JP4715755B2 - 電動ウォーターポンプの制御装置 - Google Patents

電動ウォーターポンプの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4715755B2
JP4715755B2 JP2007003356A JP2007003356A JP4715755B2 JP 4715755 B2 JP4715755 B2 JP 4715755B2 JP 2007003356 A JP2007003356 A JP 2007003356A JP 2007003356 A JP2007003356 A JP 2007003356A JP 4715755 B2 JP4715755 B2 JP 4715755B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water pump
electric
electric water
cooling water
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007003356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008169750A (ja
Inventor
茂樹 木野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007003356A priority Critical patent/JP4715755B2/ja
Publication of JP2008169750A publication Critical patent/JP2008169750A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4715755B2 publication Critical patent/JP4715755B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、エンジンの冷却水を循環させる電動ウォーターポンプに対して制御を行う電動ウォーターポンプの制御装置に関する。
従来から、エンジンを冷却する冷却水を循環させる電動ウォーターポンプ(以下、「電動W/P」と呼ぶ。)を用いた技術が提案されている。例えば、特許文献1には、エンジンの始動時に、冷却水の温度に関係なく、電動W/Pを所定時間駆動させる技術が記載されている。特許文献2には、始動から所定時間経過後は、冷却水を間欠的に流通させるように電動W/Pを制御する技術が記載されている。また、特許文献3には、始動時の冷却水の温度が所定値以上の場合は、エンジン回転数又はエンジン負荷の増大に応じて、電動W/Pの回転数を増大させる技術が記載されている。
特開平6−117259号公報 特開2006−214279号公報 特開2005−36729号公報
ところで、エンジン始動時においては、エンジンなどの暖機促進及び省電力のために、電動W/Pを停止させることが好ましいと言える。しかしながら、このように電動W/Pを停止させると、排気熱回収器等で冷却水の温度が部分的に高温となった場合に発生し得る冷却水の沸騰を回避することが困難となる。
ここで、上記した特許文献1に記載された技術では、始動時に電動W/Pを所定時間駆動させているため、冷却水の沸騰を回避することができると考えられる。しかし、この技術では、沸騰が生じていないような状況においても電動W/Pが駆動されることとなるため、無駄に電力が消費されてしまう傾向にあった。また、特許文献2及び3に記載された技術でも、エンジンの始動時において、電動W/Pによる無駄な電力の消費を抑制しつつ、冷却水の沸騰を適切に回避することが困難であった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、エンジンの始動時において、電動W/Pによる無駄な電力の消費を抑制しつつ、冷却水の沸騰を適切に回避することが可能な電動ウォーターポンプの制御装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの観点では、内燃機関における冷却水を循環させる電動ウォーターポンプに対して制御を行う電動ウォーターポンプの制御装置は、前記内燃機関の始動時に、前記電動ウォーターポンプを所定時間駆動させる電動ウォーターポンプ駆動手段と、前記電動ウォーターポンプ駆動手段によって前記電動ウォーターポンプが駆動されている際の前記冷却水の温度が所定温度以下である場合に、前記電動ウォーターポンプを停止させる制御を開始すべきであると判定する停止制御開始判定手段と、前記停止制御開始判定手段が前記電動ウォーターポンプを停止させる制御を開始すべきであると判定した際に、前記電動ウォーターポンプを停止させる制御を実行する電動ウォーターポンプ停止手段と、を備える。
上記の電動ウォーターポンプの制御装置は、内燃機関における冷却水を循環させる電動ウォーターポンプに対して制御を行うために好適に利用される。この場合、電動ウォーターポンプ駆動手段は、内燃機関の始動時に電動ウォーターポンプを所定時間駆動させる。そして、停止制御開始判定手段は、このように電動ウォーターポンプが駆動されている際に得られた冷却水の温度と所定温度とを比較することによって、電動ウォーターポンプを停止させる制御(以下、「停止制御」とも呼ぶ。)を開始すべきか否かの判定を行う。詳しくは、停止制御開始判定手段は、冷却水の温度に基づいて冷却水が沸騰する可能性を判定し、これに基づいて停止制御を開始すべきか否かの判定を行う。具体的には、停止制御開始判定手段は、冷却水の温度が所定温度以下である場合に、停止制御後に冷却水が沸騰する可能性はかなり低いと判断し、停止制御を開始すべきであると判定する。この場合に、電動ウォーターポンプ停止手段は、電動ウォーターポンプに対する停止制御を実行する。これにより、電動ウォーターポンプの停止制御の開始後に発生し得る冷却水の沸騰を適切に回避することが可能となる。また、上記の電動ウォーターポンプの制御装置によれば、電動ウォーターポンプを必要以上に駆動させることがないので(即ち沸騰が生じていないような場合における電動ウォーターポンプの駆動を効果的に抑制することができるので)、電動ウォーターポンプによる無駄な電力消費を抑制することができる。
