JP4716918B2 - 遊技機のステージ構造 - Google Patents

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本発明は、遊技機に設けられるステージ構造に関する。
一般に、パチンコ遊技機等の遊技機には、ハンドル操作によって遊技球を発射する発射装置が設けられ、この発射装置によって発射された遊技球が特定入賞口(始動入賞口)を通過するのに応じて、可変表示装置に表示される特別図柄の変動(電子的な当否抽選)が開始される。そして、当否抽選の結果当選した場合には、可変表示装置に所定の特別図柄の組み合わせが表示され、遊技者にとって有利な大当たり遊技状態が生起される。大当たり遊技状態では、特別入賞口(大入賞口)が開閉して遊技球を受け入れるので、遊技者は多くの賞球を獲得することができる。
また、特開2004―267344号公報には、特定入賞口の上方にステージ構造を備えた弾球遊技機が記載されている。
上記ステージ構造では、略アーチ型の屋根状に形成される第1ステージと、第1ステージの前方側下方に設けられ、下方の遊技領域へ流下可能な第2ステージと、第1ステージの略直下部で第2ステージと隣接して設けられる第3ステージと、第1ステージの後端部の後方に設けられ、第1ステージ上を移動する遊技球を第3ステージに誘導する落下溝と、第2ステージの略中央の下方に配置される特定入賞口と、を備えている。上記構成では、第1ステージ上を移動する遊技球は、下方へ誘導されて第2ステージに流下するか、若しくは、落下溝を介して第3ステージに流下する。第1ステージから第3ステージに流下した遊技球は、第2ステージの後方から前方に移動して、第2ステージの前端部から下方の遊技領域へ流下する。一方、第1ステージから第2ステージに流下した遊技球は、第2ステージ上を横方向に揺動しながら後方から前方へ移動して、第2ステージの前端部から下方の遊技領域へ流下する。
上記ステージ構造によれば、遊技球がステージから遊技領域へ流下されるまでの滞留時間を確保しつつ、ステージ上を移動する遊技球の挙動に不規則性を持たせることができるため、遊技者の関心を引きつけることが可能である。また、遊技球が第1ステージ上を移動することにより、特定入賞口への入賞の期待感を高めることができる。
特開2004―267344号公報
しかしながら、特許文献1のステージ構造では、第1ステージの前後方向の幅が狭く、また、その上面の前後方向の断面が平面形状であるため、第1ステージ上を移動する遊技球が直ぐに第2ステージへ落下する場合がある。このような落下は、遊技球の移動の単調化及び遊技領域へ落下されるまでの滞留時間の短縮化を招き、かかる場合に、遊技者の関心が薄れてしまう可能性がある。
また、第1ステージ上を移動する遊技球が、落下溝を介して第2ステージへ流下した場合、当該遊技球は、落下溝から落下した位置から第2ステージの中央へ移動せずに前端部へ向かって移動して、そのまま落下する可能性がある。このように、遊技球が第2ステージの中央前端部から下方へ落下しない場合には、第2ステージの中央前端部の下方に配置される特定入賞口に入賞することが困難となってしまう。このため、落下溝への遊技球の落下位置によっては、遊技球が落下溝に落下した時点で、特定入賞口への入賞の期待感が低減する可能性がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、遊技領域へ落下されるまでの遊技球の滞留時間を確保することにより、入賞口への入賞という期待感を遊技者に与えながら、遊技球の挙動に遊技者の関心を引きつけることが可能な遊技機のステージ構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、遊技盤の盤面上の遊技領域に配置され、遊技領域を落下する遊技球の一時的な滞在を許容すると共に落下方向を振り分けて該遊技球の入賞確率を変動させる遊技機のステージ構造であって、下ステージと、下段滞留領域と、上ステージと、上段滞留領域と、球通路と、案内部材と、を備えている。下ステージは、横方向に伸張して設けられている。下段滞留領域は、下ステージの上面に区画され、横方向のほぼ中央が最下部となるように前方から視て下方へ湾曲し、遊技球の一時的な滞留を許容すると共に該滞留した遊技球を下方の遊技領域へ落下させる。上ステージは、下ステージの上方に該下ステージと離間して並設され、下段滞留領域のほぼ全域の上方を覆う。上段滞留領域は、上ステージの上面に区画され、遊技球の一時的な滞留を許容する。球通路は、上段滞留領域の後方で開口する進入口と下段滞留領域の後方で開口する放出口とを有し、進入口へ進入した遊技球を放出口から1球ずつ下段滞留領域へ放出する。案内部材は、放出口の直ぐ前方に配置され、放出口から放出された遊技球の移動方向を下段滞留領域の最下部に向かって変更する。
上記構成では、下段滞留領域のほぼ全域が、横方向に伸張して設けられる上ステージにより上方から覆われ、下段滞留領域及び上段滞留領域は、遊技球の一時的な滞留を許容する。上段滞留領域の後方と下段滞留領域の後方とには、それぞれ進入口と放出口とが形成され、進入口へ進入した遊技球は、球通路を介して放出口から放出される。すなわち、上ステージは、下段滞留領域のほぼ全域を上方から覆う大きさを有するため、上段滞留領域を前後方向に大きく設定することが可能である。このため、上段滞留領域に落下した遊技球を、上段滞留領域に比較的長い時間滞留させることができる。また、上段滞留領域を移動する遊技球が進入口に進入すると、遊技球は放出口を介して下段滞留領域へ放出されるため、当該放出された遊技球を、上段滞留領域に落下した遊技球と同様に、下段滞留領域に比較的長い時間滞留させることができる。従って、上段滞留領域及び下段滞留領域の何れにおいても、遊技球の滞留時間を十分に確保することが可能なため、長時間に亘って、ステージ構造内の遊技球の挙動に遊技者の関心を引きつけることができる。
