JP2019024740A - マッサージ機 - Google Patents

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JP2019024740A JP2017145704A JP2017145704A JP2019024740A JP 2019024740 A JP2019024740 A JP 2019024740A JP 2017145704 A JP2017145704 A JP 2017145704A JP 2017145704 A JP2017145704 A JP 2017145704A JP 2019024740 A JP2019024740 A JP 2019024740A
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Abstract

【課題】同一部位又は異なる部位をマッサージする各マッサージ部の強さを変えることができ、各部位に適したマッサージの強さでマッサージを行うことができるマッサージ機を提供する。【解決手段】使用者をマッサージする第1マッサージ部と、前記第1マッサージ部と同一部位又は異なる部位をマッサージする第2マッサージ部と、前記第1マッサージ部と第2マッサージ部とを駆動させる電力を供給する電源部と、を備えたマッサージ機において、前記電源部は、前記第1マッサージ部に電力を供給する第1電源部と、前記第2マッサージ部に電力を供給する第2電源部と、を有し、前記第1電源部の電力と前記第2電源部の電力とが異なる。【選択図】 図1

Description

本発明はマッサージ機に関する。
従来、パイプフレームにラックを設けたレールを沿設し、前記ラックにもみ玉を配設したもみ機構部のピニオンを噛合せてもみ機構部を上下動自在とし、ソレノイドで駆動されるたたき玉を板ばねによりもみ機構部の上部に取着するとともにたたき玉を反転ばねにより首振り自在とし、パイプフレームの長さを伸縮自在として成るマッサージ椅子が提案されている(例えば、特許文献1の第4図参照。)
特開昭54−107184号公報
上記特許文献1に開示されたマッサージ椅子は、もみ機構部で背中をマッサージし、たたき玉で肩をマッサージしている。しかし、上記マッサージでは、もみ動作の強さとたたき動作の強さを変更することができない。そこで、本発明は、上述した問題を解決するためになされてものであり、同一部位又は異なる部位をマッサージする各マッサージ部の強さを変えることができ、各部位に適したマッサージの強さでマッサージを行うことができるマッサージ機を提供することを目的とする。
本発明は、前記第1マッサージ部と同一部位又は異なる部位をマッサージする第2マッサージ部と、前記第1マッサージ部と第2マッサージ部とを駆動させる電力を供給する電源部と、を備えたマッサージ機において、前記電源部は、前記第1マッサージ部に電力を供給する第1電源部と、前記第2マッサージ部に電力を供給する第2電源部と、を有し、前記第1電源部の電力と前記第2電源部の電力とが異なることを特徴とする。
このような構成とすることにより、第1マッサージ部と第2マッサージ部との電力を変えることで、第1マッサージ部の強さと第2マッサージ部の強さを変えることができ、各部位に適したマッサージの強さでマッサージを行うことができる。
また、前記マッサージ機は操作部を更に有し、前記操作部は、前記第1マッサージ部を動作させる第1操作部と、前記第2マッサージ部を動作させる第2操作部と、を有し、前記第1操作部は、第1マッサージ部に設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、第1マッサージ部と第2マッサージ部とを別々で操作できるので、各部位に対して別々のマッサージを行うことができる。
また、前記第1マッサージ部は把持部を有していることが好ましい。
このような構成とすることにより、使用者が把持部を持ち第1マッサージ部を固定させた状態でマッマッサージを行うことができる。
また、前記第1マッサージ部の動作は、たたき動作であることが好ましい。
このような構成とすることにより、たたきマッサージを行うことができる。
また、前記たたき動作はソレノイド機構で行うことが好ましい。
このような構成とすることにより、ソレノイド機構によるたたきマッサージを行うことができる。
また、前記第1マッサージ部はマッサージ部位を変更可能な移動手段を有していることが好ましい。
このような構成とすることにより、使用者はマッサージ部位を変更することができる。
