JP2004242969A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】無効期間中における始動入賞による遊技者の不利を解消して特典の付与を可能にし、時間当たりに弾発される遊技球数の減少を防止してホール側の不利益を解消すること。
【解決手段】始動入賞口11、12への遊技球Bの入賞により、役物装置2に設けられた可変翼21が所定回数開放され、該役物装置2の内部の可動体22が所定期間作動する始動動作を行い、該始動動作中に前記役物装置2内に誘導された遊技球Bが、前記役物装置2内の特別入賞口3に入賞すると特別遊技状態が生起されるように構成されると共に、前記始動条件の成立から所定期間に渡り、新たに成立した前記始動条件に基づく始動動作を無効とする処理を含むパチンコ遊技機において、前記始動動作が無効となっている期間内における新たな始動条件の成立を記憶する記憶手段4を設け、該記憶手段4の記憶情報に基づき、その後の遊技展開が変化するように構成されているパチンコ遊技機。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、始動条件の成立により、役物装置に設けられた可変翼が所定回数開放され、該役物装置内部の可変体が所定期間作動する始動動作を行い、該始動動作中に前記役物装置内に誘導された遊技球が、前記役物装置内の所定箇所に設けられた特別入賞口に入賞すると特別遊技状態が生起されるように構成されると共に、前記始動条件の成立から所定期間に渡り、新たに成立した前記始動条件に基づく始動動作を無効とする処理を含むパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ遊技機は、始動入賞口に遊技球が入賞することにより、役物の可変翼が開放を行い、遊技球が該可変翼の開放中に前記役物内の特別入賞口に入賞すると遊技者に多量の景品球を付与する特別遊技状態が生起するように構成されたパチンコ遊技機や、始動入賞口に遊技球が入賞することにより、役物の可変翼が開放を行い、遊技球が該可変翼の開放中に前記役物内の特別入賞口に入賞すると図柄表示装置の表示図柄が変動表示を行い、所定時間後に停止表示された図柄が特別態様を形成した際に遊技者に多量の景品球を付与する特別遊技状態が生起するように構成されたパチンコ遊技機において、一般的に、始動口への遊技球の入賞を契機として、役物の可変翼が所定回数開放されるとともに、前記役物内部の駆動体が駆動される動作が1サイクル行われ、該サイクル中の始動口への入賞によっては前記役物装置が作動する制御が無効になるように構成されていた(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−06067号公報(第3−4頁、第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のパチンコ遊技機は、上述したように通常遊技状態における始動入賞に比べ、無効期間中の始動入賞は遊技者に付与される特典は少なく、前記無効期間中の始動入賞は遊技者にとって不利なものになるという問題があった。
【0005】
またこうした不利を解消するために一部の遊技者は、始動口に遊技球が入賞し、役物装置内に遊技球が入賞する可能性のあるタイミングのみ遊技球を打ち出し、それ以外の時は無駄な遊技球の打ち出しを停止するため、時間当たりに弾発される遊技球数が減少してしまうのでホール側が不利益を被ってしまうという問題があった。
【0006】
よって上記従来のパチンコ遊技機では遊技者にとってもホール側にとっても好ましいとはいえないという問題があった。
【0007】
そこで本発明者は、始動条件の成立により、役物装置に設けられた可変翼が所定回数開放され、該役物装置内部の可変体が所定期間作動する始動動作を行い、該始動動作中に前記役物装置内に誘導された遊技球が、前記役物装置内の所定箇所に設けられた特別入賞口に入賞すると特別遊技状態が生起されるように構成されると共に、前記始動条件の成立から所定期間に渡り、新たに成立した前記始動条件に基づく始動動作を無効とする処理を含むパチンコ遊技機において、前記始動動作が無効となっている期間内における新たな始動条件の成立を記憶する記憶手段を設け、該記憶手段の記憶情報に基づき、その後の遊技展開を変化させるという本発明の技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結果、遊技展開に変化を付与することにより遊技性を高めて遊技者の遊技意欲を増大させるとともに、上述した従来における無効期間中における始動入賞による遊技者の不利を解消して特典の付与を可能にし、時間当たりに弾発される遊技球数の減少を防止してホール側の不利益を解消するパチンコ遊技機の提供を可能にするという目的を達成する本発明に到達した。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1に記載の第1発明)のパチンコ遊技機は、
始動条件の成立により、役物装置に設けられた可変翼が所定回数開放され、該役物装置内部の可変体が所定期間作動する始動動作を行い、該始動動作中に前記役物装置内に誘導された遊技球が、前記役物装置内の所定箇所に設けられた特別入賞口に入賞すると特別遊技状態が生起されるように構成されると共に、前記始動条件の成立から所定期間に渡り、新たに成立した前記始動条件に基づく始動動作を無効とする処理を含むパチンコ遊技機において、
前記始動動作が無効となっている期間内における新たな始動条件の成立を記憶する記憶手段を設け、該記憶手段の記憶情報に基づき、その後の遊技展開が変化するように構成されている
ものである。
【0009】
本発明(請求項2に記載の第2発明)のパチンコ遊技機は、
始動入賞口への遊技球の入賞による始動条件の成立により、役物装置に設けられた可変翼が所定回数開放され、該役物装置内部の可変体が所定期間作動する始動動作を行い、該始動動作中に前記役物装置内に誘導された遊技球が、前記役物装置内の所定箇所に設けられた特別入賞口に入賞すると特別遊技状態が生起されるように構成されると共に、前記始動入賞口への入賞により始動条件が成立してから所定期間に渡り、新たに前記始動入賞口への入賞に伴い成立した前記始動条件に基づく始動動作を無効とする処理を含むパチンコ遊技機において、