上記の電動ウォーターポンプの制御装置の一態様では、前記電動ウォーターポンプ駆動手段が前記電動ウォーターポンプを駆動させる前記所定時間は、前記冷却水が冷却水通路を一回りするのに要する時間に概ね相当する。これにより、電動ウォーターポンプによる無駄な電力消費を効果的に抑制することが可能となると共に、冷却系全てでの冷却水の温度に基づいて判定を行うことができ、冷却水が沸騰する可能性を適切に判定することが可能となる。
上記の電動ウォーターポンプの制御装置の他の一態様では、前記電動ウォーターポンプ停止手段によって前記電動ウォーターポンプが停止されている際に、前記冷却水の温度、前記電動ウォーターポンプの停止中の積算空気量、及び前記電動ウォーターポンプの停止時間の少なくとも一つ以上に基づいて、前記電動ウォーターポンプの停止させる制御を終了させるべきか否かの判定を行う停止制御終了判定手段を備える。これにより、内燃機関の暖機を適切に判断することができ、停止制御を適切なタイミングで終了させることが可能となる。
上記の電動ウォーターポンプの制御装置において好適には、前記停止制御終了判定手段は、前記電動ウォーターポンプの停止中の積算空気量、又は前記電動ウォーターポンプの停止時間に基づいて前記判定を行う場合、前記電動ウォーターポンプの停止開始時における前記冷却水の温度に応じた判定値を用いて、前記判定を行うことができる。
上記の電動ウォーターポンプの制御装置の他の一態様では、前記電動ウォーターポンプの停止時間が所定時間よりも長い場合に、前記電動ウォーターポンプを所定時間駆動させると共に、前記電動ウォーターポンプの駆動を行った際における前記冷却水の温度が所定温度以下である場合に、前記電動ウォーターポンプを停止させる制御を継続して実行する手段を備える。これにより、停止制御中に発生し得る冷却水の沸騰を適切に回避することができると共に、電動ウォーターポンプを必要以上に駆動させることがないので、電動ウォーターポンプによる無駄な電力消費を抑制することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[冷却系システムの構成]
図1は、本発明の実施形態に係る電動ウォーターポンプの制御装置が適用された冷却系システム100の概略構成を示す図である。なお、図1においては、実線矢印が冷却水の流れを示し、破線矢印が信号の入出力を示している。また、太線で表した実線は、冷却水が流れる通路(冷却水通路)を示している。
冷却系システム100は、主に、エンジン(内燃機関)1と、ラジエータ3と、サーモスタット4と、電動ウォーターポンプ(以下、「電動W/P」と呼ぶ。)5と、水温センサ6と、冷却水通路7a、7b、7cと、ECU(Engine Control Unit)50と、を備える。
本実施形態に係る冷却系システム100は、主に、冷却水を用いてエンジン1の冷却を行うと共に、冷却水を用いてエンジン1などの暖機を行うためのシステムである。この場合、冷却水は、冷却水通路7a、7b、7cを通過して循環する。なお、以下では、冷却水通路7a〜7cを区別しない場合には、単に「冷却水通路7」として用いるものとする。
エンジン1は、供給される燃料と空気との混合気を燃焼させることによって動力を発生する装置である。エンジン1は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどによって構成される。エンジン1は、運転状態などに対応する信号S1をECU50に供給する。例えば、吸入空気量(図示しないエアフロメータによって検出される)などが、検出信号S1としてECU50に供給される。
冷却水通路7a上には、冷却水の温度(以下、「冷却水温度」とも呼ぶ。)を検出する水温センサ6が設けられている。水温センサ6は、例えばエンジン1のヘッド(不図示)の下流側の冷却水通路7a上に設けられる。水温センサ6は、検出した温度に対応する検出信号S6をECU50に供給する。
ラジエータ3では、その内部を通過する冷却水が外気によって冷却される。この場合、電動ファン(不図示)の回転により導入された風によって、ラジエータ3内の冷却水の冷却が促進される。また、電動W/P5は、電動式のモータを備えて構成され、このモータの駆動により冷却水を冷却水通路7内で循環させる。具体的には、電動W/P5は、バッテリから電力が供給され、ECU50から供給される制御信号S5によって回転数などが制御される。なお、上記では冷却水を循環させるポンプとして電動W/P5を用いる例を示したが、この代わりに、エンジン1の運転とは無関係に停止が可能なウォーターポンプを用いても良い。例えば、エンジン1の回転がベルトを介して伝達されることによって駆動されると共に、クラッチによってエンジン1からの回転の伝達を切断可能なウォーターポンプを用いることができる。
サーモスタット4は、冷却水の温度に応じて開閉する弁によって構成される。基本的には、サーモスタット4は、冷却水の温度が高温となったときに開弁する。この場合、サーモスタット4を介して冷却水通路7bと冷却水通路7cとが接続され、冷却水はラジエータ3を通過することとなる。これにより、冷却水が冷却され、エンジン1のオーバーヒートが抑制される。これに対して、冷却水の温度が比較的低温である場合には、サーモスタット4は閉弁している。この場合には、冷却水はラジエータ3を通過しない。これにより、冷却水の温度低下が抑制されるため、エンジン1のオーバークールが抑制される。