また、放出口の直ぐ前方には、案内部材が配置され、放出口から放出された遊技球は、案内部材に案内されて下段滞留領域の最下部に向かって移動する。下段滞留領域は、その中央が最下部となるように下方へ湾曲し、遊技球を下方の遊技領域へ落下させる。このため、放出口から放出された遊技球は、案内部材により下段滞留領域の最下部に案内されるうえ、下段滞留領域の湾曲する形状により最下部である中央に誘導される。すなわち、放出口から放出された遊技球を、比較的高い確率で下段滞留領域の中央前端部から下方の遊技領域へ落下させることが可能である。従って、例えば、下段滞留領域の中央前端部の下方に、可変表示装置に表示される特別図柄を変動させる契機となる特定入賞口等の入賞口を配置した場合、遊技者は、遊技球が上段滞留領域及び下段滞留領域に滞留している間、常に入賞口への入賞の期待感を持って遊技を行うことができる。
このように、遊技者は、長時間に亘って、遊技球の挙動を楽しみながら、遊技が有利に展開するという期待感を持って遊技を行うことが可能なため、遊技性の向上を確実に図ることができる。
また、上段滞留領域を、前後方向の断面が下方に湾曲する湾曲面形状に形成してもよい。
上記構成では、上段滞留領域に落下した遊技球は、上段滞留領域を前後方向に揺動しながら不特定時間滞留することが可能である。従って、遊技球の挙動がより不規則となるため、ステージ構造内の遊技球の挙動に遊技者の関心をより引きつけることができる。
また、案内部材は、上ステージを下方から支持してもよい。
上記構成では、上ステージが案内部材により下方から支持されるため、上ステージの支持強度を向上させることができる。従って、上ステージを下ステージの上方に強固に取り付けることができる。
また、上ステージを支持するための部材を別途設ける必要がないため、取付作業の簡略化及び部品点数の削減を確実に図ることができる。
案内部材は、下段滞留領域に対して揺動自在に支持された案内片と、該案内片を後方へ付勢する付勢部材と、により構成してもよい。
上記構成では、遊技球の移動方向を変更する案内片が、揺動自在に支持されると共に付勢部材によって後方へ付勢される。このため、放出口から放出される際の遊技球の態様(例えば、遊技球の速度)により、下段滞留領域の最下部へ向かう遊技球の移動方向が不規則に変更される。従って、下段滞留領域を移動する遊技球の挙動が不規則となり、その結果として、下段滞留領域から遊技領域に落下する際の遊技球の態様が多種多様となるため、遊技者は、遊技球の挙動を十分に楽しみながら、入賞口への入賞という期待感を持って遊技を行うことができる。
また、上段滞留領域を、横方向に沿って山部と谷部とが曲面を介して連続する波形状に形成してもよく、進入口を、谷部の後方に配置して、該谷部に遊技球を進入口へ案内する案内溝を形成してもよい。
上記構成では、上段滞留領域に流入した遊技球は、上段滞留領域の波形状により、その挙動に躍動感を与えられながら、進入口を介して下段滞留領域へ導出される。従って、遊技球は、不規則的且つ躍動的な挙動を示しつつ上段滞留領域及び下段滞留領域を滞留するため、ステージ構造内の遊技球の挙動に遊技者の関心を確実に引きつけることができる。
また、上段滞留領域は、山部と谷部とが連続する波形状に形成されているため、上段滞留領域を移動する比較的多くの遊技球は谷部へ移動する。また、谷部には、進入口へ案内する案内溝が形成されているため、谷部へ移動された遊技球は、案内溝に案内されて進入口へ進入する。従って、上段滞留領域に落下した遊技球は、その多くが進入口を介して下段滞留領域に導出されるため、入賞口への入賞という期待感をより向上させることができる。
また、下段滞留領域の最下部に、横方向の断面が下方に湾曲する湾曲面形状を有し、遊技球を横方向に揺動させながら後方から前方へ向かって移動させる揺動溝を形成してもよく、案内部材は、遊技球の移動方向を揺動溝の後方側に向かって変更してもよい。
上記構成では、放出口から放出された遊技球は、揺動溝を横方向に揺動しながら後方から前方へ移動して下方の遊技領域へ落下する。従って、遊技球の揺動の態様により、下段滞留領域の中央から遊技領域へ落下する落下方向が変動するため、遊技者は、遊技球が下段滞留領域から下方の遊技領域へ落下するまでの間、遊技球の挙動を十分に楽しみながら、入賞口への入賞という期待感を持って遊技を行うことができる。
本発明によれば、ステージ構造から遊技領域へ落下するまでの遊技球の滞留時間を十分に確保することができるため、長時間に亘って、入賞口への入賞という期待感を遊技者に与えながら、ステージ構造内の遊技球の挙動に遊技者の関心を引きつけることができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る弾球遊技機の構成及び動作について説明する。この弾球遊技機は、遊技機設置営業店等の場所に設置され、遊技者は、遊技球の供給に基づいて遊技を行う。
なお、本実施形態では、図1に示すような、現金等の対価を支払って遊技機設置営業店から遊技者が購入したプリペイドカードをカードリーダーユニット(以下、CRユニットと称す)1に読み込ませることにより、遊技に使用する遊技球を借り受ける形態下で遊技者が遊技する遊技機の構成及び動作について説明する。より具体的には、この遊技機は、借り受けた遊技球が予め定められた特定入賞口(始動入賞口)2に受け入れられ入賞状態になった時に電子的な当否抽選を行い、抽選の結果が当選の場合には、通常の遊技状態から遊技者にとって有利な遊技状態となるように、特別入賞口(大入賞口)3を遊技球が入賞し易い状態にする弾球遊技機(以下、遊技機と称す)である。但し、本発明は、本実施形態の遊技機に拘らず、例えば、風俗営業の適正化等の規制及び業務の適性化等に関する法律(風営適正化法)及び同法施行規則において、パチンコ遊技機又は回胴式遊技機として区分されているものについても適用可能である。
[遊技機の構造概略]
本実施形態の遊技機は、外部的構造として、外枠(木枠)4、本体部材(本体)5、開口枠扉6、遊技盤7、球受皿付き扉8、球受皿9、回動式操作ハンドル(球発射ハンドル)10、球貸し関係操作部11、及び球受皿9用の貯留球排出操作ボタン12等をその前面側に備えている。また、この遊技機は、内部的構造として、主制御装置13、副制御装置14、遊技球払出装置15、球貸信号制御装置16、可動物制御装置17、回収通路部材18、貯留タンク19、遊技球を払い出すときに用いる通路部材(賞球口)20、及びその他、電源供給装置、発射制御装置22、発射駆動装置等をその後面側に備えている。
以下、図1〜図10を参照して、本実施形態の遊技機の構成を、外部的構造、内部的構造、遊技領域の構成、及び電気的構成の順に詳しく説明する。