前記始動動作が無効となっている期間内において、始動入賞口へ新たな遊技球が入賞したことを記憶する記憶手段を設け、
該記憶手段に記憶情報がある場合には、記憶情報が無い場合と比較して、前記無効期間終了後における始動入賞時に、前記特別遊技状態が生起される可能性が高くなるように構成されている
ものである。
【0010】
本発明(請求項3に記載の第3発明)のパチンコ遊技機は、
始動入賞口への遊技球の入賞により、前記役物装置に設けられた可変翼が所定回数開放する始動動作を行い、該始動動作中に前記役物装置に入球した遊技球が、前記役物装置内の所定箇所に設けられた特別入賞口に入賞することにより図柄表示装置の表示図柄が変動を開始し、所定期間経過後に該図柄が所定態様で表示されると遊技者にとって有利となる特別遊技状態が生起されるように構成されると共に、前記始動入賞口への入賞から所定期間に渡り、新たに前記始動入賞口に入賞した遊技球に基づく始動動作を無効とする処理を含むパチンコ遊技機において、
前記始動動作が無効となっている期間内において、始動入賞口へ新たな遊技球が入球したことを記憶する記憶手段を設け、
該記憶手段に入賞記憶情報がある場合には、記憶が無い場合と比較して、前記無効期間の終了後における始動入賞時に、前記特別遊技状態が生起される可能性が高くなるように構成されている
ものである。
【0011】
本発明(請求項4に記載の第4発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、
前記記憶手段に記憶情報が有る場合には、前記始動動作の無効期間終了後の始動入賞時における前記役物装置の前記可変翼の開放回数及び開閉時間及び開放形態、又は前記役物装置内部の前記可変体の可動態様及び可動速度、又は大当り判定用乱数カウンタの当たりテーブルが遊技者にとって有利な状態となるように構成されている
ものである。
【0012】
本発明(請求項5に記載の第5発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、
前記記憶手段に記憶情報が有る場合には、前記始動動作の無効期間終了後の一定期間に亘り始動条件、または始動条件を満たすことによる前記役物装置の前記可変翼の開放回数及び開閉時間及び開放形態、又は前記役物装置内部の前記可変体の可動態様及び可動速度、または大当り判定用乱数カウンタの当たりテーブルが遊技者にとって有利な状態となるように構成されている
ものである。
【0013】
本発明(請求項6に記載の第6発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、
前記記憶手段に記憶された記憶情報の入球個数データに従い、前記始動動作の無効期間終了後の遊技展開が遊技者にとって有利な状態となるように構成されている
ものである。
【0014】
本発明(請求項7に記載の第7発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、
前記記憶手段に記憶された記憶情報の入球タイミングデータに従い、前記始動動作の無効期間終了後の遊技展開が遊技者にとって有利な状態となるように構成されている
ものである。
【0015】
本発明(請求項8に記載の第8発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第7発明のいずれかにおいて、
前記記憶手段に記憶情報がある場合には、該記憶手段に記憶されていた記憶情報が、前記始動動作の無効期間終了後の始動入賞時における前記役物装置の作動終了後、又は前記一定期間終了後にクリアされるように構成されている
ものである。
【0016】
本発明(請求項9に記載の第9発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明において、
前記記憶手段に記憶された前記記憶情報は、無効期間終了後ただちに遊技性に変化を与えることなく保存され、無効期間内における始動条件の成立による記憶情報が、前記記憶手段に記憶された前記記憶情報に新たな記憶情報として付加され、付加された前記記憶情報の入球個数データが所定値に達した時に遊技展開が遊技者にとって有利な状態となるとともに、その後前記入球個数データがクリアされるように構成されている
ものである。
【0017】
【発明の作用および効果】
上記構成より成る第1発明のパチンコ遊技機は、始動条件の成立により、役物装置に設けられた可変翼が所定回数開放され、該役物装置内部の可変体が所定期間作動する始動動作を行い、該始動動作中に前記役物装置内に誘導された遊技球が、前記役物装置内の所定箇所に設けられた特別入賞口に入賞すると特別遊技状態が生起されるように構成されると共に、前記始動条件の成立から所定期間に渡り、新たに成立した前記始動条件に基づく始動動作を無効とする処理を含むパチンコ遊技機において、前記始動動作が無効となっている期間内における新たな始動条件の成立を記憶する記憶手段を設け、該記憶手段の記憶情報に基づきその後の遊技展開が変化するので 遊技者に特典を付与したり、時には不利にしたりすることにより、無効期間内または無効期間終了後における遊技展開に変化を付与して、遊技性を高めて遊技者の遊技意欲を増大させるという効果を奏する。
【0018】
上記構成より成る第2発明のパチンコ遊技機は、始動入賞口への遊技球の入賞による始動条件の成立により、役物装置に設けられた可変翼が所定回数開放され、該役物装置内部の可変体が所定期間作動する始動動作を行い、該始動動作中に前記役物装置内に誘導された遊技球が、前記役物装置内の所定箇所に設けられた特別入賞口に入賞すると特別遊技状態が生起されるように構成されると共に、前記始動入賞口への入賞により始動条件が成立してから所定期間に渡り、新たに前記始動入賞口への入賞に伴い成立した前記始動条件に基づく始動動作を無効とする処理を含むパチンコ遊技機において、前記始動動作が無効となっている期間内において、始動入賞口へ新たな遊技球が入賞したことを記憶する記憶手段を設け、該記憶手段に記憶情報がある場合には、記憶情報が無い場合と比較して、前記無効期間終了後における始動入賞時に、前記特別遊技状態が生起される可能性が高くなるので、遊技性を高めて遊技者の遊技意欲を増大させるとともに、上述した従来における無効期間中における始動入賞による遊技者の不利を解消して特典の付与を可能にし、時間当たりに弾発される遊技球数の減少を防止してホール側の不利益を解消するパチンコ遊技機の提供を可能にするという効果を奏する。
