接合は、第1の液晶パネル1の2本の端子部分での接合となり、接合面積が非常に少ない。このため、ピール強度も小さくなって剥がれ易いと云う問題を解決でき、信頼性の高い装置を得ることができた。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図を用いながら説明する。最初に、本発明
の第1実施形態に係るパネルとのFPC接続構成を図1〜図6を用いて説明する。尚、図1は本発明の第1実施形態に係る液晶装置のFPC接続構成を示した平面図、図2は図1におけるA−A断面図、図3は図1における2層からなる液晶パネルの平面図、図4は図2における第2のパネルの第2接続基板の平面図、図5は図1におけるFPCの平面図、図6は図5におけるFPCの要部断面図を示している。
第1実施形態に係る液晶装置60は、図1、図2に示すように、2層に積層した液晶パネル50にFPC51を接続した構成になっている。2層になった液晶パネル50は第1のパネル31と第2のパネル41とが積層したものからなり、第1のパネル31と第2のパネル41は真ん中でガラスからなる第1接続基板33を共用して構成されている。また、この第1のパネル31、及び第2のパネル41はそれぞれ液晶を封入した液晶パネルになっている。また、第1のパネル31にはFPCを接続する第1接続基板33を有しており、同じようにして、第2のパネル41にもFPCを接続するガラスから成る第2接続基板43を有している。
図3は2層になった液晶パネル50の平面図を示している。図3において、第1のパネル31を構成し、ガラスからなる上基板32より少し大きめに延出部33bを持って形成した第1接続基板33は、その延出部33bに2本の接続電極34b、35bが設けられていて、そこで図1に示したFPC51との接続が行われる。また、第2のパネル41を構成し、第1のパネル31の第1接続基板33より少し大きめに延出部43bを持って形成した第2接続基板43は、その延出部43bに複数の接続電極44b、45b1〜45b4が設けられていて、そこで図1に示したFPC51との接続が行われる。
本第1実施形態に係る液晶装置60は、CDやDVDなどのディスクに情報を記録、再生する光ピックアップ装置に用いられる液晶装置で、2層になった液晶パネル50の第1のパネル31で1/4波長板の機能を果たし、第2のパネル41で球面収差やコマ収差などの収差補正を行う機能を果たしている。
次に、この2層になった液晶パネル50に接続するFPC51は、図5に示すように、液晶パネル50に接続するその先端側がスリット状に設けた分割線51aを境にして第1接続部D(図5中、太い一点鎖線で示した領域)と第2接続部Eとに枝分かれしている。
また、54はFPC51の導通パターン電極を示しているが、導通パターン電極54は分割線51aによって液晶を駆動する信号を伝達することを目的としないダミー電極と称するダミー電極54bの導通パターン電極と54aの導通パターン電極に分離される。
図1及び図5に示される如く、ダミー電極54bの数は、第1接続部Dの右側方に配設された液晶を駆動する信号を伝達するために配設された2本の導通パターン電極54の数より多くなっている。
図1あるいは図5においては、5個あるいは5本の島状あるいはアイランドの形状をなすダミー電極あるいは導通パターン電極54bが配設されており、その右側に液晶を駆動する信号を伝達するために配設された2本の導通パターン電極54が配設されている。
すなわち、複数の基板(第1接続基板33、第2接続基板43)の上に位置する前記外部接続基板51には、前記外部接続基板51の延長方向とはクロスする方向に沿って切欠き部(分割線51a)を設けたことを特徴とする外部接続基板の接続構成である。
本発明の実施例では、5個あるいは5本の島状あるいはアイランドの形状をなすダミー電極あるいは導通パターン電極54bを配設し、その右側に液晶を駆動する信号を伝達するために配設された2本の導通パターン電極54が配設したとする説明を行っているが、されている。このアイランドの形状をなすダミー電極(導通パターン電極54b)の数を目的に合わせるために適宜選択することができる。
図5を正面に見て、右端に1個のアイランドのダミー電極54bを設けるだけでも従来
技術より信頼性が向上する。
また、図5を正面に見て、右側の液晶を駆動する信号を伝達するために配設された2本(1本以上であっても良い)の導通パターン電極54の左脇に少なくとも1個のアイランドのダミー電極54bを設けても信頼性が向上する。
また、図5を正面に見て、右側の液晶を駆動する信号を伝達するために配設された2本(1本以上であっても良い)の導通パターン電極54の右脇に少なくとも1個のアイランドのダミー電極54bを設けても信頼性が向上する。