また、前記第1マッサージ部は肩をマッサージすることが好ましい。
このような構成とすることにより、肩に対してマッサージを行うことができる。
また、前記第1マッサージ部の動作と前記第2マッサージ部の動作とを制御する制御部を有し、
前記制御部は、前記第1マッサージ部の動作と前記第2マッサージ部の動作とを連動させることが好ましい。
このような構成とすることにより、第1マッサージ部と第2マッサージ部とを連動させてマッサージを行うことで、多様なマッサージを行うことができる。
また、前記制御部は、前記電源部の電力を変更可能であることが好ましい。
このような構成とすることにより、各マッサージ部の強さを変更することができる。
また、前記第1マッサージ部は、たたき動作を行うソレノイド機構であり、前記第2マッサージ部は、機械式及び/又は空気式のマッサージ部であり、前記第1マッサージ部の電力は前記第2マッサージ部の電力より大きいことが好ましい。
このような構成とすることにより、例えば、第1マッサージ部は肩のマッサージを行い、第2マッサージ部は他の部位のマッサージを行うことで、肩に対して他の部位より強い効果的なマッサージを行うことができ、メリハリのあるマッサージを体感することができる。
本発明によれば、同一部位又は異なる部位をマッサージする各マッサージ部の強さを変えることができ、各部位に適したマッサージの強さでマッサージを行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るマッサージ機の正面斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマッサージ機の模式図である。 マッサージ機の機能ブロック図である。 マッサージ機の姿勢を説明する左側面図である。 マッサージユニットの正面図である。 本発明の第1実施形態に係る第1マッサージ部の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る第1マッサージ部を首肩部に配置した図である。 本発明の第1実施形態に係る第1マッサージ部を腰部に配置した図である。 第1マッサージ部と第2マッサージ部の制御を示すフロー図である。
[第1実施形態に係るマッサージ機の構成]
以下、本発明の第1実施形態に係るマッサージ機1の全体構成について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るマッサージ機1の正面斜視図である。図2は本発明の第1実施形態に係るマッサージ機1の模式図である。図3はマッサージ機1の機能ブロック図である。図4はマッサージ機1の姿勢を説明する左側面図である。図5はマッサージユニット8の正面図である。図6は本発明の第1実施形態に係る第1マッサージ部15の正面図である。
なお、以下の説明で用いる方向の概念は、図1に示すマッサージ機1に着座した使用者から見たときの方向の概念と一致するものとし、その他の場合は適宜説明するものとする。また、身体の表裏の定義については、起立した使用者の胸側を「表面」、背中側を「背面」として説明する。
[マッサージ機の全体構成]
図1〜図4に示すとおり、本発明の第1実施形態に係るマッサージ機1は、主として、使用者が着座する座部2と、座部2の後部にリクライニング可能に設けられた使用者が凭れる背凭れ部3と、座部2の前部に上下揺動可能に設けられた使用者の下肢を支持するフットレスト4と、背凭れ部3の上部前面に設けられた使用者の頭及び/又は首を支持する枕部5と、座部2の左右両側には肘掛け部6と、背凭れ部3の左右両側には、使用者の肩又は上腕の外側面に対向して設けられた側壁部7と、を有している。座部2、背凭れ部3、フットレスト4、枕部5、肘掛け部6及び側壁部7は、使用者の身体を支持する身体支持部として機能する。身体支持部5には、使用者の身体に対してマッサージを行う後述するソレノイド機構22による第1マッサージ部15が設けられている。身体支持部2〜4、6〜7の各所には、使用者の身体に対してマッサージを行う後述するエアセル20や後述するバイブレータ21による第2マッサージ部16が設けられている。第1マッサージ部15と第2マッサージ部16とは同一部位をマッサージしてもよいし、異なる部位をマッサージしてもよい。第1マッサージ部15と第2マッサージ部16は、後述する電源部17より電力を供給されて駆動する。また、マッサージ機1は、背凭れ部3にもみマッサージ及び/又はたたきマッサージを行う第2マッサージ部16としてのマッサージユニット8と、マッサージ機1の各動作を制御する制御部9と、後述する使用者に各種操作を行わせる操作部10と、を有している。
