JP2021016409A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機 Download PDF

Info

Publication number
JP2021016409A
JP2021016409A JP2019131651A JP2019131651A JP2021016409A JP 2021016409 A JP2021016409 A JP 2021016409A JP 2019131651 A JP2019131651 A JP 2019131651A JP 2019131651 A JP2019131651 A JP 2019131651A JP 2021016409 A JP2021016409 A JP 2021016409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
user
massage
air pump
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019131651A
Other languages
English (en)
Inventor
淳史 森友
Junji Moritomo
淳史 森友
泉 佐々木
Izumi Sasaki
泉 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Family Inada Co Ltd
Original Assignee
Family Inada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Family Inada Co Ltd filed Critical Family Inada Co Ltd
Priority to JP2019131651A priority Critical patent/JP2021016409A/ja
Publication of JP2021016409A publication Critical patent/JP2021016409A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】エアポンプを制御することで複数のエアセルのうち特定のエアセルに出力する空気圧を変更することができるマッサージ機を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、使用者の身体を支持する身体支持部と、前記身体支持部に設けられた空気の給排により膨張収縮する複数のエアセルと、前記複数のエアセルに空気を供給するためのエアポンプと、前記複数のエアセルと前記エアポンプとの間に設けられ前記エアポンプから出力される空気の給排を分配するためのバルブと、少なくとも前記エアポンプと前記バルブを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記エアポンプを制御することで前記複数のエアセルのうち特定のエアセルに出力する空気圧を変更することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、マッサージ機に関する。より詳しくは、エアポンプを制御することで複数のエアセルのうち特定のエアセルに出力する空気圧を変更することができるマッサージ機に関する。
従来、使用者が着座する座部と、座部の後端に揺動可能に支持された背凭れ部と、座部の両側に形成された肘掛部と、使用者のふくらはぎ等をマッサージするレッグレストを備え、背凭れ部、座部及びレッグレストには、夫々圧縮空気の供給、排出により、膨張、収縮するエアバッグ等からなるマッサージ手段が配備されたマッサージ機が知られている。
特開2009−219553号公報
しかし、上記特許文献1のマッサージ機は、素早く人体に捻りを与えて、メリハリの利いた捻りマッサージを行うために、左右一対の施療用エアバッグを予め所定量膨張させた状態で保持しておき、両エアバッグの動きの総和で人体を傾かせるものであり、エアポンプを制御することで複数のエアセルのうち特定のエアセルに出力する空気圧を変更することができないという問題がある。
そこで本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、エアポンプを制御することで複数のエアセルのうち特定のエアセルに出力する空気圧を変更することができるマッサージ機を提供することを目的とする。
本発明は、使用者の身体を支持する身体支持部と、前記身体支持部に設けられた空気の給排により膨張収縮する複数のエアセルと、前記複数のエアセルに空気を供給するためのエアポンプと、前記複数のエアセルと前記エアポンプとの間に設けられ前記エアポンプから出力される空気の給排を分配するためのバルブと、少なくとも前記エアポンプと前記バルブを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記エアポンプを制御することで前記複数のエアセルのうち特定のエアセルに出力する空気圧を変更することを特徴とする。
このような構成とすることにより、複数の被施療部(部位)のうちの一部の体感を変えることができる。例えば、背凭れ部や座部、フットレスト部に設けられた各エアセルのうち、特定のエアセル(例えば、足裏に設けられたエアセル)に出力する空気圧を強くすることで、足裏への体感を強くすることができる。
また、本発明は、使用者の身体を支持する身体支持部と、前記身体支持部に設けられた空気の給排により膨張収縮するエアセルと、前記エアセルに空気を供給するためのエアポンプと、前記エアセルと前記エアポンプとの間に設けられ前記エアポンプから出力される空気の給排を分配するためのバルブと、少なくとも前記エアポンプと前記バルブを制御する制御部と、前記使用者の身体情報を取得する身体情報取得部と、を備え、前記制御部は、前記身体情報取得部で取得した前記使用者の身体情報に基づき、前記エアポンプを制御することで前記エアセルに出力する空気圧を変更することを特徴とする。
このような構成とすることにより、使用者の体格差に応じたマッサージをすることができる。例えば、体格の異なる使用者(例えば、男性、女性)が同一のマッサージ機を使用する場合であっても、使用者の身体情報に基づいてエアセルに出力する空気圧を変更することで、体格差に対応したマッサージをすることができる。
また、前記制御部は、前記エアポンプを制御することで前記エアセルに出力する単位時間あたりの空気の給気流量を変更することが好ましい。
このような構成とすることにより、空気の給気流量を調整することができる。例えば、足部に設けられたエアセルに出力する際のエアポンプの単位時間あたりの空気の給気流量を1立方センチメートル/秒から3立方センチメートル/秒に変更することで、エアセルが膨張する速度を速くすることができる。つまり、1立方センチメートル/秒で空気を出力した場合と、3立方センチメートル/秒で空気を出力した場合と、でエアセルによる押圧時の速度が異なるため、使用者への体感を異ならせることができる。
また、前記制御部は、マッサージ機が有するマッサージコースの一連の動作において、前記エアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更する制御を行うことが好ましい。
このような構成とすることにより、マッサージコースの一連の動作において、エアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することができる。例えば、全身コースにおいて、臀部に設けられたエアセルに出力する際の空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量と、脚部に設けられたエアセルに出力する際の空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量と、が異なるように変更する。
そうすることで、エアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を異ならせ、脚部の体感と臀部の体感とを異ならせることができる。
また、前記身体支持部は、使用者が着座する座部、使用者の上半身を支持する背凭れ部、使用者の腕部を支持する肘掛部、使用者の下肢を支持するフットレスト部のうち、少なくとも1つを有することが好ましい。
このような構成とすることにより、身体支持部(座部、背凭れ部、肘掛部、フットレスト部)の各所に設けられたエアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することできる。例えば、座部に設けられたエアセルに出力する際のエアポンプの駆動周波数(60Hz)と、フットレスト部に設けられたエアセルに出力する際のエアポンプの駆動周波数(70Hz)と、を異ならせることで、被施療部(部位)ごとに体感を変更することができる。