〔外部的構造〕
始めに、本実施形態の遊技機の外部的構造について説明する。
前記外枠4は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
前記本体部材5は、外枠4の内部に備えられ、ヒンジ部26を介して外枠4に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体部材5は、枠状に形成され、内側に空間部を有している。
前記開口枠扉6は、ロック機能25付きで且つ開閉自在となるように遊技機の前面側となる本体部材5の前面に対しヒンジ部26を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。なお、この開口枠扉6には、開口部に対向してガラス製又は樹脂製の透明板部材28が設けられ、さらに、開口部近傍には、枠扉関係の電飾29やスピーカ30が取り付けられている。
前記遊技盤7は、その盤面に遊技領域31を有し、本体部材5の空間部に臨むように、所定の固定部材を用いて本体部材5に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域31は、遊技盤7を本体部材5に装着した後、開口部から観察することができる。ここで、本実施形態において遊技領域31とは、遊技盤7の盤面のうち発射された遊技球が移動可能な領域をいい、遊技球が移動可能な遊技盤7の盤面(以下、遊技盤7側の遊技領域31と称す)のみならず、後述する可変表示ユニット34の枠体51、図柄表示部52及びステージ構造53により区画される領域(以下、可変表示ユニット34側の遊技領域31と称す)も遊技領域31に含まれる。
前記球受皿付き扉8は、遊技機前面において本体部材5の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。なお、本実施形態では、球受皿付き扉8には以下の部材が取り付けられている。
(1)複数の遊技球が貯留可能で且つ、発射駆動装置へと遊技球を案内させる通路が設けられた球受皿9。
(2)発射駆動装置へと案内された遊技球を遊技盤7側の遊技領域31へと打ち出す操作を行う、遊技球の発射停止ボタン10aを備えた回動式操作ハンドル10。
(3)プリペイドカード読み込み処理関係、及び遊技者が借り受ける遊技球(以下、貸球と称す)の貸し出し処理関係の指示を行うボタンを備えた球貸し関係操作部11。
(4)球受皿9に貯留させた遊技球を遊技者が遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させるための球受皿9用の貯留球排出操作ボタン12。
〔内部的構造〕
次に、本実施形態の遊技機の内部的構造について説明する。
前記主制御装置13は、本発明に係る制御手段として機能し、本体部材5若しくは遊技盤7又はこれらに備え付けられる支持部材等を介して設けられている。この主制御装置13は、電気的な遊技制御の処理を行い、主要な処理情報を生成する。
前記副制御装置14は、本体部材5若しくは遊技盤7又はこれらに備え付けられる支持部材等を介して設けられ、主制御装置13が生成した処理情報に従って、所定の出力態様処理を実行させる制御を行う装置である。副制御装置14は、図柄制御装置、ランプ制御装置、音声制御装置、及び払出制御装置を有する。
前記遊技球払出装置15は、予め定められた入賞条件が成立するのに応じて遊技利益として所定数の遊技球を払出す(以下、賞球と称す)駆動源を備えた装置である。
前記球貸信号制御装置16は、プリペイドカード読み込み処理関係、及び貸球の貸し出し処理関係の制御を行う装置である。
前記可動物制御装置17は、主制御装置13が生成した処理情報に従って、遊技領域31内に配設された複数の可動物(例えば、可動片44、入賞領域振分物、演出用移動物等)を作動状態にするための装置であり、複数の可動物に対応して個別に設けられている。なお、本実施形態の可動物制御装置17は、可動片駆動装置、可動扉駆動装置、入賞領域振分駆動装置、及び演出用移動物駆動装置を有する。
前記回収通路部材18は、回動式操作ハンドル10によって遊技盤7側の遊技領域31へと打ち出された遊技球を遊技盤7の裏側へと回収する通路(俗称、集合樋)となる部材である。
前記遊技球を払い出す時に用いる通路部材20は、球受皿9に賞球又は貸球を案内する通路となる部材である。
前記電源供給装置は、電源が投入されるのに応じて遊技機内の各制御装置に対して電力を供給する装置である。
前記発射制御装置22は、回動式操作ハンドル10を介して遊技球を遊技盤7側の遊技領域31へと打ち出す操作が行われた時に、発射作動間隔(例えば、1分間に遊技球を100球発射させるようにする等)の制御と、回動式操作ハンドル10の回動量に応じた遊技球の発射強度の調整を行う装置である。
前記発射駆動装置は、発射制御装置22による打ち出し制御に応じて、遊技球の打ち出し駆動部を作動させ、遊技球を遊技盤7側の遊技領域31へと打ち出す装置である。
〔遊技領域の構成〕
次に、本実施形態の遊技機の遊技領域31の構成について説明する。
前記遊技領域31は、遊技球を滑走させるガイドレール32と遊技球規制レール33によって略円形状となるように区画形成され、回動式操作ハンドル10によって打ち出された遊技球の移動範囲を規制する領域である。遊技盤7の盤面の所定位置には、後述する可変表示ユニット34を取り付けるための開口部(図示省略)が略矩形状に形成されている。この開口部には、後述する可変表示ユニット34が装着されている。なお、遊技球規制レール33は前記ガイドレール32に連続的に接続するように構成され、ガイドレール32と遊技球規制レール33は全体として螺旋をなして遊技盤7の盤面に配設されている。
また、遊技領域31内には、可変表示ユニット34、LED(Light Emitting Diode)表示装置35、所定入賞口(一般入賞口)37、所定通過口(スルーチャッカー)38,46、アウト口39、遊技釘(図示省略)、風車40、特定保留数表示ランプ41、通過保留数表示ランプ42、演出用表示ランプ43等が設けられている。
図3〜図5に示すように、可変表示ユニット34は、枠体51と、枠体51の後方側に配置される図柄表示部52と、枠体51の前方側の下部に配置されるステージ構造53と、を備えている。また、枠体51と、図柄表示部52と、ステージ構造53とにより区画される領域は、上述した遊技領域31の一部を構成する。
