JP4743383B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関する。
従来、第2種ぱちんこ遊技機とよばれる弾球遊技機においては、遊技盤上に形成された始動入賞口に遊技球が落入したことを契機として大入賞口が拡開する。そして、大入賞口内のVゾーンとよばれる特定領域を遊技球が通過すると、通常遊技から特別遊技に遊技状態が移行する。特別遊技において、大入賞口は、その開放回数が所定回数に達するか、あるいは遊技球が大入賞口へ10球以上入賞したときに開閉が停止され、単位遊技ごとにその複数回の開閉を繰り返す。単位遊技中、大入賞口内に設けられた特定領域を遊技球が通過すると、その単位遊技が終了して次の単位遊技へ移行する。
従来の第2種ぱちんこ遊技機においては、大入賞口内に設けたクルーンと呼ばれる可動役物の動きを制御して、遊技球が特定領域に入球しやすい状態を作り出していた。特定領域への入球が単位遊技の継続条件であるため、例えば、単位遊技の継続上限回数に対して、(継続上限回数−1)回分の単位遊技が終了するまで、すなわち最終ラウンドの1つ前の単位遊技が終了するまでは、可動役物の動きを制御して遊技球が特定領域に入球しやすい状態を作り出す。15ラウンド、7ラウンド、1ラウンドのラウンド振り分けが行われる場合、15ラウンドであれば最初から14回の単位遊技において遊技球が特定領域に入球しやすい状態を、7ラウンドであれば最初から6回の単位遊技において遊技球が特定領域に入球しやすい状態を、1ラウンドであれば最初の単位遊技から遊技球が特定領域に入球しにくい状態を作り出すように、可動役物の動きを制御する。これにより、ラウンド振り分けされた継続上限回数分の単位遊技の特典を遊技者に付与するようにしている。
特開平7−275451号公報
しかしながら、大入賞口内の可動役物の動きに制約が課される場合、可動役物の動きを制御することで遊技球が特定領域に入球しやすい状態を作り出すことはできなくなる。例えば、可動役物が常に一定の動きをしなければならない場合には、従来の手法では単位遊技を継続上限回数まで行わせることができないために、予定されている特典を遊技者に付与することができない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、単位遊技実行中の遊技盤上の可動役物以外の構成の動作を制御することで、遊技球が特定領域に入球しやすい状態および入球しにくい状態を作り出す技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域に設けられ、開放することで遊技球が入球可能となる開閉部をもつ大入賞口と、遊技領域に設けられ、遊技球の入球を開閉部の開放契機とさせる始動口と、大入賞口の内側に設けられ、大入賞口に入球した遊技球が通過可能な特定領域と、大入賞口の内側に設けられ、遊技球を特定領域に案内可能な振分装置と、1以上の単位遊技から構成される遊技者に有利な特別遊技へ遊技を移行させるか否かを判定する特別遊技移行判定手段と、開閉部および振分装置の動作を制御する動作制御手段とを備える。この態様の弾球遊技機において、動作制御手段は、単位遊技実行中の振分装置が、遊技球が特定領域に入球しやすい第1状態と入球しにくい第2状態とを交互に繰り返すように振分装置を動作させ、且つ開閉部の開放パターンを制御することで、大入賞口において遊技球が特定領域に入球しやすい状態と入球しにくい状態とを作り出す。
この態様の弾球遊技機によると、振分装置の動作を一定にした場合であっても、開閉部の開放パターンを制御して、大入賞口に入球する遊技球のタイミングを調整することで、大入賞口において遊技球が特定領域に入球しやすい状態と入球しにくい状態とを作り出すことが可能となる。また、この態様の弾球遊技機によると、大入賞口の開閉部の開放タイミングおよび閉鎖タイミングを制御するだけでよいため、例えばクルーンなどから構成される振分装置の複雑な動作制御を必要とせず、制御処理を単純化できる利点がある。
具体的に、動作制御手段は、大入賞口に遊技球を入球させると、その遊技球が第1状態にある振分装置に到達するタイミングで開閉部を開放することで、遊技球が特定領域に入球しやすい状態を作り出し、大入賞口に遊技球を入球させると、その遊技球が第2状態にある振分装置に到達するタイミングで開放部を開放することで、遊技球が特定領域に入球しにくい状態を作り出してもよい。また動作制御手段は、大入賞口に遊技球を入球させると、その遊技球が第1状態にある振分装置に遊技球が到達するタイミングでは開閉部を開放しないことで、遊技球が特定領域に入球しにくい状態を作り出してもよい。大入賞口に入球してから振分装置に遊技球が到達するまでに時間がかかる場合には、その時間分を考慮して大入賞口の開閉部を開閉制御することが好ましい。このように、振分装置の状態に合わせて大入賞口の開閉部を開閉制御することにより、振分装置に遊技球が到達するさまざまなタイミングを作り出すことができる。
