JP4704609B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のマッサージ機としては、使用者の身体を支持する身体支持体としての椅子の背もたれに沿ってマッサージユニットを昇降可能に配設するとともに、同マッサージユニットにマッサージユニットの動作を制御するための制御ユニットを接続し、同制御ユニットに操作ユニットとしてのリモコンを接続して、同リモコンから制御ユニットに各種の指示を与えられるように構成していた。
【0003】
かかる従来のマッサージ機のマッサージユニットには、もみ玉を前後方向に揺動させることによってたたき作動を行わせるためのタタキ機構と、もみ玉を偏心回動させることによってもみ作動を行わせるためのモミ機構と、マッサージユニット自体を椅子の背もたれに沿って昇降させるための昇降機構とがそれぞれ配設されていた。
【0004】
そして、制御ユニットが、リモコンからの指示に従って、昇降機構によってマッサージユニットを昇降させることによりもみ玉を肩や背中や腰等の所定の部位に当接させ、タタキ機構を駆動させることによって所定部位をたたいたり、モミ機構を駆動させることによって所定部位をもんだり、或いは、タタキ機構とモミ機構とを同時に駆動させることによって所定部位をたたきながらもんだり、更には、昇降機構の駆動も組み合わせて肩から腰にかけて連続的にたたいたりもんだりするといった複数種類のマッサージ作動を行うようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のマッサージ機にあっては、上述したように複数種類のマッサージ作動を行うことができるようになっており、マッサージ機の使用に際しては使用者がリモコンを適宜操作することによって複数種類のマッサージ作動から所望のマッサージ作動を選択しなければならなかった。
【0006】
そのため、リモコンには限られたスペース内に多数の操作ボタンが設けられ、かかる多数の操作ボタンを組み合わせることによって、所定のマッサージ作動を選択しなければならず、非常に操作が煩雑であり、操作性が悪くなるおそれがあった。
【0007】
特に、マッサージ機のマッサージ動作が使用者に適したものでなく、使用者が身体的な苦痛を感じてマッサージ機のマッサージ動作を停止させたりマッサージ動作を弱くさせたい場合には、使用者がリモコンに配設された多数の操作ボタンから停止ボタンを見つけ出して操作しなければならず、直ちにマッサージ機のマッサージ動作を停止させたりマッサージ動作を弱めることができないおそれがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、使用者の身体を支持するための身体支持体にマッサージユニットを配設するとともに、同マッサージユニットに当該マッサージユニットの動作を制御するための制御ユニットを接続し、同制御ユニットに音声入力手段を接続して、使用者が音声によって制御ユニットに指示を与えられるべく構成したマッサージ機において、前記制御ユニットは、前記音声入力手段に音声が入力されたことを検出した場合、入力された音声を解析し、解析結果、音声が所定コマンドでなかった場合は、前記制御ユニットに接続された音声出力手段によって使用者に指示内容を聞きなおすべく制御し、特に音声が所定音量以上か、または所定高さ以上か、または苦痛を感じた場合に発する音声として予め設定しておいた音声の場合に上記指示内容を聞きなおすべく制御に先立って前記マッサージユニットの動作を停止して当該マッサージユニットが発する動作音を低減させるとこととした。
【0009】
また、前記所定の結果が、前記音声入力手段に所定音量以上の音声が入力されたことを検出した場合であることとした。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係るマッサージ機は、椅子の背もたれに沿ってマッサージユニットを昇降可能に配設し、同マッサージユニットに、もみ玉を前後方向に揺動させることによってたたき作動を行わせるためのタタキ機構と、もみ玉を偏心回動させることによってもみ作動を行わせるためのモミ機構とをそれぞれ収容している。
【0016】
