JP4720072B2 - シリコーン剤の精製方法およびシリコーン剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンタクトレンズ、眼内レンズ、人工角膜などの眼用レンズに特に好適なポリマーを得ることができるシリコーン化合物の精製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、眼用レンズ用モノマーとして、ケイ素基を有する化合物が知られている。
【0003】
【化7】
【0004】
そのような化合物の一つとして、上記式(c)または(c’)で表される化合物が知られている(例えば、特許文献1)。この化合物は分子内に水酸基を有することから親水性モノマーとの相溶性が得やすいという特長を有するが、これを上記特許文献1記載の方法で合成すると、反応条件を種々検討してみても純度は85%〜89%程度までしか上がらず高純度化が望まれていた。
【0005】
【特許文献1】
特開昭56−22325号公報 実施例4
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、一般式(a)または(a’)で表されるシリコーン化合物を含むシリコーン剤の純度を向上させる精製方法を提供することを目的とする。
【0007】
【化9】
【0008】
(Aはその一部に少なくとも1つの下記一般式(y)
【0009】
【化10】
【0010】
で表される構造を含むシロキサニル基を表す。)
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は下記の構成を有する。
(1) 下記一般式(a)または(a’)
【0012】
【化11】
【0013】
で表されるシリコーン化合物を含むシリコーン剤に含まれる下記一般式(z)または(z’)
【0014】
【化12】
【0015】
で表される成分をアルコールを加えることにより脱シリル化して、一般式(a)または(a’)で表されるシリコーン化合物に変換する工程を含むシリコーン剤の精製方法。
(R1はR 1 −COOHがビニロキシ酢酸、アリロキシ酢酸、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、2−(メタ)アクリロイルプロパン酸、3−(メタ)アクリロイルブタン酸、4−ビニル安息香酸からなる群から選ばれたカルボン酸になるような基を表す。Aはその一部に少なくとも1つの下記一般式(y)
【0016】
【化13】
【0017】
で表される構造を含むシロキサニル基を表す。)
(2) 前記脱シリル化法が酸性または塩基性のアルコール溶液を用いる上記(1)記載のシリコーン剤の精製方法。
(3)シロキサニル基(A)が下記式(b)
【0018】
【化14】
【0019】
で表される置換基であることを特徴とする上記(1)または(2)記載のシリコーン剤の精製方法。
[式(b)中、A1〜A 11 はそれぞれが互いに独立に水素、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基などのアルキル基、フェニル基、ナフチル基から選ばれるいずれかの基を表す。nは0〜200の整数を表し、a、b、cはそれぞれが互いに独立に0〜20の整数を表す。ただしn=a=b=c=0の場合は除く。また、Aはその一部に少なくとも1つの下記一般式(y)
【化11】
で表される構造を含むシロキサニル基を表す。]
(4)シロキサニル基(A)がトリス(トリメチルシロキシ)シリル基、ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル基およびトリメチルシロキシジメチルシリル基からなる群から選ばれたものであることを特徴とする上記(1)または(2)記載のシリコーン剤の精製方法。
(5) 下記一般式(a1)
【0020】
【化15】
【0021】
(Aはその一部に少なくとも1つの下記一般式(y)
【0022】
【化16】
【0023】
で表される構造を含むシロキサニル基を表す。)
で表されるエポキシシランと(メタ)アクリル酸を反応させて得られるシリコーン化合物を用いることを特徴とする上記(1)〜(4)記載のシリコーン剤の精製方法。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明は、一般式(a)または(a’)のシリコーン化合物を含むシリコーン剤の精製法に関する。
【0025】
【化17】
【0026】
