JPWO2010024372A1 - シリコーンモノマー、その製造方法および用途 - Google Patents

シリコーンモノマー、その製造方法および用途 Download PDF

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Abstract

親水性モノマーを広範囲の混合組成において相溶化させ、均一に共重合させることができ、高い親水性とシリコーンモノマーが有する性能とを十分発揮させることが可能なコンタクトレンズ材等の製造に有用なシリコーンモノマー、その製造方法及びそれを含む重合用組成物を提供する。該シリコーンモノマーは、式(1)で表され、重合用組成物は、シリコーンモノマーとMPCとを含む。【化1】(X:エステル基を1又は2有していてよいC1〜12の有機基、R:H、CH3、Y1〜Y9:H、C1〜4のアルキル基、C6〜10のアリール基。n:0〜3、a、b、c:0〜3、ただしa+b+c≧1)

Description

本発明は、親水性モノマーと相溶する新規なシリコーンモノマー、その製造方法及び該モノマーを利用した重合性組成物に関する。
シリコーンは離型剤、繊維処理剤、潤滑剤、艶出し剤、撥水剤、化粧品添加剤など、さまざまな用途で使用されている。近年、眼用レンズの目に対する負担を軽減する目的でレンズ用原料にシリコーンモノマーが使用されている(特許文献1、2)。このようにレンズ用原料にシリコーンを配合する場合、レンズ表面が疎水性になり、眼障害が懸念されるため、レンズ表面を親水化する必要がある。
従来から、表面を親水化させたレンズ等の重合物を得る方法としては、親水性モノマーをシリコーンモノマーと相溶化させ、共重合物を得る方法が知られている。親水性モノマーと相溶可能なシリコーンモノマーとして、例えば、メチルジ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルグリセロールメタクリレート(SiGMAと略す)(特許文献3、4)が知られており、N,N−ジメチルアクリルアミドなどの親水性モノマーと相溶化させることで表面を親水化させることができる。
SiGMAは、2−メタクリロイルオキシエチル−2−トリメチルアンモニオエチルホスフェート(MPCと略す)など、より親水性の高いモノマーとの相溶性が十分とは言えず、中には、高容量のシリコーンモノマーを含有させることができない問題がある(特許文献5)。
そのため、重合物表面に十分な親水性を付与するために、プラズマ処理などの新たな表面親水化技術も開発されている(特許文献6、7)。
特開平11−119169号公報 特開2001−311917号公報 特開昭54−061126号公報 特開平11−310613号公報 特開2007−197513号公報 特開2002−513948号公報 特開2007−070405号公報
本発明の課題は、MPC等の親水性モノマーを従来より広範囲の混合組成において相溶化させ、均一に共重合させることができ、高い親水性とシリコーンモノマーが有する性能とを十分発揮させることが可能な共重合物の製造に有用なシリコーンモノマー、その製造方法及び重合用組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した。これまでのシリコーンモノマーは、分子内に水酸基を有することにより、親水性モノマーを相溶化し易くできることが知られている。しかし、その水酸基間でシリコーン相中に強い水素結合が形成されるため、親水性モノマーへの配向が十分でなく、親水性モノマーを十分量配合することが困難であった。そこで、シリコーンモノマーの分子構造において、水素結合性の強い水酸基の近傍に水素結合性の弱い親水基であるエステル基を2〜4、好ましくは3個含有させることにより、驚くべきことに従来親水性モノマーと相溶させるために用いられてきたシリコーンモノマーと比較して、MPCなどの親水性モノマーとシリコーンモノマーの相溶性を著しく向上させることが可能であることを見出し、更に、そのような構造のシリコーンモノマーの製造に成功し本発明を完成した。
本発明によれば、式(1)で表されるシリコーンモノマーが提供される。
Figure 2010024372
(式(1)中、Xはエステル基を1又は2有していてよい炭素数1〜12の有機基、Rは水素原子またはメチル基を表す。Y1〜Y9はそれぞれが互いに独立に水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数6〜10のアリール基を表す。nは0〜3の整数を表す。a、b及びcはそれぞれが互いに独立に0〜3の整数を表す。ただしa+b+c≧1である。)
