JP4721032B2 - ハタケシメジの室内栽培方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、食用きのことして利用され、あるいは薬品、健康食品などの原料として利用されるハタケシメジの室内栽培方法に関する。さらに詳しくは、大きなハタケシメジを安定的に継続して発生させることを可能にするハタケシメジの室内栽培方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ハタケシメジはシメジ属のきのこで、子実体の形態がホンシメジと類似しており、ホンシメジの腐生型といわれるほど美味であり、香りや歯ざわりの良い食用きのこである。本きのこは腐生性きのこの一種であり、秋には林内や庭園、畑地、道端等の他、ときには家屋等の床下にも多数群がって発生する(今関六也・本郷次雄:原色日本新菌類図鑑(1)、保育社、1987)。
【0003】
ハタケシメジの室内栽培法としては、本発明者らは、バーク堆肥あるいはおが屑等の支持体に米ヌカその他の栄養素あるいは添加物を混合して栽培容器に充填して殺菌し、ここへハタケシメジの種菌を接種して一定温度と湿度に調整した室内で栽培して、菌糸が栽培容器内に蔓延した後に菌掻きおよび水分補給を行い、次いで栽培容器の開口部を被覆素材で被覆した後に栽培を継続して子実体を発生させる方法(特公平5−15404号公報)を提案している。
さらには被覆素材で栽培容器の開口部を被覆した後に、高湿度条件の室内に1〜6日間置いた後、菌糸が侵入していない表層部の被覆素材を除去してさらに栽培を継続する方法(特許第2762894号公報)も提案している。
【0004】
また、ハタケシメジの菌床を埋め込んで発生させる室内栽培法としては、土壌(畑土)または木粉(ブナ)と米糠との混合培地をPP袋に入れて殺菌し、これにハタケシメジの種菌を接種し、培養したものを素焼の鉢に入れ、周囲を赤玉土、上部を赤玉土、パーライト等の被覆素材で約1cm被覆し子実体を発生させる方法(日林東北支誌 38:325〜326,1986)や、栽培容器として800 ml入りスーパービンを用いて、バーク堆肥とフスマを容積比10:2で混合したもの詰め込み、殺菌後種菌を接種した後、スーパービンの側面に子実体原基らしきものが確認されるまで培養し、さらにスーパービンの中身をそのまま抜き出し、園芸用プランターに鹿沼土または鹿沼土:木炭(3:1)をもって埋め込んで子実体を発生させる方法(日本林学会関西支部第38回大会講演集:417〜420,1987)などが知られている。
【0005】
その他の埋め込み方法として、菌が蔓延した菌床を排水性の良い容器に移し、透水性を有する被覆材で該菌床を覆った後、散水をして該被覆材を湿潤状態に保持して子実体を発生させる方法(特開2000−308415号公報)が報告され、本発明者らも、埋め込み用資材として腐植性資材を含有し、かつ埋め込み用資材の容積が埋め込む菌床の容積以上とする方法(特願2000−306706)を提案している。
【0006】
しかしながら、通常収穫できるハタケシメジのサイズは、埋め込む菌床の大きさによって決定されるため、これらの方法によって収穫できるハタケシメジの大きさには、限界があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ハタケシメジの菌床を容器に埋め込んで発生させる室内栽培法において、大型のハタケシメジを発生させるために、大型の菌床を作製しようとすると、作製するための袋の大型化、その殺菌方法(効率)、培養期間の長期化、それによる菌の劣化等が問題となっていた。
本発明の課題は、ハタケシメジの菌床を容器に埋め込んで発生させる室内栽培法において、従来の培養方法を変えることなく、大型のハタケシメジを安定的に発生させることを可能にする栽培方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を採用する。即ち本発明は、「ハタケシメジの菌床を容器に埋め込んで子実体を発生させる室内栽培法において、複数の菌床を混合又は接触させて該容器内に配置し、混合または接触させた菌床のまわりを腐植性資材で囲み、菌糸体を融合させることを特徴とするハタケシメジの室内栽培方法」である。
【0009】
本発明者等は、ハタケシメジの菌床を容器に埋め込んで発生させる室内栽培法において、従来の培養方法を変えることなく、大型のハタケシメジを安定的に発生させることを可能にする栽培方法について、鋭意検討した結果、複数の菌床を混合または接触させて、菌糸体を融合させることにより、相互に一体化した菌床を作製し、そこから大型のハタケシメジを安定的に発生させることを可能にすることを見出して本発明を完成した。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を詳細に説明する。
【0011】
菌床の作製
一般のきのこ栽培用の袋またはビンに、例えば絶乾重量比でバーク堆肥またはおが屑100重量部に対して、ビール粕を5〜60重量部、米ぬかを10〜50重量部配合し、含水率60〜68重量%に調整したものを充填し、120℃で1時間程度高圧蒸気殺菌を行う。放冷後ハタケシメジの種菌を接種し、室温20〜25℃、相対湿度60〜80%に調整した室内で菌糸が十分に培養基内に蔓延するまで培養する。