ECU50は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備える。ECU50は、上記した各種センサから供給される出力などに基づいて、電動W/P5に対する制御を行う。具体的には、ECU50は、エンジン1の始動時に、エンジン本体やヘッドなどの暖機促進及び省電力のために、電動W/P5を停止させる制御(以下、単に「停止制御」と呼ぶ。)を行う。本実施形態では、ECU50は、冷却水温度などに基づいて、電動W/P5の停止制御を開始させるべきか否かの判定(以下、単に「開始判定」と呼ぶ。)を行うと共に、停止制御を終了させるべきか否かの判定(以下、単に「終了判定」と呼ぶ。)を行う。以上のように、ECU50は、本発明における電動ウォーターポンプの制御装置に相当する。具体的には、ECU50は、電動ウォーターポンプ駆動手段、停止制御開始判定手段、及び電動ウォーターポンプ停止手段、並びに停止制御終了判定手段として動作する。
[電動W/Pの制御方法]
次に、上記したECU50が行う電動W/P5の制御方法について説明する。前述したように、ECU50は、エンジン1の始動時に、エンジン本体やヘッドなどの暖機を促進させるため及び省電力のために、冷却水の流通が停止されるように電動W/P5を停止させる制御(停止制御)を行う。本実施形態では、ECU50は、このような停止制御の開始判定、及び終了判定を行う。更に、ECU50は、停止制御中にも所定の場合に冷却水温度を検出し、これに基づいて電動W/P5の制御を行う。以下で、停止制御の開始判定、停止制御の終了判定、及び停止制御中の冷却水温度検出について、具体的に説明する。
(停止制御の開始判定)
本実施形態では、ECU50は、停止制御の開始後における沸騰の発生を回避すべく、停止制御の開始判定を行う。具体的には、ECU50は、エンジン1の始動時に電動W/P5を所定時間駆動させ、この際に検出された冷却水温度に基づいて電動W/P5の停止制御を開始させるべきか否かの判定(開始判定)を行う。
上記のように停止制御の開始判定を行う理由は、以下の通りである。エンジン1の始動時においては、エンジン本体やヘッドなどの暖機促進や省電力のために、電動W/P5を停止させることが好ましいと言える。このように電動W/P5を停止した場合、エンジン1のヘッド等で冷却水の温度が部分的に高温となった際に発生し得る冷却水の沸騰が問題となる。ここで、水温センサ6が検出した冷却水温度に基づいて冷却水の沸騰を検知し、沸騰が検知された場合に、電動W/P5を駆動させることによって沸騰の回避を行うことが考えられる。しかしながら、電動W/P5が停止された状態(流量が概ね「0」の状態)で検出された冷却水温度(つまり、停止制御中に検出された冷却水温度)は、水温センサ6が設けられた箇所における冷却水温度を示しており、冷却系全てでの冷却水温度を表しているとは言えない。そのため、停止制御中に冷却水の温度が実際には部分的に高温となっていても、これを適切に検出することは困難となる。つまり、冷却水の沸騰を検知することは困難となる。
したがって、本実施形態では、ECU50は、停止制御の開始前において、冷却水が沸騰する可能性(冷却水が既に沸騰している可能性も含む)を判定することによって、電動W/P5の停止制御を開始させるべきか否かの判定(開始判定)を行う。この場合、沸騰の可能性がない場合には停止制御の開始を許可し、沸騰の可能性がある場合には停止制御の開始を許可しない。これにより、停止制御の開始後に発生し得る冷却水の沸騰を回避することが可能となる。
具体的には、ECU50は、エンジン1の始動時(停止制御前)に電動W/P5を所定時間駆動させ、この際に検出された冷却水温度に基づいて、電動W/P5の停止制御を開始させるべきか否かの判定(開始判定)を行う。詳しくは、冷却水が冷却水通路7を一回りするように電動W/P5を駆動させ、この際に検出された冷却水温度と所定温度とを比較することによって開始判定を行う。つまり、ECU50は、水温センサ6に対して冷却水通路7内の概ね全ての冷却水を供給することによって、冷却系全てでの冷却水温度を検出し、このような冷却水温度に基づいて、冷却水が沸騰する可能性(冷却水が既に沸騰している可能性も含む)を判定する。これにより、水温センサ6が設けられた箇所以外の水温が高い箇所を検知することができ、冷却水が沸騰する可能性を精度良く判定することが可能となる。また、このような判定のために、電動W/P5を必要以上に駆動させることがないので(即ち沸騰が生じていないような場合における電動W/P5の駆動を効果的に抑制することができるので)、電動W/P5による無駄な電力消費を抑制することができる。
より具体的には、ECU50は、検出された冷却水温度が所定温度以下である場合には、冷却水が沸騰する可能性はかなり低いので、停止制御の開始を許可する。一方、ECU50は、冷却水温度が所定温度よりも高い場合には、冷却水が沸騰する可能性(冷却水が既に沸騰している可能性もある)が高いので、停止制御の開始を許可しない。この場合には、電動W/P5を駆動させ続けることによって、冷却水の沸騰を回避する。
このように、本実施形態に係る開始判定を行うことによって、電動W/P5による無駄な電力消費を抑制しつつ、電動W/P5の停止制御の開始後に発生し得る冷却水の沸騰を適切に回避することが可能となる。
(停止制御の終了判定)
次に、本実施形態に係る停止制御の終了判定について具体的に説明する。本実施形態では、ECU50は、エンジン1などが暖機された際に停止制御が終了されるように、冷却水温度などに基づいて、停止制御を終了させるべきか否かの判定(終了判定)を行う。