また、図5を正面に見て、アイランドの形状をなすダミー電極あるいは導通パターン電極54bを中央寄りに配設し、このアイランドの形状をなすダミー電極の左右に、液晶を駆動する信号を伝達するために配設される導通パターン電極54少なくとも1個を設けても信頼性が向上する。
さらに、図1、5等において分断線51aが設けられるが、この分断線51aによる接着作業の工程の作業効率向上の効果は、信号を伝達することを目的とする第1接続部Dの端子数と第2接続部Eの端子数との大小関係に影響されずに、作業効率向上の効果が得られる。例えば、信号を伝達することを目的とする第1接続部Dの端子数が信号を伝達することを目的とする第2接続部Eの端子数より、図1の如く、少なくても良いし、同じであっても良いし、逆に多くても良い。
また、本発明は、液晶装置を主に説明しているが、液晶以外の他の電気光学変換部材、例えばEL(エレクトロルミネッセンス)等、を用いた複数の基板を重ねた装置(デバイス)に外部接続基板(例えば、FPC、FC(フラットケーブル))を接続する場合に適用でき、本発明の効果を得ることができる。
これらの本発明の実施例を拡張する本発明の広範囲な適用は、下記の他の実施例についても言えることである。
そして、分離側のダミー電極54bの導通パターン電極は第1接続部D側にあって導通パターン電極54aとは導通しない。尚、本発明においては、分割線51aはFPCを切断した切断線を云い、ある幅を持たせてスリット状に切断した切断線や、単に切り込みを入れて線状に切断した切断線などを分割線と称している。
この第1接続部Dと第2接続部Eとに枝分かれしたFPC51は、図1に示すように、FPC51の第1接続部Dの導通パターン電極54は接続電極34b、35bが設けられた第1接続基板33に接着固定されてFPC51と第1接続基板33の対向する電極同士が接続される。この時、分離された複数のダミー電極54bも第1接続基板33に接着固定される。
また、第2接続部Eは第2のパネル41の複数の接続電極44b、45bが設けられた第2接続基板43に接着固定されて接続される。
ここで、スリット形状で設けた分割線51aは、図1からも分かるように、第1接続基板33のFPC51側の端に沿った形で設けられる。分割線51aをスリット形状にして第1接続基板33のFPC51側の端に沿って設けることにより、FPC51の第2接続部Eと第1接続部Dとの間は第1接続基板33のFPC51側の端で摺れることがなく、第2接続部E側の導通パターン電極54aにキズが付いたり、FPC51が裂けることがない。
次に、FPC51の第1接続部D及び第2接続部Eと2層になった液晶パネル50との接続方法を簡単に説明する。FPC51は、図6に示すように、ポリイミド樹脂などからなるベースフィルム52、樹脂接着剤からなる接着層53、銅箔からなる導通パターン電極54、樹脂接着剤からなる接着層55、樹脂からなるカバーレイ56が積層した構成をなしている。そして、全体に約0.13mm位の厚みをなして折り曲げなどが自在にできる。また、可撓性も有している。基板などに接続する接続部は導通パターン電極54が露
出していて、半田メッキや金メッキなどの接続層57を施して使用する。本第1実施形態では金メッキを施したFPCを使用していて、FPC51の第1接続部Dと第2接続部Eの所の導通パターン電極54は金メッキを施した導通パターン電極になっている。
この第1接続部Dと第2接続部Eの導通パターン電極上に、絶縁性接着材(例えば、エポキシ樹脂)に導電粒子(例えば、プラスチックビーズを金属被膜で覆ったもの)をを混合した異方性導電接着材よりなるACF(異方性導電フィルム)59を仮付けする。第1接続部Dの所は分割線51aによって分離した導通パターン電極あるいはダミー電極54bも含めてACF59あるいは異方性導電接着材59を仮付けする。仮付けは、加熱温度60〜80°C、加圧力2〜10kgf/cm2、約3〜5秒間加圧して行う。
次に、このACF59付の第1接続部D、並びに、ACF59付の第2接続部Eの本接着を行うが、本接着は、最初に第2接続部Eと第2接続基板43との本接着を行う。そして、次に第1接続部Dと第1接続基板33との本接着を行う。本接着は何れも加熱温度110〜120°C、加圧力10〜50kgf/cm2で、約15〜20秒間行う。
尚、最初に行う第2接続部Eと第2接続基板43との本接着は、ACF付の第1接続部Dを折り曲げて第1接続部Dを第2接続部Eの場所から遠くに離すようにして行うと良い。これは、第2接続部Eと第2接続基板43との本接着中に第1接続部DのACFへ熱が伝わり、仮接着のACFの硬化が進行するのを防ぐためである。第1接続部Dを第2接続部Eから遠ざけることでACFの硬化進行を防止している。
FPC51の第1接続部Dにおいては、分割線51aで切り離した導通パターン電極あるいはダミー電極54b(図1においては、5個あるいは5本の島状あるいはアイランドの形状をなすダミー電極あるいは導通パターン電極が配設されている)は全て第1接続基板33に接着する。切り離された導通パターン電極あるいはダミー電極54bは第1接続基板33のガラス面上に接着される。