但し、本発明で使用する菌床は、ハタケシメジの菌糸が十分に蔓延し熟成されたものを使用すればよく、上記の方法に限定されるものではない。
【0012】
埋め込む菌床の菌糸体融合方法(埋め込み方法)
予め上記のようにして作製した菌床同士を混合または接触させて菌糸体を融合させる方法としては、以下の3つの方法がある。
(1)埋め込みに使用する容器の中で、熟成させた菌床同士を密着させるように並べておく方法。
(2)埋め込みに使用する容器の中に、菌床をほぐして入れておき再び発菌してきた菌糸体同士が融合することにより、大きなマット状の菌床を作成する方法。
(3)埋め込みに使用する容器の中で、熟成させた菌床を並べ、更にそのまわりに繋ぎとして、ほぐした菌床または菌掻きくず等を入れておき再び発菌してきた菌糸体同士が融合することにより、大きなマット状の菌床を作成する方法。
いずれの場合も、容器に埋め込んだ菌床のまわりが埋め込み用資材で囲まれるようにし、埋め込み容器のまわりが25℃以上にならないように注意して、ハタケシメジの菌糸体が発菌して融合することを促す。また埋め込みに使用する容器は、例えばプラスチック製の園芸用プランターや木製のバットを使用し、容器の中が乾燥しにくいものを選ぶ。
【0013】
埋め込み用資材
本発明で使用する埋め込み用資材としては、腐植性資材を用いることが好ましい。具体的には、バーク堆肥、腐葉土、ピートモス、籾殻堆肥、おが屑堆肥から選ばれる1種または少なくとも1種を含む混合物を用いることができる。また、これらの腐植性資材は十分に熟成されているものを使用すれば、いずれのものも使用可能である。
【0014】
発生方法
菌床を埋め込んだ容器を直射日光の当たらない室内に移し、温度10〜20℃、相対湿度85〜100%で管理すると、15〜35日後に子実体の収穫が可能になる。
この時、表層部の乾燥には十分注意し、必要に応じて潅水等の処置を行う。また芽数調整のために、芽掻き等の操作を行ってもよい。
【0015】
【実施例】
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。また、以下の実施例において、含水率%は重量%を示し、湿度は相対湿度を示す。
【0016】
<実施例1>
市販の1.2 kg用きのこ栽培袋に、絶乾重量比でバーク堆肥100部に対して、ビール粕を50部、米ぬかを24部配合し、含水率63%に調整したものを1kg充填し、120℃で1時間高圧蒸気殺菌を行った。この培地を放冷した後ハタケシメジの種菌「亀山1号」(品種登録番号:6740号)を接種し、室温23℃、湿度75%に調整した室内で菌糸が十分に培養基内に蔓延するまで75日間培養した。出来上がった菌床6個を袋から取り出し、底にバーク堆肥を敷き詰めた園芸用プランター(30L容)に6個が密着するように並べ、まわりが乾燥しないように注意して更にバーク堆肥に埋め込んだ。その後、温度17℃、湿度100%の室内で菌床同士の融合を促しながら管理したところ26日後に大型のハタケシメジが収穫できた。結果を表−1に示す。
【0017】
<実施例2>
実施例1と同様にして菌糸を蔓延させた菌床6個を袋から取り出し、底にバーク堆肥を敷き詰めた園芸用プランター(30L容)に6個分をほぐして撒き、まわりが乾燥しないように注意して更にバーク堆肥に埋め込んだ。その後、温度15℃、湿度100%の室内で管理したところ、10日後に発菌してきた菌糸体同士が融合して大きなマット状の菌床が形成された。更にこれを温度17℃、湿度100%の室内で管理したところ24日後に大型のハタケシメジが収穫できた。結果を表−1に示す。
【0018】
<実施例3>
実施例1と同様にして菌糸を蔓延させた菌床4個を袋から取り出し、底にバーク堆肥を敷き詰めた園芸用プランター(30L容)に4個分を離して並べ、そのまわりを菌掻きクズで囲み、更にまわりが乾燥しないように注意してバーク堆肥に埋め込んだ。その後、温度15℃、湿度100%の室内で管理したところ、10日後に発菌してきた菌糸体同士が融合して大きなマット状の菌床が形成された。更にこれを温度17℃、湿度100%の室内で管理したところ23日後に大型のハタケシメジが収穫できた。結果を表−1に示す。
【0019】
<比較例>
実施例1と同様にして菌糸を蔓延させた菌床6個を袋から取り出し、それぞれを小型の園芸用プランター(4L容)にまわりが乾燥しないように注意してバーク堆肥に埋め込んだ。これを温度17℃、湿度100%の室内で管理したところ25日後にハタケシメジが収穫できた。結果を表−1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】
表1の結果、実施例と比較例において、子実体の傘の径、足の太さ、足の長さのいずれにおいても有意な差が見られた。
従って、本発明の栽培方法により、大型のハタケシメジを安定的に発生させることが可能になった。
Claims (2)
- ハタケシメジの菌床を容器に埋め込んで子実体を発生させる室内栽培法において、複数の菌床を混合又は接触させて該容器内に配置し、混合または接触させた菌床のまわりを腐植性資材で囲み、菌糸体を融合させることを特徴とするハタケシメジの室内栽培方法。
- 前記腐植性資材がバーク堆肥であることを特徴とする請求項1記載のハタケシメジの室内栽培方法。
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