一般式(a)または(a’)において、R1はR 1 −COOHがビニロキシ酢酸、アリロキシ酢酸、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、2−(メタ)アクリロイルプロパン酸、3−(メタ)アクリロイルブタン酸、4−ビニル安息香酸からなる群から選ばれたカルボン酸になるような基を表す。これらのうち、カルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸無水物のいずれも入手しやすいことから好ましいのは(メタ)アクリル酸である。Aはその一部に少なくとも1つの上述の一般式(y)でで表される構造を含むシロキサニル基を表す。本明細書におけるシロキサニル基とは、少なくとも一つのSi−O−Si結合を有する基を表す。シロキサニル基としては下記式(b)で表される置換基が原料の入手しやすさや合成の容易さの点で好ましく使用される。
【0027】
【化18】
【0028】
[式(b)中、A1〜A 11 はそれぞれが互いに独立に水素、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基などのアルキル基、フェニル基、ナフチル基から選ばれるいずれかの基を表す。nは0〜200の整数を表し、a、b、cはそれぞれが互いに独立に0〜20の整数を表す。ただしn=a=b=c=0の場合は除く。また、Aはその一部に少なくとも1つの下記一般式(y)
【化12】
で表される構造を含むシロキサニル基を表す。]
【0029】
式(b)中、nは0〜200の整数であるが、好ましくは0〜50,さらに好ましくは0〜10である。a、b、cはそれぞれが互いに独立に0〜20の整数であるが、好ましくはa、b、cがそれぞれ互いに独立に0〜5の整数である。n=0の場合、好ましいa、b、cの組み合わせはa=b=c=1、a=b=1かつc=0である。
【0030】
式(b)で表される置換基の中で、工業的に比較的安価に入手できることから特に好適なものはトリス(トリメチルシロキシ)シリル基、ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル基、トリメチルシロキシジメチルシリル基、ポリジメチルシロキサン基、ポリメチルシロキサン基、ポリ−コ−メチルシロキサン−ジメチルシロキサン基などである。
【0032】
本発明のシリコーン剤の精製方法で用いられるシリコーン化合物の合成法の一例を以下に示す。十分に乾燥された三口以上のフラスコに還流冷却管、塩化カルシウム、シリカゲルなどの乾燥剤を充填した乾燥管、メカニカルスターラを装着する。原料のエポキシシラン、(メタ)アクリル酸、触媒の(メタ)アクリル酸アルカリ(土類)金属塩、重合禁止剤を加える。これらの原料は使用前に乾燥剤などで十分に脱水されていることが好ましい。特に(メタ)アクリル酸アルカリ(土類)金属塩は水分を吸収しやすいので真空乾燥や乾燥剤を用いるなどの方法で乾燥してから使用するのが好ましい。(メタ)アクリル酸の使用量はエポキシシランが残らないようにするためには1.2当量以上使用するのが好ましく、十分な反応速度を得るためには2当量以上がより好ましく、副生成物の生成を抑制するためには3当量以上が最も好ましい。触媒の添加量は、原料のエポキシシランに対して0.001〜5当量が好ましく、0.005〜3当量がより好ましく、0.01〜1当量が最も好ましい。重合禁止剤は通常用いられるものであればよく、具体例としてはハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミンアルミニウムなどを挙げることができる。重合禁止剤の添加量は(メタ)アクリル酸量に対して0.0005〜5重量%が好ましく、0.001〜3重量%がより好ましく、0.005〜1重量%が最も好ましい。次にこれらの反応液を80℃〜140℃まで撹拌しながら加熱する。ガスクロマトグラフでエポキシシランの消失を確認するまで反応を行う。反応終了後、反応液を水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、アンモニア水などのアルカリ溶液で洗浄して過剰の(メタ)アクリル酸を除去し、さらに水、飽和食塩水、酸性水溶液などを用いて中性に戻す。有機層を硫酸ナトリウムや硫酸マグネシウムなどの乾燥剤で脱水した後、溶媒を留去することにより一般式(a)または(a’)で表されるシリコーン化合物を含むシリコーン剤の粗体を得る。
【0033】