また、前記背凭れ部は、前記座部に対してリクライニング自在に構成されており、前記制御部は、前記背凭れ部の前記座部に対するリクライニング角度に応じて前記エアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することが好ましい。
このような構成とすることにより、リクライニング角度に応じてエアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することができる。例えば、リクライニング角度が小さい場合は、背凭れ部が受ける使用者からの荷重は小さいため、エアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を増加させることでエアセルをより使用者に当接させ、体感を変更することができる。また、リクライニング角度が大きい場合は、背凭れ部が受ける使用者からの荷重は大きいため、エアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を減少させることでエアセルが使用者に当接するのを抑制し、体感を変更させることができる。
また、前記フットレスト部は、前記座部に対して揺動自在に構成されており、前記制御部は、前記フットレスト部の前記座部に対する揺動角度に応じて前記エアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することが好ましい。
このような構成とすることにより、揺動角度に応じてエアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することができる。例えば、揺動角度が小さい場合は、フットレスト部が受ける使用者からの荷重は小さいため、エアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を増加させることで、エアセルをより使用者に当接させ、体感を変更することができる。また、揺動角度が大きい場合は、フットレスト部が受ける使用者からの荷重は大きいため、エアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を減少させることでエアセルが使用者に当接するのを抑制し、体感を変更させることができる。
また、前記フットレスト部は、使用者の脹脛を支持する脹脛ユニットと使用者の足先を支持する足先ユニットと、で構成されており、前記エアセルは、前記脹脛ユニット又は前記足先ユニットのうち少なくとも1つに設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、使用者の脹脛又は足先に対して強弱のあるマッサージをすることができる。例えば、エアポンプを制御し、脹脛ユニットに設けられたエアセルと足先ユニットに設けられたエアセルとで空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を異ならせることで、使用者の脹脛と足先とで体感を異ならせることができる。
本発明によれば、エアポンプを制御することで複数のエアセルのうち特定のエアセルに出力する空気圧を変更することができる。
本発明の第1実施形態に係るマッサージ機の正面斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るマッサージ機の模式図である。 マッサージ機の機能ブロック図である。 マッサージ機の姿勢を説明する側面図である。 本発明の実施形態に係るエアポンプを示す図である。 本発明の実施形態に係るエアポンプを示す図である。 本発明の実施形態に係るバルブを示す図である。 本発明の実施形態に係るエアポンプとバルブを示す図である。 エアセルの膨張状態を示す図である。 背凭れ部に設けられたマッサージユニットの正面図である。 肘掛部の斜視図である。 使用者の足先にマッサージを行うマッサージ体の正面斜視図である。 使用者の足先にマッサージを行うマッサージ体を足先ユニットに設けた状態を示す正面図である。 使用者の足先にマッサージを行うマッサージ体の底面図である。 本実施形態における動作パターンを示すフロー図である。 本実施形態における動作パターンを示すフロー図である。
[マッサージ機の全体構成]
以下、本発明のマッサージ機1の全体構成について説明する。
なお、以下の説明で用いる方向の概念は、マッサージ機1に着座した状態でマッサージ機1を使用する使用者から見たときの方向の概念と一致するものとし、その他の場合は適宜説明するものとする。
図1〜図4に示すとおり、本発明の実施形態に係るマッサージ機1は、主として、使用者が着座する座部2と、座部2の後部にリクライニング可能に設けられた使用者が凭れる背凭れ部3と、座部2の前部に上下揺動可能に設けられた使用者の下肢を支持するフットレスト部4と、背凭れ部3の上部前面に設けられた使用者の頭及び/または首を支持する枕部5と、座部2の左右両側には肘掛部6と、背凭れ部3の左右両側には側壁部7と、を有している。座部2、背凭れ部3、フットレスト部4、枕部5、肘掛部6、及び側壁部7は、使用者の身体を支持する身体支持部として機能する。身体支持部2〜7の各所には、使用者の身体に対してマッサージを行うマッサージ部(エアセル20)とマッサージ体70が設けられている。マッサージ部(エアセル20)とマッサージ体70の構成については後述する。また、マッサージ機1は、背凭れ部3に揉みマッサージ及び/または叩きマッサージを行うマッサージユニット8と、マッサージ機1の各動作を制御する制御部9と、後述する使用者に各種操作を行わせるコントローラ10と、を有している。
図1、図3、図4に示すとおり、背凭れ部3は、座部2の下方に設けられた第一アクチュエータ11(図3参照)により、座部2に対して前後にリクライニング可能に構成されており、図1に示す起立姿勢から背凭れ面が略水平となるリクライニング姿勢(図4参照)まで変更可能となっている。なお、肘掛部6は背凭れ部3のリクライニングに連動して後方へ移動し、背凭れ部3の起立に連動して前方へ移動するよう構成されている。フットレスト部4は、座部2の下方に設けられた第二アクチュエータ12(図3参照)により、座部2に対して上下に揺動可能に構成されており、図1に示す垂下姿勢から膝を伸ばした状態で下肢(下腿及び足部)が支持される上昇姿勢(図4参照)まで変更可能となっている。
図1〜図3に示すとおり、座部2の下方には、マッサージ部としてのエアセル20に対して空気を供給するエアポンプ13a及びバルブ13bを有する給排気装置13と、前述した制御部9と、が設けられている。エアポンプ13aは、制御部9により、エアセル20に出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更できるように構成されており、具体的には、制御部9により制御される。なお、詳細については後述する。エアセル20は、空気を給排気することで膨張収縮を行う。
空気圧とは、動力などに利用する圧縮空気のことであり、例えば、20Kpaや40Kpaといったものである。空気の給気流量とは、単位時間当たりの空気の給気量のことであり、例えば、1立方センチメートル/秒や3立方センチメートル/秒といったものである。なお、空気圧を増加させると空気の給気流量は減少し、空気圧を減少させると空気の流量は増加する関係にある。
制御部9は、プログラマブルなマイコン等を有しており、第一アクチュエータ11、第二アクチュエータ12、各マッサージ部(エアセル20)、マッサージユニット8、マッサージ体70、身体情報取得部30、及び給排気装置13を駆動制御する。制御部9には、コントローラ10や記憶部50が電気的に接続されている。マッサージ機1は、記憶部50に記憶された所定のプログラム(マッサージ動作やマッサージコース)に従って各マッサージ部などを動作させる他、使用者がコントローラ10を操作することで各種マッサージ動作が行われる。
[給排気装置の構成]
給排気装置13は、エアセル20に空気を供給するためのエアポンプ13aと、エアポンプ13aから出力される空気の給排を分配するためのバルブ13bと、から構成されている。バルブ13bは、エアセル20とエアポンプ13aとの間に設けられている。具体的には、エアポンプ13aは配管によってバルブ13bに接続され、バルブ13bは配管によりエアセル20に接続されており、制御部9によって、エアポンプ13aとバルブ13bが制御される。
[エアポンプについて]