具体的には、ECU50は、停止制御中に検出された冷却水温度、電動W/P5の停止中の積算空気量(吸入空気量の積算値)、及び電動W/P5の停止中の積算時間(以下、「積算停止時間」とも呼ぶ。)の少なくとも一つ以上に基づいて、停止制御の終了判定を行う。この場合、冷却水温度により、水温センサ6が設けられた箇所の水温暖機を判断することができる。また、停止中の積算空気量により、エンジン本体やヘッド内の冷却水への放熱量を推測することができ、暖機を判断することができる。更に、積算停止時間によって終了判定を行うことにより、水温センサ6やエアフロメータ(吸入空気量を検出するセンサ)などがフェールした場合にも、停止制御を適切に終了させることが可能となる。
以上の終了判定を行うことにより、暖機を適切に判断することができ、停止制御を適切なタイミングで終了させることが可能となる。
(停止制御中の冷却水温度検出)
次に、停止制御中に行われる冷却水温度の検出について説明する。本実施形態では、電動W/P5の停止中の積算時間(積算停止時間)が所定時間よりも長い場合に、電動W/P5を所定時間駆動させる。そして、このような駆動を行った際に検出された冷却水温度に基づいて、停止制御を継続させるか或いは停止制御を終了させるかを判定する。
上記した制御を行う理由は、以下の通りである。積算停止時間が長い場合(例えば、停止制御の開始が極低温の場合に積算停止時間が長くなる傾向にある)、停止制御中に冷却水の沸騰が生じる可能性がある。つまり、停止制御の開始時において冷却水が沸騰する可能性が低いと判定されても、積算停止時間が長い場合には、停止制御中に冷却水の温度が部分的に高温となり、冷却水が沸騰し得る。例えば、水温センサ6が設けられた箇所以外に冷却水が受熱する箇所がある場合に、冷却水の沸騰が発生し得る。ここで、前述したように、電動W/P5が停止された状態で検出された冷却水温度は冷却系全てでの冷却水温度を表しているわけではないので、この冷却水温度によって冷却水の沸騰を検知することは困難であると言える。
したがって、本実施形態では、停止制御中に発生し得る沸騰を回避するために、上記した停止制御の開始判定で行う制御と同様の制御を実行する。具体的には、ECU50は、積算停止時間が所定時間よりも長い場合には、電動W/P5を所定時間駆動させる。そして、この際に検出された冷却水温度に基づいて、停止制御を継続させるか(電動W/P5の停止を継続させるか)、或いは停止制御を終了させるか(電動W/P5を駆動させるか)を判定する。具体的には、ECU50は、冷却水が冷却水通路7を一回りするように電動W/P5を駆動させ、この際に検出された冷却水温度と所定温度とを比較することによって判定を行う。検出された冷却水温度が所定温度以下である場合には、冷却水が沸騰する可能性はかなり低いので、停止制御を継続する。一方、冷却水温度が所定温度よりも高い場合には、冷却水が沸騰する可能性(冷却水が既に沸騰している可能性もある)が高いので、停止制御を終了して、電動W/P5を駆動させることによって沸騰を回避する。なお、この場合には、エンジン1などが暖機しているものと考えられる。よって、停止制御を終了すべき状況にあると言える。
以上の制御を行うことにより、停止制御中に発生し得る冷却水の沸騰を適切に回避することができる。また、上記した制御では、電動W/P5を必要以上に駆動させることがないので、電動W/P5による無駄な電力消費を抑制することができる。
[電動W/Pの制御処理]
次に、本実施形態に係る電動W/P5の制御処理について、図2乃至図4を参照して説明する。
図2は、電動W/P5の制御処理を示すフローチャートである。この処理は、エンジン1の始動時に実行されると共に、前述した停止制御の開始判定、停止制御の終了判定、及び停止制御中の冷却水温度検出が実行される。なお、電動W/P5の制御処理は、ECU50によって実行される。
まず、ステップS101では、ECU50は、電動W/P5の停止制御のオン/オフを示すフラグ(以下、「電動W/P停止フラグ」と呼ぶ。)をオフに設定する。こうするのは、以下のステップS102の処理で、電動W/P5を駆動させるためである。そして、処理はステップS102に進む。
ステップS102では、ECU50は、電動W/P5を所定時間駆動させ、この際に検出された冷却水温度の最大値(以下、「thw最大値」と呼ぶ。)を記憶する。具体的には、ECU50は、冷却水が冷却水通路7を一回りするのに要する時間だけ、電動W/P5を駆動する。そして、ECU50は、このような駆動を行った際に水温センサ6から取得された冷却水温度からthw最大値を求め、thw最大値を記憶する。以上の処理が終了すると、処理はステップS103に進む。
ステップS103では、ECU50は、ステップS102で得られたthw最大値が所定温度THW1以下であるか否かを判定する。ここでは、冷却水の沸騰が生じる可能性があるか否かの判定を行う。つまり、電動W/P5の停止制御を開始させるべきか否かの判定(開始判定)を行う。なお、所定温度THW1は、例えば「60℃」に設定される。
thw最大値が所定温度THW1以下である場合(ステップS103;Yes)、処理はステップS103に進む。この場合には、冷却水が沸騰する可能性はかなり低いと言える。したがって、ステップS104では、ECU50は、電動W/P停止フラグをオフからオンに切り替えることによって、停止制御を開始する。そして、処理はステップS105に進む。一方、thw最大値が所定温度THW1より高い場合(ステップS103;No)、処理は当該フローを抜ける。この場合には、冷却水の沸騰が生じる可能性が高い(冷却水が既に沸騰している可能性もある)と言える。したがって、ECU50は、電動W/P停止フラグをオフに維持して、停止制御の開始を許可しない。この場合には、電動W/P5を駆動させ続けることによって、冷却水の沸騰を回避する。