また、マッサージユニットには、マッサージユニットの動作を制御するための制御ユニットを接続し、同制御ユニットに音声入力手段を接続して、使用者が音声によって制御ユニットに指示を与えられるように構成している。
【0017】
そして、制御ユニットは、音声入力手段に音声が入力されたことを検出した場合に、マッサージユニットが発する動作音を低減させるように制御する。
【0018】
そのため、仮にマッサージ機のマッサージ動作が使用者に適したものでなく、使用者が身体的な苦痛を感じてマッサージ機のマッサージ動作を停止させたい或いは弱くさせたいと望んで声を発したときには、直ちにマッサージ機のマッサージ動作が停止又は弱まり、使用者に身体的な苦痛感を与えつづけてしまうのを防止することができ、マッサージ機の安全性を向上させることができる。
【0019】
特に、マッサージユニットを停止させることによってマッサージユニットが発する動作音を低減させた場合には、使用者に身体的な苦痛感を与えることがなくなり、より一層マッサージ機の安全性を向上させることができる。
【0020】
また、マッサージユニットが発する動作音を低減させた後に、音声出力手段によって使用者に指示内容を聞きなおすようにしているため、マッサージ機の誤動作を防止することができ、これによっても、より一層マッサージ機の安全性を向上させることができる。
【0021】
【実施例】
本発明に係るマッサージ機1は、図1に示すように、使用者の身体を支持するための身体支持部としての椅子2の背もたれ3に沿ってマッサージユニット4を昇降可能に配設しており、同マッサージユニット4の内部には、図2に示すように、左右一対のもみ玉5,6を前後方向に揺動させることによってたたき作動を行わせるためのタタキ機構7と、もみ玉5,6を偏心回動させることによってもみ作動を行わせるためのモミ機構8とからなるもみ玉を駆動させるためのもみ玉駆動ユニット9を椅子2の背もたれ3に向けて進退移動可能に配設している。尚、本実施例では、椅子2の背もたれ3で使用者の身体を支持する、いわゆる椅子式のマッサージ機を例に採り説明しているが、これに限らず、ベットで使用者の身体を支持する、いわゆるベット式のマッサージ機でもよい。また、もみ玉駆動ユニット9は、必ずしもタタキ機構7とモミ機構8とを備えているものではなく、いずれか一方を備えているもの、或いは、単にもみ玉を突出させた構造のものでもよい。
【0022】
以下に、マッサージ機1の各部の構造について具体的に説明する。
【0023】
椅子2は、図1に示すように、背もたれ3の背部に左右一対のラック10,11を背もたれ3に沿って取付けるとともに、同ラック10,11に沿わせて断面コ字状の左右一対のガイドレール12,13を取付けている。
【0024】
また、椅子2は、着座部14の内部に使用者が着座していることを圧力によって検出するための着座センサー15を取付けるとともに、着座部14の下部にマッサージユニット4の動作を制御するための制御ユニット16を配設し、同制御ユニット16に着座センサー15を接続している。図中、17は脚体である。
【0025】
かかる制御ユニット16には、音声入力手段としてのマイク68を接続しており、同マイク68によって使用者が発する音声を集音し、制御ユニット16でそれを分析することによって、使用者が音声で制御ユニット16に指示を与えられるようにしている。
【0026】
マイク68は、身体支持体である椅子2の背もたれ3の上部表面側に埋設している。
【0027】
また、制御ユニット16には、音声出力手段としてのスピーカー69を接続しており、かかるスピーカー69は、身体支持体である椅子2の背もたれ3の上部表面側に埋設している。
【0028】
マッサージユニット4は、図2〜図6に示すように、略矩形箱型状のマッサージユニットケーシング18の右側下部に昇降用モーター19を取付け、同昇降用モーター19の駆動軸20に駆動ギヤ21を取付け、同駆動ギヤ21に変速ギヤ22を噛合させ、同変速ギヤ22に駆動ウォーム23を連動連結する一方、マッサージユニットケーシング18の下部に左右幅方向に伸延させた昇降軸24を回動自在に取付け、同昇降軸24の右側外側面に形成したギヤ部25と前記駆動ウォーム23とを噛合させ、更には、昇降軸24の左右端部をマッサージユニットケーシング18の外側方に突出させ、かかる突出させた左右端部にピニオンギヤ26,27を取付け、同ピニオンギヤ26,27を椅子2の背もたれ3に取付けたラック10,11に噛合させている。図中、28はマッサージユニットケーシング18の右側下部に取付けた昇降用モーター19を収納したモーターケーシングである。尚、昇降用モーター19は、背もたれ3の下部に配設した制御ユニット16に接続している。