動作制御手段は、単位遊技の開始後、所定の動作位置から振分装置に一定の動作をさせ、当該単位遊技の終了後、次の単位遊技に移行するまでの間に、振分装置を所定の動作位置に戻す。単位遊技の開始時には、振分装置が常に所定の動作位置から動き出すようにすることで、振分装置の動作制御が容易になるとともに、振分装置の状態に合わせて実行される大入賞口の開閉制御を容易にできる。
この態様の弾球遊技機は、単位遊技の継続上限回数を決定する回数設定手段をさらに備えてもよい。動作制御手段は、回数設定手段により定められる継続上限回数に応じて、開閉部の開放パターンを決定してもよい。このとき、開放パターンは、(継続上限回数−1)個分の単位遊技が終了するまでは遊技球が特定領域に入球しやすい状態となるように開閉部を開放させ、継続上限回数個目の単位遊技中では、遊技球が特定領域に入球しにくい状態となるように開閉部を開放させることを定めたものであることが好ましい。これにより、継続上限回数分の単位遊技の特典を遊技者に付与できるとともに、継続上限回数を超えた単位遊技の特典を遊技者に付与させないことができる。
開放パターンは、単位遊技開始後の開閉部の開閉動作を時間的に表現したものであってもよい。動作制御手段は、振分装置の動作を監視した結果に基づいて、開閉部を開閉動作させてもよい。
本発明によれば、大入賞口の開閉部の開放パターンを制御することで、球が特定領域に入球しやすい状態と入球しにくい状態とを作り出すことが可能となる。
図1は、ぱちんこ遊技機10の前面側における基本的な構造を示す。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤面で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。スピーカ152は遊技状態に応じて音声を出力する。
透明板13は、ガラスなどにより形成される遊技盤の遊技領域を透視可能な板である。扉14は、透明板13を支持する。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。遊技者が発射ハンドル17を回動させると遊技球が発射される。
図2は、遊技盤の構造を示す正面図である。遊技盤70は、外レール20と内レール22により区画された遊技領域24上に第2種始動入賞口(以下、「第1始動口」という)30、第2始動口40、大入賞口50、一般入賞口33、アウト口26、および各種遊技効果ランプ78を含む。遊技領域24には複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。第1始動口30は、遊技球が入賞することで大入賞口50を開放するオープンチャッカーとして機能する。第2始動口40は、遊技球が通過することで第1始動口30を開放するスルーチャッカーとして機能する。各種遊技効果ランプ78は、点滅することで演出または装飾としての役割を果たす。
第2始動口40は、遊技球の入球を検出する入球検出装置42を有する。入球検出装置42が遊技球の第2始動口40への入球を検出すると、第1始動口30に設けられた電動役物が2回開放する。電動役物は、始動口ソレノイド34により開閉される。これにより、遊技球は第1始動口30に入球容易な状態となる。第1始動口30は、遊技球の入球を検出する入球検出装置32を有する。入球検出装置32が遊技球の第1始動口30への入球を検出すると、大入賞口50の開閉部(羽根)が2回開放する。
大入賞口50は、開放することで遊技球が入球可能となる第1開閉部80および第2開閉部82をもつ可変入球口であり、遊技領域24の略中央に配置されたセンター役物として構成される。大入賞口50は、第1開閉部80および第2開閉部82を拡開させる大入賞口ソレノイド66を有する。既述したように、第1開閉部80および第2開閉部82は、第1始動口30への入球を開放契機とする。
大入賞口50の内側には、遊技球を特定領域60に案内可能な振分装置100が設けられる。特定領域60は、大入賞口50の内側に設けられ、大入賞口50に入球した遊技球が通過可能な領域である。特定領域60には、遊技球の通過を検出する通過検出装置が設けられる。通常遊技中に遊技球が特定領域60を通過すると、1以上の単位遊技から構成される特別遊技が実行される契機となる。単位遊技中に遊技球が特定領域60を通過すると、次の単位遊技に移行する契機となる。このように、本実施例のぱちんこ遊技機10においては、特定領域60への遊技球の入球が特別遊技の開始または継続の契機となる。
大入賞口50内の上部には、特別遊技における単位遊技の継続上限回数を表示させるための表示器52が設けられている。表示器52は例えばLEDなどで構成され、特別遊技のラウンド振り分けにより決定される継続上限回数を表示する。なお、継続上限回数とは、遊技者に付与することを予定する単位遊技の回数であって、本実施例のぱちんこ遊技機10では、継続上限回数分の単位遊技の特典を遊技者に与えるように、第1開閉部80および第2開閉部82の動作が制御される。