【0019】
上記構成より成る第3発明のパチンコ遊技機は、始動入賞口への遊技球の入賞により、前記役物装置に設けられた可変翼が所定回数開放され、該役物装置内部の可変体が作動し、該可変翼の開放中に前記役物装置に入球した遊技球が、前記役物装置内の所定箇所に設けられた特別入賞口に入賞することにより図柄表示装置の表示図柄が変動を開始し、所定時間経過後に該図柄が所定態様で表示されると遊技者にとって有利となる特別遊技状態が生起されるように構成されたパチンコ遊技機(第3種パチンコ遊技機)において、無効期間における始動入賞口への新たな遊技球が入球したことを記憶する記憶手段を設け、該記憶手段に入球記憶情報がある場合には、記憶がない場合と比較して、前記始動動作の無効期間終了後における始動入賞時に、特別遊技状態が生起する可能性が高くなるので、遊技性を高めて遊技者の遊技意欲を増大させるとともに、上述した従来における無効期間中における始動入賞による遊技者の不利を解消して特典の付与を可能にし、時間当たりに弾発される遊技球数の減少を防止してホール側の不利益を解消するパチンコ遊技機の提供を可能にするという効果を奏する。
【0020】
上記構成より成る第4発明のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、前記記憶手段に記憶情報が有る場合には、前記始動動作の無効期間終了後の始動入賞時における前記役物装置の前記可変翼の開放回数及び開閉時間及び開放形態、又は前記役物装置内部の前記可変体の可動態様及び可動速度、又は大当り判定用乱数カウンタの当たりテーブルが遊技者にとって有利な状態となるので、特別遊技状態が生起する可能性が高くなるため、遊技性を高めて遊技者の遊技意欲を増大させるとともに、上述した従来における無効期間中における始動入賞による遊技者の不利を解消して特典の付与を可能にし、時間当たりに弾発される遊技球数の減少を防止してホール側の不利益を解消するパチンコ遊技機の提供を可能にするという効果を奏する。
【0021】
上記構成より成る第5発明のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、前記記憶手段に記憶情報が有る場合には、前記始動動作の無効期間終了後の一定期間に亘り始動条件、または始動条件を満たすことによる前記役物装置の前記可変翼の開放回数及び開閉時間及び開放形態、又は前記役物装置内部の前記可変体の可動態様及び可動速度、または大当り判定用乱数カウンタの当たりテーブルが遊技者にとって有利な状態となるので、特別遊技状態が生起する可能性が高くなるため、遊技性を高めて遊技者の遊技意欲を増大させるとともに、上述した従来における無効期間中における始動入賞による遊技者の不利を解消して特典の付与を可能にし、時間当たりに弾発される遊技球数の減少を防止してホール側の不利益を解消するパチンコ遊技機の提供を可能にするという効果を奏する。
【0022】
上記構成より成る第6発明のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、前記記憶手段に記憶された記憶情報の入球個数データに従い、前記始動動作の無効期間終了後の遊技展開が遊技者にとって有利な状態となるので、特別遊技状態が生起する可能性の予測を可能にするため、遊技性を高めて遊技者の遊技意欲を増大させるとともに、上述した従来における無効期間中における始動入賞による遊技者の不利を解消して特典の付与を可能にし、時間当たりに弾発される遊技球数の減少を防止してホール側の不利益を解消するパチンコ遊技機の提供を可能にするという効果を奏する。
【0023】
上記構成より成る第7発明のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、前記記憶手段に記憶された記憶情報の入球タイミングデータに従い、前記始動動作の無効期間終了後の遊技展開が遊技者にとって有利な状態となるので、遊技者にとって予測が困難な興趣の有る遊技展開を実現するという効果を奏する。
【0024】
上記構成より成る第8発明のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第7発明のいずれかにおいて、前記記憶手段に記憶情報がある場合には、該記憶手段に記憶されていた記憶情報が、前記始動動作の無効期間終了後の始動入賞時における前記役物装置の作動終了後、又は前記一定期間終了後にクリアされるので、クリア毎に異なった遊技展開を実現するという効果を奏する。
【0025】
上記構成より成る第9発明のパチンコ遊技機は、前記第1発明において、前記記憶手段に記憶された前記記憶情報は、無効期間終了後ただちに遊技性に変化を与えることなく保存され、無効期間内における始動条件の成立による記憶情報が、前記記憶手段に記憶された前記記憶情報に新たな記憶情報として付加され、付加された前記記憶情報の入球個数データが所定値に達した時に遊技展開が遊技者にとって有利な状態となるとともに、その後前記入球個数データがクリアされるので、無効期間内における始動条件の成立による所定値に達するまでの記憶情報が積み重ねられた遊技展開を実現するとともに、所定値に達した入球個数データがクリアされるので、クリア毎に異なった遊技展開を実現するという効果を奏する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態につき、図面を用いて説明する。
【0027】
(第1実施形態)