枠体51は、上柱部54と、側柱部55,56と、奥壁部57と、開口部58と、取付基板59,60と、を備えている。上柱部54は、略柱形状からなり、横方向に延びている。側柱部55,56は、上柱部54の両端側から下方へ曲折して延びている。奥壁部57は、側柱部55,56の後面側の下端同士を連結すると共にステージ構造53の後方で起立する。開口部58は、奥壁部57の上方で開口し、略矩形状に形成されている。取付基板59は、アーチ形状を有する装飾体であり、上柱部54及び側柱部55,56の前面側を覆うように配置されている。取付基板60は、略U字状に湾曲する装飾体であり、ステージ構造53の前方側を覆うように配置されている。
遊技者から視て左側の側柱部55には、遊技盤7側の遊技領域31を転動する遊技球を、可変表示ユニット34側の遊技領域31へ導入可能な誘導路61が形成されている。誘導路61は、側柱部55の前面側の上部で開口し、後述する取付基板59の進入口62へ進入した遊技球を導入可能な導入口(図示省略)と、側柱部55の右側壁面側の下部で開口する導出口63と、を有し、導入口へ進入した遊技球を導出口63から1球ずつ後述するステージ構造53の上段滞留領域73へ放出する。取付基板59の所定位置には、遊技盤7側の遊技領域31を転動する遊技球が進入可能な進入口62が形成されている。この進入口62は、取付基板59が側柱部55の前面側に固定された状態で、側柱部55の導入口と連通する。取付基板60の前面側の中央下部には、後述する中央案内樋83から放出される遊技球を1球ずつ遊技盤7側の遊技領域31へ排出可能な排出口64が形成されており、取付基板60が遊技盤7に取り付けられた状態で、排出口64の直下には、後述する特定入賞口2が配置される。また、取付基板60は、略凹状に形成され、取付基板60の後方側に下ステージ67が配置された状態で、後述する前端部85Fを除く下ステージ67の前端部67Fから上方へ突出するリブ65を有する。
取付基板59と取付基板60とを枠状となるように組み付けた状態では、これら2つの基板59,60は、遊技盤7の盤面に形成された開口部よりも僅かに大きい略矩形状を有し、遊技盤7の盤面に対してビス等により固定される。なお、取付基板59及び取付基板60の前面側には、装飾シートの貼着等、多種多様な装飾を施すことが可能である。
図柄表示部52は、後述する特定入賞口2への遊技球の通過に応じて実行される電子的な当否抽選の結果に従って、識別情報としての識別表示情報(例えば、図柄、キャラクタ、背景画像等)を可変表示させた後に停止表示する表示制御装置である。なお、この図柄表示部52には、液晶表示装置(Liquid Crystal Display)、ドラム式表示装置、ドットマトリクス表示装置、7セグ表示装置、EL(ElectroLuminescence)表示装置等の表示装置を適用することができる。
図柄表示部52は、枠体51の後方側で奥壁部57に対してビス等により取り付けられている。図柄表示部52が枠体51に配置された状態では、図柄表示部52に写し出された画像等は、開口部58を介して視認可能である。なお、本実施形態では、図柄表示部52の表示面に遊技球が直接接触する可能性があるため、図柄表示部52は、当該表示面を保護する保護シート等を介して枠体51に取り付けられている。
図4〜図6に示すように、ステージ構造53は、支持板66と、下ステージ67と、下段滞留領域70と、上ステージ71と、上段滞留領域73と、を備えている。支持板66は、枠体51の奥壁部57に形成された係止リブ69に係止されること等により、枠体51の奥壁部57の前面側に配置されている。下ステージ67は、横方向に伸張して設けられ、支持板66の前面側の下端部に対してビス等により固定される。上段滞留領域73は、下ステージ67の上面68、支持板66の前面及び後述する起立片90により区画され、遊技球の一時的な滞留を許容すると共に該滞留した遊技球を遊技盤7側の遊技領域31(図3参照)へ落下させる。上ステージ71は、支持板66の前面側の上端部に対してビス等により固定されると共に、下ステージ67の上方に該下ステージ67と所定距離(例えば、遊技球1個以上2個未満の距離)離間して並設され、下段滞留領域70の全域を覆う。上段滞留領域73は、枠体51の側柱部55,56及び上ステージ71の上面72により区画され、遊技球の一時的な滞留を許容する。
支持板66は、基板76と、一対の放出口77,77と、一対の傾斜誘導部78,78と、鉛直誘導部79と、を有する。基板76は、略板状に形成されている。一対の放出口77,77は、基板76の所定位置で略半円状に開口し、遊技球が1球ずつ通過可能な大きさを有する。一対の傾斜誘導部78,78は、基板76の後面側から後方へ突出すると共に基板76の左右両端の上部から一対の放出口77,77の下端縁へ向かって下方へ傾斜する傾斜面を有し、基板76の後面側へ移動した遊技球を放出口77へ誘導可能である。鉛直誘導部79は、一対の傾斜誘導部78,78の間に設けられ、基板76の中央上部へ向かって移動する遊技球を下方へ向かって誘導可能である。
支持板66は、枠体51の奥壁部57の前面側に対してビス又は係止リブ69等により固定され、支持板66が枠体51に固定された状態では、傾斜誘導部78の後端部及び鉛直誘導部79の後端部がそれぞれ枠体51の前面側と当接する。
奥壁部57、基板76及び傾斜誘導部78により区画される領域には、その上方に上段滞留領域73に滞留する遊技球の進入を許容する一対の進入口80,80が形成されると共に、進入口80へ進入した遊技球を放出口77へ誘導可能な一対の球通路81,81が形成される。この進入口80及び球通路81の前後方向の幅は、遊技球の直径よりも僅かに大きい幅を有する。
このように構成された放出口77、進入口80及び球通路81では、進入口80へ進入した遊技球を、球詰まりすることなく、1球ずつ放出口77から前方へ向けて放出することが可能となっている。