この粗体の純度は一定のところまでしか上がらない。純度を下げるのは種々の副生物などの他の成分が含まれるためである。本発明者らは、これらの他の成分を詳細に分析し、これらの他の成分のなかに目的物に転換可能な一般式(z)または(z’)で表される成分が存在することを見いだした。そして、その目的物への転換方法を見いだし、純度向上をはかることができた。
【0034】
本発明のシリコーン剤の精製方法における、一般式(z)または(z’)で表される成分のシリル基を除去する方法は、アルコールを加える方法である。これらのうち、シロキサニル基部分に与える影響が少ないことから好ましいのは酸性または塩基性のアルコール溶液を加える方法である。
【0035】
脱シリル化に酸性アルコール溶液を用いる場合の加える酸の例として、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなどの炭酸塩類、酢酸、ギ酸、プロピオン酸、アクリル酸、メタクリル酸、安息香酸などのカルボン酸類や塩化アンモニウム、イオン交換樹脂、フェノール、ナフトール、希塩酸などを挙げることができる。特に上述の合成方法によりシリコーン化合物を合成した場合には、(メタ)アクリル酸を過剰に用いることから、反応終了後に酸をあらためて加えなくとも反応液中に(メタ)アクリル酸が残っているため、アルコールを加えるだけで脱シリル化反応を行うことができる。
【0036】
また、脱シリル化に塩基性アルコール溶液を用いる場合の加える塩基の例として、アンモニア、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリn−ブチルアミンなどのアミン類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウムなどの水酸化物塩類などを挙げることができる。
【0037】
酸性または塩基性アルコール溶液に用いられるアルコールの例として、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、エチレングリコールモノアルキルエーテル、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル、トリエチレングリコールモノアルキルエーテル、テトラエチレングリコールモノアルキルエーテル、ポリエチレングリコールモノアルキルエーテル、グリセロールなどが挙げられる。これらのうち、脱シリル化反応においてシリル基に求核攻撃する際に立体障害が少ないことから好ましいのはメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノールである。
【0038】
本発明のシリコーン剤の精製方法では、シリコーン化合物と脱シリル化に用いられる試薬との相溶化をはかるため、アルコール以外にさらに別の溶媒を用いてもよい。
【0039】
本発明のシリコーン剤の精製方法を行う際の温度は−80℃〜150℃が好ましく、操作の簡便性を考慮に入れると−20℃〜130℃がより好ましく、シリコーン化合物が熱分解するのを抑制するためには−20℃〜100℃が最も好ましい。
【0040】
本発明のシリコーン剤の精製方法を行った後、脱シリル化に用いた酸、塩基またはフッ化物などの試薬を除去するため、水、酸性水溶液、塩基性水溶液などで洗浄することが好ましい。
【0041】
本発明のシリコーン剤の精製方法は、蒸留精製やカラム精製といった他の精製法と組み合わせて行ってもよい。
【0042】
本発明の精製方法により一般式(z)または(z’)で表される化合物の含有量が0.5%以下である主成分が一般式(a)または(a’)であるシリコーン化合物が得られる。ここで「主成分が一般式(a)または(a’)である」とは一般式(a)および(a’)で表されるシリコーン化合物の含有量の合計が、他のどの成分の含有量よりも多いことを指す。
【0043】
本発明の精製方法により得られるシリコーン化合物を重合して得られるポリマーは、コンタクトレンズ、眼内レンズ、人工角膜などの眼用レンズとして特に好適である。
【0044】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
測定方法
ガスクロマトグラフ(GC)測定は本体に島津製作所社製GC−18A(FID検出器)、キャピラリーカラムにJ&W社DB−5(0.25mm×30m×1μm)を用いた。キャリアガスはヘリウム(138kPa)、注入口温度280℃、検出器温度280℃、昇温プログラムは60℃(5分)→10℃/分→325℃(19分)で測定した。サンプルは測定試料100μLをイソプロピルアルコール1mLに溶解して調製し、1μL注入した。