本第1実施形態のパチンコ遊技機は、図1ないし図5に示されるように始動入賞口11、12への遊技球Bの入賞による始動条件の成立により、役物装置2に設けられた可変翼21が所定回数開放され、該役物装置2の内部の可変体としての可動体22が所定期間作動する始動動作を行い、該始動動作中に前記役物装置2内に誘導された遊技球が、前記役物装置2内の所定箇所に設けられた特別入賞口3に入賞すると特別遊技状態が生起されるように構成されると共に、前記始動条件の成立から所定期間に渡り、新たに成立した前記始動条件に基づく始動動作を無効とする処理を含むパチンコ遊技機において、前記始動動作が無効となっている期間内における新たな始動条件の成立を記憶する記憶手段4を設け、該記憶手段4の記憶に基づき、その後の遊技展開が変化するように構成されているものである。
【0028】
本第1実施形態においては、遊技展開を大きく左右するものとして遊技盤10の中央に役物装置2が配設されるとともに、前記遊技盤10の下部中央および左右に始動入賞口11、12が配設されているものである。
【0029】
前記役物装置2は、図1および図2に示されるように上部左右に配設された導入口としての主に遊技球誘導可変翼21と、中央左右に配設され放射状に複数の穴が形成され回転することにより遊技球の軌道を変動させる可動体22と、下部中央に配設された特別入賞口3と、下部に配設された入賞口23と、一定周期で前方に突出して遊技球を特別入賞口3に誘導する誘導ポケット24と、水平にそれぞれ配設された第1の遊技盤部25と、第2の遊技盤部26とによって構成される。
【0030】
また遊技球が始動入賞口11、12に入賞後、前記役物装置2が作動し、前記可変翼21が一例として0、45秒間、開放状態となり前記可変翼21に誘導された遊技球が第1の遊技盤部25上におかれ前記特別入賞口3および誘導ポケット24に入るまたは第2の遊技盤部26への進入口へ入る等さまざまな動きを起こした後、第2の遊技盤部26上において前記特別入賞口3に入賞することで遊技者にとって有利となる特別遊技状態が生起されるよう構成されている。
【0031】
ここで遊技球が始動入賞口11、12に入賞後前記役物装置2が作動し遊技球が前記役物装置2内に存在する状態において、前記誘導ポケット24は開いた状態(前方に突出)と閉じた状態とを繰り返し、開いた状態において遊技球が投入されると、前記特別遊技状態の生起が約束されるよう構成されている。
【0032】
また、前記可動体22は、放射状に複数の穴221が形成され、隣合う穴221の間には放射状の円弧状壁面222が形成された半球状の部材であり、一定の速度で回転するように構成されている。
【0033】
遊技球Bが、前記可変翼21を介して前記役物装置2内に導入され、図3(A)に示されるように前記第1の遊技盤部25上に位置する時に前記可動体22の前記円弧状壁面222と当接する時は、第1の遊技盤部25に沿って横方向中央に移動して前記誘導ポケット24内に進入するように構成されている。
【0034】
また遊技球Bが、図3(B)に示されるように前記第1の遊技盤部25上に位置する時に前記可動体22の放射状に形成された複数の穴221が開口する状態にあるときは、前記遊技球Bが半球状の前記可動体22内に進入するように構成されている。
【0035】
本第1実施形態における制御要素について、図4に示されるブロック図のように起動スイッチ51と、カウントスイッチ52と、特定領域スイッチ53と、該スイッチが接続されるI/O54と、該I/O54に接続され大当り動作制御、大当り判定制御、図柄変動制御等を行うとともに、ROMおよびRAMを備えたCPU50と、該CPU50に接続されたI/O55と、前記I/O55に接続された記憶手段(メモリ)4と、前記I/O55に接続された装飾ランプ57と、前記I/O55に接続された可動体用のソレノイド58と、前記I/O55に接続された可動翼用のソレノイド59とから成る。
【0036】
前記無効期間中に複数個の遊技球Bが始動入賞口11、12へと入賞する場合には、始動入賞を果たした該遊技球の個数情報も前記記憶手段にインプットし、次回の遊技球が始動入賞口11、12に入賞した際にはその記憶個数情報を参照し、可変翼21の開放期間を0、90秒間に延長するように構成した本第1実施形態における制御手順について、図5に示されるフローチャートを用いて説明する。
【0037】
ステップ101において、始動入賞口11、12に入賞したかどうかが判定され、始動入賞口11、12に入賞した場合は、ステップ102において、通常始動動作態様が実行され、ステップ103において、前記記憶手段4の記憶を許可する記憶許可状態となる。
【0038】
前記記憶手段4が記憶許可状態となった後、ステップ104において、遊技球Bが始動入賞口11、12に入賞したかどうかが判定され、ステップ105において、記憶数に入賞した個数nが付加され、ステップ106において、通常始動動作態様を終了する。
【0039】
通常始動動作態様を終了すると、ステップ107において、前記記憶手段4は記憶出来ない記憶不可状態となり、ステップ108において、始動入賞口11、12に入賞したかどうかが判定される。
【0040】
ステップ109において、前記記憶手段4の記憶個数を参照し、特別始動動作態様を実行し、ステップ110において、特別始動動作態様が終了すると、ステップ111において、前記記憶手段4の記憶個数がクリアされ、1サイクルが終了する。
【0041】
本第1実施形態においては、前記役物装置2が作動し遊技球Bが前記役物装置2内に進入し前記第2の遊技盤部26上を通過後、前記特別入賞口3または入賞口23に入賞するまでの期間(無効期間)に、新たな遊技球Bが前記始動入賞口11、12に入賞した場合は、前記遊技球Bが始動入賞を果たしたことに起因した所定回数の前記可変翼21が作動するかわりに、該始動入賞情報を前記記憶手段4にインプットし、無効期間終了後、あらたに遊技球Bが始動入賞口11、12に入賞した際に該記憶情報を参照し、可変翼21の開放期間を長くするようにしたものである。
【0042】
上記作用を奏する本第1実施形態パチンコ遊技機は、前記始動入賞口11、12へ遊技球Bが入賞してから前記役物装置2の内部の前記可動体22が作動している期間であり、前記始動入賞口11、12への始動入賞による始動動作が無効になっている期間内において、始動入賞口11、12へ新たな遊技球Bが入球したことを記憶する前記記憶手段4を設け、該記憶手段4の記憶に基づき前記無効期間終了後における遊技展開が変化するので、遊技展開に変化を付与することにより遊技性を高めて遊技者の遊技意欲を増大させるという効果を奏する。