ステップS105では、ECU50は、停止制御中の冷却水温度thwが所定温度THW2よりも高いか否かを判定する。ここでは、エンジン1などが暖機されたか否かの判定を行う。つまり、停止制御を終了させるべきか否かの判定(終了判定)を行う。なお、冷却水温度thwは、停止制御中に検出された冷却水温度の平均値や最大値を用いることができる。また、所定温度THW2は、例えば「70℃」に設定される。このように冷却水温度thwに基づいて判定を行うことにより、水温センサ6が設けられた箇所の水温暖機を判断することができる。
冷却水温度thwが所定温度THW2よりも高い場合(ステップS105;Yes)、処理はステップS109に進む。この場合には、エンジン1などが暖機しており、停止制御を終了させるべき状況にあると言える。したがって、ステップS109では、ECU50は、電動W/P停止フラグをオンからオフに切り替えることによって、停止制御を終了する。そして、処理は当該フローを抜ける。
一方、冷却水温度thwが所定温度THW2以下である場合(ステップS105;No)、処理はステップS106に進む。この場合、冷却水温度からはエンジン1などが暖機していると判定することができなかったため、以降の処理では、他のパラメータ(積算空気量、積算停止時間)に基づいて、エンジン1などが暖機しているか否かの判定を行う。
ステップS106では、ECU50は、電動W/P5の停止中の積算空気量(以下、「積算Ga」と表記する。)が所定値(以下、「終了判定用演算GA1」と呼ぶ。)よりも大きいか否かを判定する。ここでも、エンジン1などが暖機されたか否かの判定を行う。つまり、停止制御を終了させるべきか否かの判定(終了判定)を行う。なお、積算Gaは、エアフロメータが検出した吸入空気量に基づいて求めることができる。また、終了判定用演算GA1は、電動W/P5の停止制御の開始時における冷却水温度(以下、「停止開始時thw」と呼ぶ。)によって規定されたマップから得ることができる。
図3に、停止開始時thwと終了判定用演算GA1との関係を表したマップの一例を示す。図示のように、停止開始時thwが高くなるほど、終了判定用演算GA1が小さくなることがわかる。こうしているのは、停止開始時thwが高くなるほど、エンジン1などが早期に暖機する傾向にあるからである。
図2に戻って、ステップS106の処理について説明する。上記のように、停止制御中の積算Gaに基づいて判定を行うことにより、エンジン本体やヘッド内の冷却水への放熱量を推測することができ、暖機を適切に判断することができる。
積算Gaが終了判定用演算GA1よりも大きい場合(ステップS106;Yes)、処理はステップS109に進む。この場合には、エンジン1などが暖機しており、停止制御を終了させるべき状況にあると言える。したがって、ステップS109では、ECU50は、電動W/P停止フラグをオンからオフに切り替えることによって、停止制御を終了する。そして、処理は当該フローを抜ける。
一方、積算Gaが終了判定用演算GA1以下である場合(ステップS106;No)、処理はステップS107に進む。この場合、積算Gaからはエンジン1などが暖機していると判定することができなかったため、以降の処理では、他のパラメータ(積算停止時間)に基づいて、エンジン1などが暖機しているか否かの判定を行う。
ステップS107では、ECU50は、電動W/P5の停止中の積算時間(積算停止時間)が所定時間(以下、「終了判定用積算時間TIME1」と呼ぶ。)よりも長いか否かを判定する。ここでも、エンジン1などが暖機されたか否かの判定を行う。つまり、停止制御を終了させるべきか否かの判定(終了判定)を行う。なお、終了判定用積算時間TIME1は、電動W/P5の停止制御の開始時における冷却水温度(停止開始時thw)によって規定されたマップから得ることができる。
図4に、停止開始時thwと終了判定用積算時間TIME1との関係を表したマップの一例を示す。図示のように、停止開始時thwが高くなるほど、終了判定用積算時間TIME1が小さくなることがわかる。こうしているのは、停止開始時thwが高くなるほど、エンジン1などが早期に暖機する傾向にあるからである。
図2に戻って、ステップS107の処理について説明する。上記のように積算停止時間によって終了判定を行うことにより、水温センサ6やエアフロメータなどがフェールした場合にも、停止制御を適切に終了させることが可能となる。
積算停止時間が終了判定用積算時間TIME1よりも長い場合(ステップS107;Yes)、処理はステップS109に進む。この場合には、エンジン1などが暖機しており、停止制御を終了させるべき状況にあると言える。したがって、ステップS109では、ECU50は、電動W/P停止フラグをオンからオフに切り替えることによって、停止制御を終了する。そして、処理は当該フローを抜ける。
一方、積算停止時間が終了判定用積算時間TIME1以下である場合(ステップS107;No)、処理はステップS108に進む。この場合には、エンジン1などが暖機している可能性は低いと考えられる。
ステップS108では、ECU50は、積算停止時間が所定時間TIME2よりも長いか否かを判定する。ステップS108の判定は、冷却水が沸騰する可能性があるか否かの判定を行うべき状況であるかを判別するために行う。つまり、前述したような、電動W/P5を所定時間駆動させた際の冷却水温度に基づいて冷却水が沸騰する可能性があるか否かの判定を行うべきかどうかを判別する。なお、所定時間TIME2は、例えば「200sec」に設定される。
積算停止時間が所定時間TIME2以下である場合(ステップS108;Yes)、処理は当該フローを抜ける。この場合には、積算停止時間が比較的短いため、冷却水が沸騰する可能性はかなり低いものと考えられ、冷却水が沸騰する可能性があるか否かの判定を行う必要はないと言える。また、この場合には、エンジン1などは暖機していない。したがって、ECU50は、電動W/P停止フラグをオフに維持して、停止制御を継続する。
