JP2019063123A - マッサージ機 - Google Patents
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Description
このような構成とすることにより、使用者の身体の硬い部位(凝った箇所)に対して、効果的でかつ重点的なマッサージと行うことができる。
このような構成とすることにより、使用者の身体の硬い部位(凝った箇所)に対して、次回マッサージを行う際に効果的でかつ重点的なマッサージを行うことができる。
このような構成とすることにより、マッサージコースが完了した後に、使用者の身体の硬い部位(凝った箇所)に対して追加してマッサージを行うことができる。
このような構成とすることにより、過去に行ったマッサージコースにおいて使用者の身体の硬い部位(凝った箇所)に対するマッサージ情報を記憶し、次回のマッサージコースにマッサージ情報を反映させ、効果的でかつ重点的なマッサージを行うことができる。
このような構成とすることにより、使用者の身体の硬い部位(凝った箇所)を知らせることができる。
このような構成とすることにより、叩きマッサージや揉みマッサージを行うことができる。
このような構成とすることにより、エアセルによるマッサージを行うことができる。
このような構成とすることにより、身体の硬さが戻った身体部位に対して、マッサージ部のマッサージ動作を初期状態に戻すことができる。
このような構成とすることにより、使用者の身体の硬さの変化を、モータの回転速度の変化により間接的に検出することができる。
このような構成とすることにより、使用者の身体の硬さの変化を、使用者側からマッサージ部に加わる圧力の変化により直接的に検出することができる。
このような構成とすることにより、使用者の身体の硬くない部位(凝っていない箇所)に対して、効果的なマッサージと行うことができる。
以下、本発明の第1実施形態に係るマッサージ機1の全体構成について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るマッサージ機1の正面斜視図である。図2は本発明の第1実施形態に係るマッサージ機1の模式図である。図3はマッサージ機1の機能ブロック図である。図4はマッサージ機1の姿勢を説明する側面図である。図5はマッサージユニット8の正面図である。図6はマッサージモータM1を出力軸方向から見た図である。
なお、以下の説明で用いる方向の概念は、図1に示すマッサージ機1に着座した使用者から見たときの方向の概念と一致するものとし、その他の場合は適宜説明するものとする。また、身体の表裏の定義については、起立した使用者の胸側を「表面」、背中側を「背面」として説明する。
図1〜図4に示すとおり、本発明の第1実施形態に係るマッサージ機1は、主として、使用者が着座する座部2と、座部2の後部にリクライニング可能に設けられた使用者が凭れる背凭れ部3と、座部2の前部に上下揺動可能に設けられた使用者の下肢を支持するフットレスト4と、背凭れ部3の上部前面に設けられた使用者の頭及び/又は首を支持する枕部5と、座部2の左右両側には肘掛け部6と、背凭れ部3の左右両側には側壁部7と、を有している。座部2、背凭れ部3、フットレスト4、枕部5、肘掛け部6、及び側壁部7は、使用者の身体を支持する身体支持部として機能する。身体支持部2〜7の各所には、使用者の身体に対してマッサージを行う後述するエアセル20や後述するバイブレータ21によるマッサージ部15が設けられている。また、マッサージ機1は、背凭れ部3に後述する揉み動作及び/又は叩き動作を行うマッサージ部15としてのマッサージユニット8と、マッサージ機1の各動作を制御する制御部9と、後述する使用者に各種操作を行わせるコントローラ10と、を有している。
図1〜図3に示すとおり、背凭れ部3は、硬質の背フレーム3aと、背フレーム3aに組み付けられたマッサージ部15であるマッサージユニット8の昇降をガイドするガイドレール18と、背フレーム3aを被覆するカバー部材3cと、により構成されている。背フレーム3aは、金属部材及び/又は樹脂部材により構成されている。また、背フレーム3aは、左右中央に形成された前後方向に開口する開口部3bを有し、正面視で略門型をなしている。また、カバー部材3cは、開口部3bを前方から覆っている。マッサージユニット8の施療子62(図5参照)が開口部3bより前方へ突出しており、カバー部材3cを介して使用者の胴体を後方からマッサージできるようになっている。