【0029】
また、マッサージユニット4は、マッサージユニットケーシング18の左右側上部に左右一対のガイド軸29,30を回動自在に取付け、各ガイド軸29,30の端部をマッサージユニットケーシング18の外側方に突出させ、かかる突出させたガイド軸29,30の端部にガイドローラー31,32をそれぞれ回動自在に取付けており、かかるガイドローラー31,32を椅子2の背もたれ3に取付けた断面コ字状のガイドレール12,13(図1参照)の内部に滑動自在に挿入している。
【0030】
もみ玉駆動ユニット9は、図2〜図6に示すように、箱型状のもみ玉駆動ユニットケーシング33の前側下部に正面視略U字状の昇降軸支持片34を形成し、同昇降軸支持片34の左右側部に軸受35,36をそれぞれ取付け、同軸受35,36に昇降軸24を回動自在に挿通している。
【0031】
また、もみ玉駆動ユニット9は、もみ玉駆動ユニットケーシング33の内部にタタキ機構37とモミ機構38とを配設している。
【0032】
タタキ機構37は、図2〜図6に示すように、もみ玉駆動ユニットケーシング33の左側下部にタタキ用モーター39を駆動軸40が上方に向けて突出した状態で取付け、同駆動軸40にタタキ用駆動ウォーム41を連動連結する一方、もみ玉駆動ユニットケーシング33の上部に左右幅方向に向けて伸延させたタタキ用回動軸42を回動自在に取付け、同タタキ用回動軸42の左側部にタタキ用従動ウォームホイール43を固着し、同タタキ用従動ウォームホイール43を前記タタキ用駆動ウォーム41に噛合させ、更には、タタキ用回動軸42の左右端部にタタキ用偏心軸44,45を同タタキ用偏心軸44,45の軸線をタタキ用回動軸42の軸線から上下にそれぞれ偏心させた状態で連設し、同タタキ用偏心軸44,45にもみ玉機構46,47をそれぞれ連動連結している。図中、48はタタキ用モーター39の駆動軸40を回動自在に支持するための軸受である。尚、タタキ用モーター39は、背もたれ3の下部に配設した制御ユニット16に接続している。
【0033】
一方、モミ機構38は、図2〜図6に示すように、もみ玉駆動ユニットケーシング33の右側下部にモミ用モーター49を駆動軸50が上方に向けて突出した状態で取付け、同駆動軸50にモミ用駆動ウォーム51を連動連結する一方、タタキ用回動軸42の右側部にモミ用従動ウォームホイール52を回動自在に遊嵌し、同モミ用従動ウォームホイール52を前記モミ用駆動ウォーム51に噛合させるとともに、モミ用従動ウォームホイール52にモミ用駆動プーリ-53を連設し、更には、もみ玉駆動ユニットケーシング33の下部に左右幅方向に向けて伸延させたモミ用回動軸54を回動自在に取付け、同モミ用回動軸54の右側部にモミ用従動プーリ-55を取付け、同モミ用従動プーリ-55と前記モミ用駆動プーリ-53との間に伝動ベルト56を懸架しており、モミ用回動軸54の左右端部には、もみ玉機構46,47をそれぞれ連動連結している。図中、57はモミ用モーター49の駆動軸50を回動自在に支持するための軸受である。尚、モミ用モーター49は、背もたれ3の下部に配設した制御ユニット16に接続している。
【0034】
もみ玉機構46,47は、図2〜図6に示すように、モミ用回動軸54の左右端部に左右一対のもみ玉アーム支持体58,59を同もみ玉アーム支持体58,59の上部が外側方に向いた状態で傾斜状に取付け、同もみ玉アーム支持体58,59の後部に連動アーム60,61の先端部をそれぞれ連動連設し、同連動アーム60,61の基端部をタタキ用偏心軸44,45に取付け、更には、もみ玉アーム支持体58 ,59の前側上部にもみ玉支持アーム62,63の基端部を取付け、同もみ玉支持アーム156,157の先端部にもみ玉64,65を回動自在に取付けている。図中、66,67はモミ用回動軸54の左右端部にもみ玉アーム支持体58,59を傾斜状態で回動自在に取付けるための接続具である。尚、連動アーム60,61の先端部ともみ玉アーム支持体58,59とは自由継手構造によって接続している。