一方、積算停止時間が所定時間TIME2よりも長い場合(ステップS108;No)、処理はステップS110に進む。この場合には、積算停止時間が比較的長いため、冷却水が沸騰する可能性があるか否かの判定を行うべき状況にあると言える。したがって、ステップS110では、ECU50は、電動W/P5を所定時間駆動させる。具体的には、ECU50は、冷却水が冷却水通路7を一回りするのに要する時間だけ、電動W/P5を駆動する。こうするのは、冷却水が沸騰する可能性を適切に判定するために、冷却系全てでの冷却水温度を取得するためである。以上の処理が終了すると、処理はステップS105に戻る。
ステップS105では、ECU50は、ステップS110における制御中に取得された冷却水温度thwが所定温度THW2よりも高いか否かを判定する。ここでは、冷却水が沸騰する可能性があるか否かを判定する。冷却水温度thwが所定温度THW2よりも高い場合(ステップS105;Yes)、冷却水が沸騰している可能性がある(冷却水が既に沸騰している可能性もある)ため、ステップS109において、ECU50は、電動W/P停止フラグをオンからオフに切り替える。つまり、停止制御を終了して、電動W/P5を駆動させる。これにより、冷却水の沸騰を回避することができる。なお、この場合には、エンジン1などは暖機していると考えられる。一方、冷却水温度thwが所定温度THW2以下である場合(ステップS105;No)、冷却水が沸騰している可能性はかなり低いため、ステップS106以降の処理を再度行う。つまり、エンジン1などが暖機されたか否かの判定(停止制御を終了させるべきか否かの終了判定)を再度行う。
以上説明した処理によれば、電動W/P5の停止制御の開始後に発生し得る冷却水の沸騰、及び電動W/P5の停止制御中に発生し得る冷却水の沸騰を適切に回避することができる。また、上記した処理では、電動W/P5を必要以上に駆動させることがないので(即ち沸騰が生じていないような場合における電動W/P5の駆動を効果的に抑制することができるので)、電動W/P5による無駄な電力消費を抑制することができる。更に、エンジン1などの暖機を適切に判断して、電動W/P5の停止制御を適切なタイミングで終了させることができる。
なお、上記では、冷却水温度thwが所定温度THW2よりも高い場合、又は積算Gaが終了判定用演算GA1よりも大きい場合、若しくは積算停止時間が終了判定用積算時間TIME1よりも長い場合に、停止制御を終了する例を示したが、これに限定はされない。他の例では、冷却水温度thwが所定温度THW2よりも高い場合、及び/又は積算Gaが終了判定用演算GA1よりも大きい場合、及び/又は積算停止時間が終了判定用積算時間TIME1よりも長い場合に、停止制御を終了することができる。
[変形例]
ここで、変形例に係る冷却系システムについて、図5を参照して説明する。図5は、変形例に係る冷却系システム101の概略構成を示す図である。なお、前述した冷却系システム100(図1参照)と同一の構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
冷却系システム101は、冷却水通路7a上に排気熱回収器20が設けられている点で、冷却系システム100と構成が異なる。排気熱回収器20は、エンジン1からの排気ガスが流通する排気通路(不図示)上などに設けられ、内部に冷却水が流通する。この場合、排気熱回収器20は、冷却水と排気ガスとの間で熱交換を行う。
上記のような冷却系システム101においても、ECU50は、前述した電動W/P5に対する制御と同様の制御を実行することができる。この場合、排気熱回収器20が設けられた箇所において冷却水温度が部分的に高温となりやすいが(即ち、排気熱回収器20に起因して冷却水の沸騰が発生する可能性がある)、上記した停止制御の開始判定などを実行することにより、電動W/P5による無駄な電力の消費を抑制しつつ、冷却水の沸騰を適切に回避して、電動W/P5の停止制御を実行することが可能となる。
本実施形態に係る冷却系システムの概略構成を示す図である。 電動W/Pの制御処理を示すフローチャートである。 停止開始時thwと終了判定用演算GA1との関係を表したマップの一例を示す。 停止開始時thwと終了判定用積算時間TIME1との関係を表したマップの一例を示す。 変形例に係る冷却系システムの概略構成を示す図である。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
3 ラジエータ
4 サーモスタット
5 電動ウォーターポンプ(電動W/P)
6 水温センサ
7 冷却水通路
20 排気熱回収器
50 ECU
100、101 冷却系システム

Claims (5)

  1. 内燃機関における冷却水を循環させる電動ウォーターポンプに対して制御を行う電動ウォーターポンプの制御装置において、
    前記内燃機関の始動時に、前記電動ウォーターポンプを所定時間駆動させる電動ウォーターポンプ駆動手段と、
    前記電動ウォーターポンプ駆動手段によって前記電動ウォーターポンプが駆動されている際の前記冷却水の温度が所定温度以下である場合に、前記電動ウォーターポンプを停止させる制御を開始すべきであると判定する停止制御開始判定手段と、
    前記停止制御開始判定手段が前記電動ウォーターポンプを停止させる制御を開始すべきであると判定した際に、前記電動ウォーターポンプを停止させる制御を実行する電動ウォーターポンプ停止手段と、を備えることを特徴とする電動ウォーターポンプの制御装置。
  2. 前記電動ウォーターポンプ駆動手段が前記電動ウォーターポンプを駆動させる前記所定時間は、前記冷却水が冷却水通路を一回りするのに要する時間に概ね相当することを特徴とする請求項1に記載の電動ウォーターポンプの制御装置。
  3. 前記電動ウォーターポンプ停止手段によって前記電動ウォーターポンプが停止されている際に、前記冷却水の温度、前記電動ウォーターポンプの停止中の積算空気量、及び前記電動ウォーターポンプの停止時間の少なくとも一つ以上に基づいて、前記電動ウォーターポンプを停止させる制御を終了させるべきか否かの判定を行う停止制御終了判定手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動ウォーターポンプの制御装置。