枠体51、基板76及び鉛直誘導部79により区画される領域には、その上方に上段滞留領域73に滞留する遊技球の進入を許容する進入口82が形成されると共に、進入口82へ進入した遊技球を当該領域の下方に配置される中央案内樋83へ排出可能な球通路84が形成される。これら進入口82、球通路84及び中央案内樋83は、遊技球が1球ずつ通過可能な大きさを有する。中央案内樋83は、枠体51の奥壁部57の前面側の中央下部に対してビス等により固定され、球通路84を流下する遊技球を、前方へ誘導する。中央案内樋83の前端部の前方には、取付基板60が中央案内樋83の前方に配置された状態で、取付基板60に形成された排出口64が配置される。
このように構成された進入口82、球通路84及び中央案内樋83では、進入口82へ進入した遊技球は、球通路84及び中央案内樋83を介して、取付基板60に形成される排出口64から遊技盤7側の遊技領域31(図3参照)へ排出される。
図5及び図6に示すように、下ステージ67は、前方へ向かって緩やかに傾斜する略平面状の上面68を有し、横方向の中央部67Cが最下部となるように遊技者から視て下方へ湾曲する形状に形成されている。この最下部には、横方向(略水平方向)の断面が下方に湾曲する湾曲面形状を有し、前方へ向かって緩やかに傾斜する揺動溝85が形成されている。揺動溝85は、上方から視て、略U字形状を有し、下ステージ67が支持板66に取り付けられた状態で、その後端部85Lが支持板66の前面側と当接すると共に、その前端部85Fが遊技盤7側の遊技領域31(図3参照)へ向かって開口する。また、揺動溝85の前端部85Fを除く下ステージ67の前端部67Fには、下ステージ67の前方側に取付基板60が配置された状態で、揺動溝85へ遊技球を導くためのリブ65が立設される。
図6及び図7に示すように、下ステージ67は、その上面68の所定位置から上方へ突出し、相互に対向して配置される一対の起立片90,90と、起立片90の側壁部の所定位置から下ステージ67の中央部67Cへ向けて突出し、放出口77から放出された遊技球の移動方向を、揺動溝85の後端部85Lに向かって変更する一対の案内部材86,86と、を有し、これら起立片90と案内部材86とは、一体的に形成されている。
下ステージ67が支持板66に固定された状態では、下ステージ67の上面68が放出口77の直ぐ下方に配置されると共に、案内部材86が放出口77の直ぐ前方に配置される。案内部材86は、水平方向に切った断面が前方へ向かって緩やかに湾曲する湾曲面形状を有する。本実施形態では、放出口77から放出された遊技球を揺動溝85の後端部85Lへ円滑に案内するために、案内部材86の湾曲面が、遊技球の外周面よりも大きな曲率を持って形成されると共に、支持板66に対する案内部材86の角度が2°〜30°の範囲内で設定されている。
このように構成された下ステージ67では、放出口77から放出されて前方へ向かう遊技球は、その移動方向が案内部材86により変更されて、揺動溝85の後端部85L側へ流入する。揺動溝85に流入した遊技球は、揺動溝85の上面87上を、横方向に揺動(往復運動)しながら後方から前方へ移動し、下ステージ67の中央前端部である揺動溝85の前端部85Fから遊技盤7側の遊技領域31(図3参照)へ排出される。なお、案内部材86の形状を湾曲面形状とする場合に限られず、例えば、平面形状とすることも可能である。また、案内部材86の支持板66に対する設置角度を、上述した角度よりも大きく設定して、例えば、放出口77から放出された遊技球を揺動溝85の前端部85Fへ移動し易くしてもよい。
図4、図5及び図8〜図10に示すように、上ステージ71は、横方向の中央部71Cに形成される曲面状の山部72Hと、山部72Hと左端部88及び右端部89との間の略中央にそれぞれ形成される曲面状の谷部72Lとを有し、起立片90及び案内部材86に載置された状態で、支持板66の前面側に固定されている。上ステージ71の上面72は、横方向に沿って山部72Hと谷部72Lとが連続する波形状を有し、横方向の断面が下方に向かって緩やかに湾曲する湾曲面形状に形成されている。山部72Hの後方側の周囲と谷部72Lの後方側の周囲とには、それぞれ案内溝91と案内溝92とが形成されている。案内溝91及び案内溝92は、横方向の断面が下方に湾曲する湾曲面形状を有し、後方へ向かって緩やかに傾斜している。谷部72Lの前方側の周囲には、案内溝93が形成され、この案内溝93は、横方向の断面が下方に湾曲する湾曲面形状を有し、前方へ向かって緩やかに傾斜している。また、案内溝93の近傍を除く上ステージ71の前端部71Fには、遊技球の前方への移動を規制するリブ94が立設されている。
上ステージ71が支持板66に固定された状態では、上ステージ71の後端部が支持板66の上端部の上方に載置されると共に、案内溝91と案内溝92とがそれぞれ進入口82と進入口80とに向かって開口する位置に配置される。また、上ステージ71が下ステージ67の上方に配置された状態では、上方から視て、上ステージ71の前端部71Fが下ステージ67の前端部67F及び揺動溝85の前端部85Fと略同一の位置に配置される。さらに、上ステージ71が枠体51に配置された状態では、上ステージ71の左端部88と右端部89とがそれぞれ枠体51の側柱部55,56と当接すると共に、上ステージ71の上面72が導出口63の下方に配置される。
このように構成された上ステージ71では、導出口63から放出された遊技球は、上ステージ71上を前後方向に揺動(往復運動)しながら横方向に移動することが可能である。この横方向へ移動する遊技球が、案内溝91に流入した場合には、当該遊技球は案内溝91に案内されて進入口82に進入する。一方、案内溝92に流入した場合には、当該遊技球は案内溝92に案内されて進入口80に進入する。他方、案内溝93に流入した場合には、当該遊技球は案内溝93に案内されて遊技盤7側の遊技領域31(図3参照)へ排出される。また、案内溝91及び案内溝92を除く上ステージ71の後端部側から遊技球が落下した場合には、進入口80に進入する。本実施形態では、上ステージ71の前端部71Fにリブ94が形成されているため、上ステージ71の案内溝93を除く前端部71Fから遊技球が遊技盤7側の遊技領域31(図3参照)へ落下し難くなっている。