【0043】
また本第1実施形態パチンコ遊技機は、上述した従来における無効期間中における始動入賞による遊技者の不利を解消して特典の付与を可能にし、時間当たりに弾発される遊技球数の減少を防止してホール側の不利益を解消するとともに、かかるパチンコ遊技機の提供を可能にするという効果を奏する。
【0044】
さらに本第1実施形態のパチンコ遊技機は、新たな遊技性として無効期間中の始動条件の成立を特別遊技状態移行への一要因とすることができるので、無効期間中の始動入賞は遊技者にとって不利な状況である従来の問題点を解消でき、遊技球の打ち出しを停止する必要が無くなることで時間当たりの遊技球弾発数も確保され、ホール側の不利益も解消し、両者における不利が少なく、面白みの多いパチンコ遊技機を提供できるという効果を奏する。
【0045】
また本第1実施形態パチンコ遊技機は、前記記憶手段4の記憶個数を参照して、前記特別始動動作態様を実行するので、前記記憶手段4の記憶個数に応じた前記特別始動動作態様を実現するので、遊技者の期待に沿った遊技展開を実現するという効果を奏する。
【0046】
(第2実施形態)
本第2実施形態のパチンコ遊技機は、記憶手段4に記憶されている個数情報と特別始動動作との展開の関係において、上述の前記第1実施形態と相違するものであり、以下相違点を中心に図6および図7を用いて説明する。
【0047】
上述の第1の実施形態においては、無効期間中の始動入賞口11、12への入球記憶情報は図5に示されるように、該始動入賞に相応する効用を付与した後は、消去されるように構成しているが、本第2実施形態においては、以下に示すように変更したものである。
【0048】
本第2実施形態においては、前記記憶手段4における無効期間中の入球記憶情報は、次回の始動入賞の際に参照されるのではなく、その個数情報は前記記憶手段4に一旦保存され、該個数情報が一定値に達した後の始動入賞の際に遊技者にとって有利となる特典を付与するとともに、該特典の付与後に前記個数情報を消去するよう構成されている。
【0049】
本第2実施形態においては、現遊技段階における前記記憶手段4に記憶されている前記個数情報を、遊技者に知らしめるために図6に示されるように遊技盤10の上部中央に複数のフォトダイオード等より成る報知手段6により遊技者に報知するよう構成されている。
【0050】
本第2実施形態における制御手順は、図7に示されるように図5に示される第1実施形態のフローチャートにおけるステップ106とステップ107との間に個数情報が所定値に達したどうかを判定するステップ201を追加したものである。
【0051】
本第2実施形態のパチンコ遊技機は、前記記憶手段4に記憶された前記記憶情報は、無効期間終了後ただちに遊技性に変化を与えることなく保存され、無効期間内における始動条件の成立による記憶情報が、前記記憶手段4に記憶された前記記憶情報に新たな記憶情報として付加され、付加された前記記憶個数情報の入球個数データが所定値に達した時に遊技展開が遊技者にとって有利な状態となるので、遊技者にとって特典となる遊技展開を楽しむことが出来るという効果を奏する。
【0052】
また本第2実施形態のパチンコ遊技機は、前記記憶個数情報の入球個数データが所定値に達した後、前記入球個数データがクリアされるので、クリア毎に異なった遊技展開を実現するとともに、遊技者がクリア毎に異なった遊技展開を楽しむことが出来るという効果を奏する。
【0053】
さらに本第2実施形態のパチンコ遊技機は、大当りへの期待のみでなく報知された該個数情報が一定値に達することへの期待感も発生し、遊技者の期待感に沿った興趣の有る遊技展開を実現するとともに、通常遊技状態中も興趣を維持して遊技をすることができるという効果を奏する。
【0054】
また本第2実施形態のパチンコ遊技機は、個数情報が所定値に達した時の特別始動動作中の華やかさに対する遊技者の期待感が増大することにより、遊技者の遊技意欲を促進するという効果を奏する。
【0055】
(第3実施形態)
本第3実施形態のパチンコ遊技機は、特別始動動作の内容において、前記第1実施形態と相違するものであり、以下相違点を中心に説明する。
【0056】
図4および図5に示されるように無効期間に、新たな遊技球Bが始動入賞口11、12に入賞した場合は、前記遊技球Bが始動入賞を果たしたことに起因した所定回数の前記可変翼21が作動することのかわりに、該始動入賞情報を記憶手段4にインプットし、次回の遊技球Bが始動入賞口11、12に入賞した際に該記憶情報を参照し、役物装置2の内部の遊技部材としての可動体22の可動速度を通常始動動作に比べ速くするように構成されている。
【0057】
本第3実施形態のパチンコ遊技機は、前記可動体22が、通常始動動作に比べ速く回転することより上述の第1実施形態と同様に役物装置2の内部に進入した遊技球Bの前記可動体22内への進入が前記壁面222により阻止される確率が高まるため、第1の遊技盤部25に沿って中央に移動して誘導ポケット24に進入されやすくなり、その結果大当り発生期待度を高めるという効果を奏する。
【0058】
(第4実施形態)
本第4実施形態のパチンコ遊技機は、図8に示されるように特別入賞口3に入賞することにより図柄表示装置の表示図柄が変動を開始して所定時間経過後に該図柄が所定態様で表示されると遊技者にとって有利となる特別遊技状態が生起される第3種パチンコ遊技機に適用した点が上述の実施形態との相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
【0059】
本第4実施形態のパチンコ遊技機は、始動入賞口11、12への遊技球の入賞により、前記役物装置2に設けられた可変翼21が所定回数開放され、該役物装置2内部の可動体22が作動し、該可変翼21の開放中に前記役物装置2内に入球した遊技球が、前記役物装置2内の所定箇所に設けられた特別入賞口3に入賞することにより、図柄表示装置56の表示図柄が変動を開始し、所定時間経過後に該図柄が所定態様で表示されると遊技者にとって有利となる特別遊技状態が生起するように構成されたパチンコ遊技機(第3種パチンコ遊技機)に関するものである。
【0060】
