JP2000253748A - ハタケシメジの室内栽培方法 - Google Patents

ハタケシメジの室内栽培方法

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JP2000253748A
JP2000253748A JP11062559A JP6255999A JP2000253748A JP 2000253748 A JP2000253748 A JP 2000253748A JP 11062559 A JP11062559 A JP 11062559A JP 6255999 A JP6255999 A JP 6255999A JP 2000253748 A JP2000253748 A JP 2000253748A
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cultivation
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hatake
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Shunichi Shibayama
俊一 柴山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短期間で安定的に天然のハタケシメジのもつ
風味を備えたハタケシメジ栽培用培養基とこれを用いた
ハタケシメジの人工栽培方法を提供する。 【解決手段】 栽培容器内に培養基を充填し、これを殺
菌した後種菌を接種し、この種菌が前記栽培容器内に蔓
延した際にこの栽培容器開口部を菌掻すると共に被覆素
材で被覆し、20〜30℃、湿度60%以上で数日間育
成処理した後、前記栽培容器に散水して栽培する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハタケシメジの室内
栽培方法に関し、詳しくは、短期間で安定的に天然のハ
タケシメジのもつ風味を備えるハタケシメジの室内栽培
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハタケシメジは担子菌類であり、シメジ
属の1種で、きのこ類の中でも、とりわけ美味であるこ
とが知られており、その人工栽培法については、これま
で多くの試みがなされてきた。例えば、培養基に乾燥ビ
ール粕と米ヌカとを特定割合で配合すると共に、浄水ケ
ーキとカニ殻を用いて、短期間に多量の収穫を得る栽培
方法の発明(特開平9−308373号公報)、バーク
堆肥を支持体としてこれに浄水ケーキとカニ殻を添加し
て高収率に収穫する培養基の発明(特開平9−2339
43号公報)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の方法も育成に少なからぬ時間を要したり、子実体が不
揃いであったり、風味が乏しく、コクがない等、短期間
で安定的に天然のハタケシメジのもつ風味を備えた栽培
を確実にする方法を実現できておらず、改良の余地があ
った。
【0004】そこで 本発明の目的は、短期間で安定的
に天然のハタケシメジのもつ風味を備えたハタケシメジ
の室内栽培方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は各請求項記載
の発明により達成される。すなわち、本発明に係るハタ
ケシメジの人工栽培方法の特徴構成は、栽培容器内に培
養基を充填し、これを殺菌した後種菌を接種し、この種
菌が前記栽培容器内に蔓延した際にこの栽培容器開口部
を菌掻すると共に被覆素材で被覆し、温度20〜30
℃、相対湿度60%以上で数日間育成処理した後、前記
栽培容器に散水して栽培することにある。
【0006】このように構成されていると、種菌が栽培
容器内に蔓延した際に散水することなく栽培容器開口部
を菌掻し、数日程度の育成処理を経てから散水するの
で、この時点での散水処理が培養基中に存在する栄養剤
を摂取する機能を刺激して活性化し、子実体を発生、成
長を促す上で極めて効果的に作用して、天然のハタケシ
メジに近い味を有すると共に、安定したバラツキの少な
い収量を実現するのである。その結果、これまでの室内
栽培方法に比べて、短期間で収率が比較的高く安定的に
天然のハタケシメジのもつ風味、コクのある味、好適な
歯ごたえのあるハタケシメジを栽培することができた。
【0007】尚、覆土した後の温度20〜30℃、相対
湿度60%以上で育成処理する場合の数日間とは、3〜
15日程度をいい、より好ましくは5〜10日である。
そして、この処理後に必要に応じて排土をしてもよく、
又、散水する場合の散水量は栽培容器の大きさに応じて
適宜選択できるが、概ね20〜50ml程度でよく、散
水後は必要に応じて余剰水を排除すればよい。
【0008】前記培養基が、雑木基材を主成分とする基
材に、豆類の乾燥粉を含ませたものであることが好まし
い。
【0009】このように構成されていると、大量に存在
し、原料費用が比較的安価な雑木基材を主成分として使
用するので、生産費用が少なくて済むと共に、豆類の乾