また本発明によれば、式(3)で表されるカルボン酸と式(4)で表されるエポキシ基含有シロキサンとを反応させることを特徴とする上記式(1)で表されるシリコーンモノマーの製造方法が提供される。
Figure 2010024372
(式(3)中、Xはエステル基を1又は2有していてよい炭素数1〜12の有機基、Rは水素原子またはメチル基を表す。式(4)中、Y1〜Y9はそれぞれが互いに独立に水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数6〜10のアリール基を表す。nは0〜3の整数を表す。a、b及びcはそれぞれが互いに独立に0〜3の整数を表す。ただしa+b+c≧1である。)
更に本発明によれば、上記式(1)で表されるシリコーンモノマーと、MPCとを含む重合用組成物が提供される。
本発明のシリコーンモノマーは、上記式(1)で表される構造を有するので、MPCなどの親水性モノマーを広範囲の混合組成において相溶化させることができる。このため、本発明のシリコーンモノマーと親水性モノマーとを含む重合用組成物は、広範囲の組成において均一に共重合させることができ、高い親水性とシリコーンモノマーが有する性能とを十分発揮させた、透明性に優れた共重合物を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明のシリコーンモノマーは、上記式(1)で表される。
式(1)中、Rは水素原子またはメチル基を表す。Xはエステル基を1又は2有していて良い炭素数1〜12の有機基を表す。Xとしては、原料の入手が容易であることから好ましくは式(2)又は式(5a)〜(5c)で示される基を挙げることができる。
Figure 2010024372
式(2)中、Zは炭素数1〜6の二価の炭化水素基又は炭素数6〜10の二価の環状炭化水素基を表す。
Figure 2010024372
式(2)中のZにおいて、炭素数1〜6の二価の炭化水素基としては、例えば、メチレン基、エチレン基、n−プロピレン基、n−ブチレン基、n−へキシレン基が挙げられ、好ましくは安定性、原料入手性の面からエチレン基が挙げられる。
炭素数6〜10の二価の環状炭化水素基としては、例えば、1,2−シクロヘキシレン基、1,3−シクロヘキシレン基、1,4−シクロヘキシレン基、1,2−フェニレン基、1,3−フェニレン基、1,4−フェニレン基、1,2−ナフタレン基、1,3−ナフタレン基、1,4−ナフタレン基、1,5−ナフタレン基、1,6−ナフタレン基、1,7−ナフタレン基、1,8−ナフタレン基、2,3−ナフタレン基、2,6−ナフタレン基が挙げられ、好ましくは入手性の理由から1,2−シクロヘキシレン基、1,2−フェニレン基が挙げられる。
式(2)で表される基のより具体的な例としては、式(6a)〜(6e)で表される基が挙げられ、好ましくは原料が入手し易いことから式(6b)、式(6d)で表される基が挙げられる。
Figure 2010024372
式(1)中、nは0〜3の整数を表す。好ましくは安定性が高いことから、n=2又は3である。
式(1)中、Y1〜Y9はそれぞれが互いに独立に水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基を表す。
炭素数1〜6のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、シクロヘキシル基が挙げられる。
炭素数6〜10のアリール基としては、例えば、フェニル基、ベンジル基、フェニルエチル基、ナフチル基が挙げられる。前記Y1〜Y9として最も好ましいのは原料の入手が容易であることから、メチル基である。
式(1)中、a、b及びcはそれぞれが互いに独立に0〜3、好ましくは0〜2の整数を表す。ただしa+b+c≧1である。好ましいa、b及びcの組み合わせは、原料の入手が容易であることから、a=b=c=1、a=b=1かつc=0、およびa=1かつb=c=0である。
式(1)で示されるシリコーンモノマーとしては、例えば、式(7a)〜(7d)に示される構造のシリコーンモノマーが好ましく挙げられる。これらのうち、最も好ましいものは親水性モノマーとの相溶性に特に優れ、かつ他のシリコーンモノマーとも容易に溶解させることができる式(7a)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2010024372
式(1)で表されるシリコーンモノマーの好ましい製造方法としては、例えば、上記式(3)で表されるカルボン酸と、上記式(4)で表されるエポキシ基含有シロキサンとを反応させる方法が挙げられ、得られる生成物は、分離精製を行うことで所望のシリコーンモノマーを得ることができる。