以下、マッサージユニット8の構成について説明する。
図1〜図3,図5に示すとおり、背凭れ部3には、使用者の上半身を後方(背面)からマッサージするマッサージユニット8が設けられている。このマッサージユニット8は、身長方向に沿って複数(本実施形態では1つ)設けられていてもよい。このマッサージユニット8は、左右で対をなすアーム61と、アーム61の上下両端部に設けられた施療子62と、により構成されており、マッサージモータM1,M2の駆動により左右の施療子62が近接離反する揉み動作、及び左右の施療子62が交互に使用者側へ進退する叩き動作を行わせることができる。また、マッサージユニット8は、昇降モータM3の駆動により身長方向に沿って上方又は下方へ移動して、身体に対する位置を変更したり、ローリングマッサージを行わせたりすることができる。背フレーム3aには、身長方向に延設された左右で対をなすガイドレール18が設けられており、マッサージユニット8はガイドレール18に沿って移動する。マッサージユニット8が身長方向に移動可能であるため、使用者の首から腰の間を施療子62でマッサージすることができる。
図1〜図3に示すとおり、背フレーム3a(背凭れ部3)の左右両側には、使用者の肩又は上腕の外側面に対向して設けられた側壁部7が設けられている。この側壁部7は、背凭れ部3の側方において前方へ立設されている。そして、側壁部7の内側面には、肩又は上腕の外側面をマッサージする肩側マッサージ部a2が設けられている。肩側マッサージ部a2は、エアの給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。このように、肩側マッサージ部a2は左右で対をなしてマッサージ部群A2を構成している。
図1〜図3に示すとおり、背凭れ部3の上部前面には、使用者の頭及び/又は首を支持する枕部5が設けられている。枕部5の前面には、頭及び/又は首の後面に対向して設けられた左右で対をなす頭部マッサージ部a1が設けられている。頭部マッサージ部a1は、エアの給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。このように、頭部マッサージ部a1は、左右で対をなしてマッサージ部群A1を構成している。この頭部マッサージ部a1は、頭及び/又は首の外側面に対向して設けてもよい。この場合は、前方へ立設された壁部(図示せず)の内側面に設けるとよい。また、頭部マッサージ部a1は、枕部5に設けるのではなく、背凭れ部3の上部前面に直接設けてもよい。
図1〜図3に示すとおり、座部2の左右両側には、使用者の手先と前腕を支持する肘掛け部6が設けられている。肘掛け部6の手先と前腕の上下方向には、腕マッサージ部a3が設けられている。腕マッサージ部a3は、エアの給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。このように、腕マッサージ部a3は、左右で対をなしてマッサージ部群A3を構成している。
図1〜図3に示すとおり、フットレスト4は、使用者の下腿を支持する左右一対の脚支持部40と、使用者の足部を支持する左右一対の足支持部41と、を有している。脚支持部40は、使用者の下腿の背面に対向して設けられた底壁40aと、底壁40aの左右両端から前方に向かって立設された側壁40bと、底壁40aの左右中央から前方に向かって立設された中央壁40cと、を有している。
図1〜図4に示すとおり、肘掛け部6の上部にはコントローラ10が備えられており、使用者が着座した状態で操作することができる。このコントローラ10は、使用者が目視で確認できる画面10aと、使用者が画面10a上を指先操作するタッチパネル10bを有している。コントローラ10を操作することにより、リクライニングさせて背凭れ部3の姿勢を変更することができ、上下に揺動させてフットレスト4の姿勢を変更することができる。また、動作させるマッサージユニット8,各マッサージ部a1〜a8を選択したり、マッサージユニット8,各マッサージ部a1〜a8の動作(手技又は強さ等)を変更したりすることもできる。コントローラ10の画面10a上に選択部30を表示させて、タッチパネル10bによる操作によって、使用者は予め定められたプログラムに基づくマッサージコースを選択することができる。