燥粉が有する植物性タンパク質、無機質、脂質などの各
種栄養分がバランス良く存在する効果が発揮され、これ
までの培養基を用いた栽培方法に比べて、短期間で収率
が比較的高く安定的に、一層天然のハタケシメジのもつ
風味、コクのある味、好適な歯ごたえのあるハタケシメ
ジを栽培することができて都合がよい。尚、豆類の乾燥
粉としては、各種豆類の乾燥粉を使用できるが、大豆を
加熱乾燥して粉末(黄粉)にしたものが特に好ましい。
その場合、粉末粒子の大きさは細かいほど優れている
が、略1mm径以下程度であればよい。
【0010】又、ハタケシメジ用培養基は、前記基材
が、雑木基材50〜80%、残り腐植性基材からなると
共に、絶乾重量比で下記配合割合を有することが一層好
ましい。 基材:豆類の乾燥粉:米ぬか:コーンミル=100:3
〜50:10〜50:3〜50 豆類の乾燥粉の配合割合が3未満であると効果が少な
く、配合割合が50を越えると量の割に効果の増大が少
なく、原料コスト面で割高になって好ましくない。米ぬ
かの配合割合が10未満であると効果が少なく、50を
越えると豆類の乾燥粉の有する効果を希釈して好ましく
ない。又、コーンミルは、ビタミン類などの微量栄養素
に富み、比較的安価な材料であるが、その配合割合が3
未満であると効果を発揮し得ず、50を越えると豆類の
乾燥粉の有する効果を希釈して好ましくない。ここに、
コーンミルとはとうもろこしの実を1mm径以下程度に
粉砕したものをいう。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るハタ
ケシメジを室内栽培する方法を示す。
【0012】すなわち、広葉樹あるいは針葉樹またはこ
れらの混合物などからなるオガクズ、バーク堆肥等を基
材とし、これに米ヌカ、ふすま、コーンミル等の栄養剤
を適度に配合した培養基からなる培地を作成し(#0
1)、これをポリプロピレン製などの樹脂製の850m
l程度の栽培容器に充填する(#02)。ついで、適度
な温度条件(120〜130℃×1〜3時間)下で高圧
蒸気を用いて栽培容器を加熱殺菌し(#03)、十分に
冷却後、種菌を接種する(#04)。尚、殺菌は最初の
殺菌後、再度殺菌する間欠殺菌を行ってもよい。
【0013】接種された栽培容器を多数配置し、相対湿
度60〜80%程度の環境下で室温にて30〜60日間
放置して培養する(#05)。菌糸を培養基内で十分に
成長・熟成させ、菌糸が容器内を蔓延した時点で、菌掻
を行うと共に、散水することなくバーク堆肥、鹿沼土、
火山灰などの被覆素材により数cm程度の覆土を行う
(#06)。覆土した栽培容器を相対湿度60%以上、
好ましくは60〜80%で、室温20〜30℃、好まし
くは20〜28℃の環境下で、数日間、好ましくは3〜
15日育成処理する(#07)。この育成処理により被
覆面に菌糸が蔓延すると、散水する(#08)。数時間
保持後、適宜余剰水を排出する。
【0014】次いで、栽培容器を栽培発生室に移し、相
対湿度80%以上、好ましくは90%以上の環境下で1
0〜20℃、好ましくは10〜17℃にて放置して育成
処理を行い、子実体が成長するのをまつ(#09)。こ
の場合、適度な照度(例えば50〜300ルックス)で
照射してもよい。このようにして栽培した結果、種菌を
接種してから収穫までの平均日数は、85日程度であっ
た。
【0015】
【実施例】次に、本実施形態に係るハタケシメジを室内
栽培した結果を、実施例および従来の方法による比較例
を基にして説明する。
【0016】(実施例1)まず、オガクズ50%とバー
ク堆肥50%とからなる基材に、絶乾重量比で下記配合
割合を有するハタケシメジ用培養基を準備した。 基材:米ぬか:コーンミル=100:30:5。
【0017】この培養基を850ml樹脂製容器100
本に充填した後、種菌を接種する前に、この培養容器を
オートクレーブで120℃×1.5時間の加熱殺菌処理
した。冷却後、ハタケシメジ種菌を接種し、相対湿度7
0%、25℃で約40日培養した。菌糸が熟成し、子実
体の原基が未だ認められない段階で、培地の表面を掻き
取る菌掻を行った。そして、水分補給を行うことなく、
バーク堆肥などの被覆素材を用いて培養容器の開口部に
約2cm程度被覆した。これを相対湿度70%、25℃
で7日間育成した。被覆面に菌糸が蔓延すると、ここで
20〜50ml程度散水した。3時間保持後、栽培容器
の余剰水を排出する。その後、栽培容器を栽培発生室に
移し、相対湿度90%、室温15℃に維持して育成処理
する。85日目に栽培容器1本当たり平均100gのハ
タケシメジ子実体を収穫できた。いずれの培養容器も収
穫重量に大きなバラツキがなく、成長した子実体が得ら
れた。
【0018】(実施例2)雑木基材としてブナの木を粉
砕したもの80%、腐植性基材としてバーク堆肥20%
からなる基材と、絶乾重量比で下記配合割合を有するハ
タケシメジ用培養基を準備した。 基材:黄粉:米ぬか:コーンミル=100:30:2
0:3。
【0019】その他の条件は実施例1と同様にした。9
5日目に栽培容器1本当たり平均100gのハタケシメ
ジ子実体を収穫できた。この場合も、各培養容器の収穫
