JP4725716B2 - ゴルフボール及びその製造方法 - Google Patents
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Description
〔1〕コアと1層又は複数層のカバーを有するゴルフボールにおいて、上記カバーを構成する少なくとも1層が、(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体と、(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物との混合物を主成分として形成されたことを特徴とするゴルフボール。
〔2〕(A)成分が、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)の無水マレイン酸変性物である〔1〕記載のゴルフボール。
〔3〕上記(A)成分と上記(B)成分との混合割合が質量比で100:1〜100:30である〔1〕又は〔2〕記載のゴルフボール。
〔4〕コアの周囲に1層又は複数層のカバーを射出成形してゴルフボールを製造するゴルフボールの製造方法において、(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体に対して、(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物を室温にて混合し、この混合物を主成分とする樹脂材料をコアの周囲に射出成形することを特徴とするゴルフボールの製造方法。
〔5〕(A)成分が、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)の無水マレイン酸変性物である〔4〕記載のゴルフボールの製造方法。
〔6〕コアと1層又は複数層のカバーを有するゴルフボールにおいて、上記カバーを構成する少なくとも1層が、(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体と、(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物と、(C)アイオノマー樹脂との混合物を主成分として形成され、且つ(A)成分と(C)成分との配合割合が質量比で10:90〜90:10であり、(A)成分及び(C)成分の合計量と、(B)成分との混合割合が質量比で100:1〜100:30であることを特徴とするゴルフボール。
〔7〕(A)成分が、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)の無水マレイン酸変性物である〔6〕記載のゴルフボール。
〔8〕コアの周囲に1層又は複数層のカバーを射出成形してゴルフボールを製造するゴルフボールの製造方法において、(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体と、(C)アイオノマー樹脂とを、(A)成分と(C)成分との配合割合が質量比で10:90〜90:10となるように混練して第1の混合物を得た後、該混合物と(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物とを、(A)成分及び(C)成分の合計量と、(B)成分との混合割合が質量比で100:1〜100:30となるように室温にて混合して第2の混合物を得、この混合物を主成分とする樹脂材料をコアの周囲に射出成形することを特徴とするゴルフボールの製造方法。
〔9〕(A)成分が、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)の無水マレイン酸変性物である〔8〕記載のゴルフボールの製造方法。
〔10〕コアと1層又は複数層のカバーを有するゴルフボールにおいて、上記カバーを構成する少なくとも1層が、(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体と、(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物と、(D)熱可塑性ポリウレタンエラストマーとの混合物を主成分として形成され、且つ(A)成分と(D)成分との配合割合が質量比で10:90〜90:10であり、(A)成分及び(D)成分の合計量と、(B)成分との混合割合が質量比で100:1〜100:30であることを特徴とするゴルフボール。
〔11〕(A)成分が、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)の無水マレイン酸変性物である〔10〕記載のゴルフボール。
〔12〕コアの周囲に1層又は複数層のカバーを射出成形してゴルフボールを製造するゴルフボールの製造方法において、(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体と、(D)熱可塑性ポリウレタンエラストマーとを、(A)成分と(D)成分との配合割合が質量比で10:90〜90:10となるように混練して第1の混合物を得た後、該混合物と(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物とを、(A)成分及び(D)成分の合計量と、(B)成分との混合割合が質量比で100:1〜100:30となるように室温にて混合して第2の混合物を得、この混合物を主成分とする樹脂材料をコアの周囲に射出成形することを特徴とするゴルフボールの製造方法。
〔13〕(A)成分が、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)の無水マレイン酸変性物である請求項12記載のゴルフボールの製造方法。
本発明のゴルフボールは、コアと1層又は複数層のカバーを有するものであり、例えば、カバー層が単層の場合、図1に示したように、ソリッドコア1を単層カバー2で被覆したツーピースソリッドゴルフボールGを例示することができる。
(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体、