前記図柄表示装置56は、図9に示されるように後述する乱数カウンタを予め格納しているROMを備えたCPU50に接続されたI/O55に接続されている。
【0061】
遊技者にとって有利となる前記特別遊技状態が生起するためには、まず始動入賞口11、12に入賞することにより前記可変翼21が開放し、役物装置2内に誘導された遊技球が特別入賞口3に入賞することにより特典発生抽選が行われ、該特典発生抽選に当選する必要があるように構成されている。
【0062】
ここで、前記特典発生抽選に当選すること以外の前記特別遊技状態が生起するための条件については、上述の第1および第2実施形態と同様であるので、以下特典発生抽選の点を中心に説明する。
【0063】
前記特典発生抽選は、遊技球が始動入賞口11、12に入賞した時または役物装置2内の特別入賞口3に入賞した時に取得される乱数値が後述する所定値かどうかによって、判定される。
【0064】
ここで無効期間中の始動入賞の記憶情報の有無に従い、一例として図10に示されるような、0〜15までの乱数範囲を初期値から最終値まで循環的にカウントしていく乱数カウンタを予め備えており、前記記憶情報が無い場合には前記0〜15までの乱数範囲のうち、2つの乱数値(0、1)を当たり値として設定することにより、確率1/8の図10(A)に示される乱数カウンタが参照され、前記記憶情報が有る場合には、前記乱数範囲のうち、4つの乱数値(0〜3)を当たり値として設定し、遊技者にとって有利となる確率1/4の図10(B)に示される乱数カウンタが参照され、前記記憶情報が2以上の場合には、さらに遊技者が有利となるように前記乱数値のうち8つの乱数値(0〜7)を当たり値として設定することにより、図10(C)に示されるように1/2の確率で遊技者を有利ならしめるように構成される。
【0065】
また、本第4実施形態において、上述の図7に準ずる制御手順に従った遊技構成を適用する場合は、個数情報が一定値に達した際に図10(B)または(C)に記載の乱数カウンタが参照される。
【0066】
本第4実施形態のパチンコ遊技機は、始動入賞口11、12への遊技球の入賞により、前記役物装置2に設けられた可変翼21が所定回数開放され、該役物装置2の内部の可動体22が作動し、該可変翼21の開放中に前記役物装置2に入球した遊技球が、前記役物装置2内の所定箇所に設けられた前記特別入賞口3に入賞することにより前記図柄表示装置56の表示図柄が変動を開始し、所定時間経過後に該図柄が所定態様で表示されると遊技者にとって有利となる特別遊技状態が生起されるように構成されたパチンコ遊技機(第3種パチンコ遊技機)において、無効期間における始動入賞口11、12への新たな遊技球が入球したことを記憶する記憶手段4を設け、該記憶手段4に入球記憶情報がある場合には、記憶がない場合と比較して、前記始動動作の無効期間終了後における始動入賞時に、特別遊技状態が生起する可能性が高くなるので、遊技性を高めて遊技者の遊技意欲を増大させるとともに、上述した従来における無効期間中における始動入賞による遊技者の不利を解消して特典の付与を可能にし、時間当たりに弾発される遊技球数の減少を防止してホール側の不利益を解消するパチンコ遊技機の提供を可能にするという効果を奏する。
【0067】
また本第4実施形態のパチンコ遊技機は、前記記憶手段4に記憶情報が有る場合には、前記始動動作の無効期間終了後の始動入賞時における大当り判定用乱数カウンタの当たりテーブルが遊技者にとって有利な状態となるので、特別遊技状態が生起する可能性が高くなるため、遊技性を高めて遊技者の遊技意欲を増大させるとともに、上述した従来における無効期間中における始動入賞による遊技者の不利を解消して特典の付与を可能にし、時間当たりに弾発される遊技球数の減少を防止してホール側の不利益を解消するパチンコ遊技機の提供を可能にするという効果を奏する。
【0068】
(第5実施形態)
本第5実施形態のパチンコ遊技機は、上述した実施形態に準ずるパチンコ遊技機において、時間制御手段を新たに設けることにより、無効期間中の始動入賞口11、12への入賞後には遊技者にとって有利な状態となる期間を一定期間(以下、特別遊技期間と称す)とし、次回の始動入賞による始動動作のみに限らず、該特別遊技期間内の始動入賞による始動動作はすべて特別始動動作となるように構成したものである。
【0069】
本第5実施形態における特別始動動作態様は、上述した実施形態と同様であるので、以下特別遊技期間を中心に説明する。
【0070】
まず、通常遊技状態において、始動入賞を果たすと役物装置2は通常始動動作を行い、該役物装置2の動作中(無効期間)に新たに始動入賞口11、12に遊技球が入賞すると、特別遊技期間へと移行する。
【0071】
ここで、特別遊技期間は、例えば通常前記無効期間終了後の一律10秒間とされる。また前記無効期間中に新たに始動入賞口11、12に入賞した遊技球の個数×10秒間としてもよい。
【0072】
特別遊技期間に移行した後、現在特別遊技期間中であることまたは特別遊技期間継続の残り時間は、上述の第2実施形態で示した方法等で遊技者に報知される。
【0073】
上記作用を奏する本第5実施形態は、新たな遊技性として無効期間中の始動条件の成立を特別遊技状態移行への一要因とすることができるので、無効期間中の始動入賞は遊技者にとって不利な状況である従来の問題点を解消でき、遊技球の打ち出しを停止する必要が無くなることで時間当たりの遊技球弾発数も確保され、ホール側の不利益も解消し、また特別遊技期間中には遊技者は期待感または緊張感をもって遊技することができるので両者にとって不利の少なくおもしろみのあるパチンコ遊技機を提供できるという効果を奏する。
【0074】
本第5実施形態において、特別遊技期間は一律10秒間としたが、無効期間中に始動入賞口11、12に入賞した遊技球の個数nに対して図11(A)に示されるように振り分けて付与してもよい。
【0075】
また本第5実施形態においては時間制御手段を備えていることにより、通常遊技中の無効期間における始動入賞に対する特別遊技期間振り分けに比べ、所定の時間経過後の該振り分けは遊技者にとってより有利となるようにすることも可能となる。ここでの所定の時間は、ホール側が調整・制御可能とする。この仕組みの実施例を以下に示す。
【0076】