上記式(3)中のX、R、上記式(4)中のY1〜Y9、n、a、b及びcは、上記式(1)に対応するものであり、上述の好ましい例及び具体例が挙げられる。
式(3)で表されるカルボン酸としては市販のものが使用できるが、好ましくは、親水性モノマーとの相溶性が無いか、低い他のシリコーンモノマーや、親水性モノマーのそれぞれに対する相溶性が高いという理由から、エステル基を3個含む式(5)で表されるカルボン酸が挙げられる。
Figure 2010024372
式(5)中、Zは炭素数1〜6の二価の炭化水素基または炭素数6〜10の二価の環状炭化水素基を示す。Rは水素原子またはメチル基を示す。尚、式(5)中のZの具体例は、前記式(2)のZと同一のものが挙げられる。
式(5)で表されるカルボン酸の最も好ましい例としては、原料の入手が容易であることから、例えば、2−メタクリロイルオキシエチルコハク酸、2−メタクリロイルオキシエチルフタル酸、2−メタクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸が挙げられる。
上記式(4)で表されるエポキシ基含有シロキサンとしては市販のものが使用できるが、原料を入手し易いことから式(8a)〜(8c)で示されるものが好ましく挙げられ、中でも式(8b)で示されるものが更に好ましい。
Figure 2010024372
式(3)で表されるカルボン酸と、式(4)で表されるエポキシ基含有シロキサンとの反応は、例えば、無溶媒で、又は非プロトン性溶媒中で行うことができる。反応温度は、通常70〜150℃、好ましくは副分解反応が起こり難い70〜100℃、反応時間は、通常6時間〜48時間、好ましくは12〜24時間である。
前記反応には、反応を促進するために触媒を用いることができる。該触媒としては、例えば、水酸化カリウム、ナトリウムエトキシド、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン、トリメチルベンジルアンモニウムクロライド、トリメチルベンジルアンモニウムクロライド、トリエチルアミンが挙げられる。特に好ましい触媒としては、求核性が低いことから1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン、トリエチルアミン、ナトリウムエトキシドが挙げられる。
触媒の使用量は、式(3)で表されるカルボン酸に対して、好ましくは0.03〜0.24モル比である。
反応に際しては、カルボン酸等が重合しないように重合禁止剤を用いるのが好ましい。重合禁止剤としては、例えば、ヒドロキノンモノメチルエーテル、1,4−ジヒドロキシベンゼン、4−メトキシフェノールが挙げられ、反応終了後、塩基洗浄により容易に除去することが可能な点から1,4−ジヒドロキシベンゼンまたは4−メトキシフェノールの使用が好ましい。
重合禁止剤の使用量は、反応液中に通常100〜1000ppm程度である。
反応において、式(3)で表されるカルボン酸と、式(4)で表されるエポキシ基含有シロキサンとの仕込み割合は、反応系中の該エポキシ基含有シロキサンを99%以上反応させるために、該エポキシ基含有シロキサン1モルに対して、前記カルボン酸を1.5〜3モルの割合になるようにすることが好ましい。
反応後に得られるシリコーンモノマーは、高沸点で重合性を有する液体であり、再結晶や蒸留操作の利用が困難であるため、洗浄により精製することが好ましい。
該洗浄は、例えば、得られた反応液をn−ヘキサンに溶解し、洗浄液として、水酸化ナトリウム水溶液や、有機塩基のアセトニトリル溶液で行うことができる。該有機塩基としては、例えば、トリエチルアミン、アンモニア、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、エタノールアミンが挙げられる。
前記n−ヘキサンの使用量は、精製時の油相と水相の分離が容易であることから、反応液の容量の約9倍程度であることが望ましい。また、前記洗浄液の使用量は、通常n−ヘキサンと同容量程度である。
このような洗浄により、反応終了後に残存する過剰の前記カルボン酸を除去することができる。該カルボン酸は、洗浄液中に、塩基との塩として洗浄液(下相)中に抽出されるため、分液ロートを使用して、洗浄液を除去し、洗浄液が塩基性になるまでこの洗浄を繰り返すことが好ましい。
一方、n−ヘキサン相には少量の塩基が混入するため、さらに水又は食塩水で洗浄し、アルカリを除去することが好ましい。この操作は、洗浄後の食塩水が中性になるまで繰り返すことが望ましい。