振分装置100は、人形の形をした可動物102を備える。この可動物102は、左右に向きを変えるように構成されており、図示の例では正面を向いた状態が示されている。可動物102の前方には、大入賞口50に入球した遊技球が流れてくるステージ104が配置されている。開放された第1開閉部80または第2開閉部82から遊技球が大入賞口50に入球し、可動物が正面を向いているタイミングで(すなわち図示の状態のとき)遊技球がステージ104に到達すると、遊技球は特定領域60に入賞しやすくなる。一方、可動物102が正面を向いていない状態で遊技球がステージ104に到達すると、遊技球は特定領域60に入賞できない。
可動物102は、遊技球が特定領域60に入球しやすい第1状態と入球しにくい第2状態とを交互に繰り返して作り出すように動作する。具体的に、第1状態は、人形の形状をした可動物102が正面を向いた状態であり、第2状態は、それ以外の方向を向いた状態である。可動物102は、正面を向いた状態を基準位置として、左方向および右方向に交互に回転される。すなわち、正面を向いた状態から左側を向くように駆動され、そこから正面を向いた状態に戻されてさらに右側を向くように駆動され、また正面を向いた状態に戻される。この一連の動きを1つのサイクルとし、このサイクル動作を繰り返すことで、第1状態と第2状態とを交互に繰り返して作り出す一定の動作が実現される。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール22と外レール20に案内されて遊技領域24へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定すると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域24の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口33や第1始動口30、第2始動口40、大入賞口50の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口33等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口26に流入した遊技球はアウト球として処理される。
第1始動口30に遊技球が入賞すると、大入賞口ソレノイド66が作動して第1開閉部80および第2開閉部82が所定時間、例えば0.4秒間、2回開放される。その間、開放された第1開閉部80および第2開閉部82の開口部分を遊技球が通過すると、大入賞口50へ入球したことになる。このとき、振分装置100における可動物102は左右方向への回転運動を行っており、遊技球がステージ104に到達したときに可動物102が正面を向いていると、特定領域60へ入球しやすく、また正面以外を向いていると、特定領域60に入球しにくい。遊技球が特定領域60に入球すると、いわゆる大当たりとして特別遊技が開始される。なお、特定領域60に入球しなかった遊技球は、大入賞口50の外部に排出される。
特別遊技は、1回以上の単位遊技で構成され、単位遊技が実行されるたびに第1開閉部80および第2開閉部82が複数回開閉される。特別遊技における第1開閉部80および第2開閉部82の開放時間は、例えば0.8秒である。1回の単位遊技において第1開閉部80および第2開閉部82が複数回開放される間に、大入賞口50に遊技球が規定球数、たとえば10個入球するか、または開閉回数が規定回数、たとえば18回に到達したときに、第1開閉部80および第2開閉部82の開閉はいったん停止される。
第1開閉部80および第2開閉部82の開閉がいったん停止されたときに、振分装置100において遊技球が停留されており、停留が解除されることでその遊技球が特定領域60に入球すれば次の単位遊技に移行し、特別遊技が継続される。特定領域60に遊技球が入球しなかった場合は、その単位遊技の終了をもって特別遊技は終了となる。既述したように、単位遊技の継続回数には上限が設定される。特別遊技の開始にあたり、例えば1回、7回、15回のうちいずれかが継続上限回数として乱数による抽選で選択される。
特定領域60への入球は、通過検出装置により検出される。単位遊技の継続回数が継続上限回数に達した場合、または、遊技球が特定領域60へ入球せずいわゆるパンクとなった場合に、特別遊技が終了する。
図3は、振分装置の構造を示す図である。振分装置100は一体として形成され、遊技盤70に取り付けられる。
図3(a)は、振分装置100において人形が正面を向いた状態を示す斜視図である。本実施例の振分装置100において、人形120が正面を向いた状態にあるときに、遊技球がステージ104に到達して開口部150に入球すると、遊技球は、振分装置100内部に設けられた特定領域60を通過可能となる。開口部150は、人形120の2本のアーム部材122の間に形成され、人形120が正面を向いた状態では、開口部150が特定領域60に続く経路の入口となる。一方、人形120が正面以外を向いた状態では、開口部150と特定領域60とは連通せず、したがって遊技球は特定領域60を通過することはできない。