タッチパネル10bによる操作の代わりに、コントローラ10内に配置した物理ボタン31のみやコントローラ10内に設置されたマイク(図示せず)を使った音声認識部32による操作のみであってもよい。このようにすることで、使用者は容易に選択することができる。なお、音声認識部32であるマイク(図示せず)をコントローラ10内ではなく、背凭れ部3の上部や枕部5に設置してもよい。このようにすることで、使用者はわざわざ姿勢を変えなくても背凭れ部3に凭れたまま、音声認識部32で選択を行うことができる。また、コントローラ10は、報知部33を有している。報知部33は、上述した画面10aでもいいし、コントローラ10内に設置されたスピーカ(図示せず)
であってもよい。このようにすることで、後述する身体の硬さを検出した使用者の身体部位を使用者に報知することができ、使用者は自身の身体の硬い部位を知ることができる。
図6に示すとおり、第一センサ70は、マッサージモータM1の出力軸M1aの周囲に設けられた複数(本実施形態では5個)の非接触式の検出部70aと、マッサージモータM1の出力軸M1aに設けられた検出部70aによって存否が検出される磁石等よりなる被検出部70bと、を有している。検出部70aは、被検出部70bを有する出力軸M1aの回転位置を検出することができる。より具体的には、出力軸M1aの回転位置を複数箇所(本実施形態では5個)把握することができる。そして、第一センサ70は、所定時間内における出力軸M1aの回転位置の変化量からマッサージモータM1の回転速度を検出する。
第一センサ70は、マッサージモータM1の回転速度について複数のレベルを設けている。具体的には、第一センサ70によるマッサージモータM1の回転速度は、5段階のレベルが設定されている。レベルが高くなるに従って、マッサージモータM1の回転速度は速く設定されている。記憶部50には、各レベルに対応したマッサージモータM1の目標回転速度が記憶されている。制御部9は、マッサージを行う際にマッサージモータM1の回転速度が設定したレベルの目標回転速度と一致するようにマッサージモータM1を制御するが、使用者の身体部位の身体の硬さが硬い部位においてマッサージモータM1の回転速度が設定したレベルの目標回転速度以下となった場合、使用者の身体部位の身体の硬さが所定値以上の硬さとみなし、そのレベルに対応するマッサージ動作に変更したマッサージを行う。このようにすることで、使用者の身体の硬い部位に対して、効果的かつ重点的なマッサージを行うことができる。
マッサージ強度を増す制御は、前述したエアセル等よりなる進退駆動部65の駆動によって施療子62の進出量を増す制御である。本実施形態の施療子62の進出量を増す制御はエアセルの膨張量であり、エアセルにエアを供給する時間である。
以下、図7と図9に基づいて具体的に説明する。制御部9が、レベル3の目標回転速度を23回転/秒としてマッサージモータM1を回転させて、使用者の肩に対して揉み動作を3回行う過程で、1回目の揉み動作においてマッサージモータM1の回転速度が目標回転速度である23回転/秒以下であると、使用者の肩は所定値以上の身体の硬さとみなし、進退駆動部65をC秒増して膨張させて、施療子62を進出させる。進退駆動部65で施療子62を進出させた状態で、3回の揉み動作を行うことで、マッサージ強度を増した状態で揉みマッサージを行うことができる。なお、マッサージモータM1の回転速度が目標回転速度である23回転/秒を上回る場合、そのまま揉み動作を3回行う。このようにすることで、使用者の身体の硬い部位に対して、効果的でかつ重点的なマッサージを行うことができる。
図7は第一センサ70の検出結果に応じたマッサージ動作の回数を増す制御と前記マッサージ動作の強度を増す制御と前記マッサージ動作の手技を変更する制御を説明する図である。図9は第一センサ70の検出結果に応じたマッサージ動作に変更する制御フロー図である。
