JP4707869B2 - 閉成可能な側面窓ブラインド用スロットを有する自動車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、閉成可能な側面窓ブラインド用スロットを有する自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】
公知の自動車側面窓においては、ブラインドシートの一端縁を固定した巻取り軸が、車体外板と内張りとの間に回転可能に支承される。ブラインドシートを当該の窓のスロットを経て伸出することができる。繰り出した状態(伸出状態)ではブラインドシートは窓と同様の形状になっている。
【0003】
ブラインドシートの操作はブラインドシートの前端に作用する引張部材又はスラスト部材により電動式に行なわれる。この場合、ブラインドシートの前端とは、窓の形状に対応する湾曲は別として、巻取り軸とおおむね平行に延び巻取り軸と反対側の端縁をいう。
【0004】
ブラインドシートの繰り出し(伸出)の際に窓枠の当該のスロットから現われるブラインドシートを操作する操作部材があるため、スロットは比較的広幅でなければならない。
【0005】
スロットがブラインドシートの前端の補強板の幅に相当する幅しかない場合は、ブラインドを引っ込めたときに、スロットの広い区域が開放したままになっている。ブラインドシートの前端は窓の当該の窓の端縁に合わせて湾曲しているので、ブラインドシートの前端の大部分がスロット縁の下に姿を消すが、この場合、この前端の一部とスロット縁にある補強板によって小さな区域しかふさがれない。
【0006】
開放したスロットは見苦しいだけでなく、幼児が開放したスロットに指を差し込んだりして負傷したりする危険がある。しかも、かなり大きな物でも外板と内張りとの間の車体内の空洞部内に落下する恐れがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上に基づき、本発明の課題は側面窓ブラインドが通過するスロットが少なくとも大部分閉鎖される自動車を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題は本発明に基づき自動車を、
第1の窓枠部分とこれと対向する第2の窓枠部分とを有する窓枠により規定される側面窓と、
第1の窓枠部分に関して側面窓と反対側に車体内部に形成された空洞部でその一縁が第1の窓枠部分で仕切られるものと、
第1の窓枠部分に形成され、かつ、空洞部に連なっているスロットと、
第2の窓枠部分の形状に少なくとも近似する形状を有する前端と、側面窓の形状に少なくとも近似的に対応する形状を有する、前端に縦方向に続く部分とを有し、不使用時には空洞部に収容され、使用時にはスロットを通って側面窓に平行に伸出させることができるブラインドシートと、
ブラインドシートを空洞部に収容させることと側面窓へ伸出させることとを選択的に行うための駆動装置と、
ブラインドシートの前端に沿って取り付けられ、ブラインドシートを補強するとともに、ブラインドシートが空洞部に収容される時に共に空洞部に収容される、補強棒と、
補強棒に取り付けられ、ブラインドシートが空洞部に完全に収容されたときに、スロットを少なくとも部分的に閉鎖するように構成された柔軟なカバーストリップと
で構成し、
カバーストリップには、補強棒がスロットから側面窓へ完全に伸出された時に、カバーストリップをその全長にわたって補強棒に密接させる密着手段が設けられており、
カバーストリップは、補強棒がスロットから側面窓へ伸出している時には、補強棒に一体的に密着し、補強棒が空洞部に収容された時には、少なくとも部分的に補強棒から離れてスロットを閉鎖する、
ことによって解決される。
【0009】
本発明が適用される自動車では、側面窓ブラインドは、自動車の窓枠に設けられたスロットを通して引き出し及び引き戻しが行われるブラインドシートを有する。ブラインドシートは不使用時に空洞部の中に格納保管される。このブラインドシートは、窓枠のスロットの反対側の窓枠部分の形状に相当する形状を有する前端を備えている。
【0010】
不使用時にスロットを十分に閉鎖するために、ブラインドシートの前端にカバーストリップが取り付けられている。カバーストリップは、ブラインドの伸出時に前端の形状に従ってこの前端に密着するが、ブラインドの格納時にはスロットを十分に閉鎖するために一部が前端から引き離される。
【0011】
ブラインドシートが空洞部に格納されると、カバーストリップはスロットを閉鎖するために前端から適宜に引き離される。
【0012】