【0035】
マッサージ機1は、以上に説明したように構成しており、制御ユニット16によって各モーター19,39,49を駆動させることによって、以下に説明するように動作する。
【0036】
すなわち、制御ユニット16によって昇降用モーター19を駆動すると、昇降軸24が回動し、それに伴ってピニオンギヤ26,27がラック10,11に沿って走行し、マッサージユニット4が椅子2の背もたれ3に沿って昇降移動する。
【0037】
また、制御ユニット16によってタタキ用モーター39を駆動すると、タタキ用駆動ウォーム41とタタキ用従動ウォームホイール43を介してタタキ用回動軸42が回動し、それに伴ってタタキ用偏心軸44,45が交互に上下に回動し、それにより、連動アーム60,61がクランクとして機能してもみ玉アーム支持体58,59が前後に揺動し、もみ玉5,6が交互に前後方向に揺動してたたき作動を行う。
【0038】
また、制御ユニット16によってモミ用モーター49を駆動すると、モミ用駆動ウォーム51、モミ用従動ウォームホイール52、モミ用駆動プーリー53、伝動ベルト56、モミ用従動プーリー55を介してモミ用回動軸54が回動し、それに伴ってもみ玉アーム支持体58,59が回動し、もみ玉5,6が前後方向に偏心回動してもみ作動を行う。
【0039】
そして、マッサージ機1は、上記各作動を組み合わせることによって使用者の指示に従って使用者の体の肩、背中、腰等をマッサージするようにしている。
【0040】
その際に、使用者が音声入力手段としてのマイク68に向かって音声を発すると、その音声を制御ユニット16で解析し、使用者が発した音声によるコマンド(指示語)に従ってマッサージユニット4を制御するようにしている。
【0041】
すなわち、図7に示すように、まず、制御ユニット16は、音声入力手段から音声が入力されたか否かを検出する(S1)。ここで、音声入力手段から音声が入力されていない場合には、前記ステップS1を繰り返し実行することによって使用者からの音声による指示があるまで待機する。
【0042】
音声入力手段から音声が入力された場合には、制御ユニット16は、入力された音声の解析(音声認識)を行う(S2)。
【0043】
制御ユニット16は、予め複数種類のコマンド(指示語)を記憶している。かかるコマンドとしては、通常のマッサージ動作を指示するためのコマンド、例えば、「たたく(たたけ)」、「もむ(もめ)」、「さする(さすれ)」、マッサージ位置を指示するためのコマンド、例えば、「肩」、「背中」、「腰」、マッサージの強弱を指示するためのコマンド、例えば、「強く」、「弱く」、更には、使用者がマッサージ動作に苦痛を感じた際に発するコマンド、例えば、「痛い」、「苦しい」、「いたたた」、「いてー」、「うう」、「ぎゃー」等がある。
【0044】
そして、制御ユニット16は、ステップS2での解析の結果、音声入力手段に入力された音声が通常のマッサージ動作を指示するためのコマンド(例えば、「たたく(たたけ)」、「もむ(もめ)」等)やマッサージ位置を指示するためのコマンド(例えば、「肩」、「背中」、「腰」等)やマッサージの強弱を指示するためのコマンド(例えば、「強く」、「弱く」等)か否かを判断する(S3)。
【0045】
そして、制御ユニット16は、音声入力手段から入力された音声が所定コマンドであると判断した場合には、そのコマンドに従ってマッサージユニット4の制御を行う(S4)。
【0046】
一方、制御ユニット16は、音声入力手段から入力された音声が所定コマンドでないと判断した場合には、ステップS2での解析の結果、音声入力手段に入力された音声が、使用者がマッサージ動作に苦痛を感じた場合に発する音声として予め設定しておいた音声(例えば、「痛い」、「苦しい」等)であるか否かを判断しする(S5)。
【0047】
そして、音声入力手段から入力された音声が所定音声の場合には、後述するマッサージユニット4が発する動作音を低減させる制御を行う(S8)。かかる制御(S8)については、後述する。
【0048】
一方、音声入力手段から入力された音声が所定音声ではない場合には、制御ユニット16は、その音声が予め定めた所定音量よりも大きい音量か否かを判断する(S6)。
