JP2006051136A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技領域内に大型のセンターケースを設けても、遊技球の滞在期間を充分に確保して、遊技球の挙動を遊技者が楽しめるようにした興趣の高い遊技機を提供する。
【解決手段】センターケース5の凹室5cの底部に設けるステージ部5dを中央ステージ52,後方ステージ53,前方ステージ54に区画し、左側ステージ導入路51aもしくは右側ステージ導入路51bを介して中央ステージ52に導入された遊技球は、左右側窪み部52a,52cの後方傾斜する窪みに沿って後方ステージ53へ導かれ、第1〜第5打上待機部531〜535の何れかに填り込み、打上装置の第1〜第5打上部材161〜165により弾発されて前方ステージ54へ到達し、擂り鉢状の球導入面541上に落ちた遊技球は球導入口542から始動入賞誘導路5fを通って始動入賞誘導口5gより排出され、その直下方に開口している第1始動口に極めて高い確率で入賞する。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示状態が変化可能な変動表示装置と、前記変動表示装置の表示部が臨む開口部が形成され、遊技盤前面に取り付けられるセンターケースと、前記センターケースの下方部に設けられ、遊技球の入賞が前記変動表示装置の表示状態を変化させる始動条件となる始動口と、を有し、前記センターケースには、少なくとも、遊技盤面上を流下する遊技球を受け入れ可能な遊技球流入口と、該遊技球流入口より受け入れた遊技球が導かれて転動可能なステージ部と、を設けてなる遊技機に関するものである。
パチンコ遊技が行える遊技機として、従来より、図柄等を変動表示する変動表示装置が遊技領域のほぼ中央に設けられ、その変動表示装置の表示面が臨むように比較的大型のセンターケースが取り付けられているパチンコ機が知られている。この種のパチンコ機として、センターケースに遊技球が転動する転動ステージを設け、転動ステージ上での遊技球の転動状況により、転動ステージ中央に設けた入口部へ入球すると、この入口部から通過案内機構を経て出口穴から遊技球が落下し、変動表示装置の変動表示が開始される始動条件となる始動口へ高い確率で入賞するように構成したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−24550号公報
上記特許文献1に記載のパチンコ機によれば、センターケースの転動ステージでの遊技球の転動による遊技性、及び遊技球の転動に基づく始動口への入賞率の変化により、遊技の興趣を高めることができるのである。
しかしながら、近年のパチンコ機は変動表示装置が一層大型化する傾向にあり、それに伴って、変動表示装置の表示面が臨むセンターケースも更に大きく形成される傾向にあるため、センターケースにより遊技領域の多くのスペースが占められることとなり、遊技領域における遊技球が流下可能な領域が一層狭められ、更には、釘の植設数も減少してしまう。
そのため、大型のセンターケースが設けられた遊技機においては、遊技領域における遊技球の流下速度が速まって、遊技領域の滞在期間(遊技領域上部へ弾発された遊技球が何れかの入賞領域もしくはアウト領域から回収されるまでの期間)が短くなり、遊技球の挙動を楽しむといったパチンコ遊技本来の興趣を減退させてしまうことになる。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、遊技領域内に大型のセンターケースを設けても、遊技球の滞在期間を充分に確保して、遊技球の挙動を遊技者が楽しめるようにした興趣の高い遊技機の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、表示状態が変化可能な変動表示装置と、前記変動表示装置の表示部が臨む開口部が形成され、遊技盤前面に取り付けられるセンターケースと、前記センターケースの下方部に設けられ、遊技球の入賞が前記変動表示装置の表示状態を変化させる始動条件となる始動口と、を有し、前記センターケースには、少なくとも、遊技盤面上を流下する遊技球を受け入れ可能な遊技球流入口と、該遊技球流入口より受け入れた遊技球が導かれて転動可能なステージ部と、を設けてなる遊技機において、前記センターケースのステージ部は、前記遊技球流入口より導かれた遊技球を受け入れ可能な部位に設けられ、後方に向って下り傾斜する遊技球導入面を形成した遊技球導入部と、前記遊技球導入部の遊技球導入面上を後方へ流下した遊技球を受け入れ可能な部位に設けられ、受け入れた遊技球が待機可能な打上待機部と、前記遊技球導入部より前側に設けられ、受け入れた遊技球を前記始動口への入賞可能性が高い部位に誘導する始動入賞誘導部と、を有するものとし、前記ステージ部の打上待機部にて待機する遊技球を、所要形状の打上部材により弾発する打上手段を設け、前記打上手段により打上待機部の遊技球を任意の仰角で前方へ打ち上げることで、打ち上げられた遊技球が遊技球導入部