図1,図3及び図4に示すとおり、背凭れ部3は、座部2の下方に設けられた第1アクチュエータ11(図3参照)により、座部2に対して前後にリクライニング可能に構成されており、起立姿勢から背凭れ面が略水平となるリクライニング姿勢(図4参照)まで変更可能となっている。なお、肘掛け部6は背凭れ部3のリクライニングに連動して後方へ移動し、背凭れ部3の起立に連動して前方へ移動するよう構成されている。フットレスト4は、座部2の下方に設けられた第2アクチュエータ12(図3参照)により、座部2に対して上下に揺動可能に構成されており、垂下姿勢から膝を伸ばした状態で下腿及び足部が支持される上昇姿勢(図4参照)まで変更可能となっている。
図1〜図3に示すとおり、座部2の下方には、エアセル20よりなる各マッサージ部a2〜a8に対してエアを給排気するポンプ13a及びバルブ13bを有する給排気装置13と、前述した制御部9と、が設けられている。各マッサージ部a2〜a8と同じ場所にモータにより駆動されるバイブレータ21を設けてもよい。エアセル20は、エアを給排気することで使用者を押圧することができる空気式のマッサージ部である。バイブレータ21は、偏心分銅が回転することで使用者に振動を与えることができる機械式のマッサージ部である。制御部9は、プログラマブルなマイコン等を有しており、各アクチュエータ11,12、第1マッサージ部15、第2マッサージ部16、及び給排気装置13を駆動制御する。制御部9は電気的に接続している電源部17より各マッサージ部を駆動させる電力を第1マッサージ部15及び第2マッサージ部16に供給する。電源部17は、第1マッサージ部15に電力を供給する第1電源部17aと、第2マッサージ部16に電力を供給する第2電源部17bとを有している。制御部9は第1電源部17aの電力と第2電源部17bの電力とを異なるように設定することができる。このようにすることで、第1マッサージ部15の強さと第2マッサージ部16の強さを変えることができ、各部位に適したマッサージの強さでマッサージを行うとができる。また、制御部9は電源部17の電力を変更可能である。例えば、第1電源部の電力を50Wから100Wに変更したり、第2電源部の電力を50Wから25Wに変更することで、第1マッサージ部15の電力が第2マッサージ部16の電力より大きくすることができる。このようにすることで、第1マッサージ部15は電力50W時より強いマッサージを行うことができ、第2マッサージ部16は電力50W時より弱いマッサージを行うことができる。第1マッサージ部15と第2マッサージ部16とのマッサージの強さの違いがはっきり分かるようになり、メリハリのあるマッサージを体感することができる。上述した例では、第1電源部の電力を100Wとし、第2電源部の電力を25Wとしたが、これらに限定されるものではない。また、制御部9には、後述する操作部10や記憶部50が電気的に接続されている。マッサージ機1は、記憶部50に記憶された予め定められたプログラム(マッサージコース)に従って動作する他、後述する使用者による操作部10からの指示に従って動作する。
[座部の構成]
図1〜3に示すとおり、座部2の左右両側には、使用者の臀部及び/又は大腿部の外側面に対向して設けられた壁部22が設けられている。この壁部22は、座部の側方において上方へ立設されている。そして、壁部22の内側面には、臀部及び/又は大腿部の外側面をマッサージする臀部マッサージ部a4が設けられている。座部2の左右両側の肘掛け部6の内側壁を壁部22として利用してもよく、臀部マッサージ部a4を肘掛け部の内側壁に設ければよい。また、座部2には、使用者の臀部及び/又は大腿部を下方(背面)からマッサージする臀部マッサージ部a5が設けられている。臀部マッサージ部a4,a5は、エアの給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。このように、臀部マッサージ部a4は左右で対をなしてマッサージ部群A4を構成し、臀部マッサージ部a5は左右で対をなしてマッサージ部群A5を構成している。
[背凭れ部の構成]