図5と図6はエアポンプ13a内部を示す断面図である。図5と図6のエアポンプ13aは、紙面上の左側を「左」とし、紙面上の右側を「右」として定義する。図5のエアポンプ13aは、エアポンプ13aが駆動していない状態を示している。図6は、エアポンプ13aが駆動しており、空気を送気している状態を示している。なお、エアポンプ13aは、送気された空気の戻りを防止する逆止弁が内部に設けられているものが好ましい。
本実施例においては、ダイアフラム式のエアポンプ13aの場合について説明する。なお、エアポンプ13aについては、ダイアフラム式のような容積式ポンプ(モータ―ポンプを含む)であればどのようなポンプであってもよい。
エアポンプ13aには、空気を吸入する吸入口110と、空気を送気する吐出口111と、ダイアフラム112と、吸入口110からの空気を一端保持する第一気室114と、第一気室114からの空気を一端保持する第二気室115と、を左右に夫々有しており、ダイアフラム112を動作させる駆動部113を有している。
駆動部113は、電磁石116を一対有しており、一対の電磁石116の間には、振動子117が設けられている。また、振動子117の両端はダイアフラム112に接続されている。振動子117には、永久磁石118が設けられている。この振動子117は、電磁石116の磁極を切り替えることで、左右方向へ移動する。
第二気室115には、吸入口110に連通する穴119と、吐出口111に連通する穴120が設けられている。吸入口110に連通する穴119は、吸入弁122によって塞がれており、第一気室114に空気が戻らないようになっている。吐出口111に連通する穴120は、吐出弁121によって塞がれており、第二気室115に空気が戻らないようになっている。また、吸入弁122は第二気室115内に設けられ、吐出弁121は、第二気室115の外側に設けられている。
このように設けられた吸入弁122と吐出弁121は、ダイアフラム112の動作によって図6(a),図6(b)に示す様に開閉するようになっている。
図6(a)は、振動子117が右側へ移動しており、振動子117の右側の移動に伴って左側のダイアフラム112と右側のダイアフラム112がそれぞれ右方向へ移動している。振動子117と左側のダイアフラム112と右側のダイアフラム112が右方向へ移動すると、左側の第二気室115の吸入弁122が開き、左側の第二気室115に空気を吸入する。右側の第二気室115は吐出弁121が開き、吐出口111側へ空気を送気する。
また、図6(b)は、振動子117が左側へ移動しており、振動子117の左側の移動に伴って左側のダイアフラム112と右側のダイアフラム112がそれぞれ左方向へ移動している。振動子117と左側のダイアフラム112と右側のダイアフラム112が左方向へ移動すると、左側の第二気室115の吐出弁121が開き、吐出口111側へ空気を送気する。右側の第二気室115は吸入弁122が開き、右側の第二気室115に空気を吸入する。
このような動作を繰り返すことにより、エアポンプ13aは、吐出口111から空気を送り出している。この際、エアポンプ13aを制御することでエアセル20に出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することができる。
本実施例においては、エアポンプ13aの駆動周波数(左右のダイアフラム112と振動子117の動作周期)を変更することで、エアセル20に出力する空気圧を変更する場合について説明する。なお、エアセル20に出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することができる制御であれば、制御の方法は問わない。
具体的には、エアポンプ13aの駆動周波数が低い(例えば、40Hz)場合、左右のダイアフラム112と振動子117の動作周期は、エアポンプ13aの駆動周波数が高い(例えば、70Hz)場合と比べて、遅くなる。そのため、吐出口111から送り出される空気は、空気圧が低い状態(例えば、20Kpa)で送り出されることになる。また、エアポンプ13aの駆動周波数が高い(例えば、70Hz)場合、左右のダイアフラム112と振動子117の動作周期は、エアポンプ13aの駆動周波数が低い(例えば、40Hz)場合と比べて、速くなる。そのため、吐出口111から送り出される空気は、空気圧が高い状態(例えば、40Kpa)で送り出されることになる。
つまり、エアポンプ13aの駆動周波数に応じてエアセル20へ出力する空気圧を変更することができる。
なお、エアポンプ13aは、駆動部113が停止すると、図5に示す様に、吸入弁122と吐出弁121の両方が閉じる状態となる。このため、吐出口111側の空気は、吐出弁121によって穴120が塞がれた状態となり、空気が抜けない逆止弁構造となっている。
[バルブについて]
図7は、バルブ13bの断面を示す図である。バルブ13bは三方弁である。図7(a)は、バルブ13bのOFF状態(排気)を示している。図7(b)は、バルブ13bのON状態(給気)を示している。
バルブ13bは、エアセル20とエアポンプ13aが連通する第1連通状態とエアセル20が大気と連通する第2連通状態の切換えを行うことが可能である。バルブ13bは、気室130と、吸入口131と、エアセル20側への第一吐出口132と、大気側への第二吐出口133と、気室内部に設けられた鉄心134と、鉄心134を移動させる駆動部135と、鉄心134を移動状態から復帰させるバネ136と、を有している。
駆動部135は、電磁石になっており、バルブ13bをON状態(給気)に制御することで、鉄心134が第二吐出口133側へ移動し、第二吐出口133を塞ぎ、第一吐出口132と吸入口131を連通させる第1連通状態となり、エアセルへ空気を流入させる(図7(b)参照)。バルブ13bをOFF状態(排気)に制御することで、バネ136によって鉄心134が吸入口131側へ移動し、吸入口131を塞ぎ、第一吐出口132と第二吐出口133を連通させる第2連通状態となり、空気を大気へ開放する(図7(a)参照)。
このように、エアポンプ13aとバルブ13bを制御することで、エアセル20を給気状態と、膨張維持状態と、排気状態とすることが可能である。
図8の給排気装置13は、エアポンプ13aと複数のバルブ13b(第一バルブ13cと第二バルブ13d)と複数のエアセル(第一エアセル20aと第二エアセル20b)が簡略化して図示してある。
第一バルブ13cと第二バルブ13dの内部に示された矢印は、連通状態を示しており、矢印の方向に空気が流れることとなる。第一バルブ13cには、第一エアセル20aが接続されており、第二バルブ13dには、第二エアセル20bが接続されている。また、第一エアセル20aと第二エアセル20bは、複数でも単数であってもよいし、後述するマッサージユニット8に設けられた進退駆動部65としてのエアセルや各マッサージ部a1〜a8としてのエアセルである。
図8(a)は、第一バルブ13cと第二バルブ13dがON状態(給気)となっており、第一エアセル20aと第二エアセル20bに空気を送気している。これが給気状態である。また、この状態でエアポンプ13aの送気を停止すると膨張維持状態となる。
図8(b)は、第一バルブ13cと第二バルブ13dがOFF状態(排気)となっており、第一エアセル20aと第二エアセル20bに空気が送気されない。また、第一エアセル20aと第二エアセル20bが膨張している場合は、第一バルブ13cと第二バルブ13dがOFF状態(排気)となると、内部の空気は抜けて、第一エアセル20aと第二エアセル20bは収縮する。これが収縮状態である。
図8(c)は、第一バルブ13cをON状態(給気)とし、第二バルブ13dをOFF状態(排気)としている。第一バルブ13cはON状態(給気)なので、第一エアセル20aに空気を送気している。第二バルブ13dは、OFF状態なので、第二エアセル20bに空気が送気されない。各バルブ13c、13dのON状態とOFF状態を制御することで、いずれかのエアセル20a、20bを膨張又は収縮させることが可能である。また、この状態でエアポンプ13aの送気を停止することで、第二エアセル20bに空気は送気されず、第一エアセル20aは膨張維持状態となる。
図9は、エアセル20の膨張状態を示す図である。図9(a)は、エアセル20に出力する空気圧が低い状態を示す図であり、図9(b)は、エアセル20に出力する空気圧が高い状態を示す図である。
[座部の構成]
図1〜3に示すとおり、座部2には、使用者の臀部及び/または大腿部を下方(背面)からマッサージする臀部マッサージ部a5が設けられている。臀部マッサージ部a5は、空気の給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。