を越えて始動入賞誘導部へ到達する可能性を生ぜしめるようにしたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記請求項1に記載の遊技機において、前記センターケースのステージ部は、前記遊技球導入部より導かれた遊技球を受け入れる中央ステージと、該中央ステージよりも後方に形成した後方ステージと、前記中央ステージよりも前方に形成した前方ステージと、から構成し、前記中央ステージには遊技球導入部を、前記後方ステージには打上待機部を、前記前方ステージには始動入賞誘導部を、それぞれ設けたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、前記センターケースには、前記始動口の直上方に開口する球排出口を備える始動入賞誘導路を設け、前記ステージ部の始動入賞誘導部は、前記始動入賞誘導路の球流入口へ遊技球を導く擂り鉢状の球導入面を備えることを特徴とする。
請求項1に係る遊技機によれば、センターケースのステージ部に設けた遊技球導入部へ、遊技球流入口より遊技球が導かれると、後方に向って下り傾斜する遊技球導入面によって後方へ誘導され易くなることから、遊技球導入部より後方の打上待機部へ遊技球が到達する可能性が高くなり、この打上待機部にて待機する遊技球は、打上手段により弾発されて前方へ打ち上げられ、遊技球導入部を越えて始動入賞誘導部へ到達する可能性が生ずる。すなわち、センターケースのステージ部へ導入された遊技球は、後方へ誘導された後に前方へ打ち上げられてステージ部の前部へ至るように、ステージ部において遊技球を前後方向に移動させ、ステージ部における遊技球の滞留期間を長くし、遊技球の滞在期間を十分に確保すると共に、打上待機部から打ち上げられた遊技球が始動入賞誘導部へ到達するかどうかというステージ部における遊技球の挙動を遊技者に楽しませることができ、興趣の高いものとなる。
また、請求項2に係る遊技機によれば、センターケースのステージ部は、遊技球導入部より導かれた遊技球を受け入れる中央ステージと、該中央ステージよりも後方に形成した後方ステージと、中央ステージよりも前方に形成した前方ステージと、から構成し、中央ステージには遊技球導入部を、後方ステージには打上待機部を、前記前方ステージには始動入賞誘導部を、それぞれ設けたので、ステージ部における遊技球の挙動が3つのステージ間の移動として分かり易いものとなり、遊技者の興趣を効果的に高めることができる。
また、請求項3に係る遊技機によれば、センターケースには、始動口の直上方に開口する球排出口を備える始動入賞誘導路を設け、ステージ部の始動入賞誘導部は、始動入賞誘導路の球流入口へ遊技球を導く擂り鉢状の球導入面を備えるので、打上待機部にて待機する遊技球に打上手段の打上部材から受ける弾発力に若干の誤差があっても、球導入面のどこかに落下すれば、その遊技球を始動入賞誘導路へ導き、始動入賞誘導路の球排出口から直下方に位置する始動口へ極めて高い確率で入賞させることができる。従って、始動入賞誘導部は、遊技球を安定して始動口へ入賞させるものとなり、打上待機部にて打ち上げられた遊技球が始動入賞誘導部に落下するか否かに遊技者の関心が高まり、一層興趣の高いものとなる。
次に、本発明に係る遊技機の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1に示すのは、パチンコ遊技を行える遊技機が備える遊技盤1の正面図で、透明なガラス面を介して前面に臨む部分である。
遊技盤1は、打球発射機構(図示省略)により弾発された遊技球をガイドするガイドレール2により概ね区画される遊技領域3を備える。この遊技領域3の中央付近には、表示状態が変化可能な変動表示装置4を配置し、該変動表示装置4の表示部4aが臨む開口部5aが形成されたセンターケース5により、表示部4aの周囲を装飾性の高いものとする。なお、本実施形態で示すセンターケース5は、遊技領域3の中央部から右側方部にかけて多くの面積を占める大型のものである。
上記センターケース5は、遊技盤面に取り付けられる取付ベース5bの内空部を後方へ窪ませた凹室5cを備え、該凹室5cの背面壁に開口部5aが開設される。また、凹室5cの底部壁に相当する部位をステージ部5dとし、遊技領域3を流下する遊技球を左側部球流入口5eより上記ステージ部5dへ導入できる構成である。なお、ステージ部5dの詳細構造およびステージ部5dにおける遊技球の転動状態は後に詳述するが、始動入賞誘導路5fに運良く遊技球が入ると、該始動入賞誘導路5fの球排出口である始動入賞誘導口5gから遊技盤面上へ自然流下することとなる。そして、この始動入賞誘導口5gが第1始動口6aの直上方に開口するように設定することで、始動入賞誘導口5gから排出された遊技球は極めて高い確率で第1始動口6aに入賞することとなる。