上記洗浄後、無水流酸ナトリウム等の脱水剤を使用して、反応液中に含まれる少量の水を脱水し、ろ過後、例えば、エバポレーターを使用してn−ヘキサンを留去することにより、所望のシリコーンモノマーが得られる。
n−ヘキサンの留去は、約60℃以下で行い、真空ポンプを用いて5〜10mmHgに減圧して約1時間吸引する操作により行うことが好ましい。
上記精製後の生成物は、通常、目的の式(1)で示されるシリコーンモノマーと、式(1')で示されるシリコーンモノマーとの混合物として得られる。
Figure 2010024372
式(1')中、R、X、Y1〜Y9、n、a、b及びcは、式(1)のものと同様である。
該混合物は、後述する本発明の重合用組成物にそのまま用いることができるが、混合物中の式(1)で示されるシリコーンモノマーと式(1')で示されるシリコーンモノマーとの含有割合は、質量比で通常2/1〜8/1、好ましくは3/1〜5/1である。式(1)で示されるシリコーンモノマーの割合が2/1未満では、親水性モノマーの相溶化能が低下する恐れがある。
本発明のシリコーンモノマーは、例えば、レンズ用材料として用いることができる。特に、本発明のシリコーンモノマーは、MPC等の高い親水性を示すモノマーと相溶化するために、例えば、本発明のシリコーンモノマーと、MPCとを含む本発明の重合用組成物とすることができる。
本発明の重合用組成物において、MPCの含有割合は、本発明のシリコーンモノマーもしくは、本発明のシリコーンモノマーと上記式(1')で示されるシリコーンモノマーとの混合物100質量部に対して、通常10〜70質量部、好ましくは20〜50質量部である。MPCの含有割合が10質量部より少ないと、得られる重合物の表面の親水性が低下する恐れがあり、70質量部より多いと、得られる重合物の酸素透過率が低下する恐れがある。
本発明の重合用組成物には、必要により他の共重合性モノマーを含有させることができる。他の共重合性モノマーの含有割合は、本発明のシリコーンモノマー100質量部に対して、通常0〜150質量部、好ましくは0〜100質量部である。
他の共重合モノマーは、共重合可能であれば何ら制限はなく、(メタ)アクリロイル基、スチリル基、アリル基、ビニル基および他の共重合可能な炭素−炭素不飽和結合を有するモノマーを使用することができる。
他の共重合モノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、桂皮酸、ビニル安息香酸、ホスホリルコリン(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート類;ポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリアルキレングリコールモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート、ポリアルキレングリコールビス(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリス(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラキス(メタ)アクリレート、両末端に炭素−炭素不飽和結合を有するシロキサンマクロマー等の多官能(メタ)アクリレート類;トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、ヘキサフルオロイソプロピル(メタ)アクリレート等のハロゲン化アルキル(メタ)アクリレート類;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2,3−ジヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グリセロール(メタ)アクリレート等の水酸基を有するヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリルアミド、N,N−ジ−n−プロピルアクリルアミド、N,N−ジイソプロピルアクリルアミド、N,N−ジn−ブチルアクリルアミド、N−アクリロイルモルホリン、N−アクリロイルピペリジン、N−アクリロイルピロリジン、N−メチル(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド類;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルピリジン等の芳香族ビニルモノマー;マレイミド類;N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルオキサゾリドン、1−ビニルイミダゾール、N−ビニルカルバゾール、ビニルピリジン、ビニルピラジン等のヘテロ環ビニルモノマー;N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−メチル−N−ビニルアセトアミド等のN−ビニルカルボキサミド類;酢酸ビニル等のビニルエステル類;3−[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]プロピル(メタ)アクリレート、3−[ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル]プロピル(メタ)アクリレート、3−[(トリメチルシロキシ)ジメチルシリル]プロピル(メタ)アクリレート、3−[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]プロピル(メタ)アクリルアミド、3−[ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル]プロピル(メタ)アクリルアミド、3−[(トリメチルシロキシ)ジメチルシリル]プロピル(メタ)アクリルアミド、[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]メチル(メタ)アクリレート、[ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル]メチル(メタ)アクリレート、[(トリメチルシロキシ)ジメチルシリル]メチル(メタ)アクリレート、[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]メチル(メタ)アクリルアミド、[ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル]メチル(メタ)アクリルアミド、[(トリメチルシロキシ)ジメチルシリル]メチル(メタ)アクリルアミド、[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]スチレン、[ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル]スチレン、[(トリメチルシロキシ)ジメチルシリル]スチレン、N−〔3−[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]プロピル〕カルバミン酸ビニル、N−〔3−[ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル]プロピル〕カルバミン酸ビニル、N−〔3−[(トリメチルシロキシ)ジメチルシリル]プロピル〕カルバミン酸ビニル等のシロキサン含有モノマーが挙げられ、好ましくは共重合性が良いことから(メタ)アクリレート類が挙げられる。
本発明の重合用組成物を重合する際は、重合をし易くするために過酸化物やアゾ化合物に代表される熱重合開始剤や、光重合開始剤を用いることが好ましい。
熱重合を行う場合は、所望の反応温度に対して最適な分解特性を有するものを選択して使用することができる。一般的には10時間半減期温度が40〜120℃のアゾ系開始剤又は過酸化物系開始剤が好適である。
光重合開始剤としては、例えば、カルボニル化合物、過酸化物、アゾ化合物、硫黄化合物、ハロゲン化合物又は金属塩が挙げられる。
これらの重合開始剤は単独又は混合して用いられ、その使用量は、重合用組成物100質量部に対して、およそ1質量部以下である。
本発明の重合用組成物は、シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズなどの原料として好適に用いることができる。
以下、実施例により、本発明を具体的に説明する。
本実施例における各種測定は、以下に示す方法で行った。
〔測定方法〕
(1)プロトン核磁気共鳴スペクトル
日本電子社製のAL400型を用いて測定した。溶媒にクロロホルム−dを使用し、クロロホルムのピークを内部標準(7.26ppm)とした。
(2)高速液体クロマトグラフィー
高速液体クロマトグラフィーシステム(東ソー社製 LC−8020)を使用した。高速液体クロマトグラフィーカラムからの流出液はUV検出器とRI検出器を用いて検出した。アセトニトリル90体積%と0.05M酢酸アンモニウム水溶液10体積%を混合した液を溶離液とし、サンプルは0.5体積%の濃度でこの溶離液へ溶解し、分析に供した。高速液体クロマトグラフィー条件は下記のとおりである。
18(オクタデシル化シリカ)カラム(15mm×4.6mm)。