第1接続部Dにおいては、実際に導通して用いられるパターン電極は第1接続基板33上の接続電極34b、35bに接続する2本の導通パターン電極54のみである。従って、分割線51aで切り離された導通パターン電極あるいはダミー電極54bは全て接着強度確保のためのダミー電極として使用している。
実際に使われる導通パターン電極は2本であるが、2本だけの接着では接着強度が弱くなって所要のピール強度が得られない。切り離された導通パターン電極あるいはダミー電極54bをダミー電極として利用し、第1接続部Dの接着のための導通パターン本数を増やして所要のピール強度を得る。接着本数が増えると接合面積が増えるので接着強度が増す。
また、本第1実施形態での液晶装置60は光ピックアップ装置に使われるもので、液晶装置60の液晶パネル50は約5mm角の非常に小さいものである。FPC51の第1接続部Dの中で実際に導通して使われる導通パターンは2本である。この2本だけ残した接続部にするとその接続部は非常に小さい面積になって取扱い方が困難になり本接着作業の自動化ができない。ダミー電極を用いて第1接続部の面積を大きくすることによって取扱いが容易になり、本接着作業の自動化が可能となる。
また、上記ダミー電極は分割線51aで切り離された導通パターン電極あるいはダミー電極54bを利用している。新たに設けたものではないのでコストをかけずに接着強度保持と自動化の効果を生んでいる。
次に、FPC51を取付ける2層の液晶パネル50の構成を簡単に説明する。図2、図3より、この液晶パネル50は2層からなっていて、第1のパネル31と第2のパネル41が積層したものからなっている。また、第1のパネル31と第2のパネル41はその真
ん中で1枚のガラスからなる第1接続基板33を共有して構成している。
第1のパネル31は、内面にITO膜からなる透明電極34と配向膜36を設けたガラスから成る上基板32と、同じく、内面にITO膜からなる透明電極35と配向膜37を設けたガラスからなる第1接続基板33とを一定のギャップ(隙間量)を設けて対向して配置し、枠形状をなすシール材39を用いて液晶38を封止した構成になっている。
また、透明電極34と35はベタ面で略基板全面に設けられており、これに接続するITO膜からなる接続電極がシール材39の外にある第1接続基板33の延出部33bにまで引き回して設けられている。そして、第1接続基板33の延出部33bに設けた接続電極34b、35bがFPC51の第1接続部Dの導通パターン電極54と接合して導通が取られるようになっている。
第2のパネル41は上基板として第1のパネル31の第1接続基板33を用いている。第1接続基板33の下面にITO膜からなる透明電極44を設け、更に、その上に配向膜46を設けている。そして、内面にITO膜からなる分割した透明電極45と配向膜47を設けた第2接続基板43とを一定のギャップ(隙間量)を設けて第1のパネル31の第1接続基板33と対向して配置し、枠形状をなすシール材49を用いて液晶48を封止した構成になっている。
また、第1接続基板33の下面に設けたITO膜からなる透明電極44はベタ面で略基板全面に設けられており、それに接続するITO膜からなる接続電極44bがシール材49の外にある第2接続基板43の延出部43bにまで引き回して設けられている。同様にして、第2接続基板43の内面に設けたITO膜からなる透明電極45は分割した電極になっており、その分割した電極のそれぞれに接続する接続電極が第2接続基板43の延出部43bに引き回して設けられている。
本第1実施形態におけるこの分割電極の引き回した接続電極は、図3に示すように、45b1、45b2、45b3、45b4の4本になっている。第2のパネル41の第2接続基板43の延出部43bに引き回されて設けられた接続電極44b、45b1〜45b4はFPC51の接続部Eの導通パターン電極54と接合して導通が取られるようになっている。
ここで、本第1実施形態における第1のパネル31は1/4波長板の機能を果たしている。直線偏光で入射した光を楕円偏光に変換する働きを有しており、ディスクで反射されて回転方向が反対になった楕円偏光をなす光は、入射の偏光方向と直交する直線偏光に変換される。対物レンズの前に、そして、収差補正機能を持った第2のパネル41の後ろに配置して用いられるので、この第1のパネル31に入射する光は平行光線が入射する。平行光線である場合は透明電極を分割する必要はないので、前記のようなベタ面の透明電極で良い。