上記センターケース5の適宜下方には、上記第1始動口6aおよび第2始動口6bを形成する始動入賞装置6を設けてある。始動入賞装置6の上部には第1始動口6aが開口するポケット状の第1入賞ポケット61を設け、該第1入賞ポケット61の適宜下方(少なくとも遊技球1個分の離隔距離を隔てた下方)には第2始動口6bが開口する第2入賞ポケット62を設け、第2始動口6bの左右両側部には各々可動部材63,63を設けてある。上記可動部材63,63は、下部が軸着されて、非軸着側の自由端が所定角度範囲で回動可能なものであり、自由端が第1入賞ポケット61の下部近傍に位置することで第1入賞ポケット61と第2入賞ポケット62との間に遊技球が流入することを不可能とする閉状態と、自由端が左右方向へ互いに離隔することで第1入賞ポケット61と第2入賞ポケット62との間に遊技球が流入可能とする開状態とに変換する。
すなわち、上記始動入賞装置6は、可動部材63,63が閉状態にあるときは、第1始動口6aにのみ遊技球の入賞が可能であるが、可動部材63,63が開状態に変換されると、第1始動口6aへ入賞せずに、その左右側方を流下した遊技球が可動部材63,63に受け止められて第2始動口6bへ入賞することとなる。また、第1始動口6aへの入賞により遊技者に払い出される賞球数を3個、第2始動口6bへの入賞により遊技者に払い出される賞球数を5個として、可動部材63,63が開状態となった場合には、第2始動口6bへの入賞により比較的多くの賞球を遊技者が獲得できるようにした。
なお、本実施形態に示す遊技機においては、上記第1,第2始動口6a,6bへの入賞球を第1始動センサ25aおよび第2始動センサ25bが検出することを条件として、変動表示装置4による特別図柄変動表示ゲーム(複数の図柄を変換表示させた後に停止表示させるゲーム)を開始する。よって、上記可動部材63,63が開状態に変換した場合には、第2始動口6bへの入賞率が高くなるので、特別図柄変動表示ゲームの行われる可能性も高くなる。また、特別図柄変動表示ゲームの実行中に第1,第2始動口6a,6bへの入賞球を第1,第2始動センサ25a,25bが検出した場合、これらの始動入賞を所定数(例えば、4個)まで特別図柄記憶として記憶可能な構成とし、特別図柄変動表示ゲームが可能となったときには特別図柄始動記憶を用いて特別図柄変動表示ゲームを行う。また、特別図柄始動記憶の記憶数を表示部4aの一部に表示して、遊技者が視認できるようにする。
上記始動入賞装置6の適宜下方には複数の遊技球を同時に入賞させ得る横長の大入賞口を開閉扉7aにより開閉可能とした変動入賞装置7を設けてある。この変動入賞装置7は、開閉扉7aが大入賞口を遮蔽することで遊技球の入賞を不可能とした第1状態(遊技者に不利な状態)から、下縁部に設けた回動軸により開閉扉7aが前傾回動して、流下してくる遊技球を受け止めて大入賞口へ導くことで短時間に多くの入賞球を発生可能な第2状態(遊技者にとって有利な状態)に変換可能なものである。
上記変動入賞装置7は、変動表示装置4により行った特別図柄変動表示ゲームの結果態様(停止表示させた停止図柄)が予め定めた特別態様(例えば、3桁の図柄が「333」「777」等のように揃った態様)となることを発生条件とする特別遊技状態において用いるものである。特別遊技状態における遊技は、例えば、大入賞口への入賞球が所定数(例えば、10個)に達する第1条件か、大入賞口の第2状態変換時間が所定時間(例えば、30秒)に達する第2条件か、何れか最先の条件が達成されるまでを1サイクルとし、これを所定サイクル回数(例えば、16回)まで継続させる遊技である。なお、大入賞口の内部に継続入賞領域を形成し、サイクル中に継続入賞領域へ継続入賞した遊技球を継続入賞センサが検出することを条件として、サイクル遊技を継続更新させ、サイクル中に継続入賞センサの検出がなければ、その回のサイクルを以て特別遊技状態を終了させるような遊技進行としても良い。
また、変動入賞装置7には、複数種類の図柄(例えば、0〜9の数字)を変動表示可能な普通図柄表示器7bを設けてあり、遊技領域3の適所に設けた普図始動ゲート8(遊技球通過式の入賞領域)を通過した遊技球を普図始動センサ27が検出することにより、普通図柄表示器7bを用いた普通図柄変動表示ゲームが行われ、その普通図柄変動表示ゲームの結果態様(図柄を変換表示させた後に停止表示された停止図柄)が予め定めた特定態様(例えば、「7」が停止表示される態様)となることで、上記始動入賞装置6の可動部材63,63が比較的短時間(例えば、2秒)だけ開状態に変換し、第2始動口6bへの球入賞が可能となる。なお、普通図柄表示器7bによる普通図柄変動表示ゲームが行われている間に普図始動センサ27が通過球を検出した場合、これを普図始動記憶として所定数(例えば、4個)まで記憶可能な構成とし、普通図柄変動表示ゲームが可能となったときには普図始動記憶を用いて普通図柄変動表示ゲームを行う。また、普図始動記憶の記憶数を表示するための普通図柄記憶表示器7c(例えば、4個のLEDよりなる表示器)を普通図柄表示器7bの近傍に設けてある。