スロットがある窓枠は、側面窓ガラスの下端にある。窓がサイドドアの窓であれば、この配列が望ましい。別の方法はスロットをほぼ垂直の窓枠、例えばBピラー(中柱)に格納することである。Bピラーが窓領域で真っ直ぐになっている場合、これは2ドア車に有利に使用できる構造である。
【0013】
ブラインドシートが伸出・格納の際にこれが移動通過するスロットと、昇降式の窓ガラスの場合に窓ガラスが通過するスロットとを一緒にすることができる。
【0014】
伸出状態でカバーストリップを前端に確実に固定することを保証する手段が設けられている。この手段はカバーストリップ自体若しくはカバーストリップ又は前端にある別の手段から成る。この手段がカバーストリップ自体から成る場合は、それの固有の湾曲に従ってブラインドシートの前端の形状に追従しようとする、強くばねを利かせたカバーストリップが使用される。ブラインドシートの格納のときに、カバーストリップは曲がった状態から多かれ少なかれ強制的に延ばされた状態にされる。
【0015】
カバーストリップを前端に保持するもう一つの方法は、カバーストリップを前端に引き付けるための引張手段を使用することである。このような処置が特に考えられるのは、カバーストリップが僅かな反発力しか示さない比較的柔軟なプラスチック材料から成る場合である。引張手段はカバーストリップの少なくとも一方の端部に作用する少なくとも1個の引張部材を具備する。引張手段自体が弾性伸縮可能になっているか、弾性伸縮不能の場合には引張ばね等の引張り部材の作用を受けるようになっている。
【0016】
必要な引張部材の数は前端の形状による。ブラインドシートの前端の最高点が一方の側縁側にある場合は、カバーストリップをこの位置でブラインドシートの前端に固定する。他方の端部は固定されず移動可能になっており、引張部材によってブラインドシートの前端に引き付けなければならないようになっている。また、シートベルトの前端の最高点が両方の側縁から隔たっている場合は、このへだたった最高位置でカバーストリップを固定する。その場合は、カバーストリップの両端をそれぞれ専用の引張手段で前端に引き付けることが必要である。
【0017】
ブラインドシートの前端へのカバーストリップの保持を弾性部材を用いずに、例えば磁石によって行なうこともできる。この磁石は互いに分離された個別の磁石であるか、又はカバーストリップの全体が冷蔵庫のシールストリップのように強磁性材料を充填したプラスチックで作られる。この場合、ブラインドシートの前端が適当な強磁性材料から成るならば、カバーストリップが自動的にブラインドシートの前端に保持されるという利点がる。ブラインドを引っ込めたとき、カバーストリップは窓の縁部に保持される。そのために窓の縁部も強磁性材料から成ることが望ましい。
【0018】
カバーストリップの長さは、ブラインドを引っ込めたときに、ブラインドシートの前端が湾曲している関係でブラインドシートの前端の補強棒でふさがれないスロットの部分の長さがどの程度であるかによって定められる。
【0019】
スロットの一部をブラインドシートの前端でふさぐことができる。しかし、そのままでは他の部分はふさがれない。カバーストリップの長さをブラインドシートの前端の長さに相当したものにすると一応は残りの部分もほぼふさがれるが、外観上の理由と完全なふさぎを行うために、例えば、カバーストリップの長さをスロットの長さに相当する長さにするかさらにそれより長くするかしてカバーストリップがスロットの全長を覆うようにすることが望ましい。
【0020】
カバーストリップをブラインドシートから所望の長さだけ自動的に離脱させるために、カバーストリップの幅を少なくともスロットの幅よりも大きくする。この場合は、カバーストリップが全長にわたってスロットの一方のスロット縁から横に張出すように配列することができる。昇降式窓ガラスとブラインドシートに対して同一のスロットを使用する場合に、この配列が望ましい。
【0021】
また、カバーストリップにスロットの両方のスロット縁を隠蔽させることも考えられる。このことは、側面窓ガラスが不動の場合や場所的な余裕があって昇降式窓ガラスと側面窓ブラインド用の、並列する2つの別個のスロットを設ける場合に、好都合である。
【0022】
ブラインドシートが小さな半径で巻き取ることができるような材料から成る場合、巻取り軸を空洞部内に回転可能に支承し、この巻取り軸上にブラインドシートを巻き取るようにすることが可能である。ブラインドシート自体を巻取り軸に直接巻き取る代わりに、ブラインドシートの後端にベルト又はロープを付けて、これを細幅のベルト車又はロープ車に巻き取ることもできる。この場合、ブラインドシート自体は延びたままである。側面窓ガラスが不動であって、スロットが車両縦方向に直線状になってない場合に、このような配列が有利である。