臀部マッサージ部a5の上部には、後述するマッサージ体70が位置するように設けられていてもよい。また、マッサージ体70の数は、1つでも複数でもよい。なお、座部2にマッサージ体70を設ける場合には、座部2の側部に上方へ向かって突出する内壁(図示せず)を設け、内壁(図示せず)内に駆動部73を配置すればよい。そうすることで、使用者の臀部を側方から押圧部81で押圧することができ、使用者の臀部の背面をマッサージ体70でマッサージすることができる。
[背凭れ部の構成]
図1〜図3に示すとおり、背凭れ部3は、硬質の背フレーム3aと、背フレーム3aに組み付けられたマッサージユニット8の昇降をガイドするガイドレール18と、背フレーム3aを被覆するカバー部材3cと、により構成されている。背フレーム3aは、金属部材及び/または樹脂部材により構成されている。また、背フレーム3aは、左右中央に形成された前後方向に開口する開口部3bを有し、正面視で略門型をなしている。背フレーム3aの下側には、使用者の腰をマッサージするための腰マッサージ部a4が左右一対設けられている。腰マッサージ部a4は、空気の給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。
また、カバー部材3cは、開口部3bを前方から覆っている。マッサージユニット8の施療子62(図9参照)が開口部3bより前方へ突出しており、カバー部材3cを介して使用者の胴体を後方からマッサージできるようになっている。
[マッサージユニットの構成]
以下、マッサージユニット8の構成について説明する。
図1〜図3、図10に示すとおり、背凭れ部3には、使用者の上半身を後方(背面)からマッサージするマッサージユニット8が設けられている。このマッサージユニット8は、身長方向に沿って複数(本実施形態では1つ)設けられていてもよい。このマッサージユニット8は、左右で対をなすアーム61と、アーム61の上下両端部に設けられた施療子62と、により構成されており、マッサージモータM1,M2の駆動により左右の施療子62が近接離反する揉みマッサージ、及び左右の施療子62が交互に使用者側へ進退する叩きマッサージを行わせることができる。
また、マッサージユニット8は、昇降モータM3の駆動により身長方向に沿って上方または下方へ移動して、身体に対する位置を変更したり、ローリングマッサージを行わせたりすることができる。背フレーム3aには、身長方向に延設された左右で対をなすガイドレール18が設けられており、マッサージユニット8はガイドレール18に沿って移動する。マッサージユニット8が身長方向に移動可能であるため、使用者の首から腰の間を施療子62でマッサージすることができる。
図10に示すとおり、マッサージユニット8は、ベースフレーム60aと、ベースフレーム60aに支持された可動フレーム60bと、を有している。ベースフレーム60aは、その左右両側においてガイドレール18に嵌合するガイドローラ63を有している。そして、ラックピニオン等よりなる昇降機構(図示せず)によって、身長方向に沿って移動することができる。可動フレーム60bは、左右方向の揺動軸64を介してベースフレーム60aに支持されている。ベースフレーム60aと可動フレーム60bの間には、エアセル等よりなる進退駆動部65が設けられている。進退駆動部65の駆動により、可動フレーム60bは揺動軸64を中心として前後方向に進退することができる。なお、可動フレーム60bを進退させる構造でなくてもよく、アーム61に進退駆動部65を設けてアーム61のみを進退させる構造であってもよい。
アーム61は、左右方向に延設された揉み軸66及び叩き軸67に連結されている。揉み軸66の左右両側には、傾斜軸部66bを有する傾斜カム66aが設けられており、この傾斜カム66aにアーム61が取り付けられている。左右の傾斜軸部66bは、正面視で略ハの字型となるように揉み軸66の軸心に対して傾斜している。叩き軸67の左右両側には、叩き軸67の軸心に対して偏心した偏心軸部67bを有する偏心カム67aが設けられており、この偏心カム67aにアーム61がコンロッド68を介して取り付けられている。
左右の偏心軸部67bは、叩き軸67の軸心に対する位相が互いに異なっており、具体的には180度だけ異なっている。揉み軸66及び叩き軸67は、それぞれマッサージモータM1,M2の駆動により回転する。施療子62は、揉み軸66の回転により揉みマッサージを行い、叩き軸67の回転により叩きマッサージを行う。なお、施療子62が設けられたアーム61、揉み軸66、及び叩き軸67は、可動フレーム60bに支持されている。従って、施療子62は、可動フレーム60bの移動を介して使用者に対して進退可能である。
アーム61は、前後方向に揺動自在であり、上側の施療子62が前方へ突出するようにバネ等よりなる付勢手段(図示せず)により付勢されている。また、マッサージユニット8は、使用者の身体情報を検出するセンサ69を有している。このセンサ69は、アーム61が所定の揺動位置となったことを検出することで身体情報を得ることができる。
具体的に説明すると、マッサージユニット8を身長方向に沿って上昇させる過程で、上側の施療子62が肩の上方に到達すると、施療子62に作用する負荷が解除されて、アーム61が前方へ揺動して所定の揺動位置となる。アーム61が所定の揺動位置となったことをセンサ69が検出し、その際のマッサージユニット8の上下位置に基づいて肩の位置を検出する。肩の位置を基準として、その他の部位(首、背中、腰等)の位置を計算により求める。検出された身体情報は記憶部50に記憶される。
[側壁部の構成]
図1〜図3に示すとおり、背フレーム3a(背凭れ部3)の左右両側には、使用者の肩または上腕の外側面に対向して設けられた側壁部7が設けられている。この側壁部7は、背凭れ部3の側方において前方へ立設されている。そして、側壁部7の内側面には、肩または上腕の外側面をマッサージする肩側マッサージ部a2が設けられている。肩側マッサージ部a2は、空気の給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。
[枕部の構成]
図1〜図3に示すとおり、背凭れ部3の上部前面には、使用者の頭及び/または首を支持する枕部5が設けられている。枕部5の前面には、頭及び/または首の背面に対向して設けられた左右で対をなす頭部マッサージ部a1が設けられている。頭部マッサージ部a1は、空気の給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。
[肘掛部の構成]
図1〜図3、図11に示すとおり、座部2の左右両側には、使用者の手先と前腕を支持する肘掛部6が設けられている。肘掛部6は、使用者の手先と前腕を載置する載置面6aと、載置面の側部から上方に向かって突出する外壁6bと、載置面6aに対向するように外壁6bから内側方に向かって突出する上壁6cと、からなるコの字状に形成されている。肘掛部6の手先と前腕の上下方向には、腕マッサージ部a3が複数設けられている。腕マッサージ部a3は、空気の給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。
腕マッサージ部a3の上部には、後述するマッサージ体70が位置するように設けられていてもよい。また、マッサージ体70の数は、1つでも複数でもよい。なお、肘掛部6にマッサージ体70を設ける場合には、外壁6b内に駆動部73を配置すればよい。そうすることで、使用者の腕部を側方から押圧部81で押圧することができ、使用者の腕部の背面(載置面と対向する面)をマッサージ体70でマッサージすることができる。
[フットレスト部の構成]
図1〜図3に示すとおり、フットレスト部4は、使用者の下肢(下腿と足部)を支持する。なお、下腿とは、具体的には、脹脛のことを指している。
フットレスト部4は、使用者の下腿を支持する左右一対の脹脛ユニット40と、使用者の足部を支持する左右一対の足先ユニット41と、で構成されている。
[脹脛ユニットの構成]
図1〜図3に示すとおり、脹脛ユニット40は、使用者の下腿の背面に対向して設けられた底壁40aと、底壁40aの左右両端から前方に向かって立設された側壁40bと、底壁40aの左右中央から前方に向かって立設された中央壁40cと、から構成されている。
側壁40bの内側面には、下腿の外側面をマッサージする脚マッサージ部a6が設けられている。中央壁40cの両外側面には、下腿の内側面をマッサージする脚マッサージ部a6が設けられている。脚マッサージ部a6は、空気の給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。