第2のパネル41は収差補正の機能を果たしている。収差に応じて光の位相を変えて調整する必要がある。このため、透明電極は分割した電極で構成する必要がある。本第1実施形態においては、図4に示すように、第2のパネル41の第2接続基板43に設ける透明電極45を4つの電極に分割した分割電極で構成している。中心部に円電極45a1、その円電極45a1の外周に同心円で形成した環状の電極45a2、45a3、45a4でもって構成している。そして、これらの電極に接続する接続電極45b1、45b2、45b3、45b4は引き回して第2接続基板43の延出部43bに配設している。
本第1実施形態では、この透明電極45は4つに分割した電極を用いたが、この分割電極は分割数が多いほど収差補正の精度を高めることができる。場合によっては10前後の分割数で用いることも行われており、必要に応じて適宜に分割して設計すると良い。また
、それぞれの基板をガラス基板としたがプラスチック基板でも良い。
このような分割した電極を設け、それぞれの電極に異なった電圧や同じ電圧を液晶に印加して、液晶の複屈折率を調整あるいは変えて液晶を透過する光の位相を変え、光の収差を補正するようになしている。第1のパネル31及び第2のパネル41のギャップは液晶の応答速度を速めるために2〜5μmの範囲で設定する。また、液晶はネマティック液晶やネマティック液晶とカイラルネマティック液晶との混合した混合液晶などが用いられる。
本第1実施形態の第1のパネル31、第2のパネル41は液晶を用い、電圧による液晶の複屈折率変化を利用して光の位相を変化させ、1/4波長板や収差補正の機能を働かしている。光の位相を変化させる材料として液晶以外に、電圧に応じてその厚みを変化させるPLZT(酸化鉛、ランタン、酸化ジルコニウム、酸化チタンのプロブスカイト構造の透明結晶体)などの材料を挙げることができるが、しかしながらこの材料は高い電圧が必要とされる。液晶材料は電圧が低く低消費電力のものとして好適に選択することができる。また、材料費も他のものと比べると安い。
次に、本発明の第2実施形態に係るパネルとのFPC接続構成を図7、図8を用いて説明する。尚、図7は本発明の第2実施形態に係る液晶装置のFPC接続構成を示した平面図、図8は図7におけるFPCの平面図を示している。また、前述の第1実施形態での構成部品の仕様と同じ仕様の構成部品は同一符号を付して説明する。
本第2実施形態では、2層からなる液晶パネルは前述の第1実施形態で用いた液晶パネルの仕様と同じ仕様の液晶パネルを用いている。第2実施形態ではFPCの仕様のみが前述の第1実施形態の仕様のものと異なっている。従って、液晶パネルの説明は最小限に留め、FPCの仕様について詳しく説明することにする。
図8において、太い一点鎖線で囲ったDで示す部分は第1接続部を示しており、Eで示す部分は第2接続部を示している。図8より、第2実施形態でのFPC61は、液晶パネル50に接続する方の先端が切欠きによって切欠き部を挟んでDとEとの部分で段差が容易につくようになっており、更に、スリット形状の分割線61aによって第1接続部Dと第2接続部Eは大きく枝分かれして分離している。
そして、第1接続部Dを持つ領域61dは図8において液晶パネル50より右側に張り出した形状を取っている。分割線61aのスリットは縦方向にスリットした分割線61a1と右横下に向かって斜め方向にスリットした分割線61a2とで構成され、その先端には開口部61cが設けられている。
すなわち、前記外部接続基板61は、その一部分が前記複数の基板(第1接続基板33、第2接続基板43)の上に位置し他の部分が前記基板の前記外部接続基板61の延長する方向と平行な辺から突出して配設されたことを特徴とする外部接続基板の接続構成をなす。
そして、第1接続部Dで用いられる導通パターン電極64は開口部61cの外側を迂回するパターンで引き回されて形成されている。開口部61cは分割線61aのスリット幅より大きく、且つ、許容される範囲で大きく形成するのが好ましく、形状は特に問わない。方形形状、円形状、三角形状など許容できるスペースの中で適宜に設定すれば良い。尚、鋭角を持った開口部は鋭角部分から亀裂が入る危険性があるので避けるのが良い。この開口部61cは、図7に示す如く、液晶パネル50の下方端の角とFPC61が擦れることを防いでいる。
FPC61はスリット形状の分割線61aによって第1接続部Dを有する領域61dと
、第2接続部Eを有する領域61eとに大きく枝分かれする。図8中丸で示したFは領域61dと領域61eとの合流領域部を示していて、第1接続部Dを有する領域61dと第2接続部Eを有する領域61eとが合流する領域部を示している。
以上の形状をなすFPC61を2層の液晶パネル50に取付けた状態を図7に示している。図7より、FPC61の第1接続部Dは第1のパネルの第1接続基板33に接続し、第2接続部Eは第2のパネルの第2接続基板43に接続する。接続する方法は前述の第1実施形態と同じ方法を取る。即ち、FPC61の第2接続部Eと第2接続基板43とを加熱・加圧の下で接着し接続する。次に、FPC61の第1接続部Dと第1接続基板33とを加熱・加圧の下で接着し接続する。