【0023】
ブラインドシートを収納するためにばね駆動装置が設けられ、これによってブラインドシートを空洞部に引き戻すことができる。ブラインドシートの前端又はカバーストリップの取っ手を把持して伸出させる手動操作式の側面窓ブラインドが使用される場合は、この配列が好都合である。
【0024】
遠隔操作式側面窓ブラインドの場合は、ばね駆動装置と電動駆動装置の組合せが好適である。その場合は、ばね駆動装置がブラインドシートを緊張し、他方、電動駆動装置はブラインドシートの所望の位置を指定するようになっている。この配列では、ブラインドシートを伸出する場合は、伸出されるブラインドシートの後端即ち下端にばね駆動装置が作用し前端に電動駆動装置が作用するが、ブラインドシートを収納する場合、常に空洞部に残っているブラインドシートの後端に電動機が作用するかにかかわりなく、ブラインドシートはほぼ同様に格納される。なお、ばね駆動装置と電動駆動装置とのブラインドシートへの結合位置を交代させることも可能である。
【0025】
ブラインドシートの伸出はスラスト部材は架台状構造(galgenaehnliche Konstruktion)によって行なうことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明を実施形態に基づいて説明する。
【0027】
以下の図説明で「前」、「後」、「上」及び「下」の語、「右」及び「左」の語並びにこれらに類する語は、自動車の方向を表示に慣用されるいる通りの意味に用いる。ただし、ブラインドシートに関連する場合だけは、前端及び後端の用語は車両への取付け位置にかかわりなく、ブラインドシート自体に対するものである。
【0028】
図1は、乗用車(リムジン)を破断して乗用車の車体の後部の内部(後部領域)を斜視図で示すものである。この図は乗用車の右側内部を示しているが、図示されていない左側内部はこれに左右対称になっている。図1は簡略化したもので、例えば、補強材や固定手段のような車体内部構造は本発明の理解のために図示の必要がないので省略してある。
【0029】
図示した車体部分乃至車体1はルーフ2を有し、Bピラー(中柱)がルーフ2の右横から下方に延びて図示しない床構造体(Bodengruppe)に至る。同様なBピラーが車両の破断された左側にある。ルーフ2の後端は、後部窓ガラス5がはめ込まれた後部窓開口部4に移行する。後部窓開口部4の側縁は、Bピラー3から離間されたCピラー6(後柱)で終わる。図2では、Bピラー3とCピラー6の間に後部右サイドドア(ドア)7が設けられ、周知のようにBピラー3に枢支されている。
【0030】
後部右サイドドア7から内側に、後部座部(Ruecksitzflaeche)9と後部座席背もたれ11とを有する後部座席(Ruecksitzbank)8がある。後部座部9は台座(Sockelflaeche)12上にある。この台座12は、床構造体(Bodengrupppe)に含まれ、後部座部9の手前にフットペース13を形成する。
【0031】
内室に面したドア7の内側は内張り(Innenverkleidung)14になっており、これに、ドア把手15と、ドア7の鍵を開けるための操作ノブ17とが取り付けられている。
【0032】
ドア7は内張14の上方に側面窓を構成する窓開口部18を有し、この窓開口部18は仕切りウエブ19で2つの部分(以下、「窓開口部分」という)21及び22に分割されている。窓開口部分22はほぼ三角形になっているが、窓開口部分21はごく広い意味での長方形になっている。窓開口部18に周知のように上下動式の側面窓ガラス(窓ガラス)23が設けられている。2つの窓開口部分21,22は窓ガラス23を案内する役割をする仕切りウエブ19によって互いに分離される。
【0033】
2つの窓開口部分21,22は連続する共通の窓枠24によって外周が取り囲まれている。窓枠24は下側に実質的に直線状の部分25(以下、「下側窓枠部分」といい、第1の窓枠部を構成する)25を形成する。下側窓枠部分25に対向する上側窓枠部25A(第2の窓枠部を構成する)は湾曲しており、下側窓枠部25は窓枠24の残余の部分よりやや広幅である。下側窓枠部分25にその全長に延びているスロット26が形成されている。スロット26の車内側はスロット縁27になっている。その外側の境界は窓開口部分22内の窓ガラス部をも含む側面窓ガラス23である。
【0034】