また、本実施形態では、下ステージ67及び上ステージ71は、透明な部材により形成されており、下ステージ67の下面側の所定位置には、通常遊技状態や大当り遊技状態等の遊技状態の変化に応じて、多彩な点灯態様及び複数種類の色に変化させて発光するLED等の発光基板96が配置されている。これにより、発光基板96が下ステージ67及び上ステージ71のバックライトとして機能し、下ステージ67及び上ステージ71自体が複数の色に変化して発光される。なお、発光基板96は、遊技状態に応じて複数種類の色を変化させて発光する場合に限らず、例えば、常時ランダムに色を変化させて発光させてもよい。また、発光基板96を配置せずに、下ステージ67及び上ステージ71を着色して、これら下ステージ67及び上ステージ71上の遊技球の挙動を視認し易くすることも可能である。
図3に示すように、前記LED表示装置35は、遊技者への様々な情報をLEDにより表示する装置であり、例えば、予め定められた条件が成立(例えば、予め定められた通過口への遊技球の通過等)するのに応じて実行される電子的な当否抽選の結果に従って、識別情報としての識別点灯情報をLEDにより可変表示させた後に停止表示する。
前記所定入賞口37は、遊技盤7側の遊技領域31内における適宜な位置に複数設けられ、落下してくる遊技球を受け入れる開口部を備えた構造物である。なお、特定入賞口2及び特別入賞口3もこの所定入賞口37に含まれる。
前記特定入賞口2は、下ステージ67の中央部67C及び上ステージ71の中央部71Cの下方に配置され、入賞口の開口範囲の拡縮を行わせる電動式の可動片44を有する。この特定入賞口2は、遊技球が入賞口に入賞するのに応じて、図柄表示部52に識別表示情報を可変表示させると共に、遊技者に賞球を獲得させる。また、前記特別入賞口3は、入賞口を露出させる開口状態と入賞口を閉鎖する閉口状態を生成する電動式の可動扉45を有し、遊技球が入賞口に入賞するのに応じて、他の入賞口と比較して多くの賞球を遊技者に獲得させる。なお、以下では、特定入賞口2及び特別入賞口3以外の複数の所定入賞口37をその他入賞口37と称する。
前記所定通過口38,46は、遊技盤7側の遊技領域31内における適宜な位置に所定数設けられ、落下してくる遊技球を通過させるゲートを備えた構造物である。
前記アウト口39は、所定入賞口37の何れにも入ることがなかった遊技球を集束する位置に設けられた遊技球の回収開口部である。
前記遊技釘は、遊技球と接触させることにより遊技球の移動方向を不規則にする、若しくは遊技球の移動方向を規制するために、遊技盤7の盤面の適宜な位置に打ち込まれる複数の棒状部材である。
前記風車40は、遊技球の接触によって自転可能な回転部材である。
前記特定保留数表示ランプ41は、前記特定入賞口2への入賞後の可変表示開始に係る保留状態を点灯又は消灯により報知する発光装置である。
前記通過保留数表示ランプ42は、前記所定通過口38への通過達成後の可変表示開始に係る保留状態を点灯又は消灯により報知する発光装置である。
前記演出用表示ランプ43は、電源投入後の遊技状態の変化に応じて多彩な点灯態様とする発光装置である。
次に、本発明に係るステージ構造における遊技球の動きについて、図3、図4及び図6に基づいて説明する。
図3、図4及び図6に示すように、遊技盤7側の遊技領域31を転動する遊技球が、取付基板59に形成された進入口62に進入すると、当該遊技球は、側柱部55の導入口、誘導路61及び導出口63を介して上段滞留領域73に流入する。導出口63から放出された遊技球は、その放出された遊技球の態様(例えば、遊技球の速度)により、上ステージ71の上面72上を前後方向に揺動(往復運動)しながら横方向に移動しつつ不特定時間滞留する。
上ステージ71の上面72の谷部72Lには、その前方側と後方側とにそれぞれ案内溝93と案内溝92とが形成されているため、上ステージ71の上面72上を移動する遊技球は、比較的高い確率で案内溝93若しくは案内溝92に流入する。遊技球が案内溝93に流入した場合、当該遊技球は、案内溝93に案内されて遊技盤7側の遊技領域31へ排出される。案内溝93の下方には、特定入賞口2が配置されていないため、案内溝93から落下した遊技球は、比較的、特定入賞口2に入賞し難くなっている。
一方、遊技球が案内溝92に流入した場合、当該遊技球は、案内溝92に案内されて進入口80に落下し、球通路81及び放出口77を介して下段滞留領域70へ放出される。放出口77から放出された遊技球は、その移動方向が案内部材86により変更されて、揺動溝85の後端部85L側へ流入する。揺動溝85に流入した遊技球は、揺動溝85の上面87上を、横方向に揺動(往復運動)しつつ転動する速度を弱めながら後方から前方へ移動する。その後、遊技球が揺動溝85の前端部85Fに達すると、当該前端部85Fから遊技盤7側の遊技領域31へ排出される。揺動溝85の下方には、特定入賞口2が配置されているため、前端部85Fからの落下の態様(例えば、遊技球の落下方向)によっては、特定入賞口2に入賞する。すなわち、揺動溝85から落下した遊技球は、案内溝93から落下した遊技球に比して、特定入賞口2に入賞し易くなっている。
他方、導出口63から放出された遊技球が、上面72の谷部72Lに滞留することなく、山部72Hの後方側に形成された案内溝91に流入した場合、当該遊技球は、案内溝91に案内されて進入口82に進入し、球通路84、中央案内樋83及び排出口64を介して遊技盤7側の遊技領域31へ排出される。排出口64の直下には、特定入賞口2が配置されているため、排出口64から落下した遊技球は、比較的高い確率で特定入賞口2に入賞する。すなわち、上ステージ71に形成される案内溝91へは、案内溝92及び案内溝93に比して流入し難いが、案内溝91へ進入した遊技球は、案内溝92及び案内溝93へ進入した遊技球に比して特定入賞口2に入賞し易くなっている。
また、導出口63から放出された遊技球が、案内溝91、案内溝92及び案内溝93の何れにも流入しないで、案内溝91及び案内溝92を除く上ステージ71の後端部から落下した場合には、当該遊技球は進入口80へ進入する。進入口80へ進入した遊技球は、上述した案内溝92に流入した遊技球と同様の動きをして遊技盤7側の遊技領域31へ排出される。