【0049】
そして、音声入力手段から入力された音声が所定音量以上の場合には、制御ユニット16は、マッサージユニット4が発する動作音を低減させる制御を行う(S8)。かかる制御(S8)については、後述する。
【0050】
一方、音声入力手段から入力された音声が所定音量以下の場合には、制御ユニット16は、音声入力手段から入力された音声が予め定めた所定高さ(周波数)よりも高いか(大きいか)否かを判断する(S7)。
【0051】
そして、音声入力手段から入力された音声が所定高さ(周波数)以上の場合には、制御ユニット16は、後述するマッサージユニット4が発する動作音を低減させる制御を行う(S8)。かかる制御(S8)については、後述する。
【0052】
一方、音声入力手段から入力された音声が所定高さ(周波数)以下の場合には、制御ユニット16は、入力された音声が認識できないものとして、再度使用者に指示内容を聞きなおす(S9)。
【0053】
ここで、上記処理において、制御ユニット16が、音声入力手段から入力された音声が所定音声であると判断した場合(S5)、音声入力手段から入力された音声が所定音量以上であると判断した場合(S6)、音声入力手段から入力された音声が所定高さ(周波数)以上であると判断した場合(S7)、のいずれかの場合には、制御ユニット16は、マッサージユニット4が駆動中であるか否かを判断し、マッサージユニット4が駆動中の場合は、マッサージユニット4が発する動作音を低減させるように制御する(S8)。
【0054】
すなわち、制御ユニット16は、昇降用モーター19が駆動している場合には、昇降用モーター19の回転数を低減させ、また、タタキ用モーター39が駆動している場合には、タタキ用モーター39の回転数を低減させ、また、モミ用モーター49が駆動している場合には、モミ用モーター49の回転数を低減させる。尚、各モーター19,39,49の回転数を低減させるだけでなく、各モーター19,39,49の回転を停止させてもよい。
【0055】
そして、制御ユニット16は、各モーター19,39,49の回転を低減又は停止した後に、「どうしましたか」や「もう一度お願いします」といった確認の音声を発して、使用者に指示内容を聞きなおすようにしている(S9)。
【0056】
このように、制御ユニット16が音声入力手段に音声が入力されたことを検出した場合に、マッサージユニット4が発する動作音を低減させることによって、仮にマッサージ機1のマッサージ動作が使用者に適したものでなく、使用者が身体的な苦痛を感じてマッサージ機1のマッサージ動作を停止させたい或いは弱くさせたいと望んで声を発したときには、直ちにマッサージ機1のマッサージ動作が停止又は弱まり、使用者に身体的な苦痛感を与えつづけてしまうのを防止することができ、マッサージ機1の安全性を向上させることができる。
【0057】
しかも、マッサージユニット4が発する動作音が低減されることによって、その後に使用者が音声によって指示を与えた際に、使用者の音声を正確かつ確実に認識することができるので、マッサージ機1の誤動作を未然に防止することができ、これによってもマッサージ機1の安全性を向上させることができる。
【0058】
特に、音声入力手段に所定音量以上の音声が入力されたことを検出したときに、マッサージユニット4が発する動作音を低減させた場合には、使用者が身体的な苦痛を感じてマッサージ機のマッサージ動作を停止させたい或いは弱くさせたいと望んで大きな声を発したときに、直ちにマッサージ機1のマッサージ動作が弱まり、使用者に身体的な苦痛感を与えつづけてしまうのを防止することができる。
【0059】
また、音声入力手段に所定高さ(周波数)以上の音声が入力されたことを検出したときに、マッサージユニット4が発する動作音を低減させた場合には、使用者が身体的な苦痛を感じてマッサージ機1のマッサージ動作を停止させたい或いは弱くさせたいと望んで高い声を発したときに、直ちにマッサージ機1のマッサージ動作が弱まり、使用者に身体的な苦痛感を与えつづけてしまうのを防止することができる。
【0060】