第二センサ71は、使用者側からマッサージユニット8に加わる圧力について複数のレベルを設けている。具体的には、第二センサ71による使用者側からマッサージユニット8に加わる圧力は、5段階のレベルが設定されている。レベルが高くなるに従って、使用者側からマッサージユニット8に加わる圧力は高く設定されている。記憶部50には、各レベルに対応した使用者側からマッサージユニット8に加わる圧力の目標圧力が記憶されている。制御部9は、マッサージを行う際に使用者側からマッサージユニット8に加わる圧力は設定したレベルの目標圧力と一致するように進退駆動部65を制御するが、使用者の身体部位の身体の硬さが硬い部位において使用者側からマッサージユニット8に加わる圧力が設定したレベルの目標圧力以上となった場合、使用者の身体部位の身体の硬さが所定値以上の硬さとみなし、そのレベルに対応するマッサージ動作に変更したマッサージを行う。このようにすることで、使用者の身体の硬い部位に対して、効果的かつ重点的なマッサージを行うことができる。
マッサージ強度を増す制御は、前述したエアセル等よりなる進退駆動部65の駆動によって施療子62の進出量を増す制御である。本実施形態の施療子62のの進出量を増す制御はエアセルの膨張量であり、エアセルにエアを供給する時間である。
以下、図8と図10に基づいて具体的に説明する。制御部9が、レベル3の目標圧力を36kpaとして進退駆動部65を駆動させて、使用者の腰に対して揉み動作を3回行う過程で、1回目の揉み動作において使用者側からマッサージユニット8に加わる圧力が目標圧力である36kpa以上であると、使用者の腰は所定値以上の身体の硬さとみなし、進退駆動部65をC秒増して膨張させて、施療子62を進出させる。進退駆動部65で施療子62を進出させた状態で、3回の揉み動作を行うことで、マッサージ強度を増した状態で揉みマッサージを行うことができる。なお、使用者側からマッサージユニット8に加わる圧力が目標圧力である36kpaを下回る場合、そのまま揉み動作を3回行う。このようにすることで、使用者の身体の硬い部位に対して、効果的でかつ重点的なマッサージを行うことができる。
以下、図7と図11に基づいて具体的に説明する。制御部9が、レベル3の目標回転速度を23回転/秒としてマッサージモータM1を回転させて、使用者の肩に対して揉み動作を3回行う過程で、1回目の揉み動作においてマッサージモータM1の回転速度が目標回転速度である23回転/秒以下であると、使用者の肩は所定値以上の身体の硬さとみなし、揉みマッサージのマッサージ回数をc回増した3+c回の揉み動作の情報を記憶部50に記憶する。記憶部50は、身体の硬さが硬い部位は肩であるという身体部位の情報と、肩に対して3+c回の揉み動作を行うというマッサージ情報を記憶する。その後、他の身体部位に対して一連のマッサージを行い、再度身体の硬さが硬い部位である肩に対してマッサージを行う際に、記憶部50で記憶した3+c回の揉み動作を行う。なお、前回でマッサージモータM1の回転速度が目標回転速度である23回転/秒を上回っていた場合、揉み動作を3回行う。このようにすることで、使用者の身体の硬い部位に対して、次回マッサージを行う際に効果的でかつ重点的なマッサージを行うことができる。
以下、図7と図12に基づいて具体的に説明する。制御部9は、記憶部50に記憶されている予め定められたプログラムに基づくマッサージコースを開始する。レベル3の目標回転速度を23回転/秒としてマッサージモータM1を回転させて、使用者の肩に対して揉み動作を3回行う過程で、1回目の揉み動作においてマッサージモータM1の回転速度が目標回転速度である23回転/秒以下であると、使用者の肩は所定値以上の身体の硬さとみなし、揉みマッサージのマッサージ回数をc回増した3+c回の揉み動作の情報を記憶部50に記憶する。記憶部50は、身体の硬さが硬い部位は肩であるという身体部位の情報と、肩に対して3+c回の揉み動作を行うというマッサージ情報を記憶する。その後、一連のマッサージコース完了した後に、身体の硬さが硬い部位である肩に対して記憶部50で記憶した3+c回の揉み動作新たに行う。なお、前回がマッサージモータM1の回転速度が目標回転速度である23回転/秒を上回っていた場合は、新たにマッサージを行うことはない。このようにすることで、マッサージコースが完了した後に、使用者の身体の硬い部位に対して追加してマッサージを行うことができる。