一例として、ホール側が営業時間外にパチンコ遊技機の調整を行う段階で、100番台の所定の時間を午前9:00と午後6:00に設定する。
【0077】
開店(午前9:00とする)して間もなく、ある遊技者が100番台に座り遊技を開始するが、この時点ですでに所定の時間を経過した状態にあるので、遊技開始後、初めて無効期間中に遊技球が入賞した際には図11(B)の下段に示される振り分けで特別遊技期間が付与される。
【0078】
以後、遊技者は遊技を続けた場合に、あらたに無効期間中に遊技球が入賞した際には図11(B)の上段に示される振り分けで特別遊技期間が付与される。
【0079】
その後、100番台で遊技する遊技者が変わってもこの状態に変わりはなく、時間制御手段の時間が午後6:00に達した後、初めて無効期間中に遊技球が入賞した際に再び図11(b)の下段に示される振り分けで特別遊技期間が付与される。
【0080】
上述した構成にすることにより、本第5実施形態のパチンコ遊技機は、ホール側と遊技者とのかけひき要素が付加されるので、より戦略的でおもしろみのあるパチンコ遊技機の提供を可能にするという効果を奏する。
【0081】
上述の実施形態は、説明のために例示したもので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0082】
よって、前記無効期間中の始動入賞による効用としては、次回以降の始動動作を特別なものとすることに限られるものでなく、該効用の及ぶ期間の大当りのラウンド抽選等の特典抽選はすべて遊技者にとって最高となるような特典を付与するようにしても良い。
【0083】
また本第1実施形態においては、一例として前記記憶手段4の記憶個数を参照して、前記特別始動動作態様を実行する例について説明したが、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、無効期間中に記憶された入球記憶情報の個数情報に従い、前記可変翼101の開放期間を延長または開放回数を追加するように構成する実施形態を採用することが出来る。
【0084】
また上述の第1実施形態においては、一例として前記遊技部材としての前記可動体22の回転速度を一定にした例について説明したが、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、前記遊技部材としての前記可動体22の速度がランダムに変化するようにしてもよいし、時に逆回転するように構成してもよい。
【0085】
すなわち、図12に示されるように半球状の前記可動体22の表面に形成された放射状に複数の穴221の形成方向を半径方向に対して偏倚させることにより、前記可動体22の回転方向(時計方向、反時計方向)によって前記可動体22内に落下する確率が変化するようにするものである。
【0086】
また上述の前記第2実施形態においては、無効期間中の始動口入賞に起因する特別始動動作中であることは本パチンコ遊技機のマスコットキャラクターの顔を変化させる・該マスコットキャラクターの声により音声報知する・遊技盤に配設された発光部材を発光させる等々の方法で遊技者に報知するように変更することが可能である。
【0087】
さらに上述の実施形態においては、一例として特別始動動作において前記誘導ポケット24が一定周期で前後動して開閉する例について説明したが、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、特別始動動作として、前記誘導ポケット24を開いた状態に固定するようにした実施形態を採用することが出来、そうすることにより遊技者にとってより有利な遊技展開を可能にする効果が得られるとともに、さらに誘導ポケット24の開閉動作および開固定の2形態を組み合わせたものを特別始動動作としてもよいし、さらには記憶手段に記憶された個数情報に従った特別始動動作を実現する実施形態を採用することも出来る。
【0088】
また上述の第3実施形態においては、無効期間に、新たな遊技球Bが始動入賞口11、12に入賞した場合は、該始動入賞情報を記憶手段4にインプットし、次回の遊技球Bが始動入賞口11、12に入賞した際に特別始動動作を開始する例について説明したが、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、特別始動動作開始契機を、無効期間中の始動入賞が検知され次第行うようにする実施形態を採用することが出来る。
【0089】
上述の第3実施形態においては、一例として前記可動体22が通常始動動作に比べ速く回転する例について説明したが、本発明としてはそれに限定されるものではなく、例えば前記特別始動動作中の前記遊技部材102の回転方向は通常始動動作と逆向きとする実施形態が採用可能であり、そのようにすることにより第1実施形態で触れたような、特別始動動作中であることを遊技者に報知することと同様な効果が得られる。
【0090】
上述の第5実施形態においては、一例としてホール側が、所定の時間経過後の該振り分けを調整する例について説明したが、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、例えばパチンコ遊技機本体が出玉状況に応じて自動調整されるように構成する実施形態を採用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のパチンコ遊技機を示す正面図である。
【図2】本第1実施形態のパチンコ遊技機における役物装置を示す部分拡大図である。
【図3】本第1実施形態のパチンコ遊技機における役物装置内の可動体の機能を説明するための部分拡大図である。
【図4】本第1実施形態および第3実施形態のパチンコ遊技機における機能を説明するためのブロック図である。
【図5】本第1実施形態および第3実施形態のパチンコ遊技機における制御手順を示すチャート図である。
【図6】本発明の第2実施形態のパチンコ遊技機を示す正面図である。
【図7】本第2実施形態のパチンコ遊技機における制御手順を示すチャート図である。
【図8】本発明の第4実施形態のパチンコ遊技機を示す正面図である。
【図9】本第4実施形態のパチンコ遊技機における機能を説明するためのブロック図である。