図3(b)は、人形が正面を向いた状態の振分装置100の断面図である。振分装置100において、まず遊技球がステージ104上に到達すると、開口部150を通過して、内部に設けられた特定領域60に連通する経路を転がり落ちる。振分装置100には、可動片154および可動片154を駆動する球停留部ソレノイド156が設けられている。球停留部ソレノイド156は、可動片154を経路を遮断するように上方に動かすことで、遊技球を停留させることができる。経路上には、特定領域60を通過する遊技球を検出するための通過検出装置158が設けられる。
以上のように、人形120が正面を向いた状態にあるとき、遊技球が特定領域60を通過することができる。一方、人形120が正面以外の方向を向いた状態にあるとき、遊技球は特定領域60を通過することなく、その両脇に設けられる経路(図示せず)を通って遊技盤70の裏面に排出されることになる。
図4は、振分装置に含まれる可動物の構造を示す。図4(a)は、可動物102の構造の斜視図であり、図4(b)は、可動物102の構造の側面図である。可動物102は、人形120を左右方向に回転させることで、ステージ104上を転がる遊技球が特定領域60に入球しやすい第1状態と入球しにくい第2状態とを実現する。
モータ110に通電すると、モータ軸112が回転する。モータ軸112には遮光板114が取り付けられており、モータ軸112の回転により、遮光板114が回転する。遮光板114が回転すると、遮光板114に偏心された位置に取り付けられた遮光板ローラ部116が回転し、固定部材124を左右方向に交互に移動させる。固定部材124と人形120とは、回転ピン118により回動自在に支持されており、固定部材124が移動することで、人形120が回転ピン118を支点に回転運動する。人形120の前面には2本のアーム部材122が設けられており、人形120が回転ピン118を支点に回転運動することで、2本のアーム部材122が左右方向に移動する。既述したように、人形120が正面を向いた状態で、ステージ104上に存在する遊技球がアーム部材122の間に設けられた開口部150に入球すると、遊技球が特定領域60に続く経路上を移動する。
また、可動物102には装飾部材130が設けられている。遮光板114が回転すると、遮光板ローラ部116がスライダ134およびアーム132を上下運動させる。アーム132が上下運動することで、クランク136が回転する。クランク136、ピン138および装飾部材130は一体に組み付けられており、クランク136が回転することにより、装飾部材130も回転する。このように、可動物102は、人形120および装飾部材130の同時に回転するように構成されている。
図5は、可動物における人形の回転状態を示す。
図5(a)は、人形が左回転した状態を示し、図5(b)は、人形が右回転した状態を示す。人形が正面を向いた状態から左回転および右回転すると、遊技球が特定領域60に入球しにくい状態が作り出される。
図6は、ぱちんこ遊技機における遊技を制御する構成を中心とした基本的な機能ブロック図である。第1始動口30、第2始動口40、大入賞口50、遊技効果ランプ78と遊技制御装置200との間は電気的に接続されている。遊技制御装置200は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROM、演算処理や制御処理に用いるCPUやRAM等の素子で実現でき、ソフトウエア的には画像処理機能、制御機能、乱数発生機能等のプログラムによって実現されるが、本図ではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウエア、ソフトウエアの組合せによっていろいろな形で実現できる。
遊技制御装置200は、入球判定手段210、大入賞口開閉制御手段220、表示制御手段230および特別遊技制御手段240を備える。入球判定手段210は、第1始動口30の入球検出装置32、第2始動口40の入球検出装置42、大入賞口50の通過検出装置158から遊技球が落入した旨の情報を取得し、その情報に基づいて入球があったことを判定する。大入賞口開閉制御手段220は、遊技状態が所定の条件を満たしたときに、第1開閉部80および第2開閉部82を開放させる。表示制御手段230は、表示器52における表示を制御する。通常遊技中に入球判定手段210が第1始動口30への入球を判定すると、大入賞口開閉制御手段220は、大入賞口50の第1開閉部80および第2開閉部82を2回開放する。特別遊技中、大入賞口開閉制御手段220は、後述する動作制御手段290からの開放指示に基づいて、第1開閉部80および第2開閉部82を開放する。