  4. 前記停止制御終了判定手段は、前記電動ウォーターポンプの停止中の積算空気量、又は前記電動ウォーターポンプの停止時間に基づいて前記判定を行う場合、前記電動ウォーターポンプの停止開始時における前記冷却水の温度に応じた判定値を用いて、前記判定を行うことを特徴とする請求項3に記載の電動ウォーターポンプの制御装置。
  5. 前記電動ウォーターポンプの停止時間が所定時間よりも長い場合に、前記電動ウォーターポンプを前記所定時間駆動させると共に、前記電動ウォーターポンプの駆動を行った際における前記冷却水の温度が所定温度以下である場合に、前記電動ウォーターポンプを停止させる制御を継続して実行する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電動ウォーターポンプの制御装置。
JP2007003356A 2007-01-11 2007-01-11 電動ウォーターポンプの制御装置 Active JP4715755B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007003356A JP4715755B2 (ja) 2007-01-11 2007-01-11 電動ウォーターポンプの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007003356A JP4715755B2 (ja) 2007-01-11 2007-01-11 電動ウォーターポンプの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008169750A JP2008169750A (ja) 2008-07-24
JP4715755B2 true JP4715755B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=39698072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007003356A Active JP4715755B2 (ja) 2007-01-11 2007-01-11 電動ウォーターポンプの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4715755B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5206447B2 (ja) * 2009-01-29 2013-06-12 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の冷却制御装置
JP5206469B2 (ja) * 2009-02-16 2013-06-12 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の冷却制御装置
CN102482982B (zh) * 2009-08-21 2014-02-05 丰田自动车株式会社 变流量水泵的控制装置
JP4985739B2 (ja) 2009-10-01 2012-07-25 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
KR101072326B1 (ko) 2009-11-16 2011-10-11 기아자동차주식회사 차량의 냉각수 온도 인식방법
CN102782279B (zh) 2010-02-26 2016-03-23 丰田自动车株式会社 内燃机的控制装置
CN102933813B (zh) 2010-03-05 2015-04-22 丰田自动车株式会社 内燃机的控制装置
DE112010005367B4 (de) * 2010-03-09 2017-12-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Maschinenkühlvorrichtung
WO2011135680A1 (ja) * 2010-04-27 2011-11-03 トヨタ自動車株式会社 電動ウォーターポンプ制御装置及び電動ウォーターポンプ制御方法
JP5438662B2 (ja) * 2010-11-29 2014-03-12 本田技研工業株式会社 冷却回路弁の故障判定装置
JP5598369B2 (ja) * 2011-02-17 2014-10-01 三菱自動車工業株式会社 内燃機関の冷却装置
EP2682582B1 (en) * 2011-03-03 2016-12-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Warmup acceleration device for internal combustion engine
JP5799887B2 (ja) * 2012-04-27 2015-10-28 トヨタ自動車株式会社 冷却装置の制御装置
WO2014097354A1 (ja) * 2012-12-19 2014-06-26 日野自動車株式会社 冷間始動時のエンジン暖機方法
JP6645459B2 (ja) 2017-03-02 2020-02-14 トヨタ自動車株式会社 車載内燃機関の冷却液循環システム
DE102020005276A1 (de) 2020-08-28 2022-03-03 Daimler Ag Verfahren zum Betrieb einer elektrischen Wasserpumpe