図1〜図3に示すとおり、背凭れ部3は、硬質の背フレーム3aと、背フレーム3aに組み付けられた第2マッサージ部16であるマッサージユニット8の昇降をガイドするガイドレール18と、背フレーム3aを被覆するカバー部材3cと、により構成されている。背フレーム3aは、金属部材及び/又は樹脂部材により構成されている。また、背フレーム3aは、左右中央に形成された前後方向に開口する開口部3bを有し、正面視で略門型をなしている。また、カバー部材3cは、開口部3bを前方から覆っている。マッサージユニット8の施療子82(図5参照)が開口部3bより前方へ突出しており、カバー部材3cを介して使用者の胴体を後方からマッサージできるようになっている。使用者の胴体を後方から支えるカバー部材3cの面を背凭れ部3の身体支持面とする。
[マッサージユニットの構成]
以下、マッサージユニット8の構成について説明する。
図1〜図3,図5に示すとおり、背凭れ部3には、使用者の上半身を後方(背面)からマッサージするマッサージユニット8が設けられている。このマッサージユニット8は、身長方向に沿って複数(本実施形態では1つ)設けられていてもよい。このマッサージユニット8は、左右で対をなすアーム81と、アーム81の上下両端部に設けられた施療子82と、により構成されており、マッサージモータM1,M2の駆動により左右の施療子82が近接離反する揉みマッサージ、及び左右の施療子82が交互に使用者側へ進退する叩きマッサージを行わせることができる。また、マッサージユニット8は、昇降モータM3の駆動により身長方向に沿って上方又は下方へ移動して、身体に対する位置を変更したり、ローリングマッサージを行わせたりすることができる。背フレーム3aには、身長方向に延設された左右で対をなすガイドレール18が設けられており、マッサージユニット8はガイドレール18に沿って移動する。マッサージユニット8が身長方向に移動可能であるため、使用者の首から腰の間を施療子82でマッサージすることができる。
図5に示すとおり、マッサージユニット8は、ベースフレーム80aと、ベースフレーム80aに支持された可動フレーム80bと、を有している。ベースフレーム80aは、その左右両側においてガイドレール18に嵌合するガイドローラ83を有している。そして、ラックピニオン等よりなる昇降機構(図示せず)によって、身長方向に沿って移動することができる。可動フレーム80bは、左右方向の揺動軸84を介してベースフレーム80aに支持されている。ベースフレーム80aと可動フレーム80bの間には、エアセル等よりなる進退駆動部85が設けられている。進退駆動部85の駆動により、可動フレーム80bは揺動軸84を中心として前後方向に進退することができる。なお、可動フレーム80bを進退させる構造でなくてもよく、アーム81に進退駆動部85を設けてアーム81のみを進退させる構造であってもよい。
アーム81は、左右方向に延設された揉み軸86及び叩き軸87に連結されている。揉み軸86の左右両側には、傾斜軸部86bを有する傾斜カム86aが設けられており、この傾斜カム86aにアーム81が取り付けられている。左右の傾斜軸部86bは、正面視で略ハの字型となるように揉み軸86の軸心に対して傾斜している。叩き軸87の左右両側には、叩き軸87の軸心に対して偏心した偏心軸部87bを有する偏心カム87aが設けられており、この偏心カム87aにアーム81がコンロッド88を介して取り付けられている。左右の偏心軸部87bは、叩き軸87の軸心に対する位相が互いに異なっており、具体的には180度だけ異なっている。揉み軸86及び叩き軸87は、それぞれマッサージモータM1,M2の駆動により回転する。施療子82は、揉み軸86の回転により揉みマッサージを行い、叩き軸87の回転により叩きマッサージを行う。なお、施療子82が設けられたアーム81、揉み軸86、及び叩き軸87は、可動フレーム80bに支持されている。従って、施療子82は、可動フレーム80bの移動を介して使用者に対して進退可能である。
アーム81は、前後方向に揺動自在であり、上側の施療子82が前方へ突出するようにバネ等よりなる付勢手段(図示せず)により付勢されている。また、マッサージユニット8は、使用者の身体情報を検出するセンサ89を有している。このセンサ89は、アーム81が所定の揺動位置となったことを検出することで身体情報を得ることができる。具体的に説明すると、マッサージユニット8を身長方向に沿って上昇させる過程で、上側の施療子82が肩の上方に到達すると、施療子82に作用する負荷が解除されて、アーム81が前方へ揺動して所定の揺動位置となる。アーム81が所定の揺動位置となったことをセンサ89が検出し、その際のマッサージユニット8の上下位置に基づいて肩の位置を検出する。肩の位置を基準として、その他の部位(首、背中、腰等)の位置を計算により求める。検出された身体情報は記憶部50に記憶される。
[フットレストの構成]