また、遊技領域3には、一般の入賞口や風車や障害釘等が適宜に配置され、遊技領域3における遊技球の流下挙動を遊技者が楽しめるようにしてある。なお、遊技領域3を流下中に各種入賞口の何れにも入賞しなかった遊技球は、遊技領域3の最下部に設けたアウト口9から遊技盤1の裏面側へ回収される。
次に、上述したセンターケース5の構成を詳細に説明する。センターケース5の外観は、図2に示すように、凹室5cの周囲に種々の意匠を凝らした飾り部材5h…が適宜に配置されており、その装飾性により変動表示装置4の表示部4aに対する視覚効果を一層高めるようにしてある。
また、遊技領域3を流下する遊技球をステージ部5dへ導入するための入口となる左側部球流入口5eは、左側ステージ導入路51aの上部流入口と連通させてあり、左側部球流入口5eから流入した遊技球は自然流下して、左側ステージ導入路51aの下部流出口からステージ部5dの中央ステージ52の左側端部へ導入される。なお、中央ステージ52は、左右方向へ長い帯状に形成された遊技球転動面であり、その右側端部は、右側ステージ導入路51bの下部流出口から遊技球が導入されるようになっている。
また、本構成例のセンターケース5においては、中央ステージ52の後方には後方ステージ53(後に詳述)を、中央ステージ52の前方には前方ステージ54(後に詳述)をそれぞれ形成し、これら3つのステージ52〜54からステージ部5dを構成するものとしたが、これに限らず、4つ以上のステージから構成するようにしても良い。
上記中央ステージ52の右側端部へ遊技球を導入する右側ステージ導入路51bは、振分凹部55のステージ導入口55aに入った遊技球を受け入れるものである。この振分凹部55は、周囲に低い周壁部を有する円形状の浅い窪みで、上記ステージ導入口55aのほかに第3始動口55bも開設されており、図3に示すように、センターケース5の上部に設けた上部球流入口5iから分別球誘導路5jを介して振分凹部55に導かれた遊技球は、ステージ導入口55aもしくは第3始動口55bの何れかに入るように振り分けられる。なお、第3始動口55bに入った遊技球は第3始動センサ25cにより検出され、上述した第1,第2始動口6a,6bと同様に、特別図柄変動表示ゲームの開始条件もしくは始動入賞記憶の対象となる。
また、本構成例のセンターケース5は、変動入賞装置の機能を備えるもので、羽根を模した飾り板5kが前面側に装着される可動部材56が大入賞領域57を閉塞することで、大入賞領域57への球入賞を不可能にする閉状態(遊技者にとって不利な状態)となり、可動部材56の駆動源であるソレノイド58の駆動により可動部材56の回動軸が回動されて大入賞領域57が開放されると、遊技領域3を流下する遊技球を可動部材56が受け止めて大入賞領域57へ導き入れる開状態(遊技者にとって有利な状態)となる。大入賞領域57より入った入賞球は、カウントセンサ59により検出される。
なお、上述した変動入賞装置7とセンターケース5の可動部材56による変動入賞装置の機能とを用いた特別遊技を行う場合、特別図柄変動表示ゲームの結果態様に応じて、変動入賞装置7の開閉扉7aを開放する特別遊技もしくはセンターケース5の可動部材56を開放する特別遊技の何れかを実行したり、特別遊技中のサイクル更新毎に開閉扉7aと可動部材56を交互に動作させたりしても良いが、本実施形態の遊技機においては、センターケース5の可動部材56による大入賞領域57の開放制御を、特別遊技の発生に関連させて決定したサイクル回数のサイクル遊技中にのみ行うものとし、その他のサイクル遊技においては、変動入賞装置7の開放制御して特別遊技を行うものとする。
次に、ステージ部5dの詳細を図4に基づき説明する。図4(a)はステージ部5dの平面図であり、図4(b)は図4(a)におけるIVb−IVb端面図であり、図4(c)は図4(a)におけるIVc−IVc端面図であり、図4(d)は図4(a)におけるIVd−IVd端面図である。
まず、中央ステージ52は、左側窪み部52aと中央隆起部52bと右側窪み部52cを備え、少なくとも、左側窪み部52aと右側窪み部52cは、後方に向って下り傾斜する遊技球導入面を形成した遊技球導入部として機能する。従って、左側ステージ導入路51aより中央ステージ52へ誘導された遊技球は、左側窪み部52aの後方に向かう傾斜に沿って後方ステージ53へと誘導される可能性が高く、右側ステージ導入路51bより中央ステージ52へ誘導された遊技球は、右側窪み部52cの後方に向かう傾斜に沿って後方ステージ53へと誘導される可能性が高い。
しかしながら、左側ステージ導入路51aから中央ステージ52へ誘導された遊技球もしくは右側ステージ導入路51bから中央ステージ52へ誘導された遊技球の流下勢が強い場合には、左側窪み部52aもしくは右側窪み部52cの後方傾斜に抗して中央隆起部52bに至る可能性もある。遊技球の流下勢が中央隆起部52bを越えるに足りなければ、途中から左側窪み部52aもしくは右側窪み部52cに向かって流下し、後方ステージ53へと導かれる。一方、中央隆起部52bの最膨出部を越えた場合には、前側に下り傾斜する浅い窪み状の前方誘導部52dによって前方ステージ54へ誘導される。