また、音声入力手段に音声が入力されたことを検出した場合に、音声入力手段に入力された音声を解析し、解析の結果、音声入力手段に入力された音声を認識することができないときに、マッサージユニット4が発する動作音を低減させた場合は、使用者が身体的な苦痛を感じてマッサージ機1のマッサージ動作を停止させたい或いは弱くさせたいと望んで通常用意されている指示語とは異なる言葉を発したときに、直ちにマッサージ機1のマッサージ動作が弱まり、使用者に身体的な苦痛感を与えつづけてしまうのを防止することができる。
【0061】
また、音声入力手段に音声が入力されたことを検出した場合に、音声入力手段に入力された音声を解析し、解析の結果、音声入力手段に入力された音声が所定の音声のときに、マッサージユニット4が発する動作音を低減させた場合は、使用者が身体的な苦痛を感じてマッサージ機1のマッサージ動作を停止させたい或いは弱くさせたいと望んで通常用意されている指示語を発したときに、直ちにマッサージ機1のマッサージ動作が弱まり、使用者に身体的な苦痛感を与えつづけてしまうのを防止することができる。
【0062】
特に、マッサージユニット4が発する動作音を低減させる際に、マッサージユニット4の動作を停止させた場合は、使用者に身体的な苦痛感を与えることがなくなり、より一層マッサージ機1の安全性を向上させることができる。
【0063】
しかも、マッサージユニット4が発する動作音を低減させた後に、音声出力手段によって使用者に指示内容を聞きなおすことによって、マッサージ機1の誤動作を防止することができ、これによっても、より一層マッサージ機1の安全性を向上させることができる。
【0064】
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0065】
すなわち、本発明では、音声入力手段に音声が入力されたことを検出した場合に、マッサージユニットが発する動作音を低減させているため、仮にマッサージ機のマッサージ動作が使用者に適したものでなく、使用者が身体的な苦痛を感じてマッサージ機のマッサージ動作を停止させたい或いは弱くさせたいと望んで声を発したときには、直ちにマッサージ機のマッサージ動作が停止、使用者に身体的な苦痛感を与えつづけてしまうのを防止することができ、マッサージ機の安全性を向上させることができる。しかも、マッサージユニットが発する動作音を低減させた後に、音声出力手段によって使用者に指示内容を聞きなおすようにしているため、使用者の音声を正確かつ確実に認識することができ、マッサージ機の誤動作を防止することができ、これによっても、より一層マッサージ機の安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ機の側面図。
【図2】マッサージユニットを示す斜視図。
【図3】マッサージユニットを示す正面図。
【図4】同底面図。
【図5】タタキ機構を示す側面図。
【図6】モミ機構を示す側面図。
【図7】音声処理ルーチンを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 マッサージ機
2 椅子
3 背もたれ
4 マッサージユニット
5,6 もみ玉
7 タタキ機構
8 モミ機構
9 もみ玉駆動ユニット
16 制御ユニット
68 マイク

Claims (1)

  1. 使用者の身体を支持するための身体支持体にマッサージユニットを配設するとともに、同マッサージユニットに当該マッサージユニットの動作を制御するための制御ユニットを接続し、同制御ユニットに音声入力手段を接続して、使用者が音声によって制御ユニットに指示を与えられるべく構成したマッサージ機において、
    前記制御ユニットは、
    前記音声入力手段に音声が入力されたことを検出した場合、入力された音声を解析し、解析結果、音声が所定コマンドでなかった場合は、前記制御ユニットに接続された音声出力手段によって使用者に指示内容を聞きなおすべく制御し、特に音声が所定音量以上か、または所定高さ以上か、または苦痛を感じた場合に発する音声として予め設定しておいた音声の場合に上記指示内容を聞きなおすべく制御に先立って前記マッサージユニットの動作を停止して当該マッサージユニットが発する動作音を低減させることを特徴とするマッサージ機。
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