第2実施形態のFPC61においては、第1接続部Dと第2接続部Eは可成り奥深く切り込まれた分割線61aと開口部61cによって繋がったスリットまたは切欠きまたは開口の距離は長くなる。このことから、第1接続部Dに対しては第2接続部Eの接着時に発生する熱の影響を小さく抑えることができる。従って、第1接続部Dに仮付けしてあるACFは、第2接続部Eの接着中に熱の影響で硬化が進行する危険性が非常に小さくなる。
これにより、第1接続部Dと第1接続基板33との接着強度は強いものが得られる。また、開口部61cを設けてあることにより、その開口部61cの部位でFPC61を折り曲げて第1接続部Dを第2接続部Eから遠ざけることができる。このような方法を取ると更に熱の影響を小さく抑えてその効果は更に増す。
ここで、本第2実施形態においては、第1接続部Dを有する領域61dと第2接続部Eを有する領域61eとが合流する合流領域部Fは第1接続基板33、並びに、第2接続基板43上から外れた位置に配している。更にまた、第1接続部Dに配設される導通パターン電極64は第2接続基板43上から基板の外に引き出された配線となっている。第1接続基板33と第2接続基板43との間には約第1接続基板33の厚さ分の段差があるので、第1接続基板33に接続したFPC61と第2接続基板43との間にも段差による隙間が得られることになる。また、FPC61は可撓性を有していること、第2接続基板43の外に引き回された導電パターン電極64は合流領域部Fの上側あること、などから第2接続部Eを含むところの領域61eに力が加わっても合流領域部Fの所で力が弱められ、第1接続部Dの領域61dに配線された導電パターン電極64は、その弱められた力により大きく変形することがない。
また、合流領域部Fが第2接続基板43の外側にあるため第2接続基板43の外側に引き回され配線された導電パターン電極64は第2接続基板43の端及び角と擦れ合うことがない。従って、第1接続部Dに向かう配線である導通パターン電極64は第2接続基板43の端あるいは角によってキズが付くことがないので断線が発生するとの問題は生じない。
次に、本発明の第3実施形態に係るパネルとのFPC接続構成を図9、図10、図11を用いて説明する。尚、図9は本発明の第3実施形態に係る液晶装置のFPC接続構成を示した平面図、図10は図9におけるFPCの平面図を示している。また、図11はFPCの第1接続部を折り曲げて第2接続部より遠ざけた状態を示した平面図を示している。尚、前述の第1実施形態での構成部品の仕様と同じ仕様の構成部品は同一符号を付して説明する。
本第3実施形態では、2層からなる液晶パネルは前述の第1実施形態で用いた液晶パネルの仕様と同じ仕様の液晶パネルを用いている。第3実施形態でのFPCの仕様は前述の第2実施形態のFPCの仕様の形状に前述の第1実施形態の仕様の形状を盛り込んだ形状にしたものである。
図10はFPC71の形状を示したものである。太い一点鎖線で囲ってDで示す部分は第1接続部を示しており、Eで示す部分は第2接続部を示している。図10において、FPC71は分割線71aによって第1接続部Dを有する領域71dと第2接続部Eを有する領域71eに枝分かれして分割される。ここでの分割線71aはスリット形状の分割線71a1と切り込み線なる分割線71a2とで構成している。そして、スリット形状の分割線71a1は第2接続部Eを通る導通パターン電極74を分断し、第2接続部Eの部分の導通パターン電極と電気的に切り離されたFPC71上の導通パターン電極74bと領域71eで第2接続基板に接続をする導通パターン電極74aとに分離している。切り込み線なる分割線71a1はスリット形状の分割線71a1の(図10をみて)右側の所から開口部71cまでの所を分断している。
導通パターン電極74は分割線71aによって液晶を駆動する信号を伝達することを目的としないダミー電極と称するダミー電極74bの導通パターン電極と液晶を駆動する信号を伝達することを目的とする74aの導通パターン電極に分離される。
図9及び図10に示される如く、ダミー電極54bの数は、第1接続部Dの右側方に配設される液晶を駆動する信号を伝達するために配設された2本の導通パターン電極74の数より多くなっている。
図9、10においては、5個あるいは5本の島状あるいはアイランドの形状をなすダミー電極あるいは導通パターン電極74bが配設されており、その右側に液晶を駆動する信号を伝達するために配設された2本の導通パターン電極74が配設されている。
スリット形状の分割線71a1は第1接続基板33の基板延出部の先端の辺に沿って設けられており、第1接続基板33の端にFPC71の導通パターン電極74が接しないような形状及び寸法としている。また、このスリット形状の分割線71a1で切り離された導通パターン電極74bは第1接続基板33に貼付けるためのダミー電極として用いられる。