また、中央ステージ52から後方ステージ53へ遊技球を効率よく誘導できるように、左側窪み部52aの後端の左右側方部には後部左誘導壁521と後部中央誘導壁522を設け、右側窪み部52cの後端縁の左右側方部には後部中央誘導壁522と後部右誘導壁523を設けた。一方、中央ステージ52の前端には完全な阻止壁を設けず、前部左阻止壁524と前部中央左阻止壁525との間に左側窪み部52aの前端が開放され、前部中央右阻止壁526と前部右阻止壁527との間に右側窪み部52cの前端が開放されるものとし、中央ステージ52に誘導された遊技球が左右側窪み部52a,52cの前端から前方ステージ54へ到達する可能性もある。
なお、中央ステージ52の構成は、これに限らず、より多くの箇所から後方ステージ53へ遊技球を導入できるように、遊技球導入部として機能する後方傾斜の窪み部をより多く設けても良い。また、窪み部と隆起部による略波形の面構成を左右対称とせずに、例えば、ステージ部52の左側に窪み部を、右側に膨出部を設け、左側ステージ導入路51aから導入された遊技球は窪み部から後方ステージ53へ誘導される可能性を高くし、右側ステージ導入路51bから導入された遊技球は隆起部の最膨出部に到達して前方誘導部により前方ステージ54へ誘導される可能性を高くするような構成でも良い。
上記中央ステージ52の後方に形成される後方ステージ53は、その前縁が中央ステージ52の後縁形状(波形)と類似した形状となるように、左側窪み部53a,中央隆起部53b,右側窪み部53cを形成してある。これら左右側窪み部53a,53cおよび中央隆起部53bは、その上面を若干後方へ下り傾斜させてあり(図4(b),(c)参照)、中央ステージ52から誘導された遊技球の流下勢に応じて、後方ステージ53の後縁部へ到達する。そして、後方ステージ53の後部には、遊技球が填り込んで待機する任意形状(例えば、U字状)の欠截部である第1打上待機部531,第2打上待機部532,第3打上待機部533,第4打上待機部534,第5打上待機部535を設けてある。なお、中央ステージ52の後縁と後方ステージ53の前縁との間には、若干の段差を設けてあり、後方ステージ53へ誘導された遊技球が後壁に強く当たって前方へ弾かれたような場合でも、中央ステージ52へは戻り難くなるようにした。
上記第1〜第5打上待機部531〜535は、ほぼ等間隔に配置するものとし、第1打上待機部531と第5打上待機部535は夫々左右側窪み部53a,53cの最も低い部位に、第3打上待機部533は中央隆起部53bの最も高い部位に夫々位置させ、第1打上待機部531と第3打上待機部533との中間位置に第2打上待機部532を、第3打上待機部533と第5打上待機部535との中間位置に第4打上待機部534を夫々形成することで、後方ステージ53に誘導された遊技球は必ず第1〜第5打上待機部531〜535の何れかに填り込んで待機することとなる。
例えば、後方ステージ53へ流入したときの流下勢が強い遊技球は、中央隆起部53bの頂部へ到達して、第3打上待機部533に填り込んで待機する可能性があり、そこまでの勢いがなかった遊技球は第2打上待機部532,第4打上待機部534に填り込んで待機する可能性があり、これら第2〜第3打上待機部532〜534に上手く填り込まずに左右側窪み部窪み部53a、53cの底部へ流下してきた遊技球や、後方ステージ53へ流入したときの流下勢が弱い遊技球は、第1打上待機部531もしくは第5打上待機部535に填り込んで待機することとなる。
上述した後方ステージ53の第1〜第5打上待機部531〜535にて待機する遊技球を弾発する打上手段としての打上装置10は、遊技盤1の裏面側に取り付ける裏面構成部材11に装着する(図5参照)。なお、裏面構成部材11は、変動表示装置4の表示部4aがセンターケース5の開口部5aに臨む位置に表示用開口11aを備え、センターケース5の大入賞領域57より入賞した遊技球を処理する入賞球処理樋11bや第3始動口55bより入賞した始動入賞球を処理する始動入賞球処理樋11cを備える。
ここで、打上装置10の構成を図6および図7に基づいて説明する。上記裏面構成部材11の前面側適所(表示用開口11aよりも下方位置)に打上ベース10aが取り付けられる打上装置10は、モータ12の回転駆動力を駆動ギア13aおよび従動ギア13bを介して受け、カム14を回転させることで回動レバー15を所定角度範囲で往復動作させ、回動レバー15の回動軸15aに軸着部16a,16aが装着されることで所定角度範囲で揺動する揺動体16に第1打上部材161,第2打上部材162,第3打上部材163,第4打上部材164,第5打上部材165を上向きに突設し、これら第1〜第5打上部材161〜165をそれぞれ第1〜第5打上待機部531〜535に下方から臨ませるように構成したものである。