図2に示すように、サイドドア7は側面窓ブラインド29を備えている。その案内ブラインドシート31は図1及び2では窓開口部18に部分的に持ち上げられており、車室後部区域(窓開口部18)をこれに横方向に入射してくる日光から保護する。ブラインドシート31は窓開口部分21,22の横又は下にあるスロット26を通る。この側面窓ブラインド29は組込み型で、車体が側面窓ブラインド29のいわばハウジングを成す。ここで、ブラインドシート31の前端43に続き窓開口部18を覆う部分を31Aで示す。
【0035】
図2にサイドドア7だけを示す。図2には、鉄板から成るドア外板33の一部であってその外周を一巡するドア外周縁32と、内張り14を破断して示されたサイドドア7の内部の空洞部69とが示されている。内張り14はドア7の内郭乃至は内壁を成す。
【0036】
側面窓ブラインド29は、下側窓枠部分25の下で内張り14の背後、即ち、空洞部69内でサイドドア7に支承されており、巻取り装置を構成する巻取り軸34を有する。そのために、ドア7は互いに間隔をおいて2個の軸受台35及び36を担持する。軸受台35及び36は筒状の巻取り軸34から軸方向に突出する軸端部37及び38を支承する。
【0037】
ブラインドシート31は日光を十分に遮蔽するプラスチックシートの裁断物から成る。その外形輪郭は窓開口部18、即ち、2つの窓開口部分21及び22を合わせた輪郭に相当したものである。
【0038】
ブラインドシート31の形状は、車両の走行方向側にある直線状の側端41、車両の走行方向と反対側の側縁42、前端43及び巻取り軸34に固定された見えない端縁(後縁)(いずれもブラインドシート31の操作方向からみて命名された縁)によって規定されている。
【0039】
ブラインドシート31を伸出・格納するために、駆動装置45が設けられている。巻取り軸34内にあり概略的に示さればね駆動装置を構成するばねモータ46がこの駆動装置45に含まれる。ばねモータ46の一端部は巻取り軸34に固定されており、その他端部は軸端部38にこれに対して回転しないように固定されている。他方、軸端部38は軸受台35にこれに対して回転不能に保持されている。又は、ばねモータの46の他端部は軸受台35に固定されている。ばねモータ46はブラインドシート31の巻取り方向にプリテンションを生じる。このためにブラインドシート31は巻取り軸34に例えば皮ひも(Keder)によって周知のように固定される。
【0040】
駆動装置45のもう一つの構成要素は歯車電動機(電動機)47である。歯車電動機47は下記のように前端43に伝動結合されている。
【0041】
2個の滑り案内ブロック48及び49が、巻取り軸34の下方に互いに間隔を置いてドア7に固定されている。非圧縮性で曲げに対しても比較的強い円筒形又は丸棒状の操作部材51,52が対応の滑り案内ブロック48,49を通って上方へ延出している。操作部材51,52の上側の自由端(上端)は前端43に固定されている。スロット26を通って上方へ延出する操作部材51,52の部分は、互いに実質的に平行になっている。
【0042】
ホース状の外被53,54が滑り案内ブロック48,49から下方へ出て、下方の歯車電動機47に至る。外被53,54はその中で摺動する操作部材51,52を非圧縮に案内するために利用される。
【0043】
操作部材51,52は直線状の非圧縮性部材、例えば、金属若しくはプラスチックの可撓性の線、ボウデンケーブルの心線又はスラスト剛性を持つ撚り素線から成る。ワイヤコイルを操作部材51,52の少なくともモータ側の端部の外周面に変位不能に形成している。このワイヤコイルでウオーム状又はねじ状の歯が形成される。この種の操作部材は“SU-flexwelle”の商品名で市販されており、特に、窓昇降装置(窓の開閉装置)に使用される。
【0044】
歯車電動機47は永久磁石励磁型直流電動機であり、減速装置(減速歯車装置)55が後置されている。減速装置55の出力軸に平歯車56がこれに対して回転不能に固定されており、そのピッチは操作部材51,52上のワイヤコイルによって形成されたウオーム状又はねじ状の歯(以下、「操作部材の歯」という)のピッチに一致する。操作部材51,52の相対する側は平歯車56の側を接線方向に通過し、操作部材の歯が平歯車56と噛合する。
【0045】
このようにして、歯車電動機47はブラインドシート31の前端に伝動接続される。
【0046】
図2,3に概略的に示すように、ブラインドシート31の前端43は、側端41と側縁42の間の全長にわたって延びる補強棒57を備えている。
【0047】
図3に示すように、補強棒57は2つの操作部材51及び52の区域に受け部58を備え、そこに操作部材51,52の自由端(上端)が差し込まれている。