(3)質量分析
Q−micro(Waters社製、ESIイオン化法)を用い、サンプルをメタノール中へ溶解させて分析を行なった。
(4)赤外線吸収スペクトル分析
FT/IR−6100(日本分光社製)を用い、ポリエチレンフィルムへサンプルを吸収させて測定を行なった。
実施例1
冷却管、撹拌装置および滴下ロートを備えた300ml三ツ口フラスコに、前記式(8b)で示される化合物(信越化学工業社製)36.6g、1,4−ジヒドロキシベンゼン0.07g及びトリエチルアミン0.66gを入れ、ここへ窒素雰囲気下、室温で撹拌しながら式(9)で示される化合物(共栄社化学社製)50.0gを約30分間かけて滴下した。
Figure 2010024372
滴下終了後撹拌しながら85℃で24時間反応を行った。一晩放置した後、ヘキサン170mlを加えて室温で2時間撹拌した。析出物をろ過で除き、ヘキサン溶液を5質量%炭酸水素ナトリウムで数回洗浄後、さらに飽和食塩水で中性になるまで洗浄した。無水硫酸ナトリウムを加えて脱水を行った後、硫酸マグネシウムを濾過で除き、ロータリーバキュームエバポレーターによって溶媒を留去した。さらに減圧下60℃で4時間かけて揮発成分を除去し、無色透明液体50.0gを得た。得られた液体をシリカゲルカラムクロマトグラフィー法(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=1/1(v/v))により分離精製し、無色透明液体を得た。
得られた液体を、プロトン核磁気共鳴スペクトルにより測定し分析した結果、6.1ppm付近(1H)、5.8ppm付近(1H)および1.9ppm付近(3H)にメタアクリロイル基由来のピーク、4.4ppm付近(4H)にO−CH2−CH2−O由来のピーク、2.6ppm付近(4H)にC(=O)−CH2−CH2−C=O由来のピーク、1.6ppm付近(2H)にC−CH2−C由来のピーク、0.5ppm付近(2H)に−CH2−Si由来のピーク、0ppm付近(21H)にSi−CH3由来のピークなどが観測された。3.7〜3.9ppm及び5.0ppm付近には式(10)の化合物に特徴的なピークが観測された。また4.0〜4.2ppm付近に式(7a)で表される化合物に由来するピークが確認された。この面積比から、式(7a)で示されるシリコーンモノマーと式(10)で示される化合物の質量比約4/1混合物であることがわかった。
Figure 2010024372
さらに、赤外線吸収スペクトル分析を行なった結果、水酸基に由来するピークが3510cm-1に、二重結合に由来するピークが1640cm-1に、メタクリルエステル結合に由来するピークが1730cm-1に、コハク酸エステルに由来するピークが1740cm-1に、Si−O−Si結合に由来するピークが1040cm-1に、メチル基に由来するピークが2960cm-1、1410cm-1、1300cm-1に、シロキサンに結合しているメチル基に由来するピークが845cm-1に検出された。また、910cm-1のエポキシ基に由来するピーク、1715cm-1のカルボン酸に由来するピークは検出されなかった。
次に高速液体クロマトグラフィーで分析したところ、単一ピークが観測された。純度は約90%であった。またESI−質量分析を行なったところ、2つの化合物の分子量はどちらも566であった。
実施例2
冷却管、撹拌装置および滴下ロートを備えた300ml三ツ口フラスコに、上記式(8b)で示される化合物(信越化学工業社製)36.6g、1,4−ジヒドロキシベンゼン0.07g、トリエチルアミン0.66g及び式(11)で表される化合物(共栄社化学社製)61.8gを入れ、攪拌しながら溶解させた。その後撹拌しながら85℃で24時間反応を行った。
Figure 2010024372
一晩放置した後、ヘキサン170mlを加えて室温で2時間撹拌した。析出物をろ過で除き、ヘキサン溶液を2質量%のトリエチルアミンを溶解させたアセトニトリル溶液で数回洗浄した。無水硫酸マグネシウムを加えてヘキサン相から脱水を行った後、硫酸マグネシウムを濾過で除き、ロータリーバキュームエバポレーターによって溶媒を留去した。さらに減圧下60℃で4時間かけて揮発成分を除去し、無色透明液体35.0gを得た。得られた液体をシリカゲルカラムクロマトグラフィー法(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=2/1(v/v))により分離精製し、無色透明液体を得た。