重量に大きなバラツキがなく、成長した子実体が得られ
た。
【0020】(実施例3)雑木基材としてブナの木を粉
砕したもの50%、腐植性基材としてバーク堆肥50%
からなる基材と、絶乾重量比で下記配合割合を有するハ
タケシメジ用培養基を準備した。 基材:黄粉:米ぬか:コーンミル=100:3:10:
50。
【0021】その他の条件は実施例1と同様にした。8
5日目に栽培容器1本当たり平均120gのハタケシメ
ジ子実体を収穫できた。この場合も、いずれの培養容器
も収穫重量に大きなバラツキがなく、成長した子実体が
得られた。
【0022】(比較例1)バーク堆肥100%からなる
基材と、絶乾重量比で下記配合割合を有するハタケシメ
ジ用培養基を準備した。 基材:乾燥ビール粕:米ぬか=100:50:10。
【0023】この培養基にハタケシメジ種菌を接種した
後、相対湿度70%、25℃で約40日培養した。菌糸
が熟成し、子実体の原基が未だ認められない段階で、培
地の表面を掻き取る菌掻を行った。そして、20〜50
ml程度散水した後、バーク堆肥を培養容器の開口部に
約2cm程度被覆した。これを相対湿度70%、25℃
で培養を継続し、育成した。再度菌掻を行った後、栽培
発生室に移し、相対湿度95%、室温15℃で育成処理
した。その他の条件は、実施例1と同様とした。
【0024】100日目に栽培容器1本当たり平均98
gのハタケシメジ子実体を収穫できた。但し、各培養容
器の収穫重量にバラツキがあり、不揃いに成長した子実
体が得られた。
【0025】(比較例2)バーク堆肥100%からなる
基材と、絶乾重量比で下記配合割合を有するハタケシメ
ジ用培養基を準備した。 基材:乾燥ビール粕:米ぬか=100:50:10。
【0026】その他の条件は比較例1と同様にした。1
00日目に栽培容器1本当たり平均98gのハタケシメ
ジ子実体を収穫できた。但し、この場合も各培養容器の
収穫重量にバラツキがあり、不揃いに成長した子実体が
得られた。
【0027】次に、上記実施例と比較例について、それ
らの食味感を比較するため、5人のパネラーに試食させ
た結果を表1に示す。
【0028】
【表1】 ◎ 味(甘味、コクがあり、天然のハタケシメジと略同等の味) 〇 味をわずかに感じる △ 味をほとんど感知できず いずれのパネラーも、比較例に比べて実施例によるハタ
ケシメジが優れていることが判る。とりわけ、各パネラ
ーの見解では、実施例2、3によるハタケシメジは、実
施例1によるものよりも一層風味が優れているとの結論
が得られている。尚、歯ごたえはいずれも良好であっ
た。
【0029】〔別実施の形態〕 (1)腐植性基材としては、上記実施形態で使用したバ
ーク堆肥の他、腐葉土、ピートモス、オガクズ堆肥、麦
ワラ堆肥、モミガラ堆肥などを使用してもよく、その材
質に特に限定されない。
【0030】(2)雑木基材としては、上記実施形態で
使用したブナの他、ナラ、シイ、カシ、クリ、サクラ等
各種広葉樹を使用することができ、特に材質に限定され
るものではない。要は、植物性繊維質を含む有機質を粉
砕して粉末化したものであればよい。
【0031】(3)上記実施形態で使用した培養基に代
えて、以下の組成を有する培養基を使用してもよい。す
なわち、雑木基材50〜80%、残り腐植性基材からな
る基材に対して、絶乾重量比で、基材:豆類の乾燥粉:
米ぬか:コーンミル=100:3〜50:10〜50:
3〜50の配合割合とする培養基を用いる。この培養基
を用いると、一層天然のハタケシメジに近いコクのある
風味を有するハタケシメジを得ることができる。培養基
に含ませる豆類の乾燥粉としては、大豆の乾燥粉が好ま
しいが、その他、小豆、インゲン豆などの乾燥粉でもよ
い。
【0032】(4)上記実施形態では、ポリプロピレン
製造の瓶を用いたが、これ以外に各種容器を使用でき、
又、袋体のようなものを使用してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の結果、本発明によれば、従来の方
法では達成できなかった、短期間で安定的に天然のハタ
ケシメジのもつ歯ごたえのしっかりしたコクのある上品
な風味を備えたハタケシメジの室内栽培方法を提供する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハタケシメジの人工栽培方法の工
程を示すフローチャート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 栽培容器内に培養基を充填し、これを殺
    菌した後種菌を接種し、この種菌が前記栽培容器内に蔓
    延した際にこの栽培容器開口部を菌掻すると共に被覆素
    材で被覆し、温度20〜30℃、相対湿度60%以上で
    数日間育成処理した後、前記栽培容器に散水して栽培す
    るハタケシメジの人工栽培方法。
  2. 【請求項2】 前記培養基が、雑木基材を主成分とする
    基材に、豆類の乾燥粉を含ませたものである請求項1の
    ハタケシメジの人工栽培方法。
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