(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物、
(C)アイオノマー樹脂、
(D)熱可塑性ポリウレタンエラストマー
のうち、(A)(B)の混合物、(A)(B)(C)の混合物、及び(A)(B)(D)の混合物を主成分として形成されるものである。なお、主成分とは、通常、カバー材料の全質量に対して上記混合物が50質量%以上、特に、60質量%以上含有することを意味する。
イソシアネート混合物(B)は、1分子中に官能基として2つ以上のイソシアネート基を持つイソシアネート化合物(b−1)を、イソシアネートと実質的に反応しない熱可塑性樹脂(b−2)中に分散させたものである。ここで、上記イソシアネート化合物(b−1)としては、従来の熱可塑性ポリウレタン材料に関する技術において使用されるものを好適に用いることができ、例えば4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4−トルエンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネートなどの芳香族ジイソシアネートや、ヘキサメチレンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシアネート等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。ただし、反応性、作業安全性の面から、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートが最適である。
本発明における(C)アイオノマー樹脂としては、ゴルフボールのカバー材として従来から用いられているいずれのものも使用できるが、(c−1)オレフィン−不飽和カルボン酸2元ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸2元ランダム共重合体の、金属イオン中和物と、(c−2)オレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステル3元ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステル3元ランダム共重合体の金属イオン中和物とを含む(C)アイオノマー樹脂であることが好ましい。
(c−1)成分、又は(c−2)成分におけるオレフィンとしては、α−オレフィンが好適に用いられる。α−オレフィンの具体例としては、例えばエチレン、プロピレン、1−ブテンなどが挙げられ、この中でも、特にエチレンが好ましい。また、これらオレフィンを複数種組み合わせて使用してもよい。
熱可塑性ポリウレタン材料の構造は、高分子ポリオール(ポリメリックグリコール)からなるソフトセグメントと、ハードセグメントを構成する鎖延長剤及びジイソシアネートからなる。ここで、原料となる高分子ポリオールとしては、従来から熱可塑性ポリウレタン材料に関する技術において使用されるものはいずれも使用でき、特に制限されるものではないが、ポリエステル系とポリエーテル系があり、反発弾性率が高く、低温特性に優れた熱可塑性ポリウレタン材料を合成できる点で、ポリエーテル系の方がポリエステル系に比べて好ましい。ポリエーテルポリオールとしてはポリテトラメチレングリコール、ポリプロピレングリコール等が挙げられるが、反発弾性率と低温特性の点でポリテトラメチレングリコールが特に好ましい。また、高分子ポリオールの平均分子量は1000〜5000であることが好ましく、特に反発弾性の高い熱可塑性ポリウレタン材料を合成するためには2000〜4000であることが好ましい。
上記カバーの製造方法については、(B)成分を除いた各成分の組成物、例えば、単独(A)成分、(A)と(C)との混合物、(A)と(D)との混合物のいずれか一を予め単軸又は二軸押出機等を用いて混練し、ペレットを形成した後、当該ペレットと(B)成分を室温でドライミキシングし、この混合物を用いて射出成形機によりコアの周囲にカバーを成形する方法が例示される。射出成形温度は使用する熱可塑性樹脂材料の種類によって異なるが、通常、120〜300℃の範囲で行われる。
シス−1,4−ポリブタジエンを主成分とするコア材料を用いて、直径38.6mm、重量35.2g、100kg荷重負荷時の変形量2.9mmに調整したソリッドコアA、及び直径38.6mm、重量33.5g、100kg荷重負荷時の変形量2.9mmに調整したソリッドコアBを得た。下記の表に示す組成のうち(A)(C)(D)成分を200℃で混練型二軸押出機にてミキシングし、ペレット状の組成物を得た。
100kg荷重負荷時のボール変形量(mm)
初速度
初速は、R&Aの承認する装置であるUSGAのドラム回転式の初速計と同方式の初速測定器を用いて測定した。ボールは23±1℃の温度で3時間以上温調し、室温23±2℃の部屋でテストされる。250ポンド(113.4kg)のヘッド(ストライキングマス)を使って打撃速度143.8ft/s(43.83m/s)にてボールを打撃する。1ダースのボールを各々4回打撃して6.28ft(1.91m)の間を通過する時間を計測し、初速を計算する。約15分間でこのサイクルを行う。
ボール諸特性/耐擦過傷性
ボールを23℃に保温し、ピッチングウェッジをスイングロボットマシンに取り付け、ヘッドスピード37m/sにおいてボール1個について通常打撃で3か所を打撃し、3箇所の打撃部分を次の評価基準で評価した。
5点 ボール表面が全く変化しない又はクラブフェース跡がわずかに残る
程度。
4点 クラブフェース跡がかなり残るが、カバー表面の毛羽立ちはない。
3点 表面が毛羽立ち、ささくれが目立つ。
2点 表面が毛羽立ち、亀裂がある。
1点 ディンプルが削り取られている。
打感
各ボールについて、アマチュア上級者5名によるドライバー(W#1)及びパター打撃したときの打感を下記基準で評価し、最も多い評価項目を各ボールの打感の評価とした。
○ 軟らかい
△ 普通
× 硬い
タフテックM1953:
旭化成工業社製無水マレイン酸変性熱可塑性ブロック共重合体
ハイミラン1706:
三井・デュポンポリケミカル社製エチレン−メタクリル酸共重合体アイオ
ノマーのZnイオン中和物
ハイミラン1605:
三井・デュポンポリケミカル社製エチレン−メタクリル酸共重合体アイオ
ノマーのNaイオン中和物
パンデックスT8295:
ディーアイシーバイエルポリマー社製熱可塑性ポリウレタンエラストマー
パンデックスT8260:
ディーアイシーバイエルポリマー社製熱可塑性ポリウレタンエラストマー
クロスネートEM−30:
大日精化工業社製イソシアネート混合物
Claims (13)
- コアと1層又は複数層のカバーを有するゴルフボールにおいて、上記カバーを構成する少なくとも1層が、(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体と、(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物との混合物を主成分として形成されたことを特徴とするゴルフボール。
- (A)成分が、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)の無水マレイン酸変性物である請求項1記載のゴルフボール。
- 上記(A)成分と上記(B)成分との混合割合が質量比で100:1〜100:30である請求項1又は2記載のゴルフボール。
- コアの周囲に1層又は複数層のカバーを射出成形してゴルフボールを製造するゴルフボールの製造方法において、(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体に対して、(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物を室温にて混合し、この混合物を主成分とする樹脂材料をコアの周囲に射出成形することを特徴とするゴルフボールの製造方法。
- (A)成分が、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)の無水マレイン酸変性物である請求項4記載のゴルフボールの製造方法。
- コアと1層又は複数層のカバーを有するゴルフボールにおいて、上記カバーを構成する少なくとも1層が、(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体と、(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物と、(C)アイオノマー樹脂との混合物を主成分として形成され、且つ(A)成分と(C)成分との配合割合が質量比で10:90〜90:10であり、(A)成分及び(C)成分の合計量と、(B)成分との混合割合が質量比で100:1〜100:30であることを特徴とするゴルフボール。
- (A)成分が、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)の無水マレイン酸変性物である請求項6記載のゴルフボール。
- コアの周囲に1層又は複数層のカバーを射出成形してゴルフボールを製造するゴルフボールの製造方法において、(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体と、(C)アイオノマー樹脂とを、(A)成分と(C)成分との配合割合が質量比で10:90〜90:10となるように混練して第1の混合物を得た後、該混合物と(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物とを、(A)成分及び(C)成分の合計量と、(B)成分との混合割合が質量比で100:1〜100:30となるように室温にて混合して第2の混合物を得、この混合物を主成分とする樹脂材料をコアの周囲に射出成形することを特徴とするゴルフボールの製造方法。
- (A)成分が、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)の無水マレイン酸変性物である請求項8記載のゴルフボールの製造方法。
- コアと1層又は複数層のカバーを有するゴルフボールにおいて、上記カバーを構成する少なくとも1層が、(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体と、(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物と、(D)熱可塑性ポリウレタンエラストマーとの混合物を主成分として形成され、且つ(A)成分と(D)成分との配合割合が質量比で10:90〜90:10であり、(A)成分及び(D)成分の合計量と、(B)成分との混合割合が質量比で100:1〜100:30であることを特徴とするゴルフボール。
- (A)成分が、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)の無水マレイン酸変性物である請求項10記載のゴルフボール。
- コアの周囲に1層又は複数層のカバーを射出成形してゴルフボールを製造するゴルフボールの製造方法において、(A)無水マレイン酸基変性熱可塑性ブロック共重合体と、(D)熱可塑性ポリウレタンエラストマーとを、(A)成分と(D)成分との配合割合が質量比で10:90〜90:10となるように混練して第1の混合物を得た後、該混合物と(B)イソシアネート化合物又は1分子中に官能基として2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート混合物とを、(A)成分及び(D)成分の合計量と、(B)成分との混合割合が質量比で100:1〜100:30となるように室温にて混合して第2の混合物を得、この混合物を主成分とする樹脂材料をコアの周囲に射出成形することを特徴とするゴルフボールの製造方法。
- (A)成分が、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)の無水マレイン酸変性物である請求項12記載のゴルフボールの製造方法。
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