このように、本実施形態によれば、下ステージ67及び上ステージ71の前後方向の幅は略同一であり、下段滞留領域(遊技球が下ステージ67の上面68上を移動可能な領域)70の全域が、上ステージ71により上方から覆われている。下段滞留領域70及び上段滞留領域(遊技球が上ステージ71の上面72上を移動可能な領域)73は、遊技球の一時的な滞留を許容する。上段滞留領域73の後方と下段滞留領域70の後方とには、それぞれ進入口80と放出口77とが形成され、進入口80へ進入した遊技球は、球通路81を介して放出口77から放出される。すなわち、上段滞留領域73の前後方向の幅が比較的大きく設定されているため、上段滞留領域73に流入した遊技球を、上段滞留領域73に比較的長い時間滞留させることができる。また、上段滞留領域73を移動する遊技球が進入口80へ進入すると、遊技球は放出口77を介して下段滞留領域70へ放出されるため、当該放出された遊技球を、上段滞留領域73に滞留する遊技球と同様に、下段滞留領域70に比較的長い時間滞留させることができる。従って、上段滞留領域73及び下段滞留領域70の何れにおいても、遊技球の滞留時間を十分に確保することが可能なため、長時間に亘って、ステージ構造53内の遊技球の挙動に遊技者の関心を引きつけることができる。
また、放出口77の直ぐ前方には、案内部材86が配置されており、放出口77から放出された遊技球は、案内部材86に案内されて下ステージ67の中央部67Cに形成される揺動溝85に向かって移動する。下ステージ67の上面68は、その中央部67Cに形成される揺動溝85が最下部となるように下方へ湾曲し、遊技球を下方の遊技盤7側の遊技領域31へ落下させる。このため、放出口77から放出された遊技球は、案内部材86により揺動溝85に案内されるうえ、下ステージ67の湾曲する形状により揺動溝85に誘導される。すなわち、放出口77から放出された遊技球を、比較的高い確率で下ステージ67の中央部67Cから下方の遊技盤7側の遊技領域31へ落下させることが可能である。従って、下ステージ67の中央部67Cの下方には、特定入賞口2が配置されているため、遊技者は、遊技球が上段滞留領域73及び下段滞留領域70に滞留している間、常に特定入賞口2への入賞の期待感を持って遊技を行うことができる。
このように、遊技者は、長時間に亘って、遊技球の挙動を楽しみながら、遊技が有利に展開するという期待感を持って遊技を行うことが可能なため、遊技性の向上を確実に図ることができる。
また、上ステージ71の上面72(上段滞留領域73)は、前後方向(略水平方向)の断面が下方に湾曲する湾曲面形状を有するため、上ステージ71に流入した遊技球は、上ステージ71の上面72上を前後方向に揺動(往復運動)しながら不特定時間滞留することが可能である。従って、遊技球の挙動がより不規則となるため、ステージ構造53内の遊技球の挙動に遊技者の関心をより引きつけることができる。
上ステージ71は、案内部材86により下方から支持される構成となっているため、上ステージ71の支持強度を向上させることができる。従って、上ステージ71を下ステージ67の上方に強固に取り付けることができる。また、上ステージ71を支持するための部材を別途設ける必要がないため、取付作業の簡略化及び部品点数の削減を確実に図ることができる。
また、上ステージ71に流入した遊技球は、上ステージ71の波形状により、その挙動に躍動感を与えられながら、進入口80、球通路81及び放出口77を介して下ステージ67へ導出される。従って、遊技球は、不規則的且つ躍動的な挙動を示しつつ上段滞留領域73及び下段滞留領域70を滞留するため、ステージ構造53内の遊技球の挙動に遊技者の関心を確実に引きつけることができる。
上ステージ71の上面72は、山部72Hと谷部72Lとが連続する波形状に形成されているため、上ステージ71上を移動する比較的多くの遊技球は谷部72Lへ移動する。また、谷部72Lには、進入口80へ案内する案内溝92が形成されているため、谷部72Lへ移動された遊技球は、案内溝92に案内されて進入口80に進入することが可能である。従って、本実施形態では、上ステージ71に流入した遊技球を、比較的進入口80へ案内し易い構造となっているため、特定入賞口2への入賞という期待感をより向上させることができる。
また、放出口77から放出された遊技球は、案内部材86により揺動溝85の後端部85Lに案内され、揺動溝85を横方向に揺動(往復運動)しながら後端部85Lから前端部85Fへ移動して遊技盤7側の遊技領域31へ落下する。従って、遊技球の揺動の態様により、揺動溝85の前端部85Fから遊技盤7側の遊技領域31へ落下する落下方向が変動するため、遊技者は、遊技球が下ステージ67から下方の遊技盤7側の遊技領域31へ落下するまでの間、遊技球の挙動を十分に楽しみながら、特定入賞口2への入賞という期待感を持って遊技を行うことができる。
〔その他の実施形態〕
図11に示すように、上述した案内部材86に代えて、下ステージ67に対して揺動自在に支持される案内片102と、付勢部材103とを備えた案内部材101とすることも可能である。
案内片102は、略板形状からなり、水平方向に切った断面が前方へ向かって緩やかに湾曲する湾曲面形状を有する。案内片102の端部104には、軸挿通用孔(図示省略)が形成されており、案内片102は、この軸挿通用孔及び下ステージ67の所定位置に形成される軸挿通用孔(図示省略)にピン等の軸109を挿通することにより、下ステージ67に対して揺動自在に支持される。また、案内片102が下ステージ67に対して支持された状態では、端部104が起立片105に形成された溝部106の近傍に配置される。なお、案内片102は、下ステージ67に対して揺動自在に支持される場合に限られず、例えば、ヒンジ部材等を介して起立片105に対して揺動自在に支持されてもよい。また、案内片102の形状を湾曲面形状とする場合に限られず、例えば、平面形状とすることも可能である。
付勢部材103は、所定の付勢力及び角度を有するトーションばね等のばね部材であり、案内片102を後方(放出口77側)へ付勢する。付勢部材103は、一端107と他端108とを有し、これら一端107と他端108とは、それぞれ案内片102と起立片105とに固定されている。付勢部材103が案内片102及び起立片105に固定された初期状態では、案内片102は、上述した案内部材86(図6参照)と同様に、放出口77から放出された遊技球を揺動溝85の後端部85Lに向かって移動させることが可能な位置に配置される。