特別遊技制御手段240は、通常遊技から特別遊技へ移行すべきか否かを判定するとともに、特別遊技の実行を制御する。特別遊技制御手段240は、特別遊技移行判定手段250、回数設定手段260、単位遊技実行手段270、特別遊技終了判定手段280および動作制御手段290を有する。特別遊技移行判定手段250は、1以上の単位遊技から構成される遊技者に有利な特別遊技へ遊技を移行させるか否かを判定する。具体的には、通常遊技において大入賞口50へ入賞した遊技球が特定領域60を通過したときに、特別遊技への移行を決定する。
回数設定手段260は、特別遊技を構成する単位遊技の継続上限回数を1回から15回の範囲内で決定する。回数設定手段260は、例えば、1回、7回、15回のうちいずれかの継続上限回数を、乱数を用いた抽選で選択する。決定された継続上限回数は、特別遊技開始前に、表示制御手段230により表示器52へ表示される。
単位遊技実行手段270は、回数設定手段260により定められた継続上限回数の単位遊技を実行する。単位遊技実行手段270は、単位遊技が継続されるたびにその継続回数を計数し、その継続回数は表示制御手段230により表示器52へ表示される。
特別遊技終了判定手段280は、単位遊技中に遊技球が特定領域60を通過しなかった場合に、その単位遊技の終了をもって特別遊技を終了させる。単位遊技の継続回数が継続上限回数に達したときは、その単位遊技の終了をもって特別遊技を終了する。
動作制御手段290は、単位遊技実行中の第1開閉部80および第2開閉部82の動作、および振分装置100の動作を制御する。
動作制御手段290は、ステージ104上に存在する遊技球が特定領域に入球しやすい第1状態と入球しにくい第2状態の間での状態遷移を交互に繰り返すように振分装置100を動作させる。既述したように、振分装置100においては可動物102が左回転および右回転されることで、第1状態と第2状態が交互に作り出される。
動作制御手段290は、振分装置100に一定の動作を行わせる。振分装置100の動作は、単位遊技ごとに異なっていてもよいが、単位遊技中は一定のものとされる。例えば継続上限回数が7ラウンドである場合、ラウンドごとに動作は一定に定められていればよく、ラウンド間で同一の動作が設定される必要はない。継続上限回数が7ラウンドであるとき、6ラウンド目の動作は一定に設定される必要があるが、継続上限回数が7ラウンドである場合の6ラウンド目の動作と、継続上限回数が15ラウンドである場合の6ラウンド目の動作とが同一である必要もない。
動作制御手段290は、単位遊技の開始後、所定の動作位置から振分装置100の可動物102に一定の動作をさせる。動作制御手段290は、単位遊技の終了後、次の単位遊技に移行するまでの間に、振分装置100を所定の動作位置に戻し、その動作位置からまた振分装置100に一定の動作をさせる。この所定の動作位置は、例えば、可動物102が正面を向いた状態となる動作位置であってよい。このように、単位遊技開始時の可動物102の動作位置を合わせることで、ラウンド中、可動物102に常に一定の動作を行わせることが可能となる。
また動作制御手段290は、第1開閉部80および第2開閉部82の開放パターンを制御する。本実施例のぱちんこ遊技機10では、振分装置100の一定の動作に対して、第1開閉部80および第2開閉部82の動作を制御することで、大入賞口50において遊技球が特定領域60に入球しやすい状態と入球しにくい状態とを作り出す。大入賞口50において遊技球が特定領域60に入球しやすい状態は、大入賞口50に遊技球を入球させると、その遊技球が第1状態にある振分装置100に到達するタイミングで第1開閉部80および第2開閉部82を開放することで作り出される。本実施例の振分装置100の構造によると、開放した第1開閉部80および第2開閉部82から遊技球が入球したときに、可動物102が最左向きの位置または最右向きの位置にあれば、遊技球がステージ104まで落ちてきたときに、可動物102が正面を向いた状態となる。そのため、動作制御手段290は、可動物102が最左向きの位置または最右向きの位置にあるときに第1開閉部80および第2開閉部82を開放することで、大入賞口50において遊技球が特定領域60に入球しやすい状態を作り出すことができる。
一方、大入賞口50において遊技球が特定領域60に入球しにくい状態は、大入賞口50に遊技球を入球させると、その遊技球が第2状態にある振分装置100に到達するタイミングで第1開閉部80および第2開閉部82を開放することで作り出される。既述したように、大入賞口50に入球したタイミングで可動物102が最左向きの位置または最右向きの位置にあれば、遊技球がステージ104に落ちてきたときに遊技球が特定領域60に入球しやすい状態となる。そのため、動作制御手段290は、可動物102が最左向きの位置または最右向きの位置にないときに第1開閉部80および第2開閉部82を開放することで、大入賞口50において遊技球が特定領域60に入球しにくい状態を作り出すことができる。逆にいえば、動作制御手段290は、大入賞口50に遊技球を入球させると、その遊技球が第1状態にある振分装置100に遊技球が到達するタイミングでは第1開閉部80および第2開閉部82を開放しないことで、遊技球が特定領域60に入球しにくい状態を作り出すことができる。このように、本実施例のぱちんこ遊技機10においては、大入賞口50の開閉を制御することで、振分装置100に遊技球が到達するタイミングを自在に作ることができる。