図1〜図3に示すとおり、フットレスト4は、使用者の下腿を支持する左右一対の脚支持部40と、使用者の足部を支持する左右一対の足支持部41と、を有している。脚支持部40は、使用者の下腿の背面に対向して設けられた底壁40aと、底壁40aの左右両端から前方に向かって立設された側壁40bと、底壁40aの左右中央から前方に向かって立設された中央壁40cと、を有している。
側壁40bの内側面には、下腿の外側面をマッサージする脚マッサージ部a6が設けられている。中央壁40cの両外側面には、下腿の内側面をマッサージする脚マッサージ部a6が設けられている。また、底壁40aには、使用者の下腿の背面からマッサージする脚マッサージ部a7が設けられている。脚マッサージ部a6,a7は、エアの給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。脚マッサージ部a6は、下腿の内側面に対向する脚マッサージ部a6と、下腿の外側面に対向する脚マッサージ部a6、により左右で対をなしてマッサージ部群A6を構成している。脚マッサージ部a7は、中央壁40cを挟んで左側の下腿の背面に対向する脚マッサージ部a7と、中央壁40cを挟んで右側の下腿の背面に対向する脚マッサージ部a7と、により左右で対をなしてマッサージ部群A7を構成している。
足支持部41は、使用者の足裏を置く底壁41aと、底壁41aの左右両端から上方に向かって立設された側壁41bと、底壁41aの左右中央から上方に向かって立設された中央壁41cと、底壁41aの後部から上方へ立設された足部の背面(踵付近)に対向する後壁41dと、を有している。各壁41a〜41dより上方及び前方が開口した凹部42が形成されており、凹部42に足部を収容できるようになっている。
各壁41a〜41cには、使用者の足をマッサージする足マッサージ部a8が設けられ、左右で対をなしてマッサージ群A8を構成している。足マッサージ部a8は、エアの給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。
[肘掛け部の構成]
図1〜図3に示すとおり、座部2の左右両側には、使用者の手先と前腕を支持する肘掛け部6が設けられている。肘掛け部6の手先と前腕の上下方向には、腕マッサージ部a3が設けられている。腕マッサージ部a3は、エアの給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。このように、腕マッサージ部a3は、左右で対をなしてマッサージ部群A3を構成している。
[側壁部の構成]
図1〜図3に示すとおり、背フレーム3a(背凭れ部3)の左右両側には、使用者の肩又は上腕の外側面に対向して設けられた側壁部7が設けられている。この側壁部7は、背凭れ部3の側方において前方へ立設されている。そして、側壁部7の内側面には、肩又は上腕の外側面をマッサージする肩側マッサージ部a2が設けられている。肩側マッサージ部a2は、エアの給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。このように、肩側マッサージ部a2は左右で対をなしてマッサージ部群A2を構成している。
[操作部の構成]
図1〜図3に示すとおり、操作部10は、第1マッサージ部15を動作させる後述する第1操作部10aと第2マッサージ部16を動作させる第2操作部10bを有している。肘掛け部6の上部には第2操作部10bが備えられており、使用者が着座した状態で操作することができる。この第2操作部10bは、使用者が目視で確認できる画面10cと、使用者が画面10c上を指先操作するタッチパネル10dを有している。第2操作部10bを操作することにより、リクライニングさせて背凭れ部3の姿勢を変更することができ、上下に揺動させてフットレスト4の姿勢を変更することができる。また、動作させる第2マッサージ部16であるマッサージユニット8,第2マッサージ部16である各マッサージ部a2〜a8を選択したり、第2マッサージ部16であるマッサージユニット8,第2マッサージ部16である各マッサージ部a2〜a8の動作(手技又は強さ等)を変更したりすることもできる。タッチパネル10dによる操作の代わりに、第2操作部10b内に配置した物理ボタン31のみや第2操作部10b内に設置されたマイク(図示せず)を使った音声認識部32による操作のみであってもよい。このようにすることで、使用者は容易に選択することができる。なお、音声認識部32であるマイク(図示せず)を第2操作部10b内ではなく、背凭れ部3の上部や枕部5に設置してもよい。このようにすることで、使用者はわざわざ姿勢を変えなくても背凭れ部3に凭れたまま、音声認識部32で選択を行うことができる。