すなわち、複数の基板(第1接続基板33、第2接続基板43)の上に位置する前記外部接続基板71には、前記外部接続基板71の延長方向とはクロスする方向に沿って切欠き部(分割線71a)を設けたことを特徴とする外部接続基板の接続構成である。
開口部71cは切り込み線なる分割線71a2の先端であり、図9を見て右斜め下に設けられるが、この開口部71cは、図9に示す如く、液晶パネル50の下方端の角とFPC71が擦れることを防いでいる。また、この開口部71cは分割線71a2の先端であり、図9を見て右斜め下から亀裂や破れが発生するのを防止する。また、この開口部71cの位置は、2つに枝分かれした第1接続部Dを有する領域71dと第2接続部Eを有する領域71eとが合流する合流領域部Fが第2接続基板の外にくるような位置に設けている。
第1接続部Dは液晶パネル50の第1接続基板33に接続する。このFPC71の第1接続部Dには第1接続基板33に配設された接続電極と接続して導通が取られる導通パターン電極74と、前述のダミー電極となる切り離された導通パターン電極74bとが含まれている。
第3実施形態においては、図10に示すように、実際に導通が取られる導通パターン電極74は2本、切り離された導通パターン電極74bは5本設けられている。第1接続部Dにあって実際に導通が取られる導通パターン電極74は開口部71cの外側を配線されるので第2接続基板43上よりはみ出す形状に形成されている。このため、第1接続部Dを有する領域71dのFPC71は横に張り出した形状をなしている。
すなわち、前記外部接続基板71は、その一部分が前記複数の基板(第1接続基板33、第2接続基板43)の上に位置し他の部分が前記基板の前記外部接続基板71の延長する方向と平行な辺から突出して配設されたことを特徴とする外部接続基板の接続構成をなす。
上記の形状をなすFPC71は、2層からなる液晶パネル50に対して図9に示す状態で接続される。第1接続部Dが第1接続基板33に接続され、第2接続部Eが第2接続基板43に接続される。接続する手順は、FPC71の第2接続部Eを先に第2接続基板43に接続し、その後にFPC71の第1接続部Dを第1節側基板33に接続する。
接続方法は、最初にFPC71の第1接続部Dの部分と第2接続部Eの所にACF(異方性導電シート)を仮付けする。そして、ACFのシートを介して第2接続部Eと第2接続基板43とを加熱・加圧の下で本接着及び接続する。次に、ACFのシートを介して第1接続部Dと第1接続基板33とを加熱・加圧の下で本接着する。仮付け、本接着の温度、圧力、時間などの条件は前述の第1実施形態での条件と同じ条件で行う。
ここで、第2接続部Eと第2接続基板43とを加熱・加圧の下で本接着する時は、第1接続部Dを有する所のFPC71を折り曲げて第1接続部Dを第2接続部Eから遠ざけるのが好ましい。図11はFPCを折り曲げて第1接続部を第2接続部から遠ざけた状態を示した平面図を示している。
図11において、一点鎖線のHは折り曲げ線を示していて、矢印Gは折り曲げ方向を示している。折り曲げは開口部71cの所から折り曲げると第1接続部Dは第2接続部Eから一番遠くに配される。このように、FPC71を折り曲げた状態で第2接続部Eと第2接続基板43とを接着すると熱が第1接続部Dに伝わり難くなり、第1接続部Dに仮付けされているACFの硬化進行を防ぐことができる。
本第3実施形態においては、スリット状の分割線71a1によって切り離された導電パターン電極74bをダミー電極として用いて第1接続部Dを第1接続基板33に接着する。これにより、新たな工数及び費用の増加が生じることなく第1接続部Dと第1接続基板33との接着強度は非常に強できる効果を有する。そして、第1接続部Dの右端の信号用の端子が剥がれないので信頼性が向上する効果が得られる。
また、第1接続部Dにダミー電極が配設されたので第1接続部DのFPCの面積が大きくなり、取扱が容易となって接着の自動化も可能となる。
また、第1接続部Dに配線されるFPC71の導通パターン電極74は第2接続基板43の上の位置から液晶パネル50の基板の外に引き回(配線)している。第1接続基板33と第2接続基板43とには約第1接続基板33の厚さ分の段差があるので、第1接続基板33に接続したFPC71と第2接続基板43との間にも隙間が得られることになる。また、FPC71は可撓性を有していること、第2接続基板43の外に引き回された導電パターン電極74は合流領域部Fの上側(図9を見て上側)あること、などから第2接続部Eが配設された領域61eに接着・接続する時の力が加わっても合流領域部Fの所で力が弱められ、第1接続部Dの領域71dに配設された導電パターン電極74には、弱められた力が加わることになり、領域71dが大きく変形することがない。また、合流領域部Fが第2接続基板43の外側にあるため第2接続基板43の外側に引き回された導電パターン電極74は第2接続基板43のFPC71側の端及び右下角(図9を見て)と擦れ合うことがない。従って、第1接続部Dに有する導通パターン電極74は第2接続基板43によってFPC71やFPC71に配設された電極にキズが付くとか断線が発生するとかの問題は生じない。