【0048】
補強棒57の上側に、スロット26の長さに相当する長さを有し密着手段を構成するカバーストリップ59が配設されている。図4に示すように、カバーストリップ59は、側端41の近傍に61で示す箇所(固定点61という)で補強棒57に分離不能に固着されている。カバーストリップ59は、例えば、高い弾性反発力を有する長方形横断面の形材から成り、弛緩状態で全長にわたって前端43又は補強棒57の区域の最小曲率よりやや小さい曲率を有するように湾曲している。
【0049】
カバーストリップ59の幅は、カバーストリップ59が、一方では、窓ガラス23又は仕切りウエブ19に接し、他方では、後述のように窓ガラス23の反対側の側縁部62がスロット26のスロット縁27を覆う大きさになっている。従って、カバーストリップ59は、下側窓枠部分25に形成されたスロット26より幅が広い。
【0050】
カバーストリップ59は、固定点61で補強棒57に固着されているから、図2に示すようにブラインドシート31が押し上げられている状態(伸出状態)では、補強棒57に全体的に密着する。この場合は、この領域ではカバーストリップ59の下側と補強棒57の上側との間にギャップはない。
【0051】
ところで、カバーストリップ59の、固定点61の反対側の他方の端部63(本実施形態では、車両の進行の反対側の端部)は、補強棒57に固定されていないがそのばね弾性により補強棒57に当接している。そして、カバーストリップ59と補強棒57とは相互にねじることはできないようになっている。そして、ブラインドシート31が空洞部69内へ格納されていくにつれて、カバーストリップ59の端部63がスロット26のスロット縁27に当たって、次第に補強棒57から引き離されていく。
【0052】
以上述べた側面窓ブラインド29の機能は次の通りである。その場合、図2に示したように側面窓ブラインド29は押し上げられた位置(伸出位置)を基本にして説明する。
【0053】
2つの操作部材51及び52は歯車電動機47によって押し上げられ、ブラインドシート31の前端43を補強棒57と共に窓枠24の上側部分の近傍まで移動させている。今、側面窓ブラインド29の前端と窓枠24の上側部分の間に残っているのは、小さなギャップだけで、窓開口部18はブラインドシート31でほぼ完全に覆われている。
【0054】
カバーストリップ59に外力が作用しないから、前述のようにカバーストリップ59は補強棒57の上向きの外側に密着する。
【0055】
ブラインドシート31は、それを巻取り軸34に巻き取ろうとするばねモータ46によって巻き取り方向に緊張されている。しかし、ブラインドシート31の巻取りは操作部材51,52によって阻止される。操作部材51,52の下端は歯車電動機47によってロックされるから、ばねモータ46の作用で押し戻されることはない。
【0056】
利用者が側面窓ブラインド29を格納しようとする、即ち、巻き戻そうとするときは、歯車電動機47を巻き戻し方向へ作動させる。そうすると、歯車電動機47は操作部材51,52を図2で下方へ引き、それらの下端部が減速装置55を超えて保護管乃至は格納管65,66内へ後退する。
【0057】
操作部材51及び52がスロット26を通り、下へ姿を消すにつれて、ブラインドシート31の前端43も同じく下方へ移動する。カバーストリップ59も共に下降するが、この下降につれて、カバーストリップ59の低い方の端部63は、図4が示すように、スロット縁27の後側で窓枠部分25に衝接する。そこで、外力がカバーストリップ59に作用して、カバーストリップ59の固定点61以外の部分を補強棒57から引き離そうとする。補強棒57への密着を保証するために、カバーストリップ59の反発力は比較的高くしてあるが、ばねモータ46による巻取り力よりは小さいから、ブラインドシート31は引き続き引っ込められる。カバーストリップ59は次第に補強棒57から引き離され、おおむね直線状に伸びた姿勢に移行する。
【0058】
側面窓ブラインド29が最後に図5に示すように完全に格納されると、補強棒57はほとんどスロット26の下のドア7の内室又は空洞部69内に入ってしまうが、カバーストリップ59は下側窓枠部分25のスロット縁27上にあってスロット26を覆う。
【0059】
補強棒57が固定点61が窓枠部分25にきて、補強棒57のそれ以上の下降運動を阻止するとき、側面窓ブラインド29は下側運動端に到達する。
【0060】