動作制御手段290は、回数設定手段260により定められる継続上限回数に応じて、第1開閉部80および第2開閉部82の開放パターンを決定する。具体的に、開放パターンは、(継続上限回数−1)個分の単位遊技が終了するまでは遊技球が大入賞口50において特定領域60に入球しやすい状態となるように第1開閉部80および第2開閉部82を開放させ、継続上限回数個目の単位遊技中では、大入賞口50において遊技球が特定領域60に入球しにくい状態となるように第1開閉部80および第2開閉部82を開放させることを定める。例えば回数設定手段260により継続上限回数が7ラウンドに設定された場合、6(=7−1)ラウンドの単位遊技が終了するまでは、各ラウンドで大入賞口50において遊技球が特定領域60に入球しやすい状態となるように第1開閉部80および第2開閉部82の開放パターンが定められ、一方、7ラウンド目の単位遊技中は、大入賞口50において遊技球が特定領域60に入球しにくい状態となるように第1開閉部80および第2開閉部82の開放パターンが定められる。
以上により、振分装置100の可動物102が一定の動作を行っている場合に、第1開閉部80および第2開閉部82の開放パターンを制御することで、大入賞口50において遊技球が特定領域60に入球しやすい状態と入球しにくい状態とを作り出すことができる。開放パターンは、単位遊技開始後の第1開閉部80および第2開閉部82の開閉動作を時間的に表現したものであってよい。可動物102の動作パターンは一定であり既知であるため、この動作パターンに合わせて第1開閉部80および第2開閉部82の開放パターンを時間的に表現することが可能である。単位遊技の開始時に、振分装置100の可動物102を必ず所定の動作位置に戻すことで、可動物102の動作パターンは所定の動作位置から時間的に表現できるため、これに合わせて第1開閉部80および第2開閉部82の開放パターンを時間的に表現することが可能となる。
また、動作制御手段290は、振分装置100の動作を監視して、その監視結果に基づいて、第1開閉部80および第2開閉部82を動的に開閉動作させてもよい。動作制御手段290は、振分装置100の可動物102が向いている状態を監視し、向いている状態に応じて第1開閉部80および第2開閉部82の開放パターンを動的に決定する。開放パターンを動的に設定することで、可動物102の動作状況に応じて適切なタイミングで第1開閉部80および第2開閉部82を開放することが可能となる。
図7は、大入賞口において遊技球が特定領域に入球しやすい状態を作り出す振分装置の動作パターンと大入賞口の開放パターンを示す。
図7(a)は、振分装置100の一定の動作パターンに対して、大入賞口50をラウンド中、常に開放する開放パターンを示す。ラウンド中、第1開閉部80および第2開閉部82を常に開放しているため、遊技球は特定領域60に入球しやすい。
図7(b)は、振分装置100の一定の動作パターンに対して、大入賞口の開放パターンをオフセットさせた状態を示す。図7(b)では、大入賞口50を開閉制御し、このとき、振分装置100が、遊技球の入球しやすい第1状態となる時間よりも時間Tだけ早いタイミングで第1開閉部80および第2開閉部82を開放する。時間Tは、第1開閉部80または第2開閉部82から入球した遊技球がステージ104上に落ちるまでにかかる平均時間である。これにより、大入賞口50の開放直後に入球した遊技球が、ステージ104に落ちる頃には、振分装置100が第1状態に状態遷移することになる。一般に、ラウンド中は、振分装置100が開放と閉鎖を交互に繰り返すため、図7(b)に示す開放パターンを利用することで、遊技者にとって自然な遊技を提供することができる。
図8は、大入賞口において遊技球が特定領域に入球しにくい状態を作り出す振分装置の動作パターンと大入賞口の開放パターンを示す。図8では、大入賞口50を開閉制御し、このとき、振分装置100が、第1状態から遊技球の入球しにくい第2状態となる時間よりも時間Tだけ早いタイミングで第1開閉部80および第2開閉部82を開放する。時間Tは、第1開閉部80または第2開閉部82から入球した遊技球がステージ104上に落ちるまでにかかる平均時間である。これにより、大入賞口50の開放直後に入球した遊技球がステージ104に落ちる頃には、振分装置100が第2状態に状態遷移することになる。大入賞口50が閉じる直前に入球した遊技球がステージ104上に到達するときには、振分装置100が第2状態に維持されているように、大入賞口50の閉鎖タイミングが定められる。なお、特定領域60に入球しにくい状態を作り出す場合には、大入賞口50の開放タイミングを遅くし、閉鎖タイミングを早くしてもよい。てもよい。例えば、振分装置100が第2状態に遷移したときに大入賞口50を開放し、振分装置100が第1状態に遷移する例えば3T時間前に大入賞口50を閉鎖することで、遊技球が特定領域60に確実に入球しない状態を作り出すことができる。