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57168723U (ja) * 1981-04-17 1982-10-23
JPH06117259A (ja) * 1992-10-05 1994-04-26 Honda Motor Co Ltd インタークーラのウォータポンプ制御装置
JP2004316472A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の冷却装置
JP2005036729A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Aisan Ind Co Ltd 内燃機関の冷却システム
JP2006214279A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Mazda Motor Corp エンジンの冷却装置
JP2006214280A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Mazda Motor Corp エンジンの冷却装置
JP2006342680A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Toyota Motor Corp 内燃機関の冷却装置
JP2008169748A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Toyota Motor Corp 冷却水温度の補正装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57168723U (ja) * 1981-04-17 1982-10-23
JPH06117259A (ja) * 1992-10-05 1994-04-26 Honda Motor Co Ltd インタークーラのウォータポンプ制御装置
JP2004316472A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の冷却装置
JP2005036729A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Aisan Ind Co Ltd 内燃機関の冷却システム
JP2006214279A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Mazda Motor Corp エンジンの冷却装置
JP2006214280A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Mazda Motor Corp エンジンの冷却装置
JP2006342680A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Toyota Motor Corp 内燃機関の冷却装置
JP2008169748A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Toyota Motor Corp 冷却水温度の補正装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008169750A (ja) 2008-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4715755B2 (ja) 電動ウォーターポンプの制御装置
JP4876202B2 (ja) 可変ウォータポンプの制御装置
JP4306782B2 (ja) 車両の冷却制御装置および冷却制御方法
JP4482901B2 (ja) 排気熱回収器の異常診断装置
US20090229543A1 (en) Cooling device for engine
JP4911136B2 (ja) 車両用熱交換システムの制御装置
US11313304B2 (en) Heater energization control device
JP4735545B2 (ja) 冷却水温度の補正装置
JP2009228616A (ja) 還元剤供給装置及び冷却水循環制御装置
JP5338761B2 (ja) 車載内燃機関の冷却装置
JP2010101250A (ja) エンジン自動始動停止制御装置及びその制御方法
JP2010096020A (ja) 電動ウォーターポンプの制御装置
JP2004316472A (ja) 内燃機関の冷却装置
JP2010084630A (ja) エンジン自動始動停止制御装置及びエンジン制御方法
JP2010242525A (ja) ウォータポンプの制御装置
JP4241211B2 (ja) 2次空気供給装置
JP5598369B2 (ja) 内燃機関の冷却装置
JP2008298058A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2012031811A (ja) 電動ウォーターポンプの制御装置
JP2012021422A (ja) 車載内燃機関の冷却装置
JP5257087B2 (ja) 内燃機関の制御装置
WO2018110143A1 (ja) ヒータ制御装置及びヒータ制御方法
JP3906748B2 (ja) 内燃機関の冷却装置
JP4259281B2 (ja) エンジンの冷却装置
JP2015007398A (ja) 内燃機関の排気冷却システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110314

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4715755

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3