得られた液体のプロトン核磁気共鳴スペクトルを測定し分析した結果、6.1ppm付近(1H)、5.6ppm付近(1H)および1.9ppm付近(3H)にメタアクリロイル基由来のピーク、4.2ppm付近(4H)にO−CH2−CH2−O由来のピーク、2.6ppm付近(4H)にC(=O)−CH2−CH2−C=O由来のピーク、1.5から1.9ppm付近(10H)にC−CH2−C由来のピーク、0.5ppm付近(2H)に−CH2−Si由来のピーク、0ppm付近(21H)にSi−CH3由来のピークなどが観測された。また3.9〜4.1ppm付近に式(7b)で表される化合物に由来するピークが、また3.6〜3.7ppmに式(12)で表される化合物に由来するピークが確認された。この面積比から、式(7b)の化合物と下記式で表される化合物の約4/1混合物であることがわかった。
また質量分析によると2つの化合物の分子量はどちらも620であった。
Figure 2010024372
実施例3
実施例1で得た式(7a)で示される化合物及び式(10)で示される化合物の約4/1混合物37.0質量部、トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルメタクリレート37.5質量部、MPC 15質量部、エタノール10質量部、アゾビスイソブチロニトリル0.5質量部を混合し、相溶させた後、100℃で5時間放置することにより重合した。重合後は、透明固体が得られた。
比較例1
メチルジ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルグリセロールメタクリレート(SiGMA)37.0質量部、トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルメタクリレート37.5質量部、MPC15質量部、エタノール10質量部、アゾビスイソブチロニトリル0.5質量部を混合し、相溶させた後、100℃で5時間放置することにより重合した。重合後は、白濁固体が得られた。
実施例4
実施例1で得た式(7a)で示される化合物及び式(10)で示される化合物の約4/1混合物60.0質量部と、エタノール10質量部に溶解させたMPC 40質量部を混合、攪拌したところ、相溶した。
実施例5
実施例1で得た式(7a)で示される化合物及び式(10)で示される化合物の約4/1混合物60.0質量部と、エタノール8質量部、MPC 20質量部を混合、攪拌したところ、相溶した。
比較例2
メチルジ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルグリセロールメタクリレート(SiGMA)60.0質量部と、エタノール8質量部、MPC 20質量部を混合、攪拌したところ、沈殿物が見られた。

Claims (5)

  1. 式(1)で表されるシリコーンモノマー。
    Figure 2010024372
    (式(1)中、Xはエステル基を1又は2有していてよい炭素数1〜12の有機基、Rは水素原子またはメチル基を表す。Y1〜Y9はそれぞれが互いに独立に水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数6〜10のアリール基を表す。nは0〜3の整数を表す。a、b及びcはそれぞれが互いに独立に0〜3の整数を表す。ただしa+b+c≧1である。)
  2. 式(1)中、Xが式(2)で示される基である請求項1のシリコーンモノマー。
    Figure 2010024372
    (式(2)中、Zは炭素数1〜6の二価の炭化水素基又は炭素数6〜10の二価の環状炭化水素基を表す。)
  3. 式(3)で表されるカルボン酸と式(4)で表されるエポキシ基含有シロキサンとを反応させることを特徴とする請求項1のシリコーンモノマーの製造方法。
    Figure 2010024372
    (式(3)中、Xはエステル基を1又は2有していてよい炭素数1〜12の有機基、Rは水素原子またはメチル基を表す。式(4)中、Y1〜Y9はそれぞれが互いに独立に水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数6〜10のアリール基を表す。nは0〜3の整数を表す。a、b及びcはそれぞれが互いに独立に0〜3の整数を表す。ただしa+b+c≧1である。)
  4. 請求項1のシリコーンモノマーと、2−メタクリロイルオキシエチル−2−トリメチルアンモニオエチルホスフェートとを含む重合用組成物。
  5. 請求項2のシリコーンモノマーと、2−メタクリロイルオキシエチル−2−トリメチルアンモニオエチルホスフェートとを含む重合用組成物。
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