尚、本第3実施形態においては、一部の分割線を切り込み線で形成したがスリット状の分割線で形成しても何ら支障はない。切り込み線の場合は簡単な工具で形成でき、また、重ね合わせで複数枚一度に形成することもできる。また、僅かではあるがスリットの幅分だけFPCの大きさを縮めることも可能となる。
以上、3つの実施形態について、本発明のFPC接続構成をピックアップ装置に用いる液晶装置で説明した。しかしながら、本発明のFPC接続構成はピックアップ装置に用いる液晶装置に限るものではない。2層で構成した液晶装置で有ればどの機器に用いられるものでも適用できる。また、必ずしも液晶装置だけに限るものではない。例えば、液晶パネルとタッチパネルを積層した画面入力指示装置などでも適用できるものである。また、必ずしも2層の積層したパネルに限るものではなく、3層以上に積層したパネルにも適用できるものである。
上記実施例では、上基板、第1接続基板、第2接続基板として、ガラス基板としたが、本発明は、ガラス基板以外の基板でも良く、例えば、プラスチック基板、セラミック基板、硝子エポキシ基板、紙フェノール基板、フィルム基板、多数フイルム基板等にも適用できるし、本願発明の所定の効果を得ることができる。
特に、ガラス基板は透明基板であるが、反射液晶装置や液晶を用いたLCOSに見られる様な製品に用いられる非透明の基板を用いた装置に適用でき所定の本発明の効果が得られる。
以上の実施例に基づく本が発明は、以下の如く特徴を述べることもできる。
第1のパネルと第2のパネルとを積層した少なくとも2層からなるパネルへのFPCを接続するFPC接続構造において、前記第1のパネルのFPC接続基板を第1接続基板、前記第2のパネルのFPC接続基板を第2接続基板とすると、前記FPCは分割線によって第1接続部と第2接続部とに分割枝分かれしており、該第1接続部と第2接続部とが合流する合流領域部は前記第1接続基板及び前記第2接続基板から外れた基板の外側に配されていて、前記第1接続部は前記第1接続基板に、前記第2接続部は前記第2接続基板に取付けられていることを特徴とするパネルへのFPC接続構造である。
また、第1のパネルと第2のパネルとを積層した少なくとも2層からなるパネルへのFPCを接続するFPC接続構造において、前記第1のパネルのFPC接続基板を第1接続基板、前記第2のパネルのFPC接続基板を第2接続基板とすると、前記FPCは分割線によって第1接続部と第2接続部とに分割枝分かれしており、該第1接続部と第2接続部とが合流する合流領域部は前記第1接続基板及び前記第2接続基板から外れた基板の外側に配されていて、前記第1接続部又は前記第2接続部の少なくともいずれか一方側にダミー電極が設けられて前記第1接続部は前記第1接続基板に、前記第2接続部は前記第2接続基板に取付けられていることを特徴とするパネルへのFPC接続構造である。
さらに、前記分割線はスリット形状からなっていることを特徴とするパネルへのFPC接続構造である。
さらに、前記分割線はスリット形状と切り込み線から成っていることを特徴とするパネルへのFPC接続構造である。
さらに、前記分割線はその先端に分割線の幅よりも大きい開口部を有することを特徴とするパネルへのFPC接続構造である。
さらに、前記第2接続基板は前記第1接続基板より突出量が大きくて第1接続基板より下側に有り、前記分割線の全部又は一部分は前記第1接続基板の端に沿って設けられていることを特徴とするパネルへのFPC接続構造。
さらに、前記ダミー電極は分割線によって分割されたFPCの導通パターン電極であることを特徴とするパネルへのFPC接続構造である。
さらに、前記第2接続基板は前記第1接続基板より突出量が大きくて第1接続基板より下側に有り、前記FPCとの取付け順序は前記第2接続基板を前記第1接続基板より先に取付けることを特徴とするパネルへのFPC接続構造。
さらに、前記第2接続基板は前記第1接続基板より突出量が大きくて第1接続基板より下側に有り、前記第2接続基板と前記FPCの第2接続部との取付けを行う時は、前記FPCの第1接続部を折り曲げて前記第2接続部から遠のけることを特徴とするパネルへの
FPC接続構造である。
さらに、液晶を封入した第1のパネルと第2のパネルとを積層した少なくとも2層からなる液晶装置において、前記パネルへのFPC接続構造を用いたことを特徴とする液晶装置である。
また、以上の実施例に基づく本が発明は、以下の如く特徴を述べることもできる。