図7および図8に、振分装置100の動作パターンおよび大入賞口50の開放パターンを示したが、既述したように、動作パターンおよび開放パターンは、ともにラウンド開始時からの時間で表現されてもよい。また、動作制御手段290が振分装置100の動作を監視することで、大入賞口50の開放タイミングおよび閉鎖タイミングが定められてもよい。なお、大入賞口50の開閉は、振分装置100の状態遷移を予測して行う必要がある。そのため、動作制御手段290は、振分装置100の状態遷移における時間パラメータ、例えば第1状態の継続時間や第2状態の継続時間を予め認識し、振分装置100の動作状態から状態遷移のタイミングを予測することで、大入賞口50の開閉を動的に行ってもよい。
図9は、ぱちんこ遊技機10における基本的な処理過程を示すフローチャートである。まず、入球判定手段210が、遊技球が第1始動口30へ入球したか否かを判定する(S10)。遊技球が第1始動口30へ入球すると、特別遊技制御手段240が、特別遊技の移行判定および実行処理などの制御処理を実行する(S12)。
図10は、図9におけるS12の特別遊技制御処理を示すフローチャートである。特別遊技移行判定手段250が、特別遊技へ遊技を移行させるか否かを判定する(S20)。特別遊技への移行が判定された場合、回数設定手段260が、抽選により、単位遊技の継続上限回数を設定する(S22)。継続上限回数の選択肢は、例えば1回、7回、15回と予め定められていてもよいが、1回から15回までの任意の回数が選択されてもよい。単位遊技実行手段270が単位遊技を実行し、特別遊技終了判定手段280が特別遊技の終了を判定するまで、特別遊技が継続される(S24)。特別遊技の実行中、動作制御手段290が、大入賞口50の第1開閉部80および第2開閉部82の動作を制御する。詳細には、動作制御手段290が、大入賞口開閉制御手段220に対して開放指示または閉鎖指示を通知し、大入賞口開閉制御手段220が、その指示を受けて第1開閉部80および第2開閉部82の大入賞口ソレノイド66を駆動することにより、第1開閉部80および第2開閉部82の開閉制御が行われる。以下では、便宜上、動作制御手段290が第1開閉部80および第2開閉部82を直接制御するものとして説明する。
図11は、図10におけるS20の特別遊技移行判定処理を示すフローチャートである。第1始動口30に遊技球が入賞すると、大入賞口50の開放回数が2回に設定される。大入賞口開閉制御手段220は、大入賞口開放タイマをセットして(S102)、大入賞口50を開放駆動する(S104)。
大入賞口50に入球した遊技球が特定領域60を通過すると(S106のY)、特別遊技移行判定手段250が当たり判定を行い、特別遊技へ遊技を移行させることを決定する(S108)。一方、大入賞口50に入球した遊技球が特定領域60を通過しなければ(S106のN)、当たり判定は行われない。大入賞口開閉制御手段220は大入賞口開放タイマをチェックし、タイマ値が0に達していなければ(S110のN)、タイマ値が0になるまで大入賞口50を開放する。タイマ値が0に達すると(S110のY)、大入賞口開閉制御手段220が大入賞口50を閉鎖駆動する(S112)。大入賞口開閉制御手段220は開放回数を1加算し(S114)、開放回数が2になったか否かを判定する(S116)。1回目の開放が終了した時点では、開放回数として1がセットされる。開放回数が2でなければ(S116のN)、S102からのフローを繰り返し実行し、開放回数が2になると(S116のY)、大入賞口50の開放制御処理を終了して(S118)、特定遊技移行判定処理を終了する。
図12は、図10におけるS24の特別遊技実行処理を示すフローチャートである。図10のS22において、単位遊技の継続上限回数が設定され、継続回数としてNがセットされる(S200)。特別遊技実行処理の開始時には、Nは継続上限回数となり、処理実行中は、S214で設定される値となる。本実施例で、継続上限回数は1以上15以下の整数である。単位遊技実行手段270が単位遊技を開始する(S202)。N=1のとき、すなわち継続上限回数の最後のラウンドのとき(S204のY)、動作制御手段290が大入賞口50を遊技球が特定領域60に入球しにくい開放パターンで開閉制御する(S208)。これにより、最終ラウンドでは、特定領域60への入球が回避され、そのラウンドで特別遊技が終了されることになる。一方、Nが1に等しくないとき(S204のN)、動作制御手段290が大入賞口50を遊技球が特定領域60に入球しやすい開放パターンで開閉制御する(S206)。これにより、ラウンドの継続を容易にすることができ、遊技者に付与するべき特典を適切に与えることが可能となる。