なお、上記モータ12はモータベース12aを介して裏面構成部材11に取り付けられ、常時一定速度で定方向へ回転するものである。よって、定方向へ回転する駆動ギア13aにより回転する従動ギア13bと一体に回転するカム14も定方向(図7(b)におけるA方向)へ回転することとなる。なお、カム14の外形は、回転中心に最も近い位置(最近点)から最も遠い位置(最遠点)へ滑らかな輪隔曲線を描き、段差部14aを介して最近点と最遠点が連続するものである。
上述したように定方向へ回転するカム14の外面に当接する回動レバー15の自由端は、カム14の回転に伴い、カム14の最近点から最遠点へ向うに従って、定方向(図7(b)におけるB方向)へ移動してゆく。ここで、揺動体16に設けた付勢受け部16b,16bには、付勢手段としてのバネ17,17を取り付け、これらバネ17,17は裏面構成部材11のバネ支持部11d,11dに取り付け、揺動体16には、第1〜第5打上部材161〜165を引き上げる力が作用するので、この付勢力は回動軸15aを介して回動レバー15をカム14の回転中心側に引き付ける力として作用する。
従って、回動レバー15がカム14の外形における最遠点(図7(b)中に破線で示す位置)を越えて段差部14aに至ると、回動レバー15はバネ17,17の付勢力により一気に戻り回動(B方向と反対の方向へ回動)して、カム14の最近点に当接することとなる。なお、本構成例の打上装置10においては、回動レバー15を一端に設けた回動軸15aの他端に回動レバー15′を設け、この回動レバー15′に作用するカム14′を連結軸14aによりカム14と同期して回転させ、回動軸15aの往復回動動作を円滑に行えるようにした。
上記回動レバー15の回動動作は、揺動体16の第1〜第5打上部材161〜165を適宜下方へ引き下げた後、一気に上方へ打ち出す動作として現れる。すなわち、打上装置10の第1〜第5打上部材161〜165の上端部が、後方ステージ13の第1〜第5打上待機部531〜535にて待機している打上待機球に下方から勢い良く当たることで、打上待機球が打ち上げられるのである。また、第1〜第5打上部材161〜165は、回動軸15aを中心とする回動軌跡上を移動して打上待機球に下方から当たるので、打上待機球は回動軌跡に応じた仰角で前方へ打ち上げられることとなる。
すなわち、後方ステージ53の第1〜第5打上待機部531〜535にて待機する遊技球は、打上装置10の第1〜第5打上部材161〜165により弾発されることで、中央ステージ52を越えて前方ステージ54へ到達する可能性が生ずる。なお、第1〜第5打上待機部161〜165で打ち上げられたものの前方ステージ54に到達できなかった遊技球は、中央ステージ52もしくは後方ステージ53を経て再び第1〜第5打上待機部531〜535の何れかに填り込むこととなって、再度打ち上げられるチャンスが獲得できる。
なお、後方ステージ53の構成は、これに限らず、より多くの打上待機部を設けても良いし、逆に、2〜3箇所程度に減らしても良い。後方ステージ53へ遊技球を導入できるように、遊技球導入部として機能する後方傾斜の窪み部をより多く設けても良い。また、打上装置の構造も、上記の構成に限らず、公知既存の手法を適用して構わないし、打上タイミングも一斉に行う場合に限らず、打上待機部によって打上タイミングが異なるようにしても良い。
上記中央ステージ52の前方に形成され、後方ステージ53より打ち上げられた遊技球や中央ステージ52から希に流下する遊技球を受け入れる前方ステージ54は、その後縁が中央ステージ52の前縁と類似した曲面となるように、左側窪み部54a,中央隆起部54b,右側窪み部54cを形成してある。これら左右側窪み部54a,54cおよび中央隆起部54bは、その上面を若干前方へ下り傾斜させてあり(図4(b)参照)、前方ステージ54に至った遊技球は、自然に前方ステージ54の前縁から落下してゆくようにした。
また、中央隆起部54bには、擂り鉢状の傾斜面である球導入面541を形成し、その中央部には、始動入賞誘導路5fの球流入口として機能する球導入口542を開設してある。従って、後方ステージ53から打ち上げられて球導入口542に直接入った遊技球だけでなく、球導入面541に当たって球導入面541に沿って流下しつつ球導入口542に入った遊技球も、始動入賞誘導路5fを通って始動入賞誘導口5gから排出され、第1始動口6aに極めて高い確率で入賞する。なお、中央ステージ52の前方誘導部52dを流下する遊技球も球導入口542に入る可能性が高い。
よって、後方ステージ53の第3打上待機部533にて待機する遊技球に第3打上部材163から受ける弾発力に若干の誤差があっても、球導入面541のどこかに落下するか、中央ステージ52の前方誘導部52dに落下すれば、その遊技球を始動入賞誘導路5fへ導き、始動入賞誘導路5fの球排出口である始動入賞誘導口5gから直下方に位置する第1始動口6aへ極めて高い確率で入賞させることができる。すなわち、始動入賞誘導面541や前方誘導部52dを備えて始動入賞誘導路5fへの球導入可能性を高めた始動入賞誘導部を前方ステージ53に設ければ、遊技球を安定して第1始動口6aへ入賞させるものとなり、第3打上待機部533にて打ち上げられた遊技球が始動入賞誘導部に落下するか否かに遊技者の関心が高まり、一層興趣の高いものとなる。