[枕部の構成]
図7は第1マッサージ部15を首肩部に配置した図である。
図1〜図3,図6に示すとおり、背凭れ部3の上部前面には、使用者の頭及び/又は首を支持する枕部5として機能する第1マッサージ部15が設けられている。第1マッサージ部15は、使用者の首や肩の周囲に当接するようにU字状に形成されており、U字状の端部15aには第1マッサージ部15である後述するソレノイド機構22を単独で動作させることができる第1操作部10aが設けられている。また、U字状の端部15aにはマッサージを行う際に当接面を固定させる為に一対の把持部15bが設けられている。例えば、図7に示すように使用者は把持部15bを持ち、第1マッサージ部15を肩に当接させて固定させた状態で肩に対してマッサージを行うことができる。使用者は把持部15bを持ち固定させることで、より効果的なマッサージを受けることができる。第1マッサージ部15の動作は、磁気作用を利用する円筒状のソレノイド22aと、ソレノイド22aに収容され、制御部9によって駆動する円筒状のプランジャー22bとで形成されたソレノイド機構22で行うたたき動作である。ソレノイド機構22によって使用者の首や肩に対してをたたきマッサージを行うことができる。また、上記は第1マッサージ部15を枕部5として設けた例を挙げたが、第1マッサージ部15はマッサージ部位を変更可能な移動手段を有することで、色々な部位に対して第1マッサージ部15でマッサージを行うことができる。移動手段としては、取り外し可能な面ファスナー19を第1マッサージ部15の背凭れ部3に接する面(背面)と背凭れ部3の上部前面に設けることで、第1マッサージ部15を使用者の首肩周辺で固定させたり、面ファスナー19を背凭れ部3の下部前面(図1参照)に設けることで、第1マッサージ部15を腰部周辺に固定することもできる。
図8は第1マッサージ部15を腰部に配置した図である。
図8に示すとおり、枕部5として機能する第1マッサージ部15を取り外し、使用者の腰部に配置させる。使用者は腰部に当接させるために把持部15bを持ち、第1マッサージ部15を腰部で固定させることで、腰に対してマッサージを行うことができる。上述では腰部に当接させて使用する例を説明したが、これに限定することなく、他のマッサージ部位であってもよい。
以下、第1マッサージ部15と第2マッサージ部16との制御について説明する。図9は第1マッサージ部15と第2マッサージ部16との連動動作の制御を示すフロー図である。
[第1マッサージ部と第2マッサージ部との連動動作]
以下、本発明の第1実施形態に係る第1マッサージ部15と第2マッサージ部16とを連動させる制御の一例について、図9に基づいて説明する。
制御部9は、枕部5の第1マッサージ部15を駆動させる第1電源部17aに電力を供給する。この時、第1電源部17aの電力を変更し、小さい電力を供給することで使用者の肩に対して弱いマッサージを行う(ステップS1)。ステップS1に続いて、第2マッサージ部16であるマッサージユニット8を身長方向に沿って上下方向に移動させ、使用者の背中に対してローリングマッサージを行う(ステップS2)。ステップS2に続いて、第1電源部17aの電力を変更し、ステップS1時の電力より大きくすることで、使用者の肩に対して強いマッサージを行う(ステップS3)。ステップS3に続いて、第2マッサージ部16であるマッサージユニット8でもみ動作をさせ、使用者の背中に対してもみマッサージを行う(ステップS4)。
このように、ステップS1〜S4と順にさせて、第1マッサージ部15と第2マッサージ部16とを連動させることで、マッサージの開始時において使用者は肩を弱めでマッサージされ、その後、ローリングマッサージで背中を軽く伸ばす動作を行い、肩や背中を慣らした状態にする。その後、肩や背中に対して強めのマッサージを行うことができる。第1マッサージ部15と第2マッサージ部16とを連動させて、効果的なマッサージを行うことができる。上記で一例を示したが、この動作に限定されない。ステップS1とステップS2の順番やステップS3とステップS4の順番を変えてもよいし、第1マッサージ部15のマッサージ部位や第2マッサージ部16のマッサージ部位を上述以外の部位にしてもよい。