なお、脹脛ユニット40に、後述するマッサージ体70を設けてもよい。脹脛ユニット40に設ける場合には、側壁40b内に駆動部73を配置すればよく、中央壁40c内に駆動部73を配置してもよい。そうすることで、使用者の下腿を側方から押圧部81で押圧することができ、使用者の下腿の背面(底壁40aと対向する面)をマッサージ体70でマッサージすることができる。
なお、底壁40aに使用者の下腿を背面からマッサージする脚マッサージ部(図示せず)を設けてもよい。そうすることで、使用下腿の背面(底壁40aと対向する面)を脚マッサージ部(図示せず)でマッサージすることができる。
また、底壁40aに脚マッサージ部(図示せず)を設け、脚マッサージ部(図示せず)の上部(前方)に、後述するマッサージ体70を位置するように設けてもよい。マッサージ体70の数は、1つでも複数でもよい。そうすることで、使用者の下腿の背面(底壁40aと対向する面)をマッサージ体70でマッサージすることができる。
[足先ユニットの構成]
図1〜図3、図13に示すとおり、足先ユニット41は、使用者の足裏を置く底壁41aと、底壁41aの左右両端から上方に向かって立設された側壁41bと、底壁41aの左右中央から上方に向かって立設された中央壁41cと、底壁41aの後部から上方へ立設された足部の背面(踵付近)に対向する後壁41dと、を有している。各壁41a〜41dより上方及び前方が開口した凹部42が形成されており、凹部42に足部を収容できるようになっている。
中央壁41cの両外側面には、足の内側面をマッサージする足マッサージ部a7が設けられている。また、側壁41bの内側面には、足の外側面をマッサージする足マッサージ部a7が設けられている。底壁41aには、足裏をマッサージする足裏マッサージ部a8が設けられている。足裏マッサージ部a8の上部には、後述するマッサージ体70が位置するように設けられている。具体的には、側壁41bの内部にマッサージ体70の駆動部73が配置されている。なお、中央壁41cの内部に配置してもよい。また、マッサージ体70の数は、1つでも複数でもよい。
足マッサージ部a7と足裏マッサージ部a8は、空気の給排気により膨張収縮するエアセル20により構成されている。
そうすることで、使用者の足部を足マッサージ部a7により側方からマッサージすることができ、使用者の足裏を足裏マッサージ部a8とマッサージ体70でマッサージすることができる。なお、足マッサージ部a7はマッサージ体70を構成する押圧部81と兼用している。
[マッサージ体の構成]
本実施形態では、マッサージ体70を足先ユニット41に設けた場合について、図12〜図14に基づいて説明する。
図12〜図14に示すとおり、足先ユニット41に設けられたマッサージ体70は、使用者の身体の下面(この場合は足裏)を施療する施療子71を有しており、施療子71は使用者の身体の下面に対して略直交する方向に突出した形状をしている。施療子71は、アーム部72に支持されており、アーム部72は側壁41b内に設けられた駆動部73に連結部82を介して連結されている。
駆動部73は、モータ74であり、モータ74の回転軸中心に対して偏心させる偏心部75と、アーム部72の動作を規制する規制手段76を有している。偏心部75は、偏心カム75aとベアリング75bを有し、連結部82は、ベアリング75bを介して偏心カム75aに連結されている。この規制手段76によって、アーム部72に支持された施療子71は楕円軌道を描くように移動する。
図14に示す通り、アーム部72は、揺動軸79を有し、使用者の身体の下面に略直交する方向に揺動可能に支持されている。底壁41aには足裏マッサージ部a8が設けられており、この足裏マッサージ部a8によって、アーム部72を押し上げることで、施療子71を使用者の身体の下面(足裏)に近接させることができる。つまり、足裏マッサージ部a8の膨張量に応じて施療子71を押し上げる量を調整することができる。
足先ユニット41は、使用者の足を上方または側方から押圧する押圧部81(足マッサージ部a7)を有する。押圧部81(足マッサージ部a7)は、駆動部73による施療子71の移動に追従する連結部82によって、駆動部73に連結されている。
具体的には、駆動部73の上下にそれぞれ連結部82が設けられている。上側の連結部82に押圧部81(足マッサージ部a7)が設けられており、下側の連結部82にアーム部72が設けられている。
さらに、上下の連結部82には、それぞれ規制手段76が設けられている。規制手段76は、連結軸85によって連結されている。そのため、上下で同様の軌道を描くことができる。この上下に設けられた連結部82によって、押圧部81(足マッサージ部a7)は、施療子71の移動に追従することが可能である。
押圧部81(足マッサージ部a7)によって使用者の足を側方から押圧することで、底壁41aに設けられた足裏マッサージ部a8を膨張させ、施療子71を押し上げて使用者の身体の下面(足裏)をマッサージする際に、被施療部(部位)が持ち上げられて力が逃げてしまうことを防止することができる。つまり、使用者の身体の下面(足裏)を施療子71に押しつけることができるので、より体感を強めることができる。なお、押圧部81(足マッサージ部a7)は、足の外側面をマッサージする足マッサージ部a7として利用してもよい。
なお、本実施例においては、押圧部81(足マッサージ部a7)を、連結部82によって駆動部73による施療子71の移動に追従するように構成した場合について説明したが、押圧部81(足マッサージ部a7)は側壁41bに固定されていてもよい。押圧部81(足マッサージ部a7)を側壁41bに固定する場合は、駆動部73の上側の連結部82と上側の規制手段76を外せばよい。そうすることで、駆動部73の下側の連結部82と下側の規制手段76により、施療子71のみを楕円軌道を描くように移動させることができる。
[身体情報取得部の構成]
身体情報取得部30について説明する。身体情報取得部30は、使用者の身体情報を取得する測定ユニット(図示せず)である。測定ユニット(図示せず)は、例えば、体重計や血圧計、脈拍計などである。これらの測定ユニット(図示せず)は、通信機能を備えており、通信機能を介して測定した結果をマッサージ機1へ送信することができる。
身体情報取得部30は、使用者の身体状態に関する複数の身体状態のうち少なくとも1種を測定する。身体情報は、例えば、使用者の体重、血圧、脈拍数、体温、発汗量、血糖値、体脂肪率、水分量、筋肉量、骨量、基礎代謝量、BMI、肥満度、歩数、歩行距離、消費カロリー、および睡眠状態などである。
なお、身体情報は使用者自身が入力してもよい。この場合、例えば、コントローラ10を操作して身体情報(例えば、身長)を入力し、制御部9の記憶部50に記憶させることができる。
[制御部の構成]
制御部9がエアポンプ13aとバルブ13bからなる給排気装置13を制御する方法について説明する。制御部9は、エアポンプ13aの駆動周波数を変更することができる。エアポンプ13aの駆動周波数を変更することでエアセル20に出力する空気圧を変更することができる。
例えば、エアポンプ13aの駆動周波数を上昇(40Hzから70Hzに)させることで、エアポンプ13a内に設けられたダイアフラム112と振動子117(図5、図6参照)の動作周期を速くすることができる。そうすることで、エアポンプ13aから送り出される空気の空気圧を高い状態(例えば、20Kpaから40Kpaに)で送り出すことができるようになる。空気圧を高い状態で送り出すことにより、エアセル20の膨張量がおおきくなる。つまり、図9(a)に示す状態から図9(b)に示す状態となる。図9(b)の状態となることで、エアセル20が膨張可能な最大膨張量まで膨張することができるようになり、エアセル20が使用者から受ける負荷に打ち勝つことができ、体感を強くすることができる。
また、制御部9は、エアポンプ13aの駆動周波数を変更することでエアセル20に出力する単位時間あたりの空気の給気流量を変更することもできる。例えば、エアポンプ13aの駆動周波数を上昇(40Hzから70Hzに)させることで、単位時間あたりの空気の給気流量を3立方センチメートル/秒から1立方センチメートル/秒に変更する。そうすることで、エアセル20が膨脹する速度を遅くすることができる。
また、エアポンプ13aの駆動周波数を変更する方法として、身体情報取得部30で取得した使用者の身体情報に基づいて変更する方法もある。