このように、本実施形態に係る案内部材101によれば、放出口77から放出された遊技球の態様(例えば、遊技球の速度)により、案内片102が付勢部材103の付勢力に抗して前方(揺動溝85の前端部85F側)へ揺動する場合があり、かかる場合に、下ステージ67の揺動溝85へ向かう遊技球の移動方向が不規則に変更される。従って、下ステージ67(下段滞留領域70)を移動する遊技球の挙動が不規則となり、その結果として、下ステージ67から遊技盤7側の遊技領域31(図3参照)に落下する際の遊技球の態様が多種多様となるため、遊技者は、遊技球の挙動を十分に楽しみながら、特定入賞口2(図3参照)への入賞という期待感を持って遊技を行うことができる。また、案内片102が下ステージ67に対して揺動自在に支持されているため、多くの遊技球が放出口77から連続的に放出された場合であっても、遊技球を、詰まらせることなく下ステージ67上へ案内することができる。
なお、付勢部材103の付勢力及び角度を適宜設定して、例えば、付勢力を弱めて放出口77から放出された遊技球を揺動溝85の前端部85F側に移動させ易くしたり、または、角度を小さく設定して放出口77から放出された遊技球を揺動溝85の後端部85L側に移動させ難くしたりすることも可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明の実施形態となる遊技機の外観斜視図である。 図1に示す遊技機の背面斜視図である。 図1に示す遊技機の前面斜視図ある。 可変表示ユニットの前面斜視図である。 可変表示ユニットの分解斜視図である。 ステージ構造の要部拡大前面斜視図である。 ステージ構造の要部拡大断面図である。 図4のVIII−VIII矢視断面図である。 図4のIX−IX矢視断面図である。 図4のX−X矢視断面図である。 その他の実施形態に係るステージ構造の要部拡大断面図である。
符号の説明
2…特定入賞口(所定の入賞口)、7…遊技盤、31…遊技領域、34…可変表示ユニット、53…ステージ構造、64…排出口、67…下ステージ、67C…中央部、68…上面、70…下段滞留領域、71…上ステージ、72…上面、72H…山部、72L…谷部、73…上段滞留領域、77…放出口、80…進入口(第1進入口)、81…球通路(第1球通路)、82…進入口(第2進入口)、84…球通路(第2球通路)、85…揺動溝、85L…後端部、86…案内部材、87…上面、91…案内溝(後側第2案内溝)、92…案内溝(後側第1案内溝)、93…案内溝(前側案内溝)、101…案内部材、102…案内片、103…付勢部材

Claims (6)

  1. 遊技盤の盤面上の遊技領域のうち所定の入賞口の上方に配置され、前記遊技領域を落下する遊技球の一時的な滞在を許容すると共に落下方向を振り分けて該遊技球の前記所定の入賞口への入賞確率を変動させる遊技機のステージ構造であって、
    横方向に伸張して設けられた下ステージと、
    前記下ステージの上面に区画され、横方向のほぼ中央が最下部となるように前方から視て下方へ湾曲し、遊技球の一時的な滞留を許容すると共に該滞留した遊技球を下方の前記遊技領域へ落下させる下段滞留領域と、
    前記下ステージの上方に該下ステージと離間して並設され、前記下段滞留領域のほぼ全域の上方を覆う上ステージと、
    前記上ステージの上面に区画され、遊技球の一時的な滞留を許容する上段滞留領域と、
    前記上段滞留領域の後方で開口する第1進入口と前記下段滞留領域の後方で開口する放出口とを有し、前記第1進入口へ進入した遊技球を前記放出口から1球ずつ前記下段滞留領域へ放出する第1球通路と、
    前記上段滞留領域の後方で開口する第2進入口と前記下段滞留領域の下方で開口する排出口とを有し、前記第2進入口へ進入した遊技球を前記排出口から1球ずつ前記下ステージの下方へ放出する第2球通路と、
    前記上ステージの上面に形成され、前記上段滞留領域の前方からの遊技球の落下位置を前記所定の入賞口の鉛直上方から外れるように誘導する前側案内溝と、
    前記放出口の直ぐ前方に配置されて前記下段滞留領域から起立し、前記放出口から放出された遊技球の移動方向を前記下段滞留領域の最下部に向かって変更する案内部材と、を備え
    前記上段滞留領域の後方から落下した遊技球は、前記第1進入口又は前記第2進入口の何れか一方に選択的に進入し、
    前記下段滞留領域の最下部は、前記所定の入賞口の上方に配置され、
    前記第2球通路の排出口は、前記下段滞留領域の最下部の下方で且つ前記所定の入賞口の真上に配置されている
    ことを特徴とする遊技機のステージ構造。
  2. 請求項1に記載のステージ構造であって、
    前記上段滞留領域は、前後方向の断面が下方に湾曲する湾曲面形状を有する
    ことを特徴とする遊技機のステージ構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のステージ構造であって、
    前記案内部材は、前記上ステージを下方から支持する
    ことを特徴とする遊技機のステージ構造。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載のステージ構造であって、
    前記案内部材は、前記下段滞留領域に対して揺動自在に支持された案内片と、該案内片を後方へ付勢する付勢部材とを有する
    ことを特徴とする遊技機のステージ構造。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載のステージ構造であって、
    前記上段滞留領域は、横方向に沿って山部と谷部とが連続する波形状を有し、
    前記第1進入口の前方には、遊技球を前記第1進入口へ案内する後側第1案内溝が形成され、前記第2進入口の前方には、遊技球を前記第2進入口へ案内する後側第2案内溝が形成されている
    ことを特徴とする遊技機のステージ構造。
  6. 請求項1〜請求項4の何れかに記載のステージ構造であって、
    前記下段滞留領域の最下部には、横方向の断面が下方に湾曲する湾曲面形状を有し、遊技球を横方向に揺動させながら後方から前方へ向かって移動させる揺動溝が形成され、
    前記案内部材は、遊技球の移動方向を前記揺動溝の後方側に向かって変更する
    ことを特徴とする遊技機のステージ構造。
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