以下、図7と図13に基づいて具体的に説明する。制御部9は、記憶部50に記憶されている予め定められたプログラムに基づくマッサージコースを開始する。レベル3の目標回転速度を23回転/秒としてマッサージモータM1を回転させて、使用者の肩に対して揉み動作を3回行う過程で、1回目の揉み動作においてマッサージモータM1の回転速度が目標回転速度である23回転/秒以下であると、使用者の肩は所定値以上の身体の硬さとみなし、揉みマッサージのマッサージ回数をc回増した3+c回の揉み動作の情報を記憶部50に記憶する。記憶部50は、身体の硬さが硬い部位は肩であるという情報と、肩に対して3+c回の揉み動作を行うというマッサージ情報を記憶する。なお、マッサージモータM1の回転速度が目標回転速度である23回転/秒を上回る場合は、マッサージ情報を記憶部50に記憶しない。その後、一連のマッサージ動作を行い、マッサージコースは完了する。マッサージコースが完了した後、使用者はマッサージ機1から離れ、時間が経過(例えば、次の日)し、再度マッサージ機1に着座してマッサージコースを開始する。マッサージコースが始まり、一連のマッサージ動作を行い、肩をマッサージする際に、前回記憶部50が記憶した身体の硬さが硬い部位は肩であるという情報と肩に対して3+c回の揉み動作の情報とをマッサージ動作に反映させて行う。このようにすることで、過去に行ったマッサージコースにおいて使用者の身体の硬い部位に対するマッサージ情報を記憶し、次回のマッサージコースにマッサージ情報を反映させ、効果的でかつ重点的なマッサージを行うことができる。
第一センサ70は、マッサージモータM1の回転速度について複数のレベルを設けている。具体的には、第一センサ70によるマッサージモータM1の回転速度は、5段階のレベルが設定されている。レベルが高くなるに従って、マッサージモータM1の回転速度は速く設定されている。記憶部50には、各レベルに対応したマッサージモータM1の目標回転速度が記憶されている。制御部9は、マッサージを行う際にマッサージモータM1の回転速度が設定したレベルの目標回転速度と一致するようにマッサージモータM1を制御するが、使用者の身体部位の身体の硬さが硬くない部位(凝っていない部位)においてマッサージモータM1の回転速度が設定したレベルの目標回転速度以上となった場合、使用者の身体部位の身体の硬さが所定値以下の硬さとみなし、そのレベルに対応するマッサージ動作に変更したマッサージを行う。このようにすることで、使用者の身体の硬くない部位(凝っていない部位)に対して、効果的なマッサージを行うことができる。
以下、図15と図16に基づいて具体的に説明する。制御部9が、レベル3の目標回転速度を23回転/秒としてマッサージモータM1を回転させて、使用者の肩に対して揉み動作を3回行う過程で、1回目の揉み動作においてマッサージモータM1の回転速度が目標回転速度である23回転/秒以上であると、使用者の肩は所定値以下の身体の硬さとみなし、進退駆動部65をC秒減らして膨張させて、施療子62を進出させる。進退駆動部65で施療子62を進出させた状態で、3回の揉み動作を行うことで、マッサージ強度を減らした状態で揉みマッサージを行うことができる。このようにすることで、使用者の身体の硬くない部位(凝っていない部位)に対して、効果的なマッサージを行うことができる。
また、本発明のマッサージ機1は、図示する形態に限らず、この発明の範囲内において他の形態のものであっても良い。
例えば、前述した実施形態では、マッサージユニット8を例に挙げたが、エアセル20により構成されている各マッサージ部a1〜a8でもよい。例えば、肘掛け部6に設けられた腕マッサージ部a3において、使用者の手先や前腕をマッサージする際に、使用者の手先や前腕の硬さを検出し、所定値以上の硬さを検出した部位に対してマッサージ動作の強度を強くするよう制御することができる。そうすることで使用者の手先や前腕に対して効果的でかつ重点的なマッサージを行うことができる。
8 マッサージユニット(マッサージ部)
9 制御部
15 マッサージ部
20 エアセル(マッサージ部)
21 バイブレータ(マッサージ部)
33 報知部
50 記憶部
70 第一センサ(センサ)
71 第二センサ(センサ)
Claims (11)
- 使用者にマッサージを行うマッサージ部と、
使用者の各身体部位に対する身体の硬さを直接的又は間接的に検出するセンサと、