例えば、使用者が身長170cm、体重45kgの人の場合、身体情報取得部30(例えば、コントローラ10で入力した身長と体重計で測定した体重)により、取得した使用者の身体情報から、痩せ型であると判別し、エアポンプ13aの駆動周波数を変更(60Hzから40Hzに)する。駆動周波数を変更することで空気圧を変更し、使用者へ与える負荷を小さくすることができ、使用者の体格に合ったマッサージをすることができる。また、使用者が身長170cm、体重90kgの人の場合、身体情報取得部30(例えば、コントローラ10で入力した身長と体重計で測定した体重)により、取得した使用者の身体情報から、肥満型であると判別し、エアポンプ13aの駆動周波数を変更(60Hzから75Hzに)する。駆動周波数を変更することで空気圧を変更し、使用者へ与える負荷を大きくすることができ、使用者の体格に合ったマッサージをすることができる。
また、駆動周波数を変更することで単位時間あたりの空気の給気流量を変更してもよい。例えば、使用者が身長170cm、体重45kgの人の場合、身体情報取得部30(例えば、コントローラ10で入力した身長と体重計で測定した体重)により、取得した使用者の身体情報から、痩せ型であると判別し、エアポンプ13aの駆動周波数を変更(60Hzから40Hzに)する。駆動周波数を変更することで単位時間あたりの空気の給気流量を増加させ、エアセル20が膨脹する速度を速くする。そうすることで、エアセル20による押圧時の速度を速くし、使用者への体感を変更しつつ、使用者の体格に合ったマッサージをすることができる。
また、使用者が身長170cm、体重90kgの人の場合、身体情報取得部30(例えば、コントローラ10で入力した身長と体重計で測定した体重)により、取得した使用者の身体情報から、肥満型であると判別し、エアポンプ13aの駆動周波数を変更(60Hzから75Hzに)する。駆動周波数を変更することで単位時間あたりの空気の給気流量を減少させ、エアセル20が膨脹する速度を遅くする。そうすることで、エアセル20による押圧時の速度を遅くし、使用者への体感を変更しつつ、使用者の体格に合ったマッサージをすることができる。
なお、エアポンプ13aの駆動周波数の変更については、上述のものには限られない。痩せ型の使用者の場合に駆動周波数を上昇させるように変更してもよく、肥満型の使用者の場合に駆動周波数を下降させるように変更してもよい。
このように、身体情報取得部30で取得した使用者の身体情報に基づいてエアポンプ13aの駆動周波数を変更することにより、使用者の体格に合ったマッサージをすることができる。
また、エアポンプ13aの駆動周波数を変更する方法として、背凭れ部3の座部2に対するリクライニング角度に応じて変更する方法もある。
例えば、背凭れ部3の座部2に対するリクライニング角度が小さい場合(起立姿勢に近い状態)は、背凭れ部3が受ける使用者からの荷重は小さくなるため、背凭れ部3に設けられた腰マッサージ部a4に対して、エアポンプ13aの駆動周波数を上昇(60Hzから70Hzに)させることで空気圧を変更し、腰マッサージ部a4をより使用者に当接させ、体感をより強くすることができる。また、背凭れ部3の座部2に対するリクライニング角度が大きい場合(リクライニング姿勢に近い状態)は、背凭れ部3が受ける使用者からの荷重は大きくなるため、背凭れ部3に設けられた腰マッサージ部a4に対して、エアポンプ13aの駆動周波数を下降(60Hzから40Hzに)させることで空気圧を変更し、腰マッサージ部a4が使用者に当接するのを抑制し、体感をより弱くすることができる。
また、駆動周波数を変更することで単位時間あたりの空気の給気流量を変更してもよい。 例えば、背凭れ部3の座部2に対するリクライニング角度が小さい場合(起立姿勢に近い状態)は、背凭れ部3が受ける使用者からの荷重は小さくなるため、背凭れ部3に設けられた腰マッサージ部a4に対して、エアポンプ13aの駆動周波数を上昇(60Hzから70Hzに)させることで単位時間あたりの空気の給気流量を減少させ、腰マッサージ部a4が使用者に当接するまでの時間を長くすることができ、エアセル20による押圧時の速度を遅くすることで使用者への体感を変更することができる。
また、背凭れ部3の座部2に対するリクライニング角度が大きい場合(リクライニング姿勢に近い状態)は、背凭れ部3が受ける使用者からの荷重は大きくなるため、背凭れ部3に設けられた腰マッサージ部a4に対して、エアポンプ13aの駆動周波数を下降(60Hzから40Hzに)させることで単位時間あたりの空気の給気流量を増加させ、腰マッサージ部a4が使用者に当接するまでの時間を短くし、エアセル20による押圧時の速度を速くすることで使用者への体感を変更することができる。
なお、エアポンプ13aの駆動周波数の変更については、上述のものには限られない。背凭れ部3の座部2に対するリクライニング角度が小さい場合にエアポンプ13aの駆動周波数を下降させるように変更してもよく、背凭れ部3の座部2に対するリクライニング角度が大きい場合にエアポンプ13aの駆動周波数を上昇させるように変更してもよい。
このように、背凭れ部3の座部2に対するリクライニング角度に応じてエアポンプ13aの駆動周波数を変更することにより、リクライニング角度に応じてエアセル20に出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することができる。
また、エアポンプ13aの駆動周波数を変更する方法として、フットレスト部4の座部2に対する揺動角度に応じて変更する方法もある。
例えば、フットレスト部4の座部2に対する揺動角度が小さい場合(垂下姿勢に近い状態)は、フットレスト部4が受ける使用者からの荷重は小さくなるため、エアポンプ13aの駆動周波数を上昇(60Hzから70Hzに)させることで空気圧を変更し、エアセル20をより使用者に当接させ、体感をより強くすることができる。また、フットレスト部4の座部2に対する揺動角度が大きい場合(上昇姿勢に近い状態)は、フットレスト部4が受ける使用者からの荷重は大きくなるため、エアポンプ13aの駆動周波数を下降(60Hzから40Hzに)させることで空気圧を変更し、エアセル20が使用者に当接するのを抑制し、体感をより弱くすることができる。
また、駆動周波数を変更することで単位時間あたりの空気の給気流量を変更してもよい。例えば、フットレスト部4の座部2に対する揺動角度が小さい場合(垂下姿勢に近い状態)は、フットレスト部4が受ける使用者からの荷重は小さくなるため、エアポンプ13aの駆動周波数を上昇(60Hzから70Hzに)させることで単位時間あたりの空気の給気流量を減少させ、エアセル20が使用者に当接するまでの時間を長くすることができ、エアセル20による押圧時の速度を遅くすることで使用者への体感を変更することができる。
また、フットレスト部4の座部2に対する揺動角度が大きい場合(上昇姿勢に近い状態)は、フットレスト部4が受ける使用者からの荷重は大きくなるため、エアポンプ13aの駆動周波数を下降(60Hzから40Hzに)させることで単位時間あたりの空気の給気流量を増加させ、エアセル20が使用者に当接するまでの時間を短くし、エアセル20による押圧時の速度を速くすることで使用者への体感を変更することができる。
なお、エアポンプ13aの駆動周波数の変更については、上述のものには限られない。フットレスト部4の座部2に対する揺動角度が小さい場合にエアポンプ13aの駆動周波数を下降させるように変更してもよく、背凭れ部3の座部2に対するリクライニング角度が大きい場合にエアポンプ13aの駆動周波数を上昇させるように変更してもよい。
このように、フットレスト部4の座部2に対する揺動角度に応じてエアポンプ13aの駆動周波数を変更することにより、揺動角度に応じてエアセル20に出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することができる。
また、エアポンプ13aの駆動周波数を変更する方法として、マッサージ機1が有するマッサージコースの一連の動作において変更する方法もある。
図14は、本実施形態における動作パターンを示すフロー図である。図15は、本実施形態における動作パターンを示すフロー図である。図14、図15に基づいて、マッサージ機1が有するマッサージコースの一連の動作においてエアポンプ13aの駆動周波数を変更する方法について説明する。
なお、動作パターンは一例であり、マッサージコースの一連の動作においてエアポンプ13aの駆動周波数を変更するものであればよく、駆動周波数を変更するタイミングは問わない。
また、マッサージユニット8やエアセル20の動作についてもこの限りではなく、エアポンプ13aの駆動周波数を変更するタイミングと組み合わせたマッサージコースであればよい。
[動作パターン1]
図15は動作パターン1を説明するフロー図である。動作パターン1は、ダイアフラム式のエアポンプ13aの駆動周波数を変更することで、エアセル20に出力する空気圧を変更する場合について説明する。エアセル20に出力する単位時間あたりの空気の給気流量を変更する場合についての説明は、「空気圧」を「単位時間あたりの空気の給気流量」と読み替えることとする。
なお、エアポンプ13aについては、ダイアフラム式のような容積式ポンプ(モータ―ポンプを含む)であればどのようなポンプであってもよい。また、エアセル20に出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することができる制御であれば、制御の方法は問わない。
使用者は、マッサージ機1の電源をONにした後、任意のマッサージコースを選択し、マッサージコースを開始する(STEP1)。マッサージコースが開始されると、マッサージユニット8が上昇を開始し、使用者の肩位置を検出する(STEP2)。肩位置検出後、マッサージ動作を開始する(STEP3)。まず、背凭れ部3をリクライニング姿勢にするとともにフットレスト部4を上昇姿勢にする(STEP4)。そうすることで、使用者の荷重を背凭れ部3と座部2とフットレスト部4とに分散させることができる。
その後、エアポンプ13aを駆動し、左右両側の臀部マッサージ部a5を膨張させる(STEP5)。
なお、左右両側の臀部マッサージ部a5の膨張収縮は複数回繰り返してもよく、その場合には、エアポンプ13aの駆動周波数を変更するように制御してもよい。例えば、1回目のエアポンプ13aの駆動周波数を40Hzとし、2回目以降のエアポンプ13aの駆動周波数を60Hzとする。
そうすることで、使用者に対して、急に強い力で刺激を与えることなく段階的に使用者の臀部を押し上げることによる使用者の身体の反らしをすることができる。
その後、フットレスト部4の脚マッサージ部a6を膨張させるとともに、フットレスト部4を下降させる(STEP6)。なお、膨張させる際のエアポンプ13aの駆動周波数は70Hzとする。そうすることで、脚部をしっかりと保持した状態でフットレスト部4を下降させることができるため、大腿部まで伸ばすストレッチをすることができる。続いて、左右両側の臀部マッサージ部a5を収縮させるとともに左右両側の腰マッサージ部a4を膨脹させながら背凭れ部3のリクライニングを起こす(STEP7)。なお、膨張させる際のエアポンプ13aの駆動周波数は50Hzとする。
背凭れ部3のリクライニングが起き上がると、フットレスト部4の脚マッサージ部a6を収縮させる(STEP8)。なお、背凭れ部3のリクライニング角度によって背凭れ部3が受ける使用者からの荷重は変わるため、リクライニング角度が小さい場合は、エアポンプ13aの駆動周波数を40Hzとし、リクライニング角度が大きい場合は、60Hz としてもよい。
その後、マッサージ体70を移動し、使用者の足裏の湧泉付近に位置させた状態でフットレスト部4の足マッサージ部a7と足裏マッサージ部a8を膨張させる(STEP9)。なお、膨張させる際のエアポンプ13aの駆動周波数は70Hzとする。
そうすることで、使用者の足を足マッサージ部a7で上方又は側方から保持することができ、足がフットレスト部4から逃げてしまうのを防ぐことができる。そして、その状態で足裏マッサージ部a8を膨張させることでマッサージ体70を足裏の湧泉付近にしっかりと当接させた状態でマッサージすることができる。
所定時間膨張状態を保持した後、足マッサージ部a7と足裏マッサージ部a8を収縮させる(STEP10)。そして、マッサージコースを終了する(STEP11)。
なお、STEP9とSTEP10を所定時間繰り返すように構成してもよい。
このように、同一の使用者であっても被施療部(部位)によってエアポンプ13aの駆動周波数を変更し、エアセルに出力する空気圧を変更することで、被施療部(部位)にあった強さでマッサージすることができる。また、単位時間あたりの空気の給気流量を変更することで、例えば、同一の使用者であっても体感を異ならせることができる。
[動作パターン2]
図16は動作パターン2を説明するフロー図である。動作パターン2は、ダイアフラム式のエアポンプ13aの駆動周波数を変更することで、エアセル20に出力する空気圧を変更する場合について説明する。エアセル20に出力する単位時間あたりの空気の給気流量を変更する場合についての説明は、「空気圧」を「単位時間あたりの空気の給気流量」と読み替えることとする。
なお、エアポンプ13aについては、ダイアフラム式のような容積式ポンプ(モータ―ポンプを含む)であればどのようなポンプであってもよい。また、エアセル20に出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することができる制御であれば、制御の方法は問わない。
使用者は、マッサージ機1の電源をONにした後、身体情報を入力する(STEP1)。その後、任意のマッサージコースを選択しマッサージコースを開始する(STEP2)。マッサージコースが開始されると、マッサージユニット8が上昇を開始し、使用者の肩位置を検出する(STEP3)。肩位置検出後、マッサージ動作を開始する(STEP4)。
使用者A(身長170cm、体重45kg)の場合について説明する。使用者Aは女性である。
まず、エアポンプ13aを駆動し、背凭れ部3に設けられた腰マッサージ部a4を膨張させるとともに背凭れ部3をリクライニング姿勢にする(STEP5A)。なお、膨張させる際のエアポンプ13aの駆動周波数は60Hzとする。
そうすることで、使用者の上半身を伸ばしながら腰を反らすことができる。
その後、腰マッサージ部a4を収縮させるとともに背凭れ部3を起立姿勢にする(STEP6A)。そして、再び、エアポンプ13aを駆動し、背凭れ部3にある腰マッサージ部a4を膨張させるとともに背凭れ部3をリクライニング姿勢にする(STEP7A)。なお、膨張させる際のエアポンプ13aの駆動周波数は80Hzとする。
そうすることで、使用者の腰を段階的に反らすことができる。その後、腰マッサージ部a4を収縮させるとともに背凭れ部3を起立姿勢にする(STEP8A)。そして、マッサージコースを終了する(STEP9)。
なお、STEP5A〜STEP8Aを所定時間繰り返すように構成してもよい。
使用者B(身長170cm、体重90kg)の場合について説明する。使用者Aは男性である。
まず、エアポンプ13aを駆動し、背凭れ部3に設けられた腰マッサージ部a4を膨張させるとともに背凭れ部3をリクライニング姿勢にする(STEP5B)。なお、膨張させる際のエアポンプ13aの駆動周波数は70Hzとする。
そうすることで、使用者の上半身を伸ばしながら腰を反らすことができる。
その後、腰マッサージ部a4を収縮させるとともに背凭れ部3を起立姿勢にする(STEP6B)。そして、再び、エアポンプ13aを駆動し、背凭れ部3にある腰マッサージ部a4を膨張させるとともに背凭れ部3をリクライニング姿勢にする(STEP7B)。なお、膨張させる際のエアポンプ13aの駆動周波数は90Hzとする。
そうすることで、使用者の腰を段階的に反らすことができる。その後、腰マッサージ部a4を収縮させるとともに背凭れ部3を起立姿勢にする(STEP8B)。そして、マッサージコースを終了する(STEP9)。
なお、STEP5B〜STEP8Bを所定時間繰り返すように構成してもよい。
このように、使用者の身体情報に基づいてエアポンプ13aの駆動周波数を変更し、エアセルに出力する空気圧を変更することで、体格の異なる使用者(例えば、男性、女性)が同一のマッサージ機を使用する場合であっても、体格差に対応したマッサージをすることができる。
また、単位時間あたりの空気の給気流量を変更することで、例えば、同一の使用者であってもエアセル20による押圧時の速度を変えることで体感を異ならせることができる。
なお、制御部9によりエアポンプ13aを制御する方法は、上述のものには限られない。例えば、マッサージ動作の強弱設定によって駆動周波数を変更するようにしてもよい。一例としては、強弱設定が弱の場合は駆動周波数を40Hzにし、中の場合は駆動周波数を60Hzにし、強の場合は駆動周波数を70Hzにするというものである。なお、一例であり、駆動周波数は弱、中、強で異なっていればよい
また、PWM制御によりエアポンプ13aを制御してもよい。さらに、これらの制御方法を組み合わせたものであってもよい。
そうすることで、エアセル20の制御をより細やかにすることができる。
本発明は、エアポンプを制御することで複数のエアセルのうち特定のエアセルに出力する空気圧を変更することができるマッサージ機に適用することができる。
2〜7 身体支持部
9 制御部
13a エアポンプ
13b バルブ
20 エアセル

Claims (8)

  1. 使用者の身体を支持する身体支持部と、
    前記身体支持部に設けられた空気の給排により膨張収縮する複数のエアセルと、
    前記複数のエアセルに空気を供給するためのエアポンプと、
    前記複数のエアセルと前記エアポンプとの間に設けられ前記エアポンプから出力される空気の給排を分配するためのバルブと、