特定領域60に遊技球がV入賞すると(S210のY)、特別遊技終了判定手段280が、継続回数Nから1減算し(S214)、N=0になったか否かを判定する(S216)。N=0であれば(S216のY)、継続する単位遊技は存在せず、特別遊技が終了となる(S218)。一方、N=0でなければ(S216のN)、特別遊技実行処理フローを抜けて、S200からのステップを繰り返し実行する。
なお、S210において、V入賞しないことが判定されると(S210のN)、特別遊技終了判定手段280が、単位遊技の終了条件が成立したか否かを判定する(S212)。例えば、単位遊技中の大入賞口50への入球数をカウントして、カウント総数が10以上となったときに、単位遊技の終了条件が成立したことが判定されてもよい。また、大入賞口50の開放回数が18回に達した時点で、単位遊技の終了条件が成立したことが判定されてもよい。V入賞のない状態で単位遊技が終了すると(S212のY)、いわゆるパンクにより特別遊技が終了する(S218)。一方、単位遊技の終了条件が成立していなければ(S212のN)、特別遊技が終了するまで図12のフローが繰り返し実行される。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
なお、図7(b)で、遊技球が特定領域に入球しやすい振分装置100の動作パターンと大入賞口50の開放パターンを示したが、大入賞口50の開放パターンを開放状態と閉鎖状態との間で反転させることで、遊技球が特定領域に入球しにくい状態を作り出すことも可能である。この場合は、大入賞口50の開放パターンを1つもち、それを反転させるか否かで、特定領域に入球しにくい状態としやすい状態とを作り出すことができ、制御が容易になる利点がある。また、1回のラウンド中に、特定領域に入球しやすい状態としにくい状態とを作り出してもよい。この場合も、図7(b)に示す1つの開放パターンを必要に応じて反転して利用することで、1回のラウンド中に状態の変化をもたせることができ、遊技興趣を高めることができる。
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 遊技盤の構造を示す正面図である。 振分装置の構造を示す図である。 振分装置に含まれる可動物の構造を示す図である。 可動物における人形の回転状態を示す図である。 ぱちんこ遊技機における遊技を制御する構成を中心とした基本的な機能ブロック図である。 大入賞口において遊技球が特定領域に入球しやすい状態を作り出す振分装置の動作パターンと大入賞口の開放パターンを示す図である。 大入賞口において遊技球が特定領域に入球しにくい状態を作り出す振分装置の動作パターンと大入賞口の開放パターンを示す図である。 ぱちんこ遊技機における基本的な処理過程を示すフローチャートである。 図9におけるS12の特別遊技制御処理を示すフローチャートである。 図10におけるS20の特別遊技移行判定処理を示すフローチャートである。 図10におけるS24の特別遊技実行処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・ぱちんこ遊技機、30・・・第1始動口、40・・・第2始動口、50・・・大入賞口、60・・・特定領域、80・・・第1開閉部、82・・・第2開閉部、100・・・振分装置、240・・・特別遊技制御手段、250・・・特別遊技移行判定手段、260・・・回数設定手段、270・・・単位遊技実行手段、280・・・特別遊技終了判定手段、290・・・動作制御手段。

Claims (2)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域に設けられ、開放することで遊技球が入球可能となる開閉部をもつ大入賞口と、
    前記遊技領域に設けられ、遊技球の入球を前記開閉部の開放契機とさせる始動口と、
    前記大入賞口の内側に設けられ、前記大入賞口に入球した遊技球が通過可能な特定領域と、
    前記大入賞口の内側に設けられ、遊技球を特定領域に案内可能な振分装置と、
    1以上の単位遊技から構成される遊技者に有利な特別遊技へ遊技を移行させるか否かを判定する特別遊技移行判定手段と、
    前記開閉部および前記振分装置の動作を制御する動作制御手段とを備えた弾球遊技機であって、
    前記動作制御手段は、前記振分装置の動作を監視した結果に基づいて、前記開閉部を開放動作させることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記動作制御手段は、単位遊技の開始後、所定の動作位置から前記振分装置に一定の動作をさせ、当該単位遊技の終了後、次の単位遊技に移行するまでの間に、前記振分装置を所定の動作位置に戻すことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
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