一方、前方ステージ54の左右側窪み部54a,54cの各前縁における最も低い位置である左補助始動入賞誘導部543および右補助始動入賞誘導部544は、後方ステージ53の第1,第2打上待機部531,532から打ち上げられた遊技球および第4,第5打上待機部534,535から打ち上げられて前方ステージ53に到達した遊技球が、遊技盤面上へ落下して行く可能性の高い位置である。これら左右補助始動入賞誘導部543,544の直下方には始動口を設けていないが、始動入賞装置6の可動部材63,63が開状態になると、左右補助始動入賞誘導部543,544から落下してきた遊技球を受け止めて第2始動口6bへ誘導することができる。すなわち、左右補助始動入賞誘導部543,544は、始動入賞装置6の可動部材63,63が開状態に変換された場合に限定されるものの、第2始動口6bへの入賞可能性が高い部位に遊技球を誘導することができる。
なお、前方ステージ54の構成は、これに限らず、より多くの始動入賞誘導部を設けても良いし、逆に、1〜2箇所程度に減らしても良い。また、本構成例の如く、第3打上待機部533から打ち上げられた遊技球のみが極端に高い確率で始動入賞となるような構造とせず、例えば、メカ的な駆動機構により始動入賞誘導部が左右方向へ常時移動することで、何れの打上待機部から打ち上げられた遊技球でも始動入賞球となる確率がある程度均等化されるようにしても良い。
上述したようなステージ部5dを形成したセンターケース5を備える遊技機においては、中央ステージ52に遊技球導入部として左右側窪み部52a,52cや後部左誘導壁521,後部中央誘導壁522,後部右誘導壁523等を設け、後方ステージに第1〜第5打上待機部531〜535を設け、前方ステージ54に始動入賞誘導部として球導入面541,球導入口542を設けたので、ステージ部5dにおける遊技球の挙動が3つのステージ間の移動として分かり易いものとなり、遊技者の興趣を効果的に高めることができる。特に、中央ステージ52から後方ステージ53へ移動し、後方ステージ53で打ち上げられて前方ステージ54へ到達する遊技球が多くなるので、センターケース5の凹室5cへ導かれた遊技球のステージ部5dにおける滞留時間が長くなり、延いては、遊技領域3に弾発された遊技球の滞在期間を長くできるので、遊技球の挙動を楽しむといったパチンコ遊技本来の興趣を効果的に高めることができる。
次に、遊技機における各種制御を行う遊技機制御部の概略構成について、図8に基づき説明する。
遊技機制御部は、主として遊技盤1に設けられた各種遊技装置(変動入賞装置7や打上装置10等)の制御を行う遊技制御装置として機能するメイン制御装置21,排出発射制御装置として機能する第1サブ制御装置22(発射装置22bに対する動作制御を発射停止スイッチ22cやタッチセンサ22dからの入力に応じて行うと共に、排出装置22aの動作制御を行う装置),演出制御装置として機能する第2サブ制御装置23(変動表示装置7への表示制御、普通図柄表示器7bや普通図柄記憶表示器7cへの表示制御、各所に設けた装飾用のランプやLED等からなる装飾ランプ23aの点灯制御、スピーカ23bからの演出音出力制御などを行う装置)からなる。
上記メイン制御装置21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を有する遊技用マイクロコンピュータ21a、入出力インターフェース21b、動作用クロック信号を生成して遊技用マイクロコンピュータ21aに供給する発振器21c、などを備えている。また、このメイン制御装置21には、バックアップ電源24aを備える電源供給装置24から停電時等にも電源供給され、RAMの記憶内容を保持できるようになっている。
また、上記メイン制御装置21は、始動入賞装置6に設けた第1始動センサ25aおよび第2始動センサ25bからの検出信号,センターケース5に設けた第3始動口55bへの入賞球を検出する第3始動センサ25cからの検出信号,センターケース5の大入賞領域57への入賞球を検出するカウントセンサ59からの検出信号,各入賞口に各々対応させて設けた第1〜第N入賞口センサ26a〜26nからの検出信号,普図始動ゲート8を通過した遊技球を検出する普図始動センサ27からの検出信号,変動入賞装置7の大入賞口へ入賞した遊技球を1個宛て検出するカウントセンサ28からの検出信号が入出力インターフェース21bを介して入力されると、これらの検出信号に基づいて遊技用マイクロコンピュータ21aが入出力インターフェース21bを介して、始動入賞装置6の可動部材63,63の駆動制御を行う普電用ソレノイド29,センターケース5の可動部材56の駆動制御を行うソレノイド58,変動入賞装置7の開閉扉7aの駆動制御を行う開閉ソレノイド30,打上装置10の電気的駆動源であるモータ12等へ駆動信号を送ると共に、第1,第2サブ制御装置22,23へ適宜な動作指令を行うことで、種々の条件に応じた遊技が行われるように制御する。更に、遊技機1において遊技者に払い出した賞球数や遊技結果(普通図柄変動表示ゲームや特別図柄変動表示ゲームや特別遊技の発生)等の情報は、外部出力端子31から遊技機外へ出力され、当該遊技店の管理コンピュータ等で収集・管理される。