側面窓ブラインド29を伸出させる(押し出す)ときは、逆の運動が行なわれる。スロット26を通って上へ伸出する操作部材51及び52によって補強棒57が持ち上げられる。補強棒57が持ち上げられるにつれて、カバーストリップ59が再び補強棒57に密着することが可能になる。カバーストリップ59は、上昇するにつれて窓枠部分25から次第に引き離され、最後に再び図2の位置に到達する。
【0061】
弾性のあるカバーストリップ59を使用する代わりに、反発力が比較的小さいカバーストリップを使用することもできる。このような場合はプラスチック板が使用される。そして、プラスチック板は磁化粒子が充填され、同じく強磁性粒子を充填した補強棒57に磁力によって保持される。これによって、 比較的高い反発力を有するカバーストリップ59を用いたのと同じ効果が得られる。
【0062】
磁化粒子をカバーストリップ59に含有させる代わりに、この磁化粒子を補強棒57に含有させ、カバーストリップ59は磁化しない強磁性粒子だけを含むようにすることもできる。これでも比較的高い反発力を有するカバーストリップ59を用いたのと同様の効果が得られる。
【0063】
窓の幾何学的形状又は窓周りの条件によっては、カバーストリップ59の前端ではなくて中央区域を補強棒57に固定することもできる。その場合は、側面窓ブラインド29が格納されると、カバーストリップ59の両端が補強棒57から引き離される。
【0064】
図4及び5で説明した実施形態でも、巻取り軸34上のブラインドシート31が巻取り軸34に円錐台形に巻かれるようにすることもできる。その場合は、ブラインドシート31は、車両の走行方向の側端41が後側の側縁42より幾らか速く巻き取られることになる。格納状態でカバーストリップ59の最高点はもはや左端でなく、中央又はその近傍の位置にある。この場合には、この位置でカバーストリップ59は補強棒57に固定されるようになっている。
【0065】
カバーストリップ59を固有弾性力だけで補強棒57の上側に保持する代わりに、図6が示すように、密着手段を構成する弾性のある引張部材71で引き付けを強制する解決策も考えられる。ブラインドシート31が引き上げられたときに、補強棒57の、カバーストリップ59の後側の端部63が当たる部分に、補強棒57の上側から下側に貫通する穴72が形成されている。穴72は、補強棒57の下側にブラインドシート31と平行に縦方向へ延びている溝67に通じている。溝67は固有弾性を有する引張部材71を収容するために使用される。弾性のある引張部材71の一方の端部はカバーストリップ59の端部63に接続され、他端部68は溝67の車両の走行方向端部に設けられたフックにかけられるループで終っている。
【0066】
固有弾性を有する引張部材71は、例えば、ゴムひもであって、これによって端部63が補強棒57に引き付けられる。即ち、ブラインドシート31が伸出状態にあるときは、カバーストリップ59が密着手段を成す引張部材71によってブラインドシート31の前端43に密着される。
【0067】
ブラインドシートを格納すると、カバーストリップ59が前述のように下側窓枠部分25よって引張部材71の作用に抗して補強棒57の上側から引き離される。
【0068】
図示したすべて実施形態では、ブラインドシート31の格納状態において、カバーストリップ59を窓枠部分25上に保持する力が生じ、スロット26が閉鎖される。
【0069】
カバーストリップ59の長さは、スロット26の縦方向にある両端を越えて両方向に張出すように定めることも望ましい。このことは、カバーストリップ59が図示のように左端縁(固定点)61の区域で終わらないで、これを超えて適宜に張出すことを意味する。
【0070】
側面窓ブラインド29は自動車の車体内に組み込まれる。ブラインドシート31を車両の内張り14とドア外板33との間の空洞部69に引き戻すことができる。ブラインドシート31は窓枠24のスロット26を通って伸出する、即ち、押し上げられる。側面窓ブラインドの不使用時には、このスロット26を閉鎖するために、ブラインドシート31の前端43の補強棒57に柔軟なカバーストリップ59が部分的に接続されている。カバーストリップ59は伸出状態(押し上げ状態)で補強棒57に密着する。そして、格納状態(即ち、不使用状態)でカバーストリップ59の一部が補強棒57から引き離され、カバーストリップ59がスロット縁27に載ってスロット26を閉鎖する。
【0071】
図2による実施形態では、ばねモータ46を、ブラインドシート31を空洞部69内に引き込む機能を持たせ、歯車電動機47を、ブランドシート31の窓開口部18へ押し上げる機能を持たせてあるが、これらを逆にすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】リムジンの車体を破断して示した内部の斜視図である。