第1マッサージ部15は、たたき動作を行うソレノイド機構22であり、第2マッサージ部16は、機械式及び/又は空気式マッサージ部であり、第1マッサージ部15の電力は第2マッサージ部16の電力より大きい。この様にすることで、例えば、第1マッサージ部は肩のマッサージを行い、第2マッサージ部は他の部位のマッサージを行うことで、肩に対して他の部位より強い効果的なマッサージを行うことができ、メリハリのあるマッサージを体感することができる。
[他の実施形態]
また、本発明のマッサージ機1は、図示する形態に限らず、この発明の範囲内において他の形態のものであっても良い。
例えば、前述した実施形態では、第1マッサージ部15(枕部5)と第2マッサージ部16(マッサージユニット8)との連動を例に挙げたが、これに加えて、第2マッサージ部16(肩側マッサージ部a2)と連動させてもよい。そうすることで、肩を左右から保持した状態で第1マッサージ部15(枕部5)と第2マッサージ部16(マッサージユニット8)とを連動させてマッサージを行うことで、より効果なマッサージを行うことができる。
本発明は、同一部位又は異なる部位をマッサージする各マッサージ部の強さを変えることができ、各部位に適したマッサージの強さでマッサージを行うことができるマッサージ機に適用することができる。
1 マッサージ機
2 座部
3 背凭れ部
5 枕部
8 マッサージユニット(第2マッサージ部)
9 制御部
15 第1マッサージ部
16 第2マッサージ部
17 電源部
17a 第1電源部(電源部)
17b 第2電源部(電源部)
20 エアセル(第2マッサージ部)
21 バイブレータ(第2マッサージ部)
22 ソレノイド機構(第1マッサージ部)

Claims (10)

  1. 使用者をマッサージする第1マッサージ部と、
    前記第1マッサージ部と同一部位又は異なる部位をマッサージする第2マッサージ部と、
    前記第1マッサージ部と第2マッサージ部とを駆動させる電力を供給する電源部と、を備えたマッサージ機において、
    前記電源部は、
    前記第1マッサージ部に電力を供給する第1電源部と、
    前記第2マッサージ部に電力を供給する第2電源部と、を有し、
    前記第1電源部の電力と前記第2電源部の電力とが異なることを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記マッサージ機は操作部を更に有し、
    前記操作部は、
    前記第1マッサージ部を動作させる第1操作部と、
    前記第2マッサージ部を動作させる第2操作部と、を有し、
    前記第1操作部は、第1マッサージ部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記第1マッサージ部は把持部を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ機。
  4. 前記第1マッサージ部の動作は、たたき動作であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のマッサージ機。
  5. 前記たたき動作はソレノイド機構で行うことを特徴とする請求項4に記載のマッサージ機。
  6. 前記第1マッサージ部はマッサージ部位を変更可能な移動手段を有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のマッサージ機。
  7. 前記第1マッサージ部は肩をマッサージすることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のマッサージ機。
  8. 前記第1マッサージ部の動作と前記第2マッサージ部の動作とを制御する制御部を有し、
    前記制御部は、前記第1マッサージ部の動作と前記第2マッサージ部の動作とを連動させることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のマッサージ機。
  9. 前記制御部は、前記電源部の電力を変更可能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のマッサージ機。
  10. 前記第1マッサージ部は、たたき動作を行うソレノイド機構であり、
    前記第2マッサージ部は、機械式及び/又は空気式のマッサージ部であり、
    前記第1マッサージ部の電力は前記第2マッサージ部の電力より大きいことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
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