なお、本実施形態の遊技機では、打上装置10の駆動源であるモータ12を常時回転させておき、一定間隔で打上動作が行われるものとしたが、これに限らず、遊技実行中の諸条件(例えば、遊技領域3へ打ち込んだ遊技球数が100個に達することや所定の入賞口へ入賞すること等)が達成された場合に、メイン制御装置21がモータ12を駆動させて、打上待機部531〜535に待機している遊技球を弾発するような制御としても良い。
以上本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態は全て例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものではなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内での全ての変更が含まれる。
本発明に係る遊技機が備える遊技盤の正面図である。 センターケースの前面側斜視図である。 一部の飾り部材等を取り外したセンターケースの前面側斜視図である。 (a)はステージ部5dの平面図である。(b)は図4(a)におけるIVb−IVb端面図である。(c)は図4(a)におけるIVc−IVc端面図である。(d)は図4(a)におけるIVd−IVd端面図である。 遊技盤裏面に配される裏面構成部材の前面側斜視図である。 打上装置の斜視図である。 (a)は打上装置の平面図である。(b)は打上装置の右側面図である。 遊技機制御部の概略構成図である。
符号の説明
1 遊技盤
4 変動表示装置
4a 表示部
5 センターケース
5d ステージ部
5e 左側部球流入口
5f 始動入賞誘導路
5g 始動入賞誘導口
51a 左側ステージ導入路
51b 右側ステージ導入路
52 中央ステージ
52a 左側窪み部
52c 右側窪み部
53 後方ステージ
531〜535 第1〜第5打上待機部
54 前方ステージ
541 球導入面
542 球導入口
543 左補助始動入賞誘導部
544 右補助始動入賞誘導部
6 始動入賞装置
6a 第1始動口
6b 第2始動口
10 打上装置
161〜165 第1〜第5打上部材

Claims (3)

  1. 表示状態が変化可能な変動表示装置と、
    前記変動表示装置の表示部が臨む開口部が形成され、遊技盤前面に取り付けられるセンターケースと、
    前記センターケースの下方部に設けられ、遊技球の入賞が前記変動表示装置の表示状態を変化させる始動条件となる始動口と、
    を有し、
    前記センターケースには、少なくとも、遊技盤面上を流下する遊技球を受け入れ可能な遊技球流入口と、該遊技球流入口より受け入れた遊技球が導かれて転動可能なステージ部と、を設けてなる遊技機において、
    前記センターケースのステージ部は、
    前記遊技球流入口より導かれた遊技球を受け入れ可能な部位に設けられ、後方に向って下り傾斜する遊技球導入面を形成した遊技球導入部と、
    前記遊技球導入部の遊技球導入面上を後方へ流下した遊技球を受け入れ可能な部位に設けられ、受け入れた遊技球が待機可能な打上待機部と、
    前記遊技球導入部より前側に設けられ、受け入れた遊技球を前記始動口への入賞可能性が高い部位に誘導する始動入賞誘導部と、
    を有するものとし、
    前記ステージ部の打上待機部にて待機する遊技球を、所要形状の打上部材により弾発する打上手段を設け、
    前記打上手段により打上待機部の遊技球を任意の仰角で前方へ打ち上げることで、打ち上げられた遊技球が遊技球導入部を越えて始動入賞誘導部へ到達する可能性を生ぜしめるようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記センターケースのステージ部は、前記遊技球導入部より導かれた遊技球を受け入れる中央ステージと、該中央ステージよりも後方に形成した後方ステージと、前記中央ステージよりも前方に形成した前方ステージと、から構成し、
    前記中央ステージには遊技球導入部を、前記後方ステージには打上待機部を、前記前方ステージには始動入賞誘導部を、それぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記センターケースには、前記始動口の直上方に開口する球排出口を備える始動入賞誘導路を設け、
    前記ステージ部の始動入賞誘導部は、前記始動入賞誘導路の球流入口へ遊技球を導く擂り鉢状の球導入面を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
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