【図2】車体の内側から見、一部を破断した図1の後部右サイドドアの図である。
【図3】図2の後部側面窓ブラインドのブラインドシートの前端及びカバーストリップのIII−III線に沿った拡大断面図である。
【図4】側面窓ブラインドが部分的に伸出した状態での図2のドアの上部区域を示す。
【図5】ブラインドが格納された状態での図2のドアの上部区域を示す。
【図6】他の実施形態におけるカバーストッパの側面図と補強棒の縦断面とを示す。
【符号の説明】
1 車体部(車体)
2 ルーフ
3 Bピラー(中柱)
4 後部窓開口部
5 後部窓ガラス
6 Cピラー(後柱)
7 後部右サイドドア(ドア)
8 後部座席
9 後部座部
11 後部座席背もたれ
12 台座
13 フットスペース
14 内張り
15 ドア把手
17 操作ノブ
18 窓開口部(側面窓)
19 仕切りウエブ
21,22 部分(窓開口部分)
23 側面ガラス(窓ガラス)
24 窓枠
25 直線上の部分(下側窓枠部分、第1の窓枠部分)
25A 上側窓枠部分(第2の窓枠部分)
26 スロット
27 スロット縁
29 側面窓ブラインド
31 ブラインドシート
31A 部分
32 ドア外周縁
33 ドア外板
34 巻取り軸(巻取り装置)
35,36 軸受台
37,38 軸端部
41 (直線状の)側端
42 側縁
43 前端
45 駆動装置
46 ばねモータ(ばね駆動装置)
47 歯車電動機(電動機)
48,49 滑り案内ブロック
51,52 操作部材
53,54 外被
55 減速装置(減速歯車装置)
56 平歯車
57 補強棒
58 受け部
59 カバーストリップ(密着手段)
61 固定点
62 側縁部
63 端部
65,66 保護管(格納管)
67 溝
68 他端部
69 空洞部
71 引張部材(密着手段)
72 穴
Claims (25)
- 第1の窓枠部分(25)とこれと対向する第2の窓枠部分(25A)とを有する窓枠(24)により規定される側面窓(18)と、
該第1の窓枠部分(25)に関して、該側面窓(18)と反対側に車体内部に形成された空洞部(69)でその一縁が該第1の窓枠部分(25)で仕切られるものと、
該第1の窓枠部分(25)に形成され、かつ、該空洞部(69)に連なっているスロット(26)と、
該第2の窓枠部分(25A)の形状に少なくとも近似する形状を有する前端(43)と、該側面窓(18)の形状に少なくとも近似的に対応する形状を有する、該前端(43)に縦方向に続く部分(31A)とを有し、不使用時には該空洞部(69)に収容され、使用時には該スロット(26)を通って該側面窓(18)に平行に伸出させることができるブラインドシート(31)と、
該ブラインドシート(31)を該空洞部(69)に収容させることと該側面窓(18)へ伸出させることとを選択的に行うための駆動装置(45)と、
前記ブラインドシート(31)の前記前端(43)に沿って取り付けられ、前記ブラインドシート(31)を補強するとともに、前記ブラインドシート(31)が前記空洞部(69)に収容される時に共に前記空洞部(69)に収容される、補強棒(57)と、
前記補強棒(57)に取り付けられ、該ブラインドシート(31)が該空洞部(69)に完全に収容されたときに、該スロット(26)を少なくとも部分的に閉鎖するように構成された柔軟なカバーストリップ(59)とを具備し、
前記カバーストリップ(59)には、前記補強棒(57)が前記スロット(26)から前記側面窓(18)へ完全に伸出された時に、前記カバーストリップ(59)をその全長にわたって前記補強棒(57)に密接させる密着手段(59,71)が設けられており、
前記カバーストリップ(59)は、前記補強棒(57)が前記スロット(26)から前記側面窓(18)へ伸出している時には、前記補強棒(57)に一体的に密着し、前記補強棒(57)が該空洞部(69)に収容された時には、少なくとも部分的に前記補強棒(57)から離れて前記スロット(26)を閉鎖する、
ことを特徴とする閉成可能な側面窓ブラインド用スロットを有する自動車。 - 前記窓枠部分(25)は前記側面窓(18)の下側にあることを特徴とする請求項1に記載の自動車。
- 前記第1の窓枠部分(25)は実質的に直線状であることを特徴とする請求項1に記載の自動車。