【図10】本第4実施形態において用いられる乱数カウンタを説明するための説明図である。
【図11】本発明の第5実施形態において用いられる入賞回数と特別遊技時間の関係テーブルおよび振り分けテーブルを説明するための説明図である。
【図12】本発明のその他の実施形態における役物装置内の可動体の機能を説明するための部分拡大断面図である。
【符号の説明】
11、12 始動入賞口
B 遊技球
2 役物装置
21 可変翼
22 可動体
3 特別入賞口
4 記憶手段

Claims (9)

  1. 始動条件の成立により、役物装置に設けられた可変翼が所定回数開放され、該役物装置内部の可変体が所定期間作動する始動動作を行い、該始動動作中に前記役物装置内に誘導された遊技球が、前記役物装置内の所定箇所に設けられた特別入賞口に入賞すると特別遊技状態が生起されるように構成されると共に、前記始動条件の成立から所定期間に渡り、新たに成立した前記始動条件に基づく始動動作を無効とする処理を含むパチンコ遊技機において、
    前記始動動作が無効となっている期間内における新たな始動条件の成立を記憶する記憶手段を設け、該記憶手段の記憶情報に基づき、その後の遊技展開が変化するように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 始動入賞口への遊技球の入賞による始動条件の成立により、役物装置に設けられた可変翼が所定回数開放され、該役物装置内部の可変体が所定期間作動する始動動作を行い、該始動動作中に前記役物装置内に誘導された遊技球が、前記役物装置内の所定箇所に設けられた特別入賞口に入賞すると特別遊技状態が生起されるように構成されると共に、前記始動入賞口への入賞により始動条件が成立してから所定期間に渡り、新たに前記始動入賞口への入賞に伴い成立した前記始動条件に基づく始動動作を無効とする処理を含むパチンコ遊技機において、
    前記始動動作が無効となっている期間内において、始動入賞口へ新たな遊技球が入賞したことを記憶する記憶手段を設け、
    該記憶手段に記憶情報がある場合には、記憶情報が無い場合と比較して、前記無効期間終了後における始動入賞時に、前記特別遊技状態が生起される可能性が高くなるように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 始動入賞口への遊技球の入賞により、前記役物装置に設けられた可変翼が所定回数開放する始動動作を行い、該始動動作中に前記役物装置に入球した遊技球が、前記役物装置内の所定箇所に設けられた特別入賞口に入賞することにより図柄表示装置の表示図柄が変動を開始し、所定期間経過後に該図柄が所定態様で表示されると遊技者にとって有利となる特別遊技状態が生起されるように構成されると共に、前記始動入賞口への入賞から所定期間に渡り、新たに前記始動入賞口に入賞した遊技球に基づく始動動作を無効とする処理を含むパチンコ遊技機において、
    前記始動動作が無効となっている期間内において、始動入賞口へ新たな遊技球が入球したことを記憶する記憶手段を設け、
    該記憶手段に入賞記憶情報がある場合には、記憶が無い場合と比較して、前記無効期間の終了後における始動入賞時に、前記特別遊技状態が生起される可能性が高くなるように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    前記記憶手段に記憶情報が有る場合には、前記始動動作の無効期間終了後の始動入賞時における前記役物装置の前記可変翼の開放回数及び開閉時間及び開放形態、又は前記役物装置内部の前記可変体の可動態様及び可動速度、又は大当り判定用乱数カウンタの当たりテーブルが遊技者にとって有利な状態となるように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    前記記憶手段に記憶情報が有る場合には、前記始動動作の無効期間終了後の一定期間に亘り始動条件、または始動条件を満たすことによる前記役物装置の前記可変翼の開放回数及び開閉時間及び開放形態、又は前記役物装置内部の前記可変体の可動態様及び可動速度、または大当り判定用乱数カウンタの当たりテーブルが遊技者にとって有利な状態となるように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  6. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    前記記憶手段に記憶された記憶情報の入球個数データに従い、前記始動動作の無効期間終了後の遊技展開が遊技者にとって有利な状態となるように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  7. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    前記記憶手段に記憶された記憶情報の入球タイミングデータに従い、前記始動動作の無効期間終了後の遊技展開が遊技者にとって有利な状態となるように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかにおいて、
    前記記憶手段に記憶情報がある場合には、該記憶手段に記憶されていた記憶情報が、前記始動動作の無効期間終了後の始動入賞時における前記役物装置の作動終了後、又は前記一定期間終了後にクリアされるように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  9. 請求項1において
    前記記憶手段に記憶された前記記憶情報は、無効期間終了後ただちに遊技性に変化を与えることなく保存され、無効期間内における始動条件の成立による記憶情報が、前記記憶手段に記憶された前記記憶情報に新たな記憶情報として付加され、付加された前記記憶情報の入球個数データが所定値に達した時に遊技展開が遊技者にとって有利な状態となるとともに、その後前記入球個数データがクリアされるように構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
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