【0045】
実施例1
300mLのナスフラスコに下式(c1)
【0046】
【化18】
【0047】
で表されるエポキシシラン30g(89mmol)、メタクリル酸30.66g(356mmol)、メタクリル酸ナトリウム2.89g(27mmol)、p−メトキシフェノール0.14g(1mmol)を加え、空気雰囲気下で100℃に加熱して撹拌した。GCでエポキシシラン(c1)の面積%が0.1%以下になるのを確認した後、反応液を室温まで冷却した。反応液にヘキサン50mLを加え、0.5N水酸化ナトリウム水溶液50mLで7回、2.6%食塩水35mLで3回洗浄し、有機層に硫酸ナトリウムを加えて乾燥し、ろ過してエバポレータで溶媒を留去した。得られた液体のGC測定を行ったところ、シリコーン剤の純度は89.9%であった。
【0048】
上記で得られたシリコーン剤30gにメタノール90g、酢酸15gを加え、22℃で30分撹拌した。エバポレータで溶媒を留去した後、ヘキサン30gを加え、0.5N水酸化ナトリウム水溶液50mLで5回、飽和食塩水30mLで3回洗浄し、硫酸ナトリウムを加えて乾燥し、エバポレータで溶媒を留去した。得られた液体のGC測定を行ったところ、成分(d)および(d’)のピークは消失し、シリコーン剤の純度は91.8%になっており、1.9%の純度向上が見られた。
【0049】
実施例2
精製条件を表1のようにかえて、上記実施例1と同様の方法で実験を行い、精製前、精製後のGC測定を行ったところ、表1のような結果が得られ、4.8%の純度向上がみられた。
【0050】
実施例3
精製条件を表1のようにかえて、上記実施例1と同様の方法で実験を行い、精製前、精製後のGC測定を行ったところ、表1のような結果が得られ、4.0%の純度向上がみられた。
【0051】
実施例4
エポキシシランを(c1)から下記式(d1)
【0052】
【化19】
【0053】
で表される化合物にかえて上記実施例1と同様の方法で実験を行い、精製前、精製後のGC測定を行ったところ、表1のような結果が得られ、4.9%の純度向上がみられた。
【0054】
実施例5
100mLのナスフラスコに下式(c1)
【0055】
【化20】
【0056】
で表されるエポキシシラン30g(89mmol)、メタクリル酸30.66g(356mmol)、メタクリル酸ナトリウム2.89g(27mmol)、p−メトキシフェノール0.14g(1mmol)を加え、空気雰囲気下で100℃に加熱して撹拌した。GCでエポキシシラン(c1)の面積%が0.1%以下になるのを確認した後、反応液を室温まで冷却した。この時点でのシリコーン剤の純度は87.7%であった。
【0057】
反応液にメタノールを90g加え、室温で30分撹拌した後、エバポレータで溶媒を留去した後、ヘキサンを50mL加えた。0.5N水酸化ナトリウム水溶液50mLで5回、飽和食塩水35mLで3回洗浄し、有機層に硫酸ナトリウムを加えて脱水し、エバポレータで溶媒を留去した。得られた液体のGC測定を行ったところ、シリコーン剤のの純度は91.0%であり、反応終了時と比較して純度の向上がみられた。
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】
本発明により、一般式(a)または(a’)で表されるシリコーン化合物を含むシリコーン剤の純度を向上させることができる。
Claims (6)
- 前記脱シリル化法が酸性もしくは塩基性のアルコール溶液を用いる請求項1記載のシリコーン剤の精製方法。
- シロキサニル基Aが下記式(b)
[式(b)中、A1〜A 11 はそれぞれが互いに独立に水素、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、フェニル基、ナフチル基から選ばれるいずれかの基を表す。nは0〜200の整数を表し、a、b、cはそれぞれが互いに独立に0〜20の整数を表す。ただしn=a=b=c=0の場合は除く。また、Aはその一部に少なくとも1つの下記一般式(y)
- シロキサニル基(A)がトリス(トリメチルシロキシ)シリル基、ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル基およびトリメチルシロキシジメチルシリル基からなる群から選ばれたものであることを特徴とする請求項1または2記載のシリコーン剤の精製方法。
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