また、厚み方向に積層された駆動電極を有する複数の基板の間に複数の電気光学変換部材が前記厚み方向のそれぞれの前記基板の間に配設されており、前記基板には前記駆動電極に駆動信号を与えるための外部接続端子が複数の前記基板の延出部に配設されており、この外部接続端子に外部接続基板が接続される構成を有する外部接続基板の接続構成において、一の前記基板の延出部が他の前記基板または他の前記基板の延出部より延出し、この延出部に配設される前記外部接続端子の端子数は、一の前記基板の外部接続端子と他の前記基板の外部接続端子とで異なっており、少ない前記端子数を有する前記基板の延出部に対向する前記外部接続基板の部位には、ダミー電極が配設され且つ延出部に接着されることを特徴とする外部接続基板の接続構成である。
さらに、前記外部接続基板がフレキシブル基板(FPC)であることを特徴とする外部接続基板の接続構成である。
また、厚み方向に順次積層された駆動電極を有する第1と第2と第3の基板の間のそれぞれに液晶部材が配設されており、第2と第3の前記基板には前記駆動電極に駆動信号を与えるための外部接続端子が配設される対向基板の側縁部より延出した延出部を有しており、この延出部で外部接続端子に外部接続基板(FPC)が接続される構成を有する外部接続基板の接続構成において、前記第3の基板の延出部が前記第2の基板の延出部の延出方向の側縁より延出し、この第2の基板の延出部に配設される前記外部接続端子の端子数は、前記第3の基板の外部接続端子の端子数より少なく、少ない前記端子数を有する前記第2の基板の延出部に接着される前記外部接続基板の部位には、アイランド状のダミー端子が配設され且つ延出部に接着されることを特徴とする外部接続基板の接続構成である。
また、前記外部接続基板の接続構成が、複数の前記基板のそれぞれと接続される前記外部接続基板が、一体化された外部接続基板であることを特徴とする外部接続基板の接続構成である。
本発明の第1実施形態に係る液晶装置のFPC接続構成を示した平面図である。 図1におけるA−A断面図である。 図1における2層からなる液晶パネルの平面図である。 図2における第2のパネルの第2接続基板の平面図である。 図1におけるFPCの平面図である。 図5におけるFPCの要部断面図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶装置のFPC接続構成を示した平面図である。 図7におけるFPCの平面図である。 本発明の第3実施形態に係る液晶装置のFPC接続構成を示した平面図である。 図9におけるFPCの平面図である。 図9におけるFPCの第1接続部を折り曲げて第2接続部より遠ざけた状態を示した平面図である。 従来の2層からなる液晶装置の平面図である。 従来の2層からなる液晶装置の図12におけるA−A断面図である。
符号の説明
31 第1のパネル
32 上基板
33 第1接続基板
33b、43b 延出部
34、35、44、45 透明電極
34b、35b、44b、45b1、45b2、45b3、45b4 接続電極
36、37、46、47 配向膜
38、48 液晶
39、49 シール材
41 第2のパネル
43 第2接続基板
50 液晶パネル
51、61、71 FPC
51a、61a、61a1、61a2、71a、71a1、71a2 分割線
52 ベースフィルム
53、55 接着層
54、64 導通パターン電極
54a、74a 第2接続部E側の導通パターン電極あるいは信号伝達用導通パターン電極
54b、74b 切り離された導通パターン電極あるいはダミー電極
56 カバーレイ
57 接続層
59 ACFあるいは異方性導電接着材
60、70、80 液晶装置
61c、71c 開口部
61d、71d 第1接続部を有する領域
61e、71e 第2接続部を有する領域
D 第1接続部
E 第2接続部
F 合流領域部

Claims (2)

  1. 厚み方向に積層された駆動電極を有する複数の基板を有し、
    少なくとも2つの前記基板は外部回路と接続するための、基板間で異なる数からなる外部接続端子が配設された、延出部を有し、
    それぞれの前記延出部は階段状に位置ずれをなし、
    この複数の延出部が1の外部接続基板で接続され接着される構成を有する外部接続基板の接続構成において、
    前記外部接続基板は、その一部分が前記複数の基板上に位置し、他の部分が前記基板の前記外部接続基板の延長する方向と平行な辺から突出して配設され、
    前記複数の基板上に位置する前記外部接続基板には、前記外部接続基板の延長方向とはクロスする方向に沿って切欠き部が設けられていることを特徴とする外部接続基板の接続構成。
  2. 前記外部接続基板には、重ね合わされた複数の基板の最外端に位置する前記外部接続基板に開口部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の外部接続基板の接続構成。
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