- 前記側面窓(18)は前記スロット(26)を通って移動し得る窓ガラス(23)を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記側面窓(18)が不動の窓ガラスを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記側面窓(18)は自動車のドア(7)の側面窓であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記カバーストリップ(59)はばね弾性を有し、前記密着手段は該カバーストリップ(59)自体から成ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記カバーストリップ(59)は弛緩状態で前記ブラインドシート(31)の前端(43)の曲率より小さな曲率を有し、該カバーストリップ(59)がその固有弾性によって自動的に該ブラインドシート(31)の該前端(43)に密接させられることを特徴とする請求項7に記載の自動車。
- 前記カバーストリップ(59)の中央区域が前記ブラインドシート(31)の前記前端(43)と結合されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記密着手段は、前記カバーストリップ(59)の少なくとも一端部(63)に作用してこれを前記ブラインドシート(31)の前記前端(43)へ引き付ける少なくとも1個の引張部材(71)から成ることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記引張部材(71)が固有の弾性により伸縮可能であることを特徴とする請求項10に記載の自動車。
- 前記引張部材(71)に少なくとも1個の引張ばねから成ることを特徴とする請求項10に記載の自動車。
- 前記密着手段は少なくとも1個の磁石から成ることを特徴とする請求項1に記載の自動車。
- 前記カバーストリップ(59)の長さが前記ブラインドシート(31)の前記前端(43)の長さに相当することを特徴とする請求項1乃至13のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記カバーストリップ(59)の長さが前記スロット(26)の長さに相当することを特徴と
する請求項1乃至13のいずれかの1に記載の自動車。 - 前記カバーストリップ(59)の幅が前記スロット(26)の幅よりも広く形成されていることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記スロット(26)の1側部が前記窓ガラス(23)から間隔をおいたスロット縁(27)を有し、前記ブラインドシート(31)が前記空洞部(69)内に格納されたときに、前記カバーストリップ(59)が少なくとも該スロット縁(27)を越えて横へ張出すことを特徴とする請求項5乃至16のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記ブラインドシート(31)は小さな半径で巻き取ることができる材料から成ることを特徴とする請求項1乃至17のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記駆動装置(45)と協働して前記ブラインドシート(31)を巻き取る巻取り装置(34)を前記空洞部(69)内に設けることを特徴とする請求項1乃至18のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記巻取り装置が前記ブラインドシート(31)の後端部を固定した巻取り軸(34)であることを特徴とする請求項19に記載の自動車。
- 前記駆動装置(45)は、前記ブラインドシート(31)を格納方向又は伸出方向に移動するばねモータ(46)を含むことを特徴とする請求項1乃至20のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記駆動装置(45)は前記ブラインドシート(31)を伸出方向又は格納方向に移動する電動機(47)を含むことを特徴とする請求項1乃至21のいずれかの1に記載の自動車。
- 前記ばねモータ(46)は前記巻取り装置(34)に作用することを特徴とする請求項21又は22に記載の自動車。
- 前記電動機(47)が前記巻取り軸(34)に作用することを特徴とする請求項22又は23に記載の自動車。
- 前記駆動装置(45)は前記ブラインドシート(31)を前記スロット(26)から伸出させるために、該ブラインドシート(31)の前記前端(43)に作用する操作部材(51,52)を有することを特徴とする請求項1乃至24のいずれかの1に記載の自動車。
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