    少なくとも前記エアポンプと前記バルブを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記エアポンプを制御することで前記複数のエアセルのうち特定のエアセルに出力する空気圧を変更することを特徴とするマッサージ機。
  2. 使用者の身体を支持する身体支持部と、
    前記身体支持部に設けられた空気の給排により膨張収縮するエアセルと、
    前記エアセルに空気を供給するためのエアポンプと、
    前記エアセルと前記エアポンプとの間に設けられ前記エアポンプから出力される空気の給排を分配するためのバルブと、
    少なくとも前記エアポンプと前記バルブを制御する制御部と、
    前記使用者の身体情報を取得する身体情報取得部と、を備え、
    前記制御部は、前記身体情報取得部で取得した前記使用者の身体情報に基づき、前記エアポンプを制御することで前記エアセルに出力する空気圧を変更することを特徴とするマッサージ機。
  3. 前記制御部は、前記エアポンプを制御することで前記エアセルに出力する単位時間あたりの空気の給気流量を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ機。
  4. 前記制御部は、マッサージ機が有するマッサージコースの一連の動作において、前記エアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のマッサージ機。
  5. 前記身体支持部は、使用者が着座する座部、使用者の上半身を支持する背凭れ部、使用者の腕部を支持する肘掛部、使用者の下肢を支持するフットレスト部のうち、少なくとも1つを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のマッサージ機。
  6. 前記背凭れ部は、前記座部に対してリクライニング自在に構成されており、
    前記制御部は、前記背凭れ部の前記座部に対するリクライニング角度に応じて前記エアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することを特徴とする請求項5に記載のマッサージ機。
  7. 前記フットレスト部は、前記座部に対して揺動自在に構成されており、
    前記制御部は、前記フットレスト部の前記座部に対する揺動角度に応じて前記エアセルに出力する空気圧及び/又は単位時間あたりの空気の給気流量を変更することを特徴とする請求項4又は5に記載のマッサージ機。
  8. 前記フットレスト部は、使用者の脹脛を支持する脹脛ユニットと使用者の足先を支持する足先ユニットと、で構成されており、
    前記エアセルは、前記脹脛ユニット又は前記足先ユニットのうち少なくとも1つに設けられていることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載のマッサージ機。
JP2019131651A 2019-07-17 2019-07-17 マッサージ機 Pending JP2021016409A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019131651A JP2021016409A (ja) 2019-07-17 2019-07-17 マッサージ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019131651A JP2021016409A (ja) 2019-07-17 2019-07-17 マッサージ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021016409A true JP2021016409A (ja) 2021-02-15

Family

ID=74563270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019131651A Pending JP2021016409A (ja) 2019-07-17 2019-07-17 マッサージ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021016409A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023022557A1 (ko) * 2021-08-20 2023-02-23 주식회사 세라젬 에어 마사지 장치
KR20230027913A (ko) 2021-08-20 2023-02-28 주식회사 세라젬 에어 마사지 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015027405A (ja) * 2013-07-31 2015-02-12 ファミリーイナダ株式会社 マッサージ機
JP2016188058A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 アイシン精機株式会社 シート装置
JP2017221251A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 株式会社フジ医療器 マッサージ機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015027405A (ja) * 2013-07-31 2015-02-12 ファミリーイナダ株式会社 マッサージ機
JP2016188058A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 アイシン精機株式会社 シート装置
JP2017221251A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 株式会社フジ医療器 マッサージ機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023022557A1 (ko) * 2021-08-20 2023-02-23 주식회사 세라젬 에어 마사지 장치
KR20230027913A (ko) 2021-08-20 2023-02-28 주식회사 세라젬 에어 마사지 장치
KR20230027908A (ko) 2021-08-20 2023-02-28 주식회사 세라젬 에어 마사지 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5394020B2 (ja) 椅子型マッサージ機
JP5449762B2 (ja) 椅子型マッサージ機
US10849819B2 (en) System and method for body stretching by massage chair
CN113207281B (zh) 椅子型按摩机
JP2016209204A (ja) エアマッサージ装置
JP2021016409A (ja) マッサージ機
JP2021121314A (ja) 椅子式マッサージ機
JP4925447B2 (ja) マッサージ機
JP2008000225A (ja) 施療機
WO2016199461A1 (ja) マッサージ機
JP2004215938A (ja) 椅子型マッサージ装置
JP4638707B2 (ja) 施療装置及び椅子式マッサージ機
JP7282353B2 (ja) マッサージ機
JP4078676B2 (ja) 椅子型マッサージ装置
JP2014033917A (ja) マッサージ機
JP5542569B2 (ja) フットマッサージャー
JP5575732B2 (ja) 椅子式マッサージ機
JP7070889B2 (ja) マッサージ機
JP2020036716A (ja) マッサージ強度調整装置及びマッサージ機
JP2005152259A (ja) 椅子式マッサージ機
CN110856688A (zh) 按摩机
JP2007075310A (ja) マッサージ機
JP6503191B2 (ja) マッサージ機
JP2017051613A (ja) マッサージ機
JP7352280B2 (ja) マッサージ機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231222

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20240111

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20240222