前記センサの検出結果に基づいて、前記マッサージ部のマッサージ動作を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記センサにより所定値以上の身体の硬さを検出した使用者の身体部位に対して、前記マッサージ動作の回数を増す制御と前記マッサージ動作の強度を増す制御と前記マッサージ動作の手技を変更する制御とのうち少なくともいずれかの制御を行うことを特徴とするマッサージ機。 - 前記センサにより所定値以上の身体の硬さを検出した使用者の身体部位を記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、前記記憶部で記憶した所定値以上の身体の硬さを検出した使用者の身体部位に対してマッサージを行う際に、前記マッサージ動作の回数を増す制御と前記マッサージ動作の強度を増す制御と前記マッサージ動作の手技を変更する制御とのうち少なくともいずれかの制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。 - 前記記憶部は予め定められたプログラムに基づくマッサージコースを有し、
前記制御部は、前記マッサージコースが完了した後に、前記記憶部で記憶した所定値以上の身体の硬さを検出した使用者の身体部位に対して、前記マッサージ動作を新たに行うことを特徴とする請求項2に記載のマッサージ機。 - 前記記憶部は予め定められたプログラムに基づくマッサージコースを有し、
前記制御部は、過去に行った前記マッサージコースにおいて、前記センサにより所定値以上の身体の硬さを検出した使用者の身体部位に対して、前記マッサージ動作の回数を増す制御と前記マッサージ動作の強度を増す制御と前記マッサージ動作の手技を変更する制御とのうち行った制御のマッサージ情報を前記記憶部に記憶し、
前記制御部は、前記マッサージコースを行う際に前記マッサージ情報を反映させたマッサージ動作を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載のマッサージ機。 - 報知部を有し、
前記制御部は、前記センサにより所定値以上の身体の硬さを検出した使用者の身体部位を前記報知部で報知することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマッサージ機。 - 前記マッサージ部のマッサージ動作は、たたき動作やもみ動作であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のマッサージ機。
- 前記マッサージ部はエアセルを有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれかい記載のマッサージ機。
- 前記センサにより所定値以上の身体の硬さを検出した使用者の身体部位を記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、前記記憶部で記憶した使用者の身体部位に対する前記センサにより検出する身体の硬さが所定値未満の場合、前記記憶部で記憶した使用者の身体部位に対する前記制御を初期状態にすることを特徴する請求項1〜7のいずれかに記載のマッサージ機。 - 前記マッサージ部は、
施療子と、
前記施療子を支持するアームと、
前記アームに連結し、前記施療子を接近離反させる揉み軸と、
前記アームに連結し、前記施療子を交互に使用者側へ進退させる叩き軸と、
前記揉み軸及び前記叩き軸を回転駆動させるモータと、を有し、
前記センサは、前記モータの回転速度を検出することで使用者の身体の硬さを検出することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のマッサージ機。 - 前記センサは、圧力センサであり、
前記圧力センサは、使用者側からマッサージ部に加わる圧力を検出することで使用者の身体の硬さを検出することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のマッサージ機。 - 使用者にマッサージを行うマッサージ部と、
使用者の各身体部位に対する身体の硬さを直接的又は間接的に検出するセンサと、
前記センサの検出結果に基づいて、前記マッサージ部のマッサージ動作を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記センサにより所定値以下の身体の硬さを検出した使用者の身体部位に対して、前記マッサージ動作の回数を減らす制御と前記マッサージ動作の強度を減らす制御と前記マッサージ動作の手技を変更する制御とのうち少なくともいずれかの制御を行うことを特徴とするマッサージ機。
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